JPH03203568A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

Info

Publication number
JPH03203568A
JPH03203568A JP33999089A JP33999089A JPH03203568A JP H03203568 A JPH03203568 A JP H03203568A JP 33999089 A JP33999089 A JP 33999089A JP 33999089 A JP33999089 A JP 33999089A JP H03203568 A JPH03203568 A JP H03203568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
power supply
circuit
transformer
simultaneous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33999089A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhisa Okamoto
光央 岡本
Hiroichi Kodama
博一 小玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP33999089A priority Critical patent/JPH03203568A/ja
Publication of JPH03203568A publication Critical patent/JPH03203568A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rectifiers (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電源装置に関し、特に、同一電源回路で2つ以
上の異なる直流電源レベルでの使用が可能な電子および
電気機器の電源装置に関する。
[従来の技術] 近年、通常は商業交流電源で使用される電気・電子機器
であって、この場合、屋外でも使用可能な機器か各種開
発されている。屋外での使用に際しては、電気・電子機
器を自動車用蓄電池などの12V、24Vなどの低電圧
直流電源で駆動できる必要がある。そして、現在広く利
用されているインバータ電子レンジにおいても屋外での
使用が試みられている。
第5図に、従来のインバータ電子レンジ30の概略構成
を示す。
図において、インバータ電子レンジ30ては商用電源(
100V、50/60Hz)40から得られた交流電力
は整流回路31で直流電力に変換される。この直流電力
はスイッチング素子を1つ用いた1石共振型インバータ
回路32で高周波化され、次段の昇圧用トランス33で
昇圧される。
この昇圧用トランス33の出力は、次段の倍電圧全波整
流回路34で整流され、マグネトロン10の駆動に利用
される。
上記インバータ電子レンジ30を低電圧直流電源で使用
する場合には、第6図に示すように、低電圧直流電源5
0とインバータ電子レンジ30との間にDC/ACイン
バータ51を設け、低電圧直流電源50の出力をDC/
ACインバータ51によって商用電源40と同し100
V450/60Hzの交流電力に変換し、この交流電力
でインバータ電子レンジ30を作動させていた。
[発明か解決しようとする課題] 上述したような、DC/ACインバータを使用してイン
バータ電子レンジ30に交流電力を与える方法では、D
C/ACインバータとインバータ電子レンジ内のインバ
ータ回路とで2度の電力変換が行なわれるため、電力の
利用率が極めて低くなるという問題がある。また、2個
のインバータを必要とすることから電源回路のコストが
高くなる。さらに、自動車用蓄電池などの直流電源か小
容量である場合には、電力の損失が小さい、すなわち電
力利用効率の高い高価なインバータ回路が必要となる。
従来のインバータ電子レンジのインバータ回路に低電圧
直流電源を直接に接続することが可能なように仕様を変
更することは理論的には可能である。しかし、そのため
にはインバータ電子レンジに電流容量の大きいインバー
タ用スイッチング素子が必要となることから、このよう
な解決方法は現実的とは言えない。
また、低電圧直流電源でインバータ電子レンジを駆動す
るために、スイッチング素子の電流容量が上記1石共振
型インバータ回路より低減できる、たとえばプッシュプ
ル電圧型インバータ回路を設け、このインバータ回路に
直流電源を直接に接続することも考えられる。しかし、
このような方式であっても、電源が低電圧である場合に
はインバタ回路を流れる電流か大きくなるために、スイ
ッチング損失が大きくなる問題がある。この問題を解決
するためには、電流容量の大きいスイッチング素子およ
びトランス巻線などの高価な回路構成部品を用いる必要
があり、これに起因するコストアップの問題が生じる。
さらに、屋外や自動車車内で利用できる直流電源電圧は
、はとんとか12Vあるいは24Vのどちらかであり、
両方の電圧で電子レンジが使用できれば利用効率が向上
し便利となるが、前述のプッシュプル電圧型インバータ
回路を搭載したインバータ電子レンジでは、予め設定し
た1つの電圧にしか対応できない。
それゆえに、本発明の目的は、1個のインバータ回路を
用いて低電圧直流電源から供給される2つ以上の異なる
電圧レベルに対応できる、安価でかつ小型な電源装置を
提供することである。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る電源装置は、直流電源と、前記直流電源よ
りその1次側電圧が供給される変圧器手段と、前記変圧
器手段の1次側の一端と前記直流電源との間に接続され
る第1のスイッチング素子と、前記変圧器手段の1次側
の他端と、前記直流電源との間に接続される第2のスイ
ッチング素子と、前記直流電源の電圧を検出する電源電
圧検出手段と、前記電源電圧検出手段の検出出力に基づ
いて、前記第1および第2スイッチング素子の同時オン
駆動を制御する手段と、前記直流電源に直列に接続され
、前記同時オン駆動制御手段による同時オン駆動期間に
おいて、前記変圧器手段1次側電圧を昇圧するためのエ
ネルギを蓄積するエネルギ蓄積手段とを備えて構成され
る。
さらに、本発明に係る電源装置は、一定の直流電圧電源
と、前記直流電圧電源よりその1次側電圧が供給される
変圧器手段と、前記変圧器手段の1次側の一端と、前記
直流電圧電源との間に接続される第1のスイッチング素
子と、前記変圧器手段の1次側の他端と、前記直流電圧
電源との間に接続される第2のスイッチング素子と、前
記直流電圧電源の一定電圧に基づいて予め定められる制
御電圧に応答して前記第1および第2のスイッチング素
子の同時オン駆動を制御する手段と、前記直流電圧電源
に直列に接続され、前記同時オン駆動制御手段による同
時オン駆動期間において、前記変圧器手段1次側電圧を
昇圧するためのエネルギを蓄積するエネルギ蓄積手段と
を備えて構成される。
[作用] 本発明に係る電源装置は以上のように構成され、まず第
1および第2のスイッチング素子を同時にオン駆動して
前記変圧器手段の1次側を短絡し、この期間に前記エネ
ルギ蓄積手段に電流エネルギを蓄える。その後、一方の
スイッチング素子をオン駆動するとエネルギ蓄積手段に
蓄えられたエネルギは変圧器手段の2次側に放出される
。このとき、変圧器手段1次側電圧は、電源電圧とエネ
ルギ蓄積手段に蓄えられた電圧との和になる。なお、各
スイッチング素子のスイッチング時間は、つまり2つの
スイッチング素子が同時にオン駆動する時間は、前記同
時オン駆動制御手段によって制御される。したがって、
本発明に係る電源装置によれば、供給される直流電源電
圧の電源電圧レベルよりも高い電圧値を得ることか可能
となり、得られた高い電圧は変圧器手段を介して次段の
他の装置などに供給できる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について図面を参照して詳細に
説明する。
なお、本実施例の電源装置は、−例としてインバータ電
子レンジに適用されるか、適用範囲はこれに限定するも
のではなく、各種の電気および電子機器に適用可能であ
る。
第1図は、本発明の一実施例の、インバータ電子レンジ
30に適用される電源装置の回路構成図である。なお、
図示される電源装置は、インバータ電子レンジ30のマ
グネトロン10にその駆動用の電源電圧を印加するため
に備えられる。
図において電源装置は、プッシュプル電流型インバータ
回路12、昇圧用トランス5および倍電圧全波整流回路
13を含む。
まずプッシュプル電流型インバータ回路12は低電圧直
流電源1.2次巻線11を有するリアクトル2、パワー
トランジスタ3aおよび3b、ダイオード4、電源電圧
検出回路8およびパワートランジスタ3aおよび3bを
駆動制御する制御回路9を含む。なお、前記の電源電圧
検出回路8は公知の回路構成であり詳細説明は省略する
。また、制御回路9の回路構成の詳細については後述す
る。
さて、本発明に係る電源装置に適用されるブ・ソシュブ
ル電流型インバータ回路とは、2つのスイッチング素子
を含み、前記2つのスイッチング素子が同時に“OFF
”状態に設定されないように動作する。すなわち、前記
2つのスイッチング素子が同時に“ON”状態に設定さ
れるように制御するインバータ回路である。一方、プッ
シュプル電圧型インバータ回路とは、2つのスイッチン
グ素子を含むが、その動作は、前記2つのスイッチング
素子が同時に“ON″状態に設定されないように動作す
る。すなわち、同時に“OFF″状態に設定されるよう
に制御するようなインバータ回路である。
次に、昇圧用トランス5は1次巻線および負荷か接続さ
れる2次巻線を含む。1次巻線はセンタタップ5Cを有
し、巻線の端5aおよび5bには、前段のプッシュプル
電流型インバータ回路12からの出力電圧が印加される
。また、昇圧用トランス5の2次巻線側からは、マグネ
トロン10のフィラメント14加熱用電源も供給される
プッシュプル電流型インバータ回路12において、パワ
ートランジスタ3aおよび3bのコレクタは昇圧用トラ
ンス5の1次巻線の一端5aおよび他端5bにそれぞれ
接続される。またパワートランジスタ3aおよび3bの
エミッタ同士は接続されており、パワートランジスタ3
aおよび3bのベースが制御回路9によって駆動される
ことにより、昇圧用トランス5の1次巻線側を流れる電
流を高速にスイッチングできる。なお、パワートランジ
スタ3aおよび3bに代えて、パワーMO3FET(M
etal  0xide  Sem1conducto
r  Field  EffectTransisto
rの略)あるいはIGBT(Insulated−Ga
te  Bipolar  Transistorの略
)などのスイッチング素子を用いてもよい。
低電圧直流電源1は、その一端がパワートランジスタ3
aのエミッタとパワートランジスタ3bのエミッタとの
接続点に接続され、他端は昇圧用リアクトル2を介して
昇圧用トランス5の1次巻線側のセンタタップ5cに接
続される。
昇圧用リアクトル2の2次巻線11およびダイオード4
は、スイッチング素子であるパワートランジスタ3aお
よび3bが逆方向バイアスされないように保護の目的で
設けられる。
電源電圧検出回路8は、低電圧直流電源1の電源電圧の
大きさを検出する。検出された電源電圧値Vは制御回路
9に与えられる。
倍電圧全波整流回路13は、公知の回路構成を示してお
りコンデンサ6aおよび6bならびにダイオード7aお
よび7bを含み、前段の昇圧用トランス5の出力電圧を
整流する。整流された昇圧用トランス5の出力電圧は、
倍電圧余波整流回路13の後段に接続されるマグネトロ
ン10に印加される。
ここで、前掲第1図に示される制御回路9の詳細な回路
構成について説明する。
第2図は、制御回路9の回路構成を示す概略図である。
図において、制御囲路9.は発振回路20、ポジティブ
エツジトリガワンショット回路21、ネガティブエツジ
トリガワンショット回路22、三角波発生回路23aお
よび23b、比較回路24Bおよび24bならびにマイ
クロコンピュータ25を含む。前記各回路の詳細な動作
は第3図を参照して後述する。なお、比較凹路24aお
よび24bには、その1人力としてスイッチング素子同
時オン時間設定値VTが与えられる。このスイッチング
素子同時オン時間設定値VTは、マイクロコンピュータ
25より与えられる電圧値であり、前掲第1図に示すパ
ワートランジスタ3aおよび3bを同時に“ON”状態
に設定する期間を決定する電圧値である。このスイッチ
ング素子同時オン時間設定値VTは、前掲第1図の電源
電圧検出回路8が検出する低電圧直流電源1の電源電圧
値Vに基づいて設定されるか、この設定方法の詳細につ
いては、後述する。
ここで、第2園に示される制御i!Ill!!j路9の
動作タイミングについて説明する。
第3図(a)ないしくi)は、前掲第2図に示される制
御回路9の各部の制御信号の概略波形図である。
第3図(a)は、発振回路20の出力信号の概略波形図
である。第3図(b)は、ポジティブエツジトリガワン
ショット回路21の出力信号の概略波形図であり、第3
図(c)は、ネガティブエツジトリガワンショット回路
22の出力信号の概略波形図である。第3図(d)は、
三角波発生回路23aの出力信号の概略波形図であり、
第3図(e)は、三角波発生回路23bの出力信号の概
略波形図である。第3図(f)は、比較回路24aの出
力信号の概略波形図であり、第3図(g)は、比較回路
24bの出力信号の概略波形図である。第3図(h)は
、パワートランジスタ3aの状態を示す概略波形図であ
り、第3図(i)は、パワートランジスタ3bの状態を
示す概略波形図である。
今、発振回路20は第3図(a)に示すような信号を発
振していると想定する。第3図(b)および第3図(C
)に示すように、ポジティブエツジトリガワンショット
回路21およびネガティブエツジトリがワンショット回
路22は、前段の発振回路20から出力される知形波の
立上がりおよび立ドかりを検出し、その検出結果に応答
してそれぞれパルスを出力する。三角波発生回路23a
は、第3tJ (d)に示すように、ポジティブエッシ
トリガワンシヨットl!!回路21からのパルスか人力
されるたびに三角波を出力する。三角波出力回路23b
は、第31J (e)に示すようにネガティブエソジト
リガワンショソト回路22からのパルスか入力されるた
びに三角波を発生する。
比較回路24aには三角波発生回路23gからの三角波
とスイッチング素子同時オン時間設定VTとが入力され
ており、比較回路24aの出力信号レベルは第3図(f
)に示すように、該三角波の電圧レベルか該スイッチン
グ素子同時オン時間設定値VTより大きい期間に“HI
GH”となる。
また、比較回路24bも三角波発生回路23bからの三
角波とスイッチング素子同時オン設定値VTとが入力さ
れており、比較回路24bの出力信号レベルは第31V
 (g)に示すように、三角波発生回路23bからの三
角波の電圧レベルが該スイッチング素子同時オン0間設
定値VTより大きい期間に“HIGH”になる。
上述のように動作する比較回路24aおよび24bの出
力信号は、それぞれ次段のパワートランジスタ3aおよ
び3bにベース電圧として印加される。したがって、第
3図(h)に示すように比較回路24aの出力信号レベ
ルが“HIGH”のときにパワートランジスタ3aは“
ON”状態に設定される。また、第3図(i)に示すよ
うに比較回路24bの出力信号レベルが“I(IGH”
のときにパワートランジスタ3bは“ON”状態に設定
される。
以上のように、制御回路9の三角波発生回路23aおよ
び23bは、突耳に三角波を出力するので、比較回路2
4aおよび24bの出力信号レベルは、交互に“HIG
H”になる。したかって、パワートランジスタ3aおよ
び3bも交互に“ON”状態に設定される。
ところで、スイッチング素子同時オン時間設定値VTは
、前掲第1図の3’?圧用トランス5の1次巻線側に印
加される重比の大きさを決定する値であり、電源電比検
出回路8で検出された低電圧直流電源1の電源電圧値V
に基づいて、該昇圧用トランス5の1次巻線側電圧か一
定となるように、制御回路9により設定される。つまり
、制御回路9のマイクロコンピュータ25は、電源電圧
検出回路8から与えられる低電圧直流電源]の電源電圧
値■に基ついて、スイッチング素子(パワートランジス
タ3aおよび3b)を同時に“ON″状態に設定する期
間Tを求める。また、求められたスイッチング素子同時
オン時間Tにより、比較回路24aの出力信号レベルお
よび比較回路24bの出力信号レベルが同時に“HIG
H”となる期間か設定される。つまり、比較回路24a
および24b双方の出力信号レベルが“HIGH“とな
る期間(第3図(i)の期間a −bおよび期間C〜d
)が決定されるので、比較回路24aおよび24bの出
力信号により駆動されるパワートランジスタ3aおよび
3bの双方か同時に“ON“状態となる期間が決定され
る。
詳細に説明するならば、マイクロコンピュータ25は、
第4図に示されるようなスイッチング素子同時オン時間
Tと電源電圧値Vとの関係を演算可能なプログラムを予
め内蔵する。したがって、与えられる低電圧直流電源1
の電源電圧値Vに基づいて前記プログラムを実行すれば
、スイッチング素子同時オン時間Tを算出てきるととも
に、求められたスイッチング同時オン時間Tに相当する
スイッチング素子同時オン時間設定値VTを求めること
ができる。
第4図に示されるように、得られた低電圧直流電源1の
電源電圧値Vが大きくなるほど、スイッチング素子同一
オンDF7間Tは小さくなることがわかる。したがって
、昇圧用トランス5の1次巻線側定格電圧を越えない低
電圧直流電源1で本インバータ回路12を駆動できる。
たとえば、昇圧用トランス5の1次巻線側定格電圧を5
0Vとすれば、12V、24V、48Vなどの低電圧直
流電源1で本インバータ回路12を駆動できる。さらに
、低電圧直流電源1の電圧変動に対してもスイッチング
素子同時オン時間設定値VTを連続的に食えることがで
きる。したがって、常時、昇圧用トランス5の1次巻線
側に印加される電圧を一定にして安定した回路駆動を実
現できる。
次に、前掲第1図に示される電源装置の動作について、
第1図ないし第4図を参照して説明する。
パワートランジスタ3aおよび3bがともに“ON”状
態に設定される期間(たとえば第3図(i)の期間a 
−b )には、昇圧用トランス5の1次巻線側が短絡さ
れるので、昇圧用リアクトル2にエネルギが蓄えられる
。次に、パワートランジスタ3aが“OFF”状態に変
わると(期間b〜C)、昇圧用リアクトル2に蓄積され
たエネルギは昇圧用トランス5を介して放出され、コン
デンサ6aが充電される。次に、パワートランジスタ3
aが“ON”状態に変わると(期間c −d )、前述
同様にして昇圧用リアクトル2に再びエネルギが蓄えら
れる。続いて、パワートランジスタ3bが“OFF”状
態に変わると(期間d−e)、昇圧用リアクトル2に蓄
えられていたエネルギは昇圧用トランス5を介して放出
され、コンデンサ6bが充電される。このとき、昇圧用
トランス5の1次巻線側に印加される電圧は、低電圧直
流電源1の電圧と昇圧用リアクトル2に蓄積された電圧
との和になる。このようにして、昇圧用リアクトル2に
より低電圧直流電源1の電源電圧の昇圧が行なわれる。
その昇圧の度合は、2個のパワートランジスタ3aおよ
び3bがともに“ON”状態に設定されている期間(簗
3図(i)の期間a〜bおよびc −d )の長さ、つ
まり前述のスイッチング素子同時オン時間設定値VTに
よって定まる。
また、パワートランジスタ3aおよび3bは、第3図(
h)および(i)に示すように交互に“ON”状態と“
OFF”状態に設定されるので、昇圧用トランス5の2
次巻線側では、1次巻線側に印加される電圧と同じ大き
さの正電圧と負電圧とが交互に現われるような交流電圧
が得られる。
したがって、前記交流電圧の正の半周期でコンデンサ6
aが、次の負の半周期でコンデンサ6bがそれぞれ交互
に充電される。したがって、コンデンサ6aおよび6b
の直列回路と並列に接続されるマグネトロン10には、
コンデンサ6aおよび6bあ充電電圧の和に相当する直
流高電圧を印加できる。以上のような制御回路9による
スイッチング動作が繰返されて、マグネトロン10は超
高周波を発振し続ける。
さて、上述の実施例においては、制御回路9はスイッチ
ング素子同時オン時間設定値VTを、電源電圧検出回路
8により検出される電源電圧値Vに基づいて求めている
。したがって、低電圧直流電源1の電圧レベルに応じて
、スイッチング素子同時オン時間設定値vTを可食に設
定できるので、本装置は、任意の電圧レベルを有する低
電圧直流電源1に接続可能である。
ところで、本装置に接続される低電JJEa流諒1の電
1ニレベルが固定であると想定すれば、スイッチング素
子開明オン時間設定値VTは、たとえば定電圧源からの
固定電圧レベルとして供給するようにしてもよい。
また、前述の実施例ではスイッチング素子間貼オン助間
設定(aVTをマイクロコンピュータ25より求めてい
るが、マニュアルスイッチを設け、ユーザは使用する低
電圧直流電源1の電源電圧値Vlllって、マニュアル
僅作により設定するようにしてもよい。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、】個のインノクータ回路
で2つ以上の異なる電圧レベルを有する直流電源の接続
に対応できる。また電源の電圧粂動にも動作が安定し、
かつ安価でコンパクトな電源装置を提供することができ
る。また低電正直流電11j;lか接続される鳩Aには
、装置内部において供給される市71!;< r* J
↓かシI)土されるため、インバータ回路を流れる市流
値を抑1.すすることかできる。したかって、スイッチ
ング素子のスイッチング損失を代< (11えることか
てき、′市流容証の大きい高価なII+1路部品全部品
する必要もない。さらに、変圧器手股の巻線を絨少させ
ろことかてきるのて、市源装置の小型化および軽這化か
可能となる。
4 、 dlj(171)itiiliす説明第1図は
、本発明の一丈施例のインバータ電子レン7・に適用さ
れる電々装置の回路構成図である。
ゴ52図は、沁1図に示される制御回路の回路構成を示
す概略図である。Mj3図(a)ないしく1)は、第2
図に示される制御回路の各部の制御信号のII”E略波
形図である。狛4図は、本発明の一失施例の2(、71
1;j屯江値とスイッチンク素了同時オン時間との関係
を示す園である。第5図は、従来のインバータ電子レン
ジの回路ブロック国である。第6園は、低電仕置流電1
1皇を用いて従来のインバータ止子レンジを駆動する方
l去を7Jミず園である。
園において、1はO(車比直流屯71%、2は昇、比相
リアクトル、’3 aおよび3bはパワートランジスタ
(スイッチング素子)、4はダイオード、5は昇圧用ト
ランス、8は電源1■圧検出回路、9は制御回路、■は
電源電圧値およびVTはスイッチング素子同0.′tオ
ン時開設疋値である。
なお、各図中、同一71号は同一または相当部分を示す

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直流電源と、 前記直流電源よりその1次側電圧が供給される変圧器手
    段と、 前記変圧器手段の1次側の一端と、前記直流電源との間
    に接続される第1のスイッチング素子と、前記変圧器手
    段の1次側の他端と、前記直流電源との間に接続される
    第2のスイッチング素子と、前記直流電源の電圧を検出
    する電源電圧検出手段と、 前記電源電圧検出手段の検出出力に基づいて、前記第1
    および第2スイッチング素子の同時オン駆動を制御する
    手段と、 前記直流電源に直列に接続され、前記同時オン駆動制御
    手段による同時オン駆動期間において、前記変圧器手段
    1次側電圧を昇圧するためのエネルギを蓄積するエネル
    ギ蓄積手段とを備えた、電源装置。
  2. (2)一定の直流電圧電源と、 前記直流電圧電源よりその1次側電圧が供給される変圧
    器手段と、 前記変圧器手段の1次側の一端と、前記直流電圧電源と
    の間に接続される第1のスイッチング素子と、 前記変圧器手段の1次側の他端と、前記直流電圧電源と
    の間に接続される第2のスイッチング素子と、 前記直流電圧電源の一定電圧に基づいて予め定められる
    制御電圧に応答して、前記第1および第2スイッチング
    素子の同時オン駆動を制御する手段と、 前記直流電圧電源に直列に接続され、前記同時オン駆動
    制御手段による同時オン駆動期間において、前記変圧器
    手段の1次側電圧を昇圧するためのエネルギを蓄積する
    エネルギ蓄積手段とを備えた、電源装置。
JP33999089A 1989-12-29 1989-12-29 電源装置 Pending JPH03203568A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33999089A JPH03203568A (ja) 1989-12-29 1989-12-29 電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33999089A JPH03203568A (ja) 1989-12-29 1989-12-29 電源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03203568A true JPH03203568A (ja) 1991-09-05

Family

ID=18332690

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33999089A Pending JPH03203568A (ja) 1989-12-29 1989-12-29 電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03203568A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008061491A (ja) * 2006-08-03 2008-03-13 Fuji Electric Systems Co Ltd 半導体スイッチング素子駆動用電源回路
JP2012080774A (ja) * 2006-08-03 2012-04-19 Fuji Electric Co Ltd 半導体スイッチング素子駆動用電源回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008061491A (ja) * 2006-08-03 2008-03-13 Fuji Electric Systems Co Ltd 半導体スイッチング素子駆動用電源回路
JP2012080774A (ja) * 2006-08-03 2012-04-19 Fuji Electric Co Ltd 半導体スイッチング素子駆動用電源回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200403497A1 (en) Control circuit and method of a switching power supply
JPH0556639B2 (ja)
JPH02266868A (ja) 電源装置の制御方式
JPH03203568A (ja) 電源装置
JP2768813B2 (ja) インバータ電子レンジの駆動回路
KR100537721B1 (ko) 마이콤용 레귤레이터
JP2682885B2 (ja) インバータ電子レンジの駆動回路
JP3216568B2 (ja) 高周波加熱装置
KR100339539B1 (ko) 소프트스위칭역률제어용승압형컨버터의저손실스위칭구동회로
JP2003189607A (ja) スイッチング電源装置
JPH069589Y2 (ja) Mos−fet駆動回路
JPH0720371B2 (ja) 直流電源装置
JP3001009B2 (ja) スイッチング電源装置
JPH11112301A (ja) 電源回路
JPH0668972A (ja) 電子レンジ
JP2964839B2 (ja) 電力変換装置
JP3211380B2 (ja) 電力変換装置
JPH10257765A (ja) 高力率ac/dcコンバータおよび高力率高輝度放電灯点灯装置
JPH04230989A (ja) 電子レンジ
JPS6051464A (ja) 電源装置
JPS59149738A (ja) 電源装置
JPH03295189A (ja) インバータ電子レンジの駆動回路
JPS6345789A (ja) 誘導加熱調理器
JPH11318083A (ja) 3相全波整流装置
JPH0365061A (ja) 電源回路