JPS642257Y2 - - Google Patents

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JPS642257Y2
JPS642257Y2 JP18598282U JP18598282U JPS642257Y2 JP S642257 Y2 JPS642257 Y2 JP S642257Y2 JP 18598282 U JP18598282 U JP 18598282U JP 18598282 U JP18598282 U JP 18598282U JP S642257 Y2 JPS642257 Y2 JP S642257Y2
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JP
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head
magnetic
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erase
erasing
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JP18598282U
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JPS5992426U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) この考案は、高記録密度のフロツピデイスク用
として好適な、記録/再生ヘツドと消去ヘツドを
一体化した磁気ヘツドに関する。
(従来技術) 磁気ドラム、磁気デイスク、磁気テープ等の磁
気ヘツドとして、記録/再生ヘツドの両側部にそ
れぞれ消去ヘツドを一体的に配置したものが知ら
れている。この磁気ヘツドは、さらに具体的に
は、例えば特公昭44−17679号公報において周知
のように、第1図に示すような記録/再生ヘツド
1の記録/再生ギヤツプ2と、磁気ヘツドに対す
る記録媒体の移動方向(矢印A)の下流側でトラ
ツクの両側部にそれぞれ配置された消去ヘツド
3,4の消去ギヤツプ5,6とが互いに平行なも
の(トンネル消去方式)、あるいは第2図に示す
ように記録/再生ギヤツプ2と消去ギヤツプ7,
8とが互いに直角をなすもの(ストラドル消去方
式)、あるいは第3図に示すように記録/再生ギ
ヤツプ1に対して消去ギヤツプ9,10が0〜
90゜の範囲で傾斜しているもの等が知られている。
このような磁気ヘツドは、記録時に、記録/再
生ヘツド2により記録媒体上に記録トラツクを形
成する際に、同時に消去ヘツド3,4に消去電流
を流して、記録トラツクの両側部を消去し、記録
トラツクの側縁部を整えるもので、これによりト
ラツク密度を高め、ひいては記録媒体の高密度化
を図るものである。
しかしながら、このような磁気ヘツドは、再生
時に、第4図に示すように、記録トラツクBに対
して記録/再生ヘツド1が正しく一致せず、記
録/再生ヘツド1が記録トラツクBに対して機械
的にズレてしまうことが往々にしてある。このよ
うな場合には、消去ヘツド3の消去ギヤツプ5
は、再生しようとする記録トラツクBの磁界を拾
つてしまい、また消去ヘツド4の消去ギヤツプ6
は隣接トツラクB1の磁界を拾うこともある。こ
のように消去ギヤツプ5,6で拾われた磁界によ
る磁束は、記録/再生ヘツド1側へ雑音磁束とし
て分流し、記録/再生ヘツドのS/Nを低下して
しまう。
この現象は、フロツピデイスク用の磁気ヘツド
のように、記録/再生ギヤツプと消去ギヤツプ
が、従つて記録/再生ヘツドのコアと消去ヘツド
のコアが製造上の制約から極めて接近している場
合に著しく、また、第1図に示すトンネル消去方
式による磁気ヘツドにおいて、記録/再生ヘツド
の磁路と消去ヘツドの磁路が平行であるために、
著しい。さらにこの現象は、第5図および第6図
に示すように、消去ヘツド3,4にバツクポール
(またはバツクバー)11を付加して、消去ヘツ
ド3,4を閉磁路構造とした時に、消去ギヤツプ
5,6の拾う雑音磁束は矢印で示すように記録/
再生ヘツド1側へ分流し、この現象が著しい。
そのため現在では、消去ヘツドのバツクポール
を設けずに消去ヘツドを開磁路構造とし、消去ギ
ヤツプが拾つた磁束が記録/再生ヘツドに分流す
ることに対する磁気抵抗を上げることにより、消
去ヘツド3,4と記録/再生ヘツドの結合を防止
し、消去ギヤツプが拾う雑音磁束による再生信号
のS/Nの悪化を防止する手段が講じられてい
る。
しかしながら、最近では高密度化のために、フ
ロツピデイスク等の記録媒体の保磁力Hcを上げ
ざるを得ず(現在ではHcは3000e程度であるが、
いずれ600〜7000e程度になるものと見られる。)、
従つて、記録媒体の保磁力Hcが上がると、上記
のようなバツクポールのない開磁路構造の消去ヘ
ツドでは消去効率が低下し、完全な消去が困難と
なる。さらに開磁路構造では消去ギヤツプ以外の
ところから外部雑音磁界を拾つてくることが多
い。
また、第3図に示すような消去ギヤツプ9,1
0を斜めにしたものでは、消去ギヤツプ9,10
が読み出す隣接トラツクからのクロストークに対
してはアジマス損失により抑制することができる
が、その他の雑音に対してはあまり効果がない。
(考案の目的) この考案の目的は、記録/再生ヘツドと消去ヘ
ツドが極く接近しているような磁気ヘツドにおい
て、消去ヘツドと記録/再生ヘツドとの磁気的結
合を防止して、消去ヘツドが拾う雑音磁界により
再生信号のS/Nが悪化することを防止し、消去
ヘツドを閉磁路構造として消去効率を高くするこ
とにある。
(考案の構成) そこでこの考案は、消去ヘツドのコアを閉磁路
構造とするためのバツクポールを導電性磁性体で
構成し、消去ギヤツプが拾う高周波磁界による高
周波雑音を、バツクポールにおいてうず電流とし
て消費し、再生信号のS/Nの悪化を防止するこ
とを特徴とするものである。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面を参照して説明
する。
第7図において、12は記録/再生ヘツド、1
3a,13b,13cは記録/再生ヘツドコア、
14は記録/再生ギヤツプ、15は記録/再生ヘ
ツド用コイルである。消去ヘツド16,17は消
去ギヤツプ18,19を有し、消去ヘツドコア2
0a,20b,21a,21bにバツクポール2
2,23が付加されて閉磁路構造とされる。そし
て、このバツクポール22,23を十分厚い導電
性磁性体で構成し、導電体の厚さをしや断しよう
とする雑音磁束の表皮深さより十分厚くする。好
ましくは導電性磁性体としては銅などの導電体を
磁性体の表面にメツキする。
この導電性磁性体のバツクポール22,23に
より、消去ギヤツプ18,19が拾う高周波磁界
により消去ヘツド16,17の閉磁路を流れよう
とする高周波の雑音磁束のエネルギが、うず電流
の影響で、うず電流損失に基づく発熱および表皮
効果として消費され、消去ヘツド16,17の閉
磁路には高周波の雑音磁束が流れなくなる。すな
わち、消去ギヤツプ18,19が拾う高周波磁界
の影響は、記録/再生ヘツド12側には及ばず、
再生信号のS/Nの悪化が防止される。特に導体
の厚さをしや断すべき雑音磁束の表皮深さより十
分厚くすることにより、所定の雑音磁束を著しく
低減することができる。また、フロツピデイスク
用磁気ヘツドの消去ヘツドなどは直流消去である
ので、バツクポールの高周波磁束に対する磁気抵
抗を高くしても、直流磁束に対しては磁気抵抗が
低いので、消去ヘツド16,17の消去動作に不
都合は生じない。
また、バツクポール22,23が付加されて、
消去ヘツド16,17が閉磁路構造であるため、
消去効率がよくなり、保磁力Hcの高い記録媒体
を使うことができ、高密度化が可能になる。さら
に、閉磁路構造であるため、外部雑音に対しても
強くなる。
また高周波雑音は、隣接トラツクからのクロス
トークだけではなく、全ての高周波雑音の低減効
果がある。
さらにこの考案は、特にフロツピデイスク用の
トンネル消去方式の磁気ヘツド(第7図)に適用
するのが好適であるが、ストラドル消去方式(第
8図)や消去ギヤツプを斜めに設ける方式(第3
図)の場合にも同様に雑音低減効果がある。
なお、第8図において、12は記録/再生ヘツ
ド、13a,13b,13cは記録/再生ヘツド
コア、14は記録/再生ギヤツプ、15は記録/
再生ヘツド用コイル、26は消去ヘツド、27,
28は消去ギヤツプ、29a,29bは消去ヘツ
ドコア、30はバツクポール、31は消去ヘツド
用コイルである。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案によれば、バツ
クポールをしや断すべき雑音磁束の表皮深さより
十分厚い導電性磁性体で構成したことにより、消
去ヘツドが拾う高周波雑音磁界のエネルギがこの
バツクポールにうず電流を生じさせて消費され、
再生信号のS/Nの悪化を防止することができ
る。また、消去ヘツドを閉磁路構造であるので、
消去効率が良くなり、保磁力の高い記録媒体を使
用でき、記録媒体の高密度化を実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のトンネル消去方式の磁気ヘツド
のギヤツプ面を示す平面図、第2図は従来のスト
ラドル消去方式の磁気ヘツドのギヤツプ面を示す
平面図、第3図は従来の消去ギヤツプが傾斜して
いる方式の磁気ヘツドのギヤツプ面を示す平面
図、第4図は磁気ヘツドとトラツクの関係を示す
平面図、第5図は第1図に示す磁気ヘツドの正面
図、第6図は第1図および第5図に示す磁気ヘツ
ドの斜視図、第7図はこの考案による磁気ヘツド
の一実施例の斜視図、第8図はこの考案の磁気ヘ
ツドの他の実施例の斜視図である。 12……記録/再生ヘツド、14……記録/再
生ギヤツプ、16,17,26……消去ヘツド、
18,19,27,28……消去ギヤツプ、20
a,20b,21a,21b,29a,29b…
…消去ヘツドコア、22,23,30……バツク
ポール、B,B1……トラツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 記録/再生ヘツドと、該記録/再生ヘツドによ
    り記録されるトラツクの両側に消去トラツクを形
    成する消去ヘツドとを一体化した磁気ヘツドにお
    いて、該消去ヘツドのコアがバツクポールを含ん
    で閉磁路構造を構成し、該バツクポールの少なく
    とも表面を、しや断すべき雑音磁束の表皮深さよ
    り十分厚い導電体を磁性体にメツキした導電性磁
    性体で構成したことを特徴とする磁気ヘツド。
JP18598282U 1982-12-10 1982-12-10 磁気ヘツド Granted JPS5992426U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18598282U JPS5992426U (ja) 1982-12-10 1982-12-10 磁気ヘツド

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JP18598282U JPS5992426U (ja) 1982-12-10 1982-12-10 磁気ヘツド

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Publication Number Publication Date
JPS5992426U JPS5992426U (ja) 1984-06-22
JPS642257Y2 true JPS642257Y2 (ja) 1989-01-19

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ID=33307544

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JP18598282U Granted JPS5992426U (ja) 1982-12-10 1982-12-10 磁気ヘツド

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JPS5992426U (ja) 1984-06-22

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