JPH0320815Y2 - - Google Patents

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JPH0320815Y2
JPH0320815Y2 JP1986117688U JP11768886U JPH0320815Y2 JP H0320815 Y2 JPH0320815 Y2 JP H0320815Y2 JP 1986117688 U JP1986117688 U JP 1986117688U JP 11768886 U JP11768886 U JP 11768886U JP H0320815 Y2 JPH0320815 Y2 JP H0320815Y2
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JP
Japan
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endpiece
temple
fitting plate
opening
piece
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JP1986117688U
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JPS6324524U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、眼鏡フレームのテンプルとヨロイと
丁番から構成されるテンプル開閉構造に関する。
〔従来の技術〕
従来の眼鏡用テンプル開閉構造は、第7a図及
び第7b図に示すようにフロントの端部に取り付
けられた丁番雌駒とテンプル端部に取りつけられ
た丁番雄駒を嵌合し、各駒に設けられたネジ穴を
介してネジにて両駒を締め付け、この時のネジの
締め付け力によつて生じる雌雄両駒間の摺動抵抗
を利用して適度な開閉抵抗を得ていた。
しかしながら、フレームの脱着時や、装用時に
おける丁番のネジのゆるみやテンプル開き方向
(第7b図に示すA方向)にかかる外力は丁番の
噛み合わせに狂いを生じさせる原因となり、例え
ば、経時的には左右テンプルの開きの相違を生じ
させ、左右レンズの装用距離の偏りを招いたり、
左右テンプルの角度を狂わせたりする。そして、
それは眼鏡をずり落ち易くなつたりさせるだけで
なく、光学的に視野を変化させ、視力補正効果を
減じさせ、良好な装用感を望めなくする。
そこで、例えば、実公昭30−9861号公報には、
外観の意匠的効果と、部品の補強を目的として、
丁番近傍に棒状の酢酸アミールの小片をテンプル
に外接させて接着する方法が開示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述の実公昭30−9861号公報に
開示する接着による小片の接合方法は、接着剤の
はみ出し等による接合境界部の審美性の問題や接
合材質にあわせて接着剤を選択しなければならな
いという問題や、接着強度やその経時変化に基づ
く接着力の低下等について問題があり、満足なテ
ンプル開閉構造は得られていなかつた。
本考案は、かかる上記の課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、接合強度に優
れた眼鏡フレームのテンプル開閉構造を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、かかる上記の目的を達成するために
なされたものであり、 テンプルと、ヨロイと前記テンプルの先端の一
部が前記ヨロイに内接するように前記テンプルと
前記ヨロイとを連結する丁番と、ヨロイの外側面
に接合した嵌め合せ板とを備えた眼鏡フレームの
テンプル開閉構造であつて、 前記ヨロイとの内接面に接合ピンが形成された
嵌め合せ板と、 外側面に、あらかじめ前記嵌め合せ板が合致す
る凹状部が形成されかつ、その凹状部の底面に貫
通孔が形成されたヨロイとを用い、 前記ヨロイの貫通孔に前記嵌め合せ板に形成さ
れた接合ピンを挿入し、その接合ピンの挿入端部
をかしめ止めすることにより、前記ヨロイに前記
嵌め合せ板を接合したことを特徴とする眼鏡フレ
ームのテンプルの開閉構造を提供することにあ
る。
〔作用〕
本考案のヨロイは、その外側面に嵌め合せ板が
合致する凹状部が形成され、かつその凹状部の底
面には貫通孔が形成される。一方、嵌め合せ板の
ヨロイとの内接面には接合ピンが形成される。従
つて、ヨロイの貫通孔に嵌め合せ板に形成された
接合ピンを挿入し、その接合ピンの先端をかしめ
ることにより、嵌め合せ板とヨロイとは接合され
る。
さらに、テンプルの先端部の一部がヨロイの内
側に内設してあるので、テンプルの開きはヨロイ
とそのヨロイの外側面に配設された嵌め合せ板に
阻止される。また、テンプルの開きによりかかる
ヨロイの変形も嵌め合せ板により強度が補強され
ているのでヨロイのめくれが防止できる。
〔実施例〕
以下に本実施例について第1図から第6図の図
面の基づいて詳細に説明する。第1図は、本実施
例の全体図(背面斜視図)であり、第2図は右側
面図、第3図は、第2図におけるX−X′断面図、
第4図から第6図までは第1図の部分拡大図であ
る。
第1図に示す眼鏡フレーム1は、嵌め合せ板
2、ブリツジ3、ヨロイ4、テンプル5、リム
6、パツド7、丁番8によつて構成され、テンプ
ル開閉構造9(Bに示す)は、嵌め合せ板2、ヨ
ロイ4、テンプル5、丁番8から構成され、第2
図は、第1図に示す眼鏡フレーム1の右側面図を
示すもので、テンプル開閉構造9の外側面を示し
ている。第3図は、実施例のテンプル開閉構造9
における嵌め合せ板2とヨロイ4との接合状態を
示しており、ヨロイ4に形成された座グリ穴10
に、ピン11を嵌挿させ、ピン11の頭をつぶし
て変形させヨロイ4と嵌め合せ板2を接合してお
り、その接合方法は、18Kの金材の嵌め合せ板2
とピン11をロウ付けして一体成形し、あらかじ
め凹状を形成したヨロイ4の外側面に座ダリ穴1
1の貫通孔を形成し、前記一体成形したピン11
を挿入し、ヨロイ側のピン11の頭をつぶす、か
しめ加工がなされている。
また第4図に示すようにフレーム外観を二色以
上のコンビネーシヨンめつきとするにあたり、フ
レーム本体に二回以上のめつきを施すことなく明
瞭な境界をもつたコンビネーシヨンめつきを実現
できる嵌め合い板を成形し、本体と嵌め合せ板と
を別々にめつきし、これを嵌め合せることによつ
て、めつきの色ちがい部の境界が明瞭になる様に
してある。
第5図はテンプル開閉構造9の平面図を示して
おり、第5図において前記開閉構造9は、底部を
テンプルにロウ付けされた丁番雄駒12と底部を
ヨロイの内側面にロウ付けされた丁番雌駒13と
をそれぞれの駒部12a,13aで嵌合し、前記
両駒を締め付ける丁番ネジ14で螺合した蝶番8
を有しており、さらにヨロイ4の外側面に嵌め合
せ板2が接合されている。
第5図においてヨロイ4と嵌め合せ板2及び丁
番4とのテンプルの開閉状態は、開の状態を示し
ており、閉の状態は、Cの方向にテンプルを曲げ
ることによつて行われる。
このテンプルの開閉運動の運動の中心位置であ
る丁番8は第6図に示すように雄駒12の底部の
長さを雄駒13の底部よりテンプルの厚み分短く
して、テンプル5が開の状態になつた時テンプル
5と丁番雌駒13の底部は同一線上になり、ヨロ
イ4の内側面に当接するようになつている。
即ちこれは、丁番雌駒13の底部をヨロイの内
側面に配設し、丁番雄駒12の底部の長さを雌駒
13よりテンプルの厚み分だけ短くした構造によ
り達成されるもので、また雌駒12の配設位置
は、テンプル5と雌駒との接触面15が常にヨロ
イのテンプル側端面4aよりもフロント側にある
ようになつており、テンプル5の一部は、ヨロイ
4に内接するようになつている。従つて、テンプ
ル5のd方向の開きに対してヨロイ4と嵌め合せ
板2で阻止されるようになつているので、この開
きの力によりヨロイがめくれ、ヨロイ角度が開い
た為に生ずるテンプル開き角度の狂いを防止する
ことができる。
また、このテンプル開閉構造の各部品の材質、
形状等に関しては特に限定されないが特に、メタ
ルフレームに好適である。
〔考案の効果〕
テンプルの開閉機構がヨロイの内側面にあるた
め、眼鏡の脱着にともなうテンプルの開きに対す
る外力をヨロイで阻止でき、またヨロイの外側面
には、嵌め合せ板が接合され、ヨロイ強度が補強
されているため、ヨロイのテンプルの開閉時にか
かる外力からのめくれを防ぐことができる。また
嵌め合せ板の形状を変えたり、表面処理方法、図
形、文字の刻印等を施すことにより、メタルフレ
ームの場合、装飾板あるいは表示板として使用で
きる。
さらに、本考案のヨロイと嵌め合せ板とは接合
ピンでかしめ固定されているので、接着剤等の貼
り合せと異なり、その接合部は接合強度に優れ、
経時変化にも強い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本実施例の斜視図、第2図は、第1
図の右側面図、第3図は、第2図のX−X1線断
面図、第4図から第6図までは、第1図の部分拡
大図、第7a図及び第7b図は従来技術のテンプ
ル開閉構造の平面図である。 1……眼鏡フレーム、2……嵌め合せ板、4…
…ヨロイ、5……テンプル、8……丁番。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 テンプルと、ヨロイと前記テンプルの先端の一
    部が前記ヨロイに内接するように前記テンプルと
    前記ヨロイとを連結する丁番と、ヨロイの外側面
    に接合した嵌め合せ板とを備えた眼鏡フレームの
    テンプル開閉構造であつて、 前記ヨロイとの内接面に接合ピンが形成された
    嵌め合せ板と、 外側面に、あらかじめ前記嵌め合せ板が合致す
    る凹状部が形成されかつ、その凹状部の底面に貫
    通孔が形成されたヨロイとを用い、 前記ヨロイの貫通孔に前記嵌め合せ板に形成さ
    れた接合ピンを挿入し、その接合ピンの挿入端部
    をかしめ止めすることにより、前記ヨロイに前記
    嵌め合せ板を接合したことを特徴とする眼鏡フレ
    ームのテンプルの開閉構造。
JP1986117688U 1986-07-31 1986-07-31 Expired JPH0320815Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986117688U JPH0320815Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986117688U JPH0320815Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6324524U JPS6324524U (ja) 1988-02-18
JPH0320815Y2 true JPH0320815Y2 (ja) 1991-05-07

Family

ID=31003432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986117688U Expired JPH0320815Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0320815Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58121019U (ja) * 1982-02-09 1983-08-17 ツ−リング眼鏡株式会社 眼鏡の腕と飾の連結構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6324524U (ja) 1988-02-18

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