JPH03201203A - 磁気ディスク装置の復調回路 - Google Patents
磁気ディスク装置の復調回路Info
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- JPH03201203A JPH03201203A JP33654789A JP33654789A JPH03201203A JP H03201203 A JPH03201203 A JP H03201203A JP 33654789 A JP33654789 A JP 33654789A JP 33654789 A JP33654789 A JP 33654789A JP H03201203 A JPH03201203 A JP H03201203A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
磁気ディスク装置の復調回路に関し、
インダクティブヘッドとMRヘッドとが複合−体化され
たヘッドにおいて、再生時に両方のヘッドの出力を加算
することにより、S/Nが良く、信頼性の高いデータ再
生を行うことを目的としインダクティブヘッドと、磁気
抵抗効果型ヘッドが一体化されたヘッドを用いて磁気デ
ィスク上にデータを記録、或いは記録データを読′み出
す磁気ディスク装置の復調回路において、前記一体化ヘ
ッドの磁気ディスク上の位置に応じて、磁気ディスクに
記録された同一信号が前記両ヘッドにより同一時間に再
生されるように時間を調整する時間調整回路と、前記イ
ンダクティブヘッドによって再生された信号を復調する
゛第1の復調回路と、前記磁気抵抗効果型ヘッドによっ
て再生された信号を復調する第2の復調回路と、前記第
1と第2の復調回路の信号を加算する信号加算回路とを
設けて構成する。
たヘッドにおいて、再生時に両方のヘッドの出力を加算
することにより、S/Nが良く、信頼性の高いデータ再
生を行うことを目的としインダクティブヘッドと、磁気
抵抗効果型ヘッドが一体化されたヘッドを用いて磁気デ
ィスク上にデータを記録、或いは記録データを読′み出
す磁気ディスク装置の復調回路において、前記一体化ヘ
ッドの磁気ディスク上の位置に応じて、磁気ディスクに
記録された同一信号が前記両ヘッドにより同一時間に再
生されるように時間を調整する時間調整回路と、前記イ
ンダクティブヘッドによって再生された信号を復調する
゛第1の復調回路と、前記磁気抵抗効果型ヘッドによっ
て再生された信号を復調する第2の復調回路と、前記第
1と第2の復調回路の信号を加算する信号加算回路とを
設けて構成する。
本発明は磁気ディスク装置の復調回路に関し、特に、イ
ンダクティブヘッドと磁気抵抗効果型ヘッドを複合一体
化したヘッドを有する磁気ディスク装置の復調回路に関
する。
ンダクティブヘッドと磁気抵抗効果型ヘッドを複合一体
化したヘッドを有する磁気ディスク装置の復調回路に関
する。
従来、再生用磁気抵抗効果素子(MR素子)を用いたヘ
ッド(MRヘッド)と記録用インダクティブ磁気ヘッド
(インダクティブヘッドと略す)を一体に構成した記録
、再生分離型の複合薄膜磁気ヘッドが知られている。こ
の記録、再生分離型の複合薄膜磁気ヘッドは、インダク
ティブヘッドの再生出力がヘッドに入力される磁束量の
変化に比例するのに対して、MR素子による再生出力が
ヘッドと記録媒体との相対速度に依存せず、磁束量に比
例した比較的大きな出力が得られることから、高密度記
録トラックの再生に極めて有利であり、従来からの記録
、再生兼用のインダクティブ薄膜磁気ヘッドに取って代
わるヘッドとして期待されている。それに伴って、この
複合薄膜磁気ヘッドの高性能化が要求されている。
ッド(MRヘッド)と記録用インダクティブ磁気ヘッド
(インダクティブヘッドと略す)を一体に構成した記録
、再生分離型の複合薄膜磁気ヘッドが知られている。こ
の記録、再生分離型の複合薄膜磁気ヘッドは、インダク
ティブヘッドの再生出力がヘッドに入力される磁束量の
変化に比例するのに対して、MR素子による再生出力が
ヘッドと記録媒体との相対速度に依存せず、磁束量に比
例した比較的大きな出力が得られることから、高密度記
録トラックの再生に極めて有利であり、従来からの記録
、再生兼用のインダクティブ薄膜磁気ヘッドに取って代
わるヘッドとして期待されている。それに伴って、この
複合薄膜磁気ヘッドの高性能化が要求されている。
従来のMR素子を用いた記録、再生分離型の複合薄膜磁
気ヘッドの一例は特開昭63−127408号公報に開
示があり1、第4図の要部断面に示すように、例えば、
Ni−Znフェライト等からなる絶縁性基板51上にT
iからなるバイアス導体Ji53とこのバイアス導体層
53に直接接合したNi−Pe合金からなるMR素子5
4、このMR素子54およびバイアス導体層53へのセ
ンス電流通電引き出し端子55、AI!、□03などか
らなる再生ギャップ層56及びNi−Fe合金膜からな
る上部シールド層57が順に積層された再生機能部52
と、更に、前述の上部シールド層57を下部磁極層とし
、その上面にA1.tOsなどからなる記録ギャップ1
62を介して熱硬化樹脂からなる眉間絶縁層63、Cu
からなる薄膜コイル64及びNi−Fe合金膜からなる
上部磁極層15が順に積層されたインダクティブヘッド
61と、その表面に絶縁保護膜66が被覆された構成か
らなっている。
気ヘッドの一例は特開昭63−127408号公報に開
示があり1、第4図の要部断面に示すように、例えば、
Ni−Znフェライト等からなる絶縁性基板51上にT
iからなるバイアス導体Ji53とこのバイアス導体層
53に直接接合したNi−Pe合金からなるMR素子5
4、このMR素子54およびバイアス導体層53へのセ
ンス電流通電引き出し端子55、AI!、□03などか
らなる再生ギャップ層56及びNi−Fe合金膜からな
る上部シールド層57が順に積層された再生機能部52
と、更に、前述の上部シールド層57を下部磁極層とし
、その上面にA1.tOsなどからなる記録ギャップ1
62を介して熱硬化樹脂からなる眉間絶縁層63、Cu
からなる薄膜コイル64及びNi−Fe合金膜からなる
上部磁極層15が順に積層されたインダクティブヘッド
61と、その表面に絶縁保護膜66が被覆された構成か
らなっている。
そして、インダクティブヘッド61により対向する磁気
記録ディスク67に情報の記録を行い、MR素子(MR
ヘッド)54により対向する磁気記録媒体67から情報
の再生を行うようにして、情報の記録と再生とを分離し
て行えるようにしている。
記録ディスク67に情報の記録を行い、MR素子(MR
ヘッド)54により対向する磁気記録媒体67から情報
の再生を行うようにして、情報の記録と再生とを分離し
て行えるようにしている。
MR素子54に対するバイアス方法としては、シャント
バイアス方法が採用され、MR素子54及びバイアス導
体層53に対するセンス電流通電用の引出電極55とし
て、第5図に示すように再生時の雑音を低減するために
電気抵抗を小さくした3つの端子55^、55B、 5
5Cがあり、端子55A−558間と、端子55B−5
5C間の出力を差動増幅して信号検出を行なっている。
バイアス方法が採用され、MR素子54及びバイアス導
体層53に対するセンス電流通電用の引出電極55とし
て、第5図に示すように再生時の雑音を低減するために
電気抵抗を小さくした3つの端子55^、55B、 5
5Cがあり、端子55A−558間と、端子55B−5
5C間の出力を差動増幅して信号検出を行なっている。
しかしながら、従来のインダクティブヘッドとMRヘッ
ドとを一体化した複合ヘッドを用いた磁気ディスク装置
では、再生には常にMRヘッドのみを使用しているが、
単独のヘッドの再生信号を復調しているので、S/Nが
悪くて信頼性良くデータが読み取れない場合があった。
ドとを一体化した複合ヘッドを用いた磁気ディスク装置
では、再生には常にMRヘッドのみを使用しているが、
単独のヘッドの再生信号を復調しているので、S/Nが
悪くて信頼性良くデータが読み取れない場合があった。
本発明は、インダクティブヘッドとMRヘッドとが複合
一体化されたヘッドを用いた磁気ディスク装置の復調回
路において、再生可能な2つのヘッドを有効に利用して
、両ヘッドの再生出力を加算することによってノイズ成
分を減らし、S/Nが良く、かつ、信頼性の良いデータ
再生を行うことを目的としている。
一体化されたヘッドを用いた磁気ディスク装置の復調回
路において、再生可能な2つのヘッドを有効に利用して
、両ヘッドの再生出力を加算することによってノイズ成
分を減らし、S/Nが良く、かつ、信頼性の良いデータ
再生を行うことを目的としている。
前記目的を達成する本発明の構成が第1図に示される。
本発明は、インダクティブヘッド1と、磁気抵抗効果型
ヘッド2が一体化されたヘッド3を用いて磁気ディスク
D上にデータを記録、或いは記録データを読み出す磁気
ディスク装置の復調回路であって、時間調整回路4は一
体化ヘッド3の磁気ディスクD上の位置に応じて、磁気
ディスクDに記録された同一信号が前記両ヘッド1.2
により同一時間に再生されるように時間を調整し、第1
の復調回路五はインダクティブヘッドlによって再生さ
れた信号を復調し、第2の復調回路6は磁気抵抗効果型
ヘッド2によって再生された信号を復調する。そして、
信号加算回路7は第1と第2の復調回路5,6の信号を
加算する。
ヘッド2が一体化されたヘッド3を用いて磁気ディスク
D上にデータを記録、或いは記録データを読み出す磁気
ディスク装置の復調回路であって、時間調整回路4は一
体化ヘッド3の磁気ディスクD上の位置に応じて、磁気
ディスクDに記録された同一信号が前記両ヘッド1.2
により同一時間に再生されるように時間を調整し、第1
の復調回路五はインダクティブヘッドlによって再生さ
れた信号を復調し、第2の復調回路6は磁気抵抗効果型
ヘッド2によって再生された信号を復調する。そして、
信号加算回路7は第1と第2の復調回路5,6の信号を
加算する。
本発明の磁気ディスク装置の復調回路によれば、サーボ
ヘッドによって検出された複合ヘッド3の位置に応じて
、時間調整回路4により磁気ディスクDに記録された同
一信号の両ヘッド1.2による読み取り時間差が演算さ
れ、先に再生されたデータがこの演算時間だけ遅延され
、同一信号のインダクティブヘッドとMRヘッドとによ
る出力が同時に得られる。再再生出力はそれぞれの復調
回路で復調され、アナログ信号の状態で信号加算回路7
により加算される。この加算により、信号成分Sは2倍
になるが、ノイズ成分Nは2倍よりも小さくなるので、
得られた復調信号のS/Nが大きくなる。
ヘッドによって検出された複合ヘッド3の位置に応じて
、時間調整回路4により磁気ディスクDに記録された同
一信号の両ヘッド1.2による読み取り時間差が演算さ
れ、先に再生されたデータがこの演算時間だけ遅延され
、同一信号のインダクティブヘッドとMRヘッドとによ
る出力が同時に得られる。再再生出力はそれぞれの復調
回路で復調され、アナログ信号の状態で信号加算回路7
により加算される。この加算により、信号成分Sは2倍
になるが、ノイズ成分Nは2倍よりも小さくなるので、
得られた復調信号のS/Nが大きくなる。
以下添付図面を用いて本発明の磁気ディスク装置の復調
回路の実施例を詳細に説明する。
回路の実施例を詳細に説明する。
第2図は第4図に示されたインダクティブヘッド61と
MRヘッド54とが一体的に複合された複合ヘッドを用
いた磁気ディスク装置の復調回路の一実施例の構成を示
すものであり、この図ではインダクティブヘッドを21
、MRヘッドを22で表し、両者が一体化された複合ヘ
ッドを23で表している。
MRヘッド54とが一体的に複合された複合ヘッドを用
いた磁気ディスク装置の復調回路の一実施例の構成を示
すものであり、この図ではインダクティブヘッドを21
、MRヘッドを22で表し、両者が一体化された複合ヘ
ッドを23で表している。
インダクティブヘッド21は情報を書き込むためのライ
トアンプ29および情報を読み出すためのリードアンプ
24に接続されている。一方、MRヘッド22は情報の
読み出し用のMRリードアンプ25に接続されている。
トアンプ29および情報を読み出すためのリードアンプ
24に接続されている。一方、MRヘッド22は情報の
読み出し用のMRリードアンプ25に接続されている。
情報の書き込み時には、図示しない制御回路によりライ
トデータがライトアンプ29に送られ、インダクティブ
ヘッド21により情報が磁気ディスク上に記録される。
トデータがライトアンプ29に送られ、インダクティブ
ヘッド21により情報が磁気ディスク上に記録される。
また、リードアンプ24とMRリードアンプ25の出力
は共に後段の信号再生回路27(後述)に入力されるよ
うになっている。
は共に後段の信号再生回路27(後述)に入力されるよ
うになっている。
ところで、第4図に示した従来の磁気ディスク装置では
、磁気記録ディスク67は矢印Aの方向に回転するので
、磁気記録ディスク67に記録されている情報はMRヘ
ッド54によって先に再生され、続いてインダクティブ
ヘッド61によって再生されることになる。従って、第
2図の実施例の装置においても、磁気ディスクに記録さ
れた同じ情報はMRヘッド22によって先に再生され、
続いてインダクティブヘッド21によって再生される。
、磁気記録ディスク67は矢印Aの方向に回転するので
、磁気記録ディスク67に記録されている情報はMRヘ
ッド54によって先に再生され、続いてインダクティブ
ヘッド61によって再生されることになる。従って、第
2図の実施例の装置においても、磁気ディスクに記録さ
れた同じ情報はMRヘッド22によって先に再生され、
続いてインダクティブヘッド21によって再生される。
従って、この実施例では、磁気ディスクに記録されたあ
る信号がリードアンプ24から信号再生回路27に人力
される時に、MRヘッド22から再生された同じ信号が
信号再生回路27に入力されるように、MRリードアン
プ25の後段に時間遅れ調整回路26が設けられている
。
る信号がリードアンプ24から信号再生回路27に人力
される時に、MRヘッド22から再生された同じ信号が
信号再生回路27に入力されるように、MRリードアン
プ25の後段に時間遅れ調整回路26が設けられている
。
信号再生回路27には、MRヘッド22からの入力信号
を増幅するメインアンプ271A、増幅された入力信号
の利得を調整する自動利得調整回路(AGC)272A
、人力信号の帯域を制限して不要な信号を除去すると
共に、入力信号波形のスリ果ング化を図るフィルタ回路
273Aとイコライザ回路274Aと、インダクティブ
ヘッド21からの人力信号を増幅するメインアンプ27
1B、増幅された入力信号の利得を調整するAGC回路
272B、入力信号の帯域を制限して不要な信号を除去
すると共に、入力信号波形のスリミング化を図るフィル
タ回路273Bとイコライザ回路274Bの、2系統の
アナログ信号の復調回路がある。これは、インダクティ
ブヘッド21とMRヘッド22とでは最適な回路定数が
異なるためである: そして、2系統のイコライザ回路274A、 274B
の出力はアナログ加算器275に入力されて加算された
後、パルスシェイパ回路(一種のA/D変換器)275
によりアナログ信号のピークが見つけられてディジタル
信号に変換され、最終的にはNRZ(Non Retu
rn to Zero)の情報に変換される。
を増幅するメインアンプ271A、増幅された入力信号
の利得を調整する自動利得調整回路(AGC)272A
、人力信号の帯域を制限して不要な信号を除去すると
共に、入力信号波形のスリ果ング化を図るフィルタ回路
273Aとイコライザ回路274Aと、インダクティブ
ヘッド21からの人力信号を増幅するメインアンプ27
1B、増幅された入力信号の利得を調整するAGC回路
272B、入力信号の帯域を制限して不要な信号を除去
すると共に、入力信号波形のスリミング化を図るフィル
タ回路273Bとイコライザ回路274Bの、2系統の
アナログ信号の復調回路がある。これは、インダクティ
ブヘッド21とMRヘッド22とでは最適な回路定数が
異なるためである: そして、2系統のイコライザ回路274A、 274B
の出力はアナログ加算器275に入力されて加算された
後、パルスシェイパ回路(一種のA/D変換器)275
によりアナログ信号のピークが見つけられてディジタル
信号に変換され、最終的にはNRZ(Non Retu
rn to Zero)の情報に変換される。
次に前述の時間遅れ調整回路26の時間調整動作につい
て説明する。磁気ディスク装置には録再ヘッドが現在情
報を記録、或いは再生しているトラック位置(ヘッドが
ディスク上のどの位置にあるか、内側か外側か、−膜内
にはシリンダ情報)を検出するためのサーボヘッド20
が設けられている。
て説明する。磁気ディスク装置には録再ヘッドが現在情
報を記録、或いは再生しているトラック位置(ヘッドが
ディスク上のどの位置にあるか、内側か外側か、−膜内
にはシリンダ情報)を検出するためのサーボヘッド20
が設けられている。
この実施例ではサーボヘッド20によって再生されたト
ラック位置情報はサーボ回路28により復調され、ヘッ
ド位置情報が時間遅れ調整回路26に入力される。時間
遅れ調整回路26の中には、磁気ディスク上のヘッド位
置に応じたMRヘッド22とインダクティブヘッド21
の同じ信号の再生時間差を記憶したメモリ(図示せず)
があり、ヘッド位置情報に応じて時間遅れ調整回路26
はMRヘッド25からの信号を遅延させて出力する。こ
のヘッド位置に応じた両ヘッドの再生時間差は、トラッ
ク位置におけるヘッドと磁気ディスクとの相対速度と、
MRヘッド22とインダクティブヘッド21との取付間
隔に応じて予め計算により求めることができるものであ
る。
ラック位置情報はサーボ回路28により復調され、ヘッ
ド位置情報が時間遅れ調整回路26に入力される。時間
遅れ調整回路26の中には、磁気ディスク上のヘッド位
置に応じたMRヘッド22とインダクティブヘッド21
の同じ信号の再生時間差を記憶したメモリ(図示せず)
があり、ヘッド位置情報に応じて時間遅れ調整回路26
はMRヘッド25からの信号を遅延させて出力する。こ
のヘッド位置に応じた両ヘッドの再生時間差は、トラッ
ク位置におけるヘッドと磁気ディスクとの相対速度と、
MRヘッド22とインダクティブヘッド21との取付間
隔に応じて予め計算により求めることができるものであ
る。
以上のように構成された復調回路において、インダクテ
ィブヘッド21による信号振幅をSi (Vo−p)、
ノイズをNi (Vrms)とし、MR22による信号
振幅をSm(Vo−p)、ノイズをNm (Vrms)
とする。それぞれのヘッドで読み出したノイズは互いに
独立であるため、両ヘッド21.22からの信号を加算
して得られる信号の総合S/Nは次式で表される。
ィブヘッド21による信号振幅をSi (Vo−p)、
ノイズをNi (Vrms)とし、MR22による信号
振幅をSm(Vo−p)、ノイズをNm (Vrms)
とする。それぞれのヘッドで読み出したノイズは互いに
独立であるため、両ヘッド21.22からの信号を加算
して得られる信号の総合S/Nは次式で表される。
S/N=(Sm +Si) /J Ni + Nm
y−ここで、ノイズは電力の加算(自乗の和)を行った
後に電圧に直している(平方根)。よって、例えば、S
t/Ni−10/1.3m / Nn+ =15/ 1
としてた時の総合S/Nを計算すると、 S/N=(10+15) /J石7T「]TP−=25
/1.4142 = 17.677このように、以
上説明した磁気ディスク装置の復調回路では、インダク
ティブヘッドとMRヘッドの再生出力が逆転するヘッド
−ディスクの相対速度がディスク上のどの位置にあろう
とも、両ヘッドからの信号を加算することにより、単独
ヘッド使用時よりも、−1is/Nが改善される。
y−ここで、ノイズは電力の加算(自乗の和)を行った
後に電圧に直している(平方根)。よって、例えば、S
t/Ni−10/1.3m / Nn+ =15/ 1
としてた時の総合S/Nを計算すると、 S/N=(10+15) /J石7T「]TP−=25
/1.4142 = 17.677このように、以
上説明した磁気ディスク装置の復調回路では、インダク
ティブヘッドとMRヘッドの再生出力が逆転するヘッド
−ディスクの相対速度がディスク上のどの位置にあろう
とも、両ヘッドからの信号を加算することにより、単独
ヘッド使用時よりも、−1is/Nが改善される。
第3図は本発明の他の実施例の構成を示すものであり、
第2図に示した実施例の槽底とは時間遅れ調整回路26
の位置のみが異なる。従って、第2図と同じ構成部材に
ついては同じ符号を付してその説明を省略する。第2図
の磁気ディスク装置の復調回路では、第4図に示す複合
ヘッドを使用しているために、前述のように磁気記録デ
ィスク67に記録されている情報はMRヘッド54によ
って先に再生され、続いてインダクティブヘッド61に
よって再生されるので、MRリードアンプ25と信号再
生回路27の間に時間遅れ調整回路26が設けられてい
た。しかしながら、インダクティブヘッド61とMRヘ
ッド54の取付位置が逆であったり、磁気記録ディスク
67の回転方向が逆であったりすると、磁気記録ディス
クに記録されている情報がインダクティブヘッドによっ
て先に再生され、MRヘッドによる再生が後になる場合
もある。このような場合に用いられるのが第3図の実施
例であり、インダクティブヘッド21による再生信号を
遅らせるために、インダクティブヘッド21のリードア
ンプ24と信号再生回路27の間に時間遅れ調整回路2
6が設けられているのである。この実施例の信号再生回
路27の動作については第2図の実施例と全く同じであ
る。
第2図に示した実施例の槽底とは時間遅れ調整回路26
の位置のみが異なる。従って、第2図と同じ構成部材に
ついては同じ符号を付してその説明を省略する。第2図
の磁気ディスク装置の復調回路では、第4図に示す複合
ヘッドを使用しているために、前述のように磁気記録デ
ィスク67に記録されている情報はMRヘッド54によ
って先に再生され、続いてインダクティブヘッド61に
よって再生されるので、MRリードアンプ25と信号再
生回路27の間に時間遅れ調整回路26が設けられてい
た。しかしながら、インダクティブヘッド61とMRヘ
ッド54の取付位置が逆であったり、磁気記録ディスク
67の回転方向が逆であったりすると、磁気記録ディス
クに記録されている情報がインダクティブヘッドによっ
て先に再生され、MRヘッドによる再生が後になる場合
もある。このような場合に用いられるのが第3図の実施
例であり、インダクティブヘッド21による再生信号を
遅らせるために、インダクティブヘッド21のリードア
ンプ24と信号再生回路27の間に時間遅れ調整回路2
6が設けられているのである。この実施例の信号再生回
路27の動作については第2図の実施例と全く同じであ
る。
以上説明したように本発明によれば、インダクティブヘ
ッドの出力とMRヘッドの出力とが加算されるので、S
/Nが良くなり、信頼性の良いデータ再生が行われる。
ッドの出力とMRヘッドの出力とが加算されるので、S
/Nが良くなり、信頼性の良いデータ再生が行われる。
第1図は本発明の磁気ディスク装置の復調回路の原理構
成図、 第2図は本発明の磁気ディスク装置の復調回路の一実施
例の槽底を示すブロック図、 第3図は本発明の磁気ディスク装置の復調回路の一実施
例の槽底を示すブロック図、 第4図は従来のインダクティブヘッドとMRヘッドが複
合一体化された複合ヘッドの槽底を示す断面図、 第5図は第3図のMRヘッド部分の構造を示す斜視図で
ある。 1.21.61・・・インダクティブヘッド、2.22
.54・・・磁気抵抗効果型(MR)ヘッド、3.23
・・・複合ヘッド、 4・・・時間調整回路、 7・・・信号加算回路、 20・・・サーボヘッド、 24、25・・・リードアンプ、 26・・・時間遅れ調整回路、 27・・・信号再生回路、 29・・・ライトアンプ、 275・・・アナログ加算器。 特許出廟人 富士通株式会社 特許出願代理人
成図、 第2図は本発明の磁気ディスク装置の復調回路の一実施
例の槽底を示すブロック図、 第3図は本発明の磁気ディスク装置の復調回路の一実施
例の槽底を示すブロック図、 第4図は従来のインダクティブヘッドとMRヘッドが複
合一体化された複合ヘッドの槽底を示す断面図、 第5図は第3図のMRヘッド部分の構造を示す斜視図で
ある。 1.21.61・・・インダクティブヘッド、2.22
.54・・・磁気抵抗効果型(MR)ヘッド、3.23
・・・複合ヘッド、 4・・・時間調整回路、 7・・・信号加算回路、 20・・・サーボヘッド、 24、25・・・リードアンプ、 26・・・時間遅れ調整回路、 27・・・信号再生回路、 29・・・ライトアンプ、 275・・・アナログ加算器。 特許出廟人 富士通株式会社 特許出願代理人
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 インダクティブヘッド(1)と、磁気抵抗効果型ヘッド
(2)が一体化されたヘッド(3)を用いて磁気ディス
ク(D)上にデータを記録、或いは記録データを読み出
す磁気ディスク装置の復調回路であって、前記一体化ヘ
ッド(3)の磁気ディスク(D)上の位置に応じて、磁
気ディスク(D)に記録された同一信号が前記両ヘッド
(1)、(2)により同一時間に再生されるように時間
を調整する時間調整回路(4)と、前記インダクティブ
ヘッド(1)によって再生された信号を復調する第1の
復調回路(5)と、前記磁気抵抗効果型ヘッド(2)に
よって再生された信号を復調する第2の復調回路(6)
と、前記第1と第2の復調回路(5)、(6)の信号を
加算する信号加算回路(7)と、 を備えることを特徴とする磁気ディスク装置の復調回路
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33654789A JPH03201203A (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 磁気ディスク装置の復調回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33654789A JPH03201203A (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 磁気ディスク装置の復調回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03201203A true JPH03201203A (ja) | 1991-09-03 |
Family
ID=18300261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33654789A Pending JPH03201203A (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 磁気ディスク装置の復調回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03201203A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5859739A (en) * | 1996-05-01 | 1999-01-12 | International Business Machines Corporation | Magnetic data reading apparatus and method using inductive and magnetoresistive heads |
-
1989
- 1989-12-27 JP JP33654789A patent/JPH03201203A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5859739A (en) * | 1996-05-01 | 1999-01-12 | International Business Machines Corporation | Magnetic data reading apparatus and method using inductive and magnetoresistive heads |
EP0896713B1 (en) * | 1996-05-01 | 2002-07-31 | International Business Machines Corporation | Magnetic data reading apparatus and method using inductive and magnetoresistive heads |
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