JP2008031651A - 間仕切り構造 - Google Patents

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Ayako Kasai
彩子 笠井
Katsuhiko Omote
勝彦 表
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Abstract

【課題】トイレ室と洗面脱衣室との間の間仕切り壁の壁厚を効率良く用いて、しかも、トイレ室において生ずるトイレ室空間の狭小感がなく、トイレ室側に使い勝手の良好な手洗い手段を設け得るようにした間仕切り構造を容易に構成、提供する。
【解決手段】洗面脱衣室D側に洗面化粧手段Bを、トイレ室E側に手洗い手段Cを背中合わせの状態に備える間仕切り体A’を備えて、洗面脱衣室Dとトイレ室Eとを仕切るようにしてある
間仕切り構造。
【選択図】図1

Description

この発明は、洗面脱衣室とトイレ室間を、洗面脱衣室側に洗面化粧手段を、トイレ室側に手洗い手段を備える間仕切り体を備えて仕切るようにした間仕切り構造の提供に関する。
通例、洗面脱衣室は間仕切り壁によって他の居住空間、例えば、トイレ室、寝室、リビング等と区分されて構成してあり、洗面脱衣室に備えられる洗面化粧台は当該洗面脱衣室内における洗面化粧の手段としてのみ用いられていた。
かかる点から、例えば、寝室等の洗面手段を備えていない居住空間において各種の水を用いた化粧や化粧落し等をする場合にあっては、逐一、洗面脱衣室まで移動して化粧処理や化粧落とし処理をする必要があった。
そこで、洗面側の室と寝室との間に洗面化粧台を設置して、この洗面化粧台で当該洗面側の室と寝室とを仕切る間仕切り壁を構成する試みがなされている(例
えば、特許文献1)。
特開平11−324186号公報
この洗面化粧台を用いた間仕切り構造にあっては、設置されている洗面化粧台における給水・給湯手段を、この洗面化粧台の背面側からも該洗面化粧台におけるミラー部分を開閉させて用い得るようにしたものであって、寝室側からの使い勝手が特殊であるため、寝室側からの使い勝手に難があり、また、寝室側から洗面化粧台における給水・給湯手段を用いる場合、両室が特異な形態で連通状態とされることから、それぞれの居住空間における調和されている意匠性を損なう不具合や、プライバシー保護などの面に難があった。
一般的な住宅設計において、トイレ室は必要最小限の空間を備えて構成されるケースが多く、このトイレ室内に手洗い手段や収納手段を設けた場合、トイレ室内における狭小感が増幅されるおそれがあった。
かかる点から、トイレ室の側から当該トイレ室の間仕切り壁の壁厚内を活用するように各種収納手段や手洗い手段を設けることが試みられている。
しかしながら、トイレ室の側から当該トイレ室の間仕切り壁の壁厚を活用して当該壁内に収納空間を設ける場合にあっても、壁厚に限界があり、トイレ室内において用いられる各種用具やトイレットペーパー等を収納する収納空間を構成する場合、当該収納空間を構成する収納庫や収納棚の一部がトイレ室の内方に突き出すように構成する必要があった。
また、トイレ室の側に、このトイレ室の間仕切り壁の壁厚を活用しながら手洗い装置を設ける場合にあっても、トイレ室の壁面から、この手洗い装置における前端側を、ほぼ150mmほど突き出すように設ける必要があり、トイレ室における空間の狭小感は免れ難いものでった。
また、前記特許文献1に開示されている洗面化粧台では、トイレ室側からの手洗いや、プライバシー保護など種々の点で用い難いものであった。
この発明は、かかる従前における不具合を解消して、トイレ室と洗面脱衣室間の間仕切り壁の壁厚を効率良く活用し、しかも、トイレ室における空間の狭小感を生ずることなく、トイレ室側に使い勝手の良好な手洗い手段を設け得るようにした間仕切り構造の提供をなそうとするものである。
この発明は、前記課題を解決するために、洗面脱衣室側に洗面化粧手段を、トイレ室側に手洗い手段を背中合わせの状態に備える間仕切り体を備えて、洗面脱衣室とトイレ室とを仕切るようにしてあることを特徴とする間仕切り構造としてある。
このように構成される間仕切り構造にあっては、洗面脱衣室とトイレ室とを間仕切る間仕切り体が、洗面脱衣室側に洗面化粧手段を、また、トイレ室側に手洗い手段を備えていることから、トイレ室側に手洗い手段の設置に伴うトイレ室使用時における空間の狭小感がなく、かつ、通例の使用態様において用い得る手洗い手段を構成することができる。
また、このように構成される間仕切り構造にあっては、通例、間仕切り壁に沿ったトイレ室側においてなされる手洗い手段の設備工事と、洗面脱衣室側においてなされる洗面化粧手段の設備工事とを、それぞれになす必要がなく、間仕切り体の構成に際して、両者を同時に設置することができる。
また、このように構成される間仕切り構造にあっては、洗面化粧手段に必要とされる給水・給湯のための配管や排水施工と、手洗い手段に必要とされる給水・給湯のための配管や排水施工とを、それぞれ別に施工することなく、これらを一括して、給水・給湯管や排水管の施工をすることができる。
また前記間仕切り構造において、前記洗面化粧手段が、キャビネット部と、このキャビネット部上に備えられる洗面ボールを備えるカウンター部と、このカウンター部の上方に備えられる化粧ミラー部とを備えており、前記手洗い手段が、キャビネット部と、このキャビネット部上に備えられる手洗いボールを備えるカウンター部とを備えている間仕切り構造にあっては、前記特長に併せて、トイレ室と洗面脱衣室間に洗面化粧手段と手洗い手段とを備える間仕切り体を、簡易に、かつ、効果的に設けることができる。
また、前記間仕切り構造において、前記洗面化粧手段が、キャビネット部と、このキャビネット部上に備えられる洗面ボールを備えるカウンター部と、このカウンター部の上方に備えられる化粧ミラー部及び収納部とを備えており、前記手洗い手段が、キャビネット部と、このキャビネット部上に備えられる手洗いボールを備えるカウンター部と、このカウンター部の上方に備えられる収納部とを備えている間仕切り構造にあっては、前記特長に併せて、洗面脱衣室側に洗面化粧手段及び収納手段を、また、トイレ室側にトイレ室の室内空間を損なうことなく手洗い手段及び収納手段を備える間仕切り体を、簡易に、かつ、効果的に設けることができる。
また、前記間仕切り構造において、前記間仕切り体における洗面ボールを備えるカウンター部と手洗いボールを備えるカウンター部とが一体的に構成してある間仕切り構造にあっては、前記特長に併せて、洗面脱衣室側の洗面化粧手段とトイレ室側の手洗い手段とを効率良く構成することができ、製作コスト、施工コストが割安とされ、洗面及び手洗い部分における防水処理を簡易な構成で、かつ容易になすことができる。
また前記間仕切り構造において、前記洗面ボールを備えるカウンター部と手洗いボールを備えるカウンター部とが一個のキャビネット上に組み付け得るようにしてある間仕切り構造にあっては、前記特長に併せて、洗面化粧手段及び手洗い手段を効率よく、かつ、簡易に製作でき、しかも、容易に設置して間仕切り体を構成することができる。
また前記間仕切り構造において、前記化粧ミラー部の背面側にあって当該ミラー部の開閉によって開閉される収納部と、トイレ室側から開閉される収納部とを背中合わせ状態に備えるキャビネットを、前記洗面ボールを備えるカウンター部及び手洗いボールを備えるカウンター部の上方に備えている間仕切り構造にあっては、トイレ室側の室内空間に突き出すことなく当該トイレ室において用いる各種物品の収納に都合の良い収納部を、容易に、かつ、確実に構成することができる。
かかる構成からなる間仕切り構造にあっては、洗面脱衣室とトイレ室間に備えられる間仕切り壁の壁厚部分を有効に活用して、トイレ室側に効果的に用い得る手洗い手段を、洗面脱衣室側に有効に用い得る洗面化粧手段を、当該洗面脱衣室及びトイレ室における快適な使用性を損なうことなく、容易に、かつ、安価に構成することができる。
以下、図1〜図5にもとづいて、この発明を実施するための最良の形態に係る間仕切り構造Aについて説明する。
なお、ここで図1は、当該発明を実施するための最良の形態に係る典型的な間仕切り構造Aを縦向きに断面して正面側から見て、図2は、この間仕切り構造Aで仕切られた住宅の一部を水平向きで断面して上方から見て、図3は、この間仕切り構造Aをなす間仕切り体A’の典型例を洗面脱衣室D側から見て、また、図4は、この間仕切り体A’をトイレ室E側から見て示している。また、図5は、この間仕切り構造Aに組み込まれている給水・給湯のシステム構成を示している。
この発明に係る間仕切り構造Aは、洗面脱衣室D側に洗面化粧手段Bを、トイレ室E側に手洗い手段Cを背中合わせの状態に備える間仕切り体A’を備えて、洗面脱衣室Dとトイレ室Eとを仕切るように構成してある。
かかる間仕切り体A’を備えて構成される間仕切り構造Aは、洗面脱衣室D側に洗面化粧手段Bを、また、トイレ室E側に手洗い手段Cを備えるものであれば、いかなる形態で構成してあってもよい。
例えば、トイレ室Eと洗面脱衣室Dとの仕切りをなすに際して、洗面化粧手段Bと手洗い手段Cとを備えるように間仕切り体A’を当該仕切り施工において構成し、ここで構成される間仕切り体A’のみでトイレ室Eと洗面脱衣室Dとの間を仕切るように構成しても、また、この間仕切り体A’を備えるように間仕切り構造Aを構成するようにしてあってもよい。
また、例えば、トイレ室Eと洗面脱衣室Dとの仕切りをなす際に、洗面化粧手段Bと手洗い手段Cとを備えた間仕切り体A’を別段に構成用意し、この別段に構成用意された間仕切り体A’をトイレ室Eと洗面脱衣室Dとの間に組み入れ、あるいは、当該間仕切り体A’をトイレ室Eと洗面脱衣室D間との間に備えられる間仕切り壁A”aに組み入れて間仕切りをなすようにしてあってもよい。
このように構成される間仕切り構造Aにあっては、洗面脱衣室Dとトイレ室Eとを間仕切る間仕切り体A’が、洗面脱衣室D側に洗面化粧手段Bを、また、トイレ室E側に手洗い手段Cを備えていることから、トイレ室E側に手洗い手段Cの設置に伴うトイレ使用時における空間の狭小感がなく、かつ、通例の使用態様において用い得る手洗い手段Cを構成することができる。
また、このように構成される間仕切り構造Aにあっては、通例、間仕切り壁A”aに沿ったトイレ室E側においてなされる手洗い手段Cの設備工事と、洗面脱衣室D側においてなされる洗面化粧手段Bの設備工事とを、それぞれになす必要がなく、間仕切り体A’の構成に際して、両者を同時に設置することができる。
また、このように構成される間仕切り構造Aにあっては、洗面化粧手段Bに必要とされる給水・給湯のための配管や排水施工と、手洗い手段Cに必要とされる給水・給湯のための配管や排水施工とを、それぞれ別に施工することなく、これらを一括して、給水・給湯管や排水管の施工をすることができる。
また前記間仕切り構造Aにおいて、前記洗面化粧手段Bが、キャビネット部10aと、このキャビネット部10a上に備えられる洗面ボール23を備えるカウンター部21と、このカウンター部21の上方に備えられる化粧ミラー部30とを備えており、前記手洗い手段Cが、キャビネット部10bと、このキャビネット部10b上に備えられる手洗いボール24を備えるカウンター部22とを備えている間仕切り構造Aにあっては、前記特長に併せて、トイレ室Eと洗面脱衣室D間に洗面化粧手段Bと手洗い手段Cとを備える間仕切り体A’を、簡易に、かつ、効果的に設けることができる。
ここで洗面化粧手段Bをなす洗面ボール23及びカウンター部21は、洗面化粧に適するものであれば、いかなる形態からなるものであってもよく、洗面ボール23をカウンター部21に載せかけ、あるいは、嵌め付けて構成してあっても、両者を一体に構成してあってもよい。また、ここで手洗い手段Cをなす手洗いボール24及びカウンター部22は、手洗いに適するものであれば、いかなる形態からなるものであってもよく、手洗いボール24をカウンター部22に載せかけ、あるいは、嵌め付けて構成してあっても、両者を一体に構成してあってもよい。
また、洗面ボール23を備えるカウンター部21の備えられるキャビネット部10aと、手洗いボール24を備えるカウンター部22の備えられるキャビネット部10bは、これらをトイレ室Eと洗面脱衣室D間の間仕切り施工の際に構成するようにしてあっても、また、前もって構成用意するようにしてあってもよい。また、かかるキャビネット部10a、10bは、これらを各別に構成してあっても、両者を一体のものとして構成してあってもよい。
また、前記間仕切り構造Aにおいて、前記洗面化粧手段Bが、キャビネット部10aと、このキャビネット部10a上に備えられる洗面ボール23を備えるカウンター部21と、このカウンター部21の上方に備えられる化粧ミラー部30及び収納部40aとを備えており、前記手洗い手段Cが、キャビネット部10bと、このキャビネット部10b上に備えられる手洗いボール24を備えるカウンター部22と、このカウンター部22の上方に備えられる収納部40bとを備えている間仕切り構造Aにあっては、前記特長に併せて、洗面脱衣室D側に洗面化粧手段B及び収納手段を、また、トイレ室E側にトイレ室Eの室内空間を損なうことなく手洗い手段C及び収納手段を備える間仕切り体A’を、簡易に、かつ、効果的に設けることができる。
かかる洗面化粧手段Bを構成するキャビネット部10aと、洗面ボール23を備えるカウンター部21と、化粧ミラー部30及び収納部40aは、これらをトイレ室Eと洗面脱衣室D間の間仕切り施工に際して構成するようにしてあっても、また、前もって構成用意することで間仕切り体A’を構成するようにしてあってもよい。また、これらのキャビネット部10a、洗面ボール23を備えるカウンター部21、化粧ミラー部30及び収納部40aを、それぞれ別段の構成体としてあっても、また、一体に構成してあってもよい。
また、かかる手洗い手段Cを構成するキャビネット部10bと、手洗いボール24を備えるカウンター部22及び収納部40bは、これらをトイレ室Eと洗面脱衣室D間の間仕切り施工に際して構成するようにしてあっても、また、前もって別段に構成用意することで間仕切り体A’を構成するようにしてあってもよい。また、これらのキャビネット部10b、手洗いボール24を備えるカウンター部22及び収納部40bを、それぞれ別段の構成体としてあっても、また、一体に構成してあってもよい。
また、前記間仕切り構造Aにおいて、前記間仕切り体A’における洗面ボール23を備えるカウンター部21と手洗いボール24を備えるカウンター部22とが一体的に構成してある間仕切り構造Aにあっては、前記特長に併せて、洗面脱衣室D側の洗面化粧手段Bとトイレ室E側の手洗い手段Cとを効率良く構成することができ、製作コスト、施工コストが割安とされ、洗面及び手洗い部分における防水処理を簡易な構成で、かつ容易になすことができる。
また前記間仕切り構造Aにおいて、前記洗面ボール23を備えるカウンター部21と手洗いボール24を備えるカウンター部22とが一個のキャビネット10上に組み付け得るようにしてある間仕切り構造Aにあっては、前記特長に併せて、洗面化粧手段B及び手洗い手段Cを効率よく、かつ、簡易に製作でき、しかも、容易に設置して間仕切り体A’を構成することができる。
また前記間仕切り構造Aにおいて、前記化粧ミラー部30の背面側にあって当該ミラー部30の開閉によって開閉される収納部40aと、トイレ室E側から開閉される収納部40bとを背中合わせ状態に備えるキャビネット40を、前記洗面ボール23を備えるカウンター部21及び手洗いボール24を備えるカウンター部22の上方に備えている間仕切り構造Aにあっては、トイレ室E側の室内空間に突き出すことなく当該トイレ室Eにおいて用いる各種物品の収納に都合の良い収納部を、容易に、かつ、確実に構成することができる。
ついで、図1〜図5に示されている間仕切り構造Aについて具体的に説明する。この図示例に係る間仕切り構造Aは、洗面脱衣室D側に洗面化粧手段Bを、トイレ室E側に手洗い手段Cを背中合わせの状態に備える間仕切り体A’を備えて、洗面脱衣室Dとトイレ室Eとを仕切るように構成してある。
この図示例に係るトイレ室Eと洗面脱衣室D間を仕切る間仕切り構造Aは、一部が外壁A”yから連続されている間仕切り壁A”aと、この間仕切り壁A”aに連続した垂れ壁A”a’と、廊下G等の他の居住空間と当該トイレ室E及び洗面脱衣室D間を仕切る間仕切り壁A”bとの間に間仕切り体A’を組み入れて構成してある。
この図示例にあっては、外壁A”yと廊下G等の他の居住空間間を間仕切る間仕切り壁A”bとの間にあって、間仕切り壁A”c及び当該間仕切り構造Aに係る間仕切り体A’とでトイレ室Eを、当該間仕切り構造Aに係る間仕切り体A’と間仕切り壁A”dとの間に洗面脱衣室Dを、更に間仕切り壁A”dで間仕切りされた浴室Fをそれぞれ設けてあり、トイレ室Eの前面側の出入り口EaにはドアEa’が、また、洗面脱衣室Dの出入り口Daには引き戸Da’が、また、洗面脱衣室Dから浴室Fへの出入り口Faには折り戸Fa’が設けてあり、更に、洗面脱衣室Dの外壁A”yには窓Dbを設けてある。
また、トイレ室Eには洋式大便器H及び手洗い手段Cが、また、洗面脱衣室Dには洗面化粧手段B及び洗濯機Kが、浴室Fには浴槽Lが備え付けてある。
かかるトイレ室Eと洗面脱衣室D間に備えられる間仕切り体A’は、前記間仕切り壁A”a、垂れ壁A”a’と間仕切り壁A”b間に構成される空間を塞ぐように備え付けられる。
この図示例にあっては、台輪部11’を備えてキャビネット部10aとキャビネット部10bとを一体に備えるように構成されたフロア備え付け状のキャビネット10と、このキャビネット10上に備え付けられて洗面ボール23を一体に備えるカウンター部21、及び、手洗いボール24を一体に備えるカウンター部22を一体的に備えるように構成してある洗面・手洗い体20と、この洗面・手洗い体20の上方にあって、洗面脱衣室D側に化粧ミラー部30を備え、かつ、この化粧ミラー部30を構成するミラー付き扉30aで開閉される収納部40aと、トイレ室E側から用いられる収納部40bを背中合わせ状態に備えているキャビネット40とを備えるように間仕切り体A’を構成してある。
かかる間仕切り体A’を構成するキャビネット10は、上部に洗面・手洗い体20を備え付け得る横幅と奥行き幅とを備える構成としてあり、上部に備え付ける洗面・手洗い体20のカウンター部21が洗面に都合の良い高さとされ、また,カウンター22が手洗いに都合の良い高さとなる縦幅に構成してある。
この図示例に係るキャビネット10は、台輪部11’を備えて、底板11a、両側板11b、11bと上板11cとを備えるボックス状部11と、このボックス状部11の前後から当該ボックス状部11内に出し入れされ、かつ、当該ボックス状部11の前後の開口を各前板で密に塞ぐように組み付けられる抽斗12a、12a…で構成してある。かかるキャビネット10内は、配管スペースを除いて洗濯用洗剤、洗面化粧用具、トイレ室Eの掃除用具、便器の掃除用具等に収納スペースとして用いることができる。
また、このキャビネット10のトイレ室E側には、前記抽斗12aを備えていないキャビネット部分を設け、このキャビネット部分にトイレットペーパーロール13aの装着凹部13を設けてある。
かかるキャビネット10上に備え付けられる洗面・手洗い体20は、例えば、各種のプラスチック成形体、強化プラスチック成形体、プラスチックを含む複合材からなる成形体等で構成することができる。この洗面・手洗い体20は、洗面ボール23を一体に有するカウンター部21と、手洗いボール24を一体に有するカウンター部22とをバックガード機能を備える起立部27の前後に背中合わせ状態に一体に備えた構成としてあり、所要強度を備えるように必要な肉厚部や補強リブを備える構成としてある。また、キャビネット10、40等との取り合わせのために必要とされる形態を備えるように構成してある。
この図示例にあっては、洗面化粧に必要とされる大きさを備える洗面ボール23の備え付けができ、しかも、洗面化粧時に必要とされるスペースを備えた平らな面を当該洗面ボール23の両側に備えて構成されているカウンター部21と、手洗いボール24の備え付けができ、しかも、当該手洗いボール24の使用に都合のよい空間をもたらし得る平らな面のスペースを備えて構成されるカウンター部22とを、起立部27挟むように設けてある。
かかる洗面ボール23と手洗いボール24には、それぞれ混合栓23a、24aが設けてあり、給水管25a、給湯管25bで給水・給湯し得る構成としてあると共に排水管26で使用湯水を排出しうるように構成してある。
かかる洗面・手洗い体20の上方に備え付けられるキャビネット40は、洗面脱衣室D側に収納部40aを、トイレ室E側に収納部40bを背中合わせ状態に備えて構成してある。かかる洗面脱衣室D側にある収納部40aは、カウンター部21上に備えられる化粧ミラー部30を合わせ鏡として回動可能に構成することによって回動自在な各ミラー部分を活用して、その背面側に凹部を設け、この凹部の前面に当該凹部を開閉するようにミラー付きの扉30aを設けることで構成することができる。
この図示例に係るキャビネット40は、前記洗面・手洗い体20上に起立されている両側板41と、この両側板41を連結している上板42と、トイレ室E及び洗面脱衣室D間を仕切るように前記起立部27上に連続されて組み付けられている仕切り板43と、底板44及び底部材45とで構成されるボックス状体としてあり、洗面脱衣室D側にあっては、上板42の下面に照明ボックス46を設けてあり、この照明ボックス46内に蛍光管等の光源46aを設けてある。
かかるキャビネット40における洗面脱衣室D側は、前記照明ボックス46と底部材45と、両側板41及び仕切り板43との間に構成される凹部を収納部40aとするようにミラー付きの扉30aで、当該凹部の前面側を塞いであり、この扉30aにおけるミラーで化粧ミラー部30を構成してあり、当該ミラー部30は、この開閉される扉30aを適宜回動操作することで合わせ鏡状態にして用いることができる。
かかる収納部40aには、使い勝手の良いように適宜棚板を設け、洗面化粧に必要な各種化粧品や、歯磨き手段、ひげ剃り手段等を分別収納し得るようにしてある。また、底部材45は、これを中空に構成することで配線スペースとすることができ、コンセント等を適宜設けることで、洗面化粧に都合の良い電源手段を備えた間仕切り体A’とすることができる。
また、キャビネット40におけるトイレ室E側には、上板42と両側板41及び底板44並びに仕切り板43との間に構成される凹部を収納部40bとするように扉47が設けてあり、この扉47の内側に、トイレ室Eにおいて用いられるトイレットペーパー、手ふき、消臭剤等を都合良く分別収納し得るように棚が設けてある。
このようにして構成される間仕切り体A’は、この図示例におけるように、間仕切り体A’におけるキャビネット10の抽斗12aの前面板と、キャビネット40における扉47とを、トイレ室Eにおける間仕切り壁A”aの壁面に、ほぼ面一の状態になるように構成することができる。また、手洗いボール24部分の膨らみを除いたカウンター部22の前端縁を、この図示例におけるように、トイレ室Eにおける間仕切り壁A”aの壁面に、ほぼ面一の状態となるように構成することができる。
この結果、トイレ室E側に、洗面脱衣室Dとの間に備えられる間仕切り壁A”aの壁厚以上の任意の奥行きを備える収納部40bを構成することができる。また、トイレ室E側に張り出すことなく、任意の奥行きを備える使い勝手の良い手洗いを設けることができる。
また、かかる構成からなる間仕切り体A’を備える間仕切り構造Aにあっては、従来、トイレ室E側と洗面脱衣室D側とにおいて各別になされていた洗面化粧装置の備え付けと、手洗い装置の備え付けとを同時に、しかも、各部材を共用させて設けることができる。
また、洗面化粧と手洗いの各水回りを共用状態に設けることができ、給水・給湯のための配管及び排水を統一した状態で施工・管理することができる。
また、かかる間仕切り体A’を間仕切り壁A”aと別段に構成することによって、現場施工が容易とされ、かつ、仕上がり精度の良好な水回り施工をなすことができる。
典型的な間仕切り構造の要部の縦断面図 同平断面図 同間仕切り体を洗面脱衣室側から見た正面図 同間仕切り体をトイレ室側から見た正面図 同各混合栓に対する給水・給湯を示す模式図
符号の説明
A 間仕切り構造
A’ 間仕切り体
A”a 間仕切り壁
B 洗面化粧手段
C 手洗い手段
D 洗面脱衣室
E トイレ室
10a キャビネット部
10b キャビネット部
20 洗面・手洗い部
21 カウンター部
22 カウンター部
23 洗面ボール
24 手洗いボール
30 化粧ミラー部
40 キャビネット部
40a 収納部
40b 収納部

Claims (7)

  1. 洗面脱衣室側に洗面化粧手段を、トイレ室側に手洗い手段を背中合わせの状態に備える間仕切り体を備えて、洗面脱衣室とトイレ室とを仕切るようにしてあることを特徴とする間仕切り構造。
  2. 前記洗面化粧手段が、キャビネット部と、このキャビネット部上に備えられる洗面ボールを備えるカウンター部と、このカウンター部の上方に備えられる化粧ミラー部とを備えており、前記手洗い手段が、キャビネット部と、このキャビネット部上に備えられる手洗いボールを備えるカウンター部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の間仕切り構造。
  3. 前記洗面化粧手段が、キャビネット部と、このキャビネット部上に備えられる洗面ボールを備えるカウンター部と、このカウンター部の上方に備えられる化粧ミラー部及び収納部とを備えており、前記手洗い手段が、キャビネット部と、このキャビネット部上に備えられる手洗いボールを備えるカウンター部と、このカウンター部の上方に備えられる収納部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の間仕切り構造。
  4. 前記間仕切り体が、キャビネット部と、このキャビネット部上に備えられる洗面ボールを備えるカウンター部と、このカウンター部の上方に備えられる化粧ミラー及び収納部とを備える洗面化粧手段と、キャビネット部と、このキャビネット部上に備えられる手洗いボールを備えるカウンター部と、このカウンター部の上方に備えられる収納部とを備える手洗い手段とを一体に備えていることを特徴とする請求項1に記載の間仕切り構造。
  5. 前記間仕切り体における洗面ボールを備えるカウンター部と手洗いボールを備えるカウンター部とが一体的に構成してあることを特徴とする請求項2、請求項3又は請求項4に記載の間仕切り構造。
  6. 前記洗面ボールを備えるカウンター部と手洗いボールを備えるカウンター部とが一個のキャビネット上に組み付け得るようにしてあることを特徴とする請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5に記載の間仕切り構造。
  7. 前記化粧ミラー部の背面側にあって当該ミラー部の開閉によって開閉される収納部と、トイレ室側から開閉される収納部とを背中合わせ状態に備えるキャビネットを、前記洗面ボールを備えるカウンター部及び手洗いボールを備えるカウンター部の上方に備えていることを特徴とする請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6に記載の間仕切り構造。
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JP2010255255A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Panasonic Electric Works Co Ltd 間仕切り壁構造

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