JPH03203795A - 音声リモートコントロール装置 - Google Patents

音声リモートコントロール装置

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JPH03203795A
JPH03203795A JP1341626A JP34162689A JPH03203795A JP H03203795 A JPH03203795 A JP H03203795A JP 1341626 A JP1341626 A JP 1341626A JP 34162689 A JP34162689 A JP 34162689A JP H03203795 A JPH03203795 A JP H03203795A
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voice
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JP1341626A
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Toshiyuki Kimura
俊之 木村
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Pioneer Electronic Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、各種電子機器を遠隔操作するためのリモート
コントロール装置に係り、特に音声を用いてオーディオ
ビジュアル装置(以下、AV装置という。)等にリモー
トコントロール信号を送信するに好適な送信機に関する
〔従来の技術〕
近年、ステレオ再生装置、テレビジョン受像機、カセッ
トテープデツキ、ビデオテープデツキ、コンパクトディ
スクプレーヤ、レーザービジョンディスクプレーヤ等の
AV装置には、リモートコントロール装置が付属されて
いる。
リモートコントロール装置は、第8図に示すように、被
制御装置102であるAV装置から離れた位置からリモ
ートコントロール信号を送信するための送信機100と
、送信されるリモートコントロール信号を受信し、その
制御内容を解読して被制御装置102に伝える受信機1
01とが一対になって構成される。
ここで、第9図に、一般的なリモートコントロール信号
の構成を示す。リモートコントロール信号は、データ送
信を受信機側に知らせるためのリーターコードと、制御
対象機器を指示するカスタムコードと反転カスタムコー
ドおよび制御対象機器の操作命令を意味するデータコー
ドと反転データコードから成る。反転カスタムコードお
よび反転データコードはそれぞれカスタムコードおよび
データコードの誤り検出に用いるためのものである。
ところで、近年ではリモートコントロール装置の多様化
に鑑み、キースイッチ操作に代えて音声により操作命令
(以下、音声命令という。)の入力を可能とする、いわ
ゆる音声リモートコントロール装置が提案されている。
第10図に従来の音声リモートコントロール装置115
の送信機の概要構成を示す。
音声リモートコントロール装置115は、音声命令を電
気信号に変換するためのマイクロホンMを有している。
変換された電気信号は音声認識LSI等で構成される音
声認識回路15に入力される。音声認識回路15は、入
力された音声命令の内容を認識し、その認識結果に対応
する命令データを出力する。リモートコントロール装置
115はコントローラ16を有しており、このコントロ
ーラ部16は、音声認識回路15からの命令データに基
づいて、リモートコントロール制御信号S、を送信回路
17に出力する。送信回路17はリモートコントロール
制御信号SRに基づいて赤外線発光ダイオードDIを駆
動し、リモートコントロール信号RCを送信する。電源
回路18はリモートコントロール装置115内の構成要
素各部に必要な電源を供給する。
次に、第10図に示したリモートコントロール装置11
5の動作を説明する。
マイクロホンMを介して音声命令が入力されると、音声
認識回路15は、2入力された音声命令をパターンデー
タ化する。音声認識回路15では、この音声命令パター
ンデータと予め記憶されている複数の標準パターンデー
タとをそれぞれ比較し、音声命令パターンデータと標準
パターンデータとの相互間の距離を求める。その結果、
最も距離が小さいとともに、予め設定した認識判定条件
(例えば、所定の距離α以下であること等。)を満たし
ている場合には当該標準パターンデータに対応する命令
データを出力する。すべての標準パターンが予め設定し
た認識判定条件を満たしていない場合には、認識不能で
あるという拒否出力(以下、リジェクトと呼ぶ。)を出
力する。なお、他の音声認識の手法として単純類似度法
等の類似度法を用いて両データの類似度を求め、最も類
似度の高い標準パターンデータに対応する命令データを
出力する方法を採用することも可能である。このように
して生成された命令データはコントローラ部16に出力
される。
コントローラ部16は、入力された命令データに対応す
るリモートコントロール制御信号SRを送信回路17に
送る。送信回路17は、当該リモートコントロール制御
信号SRに基づいて、赤外線発光ダイオードDlを駆動
し、リモートコントロール信号RCを送信する。このリ
モートコントロール信号RCにより被制御装置102は
リモートコントロールされる。
以上の動作において、リジェクトが頻繁に出力されるよ
うな場合には、必要に応じてユーザが認識判定条件をマ
ニュアルで変更し、認識率を向上させていた。または、
標準パターンデータの再登録を行っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、認識判定条件のマニュアルによる変更は
、ユーザにとって、使い勝手が悪く、手間が煩わしいと
いう問題点があった。
上記課題に鑑み、本発明は、音声命令が入力されてリジ
ェクトが出力された場合に、自動的に認識条件を変更し
て認識率を向上させるとともに使い勝手が良い音声リモ
ートコントロール装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図に本発明の原理説明図を示す。
音声リモートコントロール装置lは、音声命令を電気信
号に変換するマイクロホンMと、マイクロホンMからの
電気信号に基づいて前記音声命令をパターンデータ化し
、この音声命令パターンデータと予め設定された標準パ
ターンデータとを比較し、その比較結果を予め設定され
た認識判定条件に基づいて判定し認識出力かまたは拒否
出力を出力する音声認識部2と、前記認識出力に基づい
てリモートコントロール信号RCを生成し、送信する送
信部3と、を備え、さらに前記拒否出力が出力された場
合に前記認識判定条件を自動的に変更する命令を音声認
識部2に与える認識判定条件設定部5を備えて構成する
〔作用〕
本発明によれば、認識判定条件設定部5は音声認識部2
から拒否出力が出力された場合に認識判定条件を自動的
に変更する命令を音声認識部2に与える。したがって、
ユーザは同等手間を煩わされることなく、認識率の向上
が図れる。
〔実施例〕
第2図乃至第7図を参照して、本発明の詳細な説明する
外観 まず、音声リモートコントロール装置(送信機)の外観
について説明する。第2図に示すように、音声リモート
コントロール装置10は、“へ”の字状のケーシング1
1により一体に構成されている。ケーシング11の一面
にマイクロホンMが設けられ、ケーシング11の上面に
は、リモートコントロール信号を送信するための赤外線
発光ダイオードD1が設けられている。ケーシング11
の側面には音声を入力する際に押圧することにより閉動
作する音声入力スイッチ(以下、トークスイッチという
。)12および音声認識動作と音声登録動作を切換える
動作切換スイッチ13が設けられている。ケーシング1
1の内部には本発明に係る音声リモートコントロール装
置10の電子回路が内蔵されている。
電子回路の構成 次に、第3図に音声リモートコントロール装置IOの電
子回路の実施例の詳細ブロック図を示す。
第3図において、第10図の従来例と同一の部分には同
一の符号を付して以下、説明する。
本実施例において、第10図の従来例と異なる点は、第
1にコントローラ部16に認識判定条件設定部19を備
えた点である。この認識判定条件設定部は音声認識回路
15からリジェクトが出力されたときに自動的に認識判
定条件を変更する命令を音声認識回路15に出力する。
第2に音声入力時にのみ音声リモートコントロール装置
10を動作可能状態にするための動作状態制御信号Sc
をコントローラ部16に出力するためのトークスイッチ
12を備えた点である。このトークスイ・ソチ1−2は
、いわゆるブツシュ釦式の自動復帰形スイッチや、スラ
イドスイッチ等を用いることができる。第3に、動作切
換スイッチ13を備えた点である。この動作切換スイッ
チ13は、音声認識回路15の動作を音声登録モードと
音声認識モードとを切換えるためのモード切換スイッチ
13であり、動作切換信号をコントローラ部16に出力
する。
音声認識回路15は、第4図に示すように、マイクロホ
ンMを介して入力された音声命令をアナログ処理しその
結果を時分割デジタルデータ20として出力するアナロ
グ処理部21と、アナログ処理部21の時分割デジタル
データ20に基づいて音声認識を行う音声認識プロセッ
サ22と、音声認識のための標準パターンデータを記憶
するメモリ23と、外部とのインターフェース動作を行
うインターフェース部24と、を備えている。
アナログ処理部21は、第5図に示すように、大別して
、マイクロホンMを介して入力された音声命令を適当な
レベルに増幅する増幅器30と、増幅器の出力を所定の
周波数帯域毎に分割し分割された各周波数帯域毎の波形
を整流して出力するフィルタバンク31と、フィルタバ
ンク31の出力信号を各周波数帯域毎にアナログ/デジ
タル変換を行うアナログ/デジタル変換部(以下、A/
D変換部という。)32と、音声認識プロセッサ22と
のデータのやり取りのインターフェース動作を行うイン
ターフェース部33と、を備えている。
フィルタバンク31は、入力音声を複数(第6図(a)
では4つの例を示す。)の周波数帯域に分割するバンド
パスフィルタ部35と、バンドパスフィルタ部35の出
力信号の整流を行う整流器部36と、整流器部36の出
力信号のリップル成分を除去するローパスフィルタ部3
7と、を含んでいる。
バンドパスフィルタ部35は、複数の周波数帯域数に対
応してそれぞれ中心周波数f がfo1f、f、f(た
だし、f  <f  <f2<123        
    01 f3とする。)に設定された複数(図上、4つ)のバン
ドパスフィルタBPF  −BPF3からなる。
整流器部36は、バンドパスフィルタ部35の各バンド
パスフィルタBPF  −BPF3にそれぞれ直列に接
続された整流器RCTo−RCT3を備え、各周波数帯
域毎にBPF  −BPF3の出力信号を整流する。
ローパスフィルタ部37は、整流器部36の各整流器R
CT  −RCT3にそれぞれ直列に接続されたローパ
スフィルタLPFo−LPF3を備え、各周波数帯域毎
の整流波形に含まれるリップル成分を除去する。
A/D変換部32は、ローパスフィルタ部37の各ロー
パスフィルタLPF  −LPF3にそれぞれ直列に接
続され、各ローバスイルタLPF。
〜LPF3の出力信号のアナログ/デジタル変換を行う
A/DコンバータADCo−ADC3を備えて構成さる
ここで、アナログ処理部21の動作を説明する。
ただし、説明の簡略化のため、1つの分割周波数帯域、
(例えばバンドパスフィルタBPF3系)の処理につい
てのみ説明するが、他の分割周波数帯域についても同様
の処理が行われる。
マイクロホンMから音声命令が入力されると、その出力
電気信号は増幅器30により適当な信号レベルに増幅さ
れた信号Aが出力される(第6図(b)参照)。増幅さ
れた信号AはバンドパスフィルタBPF3に入力され、
バンドパスフィルタBPF3の通過帯域成分信号Bのみ
が整流器RCT3に出力される(第6図(c)参照)。
信号BはRCT3により整流され、その整流出力信号C
は、ローパスフィルタLPF3に入力される。
ローパスフィルタLPF3は信号Cに含まれるリップル
成分を除去し、その出力信号D(第6図(e)参照)を
A/D:IンバータA D C3に出力する。A/Dコ
ンバータADC3は、入力された信号りを、例えば、第
6図(f)に示すように、4ビツトの時分割デジタルデ
ータ(+010)(Gill)、(0101)、(01
11)、(+101) 、・・・の信号Eに変換する。
音声認識プロセッサ22は、第5図に示すように、コン
トローラ部16から与えられる制御コマンドの解析、処
理および音声認識プロセッサ全体の制御を行うシステム
コントローラ部40と、距離演算およびメモリ23の管
理を行うデジタル処理部41と、を備える。
システムコントローラ部40は、当該音声リモートコン
トロール装置10全体を統括的に制御するCPU42と
、その制御用プログラムを格納するROM43と、デー
タを一時的に格納するRAM44と、アナログ処理部2
1およびデジタル処理部41とのデータのやり取りのイ
ンターフェース動作を行うインターフェース部45と、
を備える。
デジタル処理部41は、距離演算および演算結果に基づ
いて入力音声を特定する演算部46と、距離演算に必要
なデータを格納するデータRAMと、距離演算のプログ
ラムを格納するROMと、−時的に処理データを格納す
るワーキングRAMと、アナログ処理部21およびシス
テムコントローラ部40とのデータのやりとりのインタ
ーフェース動作を行うインターフェース部50と、メモ
リ23とのデータのやり取りのインターフェース動作を
行うインターフェース部51と、を備える。
次に、音声認識プロセッサ22の動作について説明する
(第5図参照)。コントローラ部16から、制御コマン
ドがインターフェース部24を介して入力されると、シ
ステムコントローラ部40はインターフェース部50お
よびインターフェース部45を介して、当該制御コマン
ドを取り込み、制御コマンドを解析する。解析結果が音
声認識動作を指示するものである場合には、再びインタ
ーフェース部45およびインターフェース部50を介し
てデジタル処理部41に音声認識処理を行うよう指示す
る。
指示を受けたデジタル処理部41は、時分割デジタルデ
ータ(入力音声)20をアナログ処理部21からインタ
ーフェース部50を介して、データRAM47に取り込
む。演算部46は、メモリ23に格納された複数の標準
パターンデータのうちから第1番目の標準パターンデー
タをインターフェース部51を介して読出す。読み出さ
れた標準パターンデータを構成する複数の時分割デジタ
ルデータのうち第1番目の時分割デジタルデータと、入
力音声の第1番目の時分割データのそれぞれの対数を取
り、それらの差を求める。さらに得られた差を二乗して
それらの総和を求めることにより距離りを求める。すな
わち、距離りは、D−Σ (log(l(1))−1o
g(Is(Ill)21=0 となる。ここで、 X:時分割数 f (t)  :入力音声データ (時分割デジタルデータ) fs(t):標準パターンデータ (時分割デジタルデータ) である。以下同様にして、すべての標準パターンデータ
について距離りを演算する。その演算された距離りの値
が小さいものほど音声命令に類似するデータである確率
が高い。このようにして得らhた認識結果は、命令デー
タとして、インターフェース部24を介してコントロー
ラ部16に出力される。
全体動作 次に、本発明の実施例に係る音声リモートコントロール
装置10の全体的な一連の動作を説明する。
まず、音声リモートコントロール装置10の操作手順と
その操作に伴う動作の概要を説明する。
音声リモートコントロール装置10の動作はトークスイ
ッチ12の抑圧または解除(ONloFF)に依存する
。トークスイッチ12を押した場合は音声命令の入力可
能状態となり、トークスイッチ12を解除した場合は音
声命令の入力待ちの状態で待機する。音声命令の入力モ
ードには2通りあり、ひとつは操作者の音声命令の登録
であり、他のひとつは操作者の音声命令の認識である。
音声命令の登録とは操作者が任意に決定した命令用語、
例えば“再生”という操作命令を“プレイ”と発音して
音声リモートコントロール装置10内に記録させること
である。音声命令の認識は、上記のように登録された命
令用語、例えば“プレイ”が入力された場合、その“プ
レイ”を“再生動作”と認識し、そのための命令データ
を生成することである。
いま、トークスイッチ12は押されておらず、音声リモ
ートコントロール装置10は待機状態であるものとする
まず、コントローラ部16は登録バッファ番号を1に初
期化する(ステップSl)。
次に、コントローラ部16はトークスイッチ12が押さ
れているか否かを検出する(ステップS2)。この検出
は、動作状態制御信号S が出力されているか否かを検
出することによって行われる。このとき動作状態制御信
号S が出力されていれば、トークスイッチ12が押さ
れていることを意味し、コントローラ部16は処理をス
テップS3に移行する。
トークスイッチ12が押されていない場合には、低消費
電力モードのままとし、ステップS2の処理を繰り返す
その後、コントローラ部16は動作切換スイッチ13の
状態を読み込み、登録モードであるか否かを判別する(
ステップS3)。
登録モードである場合には、ステップS4の処理に移行
し、コントローラ部16は認識判定条件の初期化を行い
(ステップS4)、音声認識回路15に音声登録処理に
移るようにコマンドを出力する。これと同時にコントロ
ーラ部16は登録バッファ番号を音声認識回路15に通
知する(ステップS5)。
音声認識回路15は、メモリ23上の図示しない当該登
録バッファ、すなわち、この場合には登録バッファ番号
=1の登録バッファに音声認識標準パターンデータの格
納を行う(ステップS6)。
一方、コントローラ部16は音声認識回路15のステー
タスレジスタを読み込み、登録が終了したか否かを判別
する(ステップS7)。いまだ登録が終了していない場
合には、ステップS5からステップS6の処理を繰り返
し、待機状態となる。
登録が終了した場合には、登録バッファ番号を1増加す
る(ステップS8)。
次に、コントローラ部16は、登録バッファ番号が登録
可能最大番号Nll1lxを越えたか否かを判別しくス
テップS9)、越えていない場合にはステップS2の処
理に移行する。越えている場合にはコントローラ部16
は登録モードを解除するコマンドを音声認識回路15に
出力し、登録モードを解除して(ステップ510)、処
理をステップS2に移行する。
登録モードでない場合、すなわち、認識モードの場合、
コントローラ部16は、音声認識回路15に音声認識コ
マンドを出力する(ステップ511)。音声認識回路1
5は上述したような方法により、音声認識処理を行う(
ステップ512)。
一方、コントローラ部16は音声認識回路15の図示し
ないステータスレジスタを読み込み、認識が終了したか
否かを判別する(ステップ513)。いまだ認識が終了
していない場合には、ステップSL2からステップS1
3の処理を繰り返し、待機状態となる。認識が終了した
場合には、入力音声データと標準パターンデータが一致
していたか否か、すなわち、距離りが所定範囲内にある
か否かを判別する(ステップ14)。一致していた場合
には、コントローラ部16は、当該認識データに基づい
て、送信回路17にリモートコントロール制御信号SR
を出力する(ステップ515)。リモートコントロール
制御信号SRを受は取った送信回路17は該当するリモ
ートコントロール信号RCを送信する(ステップ816
)。
ステップ14における判別の結果、一致していない場合
、すなわちリジェクトが出力された場合には、認識判定
条件設定部19は、認識判定条件を変更するための変更
命令を音声認識回路15に出力する。これにより音声認
識回路15は認識判定条件を変更し、より認識しやすい
認識判定条件とする(ステップ517)。例えば、認識
判定条件として距離D(0≦Dく(1))を用いる場合
、変更前の認識判定条件が、 0≦D<5 であった場合には、変更後の認識判定条件を、0≦D〈
10 のように設定する。これによりリジェクトが出力される
確率は低くなり、認識率が向上する。音声認識回路15
は認識判定条件を変更した場合には、次回の認識動作時
には当該変更後の認識判定条件を用いることとなる。な
お、再登録を行った場合には、認識判定条件が初期化さ
れるので(ステップS4)、初期化した認識判定条件を
用いることとなる。
次に、コントローラ部16はトークスイッチ12が押さ
れているか否かを検出する(ステップ518)。このと
きトークスイッチ12が押されている場合には再びステ
ップSL2の処理に移行し認識動作を行う。
トークスイッチ2が押されていない場合には、処理をス
テップS2に移行する。
以上説明したように、音声命令を入力してリジェクトが
出力された場合には、認識判定条件設定部が認識判定条
件変更のための変更命令を自動的に音声認識回路15に
出力して、音声認識回路15に認識判定条件を変更させ
た後に、再び認識動作を行う。このため標準パターンデ
ータを登録してからある程度時間が経過してユーザが入
力する音声命令に微妙な変化が生じていて認識できなく
なったような場合でも、音声命令を認識することができ
る。
〔発明の効果〕
本発明は、以上の説明のように、音声命令を入力してリ
ジェクトが出力された場合に、認識判定条件設定部が認
識判定条件を変更するための変更命令を音声認識部に自
動的に出力するので、標準パターンデータ登録時の入力
音声命令と微妙に異なる音声命令を入力した場合にも認
識できることとなる。したがって、認識判定条件の再設
定等のユーザの手間が省け、かつ、認識率が向上すると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本発明のリモートコントロール装置の外観図、 第3図は本発明のリモートコントロール装置のブロック
図、 第4図は音声認識回路のブロック図、 第5図は音声認識回路の詳細ブロック図、第6図はアナ
ログ処理部の詳細説明図、第7図はは本発明の動作フロ
ーチャート、第8図はリモートコントロール装置の概要
説明図、 第9図はリモートコントロール信号の説明図、第10図
は従来の音声リモートコントロール装置のブロック図で
ある。 1・・・音声リモートコントロール装置2・・・音声認
識部 3・・・送信部 5・・・認識判定条件設定部 10・・・音声リモートコントロール装置11・・・ケ
ーシング 12・・・音声入力スイッチ(トークスイッチ)13・
・・動作切換スイッチ 14・・・電源制御回路 15・・・音声認識回路 16・・・コントローラ部 17・・・送信回路 18・・・電源回路 19・・・認識判定条件設定部 20・・・時分割デジタルデータ 21・・・アナログ処理部 22・・・音声認識プロセッサ 23・・・メモリ 24・・・インターフェース部 30・・・増幅器 31・・・フィルタバンク 32・・・A/D変換部 33・・・インターフェース部 35・・・バンドパスフィルタ部 36・・・整流器部 37・・・ローパスフィルタ部 40・・・システムコントローラ部 41・・・デジタル処理部 42・・・CPU 43・・・ROM 44・・・RAM 45・・・インターフェース部 46・・・演算部 47・・・データRAM 48・・・ROM 49・・・ワーキングRAM 50・・・インターフェース部 51・・・インターフェース部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  音声命令を電気信号に変換するマイクロホンと、前記
    マイクロホンからの電気信号に基づいて前記音声命令を
    パターンデータ化し、この音声命令パターンデータと予
    め設定された標準パターンデータとを比較し、その比較
    結果を予め設定された認識判定条件に基づいて判定し認
    識出力または拒否出力を出力する音声認識部と、前記認
    識出力に基づいてリモートコントロール信号を生成し、
    送信する送信部と、を備えた音声リモートコントロール
    装置において、 前記拒否出力が出力された場合に前記認識判定条件を自
    動的に変更する命令を前記認識部に与える認識判定条件
    設定部を備えたことを特徴とする音声リモートコントロ
    ール装置。
JP1341626A 1989-12-29 1989-12-29 音声リモートコントロール装置 Pending JPH03203795A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1341626A JPH03203795A (ja) 1989-12-29 1989-12-29 音声リモートコントロール装置
US07/579,113 US5267323A (en) 1989-12-29 1990-09-07 Voice-operated remote control system
DE4029697A DE4029697C2 (de) 1989-12-29 1990-09-19 Sprachgesteuertes Fernbedienungssystem

Applications Claiming Priority (1)

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