JPH03209602A - 磁気記録再生装置の回転磁気ヘッド装置 - Google Patents
磁気記録再生装置の回転磁気ヘッド装置Info
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- JPH03209602A JPH03209602A JP518690A JP518690A JPH03209602A JP H03209602 A JPH03209602 A JP H03209602A JP 518690 A JP518690 A JP 518690A JP 518690 A JP518690 A JP 518690A JP H03209602 A JPH03209602 A JP H03209602A
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Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はビデオテープレコーダ(以下、rVTRJと
いう)などの磁気記録再生装置の回転磁気ヘッド装置に
関するものである。
いう)などの磁気記録再生装置の回転磁気ヘッド装置に
関するものである。
従来から、たとえば放送用1インチヘリカルVTRなど
において、オートマチック・スキャン・トラッキング(
以下、rAsTJという)やダイナミック・トラック・
フォローイング(以下、rDT FJという)と呼ばれ
ているもののように、再生時にヘッドをテープのトラッ
ク幅方向に動かしながら自動的にトラッキングをおこな
うように構成したものが既に開発されている。
において、オートマチック・スキャン・トラッキング(
以下、rAsTJという)やダイナミック・トラック・
フォローイング(以下、rDT FJという)と呼ばれ
ているもののように、再生時にヘッドをテープのトラッ
ク幅方向に動かしながら自動的にトラッキングをおこな
うように構成したものが既に開発されている。
第11図は従来の磁気記録再生装置における回転ヘッド
装置のドラム構造を示す斜視図で、(1)。
装置のドラム構造を示す斜視図で、(1)。
(2)は記録再生用の固定ヘッド(以下、「固定ヘッド
」という)、 (3) 、 (4)はASTJ?3DT
P時に動作する特殊再生専用の可動ヘッド(以下、「可
動ヘッド」という)、 (5) 、 (6)はバイモル
フ型圧電素子で、可動ヘッド(3) 、 (4)が取り
付けられている。 (7)は回転ドラムで、固定ヘッド
(1)。
」という)、 (3) 、 (4)はASTJ?3DT
P時に動作する特殊再生専用の可動ヘッド(以下、「可
動ヘッド」という)、 (5) 、 (6)はバイモル
フ型圧電素子で、可動ヘッド(3) 、 (4)が取り
付けられている。 (7)は回転ドラムで、固定ヘッド
(1)。
(2)およびバイモルフ型圧電素子(5) 、 (6)
が取り付けられており、1800r p mで回転する
。
が取り付けられており、1800r p mで回転する
。
第12図はDTF方式VTRにおける可動ヘット(3)
、 (4)のアクチュエータ部分の構造を示す拡大断
面図で、 (8)は固定ドラム、 (9)は磁気テープ
である。
、 (4)のアクチュエータ部分の構造を示す拡大断
面図で、 (8)は固定ドラム、 (9)は磁気テープ
である。
また、第13図はバイモルフ型圧電素子(5)。
(6)の動作原理を説明するための図で、バイモルフ型
圧電素子(5) 、 (6)は、2枚の圧電素子(5a
)(5b)、(6a) 、 (6b)を3枚の電極(5
c) 、 (6c)でサンドイッチ状にはさんだ構造の
バイモルフ板で構成されており、このバイモルフ板の自
由端に可動ヘット(3) 、 (4)が取り付けられて
いる。この可動ヘット(3) 、 (4)は、電極(5
c) 、 (6c) に交流電圧を付加することにとも
なう圧電素子(5a) 、 (5b)(6a) 、 (
6b)の伸縮作用によって、第12図に示すように、ド
ラムの軸方向(矢印a−b方向)に上下移動するように
構成されている。
圧電素子(5) 、 (6)は、2枚の圧電素子(5a
)(5b)、(6a) 、 (6b)を3枚の電極(5
c) 、 (6c)でサンドイッチ状にはさんだ構造の
バイモルフ板で構成されており、このバイモルフ板の自
由端に可動ヘット(3) 、 (4)が取り付けられて
いる。この可動ヘット(3) 、 (4)は、電極(5
c) 、 (6c) に交流電圧を付加することにとも
なう圧電素子(5a) 、 (5b)(6a) 、 (
6b)の伸縮作用によって、第12図に示すように、ド
ラムの軸方向(矢印a−b方向)に上下移動するように
構成されている。
つぎに、この可動ヘッド(3) 、 (4)を用いて高
速再生動作(ノイズレスのスピードサーチ)をおこなっ
た場合の動作を、第14図を用いて説明する。
速再生動作(ノイズレスのスピードサーチ)をおこなっ
た場合の動作を、第14図を用いて説明する。
第14図において、At、Bl、A2.B2゜A3.B
3・・・は磁気テープ(9)上に記録されたビデオトラ
ックを示し、Cはコントロールトラック、Dはリニアオ
ーディオトラックを示している。ここでAt、A2.A
3・・・と、Bl、B2゜B3・・・とは異なるアジマ
ス角度のヘッドで記録されたビデオトラックである。
3・・・は磁気テープ(9)上に記録されたビデオトラ
ックを示し、Cはコントロールトラック、Dはリニアオ
ーディオトラックを示している。ここでAt、A2.A
3・・・と、Bl、B2゜B3・・・とは異なるアジマ
ス角度のヘッドで記録されたビデオトラックである。
いま、スピードサーチの一例として5倍速で再生する場
合を想定する。可動ヘッド(3)の圧電素子(5)を駆
動しない場合、その可動ヘッド(3)の走査軌跡は、第
13図中の破#J!L1のようになり、可動ヘッド(3
)のアジマス角度がAトラックのアジマス角度と同一で
あると、再生される信号はトラックAI、A2.A3を
走査する部分のみであり、再生画面にノイズバーを生じ
る。この場合、可動ヘッド(3)で、トラックA1を完
全に再生するためには、可動ヘッド(3)が磁気テープ
(9)と接触する1フイ一ルド期間に、その可動ヘッド
(3)を、トラック幅方向(図において左方向)に4ト
ラツクピツチだけ移動させればよく、次のフィールドで
は、可動ヘッド(4)を同方向に4トラツクピツチだけ
移動させればよいことになる。
合を想定する。可動ヘッド(3)の圧電素子(5)を駆
動しない場合、その可動ヘッド(3)の走査軌跡は、第
13図中の破#J!L1のようになり、可動ヘッド(3
)のアジマス角度がAトラックのアジマス角度と同一で
あると、再生される信号はトラックAI、A2.A3を
走査する部分のみであり、再生画面にノイズバーを生じ
る。この場合、可動ヘッド(3)で、トラックA1を完
全に再生するためには、可動ヘッド(3)が磁気テープ
(9)と接触する1フイ一ルド期間に、その可動ヘッド
(3)を、トラック幅方向(図において左方向)に4ト
ラツクピツチだけ移動させればよく、次のフィールドで
は、可動ヘッド(4)を同方向に4トラツクピツチだけ
移動させればよいことになる。
このようにして、AI、B3.A6・・・トラックを完
全に走査し、ノイズレスの再生信号を得ている。すなわ
ち、上述の動作により、再生時に、可動ヘッド(3)
、 (4)をテープ速度に応じてトラック幅方向に移動
させることにより、あらゆる速度におけるノイズレス再
生が実現できる。
全に走査し、ノイズレスの再生信号を得ている。すなわ
ち、上述の動作により、再生時に、可動ヘッド(3)
、 (4)をテープ速度に応じてトラック幅方向に移動
させることにより、あらゆる速度におけるノイズレス再
生が実現できる。
従来の可動ヘッドを備えた磁気記録再生装置の回転磁気
ヘッド装置は、5倍速までのスピードサーチやステイル
、スローなどの特殊再生動作においては、はぼ満足でき
る再生性能を得ることができた。しかし、5倍速以上の
高速再生になると、可動ヘッド(3) 、 (4)の変
位量が大きくなり、可動ヘッド(3) 、 (4)のへ
ラドギャップ部がテープ面に面接触することができない
ためノイズが発生してしまうのが常であった。
ヘッド装置は、5倍速までのスピードサーチやステイル
、スローなどの特殊再生動作においては、はぼ満足でき
る再生性能を得ることができた。しかし、5倍速以上の
高速再生になると、可動ヘッド(3) 、 (4)の変
位量が大きくなり、可動ヘッド(3) 、 (4)のへ
ラドギャップ部がテープ面に面接触することができない
ためノイズが発生してしまうのが常であった。
また、通常の再生動作において、可動ヘッド(3) 、
(4) とテープ面との接触姿勢は、直接C/Nに
影響するから、可動ヘッド(3) 、 (4)の先端が
テープ面に斜めに接触して移動することは好ましくない
。
(4) とテープ面との接触姿勢は、直接C/Nに
影響するから、可動ヘッド(3) 、 (4)の先端が
テープ面に斜めに接触して移動することは好ましくない
。
さらに、この可動ヘッド(3) 、 (4)を使用して
記録動作を行なおうとしても、再生FM信号を検出でき
ないので可動ヘッド(3) 、 (4)の位置を制御す
ることができないばかりでなく、可動ヘッド(3)。
記録動作を行なおうとしても、再生FM信号を検出でき
ないので可動ヘッド(3) 、 (4)の位置を制御す
ることができないばかりでなく、可動ヘッド(3)。
(4)をある基準位置に固定することもできない。
したがって、従来の可動ヘットを用いた通常再生はC/
Nが悪く、また通常記録は、基準のテープフォーマット
に準拠した記録がおこなえないため、可動ヘッド(3)
、 (4)のみでは、ノイズレスの特殊再生、通常再
生および通常記録の動作をおこなうことができなかった
。
Nが悪く、また通常記録は、基準のテープフォーマット
に準拠した記録がおこなえないため、可動ヘッド(3)
、 (4)のみでは、ノイズレスの特殊再生、通常再
生および通常記録の動作をおこなうことができなかった
。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、回転ドラムに可動ヘッドのみヲ備工、この可
動ヘッドによってノイズレスの特殊再生、C/Hの高い
通常再生および安定のよい通常記録をおこなうことがで
きる磁気記録再生装置の回転磁気ヘッド装置を得ること
を目的とする。
たもので、回転ドラムに可動ヘッドのみヲ備工、この可
動ヘッドによってノイズレスの特殊再生、C/Hの高い
通常再生および安定のよい通常記録をおこなうことがで
きる磁気記録再生装置の回転磁気ヘッド装置を得ること
を目的とする。
(il1題を解決するための手段)
この発明にかかる磁気記録再生装置の回転磁気ヘッド装
置は、回転ドラムに取り付けられ、可動ヘッドを回転ド
ラムの軸方向に平行移動するように駆動する可動ヘッド
駆動手段と、磁気テープの装架されていない回転ドラム
の外周部の一部に設けられ、可動ヘッドの絶対位置を検
出する可動ヘッド位置検出手段と、記録時には、上記可
動ヘッド位置検出手段で検出したヘッド位置信号にもと
づいて上記可動ヘッドを所定の位置に固定するように上
記可動ヘッド駆動機構を制御し、再生時には、再生エン
ベロープ信号波形にもとづいて所定のトラックを走査す
るように上記可動ヘッド駆動機構を制御するヘッド位置
制御手段とを備えた点を特徴とする。
置は、回転ドラムに取り付けられ、可動ヘッドを回転ド
ラムの軸方向に平行移動するように駆動する可動ヘッド
駆動手段と、磁気テープの装架されていない回転ドラム
の外周部の一部に設けられ、可動ヘッドの絶対位置を検
出する可動ヘッド位置検出手段と、記録時には、上記可
動ヘッド位置検出手段で検出したヘッド位置信号にもと
づいて上記可動ヘッドを所定の位置に固定するように上
記可動ヘッド駆動機構を制御し、再生時には、再生エン
ベロープ信号波形にもとづいて所定のトラックを走査す
るように上記可動ヘッド駆動機構を制御するヘッド位置
制御手段とを備えた点を特徴とする。
この発明によれば、再生時には、可動ヘッドを回転ドラ
ムの軸方向へ平行移動させることにより、可動ヘッド面
の全体をテープに均一に密着させて移動させることが可
能となり、通常再生時のC/Nを十分に高くできるとと
もに、特殊再生時(ステイル、スロー 5倍以上のスピ
ードサーチ等)のノイズレス化を達成することができる
。
ムの軸方向へ平行移動させることにより、可動ヘッド面
の全体をテープに均一に密着させて移動させることが可
能となり、通常再生時のC/Nを十分に高くできるとと
もに、特殊再生時(ステイル、スロー 5倍以上のスピ
ードサーチ等)のノイズレス化を達成することができる
。
また、記録時には可動ヘッドを所定の位置に移動させて
固定できるので、基準のテープフォーマットに準拠した
記録動作を安定よくおこなうことができる。
固定できるので、基準のテープフォーマットに準拠した
記録動作を安定よくおこなうことができる。
〔発明の実施例]
以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明する
。
。
第1図Aはこの発明の一実施例による回転磁気ヘッド装
置のドラム周辺部を上部よりみた概略平面図、第2図は
第1図II−■線矢視縦断面図である。
置のドラム周辺部を上部よりみた概略平面図、第2図は
第1図II−■線矢視縦断面図である。
図において、 (8)は固定ドラム、 (9)は磁気テ
ープで、回転ドラム(7)に半周以上(190°)巻き
付けられている。(10)は後述する可動ヘッドユニッ
ト(100)内のコイルに電流を印加するための電極ブ
ラシ、(11)は回転するスリップリング、(1z)は
ドラムモータ、(13)はロータリートランス、(10
0)は可動ヘッドユニットで、回転ドラム(7)内に1
80°離れて配設され、可動ヘッド(3)。
ープで、回転ドラム(7)に半周以上(190°)巻き
付けられている。(10)は後述する可動ヘッドユニッ
ト(100)内のコイルに電流を印加するための電極ブ
ラシ、(11)は回転するスリップリング、(1z)は
ドラムモータ、(13)はロータリートランス、(10
0)は可動ヘッドユニットで、回転ドラム(7)内に1
80°離れて配設され、可動ヘッド(3)。
(4)を回転軸方向に平行移動するように変位させる。
この可動ヘッドユニット(100) とロータリート
ランス(13)の上部は、回転ドラム(7) に固着さ
れており、ドラムモータ(12)によって180Or
p mで一定回転する。 (200)は可動ヘッド位
置検出ユニットで、後述する光を使ったフォーカスサー
ボ機構を有している。 (14)はドラムユニット等を
固着するデツキプレートである。第3図<a>は可動ヘ
ッドユニット(100)の構成を示す斜視断面図、第3
図(b)はその縦断面図で、 (101) 、 (10
2)は円形バネで、その一方の円形バネ(101)の一
端(101a)に可動ヘッド(3) 、 (4)が固着
されている。
ランス(13)の上部は、回転ドラム(7) に固着さ
れており、ドラムモータ(12)によって180Or
p mで一定回転する。 (200)は可動ヘッド位
置検出ユニットで、後述する光を使ったフォーカスサー
ボ機構を有している。 (14)はドラムユニット等を
固着するデツキプレートである。第3図<a>は可動ヘ
ッドユニット(100)の構成を示す斜視断面図、第3
図(b)はその縦断面図で、 (101) 、 (10
2)は円形バネで、その一方の円形バネ(101)の一
端(101a)に可動ヘッド(3) 、 (4)が固着
されている。
この円形バネ(lot) 、 (102)の中心部には
、空心ボビン(103)が固着されており、この空心ボ
ビン(103)の外周には、0.1mm程度の細い銅線
からなる巻線コイル(104)が巻回されている。
、空心ボビン(103)が固着されており、この空心ボ
ビン(103)の外周には、0.1mm程度の細い銅線
からなる巻線コイル(104)が巻回されている。
(105)は希土類コバルトなどからなる永久磁石、(
106)は軟鉄よりなるポールピース、 (107)。
106)は軟鉄よりなるポールピース、 (107)。
(108)は軟鉄より構成されるヨークで、空心ボビン
(103)の中には永久磁石(105)が配置され、こ
の永久磁石(105)はヨーク(108)に固着されて
いる。 (109)はキャップ、 (110)は巻線コ
イル(104)の引ぎ出し線が接続されるプリント基板
で、(101)〜(110)で可動ヘッドユニット(1
00)を構成している。
(103)の中には永久磁石(105)が配置され、こ
の永久磁石(105)はヨーク(108)に固着されて
いる。 (109)はキャップ、 (110)は巻線コ
イル(104)の引ぎ出し線が接続されるプリント基板
で、(101)〜(110)で可動ヘッドユニット(1
00)を構成している。
第4図(a) 、 (b)は円形バネ(101) 、
(102)の構成を示す拡大平面図で、円形バネ(1(
It) 、 (102)は、0.08mmの厚さの銅合
金板に、スリット(101b) 、 (102a)を図
示のように形成することによって、やわらかい均一な弾
性をもたせており、その中心部に小形成形品(101B
) 、 (102B)を嵌着し、これに空心ボビン(1
03)を固着している。また、円形バネ(101)の外
周の一部には、第4図(a) に示すように、切り込み
の入った長い突片(101a)が形成され、その先端に
可動ヘッド(3)。
(102)の構成を示す拡大平面図で、円形バネ(1(
It) 、 (102)は、0.08mmの厚さの銅合
金板に、スリット(101b) 、 (102a)を図
示のように形成することによって、やわらかい均一な弾
性をもたせており、その中心部に小形成形品(101B
) 、 (102B)を嵌着し、これに空心ボビン(1
03)を固着している。また、円形バネ(101)の外
周の一部には、第4図(a) に示すように、切り込み
の入った長い突片(101a)が形成され、その先端に
可動ヘッド(3)。
(4)が取り付けられている。
このように構成されたユニット(100)を、ヨーク(
107)の内面に、円形バネ(101) 、 (102
)の周囲を接着またははめ込み方式で固着し、空心ボビ
ン(103)全体の変位にともなって可動ヘッド(3)
。
107)の内面に、円形バネ(101) 、 (102
)の周囲を接着またははめ込み方式で固着し、空心ボビ
ン(103)全体の変位にともなって可動ヘッド(3)
。
(4)が軸方向に平行移動するように構成している。
この動作を第5図にもとづいて、さらに詳しく説明する
。
。
いま、第5図に示すように、永久磁石(105)のN、
S極が上下に設けられ、巻線コイル(104)に図示の
方向の電流が流れると、フレーミングの左手の法則によ
り矢印A方向に力が働いて、空心ボビン(103)は下
方向に移動する。このとき、円形バネ(101) 、
(102)の外周はヨーク(107)に固着されている
が、やわらかい均一な弾性を有しているため、空心ボビ
ン(103)全体は電流の大ぎさに比例して下方向(矢
印A方向)に移動する。
S極が上下に設けられ、巻線コイル(104)に図示の
方向の電流が流れると、フレーミングの左手の法則によ
り矢印A方向に力が働いて、空心ボビン(103)は下
方向に移動する。このとき、円形バネ(101) 、
(102)の外周はヨーク(107)に固着されている
が、やわらかい均一な弾性を有しているため、空心ボビ
ン(103)全体は電流の大ぎさに比例して下方向(矢
印A方向)に移動する。
このようなボビン(103)の移動にともなって、突片
(101a)に取り付けられた可動ヘッド(3) 、
(4)は下方向(矢印A1方向)に平行移動する。
(101a)に取り付けられた可動ヘッド(3) 、
(4)は下方向(矢印A1方向)に平行移動する。
また、巻線コイル(104) に流れる電流を逆方向に
すると、空心ボビン(103)は上方向(矢印B方向)
に移動し、可動ヘッド(3) 、 (4)は上方向に平
行移動する。
すると、空心ボビン(103)は上方向(矢印B方向)
に移動し、可動ヘッド(3) 、 (4)は上方向に平
行移動する。
以上の説明でわかるように、特殊再生時および通常再生
時には可動ヘッド(3) 、 (4)はドラムの軸方向
に平行移動するため、磁気テープ(9)と可動ヘット(
3) 、 (4)の摺動面は常に全面接触して、磁気テ
ープ(9)に記録されているFM信号を最大限にピック
アップすることができるとともに、ヘット外周面のエツ
ジによるテープ損傷が生じない。
時には可動ヘッド(3) 、 (4)はドラムの軸方向
に平行移動するため、磁気テープ(9)と可動ヘット(
3) 、 (4)の摺動面は常に全面接触して、磁気テ
ープ(9)に記録されているFM信号を最大限にピック
アップすることができるとともに、ヘット外周面のエツ
ジによるテープ損傷が生じない。
第6図は、第1図および第5図に示すように、回転ドラ
ム(7)のテープの装架されていない外周部に設けられ
た可動ヘッド位置検出ユニット(200)の構成を示す
斜視図、第7図はその動作を説明するための図で、 (
201)は対物レンズ、(202)はビームスプリッタ
、 (203)は円筒レンズ、 (204)は受光面が
4つに分割されたフォトダイオード、 (205)は光
源用発光ダイオード、(205)はフォトダイオード(
204)の4つの受光面の出力信号をマトリクス演算し
て増幅する差動増幅器で、円形バネ(101)の外周か
ら取り出された突片(xota)の面上の一点に光が集
光されるように構成されている。
ム(7)のテープの装架されていない外周部に設けられ
た可動ヘッド位置検出ユニット(200)の構成を示す
斜視図、第7図はその動作を説明するための図で、 (
201)は対物レンズ、(202)はビームスプリッタ
、 (203)は円筒レンズ、 (204)は受光面が
4つに分割されたフォトダイオード、 (205)は光
源用発光ダイオード、(205)はフォトダイオード(
204)の4つの受光面の出力信号をマトリクス演算し
て増幅する差動増幅器で、円形バネ(101)の外周か
ら取り出された突片(xota)の面上の一点に光が集
光されるように構成されている。
つぎに、可動ヘッド位置検出ユニット(200)の動作
について説明する。
について説明する。
まず、発光ダイオード(205)から出た光は対物レン
ズ(201)によって突片(101a)の面上の一点に
光スポットPを形成し、その反射光がビームスプリッタ
(202)によって分光され、円筒レンズ(203)で
集光されてフォトダイオード(204)の受光面に集め
られる。ここで、可動ヘッド(3) 、 (4)が取り
付けられた突片(101a)が上下方向At。
ズ(201)によって突片(101a)の面上の一点に
光スポットPを形成し、その反射光がビームスプリッタ
(202)によって分光され、円筒レンズ(203)で
集光されてフォトダイオード(204)の受光面に集め
られる。ここで、可動ヘッド(3) 、 (4)が取り
付けられた突片(101a)が上下方向At。
B1に移動すると、フォトダイオード(204)の受光
面では上下方向の集光点S1と左右方向の集光点S2が
ずれて非点収差が生じるが、この2つの集光点S1と5
2の間にフォトダイオード(204)を置くと、受光面
上に円形の光スポットPが形成される位置がある。そこ
で、この位置に受光面が第6図に示すように4分割され
たフォトダイオード(204)を配設すると、突片(1
01a)が対物レンズ(201)に近づくほど光スポッ
トPが上下方向に長い楕円形に変形し、また遠ざかるほ
ど左右方向に長い楕円形に変形する。
面では上下方向の集光点S1と左右方向の集光点S2が
ずれて非点収差が生じるが、この2つの集光点S1と5
2の間にフォトダイオード(204)を置くと、受光面
上に円形の光スポットPが形成される位置がある。そこ
で、この位置に受光面が第6図に示すように4分割され
たフォトダイオード(204)を配設すると、突片(1
01a)が対物レンズ(201)に近づくほど光スポッ
トPが上下方向に長い楕円形に変形し、また遠ざかるほ
ど左右方向に長い楕円形に変形する。
このとき、フォトダイオード(204)の4つの受光面
の出力電圧VA、VB、VC,VDから、V= (VA
+VC)−(VB+VD)を演算することにより、突片
(101a)の上下方向AI、Blの変位量を電圧とし
て測定することができる。
の出力電圧VA、VB、VC,VDから、V= (VA
+VC)−(VB+VD)を演算することにより、突片
(101a)の上下方向AI、Blの変位量を電圧とし
て測定することができる。
すなわち、第8図(a)のように、突片(101a)が
対物レンズ(201)に対して近づきすぎたときの差動
増幅器(206)の出力は+Vとなり、第8図(c)の
ように、遠ざかりすぎたときの出力は−■となり、第8
図(b)のように、所定の位置、つまり、焦点位置(円
形スポット)のときの出力は零となる。この差動増幅器
(206)の出力電圧によって巻線コイル(104)の
コイル電流を制御し、差動増幅器(206)の出力が零
となるように突片(101a)の位置を制御する。
対物レンズ(201)に対して近づきすぎたときの差動
増幅器(206)の出力は+Vとなり、第8図(c)の
ように、遠ざかりすぎたときの出力は−■となり、第8
図(b)のように、所定の位置、つまり、焦点位置(円
形スポット)のときの出力は零となる。この差動増幅器
(206)の出力電圧によって巻線コイル(104)の
コイル電流を制御し、差動増幅器(206)の出力が零
となるように突片(101a)の位置を制御する。
第7図および第8図(a)〜(C)にしたがって、さら
に詳しく説明すると、突片(101a)の反射光はビー
ムスプリッタ(202)で分光され、円筒レンズ(2(
13)を通ってフォトダイオード(204)に光スポッ
トPを結ぶ。この場合、突片(101a)が対物レンズ
(201)の集魚位置にあるときは、第8図(b)のよ
うに、フォトダイオード(204)の各受光面に均等な
光量配分となる円形の光スポットPを結ぶが、突片(1
01a)が対物レンズ(201)に対して近づきすぎた
り、遠ざかりすぎたりすると、その反射光は円筒レンズ
(203)によって楕円形の光スポットPを結ぶ。
に詳しく説明すると、突片(101a)の反射光はビー
ムスプリッタ(202)で分光され、円筒レンズ(2(
13)を通ってフォトダイオード(204)に光スポッ
トPを結ぶ。この場合、突片(101a)が対物レンズ
(201)の集魚位置にあるときは、第8図(b)のよ
うに、フォトダイオード(204)の各受光面に均等な
光量配分となる円形の光スポットPを結ぶが、突片(1
01a)が対物レンズ(201)に対して近づきすぎた
り、遠ざかりすぎたりすると、その反射光は円筒レンズ
(203)によって楕円形の光スポットPを結ぶ。
したがって、差動増幅器(206)の出力は、光ビーム
スポットPと、突片(tota)つまり可動ヘッド(3
) 、 (4)の位置によって第9図に示すような出力
特性となる。フォーカスサーボ機構は、差動増幅器(2
06)の出力信号Vが零となるように制御し、光ビーム
がいつも突片(101a)の面上に円形のスポットPを
結ぶように突片(101a)の位置を制御する。つまり
、可動ヘッド(3) 、 (4)が所定位置に保持され
るような制御をおこなう。
スポットPと、突片(tota)つまり可動ヘッド(3
) 、 (4)の位置によって第9図に示すような出力
特性となる。フォーカスサーボ機構は、差動増幅器(2
06)の出力信号Vが零となるように制御し、光ビーム
がいつも突片(101a)の面上に円形のスポットPを
結ぶように突片(101a)の位置を制御する。つまり
、可動ヘッド(3) 、 (4)が所定位置に保持され
るような制御をおこなう。
第10図は上記した回転ドラム装置の駆動システムの構
成を示すブロック回路図であり、このブロック回路図に
もとづいて磁気記録再生装置の各動作を説明する。
成を示すブロック回路図であり、このブロック回路図に
もとづいて磁気記録再生装置の各動作を説明する。
まず、再生モード時には、エンベロープ信号を検波した
エンベロープ検波信号と、キャプスタン周波数発振器(
FG)から得られるFG傷信号およびコントロールヘッ
ド(Ct+)によってテープ(9)からピックアップさ
れる走行コントロール信号(CTL信号)に対応して発
生されたGL信号をもとにして、パターン発生回路(1
20) と、マイクロコンピュータ(121)によって
可動ヘッド(3)。
エンベロープ検波信号と、キャプスタン周波数発振器(
FG)から得られるFG傷信号およびコントロールヘッ
ド(Ct+)によってテープ(9)からピックアップさ
れる走行コントロール信号(CTL信号)に対応して発
生されたGL信号をもとにして、パターン発生回路(1
20) と、マイクロコンピュータ(121)によって
可動ヘッド(3)。
(4)の移動量を演算する。その演算値を、加算回路(
122) 、 (122) フィルタ回路(124)
、(124) 、ゲイン調整回路(12B) 、 (1
2+1) 切換スイッチ(128)、(128) 、
電流アンプ(130) 、 (130) 、電極ブラシ
(10) 、 (10)および回転スリップリング(1
1)。
122) 、 (122) フィルタ回路(124)
、(124) 、ゲイン調整回路(12B) 、 (1
2+1) 切換スイッチ(128)、(128) 、
電流アンプ(130) 、 (130) 、電極ブラシ
(10) 、 (10)および回転スリップリング(1
1)。
(11)を経てヘッドユニット(100) 、 (10
0)の巻線コイル(104) 、 (104)に印加す
ることにより、上記可動ヘッド(3) 、 (4)の駆
動移動を制御する。
0)の巻線コイル(104) 、 (104)に印加す
ることにより、上記可動ヘッド(3) 、 (4)の駆
動移動を制御する。
この時位置検出器(200)内の発光ダイオード(20
5) 、フォトダイオード(204)及び差動増幅器(
206)は動作しない。
5) 、フォトダイオード(204)及び差動増幅器(
206)は動作しない。
すなわち、可動ヘッド(3) 、 (4)の回転平面に
対するビデオトラックの位置を、コントロール信号(C
TL信号)と、それを実効的に分割するキャップスタン
周波数発振器(FG)からのFG傷信号検出して補正を
かけている。
対するビデオトラックの位置を、コントロール信号(C
TL信号)と、それを実効的に分割するキャップスタン
周波数発振器(FG)からのFG傷信号検出して補正を
かけている。
つまり、磁気テープの再生速度が基準速度より速いとき
には、可動ヘッド(3) 、 (4)を基準速度時の基
準ヘッド位置よりドラム軸方向の下方向A1に変位させ
る制御電流を発生させ、また再生速度が基準速度より遅
いときには、可動ヘッド(3) 、 (4)を基準ヘッ
ド位置よりドラム軸方向の上方向B1に変位させる制御
電流を発生させるものである。
には、可動ヘッド(3) 、 (4)を基準速度時の基
準ヘッド位置よりドラム軸方向の下方向A1に変位させ
る制御電流を発生させ、また再生速度が基準速度より遅
いときには、可動ヘッド(3) 、 (4)を基準ヘッ
ド位置よりドラム軸方向の上方向B1に変位させる制御
電流を発生させるものである。
このような構成にすると、任意のテープ走行速度におけ
るビデオトラックに対するヘッドの位置を演算すること
ができ、これにしたがってヘッド位置を補正すれば、第
14図中のL2で示すように、可動ヘッド(3) 、
(4)を1フイ一ルド期間にわたって正確にトレースさ
せることができる。
るビデオトラックに対するヘッドの位置を演算すること
ができ、これにしたがってヘッド位置を補正すれば、第
14図中のL2で示すように、可動ヘッド(3) 、
(4)を1フイ一ルド期間にわたって正確にトレースさ
せることができる。
つぎに、記録モード時の動作について説明する。
磁気テープ上に何も記録されていない記録モード時には
、エンベロープ信号が検波されない、そのため、従来の
磁気記録再生装置における通常再生、通常記録用固定ヘ
ッドのように、可動ヘッド(3) 、 (4)を所定基
準位置に固定する必要がある。
、エンベロープ信号が検波されない、そのため、従来の
磁気記録再生装置における通常再生、通常記録用固定ヘ
ッドのように、可動ヘッド(3) 、 (4)を所定基
準位置に固定する必要がある。
そこで、可動ヘッド位置検出ユニット(2QQ)によフ
て、可動ヘッド(3) 、 (4)のドラム軸方向の位
置を以下のように固定する。
て、可動ヘッド(3) 、 (4)のドラム軸方向の位
置を以下のように固定する。
すなわち、可動ヘッド位置検出ユニット(200)の各
フォトダイオード(204)の4つの受光面に集光され
る円形の光スポットPの形状によフて、差動増幅器(2
06)が動作する。この差動増幅器(206)の出力は
切換スイッチ(12U を介して電流アンプ(130)
、 (130)に順次加えられ、フォーカスサーボが
かかり、可動ヘッド(3) 、 (4)が基準位置に固
定される。切換スイッチ(128)は、再生モード時は
第9図のように接続され、記録モード時は差動増幅器(
206)の出力側に接続されるものである。
フォトダイオード(204)の4つの受光面に集光され
る円形の光スポットPの形状によフて、差動増幅器(2
06)が動作する。この差動増幅器(206)の出力は
切換スイッチ(12U を介して電流アンプ(130)
、 (130)に順次加えられ、フォーカスサーボが
かかり、可動ヘッド(3) 、 (4)が基準位置に固
定される。切換スイッチ(128)は、再生モード時は
第9図のように接続され、記録モード時は差動増幅器(
206)の出力側に接続されるものである。
以上の説明かられかるように、可動ヘッド(3)。
(4)のドラム軸方向の位置は、再生時にはエンベロー
プ信号波形をもとにしてパターン発生回路(120)
とマイクロコンピュータ(121) とによる演算で求
められた可動ヘッド駆動波形によって決定され、他方、
記録時には、回転ドラム(7)の外周部で磁気テープの
装架されていない位置に設けられた可動ヘッド位置検出
ユニット(200)の検知出力によってあらかじめ定め
られたドラム軸方向の設定位置に固定するように制御さ
れて、基準のテープフォーマットに準拠した記録トラッ
ク上を移動して所定の記録動作がおこなわれる。
プ信号波形をもとにしてパターン発生回路(120)
とマイクロコンピュータ(121) とによる演算で求
められた可動ヘッド駆動波形によって決定され、他方、
記録時には、回転ドラム(7)の外周部で磁気テープの
装架されていない位置に設けられた可動ヘッド位置検出
ユニット(200)の検知出力によってあらかじめ定め
られたドラム軸方向の設定位置に固定するように制御さ
れて、基準のテープフォーマットに準拠した記録トラッ
ク上を移動して所定の記録動作がおこなわれる。
なお、上記実施例において、円形バネ(102)は2枚
以上設けても良いが、弾性に富み信頼性の良いものを選
ぶ必要がある。
以上設けても良いが、弾性に富み信頼性の良いものを選
ぶ必要がある。
また、この円形バネ(101) 、 (102) と
して、多数の円弧状スリットを設けたものを示したが、
この構造に限られるものでなく、放射状にスリットを入
れたり、板厚を変えることも可能である。
して、多数の円弧状スリットを設けたものを示したが、
この構造に限られるものでなく、放射状にスリットを入
れたり、板厚を変えることも可能である。
また、上記実施例においては、2枚の円形バネ(101
) 、 (102) によってドラム軸との平行度を保
つようにしたが、3枚以上の円形バネにより、あるいは
これとは逆に、ボビン(103)の一端側を摺動保持す
る構成などにより、1枚の円形バネ(101)のみで平
行度を保つことも原理的に可能である。
) 、 (102) によってドラム軸との平行度を保
つようにしたが、3枚以上の円形バネにより、あるいは
これとは逆に、ボビン(103)の一端側を摺動保持す
る構成などにより、1枚の円形バネ(101)のみで平
行度を保つことも原理的に可能である。
また、上記実施例では、ボビン(103)の一端側にコ
イル(104)を設けているが、2枚の円形バネ(10
1) 、 (102)の配置距離は大きくとるほど望ま
しいので、例えばコイル(104)をボビンの中央に配
置し、これを挟んで円形バネ(101) 、 (102
)を設けてもよい。
イル(104)を設けているが、2枚の円形バネ(10
1) 、 (102)の配置距離は大きくとるほど望ま
しいので、例えばコイル(104)をボビンの中央に配
置し、これを挟んで円形バネ(101) 、 (102
)を設けてもよい。
また、上記実施例では、可動ヘッド(3) 、 (4)
の駆動機構として、第2図および第3図に示すようなス
ピーカ用ボイスコイルタイプの例をあげて説明したが、
可動ヘッド(3) 、 (4)をドラムの軸方向に平行
移動できるものであれば、上記実施例の構成に限られな
い。
の駆動機構として、第2図および第3図に示すようなス
ピーカ用ボイスコイルタイプの例をあげて説明したが、
可動ヘッド(3) 、 (4)をドラムの軸方向に平行
移動できるものであれば、上記実施例の構成に限られな
い。
また、上記実施例では、可動ヘッド位置検出ユニット(
200) として、代表的なフォーカスサーボ機構の
一例を説明したが、これに限られるものではなく、非接
触の位置決め検出ユニットであればどのような構成のも
のでもよい。
200) として、代表的なフォーカスサーボ機構の
一例を説明したが、これに限られるものではなく、非接
触の位置決め検出ユニットであればどのような構成のも
のでもよい。
また、検出ユニット(200)の位置は第1図(a)に
示す位置に限られるものでなく、回転ドラムの上部に設
けてもよい。
示す位置に限られるものでなく、回転ドラムの上部に設
けてもよい。
また、第9図において、記録モード時に、フォーカスサ
ーボ機構の検知出力電圧を、パターン発生回路(120
)に加える構成としてもよい。
ーボ機構の検知出力電圧を、パターン発生回路(120
)に加える構成としてもよい。
以上のように、この発明によれば回転ドラムの軸方向に
平行移動するように構成された可動ヘットと、この可動
ヘッドの位置を検出する手段と、この位置検出信号にも
とづいて可動ヘッドの位置を制御する手段とを設け、可
動ヘッドのみで通常再生、特殊再生、通常記録を行なえ
るように構成したので従来の可動ヘッド方式のものより
ヘッド数が少ないふん安価にできしかも不要なヘッドが
ないため不要なヘッドがテープをたたく現象が少なくジ
ッタが軽減される。しかも可動ヘッドは平行移動するた
めにテープとヘッド面は常に面接触を保つことが可能で
、C/Nの高い再生がおこなえると同時に、高速のスピ
ードサーチ動作時も安定したノイズレス特殊再生画像が
得られる。
平行移動するように構成された可動ヘットと、この可動
ヘッドの位置を検出する手段と、この位置検出信号にも
とづいて可動ヘッドの位置を制御する手段とを設け、可
動ヘッドのみで通常再生、特殊再生、通常記録を行なえ
るように構成したので従来の可動ヘッド方式のものより
ヘッド数が少ないふん安価にできしかも不要なヘッドが
ないため不要なヘッドがテープをたたく現象が少なくジ
ッタが軽減される。しかも可動ヘッドは平行移動するた
めにテープとヘッド面は常に面接触を保つことが可能で
、C/Nの高い再生がおこなえると同時に、高速のスピ
ードサーチ動作時も安定したノイズレス特殊再生画像が
得られる。
すなわち、ジッタ(テープの進行方向のニレによって発
生)が少なく C/Nの高い再生動作が容易に得られる
。また、記録モード時には、ヘッドの絶対位置を位置検
出信号でサーボ制御を行なって可動ヘッドの位置が所定
位置に正確に固定されるようにしたので、基準のテープ
フォーマットに正確に準拠した記録を安定よくおこなう
ことが出来るので、テープの互換性も得られる効果があ
る。
生)が少なく C/Nの高い再生動作が容易に得られる
。また、記録モード時には、ヘッドの絶対位置を位置検
出信号でサーボ制御を行なって可動ヘッドの位置が所定
位置に正確に固定されるようにしたので、基準のテープ
フォーマットに正確に準拠した記録を安定よくおこなう
ことが出来るので、テープの互換性も得られる効果があ
る。
第1図はこの発明の一実施例による磁気記録再生装置の
回転磁気ヘッド装置のドラム上面図、第2図は回転ドラ
ムの構造を示す縦断面図、第3図はこの実施例の可動ヘ
ッドユニットを示す構成図で、第3図(a)はその斜視
断面図、第3図(b)はその縦断面図、′s4図(a)
、 (b)は可動ヘッドユニットの円形バネの構成を
示す拡大平面図、第5図は可動ヘッドユニットの動作原
理の説明図、第6図は可動ヘッド位置検出ユニットの構
成を示す斜視図、第7図はその動作説明の原理の説明図
、第8図(a)〜(C)はフォトダイオードの受光面に
描かれるスポット光像とフォトダイオードの出力電圧と
の関係を示す図、第9図は可動ヘッド位置検出ユニット
の受光素子の出力特性図、第10図はこの実施例の駆動
システムの構成を示すブロック回路図、第11図は従来
の磁気記録再生装置における回転ヘッド装置のドラム構
造を示す斜視図、第12図は従来の可動ヘッドのアクチ
ュエータの拡大断面図、第13図はバイモルフ型圧電素
子の動作原理の説明図、第14図は特殊再生時の可動ヘ
ッドの走査軌跡の説明図である。 (3) 、 (4)・・・可動ヘッド、 ())・・・
回転ドラム、(100)・・・可動ヘッドユニット、
(200) ・・・可動ヘッド位置検出ユニット、
(20B)・・・演算差動増幅器。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
回転磁気ヘッド装置のドラム上面図、第2図は回転ドラ
ムの構造を示す縦断面図、第3図はこの実施例の可動ヘ
ッドユニットを示す構成図で、第3図(a)はその斜視
断面図、第3図(b)はその縦断面図、′s4図(a)
、 (b)は可動ヘッドユニットの円形バネの構成を
示す拡大平面図、第5図は可動ヘッドユニットの動作原
理の説明図、第6図は可動ヘッド位置検出ユニットの構
成を示す斜視図、第7図はその動作説明の原理の説明図
、第8図(a)〜(C)はフォトダイオードの受光面に
描かれるスポット光像とフォトダイオードの出力電圧と
の関係を示す図、第9図は可動ヘッド位置検出ユニット
の受光素子の出力特性図、第10図はこの実施例の駆動
システムの構成を示すブロック回路図、第11図は従来
の磁気記録再生装置における回転ヘッド装置のドラム構
造を示す斜視図、第12図は従来の可動ヘッドのアクチ
ュエータの拡大断面図、第13図はバイモルフ型圧電素
子の動作原理の説明図、第14図は特殊再生時の可動ヘ
ッドの走査軌跡の説明図である。 (3) 、 (4)・・・可動ヘッド、 ())・・・
回転ドラム、(100)・・・可動ヘッドユニット、
(200) ・・・可動ヘッド位置検出ユニット、
(20B)・・・演算差動増幅器。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- (1)回転ドラムと、この回転ドラムに搭載された可動
ヘッドと、上記回転ドラムに配設され、上記可動ヘッド
を軸方向に平行移動するように変位させる可動ヘッド駆
動手段と、上記回転ドラムの磁気テープが巻回されてい
ない外周部に配設され、上記可動ヘッドの回転ドラムの
軸方向の絶対位置を検出する可動ヘッド位置検出手段と
、再生時には再生エンベロープ信号波形に基づいて上記
可動ヘッドが所定のトラックを走査するようにその位置
を制御し、記録時には上記可動ヘッド位置検出手段の検
出結果に基づいて当該可動ヘッドを所定の位置に固定す
るようにその位置を制御するヘッド位置制御手段とを備
えた磁気記録再生装置の回転磁気ヘッド装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP518690A JPH03209602A (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 磁気記録再生装置の回転磁気ヘッド装置 |
US07/638,764 US5313347A (en) | 1990-01-12 | 1991-01-08 | Rotating magnetic head for a magnetic recording reproduction system |
DE4101025A DE4101025A1 (de) | 1990-01-12 | 1991-01-11 | Rotierender magnetkopf und vorrichtung mit rotierenden magnetkoepfen fuer ein magnetisches aufzeichnungs-/wiedergabesystem |
GB9100630A GB2240658B (en) | 1990-01-12 | 1991-01-11 | A rotating magnetic head for a magnetic recording/reproduction system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP518690A JPH03209602A (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 磁気記録再生装置の回転磁気ヘッド装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03209602A true JPH03209602A (ja) | 1991-09-12 |
Family
ID=11604199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP518690A Pending JPH03209602A (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 磁気記録再生装置の回転磁気ヘッド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03209602A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05205232A (ja) * | 1992-01-28 | 1993-08-13 | Canon Inc | 磁気ヘツドアクチユエータ |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56117326A (en) * | 1980-02-18 | 1981-09-14 | Victor Co Of Japan Ltd | Rotary head type magnetic recording and reproducing device |
JPS5798130A (en) * | 1980-12-10 | 1982-06-18 | Hitachi Ltd | Inching device for rotating magnetic head |
JPS61267919A (ja) * | 1986-05-23 | 1986-11-27 | Sony Corp | 磁気記録再生装置 |
JPS63173217A (ja) * | 1987-01-10 | 1988-07-16 | Mitsubishi Electric Corp | 回転ドラム装置 |
-
1990
- 1990-01-12 JP JP518690A patent/JPH03209602A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS56117326A (en) * | 1980-02-18 | 1981-09-14 | Victor Co Of Japan Ltd | Rotary head type magnetic recording and reproducing device |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH05205232A (ja) * | 1992-01-28 | 1993-08-13 | Canon Inc | 磁気ヘツドアクチユエータ |
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