JP2006178142A - 眼鏡のレンズ取付け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】智およびブリッジ等の眼鏡連結部品とレンズとの取付け強度をより向上させることができると共に該眼鏡連結部品自体の強度も向上させることができる、眼鏡のレンズ取付け構造を提供する。
【解決手段】眼鏡のレンズ取付け構造10は、レンズ12と、レンズ12の端縁近傍でレンズ12の一方主面側からレンズ12の他方主面側に貫通するレンズ孔部32と、レンズ12の一方主面側からレンズ孔部32に挿入されるレンズ止めねじ16と、レンズ12の他方主面側に配設され、レンズ止めねじ16によりレンズ12に連結される眼鏡連結部品としてのたとえば智14を含み、智14は、金属材料で形成された芯材20と、樹脂材料で形成され、芯材20を被覆する被覆部22と、芯材20に配設され、レンズ止めねじ16に螺合可能なねじ部26を備えた連結部24を含む。
【選択図】図2

Description

本願発明は、眼鏡のレンズ取付け構造に関し、特に、智およびブリッジ等の眼鏡連結部品と、レンズとの取付け構造を改良した、眼鏡のレンズ取付け構造に関する。
本願発明の背景となる従来の先行技術には、たとえばレンズ周面に当接する共回り防止片を有するヨロイ部にネジ通し用貫通孔がレンズ表面穴に合う様に設けられ、後端部に鍔を有する両端部が開口されたパイプナットを、該パイプナットの鍔を嵌入する凹部が設けられたレンズ裏面穴から嵌入し、ヨロイ部のネジ通し用貫通孔の前方からネジによりパイプナットに挿入し、レンズとヨロイ部を連結したツーポイントメガネがあった(例えば、特許文献1参照)。
この従来の先行技術では、ヨロイ部が樹脂製で、ネジおよびパイプナットも樹脂製の場合、レンズと智との取付け強度が比較的弱いものであり、例えば、ネジおよびパイプナットを強く締付け過ぎるとネジの軸部が折損する恐れがあった。
一方、本願発明の背景となる従来の先行技術には、上述した先行技術の問題点を改良するために、樹脂製ヨロイ部品のレンズ止着部裏面部分に金属製のパイプナットの前端部が抜けない様に埋設され、該金属製のパイプナット後端部はレンズ表面穴から嵌入され、そして、レンズ裏面穴から金属製ネジにて、該金属製パイプナットとレンズとがネジ止めされたツーポイントメガネが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
この従来の先行技術では、金属製ネジおよび金属製パイプナットによるネジ止め構造で樹脂製ヨロイ部品とレンズとが連結されているため、ネジおよびパイプナットが樹脂製の場合に比べて、樹脂製ヨロイ部品とレンズとの取付け強度を強くすることができる。
登録実用新案第3078165号公報(第5頁、図1,図2) 登録実用新案第3078164号公報(第5頁、図1,図2)
しかしながら、この金属製ネジおよび金属製パイプナットによるネジ止め構造を有する先行技術では、樹脂製ヨロイ部品が、レンズ止着部裏面部分に埋設された金属製パイプナットの前端部の部分を除けば、全て樹脂だけで形成されているので、強度的に弱いものとなっている。この従来の先行技術では、樹脂製ヨロイ部品に連結されるテンプルの開閉動作時に、テンプルにかかる負荷(押圧力)によって、樹脂製ヨロイ部品に曲げモーメントが作用するため、樹脂製ヨロイ部品に変形が生じる恐れがある。また、長期間使用していると、経時変化による歪み変形が樹脂製ヨロイ部品に生じ、テンプルと樹脂製ヨロイ部品との接続部にも悪影響をおよぼす恐れがある。
さらに、この従来の先行技術では、樹脂製ヨロイ部品のレンズ止着部裏面部分に金属製パイプナットが埋設されているので、金属製ネジと金属製パイプナットとの締結力が金属製パイプナットの前端部(レンズに埋設された部分)に集中する。この場合、樹脂製ヨロイ部品の先端側寄りに金属製パイプナットが埋設されているため、テンプルの開閉動作の際に樹脂製ヨロイ部品に作用する曲げモーメントも大きくなり、樹脂製ヨロイ部品にかかる歪み変形も大きくなる。
それゆえに、本願発明の主たる目的は、智およびブリッジ等の眼鏡連結部品とレンズとの取付け強度をより向上させることができると共に該眼鏡連結部品自体の強度も向上させることができる、眼鏡のレンズ取付け構造を提供するものである。
請求項1にかかる本願発明は、智およびブリッジ等の眼鏡連結部品と、レンズとを連結する眼鏡のレンズ取付け構造であって、レンズと、レンズの端縁近傍でレンズの一方主面側からレンズの他方主面側に貫通するレンズ孔部と、金属材料で形成され、レンズの一方主面側からレンズ孔部に挿入されるレンズ止めねじと、レンズの他方主面側に配設され、レンズ止めねじによりレンズに連結される眼鏡連結部品とを含み、眼鏡連結部品は、金属材料で形成され、眼鏡連結部品の長手方向に延びて眼鏡連結部品に内蔵される芯材と、樹脂材料で形成され、芯材を被覆する被覆部と、芯材に配設され、レンズ止めねじに螺合可能なねじ部を備えた連結部とを含むことを特徴とする、眼鏡のレンズ取付け構造である。
請求項2にかかる本願発明は、請求項1にかかる発明に従属する発明であって、眼鏡連結部品は、その一部に係止手段により着脱自在となる分離部材を含むことを特徴とする、眼鏡のレンズ取付け構造である。
また、請求項2にかかる本願発明の眼鏡のレンズ取付け構造において、分離部材は、文字、記号、図形、着色等の装飾表示部を含むことがより好ましい。
また、本願発明にかかる眼鏡のレンズ取付け構造において、眼鏡連結部品の連結部は、芯材からレンズの他方主面側に突出する突出片を含み、レンズの他方主面には、突出片が嵌合される嵌合穴が配設されるようにしてもよい。
さらに、本願発明にかかる眼鏡のレンズ取付け構造において、眼鏡連結部品の連結部は、芯材に配設され、レンズ止めねじに螺合可能なねじ穴を含むようにしてもよい。
さらに、本願発明にかかる眼鏡のレンズ取付け構造において、眼鏡連結部品の連結部は、芯材と一体的に形成され、その内周面にレンズ止めねじに螺合可能なねじ面を有する筒状体を含むようにすることもできる。
〔作用〕
請求項1にかかる本願発明では、金属材料で形成されたレンズ止めねじが、眼鏡連結部品の金属材料で形成された芯材に設けられたねじ部に螺合されることによって、レンズと眼鏡連結部品とが取付けられる。レンズ止めねじおよび芯材の双方は、金属材料で形成されているため、レンズおよび/または眼鏡連結部品が樹脂材料で形成されたものと比べて、レンズと眼鏡連結部品との取付け強度が高いものとなる。しかも、眼鏡連結部品の芯材は、眼鏡連結部品の強度を保持する骨格芯材の機能を有し、且つ、該芯材は、眼鏡連結部品の長手方向に延びて該眼鏡連結部品に内蔵されているので、該眼鏡連結部品の略全体を補強している。レンズ止めねじのねじ部と芯材に設けられた眼鏡連結部品のねじ部とが螺合された場合、その締結力が芯材全体に分散して作用するため、レンズと眼鏡連結部品との取付け強度がより一層強くすることが可能となる。すなわち、芯材およびレンズ止めねじが一体的に締結固定されるため、眼鏡連結部品全体の変形が防止される。
例えば、眼鏡連結部品が智の場合、テンプルの開閉動作により該テンプルにかかる押圧力に伴って智に作用する曲げモーメントに対抗して、智全体の変形が防止され、経時変化による智の歪み変形も防止することが可能となる。つまり、智全体の強度が向上される。また、智とテンプルとが蝶番等により連結されている場合には、該蝶番部分で智とテンプルとを分離して、適宜、智を交換することも可能となる。
一方、樹脂材料で形成された被覆部は、芯材を保護する機能を有すると共に、樹脂材料の材料的性質によって、眼鏡連結部品がレンズに取付けられた場合のレンズとの密着性も良好なものとする。
請求項2にかかる本願発明では、請求項1にかかる発明の作用に加えて、眼鏡連結部品の一部が、係止手段によって着脱自在に分離され、分離部材として別部材に形成される。つまり、眼鏡連結部品から分離部材を分離することによって、適宜、分離部材が交換可能となり、分離部材に別部材としての機能をも付与することが可能となる。
また、請求項2にかかる本願発明の眼鏡のレンズ取付け構造において、分離部材が装飾表示部を含む場合、適宜、文字、記号、図形、着色等の装飾表示部が異なる分離部材を交換可能に取付けることが可能となる。
また、本願発明にかかる眼鏡のレンズ取付け構造において、眼鏡連結部品の連結部が、芯材からレンズの他方主面側に突出する突出片を含み、突出片が嵌合される嵌合穴が、レンズの他方主面に配設される場合、眼鏡連結部品の芯材から突出する突出片がレンズの嵌合穴に嵌合されて係止され、レンズと眼鏡連結部品との密着面が増えるため、レンズと眼鏡連結部品とをより強固に取付けることが可能となる。
さらに、本願発明にかかる眼鏡のレンズ取付け構造において、眼鏡連結部品の連結部が、芯材に配設され、レンズ止めねじに螺合可能なねじ穴を含む場合、眼鏡連結部品の連結部が芯材に設けられたねじ穴で構成される。この場合、ねじ穴にレンズ止めねじのねじ部が螺合される。
さらに、本願発明にかかる眼鏡のレンズ取付け構造において、眼鏡連結部品の連結部が、芯材と一体的に形成され、その内周面にレンズ止めねじに螺合可能なねじ面を有する筒状体を含む場合、眼鏡連結部品の連結部が芯材と一体的に形成され、その内周面にねじ面を有する筒状体で構成される。この筒状体のねじ面にレンズ止めねじのねじ部が螺合される。この場合、レンズ止めねじのねじ部と筒状体のねじ面との螺合長さは、芯材にねじ穴を設けた場合に比べて長くすることが可能となるので、レンズ止めねじと芯材との締結力がより強いものとなる。
本願発明にかかる眼鏡のレンズ取付け構造では、智およびブリッジ等の眼鏡連結部品とレンズとの取付け強度をより向上させることができると共に該眼鏡連結部品自体の強度も向上させることができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための最良の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1は、本願発明にかかる眼鏡のレンズ取付け構造の一例を示す要部斜視図であり、図2は、図1に示す眼鏡のレンズ取付け構造の要部拡大断面図であり、図3は、図2の分解図である。以下に示す実施例では、本願発明にかかる眼鏡のレンズ取付け構造を縁なし眼鏡のレンズと、眼鏡連結部品としてのたとえば智との取付け構造の一例について説明する。
眼鏡のレンズ取付け構造10は、左右一対の2枚のレンズ12を含む。レンズ12には、樹脂材料で形成された、所謂、プラスチックレンズ等が用いられる。レンズ12は、眼鏡のフロント(図示せず)に配置され、フロント(図示せず)は、智14およびブリッジ(図示せず)を含む。一対のレンズ12は、フロント(図示せず)の長手方向の両側の智14と、フロント(図示せず)の長手方向の中間部のブリッジ(図示せず)とに取付けられる。ブリッジ(図示せず)および智14は、それぞれ、主として、レンズ止めねじ16により、レンズ12に連結される。この場合、レンズ12の一方主面側にレンズ止めねじ16が配置され、レンズ12の他方主面側に智14が配置されている。また、智14には、ヒンジ部Hを介して、たとえば樹脂製のテンプルTが回動自在に連結される。
智14は、例えば、その一部がテンプル側Tに屈曲している半曲げ智本体18を含む。この半曲げ智本体18は、金属材料で形成された芯材20と、芯材20を被覆する樹脂材料で形成された被覆部22とを含む。芯材20は、たとえばL字状に形成され、半曲げ智本体18の長手方向に延びるようにして、半曲げ智本体18に内蔵されている。この場合、芯材20は、半曲げ智本体18の全体形状に略対応する相似形に形成され、樹脂材料で形成された半曲げ智18に内蔵されている。
さらに、智14は、レンズ止めねじ16が連結される連結部24を有する。連結部24は、芯材20に配設され、レンズ止めねじ16のねじ面16aが挿入されるねじ部26、および、被覆部22に配設され、ねじ部26に連通する挿通孔28を含む。ねじ部26は、レンズ止めねじ16のねじ面16aのねじ面16aと螺合可能なねじ穴で構成されている。また、芯材20の長手方向の先端側には、該芯材20からレンズ12の他方主面側に突出する突出片30が配設されている。突出片30は、たとえば金属材料で形成されたピンで構成され、芯材20と一体的に形成されている。
一方、レンズ12は、その長手方向の一端縁および他端縁の近傍に、たとえば断面円形のレンズ孔部32を有する。レンズ孔部32は、レンズ12の一方主面から他方主面にかけて貫通している。レンズ孔部32の軸線方向の一方側(レンズ12の一方主面側)には、座ぐり部32aが配設されている。座ぐり部32aは、レンズ孔部32にレンズ止めねじ16を挿通させたときに、座金34と共に該レンズ止めねじ16の頭部16bが収容される部位である。
また、レンズ12には、上述の突出片30が嵌合される嵌合穴36が配設されている。嵌合穴36は、レンズ12の他方主面から一方主面側へ所定の深さ分だけ略垂直に延び設けられている。この嵌合穴36の深さは、突出片30が被覆部22から突出した長さ分と略同じに形成されている。
図1〜図3に示した実施例にかかる眼鏡のレンズ取付け構造10では、金属材料で形成されたレンズ止めねじ16と、金属材料で形成された芯材20のねじ部26とが螺合されることにより、レンズ12と智14とが取付けられる。レンズ止めねじ16と芯材20の双方が金属材料で形成されているので、レンズ12および/または智14が樹脂材料で形成された場合と比べ、レンズ12と智14との取付け強度が強いものとなる。
その上、智14の芯材20は、智14の強度を保持すると共に、芯材20は、智14の長手方向に延びて智14に内蔵されているため、智14の略全体が補強される。レンズ止めねじ16のねじ部16aと芯材20のねじ部26とが螺合された際の締結力は、芯材20全体に分散して作用する。そのため、レンズ12と智14との取付け強度がより一層強くすることができる。つまり、芯材20とレンズ止めねじ16とが一体的に締結固定されるので、智14全体の強度が向上され、智14全体の変形が防止される。
この場合、たとえばテンプルTの開閉動作によりテンプルTにかかる押圧力に伴って智14に曲げモーメントが作用しても、曲げモーメントに対抗することができるので、智14全体の変形を防止することができる。また、経時変化による智14の歪み変形も防止することができる。さらに、智14とテンプルとはヒンジ部Hにより連結されているので、ヒンジ部H部分で智14とテンプルTとを分離して、適宜、智14を交換することもできる。一方では、樹脂材料で形成された被覆部22は、芯材20を保護し、且つ、樹脂材料の材料的特質により、智14がレンズ12に取付けられた場合のレンズ12との密着性も良好なものとなる。また、芯材20の突出片30がレンズ12の嵌合穴36に嵌合されて係止されるため、レンズ12と智14との密着面が増加し、レンズ12と智14とをより強固に取付けることができる。
図4は、本願発明にかかる眼鏡のレンズ取付け構造の他の例を示す要部拡大断面図であり、図5は、図4の分解図であり、図6は、図4および図5に示す眼鏡のレンズ取付け構造の要部拡大分解斜視図である。図4〜図6に示す眼鏡のレンズ取付け構造は、図1〜図3に示す実施例と比べて、特に、智14の一部に着脱自在の分離部材40が配設されている点で相違する。すなわち、本実施例では、半曲げ智本体18の長辺部の前面部に、分離部材40が配設される。分離部材40は、たとえば横長矩形状に形成され、半曲げ智18の長辺部の長さと略同じ長さを有する。また、分離部材40は、その内側に、芯材20の長辺部をカバーするように、該芯材20の長辺部の形状に近似の嵌合凹部42を有している。分離部材40は、係止手段44により半曲げ智本体18の長辺部に着脱自在に取付けられる。
係止手段44は、たとえばあり溝で形成された凹形片と、ありで形成された凸形片が一対になったあり継手で構成されている。この場合、分離部材40の長手方向の一端側および他端側に、それぞれ、鳩尾状の凸形片46が配設され、該凸形片46が嵌合される鳩尾状の凹形片48が、半曲げ智本体18の長辺部の前面部両側に配設されている。
図4〜図6に示す実施例では、図1〜図3に示した実施例の作用に加えて、智14の一部である分離部材40が、係止手段44によって着脱自在に分離することができるので、該分離部材40を適宜交換することが可能となる。さらに、分離部材40が着脱自在に智14の長辺部の前面部に配置されているため、分離部材40に別部材としての機能をも付与することが可能となる。すなわち、分離部材40に文字、記号、図形、着色等の装飾表示部を付与することもできる。この場合、たとえば装飾表示部の種類が異なる多数の分離部材40を用意することによって、それらの分離部材40を眼鏡の使用者の好みに応じて、適宜、交換可能となる。なお、分離部材40をたとえば透光性を有する樹脂材料で形成し、芯材20が前から見えるようにしてもよい。
図7は、本願発明にかかる眼鏡のレンズ取付け構造のさらに他の例を示す要部拡大断面図であり、図8は、図7の分解図である。図7および図8に示す実施例では、先に説明した各実施例と比べて、特に、レンズ止めねじ16が連結される連結部24が芯材20と一体的に形成され、その内周面にねじ面を有する筒状体50で構成される点で相違している。すなわち、筒状体50は、たとえば円筒状に形成され、筒状体50の内周面には、レンズ止めねじ16のねじ部16aと螺合可能なねじ面50aが形成されている。この実施例では、レンズ止めねじ16のねじ部16aと筒状体50のねじ面50aとの螺合長さを、芯材20にねじ穴(ねじ部26)を設けた場合に比べて長くすることができるので、レンズ止めねじ16と芯材20との締結力がより一層強固なものとなる。
図9は、本願発明にかかる眼鏡のレンズ取付け構造のさらに他の例を示す要部拡大断面図であり、図10は、図9の分解図である。図9および図10に示す実施例では、特に、図7および図8に示す実施例と比べて、筒状体52が芯材20とは別個に別体として形成され、該筒状体52の内周面および外周面にねじ面を有する点で相違している。すなわち、筒状体52の内周面には、レンズ止めねじ16のねじ部16aに螺合されるねじ面52aが形成され、筒状体52の外周面には、レンズ12に設けたねじ孔54および智14に設けたねじ穴56に螺合されるねじ面(図示せず)が形成されている。この実施例でも、図9および図10に示した実施例と同様に、レンズ止めねじ16のねじ部16aと筒状体52のねじ面52aとの螺合長さを、芯材20にねじ穴(ねじ部26)を設けた場合に比べて長くすることができるので、レンズ止めねじ16と芯材20との締結力がより強いものとなる。
図11は、本願発明にかかる眼鏡のレンズ取付け構造のさらに他の例を示す要部拡大断面図である。図11に示す実施例では、たとえば図1〜図3に示した実施例と比べて、特に、突出片30が複数形成されている点、分離部材40が形成されている点で相違している。すなわち、この実施例では、芯材20の長手方向の先端側に配設された突出片30と所定の間隔を隔てて、他の突出片30が配設され、レンズ12には、該突出片30が嵌合される嵌合穴36が配設されている。この場合、智14には、2つの突出片30の間に、レンズ止めねじ16が連結される連結部24が配設されている。そして、智14の一部が、係止手段44によって着脱自在に分離され、分離部材40として形成されている。
図11の実施例では、突出片30が2つ設けられているので、その分、レンズ12と智14とのガタツキをより一層防止することができる。
なお、上述の各実施例において、レンズ止めねじ16の頭部16aがレンズ孔部32の座ぐり部32aに収納されるので、レンズ12の一方主面側にはレンズ止めねじ16が突出することがない。そのため、眼鏡を掛けているときの安全性が脅かされることがなく、レンズ12の一方主面を清掃用布等で拭くときにも拭きやすいものとなる。
さらに、上述した各実施例では、眼鏡連結部品としてのたとえば智14とレンズ12との取付け構造について説明したが、本願発明にかかる眼鏡のレンズ取付け構造は、智以外の眼鏡連結部品として、たとえばブリッジにも同様に適用され得るものである。
本願発明にかかる眼鏡のレンズ取付け構造は、特に、たとえば縁なし眼鏡におけるレンズと、智および/またはブリッジとの取付け構造に用いられて好適なものである。
本願発明にかかる眼鏡のレンズ取付け構造の一例を示す要部斜視図である。 図1に示す眼鏡のレンズ取付け構造の要部拡大断面図である。 図2の分解図である。 本願発明にかかる眼鏡のレンズ取付け構造の他の例を示す要部拡大断面図である。 図4の分解図である。 図4および図5に示す眼鏡のレンズ取付け構造の要部拡大分解斜視図である。 本願発明にかかる眼鏡のレンズ取付け構造のさらに他の例を示す要部拡大断面図である。 図7の分解図である。 本願発明にかかる眼鏡のレンズ取付け構造のさらに他の例を示す要部拡大断面図である。 図9の分解図である。 本願発明にかかる眼鏡のレンズ取付け構造のさらに他の例を示す要部拡大断面図である。
符号の説明
10 眼鏡のレンズ取付け構造
12 レンズ
14 智
16 レンズ止めねじ
16a 頭部
16b ねじ面
18 半曲げ智本体
20 芯材
24 連結部
26 ねじ部
28 挿通孔
30 突出片
32 レンズ孔部
32a 座ぐり部
34 座金
36 嵌合穴
40 分離部材
42 嵌合凹部
44 係止手段
46 凸形片
48 凹形片
50,52 筒状体
50a,52a ねじ面
H ヒンジ部
T テンプル

Claims (2)

  1. 智およびブリッジ等の眼鏡連結部品と、レンズとを連結する眼鏡のレンズ取付け構造であって、
    レンズ、
    前記レンズの端縁近傍で前記レンズの一方主面側から前記レンズの他方主面側に貫通するレンズ孔部、
    金属材料で形成され、前記レンズの一方主面側から前記レンズ孔部に挿入されるレンズ止めねじ、および
    前記レンズの他方主面側に配設され、前記レンズ止めねじにより前記レンズに連結される眼鏡連結部品を含み、
    前記眼鏡連結部品は、
    金属材料で形成され、前記眼鏡連結部品の長手方向に延びて前記眼鏡連結部品に内蔵される芯材、
    樹脂材料で形成され、前記芯材を被覆する被覆部、
    前記芯材に配設され、前記レンズ止めねじに螺合可能なねじ部を備えた連結部を含むことを特徴とする、眼鏡のレンズ取付け構造。
  2. 前記眼鏡連結部品は、その一部に係止手段により着脱自在となる分離部材を含むことを特徴とする、請求項1に記載の眼鏡のレンズ取付け構造。
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WO2019224828A1 (en) * 2018-05-23 2019-11-28 Shamir Optical Industry Ltd. Optical article

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