JPH0320173B2 - - Google Patents

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JPH0320173B2
JPH0320173B2 JP59009799A JP979984A JPH0320173B2 JP H0320173 B2 JPH0320173 B2 JP H0320173B2 JP 59009799 A JP59009799 A JP 59009799A JP 979984 A JP979984 A JP 979984A JP H0320173 B2 JPH0320173 B2 JP H0320173B2
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JP
Japan
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frequency
mixer
signal
circuit
cpu
Prior art date
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JP59009799A
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English (en)
Other versions
JPS60153229A (ja
Inventor
Koji Akyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaesu Musen Co Ltd
Original Assignee
Yaesu Musen Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yaesu Musen Co Ltd filed Critical Yaesu Musen Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は無線通信機の受信回路において、基準
発振周波数を分周して得られPLL回路よりの第
1局部発振周波数と第2局部発振周波数および復
調音出力とをCPU回路によつて制御して、動作
の安定化を図つた受信機回路に関する。
〔従来の技術〕
従来の無線通信機の受信回路は、第3図に示す
ように、第1ミクサ1と、第1フイルタ2と第2
ミクサ3と第2フイルタ4と、IF増幅器5およ
び復調器6とを夫々縦続結線した受信回路であ
る。受信する周波数に応じて第1ミクサ1へは
PLL回路7の第1局部発振器から第1局部発振
周波を供給して中間周波数に変換される。通常受
信機はAM、FM、SSB等の方式を併用する場合
が多く、第1フイルタ2はその方式に応じて5k
Hzから20kHz位の帯域幅を用いている。第2ミク
サ3へは第3局部発振器12の局部発振周波数を
供給して、第2IF周波数に変換する。この第2局
部発振器12も可変周波数発振機であつて、第1
局部発振器PLL7と協動して受信周波数調整を
行う、第2IF周波数はSSBでは狭帯域の2.4kHzま
たは3kHzの第2フイルタ4を通し、IF増幅機5
で増幅されて復調器6に入力される。SSBの場合
は復調器6にはキヤリア発振器14のキヤリア周
波数が供給されて復調される。このキヤリア発振
器もまた受信周波数のキヤリアポイントに整合さ
せるため可変周波数発振器が用いられる。SSB信
号を第1ミクサ1、第2ミクサ3、復調器6に
夫々別個に供給していたので、受信調整の際安定
性を欠くものである。その上SSB信号には搬送波
が存在しないので、音声信号による電波の強弱及
び送信信号の途切等があるので更に受信調整は困
難になる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の受信回路で特にSSB通信のような調整の
むつかしい信号に対しては、第1ミクサで変換さ
れたIF信号が広帯域の第1フイルタを通過して
も、第2フイルタの狭帯域をキヤリアポイントを
合せて通過させるため第2局部発振器では微調整
が必要であり、更に復調が正常な音声に変換され
るようにキヤリア発振器を調整する。本発明は上
記の全工程を受信設定時に自動的に行う回路の提
供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
CPUで制御されるPLL回路と、PLL回路の基
準周波数発振器の出力を入力するマーカー発生回
路と、その出力をスイツチを介してアンテナ入力
と切換えて第1ミクサに入力する回路と、前記ス
イツチと連動してマーカー選択時は低周波出力を
断にするスイツチと、CPUの出力を入力する
D/A変換器と、該D/A変換器の出力は制御信
号として第2局部発振器に出力する回路と、復調
された信号の一部を入力する波形整形器と、その
出力をCPUに入力して調整データとする手段、
周波数設定の始動スイツチと、該始動スイツチに
よつてCPUから前記アンテナ・マーカー選択ス
イツチをマーカー側に切換え、調整終了と同時
に、前記制御信号を固定し、記憶する手段と、ア
ンテナ・マーカー選択スイツチをアンテナ側に復
旧する手段とを備えた構成である。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例を示す受信機回路の
ブロツク図であつて、第1ミクサ1と第1フイル
タ2と第2ミクサ3と第2フイルタ4と、IF増
幅機5および復調器6とを縦続結線することは従
来と同様である。
アンテナ入力はリレースイツチ10の常閉接点
に接続し、リレースイツチ10の常開接点側には
マーカー回路8の出力側に接続し、リレースイツ
チ10の切換接点が第1ミクサ1に接続され
CPU回路11の出力で切換えられる。第1ミク
サ1へ注入する第1局部発振周波数はPLL
(Phase Looked Loop)回路7から供給される。
第2ミクサ3へ注入する第2局部発振周波数は
第2局部発振器12より供給され、CPU回路1
1から周波数データをD/A変換器13を介して
直流変換し、その電圧によつて微調整ができる電
圧制御発振器である。また、復調器6へ注入する
キヤリア発振周波数はキヤリア発振器14より供
給する。
更に、この復調器6は波形整形回路15を介し
てCPU回路11の入力側へ結線する。
前記したPLL回路7は発振周波数のリフアレ
ンス周波数を数kHz〜10数kHzに設定されてい
る。仮に6kHzステツプで可変すると、第2図の
フローチヤートに示された受信周波数7.0015MHz
について考えると、第1IF周波数を仮に3.3MHzと
し、PLL7の発振周波数を受信周波数の下側に
とれば、 6.99MHz−3.3MHz=3.69MHz …(1) 7.00MHz−3.3MHz=3.7MHz …(2) 7.01MHz−3.3MHz=3.31MHz …(3) となり、受信周波数7.0015MHzの場合はPLL回路
7の第1局部周波数は3.7MHzとなる。このため
PLL回路7が10kHzステツプで発振される場合
は、第2ミクサ3では±3kHzの補正できる局部
信号が第2局部発振器12から供給される。一
方、受信信号の代りにマーカ信号で調整する為の
マーカー回路8は、基準周波数発振器9の発振周
波数出力をマーカー回路8で分周する。分周され
た周波数をステツプ値として、ダイオード等を通
して出力する。このダイオード等は周知の高周波
発生回路であつて、ダイオードの非直線特性を利
用した高周波発生方法である。ここで仮に分周さ
れた周波数を100kHzとすれば、100kHz、200kHz
…6900kHz、7000kHz、7100kHz…のような高周波
のマーカー信号が得られる。そこで分周値を可変
することによつて受信周波数に対応するマーカー
信号が得られる。
次に動作を第2図のフローチヤートに従つて説
明する。電源ON時、または、新しい周波数に変
更するときスタートスイツチ16を押すとCPU
回路11は自動調整ソフトを実行する。
まずCPU回路11からリレースイツチ10に
アンテナ・マーカー切替信号が出力されて常閉接
点のアンテナ側から常開接点のマーカー側に切換
つてマーカー信号が第1ミクサ1に入力される。
つぎに受信周波数をLSBで受信周波数7.0015M
Hzであれば、この周波数をセツトする。
このとき、第2フイルタの受信帯域幅が3kHz
であるとすると、マーカー信号とのビート周波が
1500Hzが適当であり、設定値を1500Hzとする。そ
こで調整開始時には第2局部発振器12には
CPU回路11からD/A変換器13を介して仮
の周波数が制御電圧として供給されて第2局部発
振周波数として第2ミクサ3に供給して周波数変
換される。受信周波数LSB信号の7.0015MHzであ
れば、キヤリアポイントは7MHzとなる。この周
波数に対応するマーカー信号は6.9MHz、7MHz、
7.1MHzとなり、マーカー信号が第1ミクサ1で
周波数変換されて第1フイルタを通すと、7MHz
から変換されたIF周波数以外はカツトされ第2
ミクサ3に入力されるのは7MHzから変換された
信号のみとなる。第2ミクサ3に供給する第2局
部周波数は前述したように仮の第2局部周波数が
供給されて周波数変換される。この出力は第2フ
イルタ4およびIF増幅機5を通過して増幅され
復調器に供給し、キヤリア発振器14の発振周波
数が入力されてビート信号となつて出力する。こ
のキヤリア発振器14の発振周波数は第2フイル
タ4の中心周波数に+1500Hz又は、−1500Hzされ
た周波数である。
第2ミクサ3で仮中心周波数による出力は、復
調器6から波形整形回路15を介してCPU回路
11に入力され、設定値1500Hz周波数と比較され
て復調器6の出力が1500Hzに収けんする方向に加
減算された信号がD/A変換器13を介して第2
局部発振器を自動的に制御する。復調器6の出力
が1500Hzになると周波数補正は終了して自動調整
は停止し、D/A変換器のデータを固定すると共
にメモリに記憶し、自動調整を停止してスタート
スイツチ16の押圧前の状態にもどりリレースイ
ツチ10はアンテナ接続に復旧して受信状態とな
る。
以上の動作で受信周波数の正確な設定は、D/
A変換器13に入力されるデータの細かさによる
が、数Hz〜数10Hz以内にするには8ビツト〜10ビ
ツトでよい。なお、この自動調整により、第2局
部発振器12とキヤリア発振器14とのドリフト
はキヤンセルされる。また、スイツチ10におい
てS1とS2とを連動させることによつて調整中ビー
ト音がスピーカから漏れることはない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、基準発振周波数を分周するマ
ーカー回路の信号を受信信号に変えて、受信機を
通し、その復調信号をCPUに入力して第2局部
発振の周波数を制御することによつて、SSB受信
の同調を自動的に行える操作の簡易化できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す受信回路のブ
ロツク図、第2図はそのフローチヤートで、第3
図は従来の受信回路図である。 1……第1ミクサ、2……第1フイルタ、3…
…第2ミクサ、4……第2フイルタ、5……IF
増幅機、6……復調器、7……PLL回路、8…
…マーカー回路、9……基準周波数発振器、10
……リレースイツチ、11……CPU回路、12
……第2局部発振器、13……D/A変換器、1
4……キヤリア発振器、15……波形整形回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1ミクサと第1フイルタと第2ミクサと第
    2フイルタとIF増幅器および復調器とを縦続結
    線し第1ミクサへの局部発振周波数はCPUで設
    定されるPLL回路を備えた受信機において、前
    記CPUで制御され一定周波数間隔で出力される
    マーカー発生手段と、前記CPUの出力をD/A
    変換して前記第2ミクサに入力する第2局部発振
    器の周波数制御手段と、復調信号をCPUに入力
    して予め設定した周波数と同じになる迄前記第2
    局部発振器の周波数制御を行う、比較整合手段
    と、復調信号が設定周波数と同じになると整合を
    停止して記憶する手段とを設け、自動同調開始ス
    イツチを操作し、所望の周波数を設定すると受信
    信号をマーカー信号に切り換えて自動同調を行
    い、同調終了で整合を停止して記憶し、受信状態
    に復旧することを特徴とする受信機回路。
JP979984A 1984-01-23 1984-01-23 受信機回路 Granted JPS60153229A (ja)

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JP979984A JPS60153229A (ja) 1984-01-23 1984-01-23 受信機回路

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JPS60153229A JPS60153229A (ja) 1985-08-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5247314A (en) * 1975-10-13 1977-04-15 Japan Radio Co Ltd Scanning receiving equipment

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JPS5247314A (en) * 1975-10-13 1977-04-15 Japan Radio Co Ltd Scanning receiving equipment

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