JPH03207800A - 皮革及び毛皮の疎水性化剤 - Google Patents

皮革及び毛皮の疎水性化剤

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JPH03207800A
JPH03207800A JP2242863A JP24286390A JPH03207800A JP H03207800 A JPH03207800 A JP H03207800A JP 2242863 A JP2242863 A JP 2242863A JP 24286390 A JP24286390 A JP 24286390A JP H03207800 A JPH03207800 A JP H03207800A
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JP
Japan
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acid
polymerization
monoethylenically unsaturated
copolymer
weight
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JP2242863A
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English (en)
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Ortwin Schaffer
オルトヴイン・シヤツフアー
Herbert Bay
ヘルベルト・バイ
Karl Stork
カール・シユトルク
Norbert Greif
ノルベルト・グライフ
Knut Oppenlaender
クヌート・オツペンレンダー
Walter Denzinger
ヴアルター・デンツインガー
Heinrich Hartmann
ハインリツヒ・ハルトマン
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BASF SE
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C14SKINS; HIDES; PELTS; LEATHER
    • C14CCHEMICAL TREATMENT OF HIDES, SKINS OR LEATHER, e.g. TANNING, IMPREGNATING, FINISHING; APPARATUS THEREFOR; COMPOSITIONS FOR TANNING
    • C14C9/00Impregnating leather for preserving, waterproofing, making resistant to heat or similar purposes

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  • Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は皮革及び毛皮の疎水性化剤に関する。
〔従来の技術〕
西独特許出願公開(DK−OS)第381 7000号
明細書から、 a)  CB〜”40−アルキルアクリレート又は相応
するメタクリレート、08〜C8〜C40一カルボン酸
のビニルエステル及び b)  c一原子3〜12個を有するモノエチレン性不
飽和カルボン酸からのコポリマーを特に少量含有するオ
ットーモーター(○tto−Motorsn)用の燃料
が公知である。このコボリマーは分子量5 0 0 〜
2 0 0 0 0 g / Mo1を有する。コポリ
マーのカルボキンル基は、少くとも一部はアルカリ金属
塩として、又はアルカリ土類金属塩として存在する。更
にその中に記載されているように、コボリマーのカルボ
キシル基の1部はアミド化されていてもよい。
米国特許第41 90687号明細書から、C−庫子4
〜22個を有するモノエチレン性不飽和カルボン酸エス
テル及びc−i子3〜20個を有する脂肪族オレフイン
からのコボリマーを用いて着色皮革を処理することは公
知である。その際、コポリマーは有機溶剤中の溶液の形
で処理される。溶剤としては、有利に芳香族炭化′水素
、塩素化炭化水素、ケトン、エーテル、エステル及びア
ミドがこれに該当する。しかしながら、このような溶液
は有機溶剤中のその含有量に基づき、皮革及び毛皮の疎
水性化に、実際には使用可能ではない。
その場合、コポリマーがC一原子1〜8個を有するアル
コールのアクリル酸一又はメタクリル酸エステルから大
部分構成されている水性ポリアクリレート分散液を皮革
の仕上げに使用することは西独特許出願公開(I)E−
OS)第3344354号及び欧州特許( mp−ps
 )第0065253号明細書から公知である。しかし
ながら水性ボリマー分散液の製造のためには、常に乳化
剤を必要とする。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、皮革及び毛皮の疎水性化のための乳化剤不含
の薬剤を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
この課題は、本発明によシ a)  Cs〜C8〜C40−アルキルアクリレート、
08〜C8〜C40−アルキルメタクリレート、08〜
C8〜C40−カルボン酸のビニルエステル又はこれら
の混合物5口〜90重量優 及び b)  モノエチレン性不飽和03〜cl2−カルボン
酸、モノエチレン性不飽和無水ジカルボン酸、モノエチ
レン性不飽和04〜c12−ジヵルボン酸ノ半エステル
又は半アミド、モノエチレン性不飽和03〜C12−カ
ルボン酸のアミド又はこれらの混合物 10〜50!f多 を重合含有し、分子量500〜300001 / Mo
’lを有するコポリマーを少〈とも部分的に中和された
又はアミド化された形で、水溶液又は水性分散液中で、
皮革及び毛皮の疎水性化のため薬剤として使用すること
によって解決される。
このコボリマーは、例えば西独特許出願公開( Du−
os)第381 7000号明細書から公知である。こ
れはa)群の七ノマーとb)群のモノマーとの共重合に
よって製造される。b)群の七ノマーとしてモノエチレ
ン性不飽和無水ジカルボン酸を使用し、かつ水を遮断し
て共重合を実施する場合に、共重合に引き続きコボリマ
ー中に含有されている無水物基の加溶媒分解が起こる。
コボリマーの無水物基の加溶媒分解は、同時に、コポリ
マーを塩基で処理することによるカルボキシル基の部分
的又は完全な中和と結びつくことができる。塩基として
アンモニア、第一又は第ニアミンを使用する場合には、
コボリマーは部分的にアミド化もされうる。コボリマー
製造のためのa)群のモノマートシテ、cB〜C40−
アルキルアクリレート及びC8〜c8〜C40−アルキ
ルメタクリレートがこれに該当する。
この種の好適な化合物は、例えば2−エチルへキシルア
クリレート、2−エチルへキシルメタクリレ−}、n−
7”シルアクリレート、n−デシルメタクリレート、ド
デシルアクリレート、ドデシルメタクリレート、イント
リデシルアクリレート、イントリデシルメタクリレート
、テトラデシルアクリレート、テトラデシルメタクυV
 −} 、C16/ C!18一献脂アルコールアクリ
レート、e16/ Oxs − 獣脂アルコールメタク
リレート、オクタデシルアクリレート、オクタデシルメ
タクリレート、バルミチルアクリレート、バルミチルメ
タクリレート、n一エイコシルアクリレート、n一エイ
コシルメタクリレート、n−ドコシルアクリレート、n
−ドコシルメタクリレート、テトラコシルアクリレート
、テトラコシルメタクリレート、ヘキサコシルアクリレ
ート、ヘキサコシルメタクリレート、オクトコシルアク
リレート、オクトコシルメタクリレート並びに040−
アルコールのアクリルエステル及びメタクリルエステル
である。更に、アクリレートの混合物が好適である。こ
のような混合物は、例えばオキン法又はチーグラー法に
よシ得られるアルコールのエステル化によって製造可能
である。炭素原子16〜28個を有するアルコールから
誘導されるアクリル酸エステル及びメタクリル酸エステ
ルを使用するのが有利である。
更に成分a)として、C一原子8〜4口個を有するカル
ボン酸のビニルエステルが、これに該当する。このよう
な化合物は、例えばビニル−2−エチルヘキサノエート
、ビニルラウレート、ビニルバルミテート、ビニル獣脂
酸エステル、ビニルミリステート、ビニルステアレート
、ビニルオレエート並びに前記のビニルエステルの混合
物又はビニルエステル少くとも1種と、当該アルキル(
メタ)アクリレートの少くとも1橿の混合物でろる。a
)群の七ノマーはコポリマー中に50〜9口、有利には
65〜85重量肇の量で重合導入された形で含有されて
いる。
b)群の七ノマーにはモノエチレン性不飽和03〜C1
2−カルボン酸及びモノエチレン性不飽和無水ジカルボ
ン酸が属する。好適なモノエチレン性不飽和カルボン酸
は、例えばアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、ビ
ニル乳酸、アリル酢酸、プロビリデン酢酸、エチルアク
リル酸、ジメチルアクリル酸、マレイン酸、フマル酸、
イタコン酸、クルタコン酸、メチレンマロン酸、シトラ
コン酸及びテトラヒドロフタル酸で16。
1分子当,9C一原子合計4〜12個を有するエチレン
性不飽和無水ジカルボン酸は、例えば無水マレイン酸、
無水イタコン酸、無水シトラコン酸、無水メチレンマロ
ン酸及び無水テトラヒドロフタル酸である。更にb)群
のモノマーとしては、ゾカルボン酸及びc一原子1〜4
0個# 有t ル7 ルコールからのモノエステル、例
エばモノメチルマレイ*−}、モノプチルマレイネート
1モノドデシルマレイネート、モノオクタデシルマレイ
ネート、モノテトラコシルマレイネート、モノオクタデ
シルフマレート、モノオクタデシルイタコネート、モノ
−2−エチルヘキシルイタコネート及び前記化合物の混
合物がこれに該当する。b)群の七ノマー中では、アク
リル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、
イタコン酸及び無水イタコン酸が有利である。
更にb)群の七ノマーには、モノエチレン性不飽和モノ
カルボン酸のアミド並びにモノエチレン性不飽和ジヵル
ボン酸の半アミド、例えばC一原子1〜40個を有する
基礎となっているカルボン酸及びアンモニア又はアミン
から各々誘導されるアミド及び半アミド、例えばN−イ
ントリデシルアクリルアミド、N−ジー(イントリデシ
ル)アクリルアミド、N−ステアリルアクリルアミド、
N−ステアリルメタクリルアミド、マレイン酸モノイン
トリデシルアミド、マレイン酸ジイントリデシルアミド
、マレイン酸モノステアリルアミド及びマレイン酸ジス
テアリルアミドがこれに属する。
:I;f:!J?−net、b)群のモノマ−Th10
〜50,有利に15〜35m量φの量で重合含有する。
a>群及びb)群の七ノマーからのコボリマーは、更に
場合によLc)群のモノマーの存在下での共重合によっ
て変性することができる。
C)群の七ノマーには、例えばスチレン、メチルスチレ
ン、エチルスチレン、プチルスチレン、N−ビニルビロ
リドン、N−ビニルヵプロラクタム、N−ビニルホルム
アミド、N−ビニルーN−メチルホルムアミド、N−ビ
ニルアセトアミド、N−ビニルーN−メチルアセトアミ
ド、アクリル酸メチルエステル、アクリル酸エチルエス
テル、アクリル酸プロビルエステル、アクリル酸デチル
エステル、アクリル酸ヘキシルエステル、メタクリル酸
メチルエステル、メタクリル酸エチルエステル、メタク
リル酸ゾロtルエステル、メタクリル酸デチルエステル
、メタクリル酸ヘキシルエステル、ヒドロキシェチルア
クリレート、ヒドロキシプロビルアクリレート、ヒドロ
キシゾチルアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレ
ート、ヒドロキシプロビルアクリレート、ヒドロキシデ
チルアクリレート、マレイン酸モノメチルエステル、マ
レイン酸シメチルエステル、マレイン酸モノエチルエス
テル、マレイン酸ジエチルエステル、マレイン酸モノプ
ロビルエステル、マレイン酸ジプロピルエステル、マレ
イン酸モノデチルエステル、マレイン酸ジゾチルエステ
ル、マレイン酸モノヘキシルエステル、マレイン酸ジヘ
キシルエステル、フマル酸モノメチルエステル、フマル
酸シメチルエステル、フマル酸モノエチルエステル、フ
マル酸ジェチルエステル、フマル酸モノグロビルエステ
ル、フマル酸ジゾロビルエステル、フマル酸モノデチル
エステル、フマル酸シゾチルエステル、フマル酸モノヘ
キシルエステル、フマル酸シヘキシルエステル、ビニル
ホルミエート、酢酸ビニル、ビニル7°oピオネート、
ビニルデチレート、アクリルニトリル、メタクリルニト
リル、ジメチルアミノエチルアクリレート、ジェチルア
ミノエチルアクリレート、ジメチルアミノエチルメタク
リレート、ジェチルアミノエチルメタクリレ〜ト、ジメ
チルアミノプロビルアクリンート、ジエチルアミノプロ
ビルアクリレート、ジメチルアミノゾロビルメタクリレ
ート、ジェチルアミノプロピルメタクリ〆一ト、ジメチ
ルアミノグロビルアクリルアミド、1−ビニルイミダゾ
ール、1−ビニル−2−メチルイミダゾール、1−ビニ
ル−4−メチルイミダゾール、1−ビニル−5−メチル
イミダゾール、ビニルスルホン酸、アリルスルホン酸、
メタリルスルボン酸、アクリルアミドメチルゾロバンス
ルホン酸、スチレンスルホン酸、アクリル酸−(3−ス
ルホプロビルエステル)、ビニルホスホン酸、アリルホ
スホン酸並びにこれらの混合物がこれに属する。
C)群の七ノマーは、それがa)及びb)からのコボリ
マーの変性のために使用される場合は、その中に1〜2
口重量聳の量で、重合導入された形で含有される。
a)及びb)並びに場合にょシc)群のモノマーの共1
合は、すべての公知の不連続的又は連続的重合法、例え
ば塊状重合、懸濁重合、沈殿重合及び溶液重合によシ行
なう。共重合をラジカル形成化合物の存在下で実施する
のが有利である。これは、共重合の際に使用されるモノ
マ−に対して1口!で、有利に0.2〜5重量多必は 要である。すべての前記の重合法f.1素を遮断して、
有利に窒素流中で操作される。すべての重合法では、慣
用の装置、例えば、例えば馬蹄形ミキサー 薄板形ミキ
サー(Blatt−Ruehrer)、羽根形ミキサー
(工mpe’ler−Ruehrer)又は多段衝撃一
対流一ミキサー(Mehrstufenimpuls−
Gegen.strom−Ruehrer)を備えた耐
圧釜及び釜を使用する。a)及びb)群の七ノマーの塊
状重合が特に有利である。これは温度80〜30口、有
利に12口〜200℃で実施し、その際、最も低く選ぶ
べき亘合温度は、有利に、形成されたボリマーのガラス
転移温度よシ少なくとも約20℃上である。コボリマー
が有すべき分子量に応じて、重合条件は選択される。高
温での重合は、低分子量のコポリマーを生じ、他方低い
重合温度では、高分子量のボリマーが生じる。
重合開始剤の量も、分子量に影響する。東合の際に使用
されるモノマーに対して、一般に001〜5重量嘩のラ
ジカル形成重合開始剤が必要である。この場合、よシ多
い開始剤の量は、よシ低い分子量のコポリマーを生じる
。モノマーa)及びb)は20口℃以上の温度で、重合
開始剤不在でも共重合する:即ち、モノマーa)及びb
)は200’C以上の温度で、開始剤が不在でもすでに
ラジカル重合するので、開始剤の使用は、必ずしも必要
ではない。
好適な重合開始剤は、例えばアセチルシクロへキサンス
ルホニルペルオキシト、ソアセチルペルオキシジカルボ
ネート、ジシクロヘキシルペルオキシジカルボネート、
ジー2−エチルヘキシルペルオキシジカルボネート、t
−プチルペルネオデカノエー}、2.2’−アゾビス(
4ーメトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)、t
−プチルペルビパレート、t−ゾチルペル=2−エチル
ーヘキサノエート、t−デチルペルマレイネート、2.
2’−アゾビス−(インデチロニトリル)、ビス−(1
−デチルペルオキシ)シクロヘキサン、t−プチルーペ
ルオキシインプロビルカルボネート、t−ブチルペルア
セテート、ジーt−プチルペルオキシド、ジーt−アミ
ルペルオキシド、クモールヒドロペルオキシド及びt−
プチルヒドロペルオキンドである。開始剤は岸独で又は
相互に混合して使用できる。これらは、塊状重合の際に
は、有利に分離し7て又は成分(a)のモノマー中の溶
液又は分散液の形で重合応反器中に導入される。共重合
の際には、もちろんンドツクスー共開始剤(Coini
tiatoren′)X例えばベンゾイン、ジメチルア
ニリン、アスコルビン酸並びに重金属、例えば銅、コバ
ルト、鉄、マンガン、ニッケル及びクロムの有機可溶性
錯体を共用することもできる。レドックス共開始剤の共
用は、東金をより低温で実施すること乞可能にする。レ
ドソクスー共開始剤の通常使用される量は、モノマー使
用量に対して、約0.1〜2口00、有利に0.1〜1
 0 0 0 ppmである。この七ノマー混合物が、
重合のために使用される温度範囲の下限で重合を開始し
、引続きよシ高温で完全に重合をする場合には、異なる
温度で分解し、その結果、各々の温度間隔で十分な濃度
のラジカルを提供する、少なくとも2種の異なる開始剤
を使用するのが有利である。
低分子量のポリマーを製造するために、調節剤の存在下
で共重合を実施するのは、屡々有利である。このために
、慎用の調節剤、例えば00〜C4−アルデヒド、アリ
ルアルコール、デテンー1−オール−5、イ酸及び有機
SH一基含有化合物、例えば2−メルカグトエタノール
、2−メル−jyfトプロパノール、メルカプト酢酸、
メルカゾトゾロピオン酸、t−デチルメル力ブタン、n
−ドデシルメルカブタン及びt−ドデ/ルメルカブタン
を使用することができる。重合調wJ剤は、一般に、モ
ノマーに対して0.1〜103tjt%の量で使用され
る。
塊状夏合の際には、静的なミキサーを備えた、反応管が
後接続された圧力釜を使用するのが特に有利である。(
メタ)アクリルエステル、ビニルエステル及ヒ酸基含有
モノエチレン性不飽和化合物からの七ノマーを少くとも
21固の前後に接続された1合帯域内で重合させるのが
有利である。その際、一方の反応帯域は圧密な釜からな
り、他方のは加熱可能な静的なミキサーからなっていて
よい。その際99%よシ高い転化率が得られる。ステア
リルアクリレート及びアクリル酸からのコポリマーは例
えば、七ノマー及び適当な開姑剤を反応器又は2個の前
後に接続された反応帯域、例えば攪拌釜カスケード(R
uehrkesselkaskade)に連続的に導入
し、かつ反応生成物を、2〜6口、有利に5〜30分の
滞留時間後に、温度200〜400℃で連続的に反応帯
域から流出させることによシ製造することができる。星
合は、1barよう高い、有利に1〜2 0 0 ba
rの圧力で実施するのが有利でろる。ついで、得られた
固体含有率99%以上のコポリマーは、相応するアルカ
リ金属塩及びアルカリ土類金属塩もしくはアミド及びア
ンモニウム塩に変換されうる。
コボリマー製造のもう1つの有利な実施形は溶液重合で
ある。これは、七ノマー及び形成されたコボリマーがそ
れに可溶性である溶剤中で実施される。この条件をみた
し、,七ノマーと反応しない溶剤すべてがこれに好適で
ある。これらは例えばアセトン、メチルエチルケトン、
ジエチルケトン、メチルイソプチルケトン、酢酸エチル
、酢酸デチル、脂肪族、脂環式及び芳香族炭化水素、例
えばn−オクタン、インオクタン、シクロヘキサン、メ
チルシクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン、
エチルベンゼにハ、キンレン、エチルベンゼン、クモー
ル、テトラヒドロフラン及びジオキサンが峙に好適であ
る。塊状重合及び沈殿重合の際と同様に、ここでも溶剤
及び七ノマー混合物の1部(例えば約5〜20%)を予
め装入し、かつ残シのモノマー混合物を開始剤及び場合
によシ共開始剤及び調節剤と共に供給することは、有利
である。
溶剤及び(メタ)アクリルエステル又はビニルエステル
を重合反応器中に予め導入し、ついで重合温度達或後に
酸基含有七ノマー(場合によシ溶剤中にとかして)及び
開始剤並びに場合によシ共開始剤及び調節剤を装入する
こともできる。重合すべき七ノマーの濃度は、20〜8
0重量多、有利に30〜70重量多でろる。固体コボリ
マーを、溶剤の蒸発によって、問題なく単離することが
できる。
コポリマーの簡単な製造のためのもう1つの方法は、沈
殿重合である。沈殿重合の際には、七ノマーはそれに可
溶性であシ、かつ形威されたコボリマーはそれに不溶性
であって沈殿するような溶剤を使用する。そのような溶
剤は、例えばエーテル、例えばジエチルエーテル、ジプ
ロピルエーテル、ジブチルエーテル、メチルーt−デチ
ルエーテル、ジエチレンクリコールジメチルエーテル及
びこれらの混合物でるる。沈殿重合の実施の際に、特に
濃度40mi%以上で操作する時には、凝集体形成を阻
止するために、保護コロイドの存在下に重合させること
は有利である。保護コロイドとしては溶剤中に良好に可
溶でアシ、モノマーと反応しないボリマー物質が好適で
ある。例えば無水マレイン酸とビニルアルキルエーテル
及び/又はC一原子8〜20+[aを有するオレフイン
とのコボリマー並びにマレイン酸と010〜C20−ア
ルコールとのモノエステル又はマレイン酸と01o〜C
20−アルキルアミンとのモノアミド及びジアミドの相
応するコボリマー並びにそのアルキル基がC−原子1〜
20個を有するポリアルキルビニルエーテル、例えばポ
リメチルー ポリエチルーボリイソデチル一並びにポリ
オクタデンルビニルエーテルが好適である。保護コロイ
ドの添加量は、通@(使用七ノマーに関して) 0.0
 5〜4重量多、有利に0.1〜2M量秀であク、その
際、嵩々多くの保護コロイドと組み合わせるのが有利で
ある。重合の際には、溶剤、保護コロイド及びモノマー
混合物の一部を反応器中に予め装入し、かつ選択された
重合温度で、激しい攪拌下に七ノマー混合物の残分及び
開始剤並びに場合によシ共開始剤及び調節剤を供給する
のが有利である。モノマー及び開始剤の流入時間は、一
般に1〜10時間、有利に2〜5時間である。すべての
使用物質を、一緒に反応器中に装入し、その中で重合さ
せるのも可能であるが、その際は、熱放出を伴う問題が
生じうるので、そのような操作方法はあ1シ有利ではな
い。重合すべきモノマーの濃度は、20〜8口重量優、
有利に3口〜70重量肇である。ポリマーをボリマー懸
濁液から、例えば気化器、例えばベルト乾燥機(Ban
dtrockner)、羽根乾燥機(Schaufel
trockner)、スプレー乾燥機及び流動層一乾燥
機中でボリマー懸濁液の懸濁剤を留去することによって
、単離することができる。
0及びb)並びに場合によりC)群のモノマーを前記方
法によシ、1モル当ff500〜300口0、有利に1
000〜2DOODfIの分子量のコボリマーが得られ
るように共重合させる。本発明による使用のために、ス
テアリルアクリレート及び無水マレイン酸もしくはマレ
イン酸からのコポリマ一 018〜C22−アルキルメ
タクリレート及びアクリル酸又はメタクリル酸からのコ
ボリマー オクタデシルアクリレート及びアクリル酸、
マレイン酸又は無水マレイン酸からのコボリマ一並びに
ビニル−2−エチルヘキサノエート又はビニルステアレ
ート及び無水マンイン酸からのコボリマーが有利に好適
である。長鎖状ビニルエステル及び無水マレイン酸から
のコボリマーは、有利にモル比1:1で重合導入された
モノマーを含有する。
前記重合法で生じるコボリマーから、すぐ使える水性調
合液もしくは水性分散液の製造のために、先づ揮発性成
分を十分に除去する。このためにコボリマーを、有利に
減圧下、温度150℃筐で加熱する。この条件下で揮発
性成分は、留去される。従って、塊状重合にょシ製造さ
れるコボリマーから、例えば低沸点の調節剤が分離され
うる。溶液重合によシ得られるボリマーの場合、有利な
方法で、水性調合液の製造の前に、重合の際に使用され
た溶剤を留去する。しかしながら、無水マレイン酸基含
有コボリマーは、有機溶剤中の溶液の形で、アンモニア
又はアミンと反応させることによう相応する半アミド群
に変えることができる。無水物基含有コボリマーとアル
コール、アンモニア又はアミンとの反応は、有利に溶剤
不在で行なう〇 前記重合法によシ得られるコボリマーは、水中にとける
か、もしくは分散され、かつ少くとも部分的に中和され
る。しかしながらコボリマーは、共重合の際に、b)群
のモノマーとして、モノエチレン性不飽和カルボン酸又
はモノエチレン性不飽和無水ジカルボン酸を使用する場
合に、相応するアミドもしくは半アミドに変えることも
できる。このために、例えば揮発分を除去したコボリマ
ーの融液にアンモニア、第一及び/又は第ニアミンを添
加する。その際、反応を、重合導入されたモノエチレン
性不飽和カルボン酸のカルボキシル基20〜50%又は
重合導入されたモノエチレン性不飽和無水ジカルボン酸
から、加水分解によって得られるカルボキンル基2口〜
50%がアミド化され、かつ各々、コボリマー中に存在
する全部のカルボキシル基の少なくとも10嘩が中和さ
れるように実施する。コボリマーを室温筐で冷却の後に
、又は有利に、80〜18口、特に90〜150℃の範
囲の温度を有する融液の形で中和させるか、又は前記の
ようにアンモニア、第一及び/又は第二アミンの添加に
よって部分的にアミド化する際に、皮革及び毛皮の疎水
性化のためにすぐ使える溶液が得られる。その際、水及
び市販されている中和剤の量は、固体10〜6口、有利
に20〜55]if%を含有する分散液又はボリマー溶
液が生じるように選択する。ついで、水で希釈すること
によシ、固体含有率0.5〜5口重量嘩の調合液を製造
する。
更に、アミノカルボン酸並びにアミノカルボン酸の塩、
有利にアルカリ金属塩を用いて加溶゜媒分解することも
できる。α−アミノカルボン酸のアルカリ金属塩を使用
するのが特に有利でアリ、その際、サルコシンのアルカ
リ金属塩が特に有利でbる。アミノカルボン酸の塩を用
いての加溶媒分解は、有利に水媒体中で実施される。そ
の際、加溶媒分解は、重合導入されたモノエチ/ン性不
飽和カルボン酸のカルボキシル基2口〜50嘩又は重合
導入されたモノエチレン性不飽和無水ジカルボン酸から
加水分解によシ得られるカルボキシル基20〜50%が
アミド化されるような量の7ミノカルボキシレートを用
いて実施する。コポリマー中の半アミドー基の形成後に
、中和を行なう。中和は、塊状重合の際に生じるコボリ
マーのカルボキシル基少なくとも10%が中和されるよ
うに実施する。
共重合の際に生じる酸基又は無水物基含有コボリマーは
、アルコールとの反応によってもエステル化されうる。
その際、エステル化は、1部のみ実施され、コボリマー
の酸基10〜50多がエステル化される。次いで引き続
き部分的にエステル化されたコボリマーの中和を行ない
、その際、カルボキシル基の少〈とも10%が中和され
る。無水物基もしくは酸基含有コボリマーの中和は少な
ぐとも、水中に分散可能なコボリマーが得られるような
程度1で実施される。
この中和度は、コポリマーのカルボキシル基少なくとも
10%もしくは、コボリマーの無水物基から生じる全部
のカルボキシル基の少なくとも10%である。この中和
度は更に、各々の使用アルキルアクリレートもしくはア
ルキルメタクリレート又はビニルエステルの鎖長に左右
される。水中に良好に分散可能な、もしくはコロイド状
に可溶性のコボリマーを得るために、例えば030−ア
ルキルアクリンート及びマレイン酸からのコポリマーを
少なくとも75聳まで中和させるが、例えばC2o−ア
ルキルアクリレート及び無水マレイン酸からのコボリマ
ーは、このコボリマーから生じるカルボキシル基5口優
の中和度の際に、すでに良好に水中に分散可能である。
C12−アルキルアクリレート又はアルキルメタクリレ
ート及び無水マレイン酸又はマレイン酸からのコボリマ
ーの場合は、水中でのコボリマーの拡散のためには、す
でに、重合導入された無水マレイン酸から生じるカルボ
キシル基20嘩の中和度で十分である。
共重合の際のb)群の七ノマーとして半アミドを更用せ
ず、かつコポリマー中での半アミド基の形成が所望され
る場合には、b)群の七ノマーとして東合導入されたエ
チレン性不飽和カルボン酸又は有利にモノエチレン性不
飽和無水?半アミドにすることができる。好適な第一及
び第ニアミンは、炭素原子1〜4口、有利に3〜30個
を有していてよい。そのような物質は、例えばメチルア
ミン、エチルアミン、n−プロビルアミン、イングロビ
ルアミン、n−プチルアミン、インゾチルアミン、ヘキ
シルアミン、シクロヘキシルアミン、メチルンクロへキ
ンルア■ン、2−エチルヘキンルアミン、n−オクチル
アミン、イントリデシルアミン、獣脂アミメ ン、ステアリルアミン、オレイルアミン、ジtチルアミ
ン、ジエチルアミン、ジーn−プロビルアミン、ジーイ
ソプロビルアミン、ジーn−プチルアミン、ジインゾチ
ルアミン、ジヘキンルアミン、ジシクロヘキシルアミン
、ジメチルシクロヘキシルアミン、ジー2−エチルヘキ
シルアミン、ジーn−オクチルアミン、ジイントリデシ
ルアミン、ジー獣脂アミン、ジーステアリルアミン、ジ
ーオレイルアミン、エタノールアミン、ジエタノールア
ミン、n−プロバノールアミン、ジーn−プロバノール
アミン及びモルホリンである。モルホリンを使用するの
が有利である。
コボリマーの中和を前記アミン又はアンモニア並びにア
ルカリ金属塩基及び/又はアルカリ土類金属塩基、例え
ば水酸化ナトリウム水溶液、水ボ化カリウム水溶液、重
炭酸ナ} IJウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム及び水酸化バリ
ウムを用いて行なうことができる。すぐ使える溶液又は
分散液の製造を、コボリマーの融液への水性塩基の添加
によって行なうのが有利である。すぐ使える疎水性化剤
の一一値は約4〜1口の範囲にある。もちろん、有利に
20〜150℃の温度で、コボリマーを、アルカリ金属
塩基及び/又はアルカリ士類金属塩基の水溶液中へ装入
することによっても、水溶液又は水性分散液を製造する
ことができる。
そうして得られるコボリマー水性分散液又はコポリマー
水浴液は、安定で、かつ貯蔵安定である。これらは、特
に優れた疎水性化作用を有し、更に加脂作用及び再なめ
し作用も示すから、皮革及び毛皮の仕上げ加工のために
優れて好適である。このコボリマー分散液で処理された
皮革材料及び毛皮材料は、ほんの偽かの吸水性及σ水透
過性を示す。この分散液は同時に軟化させるように作用
するので、大低の場合、付加的な、天然又は合成の皮革
油をペースとする加脂剤 〆は必要でない。この分散液な品物に高い充填及び高い
引つ張シ強さ及び引裂抵抗を与え、その結果、市販の再
なめし剤、例えば植物性タンニン又はフェノールスルホ
ン酸/フェノール/ホルムアルデヒドー縮合体をベース
とする合成有機タンニン(シンタニン: Syntha
nen ) ヲ用いての付加的な処理は、大低の場合、
必要ではない。
本発明によシ使用されるべき水性分散液又はボリマー水
溶液のもう1つの利点は、これらが付加的な乳化剤を含
有しないということである。
乳化剤含有生成物で処理された皮革及び毛皮に、皮革又
は毛皮中の乳化剤を無効にするため、公知のようにこの
薬剤での処理後に、費用のかかる工程、例えば多価の金
属塩を用いる後処理を施こさねばならない。
前記コポリマー分散液もしくはコボリマー溶液は、全て
の慣用の揉された皮、峙に鉱物揉製剤、例えばクロムー
I一塩で揉された皮の処理に好適である。揉された皮は
通例、処理の前に脱酸する。これらは既に処理の前に着
色されていてよい。しかしながら着色は、本発明によシ
行なわれる疎水性化の後ではじめて行ってもよー溶液を
水で希釈することによって得られる水性浴液中で、一一
値4〜1口、有利に5〜8及び温度20〜6口、有利に
30〜5口℃で0.1〜5、特に0.5〜2時間にわた
って処理するのが有利である。この処理は、例えば槽中
で搗き晒すことによって行なう。コボリマー分散液もし
くはコボリマー溶液の必要量は、皮革の脱毛皮:ii[
 ii (Falzgewicht)もしくは毛皮の湿
重量に対して0.1〜30、有利に1〜20重量条であ
る。浴液量、即ち品物に対する処理浴液のパーセントに
よる重量比は、皮革の脱毛皮重量もしくは、毛皮の湿重
量に対して、通例10〜100口、有利に30〜150
%、毛皮の場合、50〜500%である。
前記水性浴液での処理後に、処理浴液の一値を酸(有機
酸、例えば蟻酸を使用するのが有利である)の添加によ
って一一値3〜5、有利に3.5〜4に調節する。
皮革及び毛皮の仕上げ加工工程の際に慣用の再揉し剤を
共用する場合には、本発明によう使ことができ、その際
、水性分散液又は水溶液を分割して再揉し工程の、前、
間及び後で使用する。疎水性化剤として使用されるべき
水性分散液又は水溶液は、悦用の皮革一及び毛皮仕上げ
加工剤、例えばパラフィンをベースとする疎水性化剤と
一緒に使用することもできる。これによって、幾つかの
場合には、疎水性化作用、加脂作用及び再揉し作用が改
良される。
例中の「肇」は、他に記載がなければ「重葉多」である
。コボリマーの分子量は、中和の前にデル透過クロマト
グラフイーによって測定し、その際、溶離剤としてテト
ラヒドロフランを、かつ検量のために、細分されたボリ
スチレンのフラクションを使用した。処理皮革の吸水性
及び水透過性に関する検査は、皮革一化学者一連盟の国
際連合、コミッション・フユア・フイシカリシエ・レー
ダープリューフング(Kommissionfuer 
physikalische Lederpruefu
ng)の測定法王UP 1口によるバリー−ペネトロメ
ーター(Bal’ly−Penetrometer)を
用いて行なった( DasLeder,第12巻、36
 〜40(1 961 )参照)。
水性コポリマー分散液の製造 分散液I 攪拌機、流入装置及び窒素下での作業用の装置を備えた
持殊鋼からなる反応器中に、無水マレイン酸90g及び
工業用キシレン100gを装入し、約140℃にm熱沸
騰させた。弱く沸騰している溶液に、工業用キシレン2
口Of!中の、ステアリルアク’)V−}2105’プ
テンー1−オール−3  4.!M及び2−メルカプト
エタノール15gの少し加熱した溶液を、2時間かけて
、かつ工業用キシレン31g中のジーt−プチルペルオ
キシド9gの溶液を3時間かけて同時に添加した。引き
続きこの反応混合物を、攪拌及び還流沸騰下に、更に2
時間、加熱し、次イテキシレンを留去した。その際、キ
シレン残分を真空中(. 4 0 ミ’Jバール)かつ
125℃の温度で除去した。次いで、モルホリン7 9
.9 .9を半時間かけて添加し、この反応混合物を、
攪拌下に130℃の温度で2Wf間加熱した。その際、
コホリマーのすべての無水物基はモノアミド基に変換さ
れた。その後で、反応器を気密に封じた。次いで、ポリ
マー融液温度125℃で、50%水酸化ナトリウム水溶
液7 3.5 !!及び水1 1 30gを1時間かけ
て添加した。これによって、コボリマーの残ジのカルボ
キシル基は中叩された。引き続き、反応混合物を、12
5℃の温度で更に2時間攪拌し、かつ室温筐で冷却した
。固体含有率25.8%を有する、室温で弱い粘稠性の
分散液が得られた。コボリマーの分子量はモル当り64
00.!i’であった。
分散液■ 分散液Iの製造のために記載された反応器中に、○−キ
シレン中のC’lB””C22−アノレキルメタクリレ
ート(商品名アルホ/1822(A1f011 8 2
 2)で得られるCl8〜C22−アルコール混合物の
メタクリルエステル)の8口多溶液281.25g、ブ
テンー1−オール−3  9F及び2−メルカゾトエタ
ノール15Fを装入し、この溶液を約145℃の温度ま
で加熱沸騰させた。
次いで、還流下で沸騰する溶液に0−キシレン15g中
のアクリル酸75Fの溶液を2時間かけて、かつ0−キ
シレン31g中のジーt−プチルペルオキシド9gの溶
液を5時間かけて一様に添加した。その後、この反応混
合物を、攪拌下で還流させながら更に2時間加熱し、次
いで○−キシレンを留去した。残シのキシレンを、ボリ
マー融液から、温度140℃及び圧力40ミリバールで
除去した。次いで、ボリマー融液を、125℃の温度筐
で冷却し、かつ反応器を気密に封じた。次いで、水58
6I中の50%ナトリウム水溶液78gの溶液を半時間
かけて添加した。これによって、コボリマー中に存在す
るカルポキシル基の中和度95%が達或された。この反
応混合物を温度125℃で更に5時間激しく攪拌した。
固体含有率34.9%の粘稠性の分散液が得られた。コ
ボリマーの分子量はモル当シ4500gであった。
分散液I 分散液Iの製造のために記載された反応器中にプテンー
1−オール−3 50g及びオクタデシルアクリレート
50gを装入し、かつこの混合物を攪拌下に110℃の
温度筐で加熱した。
分離流入装置により、各々互いに分離して温度70℃ま
でぶ熱されたオクタデシルアクリレー}300.!9、
メタクリル酸1 50IIを5時間かけて、かつt−デ
チルペルエチルヘキサノエート15gを6時間かけて一
様に添加した。重合を反応混合物の沸点で実施した。沸
点はゆっくりと132℃筐で上昇する。ベルオキシドの
添加後に反応混合物を、沸騰還流させながら、更に1時
間攪拌した。その後、重合導入されなかったブテンー1
−オール−3tl″圧力4口ミリバ−ル、温度125℃
で留去した。次いで反応器を気密に封じた。その中で1
40℃まで加熱された融液に50%水酸化ナトリウム水
溶液125g及び水1 1 73.9を圧力下に1時間
かけて添加した。次いで、この混合物を、120℃で更
に1時間攪拌した。固体含有率3 0.6 %を有する
、室温で粘稠性の乳液が得られた。コボリマーの分子量
は、モル当,?3600.9であった。
コポリマーのカルボキンル基の90%がナトリウム塩の
形で存在した。
例  1 一一値5.口で脱酸され、慣用の陰イオン性アニリン色
素0.7重量斧で着色された、脱毛皮厚さ(Falss
staerke) 1.8Bを有するクロム揉しされた
牛皮革を、脱毛皮重量に対して20%の分散液Iを用い
て揉し槽中で4口’Cで1.5時間、搗き晒した。この
処理に続いて、皮革を蟻酸で一一値3.6にした。引き
続き洗浄し、機械的に伸ばしかつ乾燥させた。
そうして見られた皮革は、非常に柔らかく、手ざわシが
よく、かつ高い動的防水性を有した。
バI)−−ペネトロメーターを用いた検査は、15%圧
縮(Stauchung)の際に、24時間後の吸水性
に関して値24.7重量肇を示し、かつこの時間の間、
水貫通はみとめられなかつーた。
例  2 一一値5.0で脱酸された脱毛皮厚さ1.8mlを有す
る、クロム揉しされた牛皮革を、脱毛皮重量に対して1
2%の分散液■を用いて、揉し槽中で、40℃で2時間
搗き晒した。全浴液量は150%であった。引き続き、
皮革を慣用の陰イオン性アニリン色素1重tSで着色さ
せた。
その後、蟻酸で一一値5.8に調節した。密閉して洗浄
し、機械的に伸ばしかつ乾燥させた。
得られた皮革は、非常に柔らかく、シなやかで、良好に
充実性があり、一様に着色されていて、かつ著しく動的
な防水性を有した。バIJ一−ペネトロメーターの検査
は、15%圧縮の際に24時間後の吸水性に関して値2
2.9重量肇を示し、この時間の間、水貫通はみとめら
れなかった。
例  3 一一値5.0で脱酸され、脱毛皮厚さ1.8nを有する
クロム揉しされた牛皮革を、各々皮革の脱毛皮重量に対
して、15嘩のボリマー分散液Iを用い、かつ同時に5
%の、パラフィンをペースとする市販の疎水性化剤の4
2多水性分散液を用い、揉し槽中で40℃で2時間、搗
き晒した。全浴液量は150%であった。この処理に続
いて、皮革を蟻酸を用いて一一値3.8にし、慣用のよ
うにして仕上げ処理した。
得られた皮革は、極めて柔らかくかつ手触シがよく、か
つ高い防水性を示した。バIJ−−ペネトロメーターに
よる検査は、15%圧縮の際に、24時間後の吸水性に
関して、値19,5重t%を示し、この時間の間、水貫
通はみとめられなかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、a)C_8〜C_4_0−アルキルアクリレート、
    C_8〜C_4_0−アルキルメタクリレート、C_8
    〜C_4_0−カルボン酸のビニルエステル又は混合物
    50〜90重量% 及び b)モノエチレン性不飽和C_3〜C_1_2−カルボ
    ン酸、モレエチレン性不飽和 無水ジカルボン酸、モノエチレン性 不飽和C_4〜C_1_2−ジカルボン酸の半エステル
    又は半アミド、モノエチレン 性不飽和C_3〜C_1_2−モノカルボン酸のアミド
    又はこれらの混合物10〜50重量%を重合含有し、分
    子量500〜30000 g/Molを有するコポリマーを少くとも部分的に中和
    された形で、水溶液又は水性分散液中に含有することを
    特徴とする、皮革及び毛皮の疎水性化剤
JP2242863A 1989-09-16 1990-09-14 皮革及び毛皮の疎水性化剤 Pending JPH03207800A (ja)

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