JPH0320661A - 酸素濃度検出装置 - Google Patents
酸素濃度検出装置Info
- Publication number
- JPH0320661A JPH0320661A JP62332845A JP33284587A JPH0320661A JP H0320661 A JPH0320661 A JP H0320661A JP 62332845 A JP62332845 A JP 62332845A JP 33284587 A JP33284587 A JP 33284587A JP H0320661 A JPH0320661 A JP H0320661A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- oxygen
- resistor
- output terminal
- current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 title claims abstract description 80
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 80
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 70
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 29
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 27
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 12
- 239000007784 solid electrolyte Substances 0.000 claims abstract description 11
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims description 3
- 239000002001 electrolyte material Substances 0.000 abstract 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 31
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 18
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 11
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 8
- -1 oxygen ion Chemical class 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 4
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 3
- MYMOFIZGZYHOMD-UHFFFAOYSA-N Dioxygen Chemical compound O=O MYMOFIZGZYHOMD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N ZrO2 Inorganic materials O=[Zr]=O MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910001882 dioxygen Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N platinum Chemical compound [Pt] BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 150000002926 oxygen Chemical class 0.000 description 1
- RVTZCBVAJQQJTK-UHFFFAOYSA-N oxygen(2-);zirconium(4+) Chemical compound [O-2].[O-2].[Zr+4] RVTZCBVAJQQJTK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052697 platinum Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/416—Systems
- G01N27/417—Systems using cells, i.e. more than one cell and probes with solid electrolytes
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/403—Cells and electrode assemblies
- G01N27/406—Cells and probes with solid electrolytes
- G01N27/4065—Circuit arrangements specially adapted therefor
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は被測定気体中の酸素濃度に比例した出力を発生
する酸素濃度検出装置に関する。
する酸素濃度検出装置に関する。
背景技術
内燃エンジンの排気ガス浄化、燃費改善等を目的として
、排気ガス中の酸素濃度を酸素濃度検出装置によって検
出し、この酸素濃度検出装置の出力信号に応じてエンジ
ンへの供給混合気の空燃比を目標空燃比にフィードバッ
ク制御する空燃比制御装置が例えば、特公昭55−35
33号公報により公知である。
、排気ガス中の酸素濃度を酸素濃度検出装置によって検
出し、この酸素濃度検出装置の出力信号に応じてエンジ
ンへの供給混合気の空燃比を目標空燃比にフィードバッ
ク制御する空燃比制御装置が例えば、特公昭55−35
33号公報により公知である。
このような空燃比制御装置に用いられる酸素濃度検出装
置として被測定気体中の酸素濃度、すなわち排気空燃比
に比例した出力を発生するものがある。例えば、2つの
平板状の酸素イオン伝導性固体電解質材各々に電極対を
設けて酸素ポンプ素子及び電池素子を形成し、酸素ポン
プ素子及び電通素子の一方の電極面各々が気体滞留室の
一部をなしてその気体滞留室が被測定気体と導入孔を介
して連通し電池素子の他方の電極面が大気室に面するよ
うにした装置が特開昭59−192955号に開示され
ている。かかる酸素濃度センサにおいては、気体滞留室
内の酸素濃度を常に所定濃度(例えば、0)に保持する
ように電池素子の発生電圧と所定基準電圧とを比較して
その比較結果に応じて酸素ポンプ素子の電極間にポンプ
電流を供給し、そのポンプ電流値を酸素濃度に比例した
出力として検出するようになっている。
置として被測定気体中の酸素濃度、すなわち排気空燃比
に比例した出力を発生するものがある。例えば、2つの
平板状の酸素イオン伝導性固体電解質材各々に電極対を
設けて酸素ポンプ素子及び電池素子を形成し、酸素ポン
プ素子及び電通素子の一方の電極面各々が気体滞留室の
一部をなしてその気体滞留室が被測定気体と導入孔を介
して連通し電池素子の他方の電極面が大気室に面するよ
うにした装置が特開昭59−192955号に開示され
ている。かかる酸素濃度センサにおいては、気体滞留室
内の酸素濃度を常に所定濃度(例えば、0)に保持する
ように電池素子の発生電圧と所定基準電圧とを比較して
その比較結果に応じて酸素ポンプ素子の電極間にポンプ
電流を供給し、そのポンプ電流値を酸素濃度に比例した
出力として検出するようになっている。
ところで、かかる酸素濃度検出装置においては、電池素
子の発生電圧に応じて酸素ポンプ素子に流れるポンプ電
流を変化させて気体滞留室内の酸素濃度をフィードバッ
ク制御するような構成になっているのでポンプ電流値の
変化の周波数によっては位相回転(位相遅れ)が生ずる
。位相回転が180°を越えた周波数においてループ利
得が1以上の場合には発振を起こす可能性がある。特に
、酸素ポンプ素子及び電池素子からなる酸素濃度検出素
子の検出ゲイン(ポンプ電流の単位変化量に対する電池
素子の発生電圧変化量)が第1図に示すように高周波数
域で小さくなるので高周波数域において発振を起こすこ
とが考えられる。
子の発生電圧に応じて酸素ポンプ素子に流れるポンプ電
流を変化させて気体滞留室内の酸素濃度をフィードバッ
ク制御するような構成になっているのでポンプ電流値の
変化の周波数によっては位相回転(位相遅れ)が生ずる
。位相回転が180°を越えた周波数においてループ利
得が1以上の場合には発振を起こす可能性がある。特に
、酸素ポンプ素子及び電池素子からなる酸素濃度検出素
子の検出ゲイン(ポンプ電流の単位変化量に対する電池
素子の発生電圧変化量)が第1図に示すように高周波数
域で小さくなるので高周波数域において発振を起こすこ
とが考えられる。
発明の概要
そこで、本発明の目的は、発振を防止しかつポンプ電流
値を正確に検出し得る酸素濃度検出装置を提供すること
である。
値を正確に検出し得る酸素濃度検出装置を提供すること
である。
本発明の酸素濃度検出装置においては、酸素イオン伝導
性固体電解質材及びこれを挟む一対の電極から各々が構
戊されかつ相互間に拡散制限域を形成する酸素ポンプ素
子及び電池素子からなり酸素ポンプ素子及び電池素子の
一方の電極が共通接続された酸素濃度検出素子と、酸素
ポンプ素子及び電池素子の共通接続ラインに一端が接続
された電流電圧変換回路と、該電流電圧変換回路の変換
出力端子電位と電池素子の他方の電極電位との電位差に
応じた電圧を発生する差動アンプと、該差動アンプの出
力電圧と所定基準電圧との偏差に応じた電圧を酸素ポン
プ素子及び電流電圧変換回路の直列回路に印加する電圧
印加手段と、非反転入力端子か裁準電位に維持されかつ
反転入力端子と出力端子との間に電流電圧変換回路の両
端が接続された演算増幅回路とからなる酸素濃度検出装
置であり、電流電圧変換回路は共通接続ラインと変換電
圧出力端子との間に接続された抵抗と、演算増幅回路の
出力端子と反転入力端子との間に接続された分圧回路と
、該分圧回路の分圧点と変換電圧出力端子との間に接続
された容量性インピーダンス素子とからなることを特徴
としている。
性固体電解質材及びこれを挟む一対の電極から各々が構
戊されかつ相互間に拡散制限域を形成する酸素ポンプ素
子及び電池素子からなり酸素ポンプ素子及び電池素子の
一方の電極が共通接続された酸素濃度検出素子と、酸素
ポンプ素子及び電池素子の共通接続ラインに一端が接続
された電流電圧変換回路と、該電流電圧変換回路の変換
出力端子電位と電池素子の他方の電極電位との電位差に
応じた電圧を発生する差動アンプと、該差動アンプの出
力電圧と所定基準電圧との偏差に応じた電圧を酸素ポン
プ素子及び電流電圧変換回路の直列回路に印加する電圧
印加手段と、非反転入力端子か裁準電位に維持されかつ
反転入力端子と出力端子との間に電流電圧変換回路の両
端が接続された演算増幅回路とからなる酸素濃度検出装
置であり、電流電圧変換回路は共通接続ラインと変換電
圧出力端子との間に接続された抵抗と、演算増幅回路の
出力端子と反転入力端子との間に接続された分圧回路と
、該分圧回路の分圧点と変換電圧出力端子との間に接続
された容量性インピーダンス素子とからなることを特徴
としている。
実施例
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明す
る。
る。
第2図に本発明による内燃エンジン用酸素濃度検出装置
においては、酸素イオン伝導性固体電解質材1内には気
体拡散制限域として気体滞留室2が形戊されている。気
体滞留室2は固体電解質材]外部から被測定気体の排気
ガスを導入する導入孔3に連通し、導入孔3は図示しな
い内燃エンジンの排気管内において排気ガスが気体滞留
室2内に流入し易いように位置される。また酸素イオン
伝導性固体電解質材1には大気を導入する大気基準室4
が気体滞留室2と壁を隔てるように形成されている。気
体滞留室2と大気基準室4との間の壁部及び大気基準室
4とは反対側の壁部には電極対6a,6b,5a,5b
が各々形成されている。
においては、酸素イオン伝導性固体電解質材1内には気
体拡散制限域として気体滞留室2が形戊されている。気
体滞留室2は固体電解質材]外部から被測定気体の排気
ガスを導入する導入孔3に連通し、導入孔3は図示しな
い内燃エンジンの排気管内において排気ガスが気体滞留
室2内に流入し易いように位置される。また酸素イオン
伝導性固体電解質材1には大気を導入する大気基準室4
が気体滞留室2と壁を隔てるように形成されている。気
体滞留室2と大気基準室4との間の壁部及び大気基準室
4とは反対側の壁部には電極対6a,6b,5a,5b
が各々形成されている。
固体電解質材1及び電極対5a,5bが酸素ポンプ素子
7として作用し、固体電解質材1及び電極対6a,6b
が電池素子8として作用する。また大気基準室4の外壁
面にはヒータ素子9が設けられている。
7として作用し、固体電解質材1及び電極対6a,6b
が電池素子8として作用する。また大気基準室4の外壁
面にはヒータ素子9が設けられている。
酸素イオン伝導性固体電解質材1としては、Zr02
(二酸化ジルコニウム)が用いられ、電極5aないし6
bとしてはpt(白金)が用いられる。
(二酸化ジルコニウム)が用いられ、電極5aないし6
bとしてはpt(白金)が用いられる。
酸素ポンプ素子7の電極5bと電池素子8の電極6bと
は共通接続される共に演算増幅回路11の反転入力端子
に接続されている。演算増幅回路11の非反転入力端子
には基準電圧源14から出力される基準電圧Vr1 (
例えば、2.5V)が供給される。演算増幅回路11の
反転入力端子と出力端子との間には位相補正用の抵抗1
2及び電流検出用の抵抗13の直列回路が接続されてい
る。
は共通接続される共に演算増幅回路11の反転入力端子
に接続されている。演算増幅回路11の非反転入力端子
には基準電圧源14から出力される基準電圧Vr1 (
例えば、2.5V)が供給される。演算増幅回路11の
反転入力端子と出力端子との間には位相補正用の抵抗1
2及び電流検出用の抵抗13の直列回路が接続されてい
る。
抵抗12には更に抵抗21及びコンデンサ22の直列回
路が並列に接続されている。その直列回路において抵抗
21は演算増幅回路11の反転入力端子側に配置され、
コンデンサ22は抵抗13側に配置されている。抵抗2
1の抵抗値は抵抗12の抵抗値(例えば、10Ω)より
十分に大きく、例えば、100KΩである。この抵抗1
2.13.21及びコンデンサ22が電流電圧変換回路
20を形成しており、抵抗21とコンデンサ22との接
続点が電流電圧変換回路20の変換出力端子となり差動
増幅回路15の非反転入力端子に接続されている。差動
増幅回路15は電池素子8の電極6aの電位とかかる変
換出力端子電位との電位差に応じた電圧を出力する。こ
の差動増幅回路15の出力電圧は差動増幅回路16に供
給される。差動増幅回路16は差動増幅回路15の出力
電圧と基準電圧源17から出力される基準電圧Vr2と
の差電圧に応じた電圧を出力する。基準電圧源17によ
る基準電圧V r 2は理論空燃比に相当する電圧(例
えば、0.45V)である。差動増幅回路16の出力端
子は酸素ポンプ素子7の電極5aに接続されている。演
算増福回路11の出力端子電圧VOUTが酸素濃度検出
出力となる。
路が並列に接続されている。その直列回路において抵抗
21は演算増幅回路11の反転入力端子側に配置され、
コンデンサ22は抵抗13側に配置されている。抵抗2
1の抵抗値は抵抗12の抵抗値(例えば、10Ω)より
十分に大きく、例えば、100KΩである。この抵抗1
2.13.21及びコンデンサ22が電流電圧変換回路
20を形成しており、抵抗21とコンデンサ22との接
続点が電流電圧変換回路20の変換出力端子となり差動
増幅回路15の非反転入力端子に接続されている。差動
増幅回路15は電池素子8の電極6aの電位とかかる変
換出力端子電位との電位差に応じた電圧を出力する。こ
の差動増幅回路15の出力電圧は差動増幅回路16に供
給される。差動増幅回路16は差動増幅回路15の出力
電圧と基準電圧源17から出力される基準電圧Vr2と
の差電圧に応じた電圧を出力する。基準電圧源17によ
る基準電圧V r 2は理論空燃比に相当する電圧(例
えば、0.45V)である。差動増幅回路16の出力端
子は酸素ポンプ素子7の電極5aに接続されている。演
算増福回路11の出力端子電圧VOUTが酸素濃度検出
出力となる。
かかる構成においては、電池素子8の電極6a6b間に
は気体滞留室2内と大気基準室4との酸素濃度差に応じ
た電圧Vsが発生する。この電圧Vsと演算増幅回路1
1の反転入力端子電圧Vaとが加算されて差動増幅回路
15の反転入力端子に供給される。一方、演算増幅回路
1工の反転入力端子電圧Vaはポンプ電流値IPが変化
しても演算増幅回路11によって非反転入力端子電圧、
すなわち基準電圧源14の出力電圧Vr1にほぼ等しく
なる。差動増幅回路15は電圧VS+vaと変換出力端
子電圧vbとの差電圧に応じた電圧を出力する。差動増
幅回路15の出力電圧は差動増幅回路16において基準
電圧i17の出力電圧Vr2 と比較される。
は気体滞留室2内と大気基準室4との酸素濃度差に応じ
た電圧Vsが発生する。この電圧Vsと演算増幅回路1
1の反転入力端子電圧Vaとが加算されて差動増幅回路
15の反転入力端子に供給される。一方、演算増幅回路
1工の反転入力端子電圧Vaはポンプ電流値IPが変化
しても演算増幅回路11によって非反転入力端子電圧、
すなわち基準電圧源14の出力電圧Vr1にほぼ等しく
なる。差動増幅回路15は電圧VS+vaと変換出力端
子電圧vbとの差電圧に応じた電圧を出力する。差動増
幅回路15の出力電圧は差動増幅回路16において基準
電圧i17の出力電圧Vr2 と比較される。
エンジンに供給された混合気の空燃比がリーン方向に変
化している場合には電池素子8の電極6a,6b間に発
生する電圧Vsが低下する。電圧vsの低下により電圧
VB+Vaと電圧vbとの差電圧に応じた電圧Vcが基
準電圧源17の出力電圧Vr2より低くなると、差動増
幅回路16の出力レベルが正レベルになり、この正レベ
ル電圧が酸素ポンプ素子7の電極5aに印加される。よ
って、ポンプ電流が酸素ポンプ素子7、電流電圧変換回
路20を流れ、そして演算増幅回路11に流れ込む。酸
素ポンプ素子7には電極5aから電極5bに向ってポン
プ電流が流れるので気体滞留室2内の酸素が電極5bに
てイオン化して酸素ポンプ素子7内を移動して電極5a
から酸素ガスとして放出され、気体滞留室2内の酸素が
汲み出される。
化している場合には電池素子8の電極6a,6b間に発
生する電圧Vsが低下する。電圧vsの低下により電圧
VB+Vaと電圧vbとの差電圧に応じた電圧Vcが基
準電圧源17の出力電圧Vr2より低くなると、差動増
幅回路16の出力レベルが正レベルになり、この正レベ
ル電圧が酸素ポンプ素子7の電極5aに印加される。よ
って、ポンプ電流が酸素ポンプ素子7、電流電圧変換回
路20を流れ、そして演算増幅回路11に流れ込む。酸
素ポンプ素子7には電極5aから電極5bに向ってポン
プ電流が流れるので気体滞留室2内の酸素が電極5bに
てイオン化して酸素ポンプ素子7内を移動して電極5a
から酸素ガスとして放出され、気体滞留室2内の酸素が
汲み出される。
気体滞留室2内の酸素の汲み出しにより気体滞留室2内
の排気ガスと大気基準室4内の大気の間に酸素濃度差が
生ずる。この酸素濃度差に応じた電圧Vsが電池素子8
の電極6a,6b間に発生し、この電圧Vsは電圧Va
に加算されて差動増幅回路15の反転入力端子に供給さ
れる。差動増幅回路15の出力電圧は電圧Vs+Vaと
電圧Vbとの差電圧に比例した電圧となるのでポンプ電
流値IPは排気ガス中の酸素濃度に比例する。
の排気ガスと大気基準室4内の大気の間に酸素濃度差が
生ずる。この酸素濃度差に応じた電圧Vsが電池素子8
の電極6a,6b間に発生し、この電圧Vsは電圧Va
に加算されて差動増幅回路15の反転入力端子に供給さ
れる。差動増幅回路15の出力電圧は電圧Vs+Vaと
電圧Vbとの差電圧に比例した電圧となるのでポンプ電
流値IPは排気ガス中の酸素濃度に比例する。
空燃比がリッチ方向に変化する場合には電圧VSが上昇
する。これにより差動増輻回路15の出力電圧Vcが基
準電圧源17の出力電圧Vr2を越えると、差動増幅回
路16の出力レベルが正レベルから負レベルに反転する
。この負レベルにより酸素ポンプ素子7の電極5a,5
b間に流れるポンプ電流が減少し、電流方向が反転する
。すなわち、ポンプ電流は電極5bから電極5a方向に
流れるので外部の酸素が電極5aにてイオン化して酸素
ポンプ素子7内を移動して電極5bから酸素ガスとして
気体滞留室2内に放出され、酸素が気体滞留室2内に汲
み込まれる。従って、気体滞留室2内の酸素濃度が常に
一定になるようにポンプ電流を供給することにより酸素
を汲み込んだり、汲み出したりするのでポンプ電流値I
Pはリーン及びリッチ領域にて排気ガス中の酸素濃度に
各々比例するのである。
する。これにより差動増輻回路15の出力電圧Vcが基
準電圧源17の出力電圧Vr2を越えると、差動増幅回
路16の出力レベルが正レベルから負レベルに反転する
。この負レベルにより酸素ポンプ素子7の電極5a,5
b間に流れるポンプ電流が減少し、電流方向が反転する
。すなわち、ポンプ電流は電極5bから電極5a方向に
流れるので外部の酸素が電極5aにてイオン化して酸素
ポンプ素子7内を移動して電極5bから酸素ガスとして
気体滞留室2内に放出され、酸素が気体滞留室2内に汲
み込まれる。従って、気体滞留室2内の酸素濃度が常に
一定になるようにポンプ電流を供給することにより酸素
を汲み込んだり、汲み出したりするのでポンプ電流値I
Pはリーン及びリッチ領域にて排気ガス中の酸素濃度に
各々比例するのである。
一方、演算増幅回路11の出力端子電圧VOUTは次式
の如くほぼなる。
の如くほぼなる。
VOUT − (Rs+Rp)Ip+Va−(1)ここ
で、RSは抵抗12の抵抗値、RPは抵抗13の抵抗値
である。
で、RSは抵抗12の抵抗値、RPは抵抗13の抵抗値
である。
すなわち、電圧Vaが基準電圧源14の出力電圧Vrl
に等しくなるように演算増幅回路11が作動するので電
圧vou’rはポンプ電流値IPに比例した値となり、
排気ガス中の酸素濃度に応じて変化する。
に等しくなるように演算増幅回路11が作動するので電
圧vou’rはポンプ電流値IPに比例した値となり、
排気ガス中の酸素濃度に応じて変化する。
かかる本発明による酸素濃度検出装置においては、電流
電圧変換回路20の変換出力端子における周波数特性が
第3図に示すようにハイバス特性になっている。高周波
数域ではコンデンサ22の交流抵抗は低くなり、コンデ
ンサ22の両端が短絡した状態とほぼ同じとなる。よっ
て、変換出力端子電圧vbは抵抗12と抵抗13の接続
ライン電圧にほぼ等しくなり、抵抗12により酸素濃度
検出素子の高周波数域における検出ゲインが第4図の実
線aの如く見掛け上は確保される。
電圧変換回路20の変換出力端子における周波数特性が
第3図に示すようにハイバス特性になっている。高周波
数域ではコンデンサ22の交流抵抗は低くなり、コンデ
ンサ22の両端が短絡した状態とほぼ同じとなる。よっ
て、変換出力端子電圧vbは抵抗12と抵抗13の接続
ライン電圧にほぼ等しくなり、抵抗12により酸素濃度
検出素子の高周波数域における検出ゲインが第4図の実
線aの如く見掛け上は確保される。
一方、低周波数域ではコンデンサ22の交流抵抗は高く
なり、コンデンサ22が接続されていない状態とほぼ同
じとなるので変換出力端子電圧Vbは電圧Vaに等しく
なる。よって、抵抗12による電圧鋒下を防止すること
ができるので電池素子8の発生電圧vsに対応した電圧
が差動増幅回路15から得られる。
なり、コンデンサ22が接続されていない状態とほぼ同
じとなるので変換出力端子電圧Vbは電圧Vaに等しく
なる。よって、抵抗12による電圧鋒下を防止すること
ができるので電池素子8の発生電圧vsに対応した電圧
が差動増幅回路15から得られる。
発明の効果
以上の如く、本発明の酸素濃度検出装置においては、電
流電圧変換回路内の分圧回路の一方の位相補正抵抗に抵
抗及び容量性インピーダンス素子からなる直列回路が接
続され、この抵抗と容量性インピーダンス素子との接続
点が変換出力端子とされている。この変換出力端子電位
と電池素子の他方の電極電位との電位差に応じた電圧を
差動アンプが発生し、該差動アンプの出力電圧と所定基
準電圧との偏差に応じた電圧が酸素ポンプ素子及び電流
電圧変換回路の直列回路に印加される。よって、電流電
圧変換回路内の位相補正抵抗を大きく設定すれば、酸素
濃度検出素子の高周波数域における検出ゲインを見掛け
上十分に確保することができるので、高周波数域におけ
る位相遅れを補正して発振を防止することができる。低
周波数域においては位相補正抵抗を無視することができ
るのでその位相補正抵抗による電圧降下が極めて小さく
なり、電池素子の発生電圧に対応したポンプ電流が酸素
ポンプ素子に流れる故、ポンプ電流値、すなわち酸素濃
度を正確に検出することができる。
流電圧変換回路内の分圧回路の一方の位相補正抵抗に抵
抗及び容量性インピーダンス素子からなる直列回路が接
続され、この抵抗と容量性インピーダンス素子との接続
点が変換出力端子とされている。この変換出力端子電位
と電池素子の他方の電極電位との電位差に応じた電圧を
差動アンプが発生し、該差動アンプの出力電圧と所定基
準電圧との偏差に応じた電圧が酸素ポンプ素子及び電流
電圧変換回路の直列回路に印加される。よって、電流電
圧変換回路内の位相補正抵抗を大きく設定すれば、酸素
濃度検出素子の高周波数域における検出ゲインを見掛け
上十分に確保することができるので、高周波数域におけ
る位相遅れを補正して発振を防止することができる。低
周波数域においては位相補正抵抗を無視することができ
るのでその位相補正抵抗による電圧降下が極めて小さく
なり、電池素子の発生電圧に対応したポンプ電流が酸素
ポンプ素子に流れる故、ポンプ電流値、すなわち酸素濃
度を正確に検出することができる。
第1図は従来の酸素濃度比例型の酸素濃度検出装置の周
波数一酸素濃度検出レベル特性を示す図、第2図は本発
明の実施例を示す回路図、第3図は第2図の装置中にお
ける電流電圧変換回路の変換出力周波数特性を示す図、
第4図は第2図の装置の周波数一酸素濃度検出レベル特
性を示す図である。 主要部分の符号の説明 1・・・・・・酸素イオン伝導性固体電解質材2・・・
・・・気体滞留室 3・・・・・・導入孔 4・・・・・・大気基準室 7・・・・・・酸素ポンプ素子 8・・・・・・電池素子 11・・・・・・演算増幅回路 14.17・・・・・・基準電圧源 15.16・・・・・・差動増幅回路 20・・・・・・電流電圧変換回路
波数一酸素濃度検出レベル特性を示す図、第2図は本発
明の実施例を示す回路図、第3図は第2図の装置中にお
ける電流電圧変換回路の変換出力周波数特性を示す図、
第4図は第2図の装置の周波数一酸素濃度検出レベル特
性を示す図である。 主要部分の符号の説明 1・・・・・・酸素イオン伝導性固体電解質材2・・・
・・・気体滞留室 3・・・・・・導入孔 4・・・・・・大気基準室 7・・・・・・酸素ポンプ素子 8・・・・・・電池素子 11・・・・・・演算増幅回路 14.17・・・・・・基準電圧源 15.16・・・・・・差動増幅回路 20・・・・・・電流電圧変換回路
Claims (1)
- 酸素イオン伝導性固体電解質材及びこれを挟む一対の電
極から各々が構成されかつ相互間に拡散制限域を形成す
る酸素ポンプ素子及び電池素子からなり前記酸素ポンプ
素子及び電池素子の一方の電極が共通接続された酸素濃
度検出素子と、前記酸素ポンプ素子及び電池素子の共通
接続ラインに一端が接続された電流電圧変換回路と、前
記電流電圧変換回路の変換出力端子電位と前記電池素子
の他方の電極電位との電位差に応じた電圧を発生する差
動アンプと、該差動アンプの出力電圧と所定基準電圧と
の偏差に応じた電圧を前記酸素ポンプ素子及び電流電圧
変換回路の直列回路に印加する電圧印加手段と、非反転
入力端子が基準電位に維持されかつ反転入力端子と出力
端子との間に前記電流電圧変換回路の両端が接続された
演算増幅回路とからなる酸素濃度検出装置であって、前
記電流電圧変換回路は前記共通接続ラインと前記変換電
圧出力端子との間に接続された抵抗と、前記演算増幅回
路の出力端子と反転入力端子との間に接続された分圧回
路と、前記分圧回路の分圧点と前記変換電圧出力端子と
の間に接続された容量性インピーダンス素子とからなる
ことを特徴とする酸素濃度検出装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62332845A JPH07117527B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 酸素濃度検出装置 |
US07/290,955 US4877511A (en) | 1987-12-28 | 1988-12-28 | Oxygen concentration-sensing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62332845A JPH07117527B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 酸素濃度検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0320661A true JPH0320661A (ja) | 1991-01-29 |
JPH07117527B2 JPH07117527B2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=18259434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62332845A Expired - Fee Related JPH07117527B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 酸素濃度検出装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4877511A (ja) |
JP (1) | JPH07117527B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8058131B2 (en) | 2001-07-05 | 2011-11-15 | Fujitsu Semiconductor Limited | Semiconductor integrated circuit device and method of producing the same |
US9669322B2 (en) | 2014-04-15 | 2017-06-06 | Tomy Company, Ltd. | Toy top |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0687357B1 (en) * | 1993-03-01 | 1997-04-16 | Ford Motor Company | Current replication circuit and exhaust gas oxygen monitoring |
JP3846058B2 (ja) * | 1998-09-04 | 2006-11-15 | 株式会社デンソー | ガス濃度検出装置 |
JP4005273B2 (ja) * | 1998-09-16 | 2007-11-07 | 株式会社デンソー | ガス濃度検出装置 |
CN101281162B (zh) * | 2008-05-21 | 2011-02-16 | 宁波大学 | 变频型氧传感器 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60128350A (ja) * | 1983-12-15 | 1985-07-09 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 空燃比検知方法および装置 |
JPH079417B2 (ja) * | 1986-03-27 | 1995-02-01 | 本田技研工業株式会社 | 酸素濃度センサの異常検出方法 |
JPS6319548A (ja) * | 1986-07-14 | 1988-01-27 | Honda Motor Co Ltd | 酸素濃度検出装置 |
-
1987
- 1987-12-28 JP JP62332845A patent/JPH07117527B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1988
- 1988-12-28 US US07/290,955 patent/US4877511A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8058131B2 (en) | 2001-07-05 | 2011-11-15 | Fujitsu Semiconductor Limited | Semiconductor integrated circuit device and method of producing the same |
US9669322B2 (en) | 2014-04-15 | 2017-06-06 | Tomy Company, Ltd. | Toy top |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07117527B2 (ja) | 1995-12-18 |
US4877511A (en) | 1989-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8052863B2 (en) | Gas sensor control apparatus designed to ensure accuracy of measurement in gas sensor | |
US6083370A (en) | Gas sensor | |
EP0136144B1 (en) | Engine air/fuel ratio sensing device | |
JPS6230948A (ja) | 空燃比検出装置 | |
US6763697B2 (en) | Method and device for operating a linear lambda probe | |
JP2513458B2 (ja) | エンジンの空燃比検出装置 | |
JPH0320661A (ja) | 酸素濃度検出装置 | |
JP6110262B2 (ja) | センサ制御装置 | |
JPH01152356A (ja) | 空燃比検出装置 | |
JP6594741B2 (ja) | 空燃比センサの異常検出装置、空燃比センサの制御装置および異常検出方法 | |
JPS62203056A (ja) | 酸素濃度検出装置 | |
JP3969627B2 (ja) | ガスセンサ | |
JPH01155262A (ja) | 酸素濃度センサの温度制御装置 | |
JPS62123350A (ja) | 空燃比検出装置 | |
JPH0672863B2 (ja) | 酸素濃度検出装置 | |
JP3705812B2 (ja) | 混合気中の酸素濃度の測定のための測定装置を制御する方法及び回路装置 | |
JPS6236551A (ja) | 酸素濃度検出装置 | |
JPS6236552A (ja) | 酸素濃度検出装置 | |
JPS59226251A (ja) | 空燃比制御装置 | |
JPS6126927Y2 (ja) | ||
JPS62175658A (ja) | 酸素濃度センサの活性判別方法 | |
JPS6236553A (ja) | 酸素濃度検出装置 | |
JPS6098141A (ja) | 空燃比制御装置 | |
JPS6321548A (ja) | 空燃比測定装置 | |
JPS62182647A (ja) | 内燃エンジンの空燃比制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |