JPH03205973A - ビデオカメラ用バッテリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はカメラ一体型ビデオテープレコーダ等で使用す
るビデオカメラ用バッテリに関する．（従来の技術とそ
の問題点） 従来のカメラ一体型ビデオテープレコーダ（以下カメラ
一体型ＶＴＲとも記す）としては、カメラ部とＶＴＲ本
体とが別体に構或されている、いわゆるセパレートタイ
プのものがあるが、このようなセパレートタイプのもの
では小型化に対応する上で限度があり、充分それに対応
することが出来なかった。

そこで、カメラ部とＶＴＲ本体とを一体化することによ
り小型化を図った小型のカメラ一体型ＶＴＲが出現し、
それが昔及しつつある。

ところで、この小型のカメラ一体型ＶＴＲは、それ自身
にバッテリが搭載できるようになっており、いつ、どこ
でＩＪ撮影したい場所において好みの映像等か記録でき
るよう構成されている。

上記した小型のカメラ一体型ＶＴＲに用いられるバッテ
リは、カメラ本体のテープカセットが挿入されるカセッ
トホルダの後部に設けたバッテリ挿入部に収納されるこ
とにより、そこに設けられた図示しない電気的接続部と
接続され、上記撮影等の使用に供されているものである
。

しかるに、後部にバッテリを設けた上記した小型のカメ
ラ一体型ＶＴＲを用いて撮影する際、カメラ一体型ＶＴ
Ｒを掴持する専用のグリップ部材が設けられおり、小型
軽量化の点で隘路となっている。

また、後部にバッテリを設けられているため、その全体
の長さが長くなると共に、その重畳バランスより使用方
法等によっては疲労が残る虞れがある。

また、これ以上の小型のカメラ一体型ＶＴＲとしては、
バッテリ収納部を設け、そこにバッテリを収納するよう
にしたものであるが、この場合はバッテリ収納部を別設
しなければならず、軽Ｉ１ヒする上での隘路となってい
る等の問題点かある。

（課題を解決するための手段） 本発明は上記欠点を鑑みてなされたものであり、機械的
結合部を具備し、ビデオカメラの一側而に該機械的結合
部を介して取付けることにより該ビデオカメラへの給電
を可能とする着脱自在なビデオカメラ用バッテリにおい
て、該バッテリが該ビデオカメラに取付けられた際、該
バッテリを介して該ビデオカメラを支持できるよう、該
バッテリの外開面を、使用者の手の平の形状に対応する
形状としてなることを特徴とするビデオカメラ用バッテ
リである。

また、上記発明のビデオカメラ用バッテリは、該バッテ
リの該外側面の形状を、把持可能な略円弧状としたもの
である。

また、上記発明のビデオカメラ用バッテリは、該バッテ
リを該ビデオカメラに取付けた際の該バッテリの上縁部
の一稜を、使用者の指によって掛止可能とするよう突出
形成したものである。

更に、上記発明のビデオカメラ用バッテリは、該バッテ
リの上縁部に、スリップ防止部を形成したものである。

（実施例） 以下第１図乃至第６図に基いて本発明の一実施例を説明
する。

第１図乃至第４図において、１は本発明に係わるビデオ
カメラ用バッテリを採用したカメラ一体型ＶＴＲ、２は
テープカセットを収納する収納部２ａを設けたビデオカ
メラ筐体であり、その前面部８の上部にレンズ保護用の
バリアーを有する光学レンズ系７が設けられている。３
はビデオカメラ筐体２の前面測よりみて左側面９の上部
寄りの部位に固定されたビューファインダ部であり、筐
体２の長手方向に延長しており、これは一端部にアイキ
ャツプ４を有すると共に、他端部に保護用のガラス６及
びこの保護用のガラス６の下部にマイクロフォン５を有
する構成とされている。更にビューファインダ部３の上
部には、上記カメラ一体型ＶＴＲＩを掴持するための把
持用突部３ａが設けてある。この把持用突部３ａはビュ
ーファインダ部３の上部に長手方向に延在する細長形状
に形成されている。

１０は本発明に係わるビデオカメラ用バ・ンテリを装着
するバッテリ装着部であり、ビューファインダ部３の下
部で、かつビデオカメラ筐体２の測面９の下部寄りの部
位に配設固定されている。このバッテリ装着部１０には
、バンド長さが調整できるよう所定部分に図示しないマ
ジックテープが貼着されている調整自在のグリップベル
ト１２が設けられている． 上記バッテリ装着部１０には、第１図（Ａ）乃至（Ｄ）
に示す本発明に係わるビデオカメラ用バッテリ１１（以
下バッテリ１１と記もす）が装着される。このバッテリ
１ｌは、直接把持されグリップを兼用できるような形状
に形成されている。

そして、第１図（Ｄ）に示した如く、上面の外側端，即
ち上縁部の一稜に突出形威された把持用突部１１ａが設
けてある。また、上面には、把持したときに指先が汗等
ですべらないようにスリ・ノプ助止用の複数の凹凸より
なるすべり止め部ｌ１ｂか設けてある。更に、第１図（
Ｄ）に示した如く、バッテリ１１の外四は、操作者の手
の平の形状に対応ずべく把持可能な略円弧状に形成され
ている。従って、バッテリ１１がバッテリ装着部１０に
取付けられると、後述するようにバッテリ１１の把持用
突部１１ａを利用して、例えば通常の大きさの手の人が
カメラ一体型ＶＴＲＩを手で掴持することができる構造
である。尚、本発明に係わるビデオカメラ用バッテリ１
１は、ＶＴＲ本体を保持しないビデオカメラにも適用で
きる。

１３はグリップベルト１２の一端部に固定され、所定方
向に回転可能な回転部、１５ａ，１６ａ，１５ｂ，１６
ｂはそれぞれバッテリ装着部１０の上下に形成された機
械的結合部となる凸、凹部であり、この凸部１５ａ，１
６ａおよび凹部１　５ｂ，ｔ　６　ｂにより、バッテリ
１１はバッテリ装着部１０に機械的に結合される構造で
ある。

１７は外部電源端子部、１８は手掛け部、１つはバッテ
リ装着部の一側に設けた円孔、２０は同じくバッテリ装
着部ＩＯに設けた円弧状の長孔である． 次に、主として第４図、第５図を用いてビデオカメラ筐
体２の測面９に固定されるバッテリ装着部１０及びこの
バッテリ装着部１０へのバッテリｌ１の取付け方法など
について説明する。

このバッテリ装着部ｌＯは、例えばビデオカメラ筐体２
に周知の固定手段により筐体２の測面９に固定される。

その固定方法としては、光学系レンズ７の光学系の光軸
に対して所定の角度上下及び回動変位可能なように、例
えばバッテリ１１挿入側の興部に図示しないネジの外形
より大でネジ頭部の外形より小に形成した円孔１９を、
また挿入側に円弧状の長孔２０等を設け、この長孔２０
がピン２１によりガイドされる如く構成し、バッテリ１
１がそこに挿入される前に円孔１９内のネジを緩めて所
望の角度位置を決め、しかる後ネジを締めることにより
、このバッテリ装着部をビデオカメラ筐体２の測面９に
固定することにより、カメラ一体型ＶＴＲ１の操作性を
向上し得る。また、固定に際しては、バッテリ装着部に
設けられる調整自在のグリップベルト１２は、一端を清
１４内に挿入し、周知の手段によりそれを固定する。

一方、他端には回転部１３が取付けられているので、こ
の一側に図示しない透孔を設け、これを例えばビデオカ
メラ筺体２の側面９に設けられた軸１３ａ内に挿入し、
この回転部１３を第４図示の如く矢印方向に回転自在に
取付ける。

このように構戒されたバッテリ装着部１０にバッテリ１
１を装着するには、その上下に形成された凸部（Ｉｌ４
械的結合部）１５ａ，１６ａ、凹部（機械的結合部）１
５ｂ，１６ｂに係合するよう、所定部分にそれぞれ凹部
、凸部を設けたバッテリをその開口側である例えば前面
部８側より挿入しそこに装着する。

バッテリ１１をバッテリ装着部１０内に装着されると、
バッテリ装着部１０内に設けられた図示しない電気的接
続部と接続された後、グリップベルト１２の一端に設け
た回転部１３を回転することにより、この回転部１３と
グリップベルト１２の一端とによりバッテリ１１の脱出
を防止できる。

次に、上記のカメラ一体型ＶＴＲＩの掴持の仕方につい
て説明する。

バッテリ１１が装着されると、カメラ一体型ＶＴＲＩは
、側面９のうち下側に把持用突部１１ａよりなる下賎の
グリップ部３０と、上側に把持用突部３ａよりなる上段
のグリップ部３１とを有する構造、即ち、側面９に上下
二段のグリップ部３０．３１を有する構造となる。

通常の大きさの手の人は、第２図中二点ａｍで示すよう
に、手３２をグリップベルト１２の内開に挿入して、人
指し指３３，中指３４，薬指３５の指先によりバッテリ
１１の把持用突部１１ａ（下段グリップ部３０）を把持
し、バッテリ１１を直接把持することにより、カメラ一
体型ＶＴＲ１が確実に掴持される。３６は親指、３７は
小指である。

手の大きな人の場合には、第６図中二点鎖線で示すよう
に、手４０をグリップベルト１２の内側に挿入して、人
差し指４１．中指４２，薬指４３の指先によりビューフ
ァインダ部３の把持用突部３ａ（上段グリｙプ部３１）
を把持し、また場合によってはグリップベルトｌ２も調
整してバッテリｌ１とビューファインダ部３とにまたが
って把持することにより、カメラ一体型ＶＴＲＩは無理
なく且つ確実に掴持される。４４は親指、４５は小指で
ある。

上記いずれの場合にも、バッテリ１１は手の掌の部分で
包まれて保温されるため、例えば寒冷地等で使用するに
際し、特別に保護手段を講ずる必要がなく甚だ経済的で
あると共に、バッテリ１１の長寿命化にもつながる。

また、バッテリｌ１はビデオカメラ筐体２の側面部に固
定されるものであるからビデオカメラ全体の長さを短か
くでき、従って重量バランスも良く使用に際して疲労が
残るようなこともない。

なお、バッテリ装着部１０の凸，凹部１５ａ，１６ａ，
１５ｂ，１６ｂは、従来のカメラ一体型ＶＴＲの筐体に
取り付けられるバッテリも装着できるように梢戊してあ
り、従来の長時間用の大サイズのバッテリら短時間用の
小サイズのバッテリら装着されて使用できる。

（発明の効果） 上述の如く、本発明に係わるビデオカメラ用バッテリを
、例えばカメラ一体型ビデオテープレコーダの一側面に
機械的結合部を介して取付けることにより、使用者はビ
デオカメラ用バッテリの手の平の形状に形成された外側
面を介して、カメラ一体型ビデオテープレコーダを手で
容易に掴持することが可能となる．従って、専用のグリ
ップ部材を設ける必要もなく、例えばカメラ一体型ビデ
オテープレコーダ全体の小型・軽量化が図れると共に、
重量バランスも良く、甚だ使い勝手が良いという特長が
ある．更に、ビデオカメラ用バッテリは上記形状の外側
面を介して手の掌の部分で包まれて保温されるため、例
えば寒冷地等で使用するに際し、特別に保護手段を講ず
る必要がなく甚だ経済的であると共に、ビデオカメラ用
バッテリの長寿命化にもつながる。

また、本発明に係わるビデオカメラ用バッテリの外四而
が略円弧状に形成されているため、何等の抵抗らなく例
えばカメラ一体型ビデオテープレコーダを手で容易に掴
持することが可能となる。

また、本発明に係わるビデオカメラ用バッテリの上縁部
の一稜を、使用者の指によって掛止可能としたため、指
をかけることができ、例えばカメラ一体型ビデオテープ
レコーダを確実に掴持することが斗能となる。

また、本発明に係わるビデオカメラ用バッテリの上縁部
の一稜を、操作者の指によって掛止可能とし、かつスリ
ップ防止部を形成したため、指をかけてもすべることな
く、高価なカメラ一体型ビデオテープレコーダを誤って
落下させるようなこともなく確実に掴持することが可能
となる等の多くの特長を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ＞乃至（Ｄ＞は本発明に係わるビデオカメラ
用バッテリの斜視図．正面図，平面図，左側面図、第２
図は本発明に係わるビデオカメラ用バッテリを採用した
カメラ一体型ビデオテープレコーダにおける通常の大き
さの手の人の場合の掴持状態を示した斜視図、第３図は
第２図の同正面図、第４図はカメラ一体型ビデオテープ
レコーダのバッテリ装着部よりバッテリが取り外された
状態を示す斜視図、第５図は第２図の左四面図、第６図
は大きな手の人の場合の第２図のカメラ一体型ビデオテ
ープレコーダの掴持状態を示す図である。 １・・・カメラ一体型ビデオテーブレコーダ、２・・・
ビデオカメラ筐体、３・・・ビューファインダ部、３ａ
・・・把持用突部、９・・・側面、１０・・・バッテリ
装着部、 １１・・・ビデオカメラ用バッテリ、 １１ａ・・・把持用突部、ｌｌｂ・・・すべり止め部、
１２・・・グリ・ｙプベルト、 １５ａ．１５ｂ．１６ａ，１６ｂ−８１械的結合部、３
０・・・下段グリップ部、３１・・・上段グリップ部、
３２・・・通常の大きさの手、３３．４１・・・人差し
指、３４．４２・・・中指、３５．４３・・・薬指、４
０・・・大きな手。 菓 １ 図 １１ａ 第 ２ 図 菓 ３ 図 第４図 第５ 図 粥 ６ 図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）機械的結合部を具備し、ビデオカメラの一側面に
   該機械的結合部を介して取付けることにより該ビデオカ
   メラへの給電を可能とする着脱自在なビデオカメラ用バ
   ッテリにおいて、該バッテリが該ビデオカメラに取付け
   られた際、該バッテリを介して該ビデオカメラを支持で
   きるよう、該バッテリの外側面を、使用者の手の平の形
   状に対応する形状としてなることを特徴とするビデオカ
   メラ用バッテリ。
2. （２）該バッテリの該外側面の形状を、把持可能な略円
   弧状としてなる特許請求の範囲第１項記載のビデオカメ
   ラ用バッテリ。
3. （３）該バッテリを該ビデオカメラに取付けた際の該バ
   ッテリの上縁部の一稜を、使用者の指によつて掛止可能
   とするよう突出形成してなる特許請求の範囲第１項記載
   のビデオカメラ用バッテリ。
4. （４）該バッテリの上縁部に、スリップ防止部を形成し
   てなる特許請求の範囲第１項及び第３項記載のビデオカ
   メラ用バッテリ。