JPH03205438A - γ線滅菌用ポリプロピレン樹脂成形物 - Google Patents
γ線滅菌用ポリプロピレン樹脂成形物Info
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- JPH03205438A JPH03205438A JP130290A JP130290A JPH03205438A JP H03205438 A JPH03205438 A JP H03205438A JP 130290 A JP130290 A JP 130290A JP 130290 A JP130290 A JP 130290A JP H03205438 A JPH03205438 A JP H03205438A
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Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はγ線により滅菌して使用されるポリプロピレ
ン樹脂或形物に関するものである。
ン樹脂或形物に関するものである。
使い捨てタイプの注射器の本体シリンジには、プロピレ
ンの単独重合体またはプロビリンのエチレンとのランダ
ム共重合体などのポリプロピレン樹脂からなる戒形物が
透明性、金型離型性、威形サイクルなどに優れる材料と
して使用されており、使用に先立ってγ線による滅菌が
行われている。
ンの単独重合体またはプロビリンのエチレンとのランダ
ム共重合体などのポリプロピレン樹脂からなる戒形物が
透明性、金型離型性、威形サイクルなどに優れる材料と
して使用されており、使用に先立ってγ線による滅菌が
行われている。
ところが、これらポリプロピレン樹脂からなる樹脂或形
物をγ線により滅菌すると、γ線を照射した後の戒彫物
の機械的物性が極端に低下し、注射器等の製品において
は割れが発生する場合があった・ 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明の目的は、ポリプロピレン樹脂威形物の透明性、
金型離型性、或形サイクルなどを大幅に低下させること
なく機械的物性を改善し、γ線照射によっても機械的物
性の低下を起こさないγ線滅菌用ポリプロピレン樹脂或
形物を得ることである。
物をγ線により滅菌すると、γ線を照射した後の戒彫物
の機械的物性が極端に低下し、注射器等の製品において
は割れが発生する場合があった・ 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明の目的は、ポリプロピレン樹脂威形物の透明性、
金型離型性、或形サイクルなどを大幅に低下させること
なく機械的物性を改善し、γ線照射によっても機械的物
性の低下を起こさないγ線滅菌用ポリプロピレン樹脂或
形物を得ることである。
本発明は、ポリプロピレン樹脂８０〜９９重量％、およ
びエチレン・α−オレフィンランダム共重合体工〜２０
重量％を配合した樹脂組成物からなるγ線滅菌用ポリプ
ロピレン樹脂威形物である。
びエチレン・α−オレフィンランダム共重合体工〜２０
重量％を配合した樹脂組成物からなるγ線滅菌用ポリプ
ロピレン樹脂威形物である。
本発明において使用するポリプロピレン樹脂は、プロピ
レンの単独重合体、またはブロビレンとエチレン、ブテ
ンーｌ等の炭素数２または４〜２０の他のα−オレフィ
ンとの共重合体（通常α−オレフイン含量１０モル％以
下）であり、特にプロピレンの単独重合体、またはプロ
ピレンとエチレンとのランダム共重合体（エチレン含量
５．５モル％以下）が好ましい。このようなポリプロピ
レンとしては、ＡＳＴＭ Ｄ １２３８（温度２３０℃
、荷重２．１６ｋｇｆ）により測定サレタＭＦＲ（メル
トフローレート）が５ 〜３０ｇ／１０分のものが好ま
しい。
レンの単独重合体、またはブロビレンとエチレン、ブテ
ンーｌ等の炭素数２または４〜２０の他のα−オレフィ
ンとの共重合体（通常α−オレフイン含量１０モル％以
下）であり、特にプロピレンの単独重合体、またはプロ
ピレンとエチレンとのランダム共重合体（エチレン含量
５．５モル％以下）が好ましい。このようなポリプロピ
レンとしては、ＡＳＴＭ Ｄ １２３８（温度２３０℃
、荷重２．１６ｋｇｆ）により測定サレタＭＦＲ（メル
トフローレート）が５ 〜３０ｇ／１０分のものが好ま
しい。
本発明において使用するエチレン・α−オレフィンラン
ダム共重合体は、エチレンと炭素数３〜２０の他のα−
オレフィンとのランダム共重合体であり、エチレン含量
５０〜９５モル％のものが好ましい。α−オレフィンと
してはプロピレン、ブテンー１． ３−エチルヘキセン
−１、４−メチルペンテン−１、オクテン−１などがあ
げられる。これらのエチレン・α−オレフィンランダム
共重合体としては、ＡＳＴＭＤ １２３８（温度１９０
℃、荷重２．１６ｋｇｆ）で測定したＭＦＲが０．１〜
３０ ｇ ／１０分のものが好ましい。
ダム共重合体は、エチレンと炭素数３〜２０の他のα−
オレフィンとのランダム共重合体であり、エチレン含量
５０〜９５モル％のものが好ましい。α−オレフィンと
してはプロピレン、ブテンー１． ３−エチルヘキセン
−１、４−メチルペンテン−１、オクテン−１などがあ
げられる。これらのエチレン・α−オレフィンランダム
共重合体としては、ＡＳＴＭＤ １２３８（温度１９０
℃、荷重２．１６ｋｇｆ）で測定したＭＦＲが０．１〜
３０ ｇ ／１０分のものが好ましい。
本発明の樹脂成形物を形成する樹脂組成物は、ボリプロ
ビレン樹脂８０〜９９重量％、好ましくは９０〜９９重
量％、およびエチレン・α−オレフィンランー３一 ダム共重合体１〜２０重量％、好ましくは１〜１０重量
％を配合したものである。
ビレン樹脂８０〜９９重量％、好ましくは９０〜９９重
量％、およびエチレン・α−オレフィンランー３一 ダム共重合体１〜２０重量％、好ましくは１〜１０重量
％を配合したものである。
本発明で用いる樹脂組成物には、耐熱安定剤、耐候安定
剤、難燃剤、核剤、顔料、染料、滑剤、発錆防止剤等の
各種配合剤を配合することができる。
剤、難燃剤、核剤、顔料、染料、滑剤、発錆防止剤等の
各種配合剤を配合することができる。
本発明で用いる樹脂組成物を得る方法としては、前記各
歳分を前記範囲で混合することにより得られる。混合方
法としては種々公知の方法例えばヘンシェルミキサー、
■−ブレンダー、リボンブレンダー、タンブラーブレン
ダー等で混合する方法、混合後さらに一軸押出機、二軸
押出機、二−ダーバンバリーミキサー等により溶融混練
後、造粒あるいは粉砕する方法などがあげられる。
歳分を前記範囲で混合することにより得られる。混合方
法としては種々公知の方法例えばヘンシェルミキサー、
■−ブレンダー、リボンブレンダー、タンブラーブレン
ダー等で混合する方法、混合後さらに一軸押出機、二軸
押出機、二−ダーバンバリーミキサー等により溶融混練
後、造粒あるいは粉砕する方法などがあげられる。
本発明の樹脂戊形物は、上記の樹脂組成物を従来のポリ
プロピレン樹脂と同様に、射出戒形、ブロー成形等の戊
形方法により、注射器、その他の成形物に或形して得ら
れ、γ線照射により滅菌して使用される。
プロピレン樹脂と同様に、射出戒形、ブロー成形等の戊
形方法により、注射器、その他の成形物に或形して得ら
れ、γ線照射により滅菌して使用される。
ー４ー
本発明によれば、ボリプロビレン樹脂にエチレン・α−
オレフィンランダム共重合体を配合したので、ポリプロ
ピレン樹脂或形物の透明性、金型離型性、或形サイクル
などを大幅に低下させることなく機械的物性を改善し、
γ線照射によっても機械的物性の低下を起こさないγ線
滅菌用ポリプロピレン樹脂或形物が得られる。
オレフィンランダム共重合体を配合したので、ポリプロ
ピレン樹脂或形物の透明性、金型離型性、或形サイクル
などを大幅に低下させることなく機械的物性を改善し、
γ線照射によっても機械的物性の低下を起こさないγ線
滅菌用ポリプロピレン樹脂或形物が得られる。
以下、本発明の実施例について説明する。
表工に示すボリプロビレン（ＰＰＩ〜ＰＰ４）と、エチ
レン・ブテンー１ランダム共重合体（ＥＢＩ． ＥＢ２
）またはエチレン・プロピレンランダム共重合体（ＥＰ
Ｉ）との組威物から射出或形により、２ ｍｎ ｔ Ｘ
１２５＋ｎ＋＋ Ｘ１３０ｍｍの樹脂成形物を得た。
レン・ブテンー１ランダム共重合体（ＥＢＩ． ＥＢ２
）またはエチレン・プロピレンランダム共重合体（ＥＰ
Ｉ）との組威物から射出或形により、２ ｍｎ ｔ Ｘ
１２５＋ｎ＋＋ Ｘ１３０ｍｍの樹脂成形物を得た。
その樹脂或形物の透明性および金型離型性を評価すると
ともに、樹脂或形物に６０ｃｏにより２．５ ｍ ｒａ
ｄでγ線を照射し、照射後、６０℃のエアーオーブンに
３０日間保管した後に、ＪＩＳ Ｋ ６７６０に従って
引張りテストを行った。
ともに、樹脂或形物に６０ｃｏにより２．５ ｍ ｒａ
ｄでγ線を照射し、照射後、６０℃のエアーオーブンに
３０日間保管した後に、ＪＩＳ Ｋ ６７６０に従って
引張りテストを行った。
結果を表ｌに示す。
表１の結果より、実施例のものはγ線照射後の引張り伸
びが１００％以上であって、透明性、金型離型性にも優
れ、特にエチレン・α−オレフィンランダム共重合体１
〜１０重量％のものが透明性および金型離型性に優れる
ことがわかる。これに対し、比較例のものはいずれもγ
線照射後の引張り伸びが１００％未満であり、機械的物
性の低下が著しいことがわかる。
びが１００％以上であって、透明性、金型離型性にも優
れ、特にエチレン・α−オレフィンランダム共重合体１
〜１０重量％のものが透明性および金型離型性に優れる
ことがわかる。これに対し、比較例のものはいずれもγ
線照射後の引張り伸びが１００％未満であり、機械的物
性の低下が著しいことがわかる。
Claims (1)
- （１）ポリプロピレン樹脂８０〜９９重量％、およびエ
チレン・α−オレフィンランダム共重合体１〜２０重量
％を配合した樹脂組成物からなるγ線滅菌用ポリプロピ
レン樹脂成形物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP130290A JP2847215B2 (ja) | 1990-01-08 | 1990-01-08 | γ線滅菌用ポリプロピレン樹脂成形物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP130290A JP2847215B2 (ja) | 1990-01-08 | 1990-01-08 | γ線滅菌用ポリプロピレン樹脂成形物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03205438A true JPH03205438A (ja) | 1991-09-06 |
| JP2847215B2 JP2847215B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=11497686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP130290A Expired - Lifetime JP2847215B2 (ja) | 1990-01-08 | 1990-01-08 | γ線滅菌用ポリプロピレン樹脂成形物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2847215B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002226649A (ja) * | 2001-02-06 | 2002-08-14 | Terumo Corp | 注射器外筒 |
-
1990
- 1990-01-08 JP JP130290A patent/JP2847215B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002226649A (ja) * | 2001-02-06 | 2002-08-14 | Terumo Corp | 注射器外筒 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2847215B2 (ja) | 1999-01-13 |
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