JPH03202163A - 電気集塵機及び脱臭方法 - Google Patents

電気集塵機及び脱臭方法

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JPH03202163A
JPH03202163A JP2279166A JP27916690A JPH03202163A JP H03202163 A JPH03202163 A JP H03202163A JP 2279166 A JP2279166 A JP 2279166A JP 27916690 A JP27916690 A JP 27916690A JP H03202163 A JPH03202163 A JP H03202163A
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JP
Japan
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acid
deodorizing
treated
filter
iron
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JP2279166A
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English (en)
Inventor
Yozo Takemura
竹村 洋三
Tamio Noda
多美夫 野田
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Electrostatic Separation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気集塵機から発生する臭気の除去方法及び脱
臭装置を備えた電気集塵機に関する。
従来の技術 電気集塵機は電気力を用いた集塵機で、一般にコロナ放
電を利用したイオン荷電粒子のクーロン力により、集塵
し、室内を適度なイオン状態に保つ。
人体に最も有害といわれる0、001ミクロンまでの微
細な埃や、バクテリアやウィルスなどの雑菌も埃ととも
に吸いとり、更に発生するオゾンの強力な酸化力により
脱臭及び殺菌を行い、室内を清潔に保つ空気清浄機であ
る。
しかしながら、空気又は酸素の中で放電されるため、常
にオゾン(o3)を生じ、その持っている特有の臭いに
よって容易に感知される。又脱臭の点ではオゾンではN
H3系の脱臭能力がない。
通常電気集塵機によって発生するオゾンは0.05〜0
.10ppmであるが、特有の不快臭及び健康上のため
、o、osppm以下、好ましくは0.02Pp11以
下に迄、除去することが望まれている。
脱03方法としては、 (1)活性炭による吸着、(2)シリカゲルによる吸着
、(3) MnD catを用いる方法があるが、(1
) ノ方法は発火の危険性があること、(2)の方法は
水を同時に吸着すること、(3)の方法は反応に80〜
100℃の加熱が必要なこと、等のため、いずれも電気
集塵機に採用するには問題があった。
発明が解決しようとする課題 本発明は、新規な脱臭装置を用い、簡易にもの脱臭を行
うこと及びオゾンで脱臭出来ない石油ストーブ等に起因
する排ガス(NH3,NoX、 SOX等)を除去する
ことを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、 1、電気集塵機の排気部にFe、 Mn、 Ni、 Z
刀、及びCrからなる群から選ばれた1種又は2種以上
の金属からなる通気性体で表面をアスコルビン酸、並び
にグルコン酸、クエン酸、酒石酸、タンニン酸、及び没
食子酸からなる群から選ばれた多塩基酸(アスコルビン
酸を含む、以下同じ。)の1種又は2種以上で処理した
フィルターを設置することにより、排気を脱臭すること
を特徴とする脱臭方法。
2、通気性体が三次元網目状のFe、 Mn、 Ni、
 Zn、及びCrからなる群から選ばれた1種又は2種
以上の金属の三次元網目状多孔体であり、且つ焼結した
ものである請求項1記載の方法。
3、電気集塵機の排気部にFe、 In、 Ni、Zn
、及びCrからなる群から選ばれた1種又は2種以上の
金属からなる通気性体で表面を多塩基酸で処理したフィ
ルターを設置してなる脱臭機能を右する電気集塵機。
4、電気集塵機の排気部に通気性体の表面を多塩基酸で
処理し、さらにその表面を塩基性物質又は及び水酸化鉄
で処理したフィルターを設置することにより、排気を脱
臭することを特徴とする脱臭方法。
5、電気集塵機の排気部に通気性体の表面を多塩基酸で
処理し、さらにその表面を塩基性物質又は及び水酸化鉄
で処理したフィルターを設置してなる脱臭機能を有する
電気集塵機。
6、電気集塵機の排気部に、三次元網目状の不織布にF
e、 Mn、 Ni、 Zn、又はCrをメッキ又は溶
射し、さらにその表面を多塩基酸で処理したフィルター
を設置することにより、排気を脱臭することを特徴とす
る脱臭方法。
である。
以下詳細に説明する。
作用 本発明は、Fe、 Kn、 、Ni、 Zn、及びCr
からなる群から選ばれた1種又は2種以上の金属を担持
体としてその表面をアスコルビン酸、並びにクエン酸、
グルコン酸、酒石酸、タンニン酸、及び没食子酸からな
る群(アルコルビン酸を含めて、以下多塩基酸ともいう
。)から選らばれた1種又は2種以上の多塩基酸で処理
すると、Fe、 In、 Ni、Zn、 Crあるいは
多塩基酸はそれ自体では脱臭力はないが、NH3,H2
S系臭気ガスに脱臭効果を発揮するだけでなく、脱へ効
果を発揮する。この反応機構については不明であるが、
下記のように多塩基酸が鉄等の金属と反応生成物、たと
えば錯体を生成し、以下のような作用で脱臭効果が生ず
るものと思われる。
Fe、 Mn、 )li、 Zn、 Crの1種又は2
種以上からなる金属と多塩基酸が共存すると、例えばN
H3を強力に脱臭することについては、特願平1−13
59813号、特願平1−182579号で詳細に述べ
た。
即ち金属を多塩基酸処理すると、金属の表面に金属と多
塩基酸の反応生成物が生成する。例えばFeをアルコル
ビン酸で処理すると、鉄−アルコルビン酸反応生成物が
鉄の表面に生成する。
これがNH3ガスに接触すると、−次的にはNH3ガス
が反応生成物に吸着し、吸着物となるが、金属鉄、大気
中02、湿度の相互作用によって吸着物中のNH3が鳥
、H,Oに酸化分解除去されるため、NH3吸収力は長
期間に渡って続くことになる。
又、この鉄及び鉄・アスコルビン酸反応生成物− が大気中でオゾンガスに接触すると、屯→も+・OHと
なり、このOHラジカルが反応生成物中のFe’+イオ
ンと配位結合して、吸着する。長期間オゾンガスと接触
して鉄・アスコルビン酸反応生成物中のアスコルビン酸
がデヒドロ化アスコルビン酸となると金属鉄と大気中も
、湿分の相互作用によって、アスコルビン酸に還元再生
され、再び新たに鉄−アスコルビン酸反応生成物を生成
し、新たに脱オゾン反応に参画し、長期間に渡って脱オ
ゾン効果が続く。
多塩基酸には多種類あるが我々の実験では、アスコルビ
ン酸、クエン酸、グルコン酸、酒石酸、タンニン酸、没
食子酸はほぼ同等の脱臭効果、脱オゾン効果があること
が判った。この他EDTA、NTA(りんご酸)、ピロ
リン酸等も実験したが、効果は半分以下であった。
又、金属としては、MnあるいはFeとInからなる合
金等は、Feと同等以上の効果があり、特に、H2S系
の脱臭については、肚が含まれてくると強力になる事が
判った。又、Ni、 Zn、 Cr又はそれらの合金に
ついても同様の効果がある。
本発明では、多塩基酸の担持体となる金属を通気性のあ
る状態とした多孔体とし、その表面を多塩基酸処理する
ものである。
通気性ある状態の多孔体としては、例えば、金属ウール
をたばねたものとか、板状のものに小孔を多数あけた多
孔板とか、ハニカム状のものとか、色々あるが特に空気
との接触面積を拡大する点と、多塩基酸処理した時に、
金属−多塩基酸反応生成物が金属の表面に強固に担持さ
れ易くする点で金属粉末を三次元網目状有機物(例えば
ウレタンホーム)に塗着し焼結した焼結三次元金属多孔
体が好ましい。又炭素m維、有機高分子am等の不織布
に、Fe、 Mn、 Xi、 Zn、 Crの金属を電
気メッキ又は溶射した金属多孔体も好ましい。
多塩基酸処理の方法としては通気性体をモル濃度が0゜
l〜5モル/立の多塩基酸水溶液に浸漬し乾燥するか、
この溶液を通気性体に吹付け、乾燥すること等によって
、通気性体の表面に金属と多塩基酸の反応生成物を生成
する処理が出来る。
0.1モル/文未満では反応生成量が少なくて効果がな
い。5モル/見超では通気性体の通気孔がふさがったり
、反応生成物に粘着性が出たりして好ましくなく、Ch
i〜3モル/立がさらに好ましい領域である。
なお、通気性体は、焼結の有無を問わないが、焼結した
ものは、特に脱臭、脱オゾン効果が優れている。
さらに本発明者等は、Fe、 In、 Ni、 Zn、
及びCrからなる群から選ばれた1種又は2種以上の金
属よりなる三次元網目状多孔体と多塩基酸とによって得
られる脱臭力について更に研究した結果、下記の新たな
知見を得た。
Fe、 Mn、 Ni、 Zn、 Crからなる群から
選ばれた1種又は2種以上の金属よりなる三次元網目状
多孔体と多塩基酸類とよりなるフィルターに、更に固体
状の塩基性物質(アルカリ)又は及び水酸化鉄を介在さ
せると、更に強い脱臭力が得られる0本発明者はCaO
やGa(OH)やNa21:03やNgOやNg(OH
)2等塩基性物質の粉末を有機系溶剤例えばエタノール
に混合して、この混合物を、三次元網目状多孔体の鉄の
骨格上に多塩基酸を配した後乾燥した後でその上に更に
吹きつけたが、H2S 、 NH3に対する脱臭力が顕
著に向上する事を知見した。この0 際、アルカリは多量の水を含まない固体状である事が好
ましく、従って吸湿潮解し難いアルカリが適当である。
アルカリを介在させると脱臭力が向上する理由は、本発
明で生成すると考えられる脱臭薬剤は、アルカリ性の環
境において臭気と更に活発に化学反応することによると
考えられる。尚アルカリが固体状ではなく、吸湿潮解性
の水分を含有するアルカリの場合は、中和して多塩基酸
を急速に消耗させるために好ましくない。
又水酸化鉄は水酸化鉄を含有する物質又は水酸化鉄を生
成する物質を用いてもよく、例えばFeSO4とCa(
OH)2を等モル混合したものを使用しても良く、得ら
れた水酸化鉄と石膏の混合物にエタノール等の溶媒を加
え、3次元多孔体の鉄の骨格上に多塩基酸を配した後乾
燥した後、これをその上に更に吹きつけると、水酸化鉄
により特にH2S 、 0H3SH等の硫黄化合物系ガ
スの分解除去能力が強化される事が判った。水酸化鉄含
有物質は塩基性物質と同時に吹きつけても効果がある。
1 次に三次元網目状多孔体の製造方法の例を説明する。
例えば特願昭83−165884号や、特願昭83−1
85885号や特願昭83−197853号には、鉄の
焼結体の骨格よりなる三次元網目状多孔体の製造方法が
記載されている。これらの三次元網目状多孔体は、鉄粉
や表面を酸化した鉄粉や酸化鉄粉や炭素粉や合金金属粉
等を結合剤と混練して、混練物を例えばウレタンフオー
ムの骨格に塗着し、これを熱処理する。この熱処理の加
熱によってウレタンフオームは消失し、塗着した混線物
は鉄粉の焼結した骨格となって、三次元網目状鉄系多孔
体が得られる。
第1図はこの方法で得られた三次元網目状多孔体の例を
示す模式図で、鉄の焼結体の骨格1が3次元に連通する
空孔2を形成している0本発明者等の知見では、鉄粉や
、表面を酸化した鉄粉や、酸化鉄粉に代えて、あるいは
これ等と共にMn、 Xi等の他金属粉やフェロMn、
 Ni粉や酸化Mn、 Ni粉を用いると、同様の方法
でMn、 NiあるいはFe、 Mn、 Xi2 の合金等よりなる焼結体の骨格を有する三次元網目状多
孔体がえられる。これ等は本発明の三次元網目状多孔体
として使用できる。
また特願昭83−210842号には、骨格の母材が鉄
の焼結体で、骨格の被覆材がマンガンの焼結体で形成さ
れている三次元網目状多孔体が記載されている。これは
鉄粉と結合剤とを混練した混線物を例えばウレタンフオ
ームの骨格に塗着し、ざらにMn粉と結合剤とを混練し
た混線物を塗着し、熱処理して製造するが、これも本発
明の網目状多孔体として使用できる。
また特願昭83−25591112号には、例えば鉄粉
と石灰石粉末や有機物粉末等の熱分解剤粉とを結合剤と
混練した混線物をウレタンフオームの骨格に塗着し、熱
処理して製造した鉄の触媒担体が記載されている0本発
明者の知見では、鉄粉に代えであるいは鉄粉と共にマン
ガン粉やフェロマンガン粉を用いると、同様の方法でM
nあるいはFeとNnよりなる焼結体の骨格を有する三
次元網目状多孔体が得られる。Ni、 Zn、 Cr系
についても同様であ3 る。
第2図はこのような方法で得られた三次元網目状多孔体
の例を示す模式図である。この三次元網目状多孔体は、
焼結骨格lが三次元網目状多孔体のマクロ空孔2を形成
すると共に、Fe、 Mn、 Xi、Zn、 Cr等よ
りなる焼結体の骨格lに、例えば石灰石粉末が熱分解で
002ガスを発生した痕跡の多数のミクロ空孔3が形成
されている0本発明者等の知見では、この多孔体は本発
明の脱臭フィルターの製造に用いる三次元網目状多孔体
として極めて好ましい。
更に本願の三次元網目状多孔体は、本願出願人等が平成
1年4月18日に特許出願した「貫通気泡型鉄系多孔体
およびその製造方法」によっても得られる。即ちこの方
法では、有機高分子球体を型枠内に密着して充填し、充
填した有機高分子球体の隙間に例えば鉄粉と結合剤とを
混練した混線物を流し込み、以後熱処理を行う、この熱
処理によって宥機高分子球体は消失して空孔を形成し。
混線物は焼結金属の骨格となる。
4 鉄粉に代えであるいは鉄粉と共にマンガン粉やフェロマ
ンガン粉を用いると、あるいは特願昭f13−2559
132号に記載の如く石灰石粉等の熱分解削粉を併せ用
いると、同様の方法でFeやInやあるいはFeとMn
とよりなる焼結体の骨格を有する三次元網目状多孔体が
得られるが、これ等も本発明の三次元網目状多孔体とし
て使用することができる。
Ni、 Zn、 Cr系についても同様である。
又三次元網目状多孔体は、炭素繊維、ガラス繊維、有機
高分子繊維等からなる不織布を導電処理、例えばNiの
無電解メッキを薄くした後、Fe、Mn、 Ni、 Z
n、 (Er等を電解メッキ処理しても得られる。ある
いは又上記不織布にFe、 In、 Xi、 Zn、 
Cr等を低温溶射(パンメタルエンジニアリングに、K
製、PMEアーク溶射器)することによっても得られる
本発明ではこのようにして得られた三次元網目状多孔体
を脱臭フィルターとして、電気集塵機の排気側に設置す
ることにより、電気集塵機から発生するオゾンを除去し
、必要に応じNH3系ガス、5 NOx 、 SOx等もあわせて除去することができる
実施例1 次の成分からなる粒鉄(C:4.3L Si:0.1%
、にn:0.4%、P:0.01%、S:0.02%、
残Fe)を湿式粉砕し、平均粒径が1OILの表面を酸
化した鉄粉(C:4、Oz、0:8.5X、 Mn:0
.38%、 Si:0.1%、P:0−01%、S:0
.02%、残Fe)を製造した。この鉄粉を、CMCと
水で混線し空孔径が2關のウレタンフオームにスプレー
法にて塗着し、乾燥(100℃)、脱脂(200℃)、
自己還元(800℃)、焼結(1100℃)の熱処理を
窒素雰囲気中で行い、三次元網目状多孔体を製造した。
この多孔体の成分は(C:0−05%、5iO005%
、Mn:0.38L P:0.009$、 S:0.0
15%、 0:0.01%)であった。この三次元網目
状の鉄の焼結骨格上に、含浸法によってL−アスコルビ
ン酸ヲ配してオゾン、 NH3ガス用の脱臭フィルター
を製作した。
また前記の三次元網目状の鉄の焼結体の骨格上にアスコ
ルビン酸を配し大気中で乾燥後、更にその上にGa(O
H)2とエタノールの混線物を吹きつ6 け、オゾン、NH3,H2Sガス用の脱臭フィルターを
製作した。これ等の脱臭フィルター(3X2X5厚■)
を用いて、第3図に示した脱臭試験装置により、脱臭性
能を調べた。5は脱臭器、6は脱臭フィルター、7は臭
気ガス、8は循環ポンプ、9はサンプル採取孔を示す。
2 ppmのへ濃度の排気ガスが、0.lppm03濃
度に迄、脱へされ、85%の高い脱臭率が得られた。
実施例2 実施例1における多孔体の製造工程で、表面酸化鉄粉を
塗着乾燥後、さらに平均粒径5ILの金属In粉と、体
積比で50%の平均粒径10ILのプラスチック粉末を
CHCと水とで混練し、上塗り塗着した。
その後、実施例1と同様の熱処理を実施して、骨格の内
層が鉄で外層が極めて多孔質なマンガンからなる複層焼
結金属多孔体を得た。
この複層焼結金属多孔体を、30%アスコルビン酸溶液
に含浸し、金属多孔体骨格の気泡部や空孔部に十分含浸
させた後、乾燥し、アスコルビン酸7 と金属の反応生成物を骨格表面に生成させた脱オゾン、
NH3−脱臭フイルターを製作した。この脱臭フィルタ
ーを第4図に示す電気集塵機の排気部に設置したところ
フィルターを通過したガスはオゾン臭がなかった。第4
図において11は設電様。
12は集塵極、13は高圧電源、14は脱オゾン、NH
3フィルターを示す。
実施例3 炭素繊維からなる不織布に無電解Njメッキを施し、N
i膜厚IILmとなるよう繊維上にメッキした後、塩化
Zn (50g/Jl) 、塩化アンモン(170g/
i )からなるZnメッキ浴内に漬け15Aの電流を流
し、炭素繊維の表面に201L厚みのZnを電解メツ苓
で添着したZmの多孔体を作り、これを0.2モル/文
のタンニン酸に、60℃×30分含浸した後、大気中で
乾燥し、第5図の装置で集塵・脱臭試験をした所、集塵
効率1ド以下粉塵で83%、脱オゾン率96%、脱NH
3率95%、脱H2S率93%と良好な結果を示した。
8 実施例4 実施例3で試作したタンニン酸処理Zn不織布に、Fe
5Oo 、アスコルビン酸、Ca(OH)2を0.3モ
ル、0.1モル、0.4モルの混合比率で少iの水で混
合し、水酸化鉄を生成させたコロイド状溶液をエチルア
ルコールで稀釈したものを吹付は乾燥したものを製作し
た。
このものを第5図の装置で集塵脱臭試験した所、集塵効
率lIL以下粉塵で89%、脱オゾン率95%、脱NH
3率85%、脱H,S率87%、脱メチルメルカプタン
率83%と特に硫黄系化合物除去能力に秀れた結果を得
た。
発明の効果 本発明では、脱臭薬剤は鉄あるいはマンガンあるいはニ
ッケルなどの金属の骨格自体を反応させて常に生成され
ているため、長期間に亘って使用出来る。本発明では電
気集塵機の集塵効果及び放電で発生するオゾンによる脱
臭、細菌効果を生かしつつ、障害であったオゾン臭を除
去し、オゾンでは除去出来ないNH3系の脱臭も可能な
らしめた9 空気清浄機である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、三次元網目状多孔体(焼結金属多孔体)の鉄
の焼結体の骨格の例を示す説明図、第2図は、気泡と空
気とを形成した三次元網目状多孔体の骨格の例を示す説
明図、第3図は、脱臭試験法の説明図、第4図及び第5
図は多孔体脱オゾン、NH3フィルターを設置した電気
集塵機の概念図である。 1・・・骨格、2・・・(マクロ)空孔、3・・・ミク
ロ空孔、5・・・脱臭器、6・・・脱臭フィルタ、7・
・・臭気ガス、8・・・循環ポンプ、9・・・サンプル
採取孔、11・・・電気集塵機集塵極、12・・・電気
集塵機集塵極、13・・・高圧電源、14・・・多孔体
脱オゾン、NH3フィルター

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電気集塵機の排気部にFe、Mn、Ni、Zn、及
    びCrからなる群から選ばれた1種又は2種以上の金属
    からなる通気性体で表面をアスコルビン酸、並びにグル
    コン酸、クエン酸、酒石酸、タンニン酸、及び没食子酸
    からなる群から選ばれた多塩基酸(アスコルビン酸を含
    む。以下同じ。)の1種又は2種以上で処理したフィル
    ターを設置することにより、排気を脱臭することを特徴
    とする脱臭方法。 2、通気性体が三次元網目状のFe、Mn、Ni、Zn
    、及びCrからなる群から選ばれた1種又は2種以上の
    金属の三次元網目状多孔体であり、且つ焼結したもので
    ある請求項1記載の方法。 3、電気集塵機の排気部にFe、Mn、Ni、Zn、及
    びCrからなる群から選ばれた1種又は2種以上の金属
    からなる通気性体で表面を多塩基酸で処理したフィルタ
    ーを設置してなる脱臭機能を有する電気集塵機。 4、電気集塵機の排気部に通気性体の表面を多塩基酸で
    処理し、さらにその表面を塩基性物質又は及び水酸化鉄
    で処理したフィルターを設置することにより、排気を脱
    臭することを特徴とする脱臭方法。 5、電気集塵機の排気部に通気性体の表面を多塩基酸で
    処理し、さらにその表面を塩基性物質又は及び水酸化鉄
    で処理したフィルターを設置してなる脱臭機能を有する
    電気集塵機。 6、電気集塵機の排気部に、三次元網目状の不織布にF
    e、Mn、Ni、Zn、又はCrをメッキ又は溶射し、
    さらにその表面を多塩基酸で処理したフィルターを設置
    することにより、排気を脱臭することを特徴とする脱臭
    方法。
JP2279166A 1989-10-25 1990-10-19 電気集塵機及び脱臭方法 Pending JPH03202163A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06233806A (ja) * 1993-02-08 1994-08-23 Murakami:Kk オゾン発生式殺菌・脱臭空気清浄装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06233806A (ja) * 1993-02-08 1994-08-23 Murakami:Kk オゾン発生式殺菌・脱臭空気清浄装置

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