JPH03204240A

JPH03204240A - 自動選局ラジオ

Info

Publication number: JPH03204240A
Application number: JP34304689A
Authority: JP
Inventors: Fumio Kosuge; 文夫小菅
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1989-12-29
Filing date: 1989-12-29
Publication date: 1991-09-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、自動車等に車載する自動選局ラジオに関する
。

（従来の技術）一般に、自動車等に取り付けるラジオの選局感度の設定
は、（１）ラジオの出荷時に一義的に調整しておく、（
２）ラジオに感度切換えスイッチ、または感度調節ボリ
ュームを設けて、ユーザの手動によって選択させる、等
の方法により行なわれており、近時は自動選局するラジ
オも出現している。

（発明が解決しようとするＷ題）しかしながら自動選局のラジオの選局感度の設定は、聴
取する時間や場所等、環境に応じて行なわれるべきで、
たとえば同じ場所であっても、中波では電離層による反
射が夜間に大きく、遠方の放送波の電界強度が高くなり
、そのため、昼間の自動選局感度のままでは入感するラ
ジオ局の数が多くなり過ぎ、自動選局ラジオの役目を果
さないようなことになる。

また、ＦＭ放送の場合、大都市部では強電界で入感のラ
ジオ局が８００ｋＨｚごとに選局される例もあれば、弱
電界の局がやっと１，２局選局される地域もある。その
ため、上記、前者の例では従来の自動選局ラジオで自動
選局すると受信バンド内に数十局が自動選局されて、手
動選局と機能が変らず、また後者の例では自動選局がで
きないこともある。

本発明は上述のような従来の自動選局ラジオが有する問
題点に鑑み、聴取時間や、場所等の環境に対応する自動
選局ラジオの提供を目的とする。

（課題を解決するための手段）本発明は、自動選局ラジオにおいて、自動選局検出感度
の連続可変手段、または感度設定を複数の感度レベルに
設定する手段と、自動選局中において、所定の期間ない
し選局ステップ内に、放送波が検出されない場合は放送
波の検出感度を上昇させ、また、他の所定の期間ないし
選局ステップ内に、放送波を検出したときは検出感度を
低下させる手段を設けて達成する。

（作　用）本発明によれば、自動選局時に所定の一定時間中、また
はステップ内に選局できない時は、検出感度を上げると
いう動作が自動的に、かつ、繰り返されるため、弱電界
地域で１，２局しか受信できない場合でも選局可能とな
り、また、所定の短い一定時間またはステップの間に選
局できたときは１選局感度が自動的に低下するから、Ｆ
Ｍ放送局が多い大都市で強電外局が８００ｋＨｚごとに
入感するような地域でも、自動選局ボタンの押下ごとに
選局感度が下がって、適度な受信周波数間隔で自動選局
が可能になり、その検出感度は学習効果により次の選局
の場合にも有効に作用する。

（実施例）以下、本発明を図面を用いて実施例により説明する。

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック回で、
１は受信アンテナ、２はアンテナ入力回路、３は高周波
可変減衰回路であり、ピン（ＰＩＮ）ダイオード口工ｌ
　Ｄ２に入力する直流電流を調整することによって、受
信した高周波信号の減衰量を連続的に変更させることが
できる。４は高周波増幅器及びミキサ、５は中間周波増
幅回路、６は検波回路、７は低周波増幅回路、８はＰＬ
Ｌ回路、９はＣＰＵ、ＩＯは自動選局ボタン、１１は中
間周波レベル検出回路で、所定の電界強度以上で出力が
反転する比較器を出力段に設けである。また１２はＤ／
Ａ変換器である。

以上のように構成する本発明の自動選局ラジオは、まず
、自動選局ボタン１０を押下すると自動選局モードにな
り、ＣＰＵ９はＰＬＬ回路８の分周比を順次変えること
により受信周波数を変えてゆき、中間周波レベル検出回
路１１の出力を、その都度チエツクして放送波を検出す
るとＣＰＵ９により選局を停止させる。

選局期間をたとえば、１０ステツプ及び５ステツプ（国
内放送波はｌステップは９に＆）とすると。

自動選局を開始してから１０ステップ以内に放送波を検
知しない場合は、Ｄ／Ａ変換器１２にＣＰＵ９から入力
するディジタル入力値を減じ、ピンダイオードＤ１．Ｄ
、に流す直流電流を減することにより自動検出感度を一
定量あげる。

さらに次の１０ステップ以内に放送波が検出されないと
、さらに同様にして５検出感度を上昇させて選局する。

したがって放送波が検出されなければ、感度は最大にな
るまで上げられる。なお、自動選局は周波数を１走査す
れば始めの周波数から走査を仕直す選局を行なう。

上記の自動選局で逆に、選局の開始から設定した５ステ
ツプ以内に放送波を検出すれば、そこで選局は停止し受
信状態になるが、上記の逆の手法によって次の自動選局
感度は下げられる。

第２図は上記の自動選局をＡＭ放送の選局について図化
したもので、横軸は受信周波数、縦軸は放送波の電界強
度レベルである。図の左端Ａ点の受信周波数の下限から
自動選局を開始して、上限周波数までの自動選局感度を
、１回目の選局の場合を実線で、２回目を破線で表わし
ている。選局は前記したように、上限周波数に達すると
自動的に下限周波数に自動的に下限周波数から選局され
る。

第２＠（ａ）は放送波が受信バンド内に多数ある場合、
同図（ｂ）は殆どない場合の例であり、第２図（ａ）の
場合は何度かの自動選局、停止を繰返して適当な選局感
度に設定され、最終的には、受信バンド内の４０局近く
の中から強電界の１２局内外の局を選局する感度に設定
される。第２図（ｂ）の場合は、最終的には受信バンド
内の６局すべての放送波が自動選局されることを表わし
ている。

以上のように本発明は、電界入力が高く多数の放送波を
受信すれば自動的に受信感度を下げ、電界入力が低く受
信できる放送波が少なければ自動的に受信感度を上げて
自動選局するものである。

（発明の効果）以上説明して明らかなように本発明は、（ａ）、自動選
局感度が受信環境に応じて変化し、受信感度を記憶する
学習機能を有するため、適度の自動選局感度が常に得ら
れ、（ｂ）、上記（、）の作用を有するため工場出荷時
には選局感度の設定が不要になり、工程が省略できる等
の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
２図は自動選局の例を説明する図である。２・・・アンテナ入力回路、　３・・・高周波可変減衰
回路、　４・・・高周波増幅器及びミキサ。５・・・中間周波増幅回路、　６・・・検波回路、７・
・・低周波増幅回路、　８・・・ＰＬＬ回路、９・・・
ＣＰＵ、　１０・・・自動選局ボタン、　１１・・・中
間周波レベル検出回路、　１２・・・Ｄ／Ａ変換器。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）自動選局ラジオにおいて、自動選局検出感度の連
続可変手段、または感度設定を複数の感度レベルに設定
する手段と、自動選局中において、所定の期間ないし選
局ステップ内に、放送波が検出されない場合は放送波の
検出感度を上昇させ、また、他の所定の期間ないし選局
ステップ内に、放送波を検出したときは検出感度を低下
させる手段を設けたことを特徴とする自動選局ラジオ。
（２）検出感度を低下させる場合の所定の期間が、感度
を上昇させる場合より短かいことを特徴とする請求項（
１）記載の自動選局ラジオ。