JPH03207062A - Ｃｄプレーヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 この発明はＣＤプレーヤに関する。

く従来の技術〉 ＣＤプレーヤにおいて、倍速あるいはサーチと呼ばれる
機能を備えているものがある。この倍速或いはサーチ機
能においては、ＣＤをフォワード方向又はリバース方向
に早送りしつつ音声再生を行い、これによりＣＤ中の所
望する位置を簡単に見出せるようにしてる。

このサーチは通常トラックの所定本数をキックした後、
所定時間再生して音声化し、この動作を所定回数繰り返
すことにより行われている。

く発明が解決しようとする課題〉 しかし、従来のサーチ機能においてフォワードサーチと
リバースサーチにサーチ時間に差が生ずる問題があった
。即ちリバースサーチにおいてはキック後の再生時間中
はＣＤはフォワード方向に進行するため、キック後に絶
えず所定時間後戻りする時間が加わることになる。この
後戻り時間によりリバースサーチはフォワードサーチよ
りも余分に時間がかかり、リバースサーチとフォワード
サーチに時間差が生ずる欠点があった。

〈発明の概要〉 本発明は上記した従来のＣＤプレーヤの欠点を改善する
ためになされたもので，フォワードとリバース方向に所
定本数のトラックをキックした後所定時間再生を行う動
作を複数回繰り返すフォワードサーチ及びリバースサー
チ機能を有するＣＤプレーヤにおいて７フォワードサー
チとリバースサーチの判別を行う手段と、該手段の判別
出力に対応したキックするトラック本数と再生時間の中
の少なくとも一方を設定する手段と、該設定されたキッ
クするトラック本数及び／又は再生時間に基づいてサー
チを実行する手段とを備えたことを基本的な特徴とする
ものである。

〈作用〉 フォワードサーチ又はリバースサーチの操作又は他のマ
イクロコンピュータ等からのコマンド等があると，判別
する手段はフォワードサーチがリバースサーチかの判別
を行う。設定する手段は該判別出力に対応してキックす
るトラック本数と再生時間の中のどちらか一方または両
方を設定する。

そしてサーチを実行する手段は該設定に基づいてキック
、再生を繰り返しサーチを実行する。

く実施例〉 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図において制御装置１はマイクロコンピュータを主
体に構威されており、サーボコントロール装Ｈ２に各種
の制御信号を送るように構威されている。サーボコント
ロール装置２はドライバ３を制御しており，ドライバ３
はこれに基づいてトラッキング騨動用コイル５を輛動し
てピックアップ４を動かすように構威されている。また
ドライバ３はフォーカス馳動用コイル６を駒動し、フォ
ーカスをかけるように構威されている。またピックアッ
プ４からはトラッキング方向のエラー信号がＲＦアンプ
］Ｏに入力され、ここで増幅されてサーボコントロール
装置２に送られるように構威されている。そして、サー
ボコントロール装置２はこのエラーを補償すべく、ドラ
イバ３にエラー信号とは逆の信号を送り、トラッキング
サーボをかけて該エラーの補正を行うように構威されて
ぃる。

再生時にはディスクＸに記録された信号をピックアップ
４により読み出し、ＲＦアンプ１０で増幅した後信号処
理部１１で信号処理を行い、オーディオ部１２を介して
スビーカ１３から音声化されるように構威されている。

また再生時には信号処理部１１、オーディオ部１２に制
御装置１ミュートオフの信号が送られるように構威され
ている。

制御装置ｌはサーチモードを有しており、このサーチ動
作において，制御装置１はサーボコントロール装置２に
サーチ指令信号を出し、キックすべきトラックの本数及
び再生時間を指令するようになっている。サーボコント
ロール装置２はこれらの指令信号に応じてドライバ３を
介してトラッキング馳動用コイル５を輛動し、ピックア
ップ４を動かすように構成されている。

サーチモードの指令は制御装置ｌに接続された操作装Ｗ
７からの操作者による指令、または他のマイクロコンピ
ュータからのコマンドにより行われるように構威されて
いる。

制御装置１には該サーチがフォワードサーチかリバース
サーチか判別する判別装置と、該判別に基づいてキック
すべきトラック本数と再生時間とを設定する装置が内蔵
されており、これにより設定されたキック数と再生時間
とをサーボコントロール装置２に送るように構威されて
いる。この実施例では５倍速でフォワードサーチの場合
２本のトラックをキックし−６４ｍｓｅｃの再生を行う
ようになっている。一方リバースサーチの場合には３本
のトラックをキックし−７０ｍｓｅｃの再生を行うよう
に構威されている。これにより違和感のないサーチが実
現できる。このようにリバースサーチのキック数をフォ
ワードサーチよりも多くし、また再生時間を短くするこ
とにより、フォワードサーチとリバースサーチの時間を
等しくすることができる。

サーボコントロール装ｉｆ２はこの設定値に基づいてピ
ックアップ４を動かし、サーチを実行するようになって
いる。

第２図と第３図にサーチ動作を示す。第２図はフォワー
ドサーチの場合であり、ディスクＸの内周側から外周側
に向けてビックアップ４が移動する。この例では３本の
トラックをキックした後（■）．１００ｍｓｅｃ再生し
（■），再び３本キックし（■）．１００ｍｓｅｃ再生
する（■）という動作を行うようになっている。この動
作は制御装Ｗ１にサーチ指令またはサーチコマンドがあ
る限り繰り返し行われる。一方リバースサーチの場合は
第３図に示すようにディスクＸの外周から内周に向かっ
てピックアップ４が移動する。そして，内周方向に４本
のトラックをキックし（■′）　、５０ｍｓｅｃ再生し
て外周側に後戻りし（■′）、再び４本のトラックをキ
ックし（■′）以後同じ動作を繰り返す。

このようにリバースサーチとフォワードサーチのキック
数、再生時間を変えることにより、両者の時間を同一に
することが可能になる。なお、上記実施例ではキック数
と再生時間の両方を変えているが、一方のみを変えても
良い。

第４図に制御装置１の動作のフローチャートを示す。

制御装置１は操作装置７からの指令或は他のマイクロコ
ンピュータ等からのコマンドをチェックして、サーチの
必要があるか否か判断する（ステップ４０）。サーチの
必要がない場合には他の処理を実行する（ステップ４１
）。サーチの必要がある場合にはフォワードサーチかリ
バースサーチかの判別を行い（ステップ４２），フォワ
ードサーチの場合にはＭ本のキック数を設定し（ステッ
プ４３）．Ｂｍｓｅｃの再生時間を設定する（ステップ
４４）。リバースサーチの場合にはＮ本のキック数を設
定し（ステップ４５）＋　Ａｍｓ　ｅ　ｃの再生時間を
般定する（ステップ４６）。

以上説明した構成によれば、制御装ｉｉｌはフォワード
サーチとリバースサーチの判別を行い、その判別結果に
よりリバースサーチの場合にはキック数を多く且つ再生
時間を短く設定するようにしているため，再生時間だけ
の後戻りがあってもサーチ時間を略フォワードサーチと
同じにすることが出来る。その結果、リバースサーチの
場合に操作装置７を長く押していなければならない等の
使用上の煩わしさを排除できる。

く発明の効果〉 以上説明したように本発明は、フォワードとリバース方
向に所定本数のトラックをキックした後所定時間再生を
行う動作を複数回繰り返すフォワードサーチ及びリバー
スサーチ機能を有するＣＤプレーヤにおいて、フォワー
ドサーチとリバースサーチの判別を行う手段と、該手段
の判別出力に対応したキックするトラック本数と再生時
間の中の少なくとも一方を設定する手段と、該般定され
たキックするトラック本数及び／又は再生時間に基づい
てサーチを実行する手段とを備えているため、フォワー
ドサーチとリバースサーチの時間を同一にすることが可
能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実旅例を示すブロック図、第２図と
第３図はサーチ動作の説明図、第４図はフローチャート
図である。 １：制御装置、２：サーボコントロール装置、３：ドラ
イバ、４：ピックアップ，５：トラッキング駐動用コイ
ル、６：フォーカス駆動用コイル、７：操作装置、１０
：ＲＦアンプ、１１：信号処理部，１２：オーディオ部
、１３：スピーカ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 フォワードとリバース方向に所定本数のトラックをキッ
   クした後所定時間再生を行う動作を繰り返すフォワード
   サーチ及びリバースサーチ機能を有するＣＤプレーヤに
   おいて、 フオワードサーチとリバースサーチの判別を行う手段と
   、 該手段の判別出力に対応してキックするトラック本数と
   再生時間の中の少なくとも一方を設定する手段と、 該設定されたキックするトラック本数及び／又は再生時
   間に基づいてサーチを実行する手段と、を備えたことを
   特徴とするＣＤプレーヤ。