JPH03207341A - フィルム電極 - Google Patents

フィルム電極

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Publication number
JPH03207341A
JPH03207341A JP2001403A JP140390A JPH03207341A JP H03207341 A JPH03207341 A JP H03207341A JP 2001403 A JP2001403 A JP 2001403A JP 140390 A JP140390 A JP 140390A JP H03207341 A JPH03207341 A JP H03207341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
ink
film
vehicle
resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001403A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Aota
青田 良明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2001403A priority Critical patent/JPH03207341A/ja
Publication of JPH03207341A publication Critical patent/JPH03207341A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electrotherapy Devices (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、心電図計や低周波治療器に使用するフィルム
電極に関する。 [従来の技術] 最近、「電子マツサージ器」と称して筋肉に弱い電流を
流す低周波治療器が使用されるようになった。 この電
極には、皮膚によく密着するよう、柔軟なフィルム状の
電極が使用されている。 従来のフィルム電極は、隠蔽性のあるポリエステルフィ
ルムの一方の面に、回路パターンに従って、銀ペースト
とそれを被覆するカーボンペーストからなる導電性イン
キ層を設け、他方の面に、透明なポリエステルフィルム
に絵柄を印刷したフィルムを積層してなるものである。  フィルム電極用のフィルムとしては、電気絶縁性と寸
法安定性にすぐれたポリエステルフィルムが一般に使用
されていて、そこに印刷する各種のインキのビヒクルに
も、フィルムとの接着を考慮してポリエステル系のもの
を使用している。 上記のような2枚のポリエステルを積層してなるフィル
ム電極は、板状の電極よりは可撓性があるものの柔軟性
に乏しいため、皮膚へ十分に密着できないことがあり、
無理に押しつけたりすると、導電性インキ層にクラック
が入るおそれがある。
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、柔軟性が高く皮膚によく密着し、多少
折り曲げられてもクラックが生じることのないフィルム
電極を提供することにある。 tvR題を解決するための手段】 本発明のフィルム電極は、図面に示すように、透明なポ
リエステルの基材フィルム(1)上に、柔軟なビヒクル
のインキで絵柄層(2)および隠蔽層(3)を印刷し、
さらに任意の電極パターンを印刷した銀ペースト(41
)の表面をカーボンペースト(42)で被覆した!ff
i性インキ層(4)を設けてなる。 基材フィルム(1)には、プラスチックフィルムのなか
で電気絶縁性と寸法安定性にすぐれているポリエステル
フィルム、代表的にはポリエチレンテレフタレート(P
ET)フィルムの50〜125μmのものを使用する。  基材フィルムをあまり厚くすると製品フィルム電極の
柔軟さが失われるので、100μ7n以下が好ましい。 印刷適性を高めるために、基材フィルム(1)上にプラ
イマー層(11)を設けることは推奨される態様である
。 プライマー層も柔軟であることが望ましく、たとえ
ばウレタンエラストマー系のものが適当である。 絵柄層(2)は、フィルム電極に必要な表示をしたり、
美麗な外観を付与したりするためのものである。 隠蔽
層(3)は、導電性インキ層(4)と電極のリードとの
接続をする配線を見えないようにするためのものである
。 絵柄層および隠蔽層を印刷するインキのビヒクルに使用
する樹脂は、柔軟さを与えるという観点からえらび、そ
の代表としては、塩ビ−酢ビ共重合体系の樹脂が挙げら
れる。 好適なものは、塩化ビニル、酢酸ビニルおよび
ビニルアルコールまたはマレイン酸を、重合度が450
程度になるように共重合させた相互重合体である。 ざ
らに可撓性を付与するため、可塑剤としてエポキシ大豆
油、DBP、DIDPなどを添加してもよい。 隠蔽層があまり薄いと配線を隠蔽できないし、厚すぎる
と柔軟性を失わせるし、不経演でもある。 後者の問題は絵柄層にも共通である。 二層合わせた厚
さにして、5〜20μmの範囲が好ましい。 カーボンペーストは、粒径が1〜10μm程度の黒鉛粉
末を顔料とし、隠蔽層と強固に接着するように、そのビ
ヒクルと同種または近縁の樹脂をビヒクルとしたものを
使用するとよい。 顔料とビヒクルの重量比は、2:1
内外が適当である。 銀ペーストは、基材にポリエステルフィルムを使用lる
ときは、熱膨脹率の差で導電性インキ層に歪みが生じな
いように、同じようなポリエステルをビヒクルとし、そ
れに粒径が1〜10μ而程度の銀粉末を加えたものを用
いる。 本発明においても、このような常用の銀ペース
トを使用すればよいが、隠蔽層およびカーボンペースト
層と強固に接着するように、銀ペーストに対して上記の
カーボンペーストを、銀ペースト二カーボンペースト=
5:5〜9:1(重量比)の範囲で添加したものを使用
することが好ましい。 導電性インキ層の厚さは、使用するビヒクルや顔料の添
加量によっても異なるが、銀ペースト、カーボンペース
ト合わせて5〜25μmの範囲が一般的である。 絵柄層、隠蔽層および導電性インキ層は、いずれもグラ
ビア印刷法、スクリーン印刷法などの既知の印刷手段で
設ければよい。
【作 用】
本発明は、ポリエステルフィルムを積層せf1適切な厚
さのもの1枚だけ用い、絵柄層および隠蔽層を柔軟な樹
脂をビヒクルとするインキで設番ノたことにより、柔軟
性の高いフィルム電極を実現した。
【実施例】
下記の配合でインキを用意した。 柄インキおよび隠 インキ 塩ど一酢ビ共重合体ビヒクル:40重量部および顔料:
20重(6)部(絵柄インキには白色顔料を、隠蔽イン
キには黒色顔料を使用)、溶剤は、石油系溶剤「ツルペ
ッツ」 (日本石油製)、シクロヘキサノン「アノン」
およびブチルセロソルブの混合物を用いた。 銀ペースI・ 銀粉末:60ffl量部およびポリエステルビヒクル:
1511部、溶剤は、ブチルカルビノールアセテート:
12.5重囲部およびブチルセロソルブアセテート:1
2.5重量部の混合物。 カーボンペースト 黒鉛粉末:40重量部および塩ビ−酢ビ共重合体ビヒク
ル:20重m部、溶剤は、絵柄インキおよび隠蔽インキ
用と同じ混合溶剤を使用した。 アニーリングした厚さ100μmのPETフィルムrH
3LAJ  (余人製)に、プライマーとしてウレタン
エラストマーインキrMLJRJ  (諸星インキ製)
を塗布した。 プライマー層の上に、上記の絵柄インキでデザイン文字
をシルクスクリーン印刷し、その上に隠蔽インキを同じ
印刷法でベタ印刷した。 隠蔽層の上に、上記の銀ペースト80重量部とカーボン
ペースト20重Φ部とを混合した導電性インキで、相互
に連結された水玉模様を印刷し、十分に乾燥させてから
、個々の水玉とそれらをつなぐ部分を完全に被覆覆るよ
うに、カーボンペーストで同様のパターンを印刷した。 jqられた本発明のフィルム電極は柔軟性に富み、折り
曲げてもクランクは生じなかった。 [発明の効果] 本発明のフィルム電極は柔軟性が高いから、よく肌に密
着する。 本発明のフィルム電極を、たとえば電気マツサージ器の
電極として使用すると、従来のものより電極が肌によく
密着するので電流が確実に流れ筋肉や神経を刺激して得
られるマツサージ効果が高い。 電気的接触が確実な電
極は、個人用の心電図計に使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明のフィルム電極を説明するだめの模式的
な断面図である。 1・・・基材フィルム 11・・・プライマー層 2・・・絵柄層 3・・・隠蔽層 4・・・導電性インキ層 41・・・銀ペースト 42・・・カーボンペースト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明なポリエステルの基材フィルム上に、柔軟な
    ビヒクルのインキで絵柄層および隠蔽層を印刷し、さら
    に任意の電極パターンを印刷した銀ペーストの表面をカ
    ーボンペーストで被覆した導電性インキ層を設けてなる
    フィルム電極。
  2. (2)基材フィルムとして厚さ50〜125μmのポリ
    エチレンテレフタレートフィルムをとり、ウレタンエラ
    ストマー系のプライマー層を設けて用い、絵柄層および
    隠蔽層のインキが塩ビ−酢ビ共重合体樹脂をビヒクルと
    するものであって、両層あわせた厚さが5〜20μmで
    あり、導電性インキ層の厚さが5〜25μmである請求
    項1のフィルム電極。
JP2001403A 1990-01-08 1990-01-08 フィルム電極 Pending JPH03207341A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0563503U (ja) * 1992-02-13 1993-08-24 株式会社アドバンス 生体信号誘導電極
EP3415021A4 (en) * 2016-02-12 2019-10-09 Toyobo Co., Ltd. ELECTRONIC WEARABLE DEVICE AND METHOD FOR PRODUCING AN ELECTRONIC WEARABLE DEVICE

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US10869391B2 (en) 2016-02-12 2020-12-15 Toyobo Co., Ltd. Garment-type electronic device and method for producing same
US11357104B2 (en) 2016-02-12 2022-06-07 Toyobo Co., Ltd. Garment-type electronic device and method for producing same

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