JPH03208819A - フェライト被覆方法 - Google Patents

フェライト被覆方法

Info

Publication number
JPH03208819A
JPH03208819A JP331690A JP331690A JPH03208819A JP H03208819 A JPH03208819 A JP H03208819A JP 331690 A JP331690 A JP 331690A JP 331690 A JP331690 A JP 331690A JP H03208819 A JPH03208819 A JP H03208819A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soln
ferrite
oxidation
reduction potential
solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP331690A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2631753B2 (ja
Inventor
Katsuaki Yoshioka
吉岡 克昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP331690A priority Critical patent/JP2631753B2/ja
Publication of JPH03208819A publication Critical patent/JPH03208819A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2631753B2 publication Critical patent/JP2631753B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compounds Of Iron (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はフェライト被覆方法、特に粒子、繊維状物のフ
ェライト被覆方法に関する。
(従来の技術及びその問題点) 基体上にフェライト被膜を形成する方法は、特開昭63
−65085号公報で公知であるが、副生物を生じやす
く、安定かつ制御された磁性膜が得難かった。
(発明の内容) 本発明は、基体上にフェライト被膜を形成する方法にお
いて、 (al水又は水溶液に基体を接触させ、(b)pH−酸
化・還元電位図でA (6,−440mV) 。
B (6,−130mV) 、 C(11,−430m
V1. D (11,−740mV)の範囲にpHと酸
化・還元電位が含まれるように、第一鉄イオン水溶液、
酸化剤溶液及びpH調整剤を添加するフェライト被覆方
法を提供する。
本発明に用いられる基体は、特に限定はないが微少粒子
、繊維が好ましい。発明者は、如何に溶液中の粒子及び
/又は繊維状表面に吸着していない第一鉄イオンを少な
く制御するかが、重要であることを見出し、pHと酸化
・還元電位を一定の範囲内に制御することにより、安定
かつ制御されたフェライト被覆物を得る発明を完成した
特に、粒子の表面エネルギーの特殊性が期待しにくい、
粒径の比較的大きな(比表面積の小さな)粒子などは第
一鉄イオンの吸着量が少なく、溶液中の第一鉄イオン量
が副生物の発生に大きく影響する。
更に本発明では、pH−酸化・還元電位をA(6,−4
40mV) 、 B (6,−130mV) 、 C(
11,−430mVID fil、−740mV)の範
囲内に制御することにより所望の飽和磁化量を得ること
を見出した。
粒子は、平均粒径100μm以下のものが好適である。
100μmを越えるものについては、フェライト膜の形
成が緩慢になり、副生物が生成しやすくなる。本発明中
において、粒子とは球体。
不定型、板状のものを意味する。また、繊維状物にもフ
ェライト膜の選択的形成が考えられ、実際にそのように
選択的に形成されることが確認された。繊維状物の場合
についても、直径1100LL以下のものが好適に利用
される。
粒子又は繊維状物(以下、合わせて粒子状物という)は
、如何なるものから形成されていてもよい。例えば、樹
脂、金属、金属酸化物、有機顔料。
セルロース、合成高分子材料、セラミックス等の素材か
ら形成されていてもよい。特に樹脂、金属酸化物(顔料
等を含む)、セラミックス、有機顔料等が好適なものと
して考えられる。繊維状物の場合は天然繊維1合成繊維
又は無機繊維を用いることができる。
フェライト膜の形成は、粒子状物が混合された水又は水
溶液中において実施される。本発明での水溶液はpH緩
衝剤、例えば酢酸アンモニウムなどの有機酸塩水溶液で
、好ましくは脱酸素状態の水溶液が好ましい。第一鉄イ
オンは、第一鉄の塩酸塩、硫酸塩、酢酸塩等の塩の形で
水溶液中に供給される。第一鉄イオン水溶液は、第一鉄
イオンと共に他の金属イオンを含んでいてもよい。水溶
液が金属イオンとして第一鉄イオンのみを含む場合には
、金属元素として鉄のみを含むスピネル・フェライト、
すなわちマグネタイトFew 04の膜として得られる
。また水溶液中には、第一鉄イオンの他にその他の遷移
金属イオンM″1を含んでもよい。その他の金属種とし
ては、亜鉛、コバルト、ニッケル、マンガン、銅、バナ
ジラム、アンルシウム、カドミウム、インジウム等が例
示される。Mがコバルトの場合にはコバルトフェライト
(CoxFesxO4) 、ニッケルの場合にはニッケ
ルフェライト(NixFesxO4)などが得られ、M
が複数種の場合にも混晶フェライトが得られる。これら
の第一鉄イオン以外の金属種も、それぞれ水溶性の塩の
形で水溶液中に供給される。
本発明では、酸化剤の例としては亜硝酸塩、硝酸塩、過
酸化水素、有機過酸化物、過塩素酸又は溶存酸素水等が
挙げられるが、酸化能が高いものは溶液中での副生物の
生成やフェライトの純度低下が生じ、また酸化能が低い
ものはフェライトの反応が遅くなったり、フェライト反
応そのものが生じないため、本発明においては亜硝酸塩
を用いることが好ましい。また水溶液のpHは、水溶液
中に存在するアニオン、金属イオンの種類において適宜
選択され、pH6〜11に制御されるが、好ましくは6
.5〜10の範囲とされる。pHの安定化のために、例
えば酢酸ナトリウムなどの緩衝液、又は緩衝効果のある
塩を加えてもよい。
酸化・還元電位は、第1図で示したpHと酸化・還元電
位図の線■と線■の間に制御される。従って、pHと酸
化・還元電位図(第1図)に示されたAB、C,Dで囲
まれた部分に制御することによって、目的のフェライト
被覆物が得られる。
本発明の反応を実行させるための温度条件は、水溶液の
沸点以下の範囲であればよいが、好ましくは60−79
0℃の範囲で行われる。また、反応は好ましくは脱酸素
雰囲気下で行われる。酸素が多量に存在する条件下では
、不必要な酸化反応が進行するので好ましくない。例え
ば、窒素雰囲気下で反応を行うのが好ましい。また同様
に、第一鉄イオン及び酸化剤溶液からも酸素を除き、脱
酸素水溶液とする。
本発明に用いる粒子状物はそのまま用いてもよいが、磁
気ディスク等の板状物において実施される前処理、例え
ばプラズマ処理、アルカリ処理。
酸処理あるいは物理的な処理を行ってもよい。
これらの処理を行った場合、水溶液に対するぬれ性が改
善され、均一な膜が得られる。
本発明の好適な方法は、先ず脱酸素水に粒子状物を懸濁
し、この際必要により界面活性剤等の添加剤を添加して
、粒状物の水への馴染みを向上してもよい。次いで必要
によりpH調整のためにpH緩衝剤等を混入し、pHを
所定値に設定する。
この後、第一鉄イオン溶液と酸化剤溶液を上記懸濁液に
添加していく。この添加プロセス中、懸濁液の酸化・還
元電位+ pHは所定値で一定の範囲内に制御する。酸
化・還元電位の制御は、酸化剤溶液もしくは第一鉄イオ
ン溶液の適加速度を変化させることで行う。pHの制御
は、アンモニア水等アルカリ溶液を適宜添加することで
行う。特に好ましくは、pH−酸化・還元電位は定点制
御である。
この工程では、適加した金属イオン量によりフェライト
膜厚が調整され、極めて好適である。
得られたフェライト被覆をした粒子状物は、濾過するこ
とにより分離し目的物を得る。目的に応じて分離後、乾
燥してもよい。
本発明において、第一鉄イオン溶液と酸化剤溶液は、F
 e ” ”/ F e ” ”による酸化・還元電位
の制御のもとに懸濁液中に添加される。
例えば、酸化剤溶液の添加量を一定とした場合、第一鉄
イオン溶液の添加量を多くすると溶液中のFe”濃度が
高まり、酸化・還元電位が下降する。
この場合、表面に吸着していないFe”濃度が高まり、
粒子表面以外での副生物の生成が多くなる。
また、F e ”の滴加量を少なくすると溶液中のFe
24が殆どなくなり、酸化・還元電位は上昇し酸化剤の
濃度が高まる。
この場合には、供給・吸着したFe”イオンの多くがF
e”に酸化され、目的とするフェライトの磁化量を得る
ことができない。
本発明における溶液中の酸化・還元電位は、pH。
鉄イオン濃度に依存するが、温度、他種金属イオンの種
類、濃度によっても異なるため、制御電位を適宜設定す
ることにより、所望の飽和磁化量を得ることが可能であ
る。
また、酸化・還元電位測定のための電極は、電極での不
必要な酸化・還元反応を生じさせないため白金、ステン
レス等の不活性、導電物質を用いるのが好ましい。
以上述べたように、本発明の工程は簡単な方法により、
極めて選択的に粒子状物表面にフェライト膜がコーティ
ングされ、所望の飽和磁化量を持った今までにない被覆
物が得られる。
(発明の効果) 本発明のフェライト被覆物は、種々の用途に応用するこ
とができる。例えば、電子写真用のトナーやキャリアー
等にフェライト被覆をして、トナーの飛散防止や軟化点
の低い樹脂材料の使用等を可能にする。また、フェライ
ト膜で被覆された粒子は表示材料(例えば、磁性表示)
、記録材料(マグネトグラフィー)等への応用も考えら
れる。
また、フェライト被覆は、塗料、インキ、樹脂成型品等
に混入することもできる。更に医療分野へも応用可能で
あり、粒子状の薬剤にフェライトな被覆して、これを磁
石で患者の疾患部に誘導し、優れた薬効を発揮させるこ
とも可能である。
(実施例) 本発明を実施例により更に詳細に説明する。
実」L伝」。
反応容器にイオン交換水0.942を仕込んだ。
これに予め酸化チタンを10g分散させたイオン交換水
100gを投入し、N2ガスにより脱酸素を行った。充
分脱酸素を行った後、アンモニア水でpHを69に調整
した。容器内の温度は、その間70℃に保持した。
このものに予めFeCβ210gを脱酸素イオン交換水
に溶解し、100ccの第一鉄イオン水溶液を作製した
溶液と、脱酸素を行ったイオン交換水II2に亜硝酸ナ
トリウム20g溶解した溶液を、5 cc/ minの
割合で供給を開始した。この間pHは一定に維持した。
また、この溶液における制御酸化・還元電位は、予めの
検討により一470mVであるので、この値で一定に維
持するよう第一鉄イオン溶液の供給速度により調整した
20分後、酸化チタン上にマグネタイトがカプセル化さ
れた粒子が生成した。副生マグネタイト粒子は殆ど生じ
なかった。約10分間のエージングの後、粒子をか過に
より分離・水洗した。作製されたマグネタイトメツキ酸
化チタンは灰色であった。
この方法は、金属イオンを鉄の他、Zn、Ni等を加え
ることにより色相が黄味がかったものなどが得られる。
このものは、塗料用、化粧用など用途が広い。
及五■ユ 反応容器にイオン交換水0.942を仕込んだ。
これに予め6umのポリスチレン粒子(住友化学社製フ
ァインパール300F)  10 gを分散したイオン
交換水100gを投入し、N2ガスにより脱酸素を行っ
た。充分脱酸素を行った後、0. I N −NaOH
でpHa9に調整した。この後、容器内の温度を70℃
に加温した。
このものに予め、実施例1と同様にして調整した塩化第
一鉄水溶液と脱酸素を行ったイオン交換水1βに亜硝酸
ナトリウム20g溶解した溶液を、5cc/minの割
合で供給した。この間pHは一定に維持し、酸化・還元
電位を一470mVに、実施例1と同様にして維持した
約20分後、ポリスチレン粒子にマグネタイトがカプセ
ル化されたポリスチレン粒子が生成した。
副生マグネタイト粒子は殆ど生じなかった。これをか過
、水洗してマグネタイトメツキポリスチレン粒子を得た
。得られたマグネタイトメツキポリスチレン粒子は、黒
色をしていた。
11月ユ 反応容器にイオン交換水0.92を仕込んだ。
これに予め6umのポリスチレン粒子(住友化学社製フ
ァインバール300F) 10 gを分散したイオン交
換水100gを投入し、N、ガスにより脱酸素を行った
。充分脱酸素を行った後、アンモニア水でp H6,9
に調整した。この後、容器内の温度を70℃に加温した
このものに予め、F e CI2z l Og 、 N
 i C12*2gを脱酸素イオン交換水に溶解し、1
00ccの金属イオン水溶液を作製し、この溶液と脱酸
素を行ったイオン交換水lI2に亜硝酸ナトリウム20
g溶解した溶液を、5 cc/ minの割合で供給し
た。
この間pHは一定に維持した。また、酸化・還元電位を
一470mVに、実施例1と同様にして維持した。本溶
液においてN i C12mは、第一鉄イオンの酸化・
還元電位に影響を与えなかった。
約20分後、ポリスチレン粒子にNiフェライトがカプ
セル化されたポリスチレン粒子が生成した。
副生Niフェライト粒子は殆ど生じなかった。
これをか過、水洗してNiフェライトメツキポリスチレ
ン粒子を得た。得られたNiフェライトメツキポリスチ
レン粒子は、茶色をしていた。
実施例2及び3のものは、粒子に種々の樹脂材料を選ぶ
ことにより磁性トナー、l1fl気型表示材料等に用い
られたり、化粧用、粉体塗料用、帯電防止用充填材、1
if1気印刷材料など用途が広い。
11五1 反応容器にイオン交換水0.942を仕込んだ。
これに予めガラスカットファイバー(直径15μmスチ
レン粒子を得た。得られたNiフェライトメツキポリス
チレン粒子は、茶色をしていた。
実施例2及び3のものは、粒子に種々の樹脂材料を選ぶ
ことにより磁性トナー、m気型表示材料等に用いられた
り、化粧用、粉体塗料用、帯電防止用充填材、1ifl
気印刷材料など用途が広い。
11■A 反応容器にイオン交換水0.92を仕込んだ。
これに予めガラスカットファイバー(直径15μm。
長さ3mm:富士ファイバーグラス社製)30gを分散
したイオン交換水100gを投入し、N2ガスにより脱
酸素を行った。充分脱酸素を行った後アンモニア水でp
 H6,9に調整した。この後、容器内の温度を70℃
に加温した。このものに予め実施例1と同様にして作製
した塩化第一鉄イオン溶液と、脱酸素を行ったイオン交
換水IJ2に亜硝酸ナトリウム20g溶解した溶液を、
5cc/minの割合で供給した。この間pHは一定に
維持した。
また、酸化・還元電位を一470mVに実施例1と同様
にして維持した。
更に、飽和磁化量を制御した実施例について説明する。
Li■1 反応容器にイオン交換水0.9j2を仕込んだ。
これに予め粒径6μmのポリスチレン粒子を10g分散
させたイオン交換水100gを投入し、N2ガスにより
脱酸素を行った。充分脱酸素を行った後、アンモニア水
でpHをaOに調整した。
容器内の温度は、その間70℃に保持した。
このものに予めF e Cj2 *を脱酸素イオン交換
水に溶解し、30重量%の第一鉄イオン水溶液を作製し
た溶液を、l OmQ / winの割合で供給を開始
し、更に脱酸素を行ったイオン交換水に亜硝酸ナトリウ
ムを溶解し、15重量%溶液を1mQ/minの割合で
供給した。この間pHは一定に維持した。
また、この溶液における制御酸化・還元電位は一480
mVの値で一定に維持するよう、第一鉄イオン溶液を供
給した。
30分後、ポリスチレン粒子上にフェライトが生成した
。副生マグネタイト粒子は殆ど生じなかつた。約10分
間のエージングの後、粒子をか過により分離・水洗した
。本誌により5回サンプルを作製し、作製された粒子な
VSM振動式磁気測定装置を用いてIOKエルステッド
の飽和磁化量を測定したところ、31,28,26,3
0,27emu / gの飽和磁化量を得たが、これら
は平均値2 a 4  emu/ gで、バラツキも少
ない粒子であった。
叉JLJL互 実施例5における、酸化・還元電位を一300mVに変
えた以外は、実施例5と同様にして行った。
得られた結果は、下記の通りである。
サンプル1  25emu/g   22  23  18  20 (平均値   21.6) 11■ユ 実施例5における、pHと酸化・還元電位を9.5.−
500mVに変えた以外は、実施例5と同様にして行っ
た。
得られた結果は、下記の通りである。
サンプル1  34emu/g   28  30  36  32 (平均値   34.0 ) 1m 実施例5における、pHと酸化・還元電位を9.0.−
350mVに変えた以外は、実施例5と同様にして行っ
た。
得られた結果は、下記の通りである。
サンプル1  30emu/g   27  29  23  28 (平均値   27.4 ) 衷W旦 実施例5における、ポリスチレン粒子をTies粒子に
変えた以外は、実施例5と同様にして行った。
得られた5サンプルの平均値は、下記の通りである。
平均値   10. Oemu/ g 1m厘 実施例6における、ポリスチレン粒子をガラスカットフ
ァイバーに変えた以外は、実施例6と同様にして行った
得られた5サンプルの平均値は、下記の通りである。
平均値   2 a 1  emu/ g夾mユ 実施例5における、Fe12の供給割合を30゜60 
mQ / minに変えた以外は、実施例5と同様にし
て行った。
得られた5サンプルの平均値は、下記の通りである。
実施例5における、Fe 24とNO3−の供給割合を
Fe”が60mQ/min %No、−が3,5mQ/
minに変えた以外は、実施例5と同様にして行った。
得られた5サンプルの平均値は、下記の通りである。
実施例5における、pHを開始時にp H,7,5にし
、終了時にp H9,5となるように変えた以外は実施
例5と同様にして行った。
得られた結果は、下記の通りである。
サンプルl   33emu/g   32  28  34  33 (平均値   32.0 ) 比m 実施例5における、pHを5.5に変えた以外は実施例
5と同様にして行った。
得られた結果は、下記の通りである。安定なフェライト
被覆ができなかった。
サンプル1  フェライト被覆できず 2  10emu/g 5 4  フェライト被覆できず 5    15 工MJ、九l 実施例5における、pHを11.5に変えた以外は、実
施例5と同様にして行った。
得られた結果は、下記の通りである。
サンプル1   2emu/g   15 5 6 5  フェライト被覆できず ルJロ九ユ 実施例5における、pHと酸化・還元電位をp H6,
5、酸化・還元電位−550mVに変えた以外は、実施
例5と同様にして行った。
副生成物が多くでき、被覆はできなかった。
之笠亘A 実施例5における、pHをa5に、酸化・還元電位制御
を行わなかった以外は、実施例5と同様にして行った。
得られた結果は、下記の通り飽和磁化量のバラツキの大
きい被覆であった。
サンプル1  28emu/g    10   21 5  18 (平均値   16.4) 実施例5〜13に示したように、p)(と酸化・還元電
位を制御することにより、飽和磁化量をコントロールす
ることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明で得られるフェライト被覆を得ること
のできる範囲(網目部分)を示したpH−酸化・還元電
位図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基体上にフェライト被膜を形成する方法において (a)水又は水溶液に基体を接触させ、 (b)pH−酸化・還元電位図でA(6、−440mV
    )、B(6、−130mV)、C(11、−430mV
    )及びD(11、−740mV)の範囲にpHと酸化・
    還元電位が含まれるように、第一鉄イオン水溶液、酸化
    剤溶液及びpH調整剤を添加するフェライト被覆方法
JP331690A 1990-01-12 1990-01-12 フェライト被覆方法 Expired - Lifetime JP2631753B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP331690A JP2631753B2 (ja) 1990-01-12 1990-01-12 フェライト被覆方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP331690A JP2631753B2 (ja) 1990-01-12 1990-01-12 フェライト被覆方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03208819A true JPH03208819A (ja) 1991-09-12
JP2631753B2 JP2631753B2 (ja) 1997-07-16

Family

ID=11553953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP331690A Expired - Lifetime JP2631753B2 (ja) 1990-01-12 1990-01-12 フェライト被覆方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2631753B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5552321A (en) * 1993-08-24 1996-09-03 Bioptechs Inc. Temperature controlled culture dish apparatus
JP2020043283A (ja) * 2018-09-13 2020-03-19 日本特殊陶業株式会社 軟磁性フェライト複合材の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5552321A (en) * 1993-08-24 1996-09-03 Bioptechs Inc. Temperature controlled culture dish apparatus
JP2020043283A (ja) * 2018-09-13 2020-03-19 日本特殊陶業株式会社 軟磁性フェライト複合材の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2631753B2 (ja) 1997-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5336421A (en) Spinel-type spherical, black iron oxide particles and process for the producing the same
US4911957A (en) Method of forming ferrite film on particles or fibers
US3669643A (en) Method for the preparation of small cobalt particles
EP0442022B1 (en) Method of forming ferrite coatings
EP1376129B1 (en) Magnetic carrier for biological substance, production method thereof and isolation method of biological substance using the same
GB1603213A (en) Cobalt containing iron oxide magnetic particles and method for the preparation of the same
JPH03208819A (ja) フェライト被覆方法
Tanaka et al. Preparation of spherical and uniform-sized ferrite nanoparticles with diameters between 50 and 150 nm for biomedical applications
US3379539A (en) Chemical plating
US3905841A (en) Method of improving dispersability of small metallic magnetic particles in organic resin binders
US4256484A (en) Metallic iron particles for magnetic recording
CA1043588A (en) Powdery material for magnetic recording medium and process for production of same
JP2661914B2 (ja) コバルトを含有する針状磁性酸化鉄の製造方法
EP0302912A4 (en) METHOD FOR PRODUCING MONODISPERGIZED FERRITES CONTAINING BARIUM.
EP0487230B1 (en) Spinel-type spherical black iron oxide particles and process for producing the same
JP3246943B2 (ja) 本質的に鉄から成る針状強磁性金属粉末の安定化方法
JP3056503B2 (ja) 白色磁性粉体およびその製造方法
JP2002053322A (ja) 酸化鉄粒子
JPS5976402A (ja) 磁気記録媒体用磁性酸化鉄粒子粉末の製造法
JPS61281023A (ja) 強磁性酸化鉄微粒子の製造方法
JPH0471012B2 (ja)
KR0128127B1 (ko) 산화환원 전위를 이용한 구형의 흑색 자성분말 제조방법
US3899369A (en) Process for the production of magnetic materials having selective coercivity by using selected D.C. magnetic fields
KR910009210B1 (ko) 레피도크로사이트의 제조방법
JPH03171601A (ja) 強磁性金属粉末及び磁気記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425

Year of fee payment: 13