JPH0320450A - サイドプレートを有するフロータの制御方法 - Google Patents

サイドプレートを有するフロータの制御方法

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JPH0320450A
JPH0320450A JP15282289A JP15282289A JPH0320450A JP H0320450 A JPH0320450 A JP H0320450A JP 15282289 A JP15282289 A JP 15282289A JP 15282289 A JP15282289 A JP 15282289A JP H0320450 A JPH0320450 A JP H0320450A
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floater
plate
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Harumi Shigemoto
重本 晴美
Yoshihiro Iida
祐弘 飯田
Ryoichi Ide
井出 良一
Kanaaki Hyodo
兵頭 金章
Etsuro Hirai
悦郎 平井
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JFE Steel Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は、ストリップ等の帯状体を非接触の状態で支持
するためのサイドプレートを有するフロータの板幅変更
に伴う制御方法に関する。
く従来の技術〉 走行する帯状体を支持する手段としては一般にガイドロ
ール等の接触式ガイドが用いられるが、このような接触
式ガイドを例えばストリップに適用した場合、連続溶融
メッキラインCおいて未凝固状態にあるストリップ表面
のメッキ層に傷損を与えたり、あるいは直火加熱炉を内
蔵した連続処理ラインにおいてガイド(炉内ハースロー
ル)表面に生じたビックアップによりストリップ表面に
押しきずを生じさせたりするなどの難点があり、このよ
うなことから、従来非接触支持装置が提案されている。
例えば、帯状体の幅方向で装置本体を傾動可能に構成す
るとともに、支持すべき帯状体の幅方向で複数に分割さ
れた圧力室により噴出流体の流量を調整するようにした
もの(実公昭61−002676号公報参照〉、帯状体
の板幅に応じて余分な開口部をシールするようにしたも
の(特開昭57−164937号公報参照)、装置のス
トリップ支持面が水平面に対して傾き、ストリップが横
ぶれするのを防止するようにしたもの(特開昭63−1
 76435号公報参照)などがある。
く発明が解決しようとする課題〉 上記板幅方向に圧力室を分割したものは、帯状体の板幅
方向での形状変化や蛇行等の走行位置の変位に対して良
好な通板性を得ることができるとしているが、板幅変更
時の無効風量増大時には蛇行矯正能力が低下することお
よび設備費が増大するという問題点がある。
また、開口部をシールするものはストリップの蛇行を矯
正する能力が無く、支持面を傾けるようにしたものも蛇
行矯正の応答が悪いという問題点がある. 非接触状態において、板幅が変更になるときにも、上記
問題が解決される必要がある。
したがって、本発明は、ストリップ等の帯状体を非接触
の状態で支持するフロータにおいて、帯状体の蛇行矯正
能力を有するとともに板幅変更時の蛇行矯正能力の低下
を最小とすることのできるフロータの制御方法を提供す
ることを目的としてレ)る. く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために本発明によれば、走行する帯
状体の移動ラインの側方に、移動方向と平行に直立する
側板郎とその側板部の下端から延出し、前記帯状体外側
のフロータのチャンバー表面を覆うカバーとを有する一
対のサイドプレートを、前記帯状体の板幅方向に横行自
在に設置したフロータを用い、前記帯状体の下面に流体
を噴射して前記帯状体を非接触の状態で支持しつつ帯状
体の板幅変更に追従するようフロータを制御するにさい
し、 前記帯状体の板幅が一定の場合には、前記サイドプレー
トの側板部と帯状体の両側端部との間隔αを所定範囲に
接近させ、 前記帯状体の板幅が大きい方へ変更される場合は、板幅
変更部が前記フロータを通過する所定時間前の時点で、
前記サイドプレートと帯状体の側端部との間隔を、後行
する板幅の大きな帯状体から前記間隔αより大きな所定
範囲βC広げ、前記板幅変更部がフロータを通過した後
帯状体とサイドプレートの側板部との間隔を前記間隔α
に狭めることを特徴とするサイドプレートを有するフロ
ータの制御方法が提供される。
以下に本発明をさらに詳細に説明する。
まず、本発明に用いられるサイドプレートを有するフロ
ータの代表例を第2図および第3図に基づいて説明する
. 図は、チャンバー1表面に設けられたノズル2から噴出
される流体によって浮上支持されるストリップ3がペン
ドフロータ4により90゜方向転換して通板する状態を
示している。 5はストリップ3の移動ラインの側方に
、移動方向と平行に直立する側板部5aとその側板部の
下端から延出し、前記ストリップ3外側のペンドフロー
タ4のチャンバー1表面を覆うカバー5bとで構成され
、ストリップ3の板幅の変更に応じて側板部5a間の間
隔を調整可能に設けられるサイドプレートである。
なお、前記ペンドフロータ4による方向転換の角度は、
90゜に限ることなく任意の方向に転換できる。 また
、方向転換させることなく、ストリップ3を移動させる
水平フロータでもよい. 前記サイドプレ一一ト5は、ノズル2がそのカバー5b
で覆われない位置(第2図に破線で示す)から任意の最
も狭い板幅のストリップを浮上することができる位置ま
で板幅に応じて側板部58間の間隔を調整できるもので
あればよい. カバー5bは、前記ストリップの浮上に
寄与しないノズル2から流体が噴出しないよう抵抗体と
なる幅であればよい。 サイドプレート5の形状は板状
に限らず、例えば第5図に示すように側板部5aの上部
に、ストリップ3上に張り出したひさし5Cなどを取り
付けたものでもよい. 次に、本発明の制御方法について説明する.その概要は
■走行する帯状体の板幅が一定の時の制御と■板幅が大
きい方へ変更される場合とに分けられる。
■帯状体の板幅が一定の場合 サイドプレートを積極的に、すなわち所定の間隔αに帯
状体の両側端部に接近させる。
ここで間隔αは帯状体の板幅、厚さ、ラインスピードな
どに応じて蛇行量が変動するのでこの変動量とサイドプ
レート自体のステアリング力を勘案して適宜選択される
こうすることによりストリップ3とチャンパー1の間お
よびストリップ3の側端部外側から逃げる無効流体の噴
出を低減した状態に保つとともに蛇行時の帯状体とサイ
ドプレートとの衝突を防止することができる. また、
サイドプレート5の側板部5aとストリップ3の側端部
との間隔(α)と噴出流体によってストリップ3の側端
部を側板郎5aから遠ざけようとする力(ステアリング
力)との間には第6図に示す関係があるから、サイドプ
レート5をストリップ3の両側端部に接近させることに
より、ストリップ3が蛇行しようとしてもこのステアリ
ング力によって蛇行が抑制もれる。
■帯状体の板幅が大きい方へ変更される場合板幅変更部
(通常は板のつなぎ部にあたる)がペンドフロータを通
過する所定時間t0前の時点で、間隔αで制御されてい
たサイドプレートの位置を板幅の差(mm)/2+βに
変更した後、前記板幅変更部がペンドフロータを通過し
た時点で、大きくなった板幅に対して再びαになるよう
サイドプレートの位置を制御する。
板幅が大きくなるときには、特にその板幅が変更する付
近においてステアリング力が低下するために、後行する
板幅とサイドプレートの間隔を大きくとっておく必要が
ある。 βはαより十分に大きな値で、ストリップの寸
法、搬送条件、板幅の差などに基づいて実験的に最適値
を決定する。
前記所定時間七〇は、ペンドフロータ4を通過するスト
リップ3の溶接部通通時刻とその板幅についてのトラッ
キング精度とサイドプレート5の位置変更に必要な移動
時間とにより決定される. また、上記サイドプレート5の位置変更により側板部5
aは、第1図に破線で示すように制御され、ストリップ
3aが矢印方向に移動して板幅の大きいストリップ3b
が通過してもこれとの衝突が回避されるが、この時スト
リップ3aとの間隔を後行するストリップ3bからざら
にβとするのは、サイドプレート5の位置変更点Pから
溶接点Qまでの間では、ストリップ3aの板幅が小さい
にもかかわらず間隔を大きくするためステアリング力が
小さくなり、蛇行矯正力が低下してストリップ3aがサ
イドプレート5の側板部5aに衝突するのを防ぐためで
ある. 第4図に衝突の状態を示す。
帯状体の板幅が小さい方へ変更される場合には板幅変更
部がペンドフロータを通過後、サイドプレートを積極的
に前記間隔αに帯状体の両側端部に接近させる。
サイドプレート5の位置を変更しなくても板幅の小さい
ストリップ3cと衝突することはないが、無効流体の噴
射を低減し、かつ蛇行を矯正できる状態にするため可及
的速やかに位置を変更するのが好ましい。
なお、木発明はペンドフロータを通過するストリップの
板幅検出器と演算器とサイドプレートの移動器を組合せ
て用いることにより容易に自動制御することができる。
 また、上記説明はペンドフロータの場合で述べたが、
水平フロータの場合も同様に適用できる。
〈実施例〉 以下に本発明を実施例に基づき具体的に説明する。
(実施例1) 平均板厚0.9mmで、平均板幅1200mmの各種鋼
帯の搬送系の途中で垂直に上昇後、非接触の状態で90
’の方向転換をす−る郎分に第2図に示すサイドプレー
トを有するペンドフロータ(作動流体は空気)を用い、
平均搬送速度1oom/分で操業するストリップIA埋
ラインにおいて本発明を実施した。
定常状態ではサイドプレートとストリップの側端部との
間隔(α)は50〜200mmとし、ストリップの板幅
が大きい方へ変更される場合のサイドプレートの位置変
更は、大きい板幅の端部から100〜300mm(α+
50〜α+100)とし、変更時期はストリップの溶接
部通過前5〜15秒とした。 またストリップの板幅が
小さい方へ変更される場合のサイドプレートの位置変更
は、ストリップの溶接部通過後直ちに行うようにした。
 その結果、板幅変更時(小から大へ)に発生していた
幅の大きい側のストリップの角とサイドプレートとの接
触トラブル(いわゆる耳かじり)が皆無になった。 本
発明を実施する前には同一の操業条件において板幅変更
(小から大へ)100回について4〜6回の耳かじりが
発生していた。
く発明の効果〉 本発明は、以上説明したように構成されているので、ス
トリップ等の帯状体を非接触の状態で支持するフロータ
において、帯状体の蛇行を矯正して安定した搬送ができ
るとともに特に板幅変更時の耳かじり等の接触トラブル
を防止し、連続処理プロセスの安定操業に大きく寄与し
ている。
【図面の簡単な説明】 第1図は、帯状体の板幅と本発明により制御されたフロ
ータの側板部との関係を示す説明図である。 第2図は、本発明にかかわるサイドプレートを有するペ
ンドフロータの断面図である。 第3図は、本発明にかかわるサイドプレートを有するペ
ンドフロータの斜視図である。 第4図は、板幅変更時(小から大へ)の接触トラブルの
状態を示す図である。 第5図は、サイドプレートの他の例を示す図である。 第6図は、サイドプレートとストリップとの間隔(α)
とステアリング力との関係を示すグラフである。 符号の説明 1・・・チャンバー 2・・・ノズル、 3、3 a,  3 b,  3 c=ストリップ、4
・・・ペンドフロータ、 5・・・サイドプレート、 5a一・・・側板部、 5b・・・カバー 5c・・・ひさし、 CL・・・搬送路中心線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 走行する帯状体の移動ラインの側方に、移動方
    向と平行に直立する側板部とその側板部の下端から延出
    し、前記帯状体外側のフロータのチャンバー表面を覆う
    カバーとを有する一対のサイドプレートを、前記帯状体
    の板幅方向に横行自在に設置したフロータを用い、前記
    帯状体の下面に流体を噴射して前記帯状体を非接触の状
    態で支持しつつ帯状体の板幅変更に追従するようフロー
    タを制御するにさいし、 前記帯状体の板幅が一定の場合には、前記サイドプレー
    トの側板部と帯状体の両側端部との間隔αを所定範囲に
    接近させ、 前記帯状体の板幅が大きい方へ変更される場合は、板幅
    変更部が前記フロータを通過する所定時間前の時点で、
    前記サイドプレートと帯状体の側端部との間隔を、後行
    する板幅の大きな帯状体から前記間隔αより大きな所定
    範囲βに広げ、前記板幅変更部がフロータを通過した後
    帯状体とサイドプレートの側板部との間隔を前記間隔α
    に狭めることを特徴とするサイドプレートを有するフロ
    ータの制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100259242B1 (ko) * 1992-06-29 2000-06-15 다니가와 다다시 스트립 부상용 압력패드

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5711971U (ja) * 1980-06-23 1982-01-21
JPS6213951U (ja) * 1985-07-03 1987-01-28

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