JPH0320967A - 非水電解液電池 - Google Patents
非水電解液電池Info
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Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Primary Cells (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業七の利用分野
本発明は、リチウム又はリチウム合金から戊る負極と酸
化第2銅(Cub)を活物質とする正極を備えた非水電
解′atL池に関するものである。
化第2銅(Cub)を活物質とする正極を備えた非水電
解′atL池に関するものである。
(口)従来の技術
ノチウム又はリチウム合金から或る負極を用いた非水電
解液電池は、高エネルギー密度を示し、且つ自己放電が
少ないという利点を持つ。そして,この電池の正極活物
質として酸化第2銅を用いれば、電池電圧が約1.5V
程度となるので、既存のアルカリ乾電池、水銀電池、銀
電池等と互換使用しうる利点があり、注目されている。
解液電池は、高エネルギー密度を示し、且つ自己放電が
少ないという利点を持つ。そして,この電池の正極活物
質として酸化第2銅を用いれば、電池電圧が約1.5V
程度となるので、既存のアルカリ乾電池、水銀電池、銀
電池等と互換使用しうる利点があり、注目されている。
と;ろで、この種電池は、保存時において、電池内部に
侵入した水分とリチウムとの反応により生戊した活性な
H,が、酸化第2銅を分解するため、開路電圧( O
C V )が上昇したり、分解生吸物がリチウム表面上
に付着し、内部抵抗が上昇するという問題を有する。
侵入した水分とリチウムとの反応により生戊した活性な
H,が、酸化第2銅を分解するため、開路電圧( O
C V )が上昇したり、分解生吸物がリチウム表面上
に付着し、内部抵抗が上昇するという問題を有する。
(ハ)発明が解決しようとする課題
本発明は、この種電池の保存特性を改善することを目的
とするものであり、保存後において、開路電圧及び内部
抵抗の上昇が抑制された非水電解液電池を提供しようと
するものである。
とするものであり、保存後において、開路電圧及び内部
抵抗の上昇が抑制された非水電解液電池を提供しようと
するものである。
(二)課題を解決するための手段
本発明の非水電解液電池は、リチウムもしくはノチウム
合金からなる負極と、酸化第2銅を活物質とする正極と
、非水電解液とからなり、前記負極と対向する前記正極
の表面に、金属硫化物の層を設けたことを特徴とするも
のである。ここで、前記金属硫化物を構或する金属元素
としては、co + F e + Ni+ S
b + V+ C ul Mo+ R e,Wか
らなる群より選択された少なくとも1つを用いることが
町能である。
合金からなる負極と、酸化第2銅を活物質とする正極と
、非水電解液とからなり、前記負極と対向する前記正極
の表面に、金属硫化物の層を設けたことを特徴とするも
のである。ここで、前記金属硫化物を構或する金属元素
としては、co + F e + Ni+ S
b + V+ C ul Mo+ R e,Wか
らなる群より選択された少なくとも1つを用いることが
町能である。
(ホ)作用
本発明の如く、負極と対向する正極の表面に金属硫化物
の層を設けることにより、保存時における開路電圧及び
内部抵抗の上昇が抑制され、この種電池の保存特性が向
上する。
の層を設けることにより、保存時における開路電圧及び
内部抵抗の上昇が抑制され、この種電池の保存特性が向
上する。
これは、金属硫化物の層を有しない正極を用いた電池に
おいて、保存時、電池内部へ浸入した水分と負極活物質
であるリチウムとが反応し、活性なI’lyを生じ、こ
れが正極活物質である酸化第2銅を分解する。その結果
、開路電圧(OCV)が上昇したり、分解生戊物が負極
のリチウム表面に付着して負極の反応性を低下させるの
で、電池の内部抵抗を上昇させる。
おいて、保存時、電池内部へ浸入した水分と負極活物質
であるリチウムとが反応し、活性なI’lyを生じ、こ
れが正極活物質である酸化第2銅を分解する。その結果
、開路電圧(OCV)が上昇したり、分解生戊物が負極
のリチウム表面に付着して負極の反応性を低下させるの
で、電池の内部抵抗を上昇させる。
しかしながら、負極と対向する正極表面に、金属硫化物
の層を設けることにより、前記金属硫化物の層が、H,
に対してバリャーとして作用し、H,と酸化第2銅との
反応を抑制するので、酸化第2銅の分解が抑えられる。
の層を設けることにより、前記金属硫化物の層が、H,
に対してバリャーとして作用し、H,と酸化第2銅との
反応を抑制するので、酸化第2銅の分解が抑えられる。
その結果、この種電池の保存特性が向上する。但し、こ
の金属硫化物の層は、電池の放電特性をほとんど低下さ
せない。
の金属硫化物の層は、電池の放電特性をほとんど低下さ
せない。
(へ冫 実施例
以Fに本発明の実施例を詳述し、比較例との対比に言及
する。
する。
◎ 本発明
市販特級の酸化第2銅(Cub)80重量%に、導電剤
としての焦鉛10重量%、結着剤としてのフッ;X樹脂
粉末を5重量%加えて混合した後、この混合物を約2ト
ン/cm’の圧力で加圧吠型した。そして、この片面に
金属硫化物としてのCo35重量%を加えて同様に加圧
戊型して、径15.0mm.厚み1.1ml!lの戊型
体を得、この成型体を200〜300℃の温度で熱処理
して正極とする。このようにして、第1図に示す隣造を
有する正極を得た。そしてこの正極の金属硫化物(Ca
S)の層を、負極と対向するように電池内に配置した。
としての焦鉛10重量%、結着剤としてのフッ;X樹脂
粉末を5重量%加えて混合した後、この混合物を約2ト
ン/cm’の圧力で加圧吠型した。そして、この片面に
金属硫化物としてのCo35重量%を加えて同様に加圧
戊型して、径15.0mm.厚み1.1ml!lの戊型
体を得、この成型体を200〜300℃の温度で熱処理
して正極とする。このようにして、第1図に示す隣造を
有する正極を得た。そしてこの正極の金属硫化物(Ca
S)の層を、負極と対向するように電池内に配置した。
負極は、リチウム板を約0.6Mの厚みに圧延し、この
圧延板を径1 5.0mmに打抜いたものである。電解
液は、プロピレンカーボネートと1.2−ジメトキシエ
タンとの混合溶媒に過塩素酸リチウムを1モル7/忍溶
解させたものを用い、またセバレー夕はボリプロビレン
不織布を用いて、直径20.0M.厚み2.51111
11の肩平型の本発明電池Aを作製した。
圧延板を径1 5.0mmに打抜いたものである。電解
液は、プロピレンカーボネートと1.2−ジメトキシエ
タンとの混合溶媒に過塩素酸リチウムを1モル7/忍溶
解させたものを用い、またセバレー夕はボリプロビレン
不織布を用いて、直径20.0M.厚み2.51111
11の肩平型の本発明電池Aを作製した。
O 比較例1
金属硫化物としてのCoSを加えないことを除いて、他
は本発明電池Aと同様にして、比較電池Bを作製した。
は本発明電池Aと同様にして、比較電池Bを作製した。
O 比較例2
予ぬCuO.CoS、黒鉛及びフッ素所脂粉末を混合す
ることにより、金属硫化物を正極内部に添加した。他は
、本発明電池Aと同様にして、比較電池Cを作製した。
ることにより、金属硫化物を正極内部に添加した。他は
、本発明電池Aと同様にして、比較電池Cを作製した。
これらの電池A,B,Cを用い、保存特性を比較した。
7J2図に温度60℃、相対湿度90%下の保存時にお
ける、電池の内部抵抗の経時変化を示す。
ける、電池の内部抵抗の経時変化を示す。
こ11より本発明電池Aは、比較ti’a!B、Cに比
して、保存時における内部抵抗の上昇が抑制されている
のがわかる。また比較電池Cのように正極内部に金属硫
化物CoSを添加しても、内部抵抗の上昇をいくぶん抑
制できるが、正極活物質である酸化第2銅(CuO)の
負極と対向せる面を被うことができず、十分な効果が得
られない。
して、保存時における内部抵抗の上昇が抑制されている
のがわかる。また比較電池Cのように正極内部に金属硫
化物CoSを添加しても、内部抵抗の上昇をいくぶん抑
制できるが、正極活物質である酸化第2銅(CuO)の
負極と対向せる面を被うことができず、十分な効果が得
られない。
この理由を考察すると、本発明電池Aでは、保存時電池
内に浸入した水分と、リチウムとの反応により生戊した
活性なH,を、負極と対向する正極の表面に設けた金属
硫化物の層で阻止できるので、酸化第2銅(Cub)の
分解を抑制することが可能となり、保存特性が向上する
と考えらhる。
内に浸入した水分と、リチウムとの反応により生戊した
活性なH,を、負極と対向する正極の表面に設けた金属
硫化物の層で阻止できるので、酸化第2銅(Cub)の
分解を抑制することが可能となり、保存特性が向上する
と考えらhる。
次に、金属硫化物の種類を変えて、
立て、各電池の保存特性を比較した。
この結果を、第1表に示す。
第 l 表
電池を組み
これより、本発明に使用可能な金属硫化物としては、C
oS,FeS,NiS.Sb+S*、V,S,、C u
S, Mo Ss、ReSt.W!g等が好適するこ
とがわかる。
oS,FeS,NiS.Sb+S*、V,S,、C u
S, Mo Ss、ReSt.W!g等が好適するこ
とがわかる。
次に、本発明電池Aにおいて、金属硫化物の層を設ける
ために使用するCoSの添加量を検討した。この時用い
た電池の酸化第2銅とCoSの合計重量は、常に一定と
した。
ために使用するCoSの添加量を検討した。この時用い
た電池の酸化第2銅とCoSの合計重量は、常に一定と
した。
この結果を、第3図に示す。この時の実験条件は、温度
60℃、相対湿度90%下で30日間各電池を保存した
後、温度25℃、放電負荷800Ωで放電するというも
のである。
60℃、相対湿度90%下で30日間各電池を保存した
後、温度25℃、放電負荷800Ωで放電するというも
のである。
第3図より、CoSの添加量が1重量%以上20重量%
以下の範囲内において、その添加効果が著しいことが理
解される。この添加範囲は、他の金属硫化物であっても
、同様の傾向が硯察された。
以下の範囲内において、その添加効果が著しいことが理
解される。この添加範囲は、他の金属硫化物であっても
、同様の傾向が硯察された。
(ト)発明の効果
本発明によれば、酸化第2銅を正極活物質に用いた非水
電解液電池の、保存後における内部抵抗及び開路電圧の
上昇を抑制しうるちのであり、保在持性に優れた電池を
提供でき、その工業的価値は極めて大きい。
電解液電池の、保存後における内部抵抗及び開路電圧の
上昇を抑制しうるちのであり、保在持性に優れた電池を
提供でき、その工業的価値は極めて大きい。
第1図は本発明電池に用いる正極の模式的断面図、第2
図は電池の保存特性図、第3図は金属硫化物の添加量と
電池の放電容量との関係を示す図てーある。 A・・・本発明電池、B.C・・・比較電池。
図は電池の保存特性図、第3図は金属硫化物の添加量と
電池の放電容量との関係を示す図てーある。 A・・・本発明電池、B.C・・・比較電池。
Claims (2)
- (1)リチウムもしくはリチウム合金からなる負極と、
酸化第2銅を活物質とする正極と、非水電解液とからな
り、 前記負極と対向する前記正極の表面に、金属硫化物の層
を設けたことを特徴とする非水電解液電池。 - (2)前記金属硫化物を構成する金属元素が、Co、F
e、Ni、Sb、V、Cu、Mo、Re、Wからなる群
より選択された少なくとも1つであることを特徴とする
請求項1記載の非水電解液電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1153273A JP2708887B2 (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | 非水電解液電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1153273A JP2708887B2 (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | 非水電解液電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0320967A true JPH0320967A (ja) | 1991-01-29 |
JP2708887B2 JP2708887B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=15558859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1153273A Expired - Fee Related JP2708887B2 (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | 非水電解液電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2708887B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006160328A (ja) * | 2004-12-08 | 2006-06-22 | Lintec Corp | ラベルプリンタ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5734669A (en) * | 1980-08-08 | 1982-02-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Namufacture of organic electrolyte cell |
JPS58150272A (ja) * | 1982-03-02 | 1983-09-06 | Hitachi Maxell Ltd | 有機電解質電池 |
-
1989
- 1989-06-15 JP JP1153273A patent/JP2708887B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5734669A (en) * | 1980-08-08 | 1982-02-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Namufacture of organic electrolyte cell |
JPS58150272A (ja) * | 1982-03-02 | 1983-09-06 | Hitachi Maxell Ltd | 有機電解質電池 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006160328A (ja) * | 2004-12-08 | 2006-06-22 | Lintec Corp | ラベルプリンタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2708887B2 (ja) | 1998-02-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |