JPH03202994A - 有料道路の料金収受機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、有料道路を通過する車両からその車両の車
種区分に対応した料金を徴収する有料道路の料金収受機
に関する。

（従来の技術） 従来は、侵入してきた車両に対して料金収受員が目視で
車種区分を判定し、その区分にしたがった釦を押下する
ことにより料金収受を行っている。

このように、料金収受員の目視で車種区分を判定して入
力していたため、判定に熟練を要し、また釦入力に時間
がかかったり、車種入力ミスによる料金算出ミスが発生
する場合がある。また、昨今の社会事情により、より車
種区分が多種分類化されるようになったため、車種判別
がより困難になるという欠点がある。

したがって、料金収受員に車種区分判定の煩わしさがあ
り、初めて料金を収受する料金収受員が操作した場合に
、車種区分判定の誤りによる料金トラブルが発生する場
合があるという欠点がある。

（発明が解決しようとする課題） 上記したように、料金収受員に車種区分判定の煩わしさ
があり１、初めて料金を収受する料金収受員が操作した
場合に、車種区分判定の誤りによる料金トラブルが発生
する場合があるという欠点を除虫するもので、車種区分
判定を自動的に行うことにより、料金収受員を車種区分
判定の煩わしさから解放でき、初めて料金を収受する料
金収受員でも操作でき、料金トラブルをなくすことがで
きるＨ料道路の料金収受機を提供することを目的とする
。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） この発明の有料道路の料金収受機は、有料道路を通過す
る車両からその車両の車種区分に対応した料金を徴収す
るものにおいて、上記車両の進入を検知する検知器、こ
の検知器により車両の進入が検知された際に、車両に付
与されている車種区分情報を読取る読取手段、上記車種
区分情報に対する通行料金を記憶している記憶手段、お
よび上記読取手段により読取った車種区分情報に対応す
る料金を上記記憶手段から読出して出力する処理手段か
ら構成されるものである。

（作用） この発明は、有料道路を通過する車両からその車両のｒ
ｌ′ＬＰ！区分に対応した料金を徴収するものにおいて
、上記車両の進入が検知器により検知された際に、車両
に付与されている車種区分情報を読取り、この読取った
車種区分情報に対応する上記車種区分情報に対する通行
料金を記憶している記憶手段から読出して出力するよう
にしたものである。

（実施例） 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。

第１図、および第２図はこの発明の有料道路の料金収受
システムの構成例を示すものである。すなわち、有料道
路の徴収車線１に設けられた料金収受Ｒ２を用いて、進
入する車両３の運転者により支払われる現金、回数券等
により、その車両の車種区分に対応した料金を徴収し、
この徴収後、通過車両３の通過を許可するものである。

上記料金収受機２は、徴収車線１へ進入する車両３を検
知する車両検知装置１１、この車両検知装置１１の後段
に設けられ、上記車両検知装置１１による車両検知時に
、徴収車線１へ進入したｒｌｊ両３の自動屯登録番号標
（ナンバープレート）の車種番号（車種区分情報）を読
取るビデオカメラ１２、上記車両検知装置１１からの検
知信号による車長と上記ビデオカメラ１２により読取ら
れた車種番号とに応じて上記通過車両３の車種区分（大
型、中型、普通、小型等）を判別する車種区分判別部１
３、全体をルリ御する制御部１４、車種区分（大型、中
型、普通、小型等）に対応したそれぞれの料金を記憶し
ている料金テーブル１５ａから構成されているメモリ１
５、車両３の運転者による料金の支払いが現金か、回数
券か等を入力する支払い区分釦等により構成されるキー
ボード１６、車種区分に対応した料金、あるいは釣銭金
額等を表示する表示部１７、および領収書を発行する領
収書発行機１８によって構成されている。

上記制御部１４は、上記車種区分判別部１３からの車種
区分信号に対応して、上記メモリ１５の料金テーブル１
５ａから料金を読出し、表示部１７で表示するようにな
っている。

上記車両検知装置１１は車両３の通過を光電検知するた
めに徴収、！ＩＬ線１を挾んで両側に立設された２組の
光電検知灯２１．２１と２２．２２によって構成されて
いる。

次に、このような構成において、第４図に示すフローチ
ャートを参照しつつ動作を説明する。たとえば今、車両
３が徴収車線１へ進入し、料金収受機２の車両検知装置
１１に対向する。すると、車両検知装置１１の光電検知
灯２１．２１．２２．２２により車両３の長さが検知さ
れ、料金車種区分判別部１６へ出力される。また、車両
検知装置１１の光電検知灯２１．２１による進入車両３
の検知により、ビデオカメラ１２の作動が開始される。

このビデオカメラ１２により、進入車両３の自動車登録
番号標（ナンバープレート）の車種番号が読取られ、こ
の読取結果が車種区分判別部１３へ出力される。この結
果、車種区分判別部１３により、供給される車両３の長
さと車種番号とに応じて上記通過車両３の車種区分が判
別され、その判別結果として車種区分信号が制御部１４
へ出力される。

また、制御部１４は上記車種区分判別部１３により車種
区分信号が供給された際、その車種区分子４号に対応し
て、上記メモリ１５の料金テーブル１５ａから料金を読
出し、表示部１７で表示する。

この料金表示に対応して料金収受員は上記車両３の運転
者により現金あるいは回数券を受取り、受取り金額ある
いは回数券の受取りをキーボード１６により入力する。

これにより、回数券を受は取った際、料金収受員は回数
券の確認を行った後、上記車両３の通過を許可する。ま
た、現金を受は取った際、制御部１４は領収書発行機１
８により領収書を発行するとともに、釣銭金額を表示部
１７で表示する。この後、料金収受員は領収書と釣銭を
上記車両３の運転者に渡し、通過を許可する。

上記したように、有料道路を通過する車両からその車両
の車種区分に対応した料金を徴収するものにおいて、上
記車両の進入が検知器により検知された際に、車両に付
与されている車種区分情報を読取り、この読取った車種
区分情報に対応する上記車種区分情報に対する通行料金
をメモリに記憶されている料金テーブルから読出して表
示器で表示して、料金収受員に知らせるようにしたもの
である。

これにより、料金収受員を車種区分判定の煩わしさから
解放でき、初めて料金を収受する料金収受員でも操作で
き、料金トラブルをなくすことができる なお、前記実施例は、通過車両の車種区分に対する通行
料金を表示器で表示することにより料金収受員に知らせ
る場合について説明したが、これに限らず、プリンタで
プリントアウトしたり、報知器で報知するようにしても
良い。

［発明の効果コ 以上詳述したようにこの発明によれば、車種区分判定を
自動的に行うことにより、料金収受員を車種区分判定の
煩わしさから解放でき、初めて料金を収受する料金収受
員でも操作でき、料金トラブルをなくすことができる有
料道路の料金収受機を提供できる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を説明するためのもので、第
１図はｈ°料道路の料金収受システムの構成例を示すブ
ロック図、第２図は有料道路の料金収受システムの構成
を概略的に示す図、第３図は料金テーブルの記憶例を示
す図、第４図は動作を説明するためのフローチャートで
ある。 １・・・徴収車線、２・・・料金収受機、３・・・車両
、１１・・・車両検知装置（検知器）、１２・・・ビデ
オカメラ、１３・・・車種区分判別部（読取手段）、１
４・・制御部、１５・・・メモリ（記憶手段）、１５ａ
・・・料金テーブル、１６・・・キーボード、１７・・
・表示部、１８・・・領収書発行機。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 有料道路を通過する車両からその車両の車種区分に対応
   した料金を徴収する有料道路の料金収受機において、 上記車両の進入を検知する検知器と、 この検知器により車両の進入が検知された際に、車両に
   付与されている車種区分情報を読取る読取手段と、 上記車種区分情報に対する通行料金を記憶している記憶
   手段と、 上記読取手段により読取った車種区分情報に対応する料
   金を上記記憶手段から読出して出力する処理手段と、 を具備したことを特徴とする有料道路の料金収受機。