JPH03210241A - X線ct用頭部保持具 - Google Patents
X線ct用頭部保持具Info
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- JPH03210241A JPH03210241A JP2003538A JP353890A JPH03210241A JP H03210241 A JPH03210241 A JP H03210241A JP 2003538 A JP2003538 A JP 2003538A JP 353890 A JP353890 A JP 353890A JP H03210241 A JPH03210241 A JP H03210241A
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- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 17
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、X1iCT装置に設けられる寝台の天板先端
にヘッドレストが取り付けられて成るX線CT用頭部保
持具に関する。
にヘッドレストが取り付けられて成るX線CT用頭部保
持具に関する。
(従来の技術)
従来、この種のX線CT用頭部保持具として、例えば第
6図に示すようなものがある。図においてこの頭部保持
具100は、不図示の寝台上部に設けられ被検体Pを載
置する天板101の先端部に金具102が固着され、被
検体Pの頭部を保持するためのヘッドレスト103の端
部に金具1゜4が固着され、ネジ105を金具102,
104に設けられたネジ穴(図示せず)にねじ込ませる
ことにより、ヘッドレスト103が天板101に取り付
けられている。天板101及びヘッドレスト103はX
線吸収が少ない部材から成る。第7図は頭部保持具10
0を第6図に示す矢印C方向から見た図である。
6図に示すようなものがある。図においてこの頭部保持
具100は、不図示の寝台上部に設けられ被検体Pを載
置する天板101の先端部に金具102が固着され、被
検体Pの頭部を保持するためのヘッドレスト103の端
部に金具1゜4が固着され、ネジ105を金具102,
104に設けられたネジ穴(図示せず)にねじ込ませる
ことにより、ヘッドレスト103が天板101に取り付
けられている。天板101及びヘッドレスト103はX
線吸収が少ない部材から成る。第7図は頭部保持具10
0を第6図に示す矢印C方向から見た図である。
X線CT装置により被検体Pの撮影を行う際には、被検
体Pを載置した天板101をXti[CT装置の架台(
図示せず)の撮影孔に挿入し、撮影孔内にて被検体Pに
X線が照射され、被検体Pを透過したX線が検出器によ
り検出される。検出器で得られた被検体PのX線吸収に
関するデータ(以下X線吸収データと称す)は電気信号
として情報処理部へ送られ、情報処理部で信号処理等の
前処理が行われ、画像再構成が行われた後、CRT等の
デイスプレィの画面上に被検体Pの所定断面の断層像が
表示される。
体Pを載置した天板101をXti[CT装置の架台(
図示せず)の撮影孔に挿入し、撮影孔内にて被検体Pに
X線が照射され、被検体Pを透過したX線が検出器によ
り検出される。検出器で得られた被検体PのX線吸収に
関するデータ(以下X線吸収データと称す)は電気信号
として情報処理部へ送られ、情報処理部で信号処理等の
前処理が行われ、画像再構成が行われた後、CRT等の
デイスプレィの画面上に被検体Pの所定断面の断層像が
表示される。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら上記した従来技術の場合には、被検体Pの
頭部に近い部位を撮影した場合に、誤って金具102,
104、ネジ105にX線が照射されるとこれらの連結
部材がX線を吸収するため、検出器で得られる被検体P
のX線吸収データの一部がその影響を受けて、アーチフ
ァクトを発生することがあった。上記連結部材をカーボ
ン等のX線吸収が小さい部材により形成してもある程度
のX線吸収があり、完全にアーチファクトの発生を防止
することはできなかった。
頭部に近い部位を撮影した場合に、誤って金具102,
104、ネジ105にX線が照射されるとこれらの連結
部材がX線を吸収するため、検出器で得られる被検体P
のX線吸収データの一部がその影響を受けて、アーチフ
ァクトを発生することがあった。上記連結部材をカーボ
ン等のX線吸収が小さい部材により形成してもある程度
のX線吸収があり、完全にアーチファクトの発生を防止
することはできなかった。
そのため、表示画像の画質が低下することが多いという
問題がある上に、撮影をやりな直さなければならないこ
とがあり、被検体(被検者)Pや操作者に与える負担が
大きくなるという欠点もあった。また、被検体Pの頚部
の撮影を行う際には、上記頭部保持具100を用いると
頚部と上記金属部材とが重なるため、表示画像では金属
部材により頚部の像が見えなくなる。従って、頚部の撮
影を行う場合には、ネジ105をはずしてヘッドレスト
103を頚部撮影用のヘッドレストと取り替える必要が
あり、取替作業が煩雑であり時間かがかるという欠点も
あった。
問題がある上に、撮影をやりな直さなければならないこ
とがあり、被検体(被検者)Pや操作者に与える負担が
大きくなるという欠点もあった。また、被検体Pの頚部
の撮影を行う際には、上記頭部保持具100を用いると
頚部と上記金属部材とが重なるため、表示画像では金属
部材により頚部の像が見えなくなる。従って、頚部の撮
影を行う場合には、ネジ105をはずしてヘッドレスト
103を頚部撮影用のヘッドレストと取り替える必要が
あり、取替作業が煩雑であり時間かがかるという欠点も
あった。
本発明は上記した従来技術の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、被検体の撮影時
にアーチファクトの発生を低減して、表示画像の画質低
下を防止し、被検体や操作者に与える負担を軽減するこ
とができるX線CT用頭部保持具を提供することにある
。
れたもので、その目的とするところは、被検体の撮影時
にアーチファクトの発生を低減して、表示画像の画質低
下を防止し、被検体や操作者に与える負担を軽減するこ
とができるX線CT用頭部保持具を提供することにある
。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本発明にあっては、被検体
を載置する天板に該被検体の頭部を保持するためのヘッ
ドレストが取り付けられて成るX線CT用頭部保持具に
おいて、 前記天板の先端部に突起部が形成され、前記ヘッドレス
トの端部に該突起部に嵌合する嵌合部が形成され、該嵌
合部が前記天板の突起部に嵌合することにより該ヘッド
レストが天板に掛止されて成ることを特徴とする。
を載置する天板に該被検体の頭部を保持するためのヘッ
ドレストが取り付けられて成るX線CT用頭部保持具に
おいて、 前記天板の先端部に突起部が形成され、前記ヘッドレス
トの端部に該突起部に嵌合する嵌合部が形成され、該嵌
合部が前記天板の突起部に嵌合することにより該ヘッド
レストが天板に掛止されて成ることを特徴とする。
上記天板とヘッドレストとの接触部分にファスナを設け
てもよい。また、天板とヘッドレストとの間隙を該天板
とヘッドレストの当接部からの距離に応じて変化させて
もよい。
てもよい。また、天板とヘッドレストとの間隙を該天板
とヘッドレストの当接部からの距離に応じて変化させて
もよい。
さらに、ヘッドレストの幅は被検体の頚部の幅よりきく
することが好ましい。
することが好ましい。
(作用)
上記構成を有する本発明のX線tcT用頭部保持具にお
いては、ヘッドレストの嵌合部を天板の突起部に嵌合さ
せることによりヘッドレストを天板に掛止するので、金
具やネジ等の連結部材を用いる必要がなく、さらにヘッ
ドレストの取付部分の厚さを薄くすることが可能なので
、被検体頚部または頚部近傍の部位を撮影する際に頭部
保持具のX線吸収が検出器で得られる被検体のX線吸収
データに与える影響は小さく、アーチファクトの発生が
低減される。そして、ヘッドレストの幅を被検体の頚部
の幅より大きくすることにより、頭部保持具のX線吸収
が被検体のX線吸収データに部分的に影響してアーチフ
ァクトが発生することが防止される。
いては、ヘッドレストの嵌合部を天板の突起部に嵌合さ
せることによりヘッドレストを天板に掛止するので、金
具やネジ等の連結部材を用いる必要がなく、さらにヘッ
ドレストの取付部分の厚さを薄くすることが可能なので
、被検体頚部または頚部近傍の部位を撮影する際に頭部
保持具のX線吸収が検出器で得られる被検体のX線吸収
データに与える影響は小さく、アーチファクトの発生が
低減される。そして、ヘッドレストの幅を被検体の頚部
の幅より大きくすることにより、頭部保持具のX線吸収
が被検体のX線吸収データに部分的に影響してアーチフ
ァクトが発生することが防止される。
また、天板とヘッドレストとの接触部分にファスナを設
けることにより、確実にヘッドレストを天板に固定して
安定させることができる。
けることにより、確実にヘッドレストを天板に固定して
安定させることができる。
さらに、天板とヘッドレストとの間隙を両者の当接部か
らの距離に応じて変化させることにより、ヘッドレスト
の天板に対する接触部はある程度の自由度を有するので
、へ・ノドレストのガタを天板との間隙で吸収すること
ができ、被検体撮影時の被検体の振動を低減すること力
くできる。
らの距離に応じて変化させることにより、ヘッドレスト
の天板に対する接触部はある程度の自由度を有するので
、へ・ノドレストのガタを天板との間隙で吸収すること
ができ、被検体撮影時の被検体の振動を低減すること力
くできる。
(実施例)
以下に、本発明の実施例を図に基ζ)で説明する。第1
図は)は本発明の一実施例のX !II CT rn頭
部保持具の構成を示す横規図、同図(υは同頭部保持具
を下から見た図、同図(C)は同頭部保持具を同図像)
に示す矢印入方向から見た図である。
図は)は本発明の一実施例のX !II CT rn頭
部保持具の構成を示す横規図、同図(υは同頭部保持具
を下から見た図、同図(C)は同頭部保持具を同図像)
に示す矢印入方向から見た図である。
図においてこの頭部保持具1は、概略不図示の寝台上に
設けられ被検体Pを載置するための天板2の先端部に、
被検体Pの頭部を保持するt二めのヘッドレスト3が取
り付けられて成る。天板2の先端部は突起部2aを有す
る段付形状1こ形成され、一方ヘッドレスト3の端部に
は突起部2alこ嵌合する嵌合部3Aが形成されている
。この嵌合部3Aは、ヘッドレスト3の幅方向(こおシ
する両端部(こ突出して設けられた2個の突起部3aと
、2個の突起部3aの間に設けられた端面3bとを有す
る。
設けられ被検体Pを載置するための天板2の先端部に、
被検体Pの頭部を保持するt二めのヘッドレスト3が取
り付けられて成る。天板2の先端部は突起部2aを有す
る段付形状1こ形成され、一方ヘッドレスト3の端部に
は突起部2alこ嵌合する嵌合部3Aが形成されている
。この嵌合部3Aは、ヘッドレスト3の幅方向(こおシ
する両端部(こ突出して設けられた2個の突起部3aと
、2個の突起部3aの間に設けられた端面3bとを有す
る。
また、嵌合部3Aには突起部3aから端面3bにかけて
段差が設けられており、突起部3aを天板の突起部2a
の下側に差し入れるとともζこ、天板の突起部2aの先
端部を端面3bの下側に差し込むことにより嵌合部3A
を突起部2alこ嵌合させ、ヘッドレスト3が天板2に
掛止される。天板の突起部2a及びヘッドレスト3の幅
は被検体Pの頚部の幅より大きくされて(Xる。
段差が設けられており、突起部3aを天板の突起部2a
の下側に差し入れるとともζこ、天板の突起部2aの先
端部を端面3bの下側に差し込むことにより嵌合部3A
を突起部2alこ嵌合させ、ヘッドレスト3が天板2に
掛止される。天板の突起部2a及びヘッドレスト3の幅
は被検体Pの頚部の幅より大きくされて(Xる。
天板2とヘッドレスト3との接触部である天板の突起部
2aの先端上面(被検体P載置側の面)及びヘッドレス
トの端面3bの下面に、第2図1こ示すファスナIOA
が設けられて0る。ファスナ10Aは突起部2aの先端
上面、端面3bの下面にオスのファスナ部材10 a
、 10 b カヘーソFレスト3の幅方向に沿って
接着されて成り、ファスナ部材10a、10bを噛み合
わせて嵌合することにより、ヘッドレスト3が天板2上
に固定される。天板の突起部2aの下面とへ・ノドレス
トの突起部3aとの接触部分にも同様のファスナIOB
が設けられている。尚、ファスナIOA、IOBはオス
のファスナ部材とメスのファスナ部材と力1ら成るもの
でもよい。
2aの先端上面(被検体P載置側の面)及びヘッドレス
トの端面3bの下面に、第2図1こ示すファスナIOA
が設けられて0る。ファスナ10Aは突起部2aの先端
上面、端面3bの下面にオスのファスナ部材10 a
、 10 b カヘーソFレスト3の幅方向に沿って
接着されて成り、ファスナ部材10a、10bを噛み合
わせて嵌合することにより、ヘッドレスト3が天板2上
に固定される。天板の突起部2aの下面とへ・ノドレス
トの突起部3aとの接触部分にも同様のファスナIOB
が設けられている。尚、ファスナIOA、IOBはオス
のファスナ部材とメスのファスナ部材と力1ら成るもの
でもよい。
また、ヘッドレストの端面3bは下側に凸の曲面に形成
されており、第2図に示すように、天板2とヘッドレス
ト3の当接部Bからの距離が大きくなるほど両者の間隙
dが大きくなるようにされている。それによってヘッド
レスト3の天板2に対する接触部分はある程度の自由度
を有し、またファスナ10の接着力はヘッドレスト3の
動きとは逆方向に働くので、ヘッドレスト3の剥離方向
(矢印a方向)の遊び(ガタ)が間隙dで吸収される。
されており、第2図に示すように、天板2とヘッドレス
ト3の当接部Bからの距離が大きくなるほど両者の間隙
dが大きくなるようにされている。それによってヘッド
レスト3の天板2に対する接触部分はある程度の自由度
を有し、またファスナ10の接着力はヘッドレスト3の
動きとは逆方向に働くので、ヘッドレスト3の剥離方向
(矢印a方向)の遊び(ガタ)が間隙dで吸収される。
XIICT装置により被検体Pの撮影を行う際には、被
検体Pを載置した天板2が架台(図示せずの撮影孔に挿
入され、第3図に示すように、撮影孔内でX線管11か
ら被検体PにX線が照射され被検体Pを透過したX線が
検出器12で検出される。検出器12で得られた被検体
PのX線吸収データは電気信号として情報処理部13に
送られ、前処理部14により信号処理等の前処理が施さ
れ画像構成部15により画像が再構成される。この再構
成画像を内容とする画像信号が情報処理部13からデイ
スプレィ16に送られ、デイスプレィ16の画面上に被
検体Pの所定断面の断層像が表示される。
検体Pを載置した天板2が架台(図示せずの撮影孔に挿
入され、第3図に示すように、撮影孔内でX線管11か
ら被検体PにX線が照射され被検体Pを透過したX線が
検出器12で検出される。検出器12で得られた被検体
PのX線吸収データは電気信号として情報処理部13に
送られ、前処理部14により信号処理等の前処理が施さ
れ画像構成部15により画像が再構成される。この再構
成画像を内容とする画像信号が情報処理部13からデイ
スプレィ16に送られ、デイスプレィ16の画面上に被
検体Pの所定断面の断層像が表示される。
上記実施例においては、金具やネジ等の連結部材ヲ用い
ずにヘッドレスト3を天板2に連結しCいる上に、天板
の突起部2a及びへ・ノドレスト3の幅は被検体Pの頚
部の幅より大きくされているので、被検体Pの頚部や頚
部近傍の部位を撮影する際に、ヘッドレスト3と天板2
との連結部分のX線吸収が被検体のX線吸収データに与
える影響は小さく、また部分的に影響することもなく、
アーチファクトの発生が低減される。従って、表示画像
の画質低下が防止され、撮影のやり直しをする必要がな
くなるので、被検体(被検者)Pや操作者に与える負担
が軽減され、へ・ノド1ノストを取り替えることなく頚
部の撮影を行うことができるので、ヘッドレストの取替
作業が不要となり操作が簡単になる。
ずにヘッドレスト3を天板2に連結しCいる上に、天板
の突起部2a及びへ・ノドレスト3の幅は被検体Pの頚
部の幅より大きくされているので、被検体Pの頚部や頚
部近傍の部位を撮影する際に、ヘッドレスト3と天板2
との連結部分のX線吸収が被検体のX線吸収データに与
える影響は小さく、また部分的に影響することもなく、
アーチファクトの発生が低減される。従って、表示画像
の画質低下が防止され、撮影のやり直しをする必要がな
くなるので、被検体(被検者)Pや操作者に与える負担
が軽減され、へ・ノド1ノストを取り替えることなく頚
部の撮影を行うことができるので、ヘッドレストの取替
作業が不要となり操作が簡単になる。
また、天板2とヘッドレスト3との接触部分にファスナ
IOA、IOBが設けられているので、ヘッドレスト3
は確実に天板2上に固定され、被検体Pを安定して保持
することができ、さらにヘッドレスト3のガタが間隙d
で吸収されるので、被検体P撮影時の被検体Pの動きや
振動が低減される。従って、表示画像の画質低下が防止
されるとともに、ヘッドレスト3のガタッキにより被検
体Pに与える不快感を低減することができる。
IOA、IOBが設けられているので、ヘッドレスト3
は確実に天板2上に固定され、被検体Pを安定して保持
することができ、さらにヘッドレスト3のガタが間隙d
で吸収されるので、被検体P撮影時の被検体Pの動きや
振動が低減される。従って、表示画像の画質低下が防止
されるとともに、ヘッドレスト3のガタッキにより被検
体Pに与える不快感を低減することができる。
第4図(a)は本発明の他の実施例のXI!ICT用頭
部保持具の構成を示す横視図、同図(ωは同頭部保持具
を同図(a)に示す矢印A方向から見た図である。
部保持具の構成を示す横視図、同図(ωは同頭部保持具
を同図(a)に示す矢印A方向から見た図である。
この頭部保持具20においても上記実施例と同様に、天
板22の先端部に突起部22aが形成され、ヘッドレス
ト23の端部には2個の突起部23aと2個の突起部2
3aの間に設けられた端面23bから成り突起部22a
に嵌合する嵌合部23Aが形成されている。しかし、こ
の実施例においては突起部22aの先端部に上方に沿っ
て突出した引掛部24が形成されており、ヘッドレスト
の突起部23gを天板22の突起部22aの両側の先端
面の下側に差し入れるとともに、ヘッドレストの先端面
23bを天板の引掛部24に引掛けながら天板の突起部
22aの上面に設置することにより、ヘッドレスト23
が天板22に掛止される。
板22の先端部に突起部22aが形成され、ヘッドレス
ト23の端部には2個の突起部23aと2個の突起部2
3aの間に設けられた端面23bから成り突起部22a
に嵌合する嵌合部23Aが形成されている。しかし、こ
の実施例においては突起部22aの先端部に上方に沿っ
て突出した引掛部24が形成されており、ヘッドレスト
の突起部23gを天板22の突起部22aの両側の先端
面の下側に差し入れるとともに、ヘッドレストの先端面
23bを天板の引掛部24に引掛けながら天板の突起部
22aの上面に設置することにより、ヘッドレスト23
が天板22に掛止される。
この実施例においても第1図に示した上記実施例と同様
に、金具やネジ等の連結部材を用いずにヘッドレスト2
3を天板2に連結しているので、アーチファクトの発生
を低減し上記実施例と同様の効果を得ることができるが
、この実施例ではさらに引掛部24を設けたことにより
、ヘッドレストの嵌合部23Aの厚さを薄くすることが
できるので、この嵌合部23AのX線吸収を低減するこ
とができる。従って、被検体の頚部や頚部近傍の部位を
撮影する際に、ヘッドレスト23と天板22との連結部
分のX線吸収が被検体のX線吸収データに与える影響が
第1図に示した上記実施例よりもさらに低減され、アー
チファクトの発生をより低減することができる。
に、金具やネジ等の連結部材を用いずにヘッドレスト2
3を天板2に連結しているので、アーチファクトの発生
を低減し上記実施例と同様の効果を得ることができるが
、この実施例ではさらに引掛部24を設けたことにより
、ヘッドレストの嵌合部23Aの厚さを薄くすることが
できるので、この嵌合部23AのX線吸収を低減するこ
とができる。従って、被検体の頚部や頚部近傍の部位を
撮影する際に、ヘッドレスト23と天板22との連結部
分のX線吸収が被検体のX線吸収データに与える影響が
第1図に示した上記実施例よりもさらに低減され、アー
チファクトの発生をより低減することができる。
第5図(a)は本発明のさらに他の実施例のxmcT用
頭部保持具の構成を示す横斜図、同図(b) 1.i同
頭部保持具を同図像)に示す矢印入方向から見た図であ
る。
頭部保持具の構成を示す横斜図、同図(b) 1.i同
頭部保持具を同図像)に示す矢印入方向から見た図であ
る。
この実施例の頭部保持具30においても上記実施例と同
様に天板32の先端部に突起部328力く形成され、ヘ
ッドレスト33の端部に突起部32aに嵌合する嵌合部
33Aが形成されて0る力(、嵌合部33Aは、ヘッド
レスト33の端部の中央部分に形成された突起部33a
に天板の突起部32aが挿入される挿入孔33bが設け
られて成る。
様に天板32の先端部に突起部328力く形成され、ヘ
ッドレスト33の端部に突起部32aに嵌合する嵌合部
33Aが形成されて0る力(、嵌合部33Aは、ヘッド
レスト33の端部の中央部分に形成された突起部33a
に天板の突起部32aが挿入される挿入孔33bが設け
られて成る。
そして、天板の突起部32aをへ・ノドレストの挿入孔
33bに挿入させることにより、へ・ノドレスト33を
天板32上に掛止させる。
33bに挿入させることにより、へ・ノドレスト33を
天板32上に掛止させる。
この実施例においても第4図に示した上記実施例と同様
に金具やネジ等の連結部材が不要な上にヘッドレストの
嵌合部33Aの厚さを薄くすることができるので、被検
体の頚部や頚部近傍の部位を撮影する際にへ・ノドレス
ト33と天板32との連結部分のX線吸収が被検体のX
線吸収データに与える影響を低減し、アーチファクトの
発生を大幅に低減することができる。
に金具やネジ等の連結部材が不要な上にヘッドレストの
嵌合部33Aの厚さを薄くすることができるので、被検
体の頚部や頚部近傍の部位を撮影する際にへ・ノドレス
ト33と天板32との連結部分のX線吸収が被検体のX
線吸収データに与える影響を低減し、アーチファクトの
発生を大幅に低減することができる。
尚、第4図、第5図に示した上記実施例においても、ヘ
ッドレスト23.33の幅を被検体の頚部の幅より大き
くし、あるいは天板22,32とヘッドレスト23.3
3との接触部分にファスナを設け、あるいは天板22,
32とヘッドレスト23.33との間隙を両者の当接部
がらの距離に応じて変化させることにより、第1図に示
した上記実施例と同様な効果を得ることができる。
ッドレスト23.33の幅を被検体の頚部の幅より大き
くし、あるいは天板22,32とヘッドレスト23.3
3との接触部分にファスナを設け、あるいは天板22,
32とヘッドレスト23.33との間隙を両者の当接部
がらの距離に応じて変化させることにより、第1図に示
した上記実施例と同様な効果を得ることができる。
[発明の効果]
本発明は以上の構成及び作用を有するもので、XIIC
T装置により被検体の頚部や頚部近傍の部位を撮影する
際に、アーチファクトの発生を低減して、表示画像の画
質低下を防止することができる。そして、撮影のやり直
しをする必要がなくなるので、被検体や操作者に与える
負担が軽減され、ヘッドレストを取り替えることなく頚
部の撮影を行うことができるので、ヘッドレストの取替
作業が不要となり、操作が簡単になる。
T装置により被検体の頚部や頚部近傍の部位を撮影する
際に、アーチファクトの発生を低減して、表示画像の画
質低下を防止することができる。そして、撮影のやり直
しをする必要がなくなるので、被検体や操作者に与える
負担が軽減され、ヘッドレストを取り替えることなく頚
部の撮影を行うことができるので、ヘッドレストの取替
作業が不要となり、操作が簡単になる。
また、天板とヘッドレストとの接触部分にファスナを設
けることにより、確実にヘッドレストを天板に固定して
安定させることができるので、被検体撮影時の被検体の
動きを低減し、表示画像の画質低下を防止することがで
きる。
けることにより、確実にヘッドレストを天板に固定して
安定させることができるので、被検体撮影時の被検体の
動きを低減し、表示画像の画質低下を防止することがで
きる。
さらに、天板とヘッドレストとの間隙を両者の当接部か
らの距離に応じて変化させることにより、被検体撮影時
のヘッドレストのガタをこの間隙で吸収し、被検体の振
動を低減することができるので、表示画像の画質低下を
防止し、ヘッドレストのガタッキにより被検体に与える
不快感を低減することができる。
らの距離に応じて変化させることにより、被検体撮影時
のヘッドレストのガタをこの間隙で吸収し、被検体の振
動を低減することができるので、表示画像の画質低下を
防止し、ヘッドレストのガタッキにより被検体に与える
不快感を低減することができる。
第1図(a)は本発明の一実施例のX線CT用頭部保持
具の構成を示す横規図、同図(ωは同頭部保持具を下か
ら見た図、同図(C)は同頭部保持具を同図(a)に示
す矢印A方向から見た図、第2図は同実施例におけるフ
ァスナを示す説明図、第3図は同実施例においてX線C
T装置により被検体の撮影を行う際の画像表示動作を説
明するためのブロック図、第4図像)は本発明の他の実
施例のX線CT用頭部保持具の構成を示す横規図、同図
(b)は同頭部保持具を同図(a)に示す矢印六方向か
ら見た図、第5図G)は本発明のさらに他の実施例のX
AiCT用頭部保持具の構成を示す横規図1同図(b)
は同頭部保持具を同図毎)に示す矢印A方向から見た図
、第6図は従来例のX線CT用頭部保持具の構成を示す
横規図、第7図は同頭部保持具を第6図に示す矢印C方
向から見た図である。 1・・・X線CT用頭部保持具 2・・・天板 2a・・・ 突起部 3・・・ヘッドレスト 3A・・・嵌合部10・・・フ
ァスナ d・・・天板とヘッドレストとの間隙 B・・・天板とヘッドレストの当接部
具の構成を示す横規図、同図(ωは同頭部保持具を下か
ら見た図、同図(C)は同頭部保持具を同図(a)に示
す矢印A方向から見た図、第2図は同実施例におけるフ
ァスナを示す説明図、第3図は同実施例においてX線C
T装置により被検体の撮影を行う際の画像表示動作を説
明するためのブロック図、第4図像)は本発明の他の実
施例のX線CT用頭部保持具の構成を示す横規図、同図
(b)は同頭部保持具を同図(a)に示す矢印六方向か
ら見た図、第5図G)は本発明のさらに他の実施例のX
AiCT用頭部保持具の構成を示す横規図1同図(b)
は同頭部保持具を同図毎)に示す矢印A方向から見た図
、第6図は従来例のX線CT用頭部保持具の構成を示す
横規図、第7図は同頭部保持具を第6図に示す矢印C方
向から見た図である。 1・・・X線CT用頭部保持具 2・・・天板 2a・・・ 突起部 3・・・ヘッドレスト 3A・・・嵌合部10・・・フ
ァスナ d・・・天板とヘッドレストとの間隙 B・・・天板とヘッドレストの当接部
Claims (4)
- (1)被検体を載置する天板に該被検体の頭部を保持す
るためのヘッドレストが取り付けられて成るX線CT用
頭部保持具において、 前記天板の先端部に突起部が形成され、前記ヘッドレス
トの端部に該突起部に嵌合する嵌合部が形成され、該嵌
合部が前記天板の突起部に嵌合することにより該ヘッド
レストが天板に掛止されて成ることを特徴とするX線C
T用頭部保持具。 - (2)天板とヘッドレストとの接触部分にファスナを設
けたことを特徴とする請求項1記載のX線CT用頭部保
持具。 - (3)天板とヘッドレストとの間隙を該天板とヘッドレ
ストの当接部からの距離に応じて変化させて成ることを
特徴とする請求項1記載のX線CT用頭部保持具。 - (4)ヘッドレストの幅が被検体の頚部の幅より大きく
されて成ることを特徴とする請求項1記載のX線CT用
頭部保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003538A JPH03210241A (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | X線ct用頭部保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003538A JPH03210241A (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | X線ct用頭部保持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03210241A true JPH03210241A (ja) | 1991-09-13 |
Family
ID=11560186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003538A Pending JPH03210241A (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | X線ct用頭部保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03210241A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009207550A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Toshiba Corp | 画像診断装置用寝台装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6274336A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-06 | 株式会社東芝 | 寝台装置 |
-
1990
- 1990-01-12 JP JP2003538A patent/JPH03210241A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6274336A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-06 | 株式会社東芝 | 寝台装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009207550A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Toshiba Corp | 画像診断装置用寝台装置 |
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