JPH03209574A - 画像ファイル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、画像データと共に画像情報を記憶媒体に書込
み、必要に応じて画像データを読出して診断に供する画
像ファイル装置に関する。

（従来の技術） 大記憶容量を有する光ディスクを記憶媒体として用いた
画像ファイル装置では、画像データを書込む（記憶する
）と共にこの画像データに付随してデータ名、日付は等
の画像情報を書込むことが行われている。そしてどのよ
うな画像が記憶媒体に記憶されているかを検索したい場
合は、画像情報を読出すだけではわからない場合が多い
ので、画像データ自身を読出してモニタに表示して確認
することが行われている。

（発明が解決しようとする課題） ところで従来の画像ファイル装置では、所望の画像デー
タを検索する場合は何度も画像データを読み出して表示
確認を行わなければならないので、非常に時間が費やさ
れるという問題がある。

すなわち光ディスクに書込まれる画像データは一般にデ
ータ容量が大きいので、この読出しには無視できないか
なりの時間が必要となる。例えばＸ線画像では約１０Ｍ
Ｂ（メガバイト）のデータ容量を有しているが、現在の
光ディスクのアクセススピードでは約５０秒の時間を要
するので、光ディスクから所望の画像を検索するにはか
なりの時間が必要となる。

本発明は以上のような問題に対処してなされたもので、
画像データの検索時間を短縮するようにした画像ファイ
ル装置を提供することを目的とするものである。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために本発明は、画像データと共に
画像情報を記憶媒体に書込み、必要に応じて画像データ
を読出してモニタに表示して診断に供する画像ファイル
装置において、記憶媒体に前記画像データ以外にこの画
像データよりもデータ容量の少ない縮小画像データを書
込む縮小画像作成手段を備えたことを特徴とするもので
ある。

（作　用） 画像データ以外にこれよりもデータ容量の少ない縮小画
像データを記憶媒体に書込み、所望の画像データを検索
するときは縮小画像データを読出して表示確認を行う。

これによって縮小画像データの占めるデータ分データ容
量は増加するが、画像データよりもデータ容量の少ない
縮小画像データを読出すことによって所望の画像データ
の検索を行うので、検索時間を大幅に短縮することがで
きる。

（実施例） 以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の画像ファイル装置の実施例を示すブロ
ック図で、１は装置全体の制御を行うＣＰＵ（中央演算
処理装置）、２はシステム用メモリ、３は表示フォーマ
ットの形で画像データを記憶するフレームメモリ、４は
フレームメモリ３内の画像データを画像として表示する
ＣＲＴデイスプレィ等から成るモニタであり、このモニ
タ４は対話のためにも用いられる。５はキーボード■／
Ｆ、６はデータ人力のために用いられるキーボード、７
は画像データ及び後述されるような縮小画像データを共
に記憶する画像用メモリ、８は画像データと共に画像用
メモリ７に記憶する縮小画像データ（カタログ・ファイ
ル）を作成するカタログ・ファイル作成装置、９，１０
は各々画像データを画像情報と共に記憶する光デイスク
装置及び磁気ディスク装置である。通常磁気ディスク装
置１０は画像データ等を一時的に記憶するために用いら
れ、光デイスク装置９は画像データ等を永久的に記憶す
るために用いられている。１１は後述のモダリティとの
間で通信を行うためのモダリティ通信用装置、１２はＸ
線ＣＴ装置、ＭＲＩ装置、コンピュータ・ラジオグラフ
ィ装置等の画像データを得るためのモダリティ　（診断
機器）、１３はデータバスである。

磁気ディスク装置１０はモダリティ通信用装置１１によ
ってモダリティ１２から画像データ及び画像情報を受信
したとき、ＣＰＵＩの制御の基にこれら情報を一時的に
記憶して保管する。カタログ・ファイル作成装置８はＣ
ＰＵＩの制御の基に磁気ディスク装置１０から画像デー
タ及び画像情報を読出して、画像データよりもデータ容
量の少ない縮小画像データ（カタログ・ファイル画像）
を作成し、画像データ及びこの縮小画像データを光デイ
スク装置９の各々異なった領域に書込む。

第２図はこのような縮小画像即ちカタログ・ファイル画
像の作成例を示すもので、画像データが反映されている
原画像１５が１０２４Ｘ１０２４Ｘ１６ビツト４２ＭＢ
　（メガバイト）のデータ容量から構成されているもの
とすると、この原画像１５を基にこれよりデータ容量の
少ない１２８×１２８Ｘ８ビットξ０．Ｏ］、６ＭＢの
カタログ・ファイル画像１６を作成する。原画像１５及
びカタログ・ファイル画像１６は、各々光デイスク装置
９の原画像用ブロック及びカタログ・ファイル画像用ブ
コックである専用領域に書込まれる。この場合カタログ
・ファイル画像１６を作成することによりこの分データ
容量は増加するが、前記例のように原画像１５に比較し
てその割合は０．　８％（０，０１６／２）程度であり
ほとんど問題はない。

このようにして原画像１５及びカタログ・ファイル画像
１６を書込んだ光デイスク装置９から所望の原画像を検
索するときは、後述のように光デイスク装置９からカタ
ログ・ファイル画像１６のみを読出して第３図のように
モニタ４に複数枚を表示することにより、必要とするカ
タログ・ファイル画像１６を指定すればこれに対応した
原画像１５を容易にモニタ４に表示することができる。

カタログ・ファイル画像１６の作成は、原画像１５を光
デイスク装置９に書込むときにその原画像１５をモニタ
４に表示し、表示条件（例えば階調変換条件等）をキー
ボード６から入力しながら最適表示条件を見つけて、こ
れをパラメータとし、またこのときのカタログ・ファイ
ル画像１６のサイズ、データ長、圧縮の有無、圧縮方法
等もパラメータとして同時にキーボード６から入力して
行う。これらパラメータは作成したカタログ・ファイル
画像１６と共に光デイスク装置９に書込む。

そして光デイスク装置９からカタログ・ファイル画像１
６をモニタ４に表示する場合、カタログ・ファイル画像
１６と共に書込まれたパラメータを基に表示画像を生成
し、カタログ・ファイル画像１６としてモニタ４に表示
する。

カタログ・ファイル画像作成のためのパラメータはデフ
ォルト値（予め用意された値）を使用し、デフォルト値
と異なる値を設定したい場合のみキーボード６から入力
するようにしてもよい。また、カタログ・ファイル画像
のデータ長（１画素当り）は４ビツト、８ビツト、・・
・のように指定でき、画像サイズも６４Ｘ６４，１２８
Ｘ１２８，２５６×２５６．５１２Ｘ５１２のように指
定でき、必ずしも正方形でなくともよい。第２図の例で
は８ビツトのデータ長で、１２８Ｘ１２８の画像サイズ
に設定した場合を示している。

次に本実施例の作用を説明する。

光デイスク装置９から所望の画像を検索し表示する場合
、先ず光デイスク装置９のカタログ・ファイル画像用ブ
ロックからこれに書込まれているカタログ・ファイル画
像を読出す。次にこれを画像用メモリ７に転送し、必要
に応じてウィンドウ変換、拡大縮小等の画像処理を加え
てフレームメモリ３に転送してモニタ４に表示する。モ
ニタ４に表示するときは、１枚表示、２枚表示、４枚表
示、・・・のように複数枚表示をキーボード６から指示
して、順次光ディスク装置９からカタログ・ファイル画
像を画像用メモリ７に読込んでモニタ４に表示する。所
望の画像が検索できたらカタログ・画像の番号、ファイ
ル名、または別の指定手段（グラフィック・カーソル等
）を使用して所望のカタログ・ファイル画像を指定する
。カタログ・ファイル画像が指定されるとそれに対応し
た原画像を原画像用ブロックから見つけ出して画像用メ
モリ７に転送する。必要に応じて画像処理を加え、フレ
ームメモリ３に転送してモニタ４に表示する。

第３図は５１２Ｘ５１２の画像サイズのモニタ４に１６
枚のカタログ・ファイル画像を表示した例を示している
。

次に光デイスク装置９から所望の画像を検索してモダリ
ティ１２に転送する場合、先ず光デイスク装置９のカタ
ログ・ファイル画像用ブロックからこれに書込まれてい
るカタログ・ファイル画像を読出す。次にこれを画像用
メモリ７に転送し、必要に応じてウィンドウ変換、拡大
縮小等の画像処理を加えてフレームメモリ３に転送して
モニタ４に表示する。モニタ４に表示するときは、１枚
表示、２枚表示、４枚表示、・・・のように複数枚表示
をキーボード６から指示して、順次光ディスク装置９か
らカタログ・ファイル画像を画像用メモリ７に読込んで
モニタ４に表示する。所望の画像が検索できたらカタロ
グ・ファイル画像の番号、ファイル名、または別の指定
手段（グラフィック・カーソル等）を使用して所望のカ
タログ・ファイル画像を指定する。カタログ・ファイル
画像が指定されると、それに対応した原画像を原画像用
ブロックから捜し出して画像用メモリ７に転送する。必
要に応じて画像処理を加え、モダリティ通信用装置１１
を介してモダリティ１２に転送する。

以上の実施例では画像データを縮小する例で示したが、
この縮小画像データと共にデータ名、日付は等の画像情
報を共に書込むようにしても同様な効果を得ることがで
きる。

また圧縮は使用してもしなくともよいし、圧縮を行った
場合はその圧縮方法がわかるように例えば各圧縮方法を
コード化し、圧縮復元のときにどのような圧縮方法を行
ったかを判別できるようにする。これはカタログ・ファ
イル画像の表示のときに復元される。

また、上記実施例では光デイスク装置を対象としたカタ
ログ・ファイル装置に例をあげたが、同等の機能を有す
るものであれば他の装置例えば磁気ディスク装置を代わ
りに用いてもよい。

［発明の効果］ 以上述べたように本発明によれば、画像データ以外にこ
れよりもデータ容量の少ない縮小画像用データを記憶手
段に書込むようにしたので、所望の画像データを検出す
るとき縮小画像用データを利用することにより検索時間
を大幅に短縮することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の画像ファイル装置の実施例を示すブロ
ック図、第２図は本実施例において縮小画像データを作
成する方法を示す説明図、第３図は本実施例における画
像表示例である。 １・・・ＣＰＵ　（中央演算処理装置）、３・・・フレ
ームメモリ、４・・・モニタ、６・・・キーボード、　
　　７・・・画像用メモリ、８・・・カタログ・ファイ
ル作成装置、９・・・光デイスク装置。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）画像データと共に画像情報を記憶媒体に書込み、
   必要に応じて画像データを読出してモニタに表示して診
   断に供する画像ファイル装置において、記憶媒体に前記
   画像データ以外にこの画像データよりもデータ容量の少
   ない縮小画像データを書込む縮小画像作成手段を備えた
   ことを特徴とする画像ファイル装置。
2. （２）縮小画像作成手段が縮小画像データと共に画像情
   報を書込む請求項１記載の画像ファイル装置。