JPH0341899A - リモートコントロール装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ビデオテープレコーダ（以下ＶＴＲと記す）
や電子スチルカメラ等におけるリモートコントロール装
置に関する。

［従来の技術］ 電子スチルカメラにおいて、音声の記録処理を行う回路
は、第５図に示すような構成を有する。

マイクロフォン２０Ｊこて電気信号１こ変換された音声
情報は、後段の時間圧縮２３におけるアナログ／デジタ
ル（以下Ａ／Ｄと記す）変換周波数の半分の周波数が供
給される低域フィルタ２１を介して雑音低減動作を行う
ＮＲコンプレッサ２２に供給される。ＮＲコンプレッサ
２２の出力信号は、時間圧縮回路２３にてＡ／Ｄ変換さ
れ不図示の続出書込可能メモリ（以下ＲＡＭと記す）に
記憶される。ＲＡＭに記憶された音声情報は、圧縮比に
応じて高速に読み出され、読み出された音声情報は加算
器２４にてコントロールフラグが付加されプレエンファ
シス回路２５に供給される。プレエンファシス回路２５
にて強調された音声信号は、ＦＭ変調回路２６にてＦ’
Ｍ変調され、記録増幅回路２７にて増幅された後記録ヘ
ッドを介して記録媒体に記録される。

ところがこのような電子スチルカメラや携帯可能なタイ
プのカメラ一体型ＶＴＲには、これらの装置の小型化が
妨げられるため、これらの装置を遠隔操作するためのワ
イヤレスのリモートコントロール装置は設けられていな
いのが普通であった。

即チ、上記リモートコントロール装置を設ける場合、通
常リモートコントロール装置は赤外線を利用したもので
あるため、この赤外線を受光し増幅する素子及び回路が
必要であり、上述のように装置の大型化及び消費電力の
増大を招くという問題点があった。

本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
ので、リモートコントロール装置を付加してもリモート
コントロール装置が設けられる装置の大型化、消費電力
の増大化を防ぐことができるリモートコントロール装置
を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、少なくとも音声情報を処理する回路と後述の
受信手段を備える記録装置の作動を制御する誤り検出信
号付制御信号を音声帯域の所定の周波数の音声信号にて
送信する送信手段と、上記送信手段より供給される音声
信号を受信し受信した音声信号より上記制御信号を抽出
し抽出した制御信号の誤りの有無を判断し誤りがない制
御信号に従い上記記録装置の作動を制御する受信手段と
、を備えたことを特徴とする。

［作用］ このように構成することで送信手段は、受信手段が備わ
る記録装置の動作を制御する制御信号を音声帯域の所定
の周波数にてなる音声信号にて送信する。受信手段は、
既設の音声情報処理回路を利用し上記音声信号を受信し
、上記制御信号に従い記録装置の動作を制御する。

［実施例］ 本発明のリモートコントロール装置の受信機側の一実施
例を示す第１図において、記録媒体に記録するためにカ
メラ一体型ＶＴＲ等に従来より設すられ音声等を集音す
るマイクロフォンｌは、この音声信号を増幅する増幅器
２を介して低域フィルタ３へ接続される。低域フィルタ
３は、次段のＡ／Ｄ変換における周波数の１／２の遮断
周波数を有するフィルタである。低域フィルタ３の出力
側ハ、ｌチップのマイクロコンピュータ４内に設けられ
ているＡ／Ｄ変換器４ａに接続される。フィクロコンピ
ュータ４は、このカメラ一体型ＶＴＲに設けられるマイ
クロフォンｌより供給される音声信号にてなる制御信号
に従い該カメラ一体型ＶＴＲの動作を制御する制御信号
を送出するものである。このマイクロコンピュータ４に
は、供給される制御信号を記憶するＲＡＭ４ｂ、供給さ
れる制御信号に従いカメラ一体型ＶＴＲを動作させるた
めのプログラムを記憶している読出専用メモリ　（以下
ＲＯＭと記す）４Ｃ１上記ＲＡＭ４ｂ。

ＲＯＭ４ｃ等の動作を制御する中央演算処理装置（以下
ＣＰＵと記す）４ｄ　、ＲＡＭ４ｂ等において情報の読
み書きに必要なタイミング信号を発生するタイマ４ｅ及
び５Ｃ（４ｆが設けられている。

尚、上述した構成の内、マイクロフォン１ないし低域フ
ィルタ３の構成部分は、本受信器が設けられる電子スチ
ルカメラやカメラ一体型ＶＴＲ等に設けられている、第
５図に示す回路における構成部分２０及び２１と共有す
ることもできる。

本発明のリモートコントロール装置の送信器側の一実施
例を示す第２図において、制御コード発生器５に接続さ
れあるいは制御コード発生器５に設けられる、操作キー
におけるキー操作にて遠隔操作させるカメラ一体型ＶＴ
Ｒ等の動作が指示されることで、制御コード発生器５は
このキー操作に対応した制御コードを発生する。この制
御コードは、第４図に示すように、データ列の開始を示
す開始コード、他の機種における遠隔操作信号と区別す
るための識別コード、制御指示のための制御コード、誤
り検出のための識別コードのビット反転コード、制御コ
ードのビット反転コード及びデータ列の終了を示す終了
コードにてなる信号列である。

制御コード発生器の出力側は、上記制御コードを変調す
る変調器６に接続される。上記制御コードが変調器６に
て変調される変調周波数は、音声帯域の周波数とし、又
、受信器側の信号処理速度を考慮して決定され、本実施
例においては１キロヘルツである。変、調器６の出力側
は上記信号を増幅するアンプ７を介して受信器側へ信号
を送出する発振体８に接続される。

上記のように構成されるリモートコントロール装置の動
作を以下に説明する。尚、第３図に示すＳｌ、Ｓｌ、・
・・は、ステップ１１ステツプ２、・・・を表す。

送信器側において、カメラ一体型ＶＴＲ等における動作
を指示するキー操作により、制御コード発生器５にて上
述した制御コードが作成され、変調器６、増幅器７を介
して発振体８より周波数が１キロヘルツにてなる音声信
号が送出される。このような音声信号にてなる制御コー
ドは、例えばカメラ一体型ＶＴＩ’ｔに従来より設けら
れているマイクロフォンｌにて受信され電気信号に変換
される。該電気信号は、増幅器２にて増幅され低域フィ
ルタ３にてノイズ等による誤信号が取り除かれマイクロ
コンピュータ４に設けられているＡ／Ｄ変換器４ａに供
給されデジタル信号に変換される。

以下の動作はマイクロコンピュータ４にて処理される。

第３図に示すステップ１にてデジタル変換された制御コ
ードが供給され、ステップ２にてマイクロコンピュータ
４に設けられる帯域通過デジタルフィルタにて本実施例
では１キロヘルツの周波数成分、即ち上記制御コードの
成分のみが抽出される。ステップ３にて、上記フィルタ
より送出される制御コードを示す各ビットのデータと、
ＲＡ　Ｍ４ｂ等に予め設定されているしきい値データと
が比較され、ステップ４にて、制御コードのピットデー
タが上記しきい値データより大きい場合には制御コード
のビットデータは“ｌ”とされ時系列データ列にセット
される。

ステップ５にて、制御コードより第４図に示す開始コー
ドを検出し、この開始コードが検出されたときに、ステ
ップ６にて時系列データを格納するエリアをクリアし、
ステップ７にて終了コードが検出されるまで時系列デー
タが作成、格納される。

ステップ８にて、識別コードが誤っているか否かが判断
されるとともに、識別コード及び両列コードとかこれら
に対応するそれぞれの反転識別コード及び反転制御コー
ドと一致しているか否かが比較され誤りが発生していな
いかが判断される。

誤りが無い場合にはステップ９にて、上記制御コードは
復号され、ステップｌＯにて、復号された制御コード信
号に相当する動作命令がマイクロコンピュータ４のＣＰ
Ｕ４ｄより送出され、カメラ一体型ＶＴＲは、ＣＰＵ４
ｄが送出する命令信号に従い動作する。

上述のようなリモートコントロール装置によれば、例え
ばカメラ一体型ＶＴＲを遠隔操作させる制御信号を音声
信号にて送信器側より退出するようにしたことより、受
信器側である例えばカメラ一体型ＶＴＲには既設である
音声処理回路を利用することができ新たに付加する回路
が少なくて良いので、受信器側の装置が大型化すること
はなく、又消費電力が増大することもない。又、コスト
アップを防止することもできる。

尚、上記実施例ではＡ／Ｄ変換器はマイクロコンピュー
タ４に内蔵されるものを使用したが、単独に設けられる
ものでもよい。又、掛減通過デジタルフィルタもマイク
ロコンピュータ４に内蔵のものを使用したが、単独に設
けられるアナログフィルタでも良い。

［発明の効果］ 以」二詳述したように本発明によれば、記録装置に既設
である音声情報処理回路を利用できるように音声信号に
て記録装置の動作制御を行うようにしたことより、リモ
ートコントロール装置が備え付けられる装置の大型化、
消費電力の増大を防ぐことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のリモートコントロール装置の受信器側
の構成を示すブロック図、第２図は本発明のリモートコ
ントロール装置の送信器側の構成を示すブロック図、第
３図は本発明のリモートコントロール装置の動作を示す
フローチャート、第４図は本発明のリモートコントロー
ル装置にて使用される制御コードを示す図、第５図は従
来の電子スチルカメラに設けられろ音声処理回路の構成
を示すブロック図である。 １・・・マイクロフォン、 マイクロコンピュータ、 ５・・制御コード発生器、８・・・発振体。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも音声情報を処理する回路と後述の受信
   手段を備える記録装置の作動を制御する誤り検出信号付
   制御信号を音声帯域の所定の周波数の音声信号にて送信
   する送信手段と、 上記送信手段より供給される音声信号を受信し受信した
   音声信号より上記制御信号を抽出し抽出した制御信号の
   誤りの有無を判断し誤りがない制御信号に従い上記記録
   装置の作動を制御する受信手段と、を備えたことを特徴
   とするリモートコントロール装置。