JPH03202562A - 可変浴室ユニット - Google Patents

可変浴室ユニット

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JPH03202562A
JPH03202562A JP1341756A JP34175689A JPH03202562A JP H03202562 A JPH03202562 A JP H03202562A JP 1341756 A JP1341756 A JP 1341756A JP 34175689 A JP34175689 A JP 34175689A JP H03202562 A JPH03202562 A JP H03202562A
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JP
Japan
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bathroom
space
drying room
washroom
spaces
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Pending
Application number
JP1341756A
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English (en)
Inventor
Kozo Kimura
興造 木村
Yoshiko Fukushima
福島 佳子
Junko Suemori
末盛 純子
Takahiro Nakajima
中嶋 隆宏
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SUPEESU BIJIYON KK
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
SUPEESU BIJIYON KK
Takenaka Komuten Co Ltd
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Publication date
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  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は浴室ユニットの改良に関し、詳しくは、利用目
的に応じた空間を創造でき、然も、建築現場での省力化
や工期の短縮を図った可変浴室ユニ〔従来の技術〕 近年、生活の多様化に伴い浴室へのニーズも多様化して
おり、特に、広い浴室でリフレッシュしたいというニー
ズは高く、親子、家族でゆったり入れる浴室が要望され
ている。そして、昨今では、浴槽や洗面台9便器を同じ
色合いにすることによって浴室にくつろぎの空間を演出
する(日経メカルカル1989.6.26  第32頁
参照)等、様々な試みが提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
然し乍ら、我国の住宅事情の悪さにより現実には浴室に
広いスペースを確保できないのが実情であり、然も、今
日マンション等の集合住宅に装備されている浴室ユニッ
トは洗面所と別構造で、浴室と洗面所が壁で区画されて
いることもあって多くの家庭の浴室面積は依然として狭
く、浴室にくつろぎの空間を求めることは困難であった
。又、近年、浴室を洗濯物の乾燥室として機能させるも
のが普及しつつあるが、浴室の狭さによって多くの洗濯
物を一度に乾燥させることができなかった。
加えて、従来、集合住宅では洗面所やトイレを浴室に隣
接し、そして、洗面所には洗濯パンを設置して水回りを
集中させているが、浴室ユニットや洗面台2便器、浴室
用給湯機等の設備機器を建築現場に個別に搬入して設置
しているため、現場での工期が長期化してしまうといっ
た問題もあった。
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、可動式壁
パネルや可変浴槽を導入することにより、通常の浴室が
週末には家族全員で入浴できるホームリゾートとして、
又、昼間は洗濯物の乾燥スペースとして利用目的に応じ
た空間を創造でき、然も、洗面台や浴槽、給湯機等の設
備機器を集約化。
ユニット化して現場での工期の短縮を図った可変浴室ユ
ニットを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
斯かる目的を遠戚するため、本発明に係る可変浴室ユニ
ットは、一つの単位空間内を、浴室、乾燥室及び洗面所
用の共同空間と、トイレ用空間と、浴室、乾燥室、洗面
所及びトイレ用の各設備機器とこれらの配管を取り付け
る設備用空間とに区画し、上記共同空間に、当該共同空
間内を浴室、乾燥室及び洗面所に区画する密閉性を持っ
た複数の可動式壁パネルを取り付け、上記設備用空間に
浴室、乾燥室、洗面所及びトイレ用の各設備機器とこれ
らの配管を設けてなるものである。
〔作 用〕
本発明によれば、建築現場に可変浴室ユニットを搬入し
て所定の場所に取り付けることにより、浴室や洗面所、
トイレ等が設置されることとなる。
そして、居住者が上記可動式壁パネルを移動することに
よって、例えば浴室と乾燥室、洗面所の共同空間全体を
浴室のスペースとして、或いは乾燥室として利用できる
こととなる。又、このとき、可変浴槽の幅を変えること
により小人数から多人数の入浴スタイルに対応できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づき詳細に説明する
第1図に於て、符号1は本発明の一実施例に係る可変浴
室ユニットで、当該可変浴室ユニット1はその長手方向
に配置された仕切壁3と、当該仕切壁3に直交する仕切
壁4によって、浴室、乾燥室及び洗面所用の共同空間5
と、トイレ7、そして、浴室、乾燥室、洗面所及びトイ
レ用の設備機器とこれらの配管を設ける設備用空間9と
に区画されている。
そして、上記共同空間5は、第2図の如く上縁部及び両
側縁部に気密性及び水密性を有するシール部11が設け
られた二枚の可動式壁パネル13によって、トイレ7側
から順次洗面所15.乾燥室17.浴室19が区画形成
されている。
上記各可動式壁パネル13は、同軸で回転するギヤ21
が上下の左右側部に軸着されており、第1図及び第2図
に示すように当該各ギヤ21が、洗面所15から浴室1
9に亘るコーナ部に架設されたガイドレール23のガイ
ドギヤ25に歯合している。そして、各ギヤ21が軸着
する上下の軸27には、チェーン29が架は渡された同
一歯数のギヤ31が固着されており、可動式壁パネル1
3を矢印方向へ押すと、チェーン29の働きにより各ギ
ヤ21が同一速度で回転して可動式壁パネル13が垂直
性を保ちケら移動するようになっている。尚、第1図中
、符号lは可動式壁パネル13の移動範囲である。
又、上記可動式壁パネル13の固定は、上記シール部1
1によって行なわれる。第3図はシール部11の詳細を
示し、当該シール部11は、可動式壁パネル13の側面
パネル13aの凹部13b内にスライド可能に装着され
たソレノイド33と、当該凹部13bを覆って取り付け
られたゴムシート35とから構成されている。一方、共
同空間5を区画形成する上記仕切壁3と、これに対向す
る共同空間5の壁5a、そして、図示しないが天井の室
内側は、上記ソレノイド33が吸着する磁性体で形成さ
れている。
そして、洗面所15.乾燥室17.浴室19に設けた何
れかのスイッチの操作によってソレノイド33に通電す
ると、当該ソレノイド33が仕切壁3や側壁5aに吸着
し乍ら、ゴムシート35を仕切壁3等に圧接してシール
性を図ると共に可動式壁パネル13の移動を規制するよ
うになっている。そして、スイッチの操作によってソレ
ノイド33の磁力を電気的に解除すると、再び可動式壁
パネル13が矢印方向へ移動できるようになっている。
又、第2図中、符号37は可動式壁パネル13に形成さ
れた引戸で、当該引戸37は第4図に示すように可動式
壁パネル13のガイド溝131に装着したローラ133
に案内されて移動するようになっている。そして、引戸
37の周縁部には断面略コ字状の金具371が装着され
、又、当該金具371に沿って上記ガイド溝131の内
周面にソレノイド38が装着されている。そして、引戸
37のノブ372に設けられたスイッチ機構を操作して
上記ソレノイド38に通電すると、ソレノイド38の磁
力で金具371が吸引されて引戸37が矢印方向へ移動
し、金具371がソレノイド38に吸着されて引戸37
の気密性及び水密性が図られるようになっている。
一方、上記浴室19内には、第5図乃至第7図に示すよ
うに例えば300−1200mの範囲に亘って浴槽の幅
を可動式壁パネル13の移動方向に可変できる可変浴槽
39が取り付けられている。
当該可変浴槽39は、浴槽の人口側側面を構成する断面
路り字状の壁面部材39aと、当該壁面部材39aにヒ
ンジを介して短冊状の板材が順次連結されてなる簀子状
の床部材39b、そして、壁面部材39aから床部材3
9b上に敷設された防水シート39cとで構成されてお
り、上記壁面部材39a及び床部材39bは浴室19の
奥行きmと同一寸法を以って形成されている。
そして、第5図及び第6図に示すように上記壁面部材3
9aを矢印方向へスライドさせると、これに連動して簀
子状の床部材39bが浴室19の仕切壁3及び上記側壁
5aに形成された溝内を同方向に移動し乍ら、当該壁面
部材39a、床部材39bと仕切壁3.側壁5a、又、
これらと浴室19の後方壁41によって浴槽が形成され
るようになっている。そして、例えば上記壁面部材39
aと仕切壁3.側壁5aとの水密構造は第8図の如き構
成となっている。
第8図中、符号391は壁面部材39aの両端の凹部3
92内に装着されたソレノイド、393は当該ソレノイ
ド391にN極を対向させた断面凸字形状のマグネット
、394は上記凹部392を覆って取り付くゴムシート
で、浴室19に設けたスイッチ395の操作によって上
記ソレノイド391に通電すると、上記マグネット39
3に対向する面がN極となってその反発力でマグネット
393が矢印A方向へ移動し、その結果、当該マグネッ
ト393がゴムシート394を仕切壁3や側壁5aに圧
接して、上記壁面部材39aと仕切壁3.側壁5aとの
シール性を図るようになっている。そして、スイッチ3
95の操作によってソレノイド391の磁力を電気的に
解除すると、シール性が解除されて壁面部材39aがス
ライド可能となっている。
従って、例えば−人で入浴するには、第5図の如く壁面
部材39a、床部材39bと仕切壁3゜側壁5aによっ
て800■幅の浴槽を形成すればよいし、複数で入浴す
る場合には、第6図に示すように壁面部材39aを矢印
方向に移動すれば、壁面部材39a、床部材39bと仕
切壁3.側壁5a、後方壁41により最大幅1200■
の浴槽が形成されることとなる。
又、第7図の如く上記壁面部材39aを矢印方向に移動
して簀子状の床部材39bを上記後方壁41に形成した
格納部43に格納すれば、可変浴槽39が30■の最小
幅となるようになっている。
尚、図示しないが、移動可能な上記壁面部材39aはス
トッパによって所定の位置で固定されるようになってい
る。
更に、上記共同空間5の床には、第9図の如き構造の床
材45が敷設されている。当該床材45は、表面部に硬
質ウレタン樹脂製のクツション材451を貼着した断面
T字状の床部材453を所定間隔を開けて複数配列し、
これらの両側面に2本のつなぎ材455を上下に取り付
けてユニット化した構造となっている。そして、上記床
材45を一体に持ち上げることによって、共同空間5の
床の清掃やメンテナンスができるようになっている。
従って、入浴時には床部材453の間から洗場等の湯水
を速やかに排水でき、然も、滑り難い硬質ウレタン樹脂
製のクツション材451を用いることによって、入浴等
の安全性が高められている。
一方、上記設備用空間9には、第1図に示すようにトイ
レ7、洗面所15.乾燥室17.浴室19用の設備機器
とこれらの配管が設けられている。
即ち、第1図中、符号47は浴室19に対応して設備用
空間9内に設置された給湯機、49は浴槽水濾過装置、
51は乾燥室17に熱風を供給する乾燥機、53は乾燥
室17に対応して配置された洗濯機、又、符号55は洗
面所15に対応して設置された洗面台、符号57はトイ
レ用浄化装置、59は洗浄用タンクで、図示するように
、洗面所15及び乾燥室17に位置する仕切g!3を所
定寸法開口して所要の台61.63を設けることによっ
て、洗濯機53や洗面台55が乾燥室17や洗面所15
で使用できるようになっている。
そして、第10図に示すように、給水管65が上記給湯
機47及び浴室19内のカラン67、乾燥室17のカラ
ン69、そして、洗面所15のカラン71に接続され、
又、給湯機47からの熱湯が給湯管73を介して同様に
浴室19内のカラン67及び洗面所15のカラン71に
接続されている。又、洗面所15.乾燥室17の洗濯機
55゜浴室19、そして、トイレ7に設置された便器7
5からの湯水や汚物は排水管77によって排水されるよ
うになっているが、風呂排水の一部がポンプ79で上記
浴槽水濾過装置49に汲み上げられ、そして、当該浴槽
水濾過装置49で浄化処理された水が供給管81でカラ
ン69に送られて、洗a用水として再利用できるように
なっている。
更に、洗濯排水の一部がポンプ83により上δi浄化装
置57へ汲み上げられ、そして、ここで湾化してトイレ
洗浄水として再利用することにより節水化を図っている
又、設備用空間9の上部には、第10図に示1ようにト
イレ7、洗面所15.乾燥室17.浴達19内の空気を
排気する排気ダクト85が配管されると共に、便器75
に接続された排気ダクト87が配管されている。更に、
設備用空間9内に番j香り発生装置89とゆらぎの空調
機91が設置されており、当該発生装置89とゆらぎの
空調機91によって、ゆらぎの風に香りを乗せた空気が
給気管93により洗面所15や乾燥室17.浴室19等
に供給され、森林浴が体験できるようになっている。又
、上記給気管93の途中には上記乾燥機51が設置され
ており、当該乾燥機51から熱風が乾燥室17に噴出さ
れるようになっている。
その他、第1図に於て、符号95は仕切壁4に形成され
たトイレ7の出入用ドア、97は洗面所15の出入用ド
アで、何れも気密性及び水密性を以って構成されている
。又、第1図中、符号99は設備用空間9をトイレ7、
洗面所15.乾燥室17に応じて区画した仕切壁、そし
て、第10図中、符号101は給湯機47や乾燥機51
、香り発生1189等のコントロールパネル、103,
105は、夫々、給湯機47.乾燥機51の排気管であ
る。
本実施例はこのように構成されているから、建築現場に
上記可変浴室ユニットlを搬入して所定の場所に取り付
け、そして、上記排水管77や排気管85,101等を
メインダクト等に接続すれば、従来に比し短い工期で浴
室や洗面所、トイレ等が設置されることとなる。
そして、居住者が上記可動式壁パネルを移動することに
よって、例えば浴室と乾燥室、洗面所の共同空間全体を
浴室のスペースとして、或いは乾燥室として利用できる
こととなる。
例えば−人で入浴する場合には、第11図に示すように
標準位置に可動式壁パネル13を配置した後、上記ソレ
ノイド33に通電してシール性を図り乍ら、浴室15.
乾燥室17.洗面所19を区画しておけばよい。そして
、可動式壁パネル13に設けた引戸37を開閉して乾燥
室17や浴室19に出入りし、入浴後に乾燥室17で身
体を乾かせばよい。尚、このとき、可変浴槽39は第5
図の如く一人用の寸法として十分な大きさとしておけば
よい。
又、複数の人が同時に入浴するために洗面所15と乾燥
室17のスペースを合わせて部屋全体を浴室として利用
したい場合には、洗面所15.乾燥室17.浴室19に
設けた何れかのスイッチの操作によってソレノイド33
の磁力を電気的に解除した後、第12図に示すように二
枚の可動式壁パネル13をトイレ7側の仕切壁4に寄せ
、第6図の如くL字状の壁面部材39aを矢印方向に移
動して最大幅1200mmの浴槽を形成すればよい。
このとき、上記ギヤ21が軸着する上下の軸27間にチ
ェーン29が架は渡されて各ギヤ21が同一速度で回転
するように構成されているため、可動式壁パネル13は
垂直性を保ち乍らガイドレール23に沿って移動するこ
ととなる。
そして、ソレノイド33に再び通電すると、ソレノイド
33が仕切壁3や側壁5aに吸着し乍ら、ゴムシート3
5を仕切壁3等に圧接してシール性を図ると共に可動式
壁パネル13の移動を規制することとなる。尚、この場
合、浴室3への出入りはドア97によって行なうことと
なる。
一方、多量の洗濯物を乾燥させたり、洗面所15と浴室
19を乾燥させたい場合には、上記と同様の操作によっ
て可動式壁パネル13を移動可能とし、そして、第7図
の如く簀子状の浴槽部材39bを格納部43に格納した
後、第13図に示すように二枚の可動式壁パネル13を
夫々トイレ7側、壁面部材39a側に移動すれば、洗面
所15と浴室19のスペースを合わせた部屋全体が乾燥
室として利用できることとなる。
このように、本実施例は、洗面所15や乾燥室17、浴
室19、そして、浴槽39や洗面台55゜給湯機47等
の設備機器を集約化、ユニット化したので、従来に比し
短い工期で浴室や洗面所が設置でき、因って、建築現場
での省力化及び工期の短縮が図れる利点を有する。
加えて、可動式壁パネル13を導入して洗面所15や浴
室19等を形成することにより、通常のスペースの浴室
が、例えば週末には家族全員が入浴できるホームリゾー
トとして、又、昼間は洗濯物の広い乾燥スペースとして
利用できるので、狭い空間を利用目的に応じて有効に活
用できると共に、可変浴槽39の幅を変えることによっ
て小人数から多人数の入浴スタイルに対応できる利点も
有する。
そして、第14図に示すように、乾燥室17や浴室19
に面する隣室や外部空間を温室105やテラスとすれば
、住空間の狭さが解消できることとなる。
尚、上記実施例にあっては、可動式壁パネル13を手動
によって移動可能としたが、第15図に示すように軸2
7にギヤ21を駆動する小型モータ107又はマイクロ
モータを取り付け、これを可動式壁パネル13に設けた
スイッチ108で駆動して可動式壁パネル13を前後に
移動させてもよい。
而して、斯かる構造の可動式壁パネル13を用いても、
上記実施例と同様、所期の目的を遠戚することが可能で
ある。
又、第1図乃至第13図に示す上記実施例は、可動式壁
パネル13に装着したソレノイド33を仕切壁3や側壁
5aに吸着させることにより、ゴムシート35を仕切壁
3等に圧接させてシール性を図り、可動式壁パネル13
を固定する構造としたが、第16図又は第17図の如き
構造によって可動式壁パネル13のシール性と固定を図
ってもよい。
即ち、第16図中、符号109は仕切壁3や側壁5aに
取り付けられたソレノイドで、当該ソレノイド109は
、可動式壁パネル13が設置される複数の位置に予め縦
方向に設けられている。又、符号111は可動式壁パネ
ル13側部の凹部13b内にスライド可能に装着された
鉄製のストッパで、当該ストッパ111は移動つまみ1
13によって矢印方向へスライドできるようになってい
る。
そして、洗面所15.乾燥室17.浴室19に設けた何
れかのスイッチを操作して所定のソレノイド109に通
電すると、当該ソレノイド109が上記ストッパ111
を吸着するようになっている。そして、斯様にストッパ
111がソレノイド109に吸着されると、ストッパ1
11がゴムシート35をソレノイド109に圧接してシ
ール性を図ると共に、可動式壁パネル13の移動を規制
するようになっている。又、ソレノイド109の磁力を
電気的に解除して移動つまみ113でストッパ111を
後退させると、再び可動式壁パネル13が矢印方向へ移
動できるようになっている。
又、第17図は上記ストッパ111に代えてこれをソレ
ノイド115に置き換え、そして、仕切壁3や側壁5a
の全面にソレノイド117を装着したものである。そし
て、可動式壁パネル13を移動させるときには、切替ス
イッチ119によって可動式壁パネル13と仕切壁3の
ソレノイド115.117の極が同一極で接するものと
し、可動式壁パネル13を仕切壁3に固定するときには
、両ソレノイド115,117を異なる極で密着させる
ようにしたものである。尚、符号121は電池である。
而して、これらの構造によっても、上記実施例と同様、
所期の目的を遠戚することが可能である。
又、第17図中のソレノイド115に代えて、これを第
16図のストッパ111に置き換えてもよく、ソレノイ
ド117にストッパ111を吸着させてシール性を図っ
てもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明に係る可変浴室ユニットは、
一つの単位空間内を、浴室、乾燥室及び洗面所用の共同
空間と、トイレ用空間と、浴室1乾燥室、洗面所及びト
イレ用の各設備機器とこれらの配管を取り付ける設備用
空間とに区画し、上記共同空間に、当該共同空間内を浴
室、乾燥室及び洗面所に区画する密閉性を持った複数の
可動式壁パネルを取り付け、上記設備用空間に浴室、乾
燥室、洗面所及びトイレ用の各設備機器とこれらの配管
を設けたものであるから、従来に比し短い工期で浴室や
洗面所が設置でき、因って、建築現場での省力化及び工
期の短縮が図れる利点を有する。
又、可動式壁パネルを移動することによって、例えば週
末には浴室と乾燥室、洗面所全体のスペースを家族全員
が入浴できるホームリゾートとして、又、昼間はこれら
を洗濯物の広い乾燥スペースとして利用できる等、狭い
空間を利用目的に応じて有効に活用できることとなった
。然も、可変浴槽の幅を変えることによって、小人数か
ら多人数の入浴スタイルに対応できる効果も併せて有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る可変浴室ユニットの斜
視図である。 第2図は可動式壁パネルの斜視図である。 第3図は第2図の■−■線端面図である。 第4図は引戸のシール構造を示す端面図である。 第5図乃至第7図は可変浴槽の動きを示す側面図である
。 第8図は壁面部材のシール構造を示す端面図である。 第9図は床材の斜視図である。 第10図は設備機器のシステムフローである。 第11図乃至第13図は可動式壁パネルの移動による浴
室及び乾燥室の利用形態を示す平面図である。 第14図は可変浴室ユニットの設置例を示す説明図であ
る。 第15図は可動式壁パネルの変形例に係る自動走行装置
の概略構成図である。 第16図及び第17図は可動式壁パネルの変形例に係る
シール構造の要部端面図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 1・・・可変浴室ユニット 3.4・・・仕切壁 5・・・共同空間 7・・・トイレ 9・・・設備用空間 11・・・シール部 13・・・可動式壁パネル 15・・・洗面所 17・・・乾燥室 19・・・浴室 21.31・・・ギヤ 25・・・ガイドレール 29・・・チェーン 33・・・ソレノイド 35・・・ゴムシート 37・・・引戸 39・・・可変浴槽。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一つの単位空間内を、浴室、乾燥室及び洗面所用
    の共同空間と、トイレ用空間と、浴室,乾燥室,洗面所
    及びトイレ用の各設備機器とこれらの配管を取り付ける
    設備用空間とに区画し、上記共同空間に、当該共同空間
    内を浴室,乾燥室及び洗面所に区画する密閉性を持った
    複数の可動式壁パネルを取り付け、上記設備用空間に浴
    室,乾燥室,洗面所及びトイレ用の各設備機器とこれら
    の配管を設けてなることを特徴とする可変浴室ユニット
JP1341756A 1989-12-29 1989-12-29 可変浴室ユニット Pending JPH03202562A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1341756A JPH03202562A (ja) 1989-12-29 1989-12-29 可変浴室ユニット

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JP1341756A JPH03202562A (ja) 1989-12-29 1989-12-29 可変浴室ユニット

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ID=18348519

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JP1341756A Pending JPH03202562A (ja) 1989-12-29 1989-12-29 可変浴室ユニット

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