JPH03200147A - 画像形成方法および装置 - Google Patents
画像形成方法および装置Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
も一方を切断し、両記録材料を重ね合わせて一方の記録
材料に画像を形成する画像形成方法及び装置に関する。
像情報により変調された光により感光材料を露光し、画
像を記録する画像形成装置が知られている。更に、感光
材料上に得られた画像を受像材料に転写する画像形成装
置が知られている。
り、その中には例えば水等の画像形成用溶媒を適宜構成
の溶媒塗布装置によって記録材料に塗布処理をすること
により、現像ならびに画像転写がより促進されて、鮮明
かつ迅速な画像の形成ができる装置が知られている。
び受像材料はロール状に巻装された長尺の材料を、所望
する長さに切断してから所定の処理をするように構成さ
れている。
料を可能な限り小さくすることが使用材料の有効利用の
観点から望ましい。このことからすれば、切断した記録
材料の面積−杯に画像を形成し、これを有効画面として
使用することが最も望ましいが、このような手法を採用
して画像を形成することによる問題があった。すなわち
、ポジ感光材料から受像材料に画像を転写した場合にお
いては、画像の端部付近に「白ぬけ」と呼ばれる像の形
成されない画像欠陥が発生してしまう。これは、材料を
有効利用すべく有効画像を前記記録材料の端部ぎりぎり
まで使用するために、有効画像の端縁が前述の切断端に
より構成されることにより発生ずる。すなわち、カッタ
等の切断手段により切断された切断部分は、切断時の剪
断力により不測の変形が生じ易く、特に塑性変形し易い
画像形成層が形成された材料にあっては、第6図に示す
ように、支持体92上の画像形成層90が広範囲に盛り
上がって変形してしまい、前記両記録材料が重ね合わさ
れたときに、切断部分及びその近傍において重ね合わせ
面の接触が充分に達成されないために、画像転写が不充
分となり、白ぬけが発生する。そして、前記両記録材料
の大きさを同しにした場合は切断部分が重なり合った状
態になるので、両方の切断変形による接触不良は助長さ
れることになり、白ぬけの問題は一層大きな問題であっ
た。
り、記録材料の有効利用ができかつ切断部分による画像
欠陥の発生を回避できる画像形成方法及び装置を提供す
ることにある。
上記目的は、第1の記録材料と第2の記録材料の少なく
とも一方を切断し、両記録材料を重ね合わせて一方の記
録材料に画像を形成する画像形成方法において、切断さ
れる前記記録材料の少なくとも画像の有効画面の縁部を
形成する被切断部分を、切断時の刃面の入射角度を60
゜以下にした切断刃にて切断した後に、前記両記録材料
を重ね合わせるようにすることを特徴とする画像形成方
法により達成される。
の記録材料の少なくとも一方を切断し、両記録材料を重
ね合わせて一方の記録材料に画像を形成する画像形成装
置において、切断刃は被切断記録材料番こ対して略鉛直
方向に動作し、かつ被切断記録材料の少なくとも画像形
成層に対面する刃面の入射角度が60°以下の傾斜に構
成されたことを特徴とする画像形成装置により達成され
る。
際に、該記録材料の面に対する刃面の入射角度を小さく
することにより、特に60°以下の1頃斜角になるよう
にすることにより、前記刃面が切断時に画像形成層を加
圧する領域を小さくできる。したがって、第5図に示す
ように、支持体92上の画像形成層90は極めて小さい
変形が切断縁に生じるだけなので、記録材料の重ね合わ
せ時における切断縁近傍の接触性の低下を回避でき、白
ぬけ等の欠陥のない良好な画像を得ることができる。
せて画像を現像、転写する工程を必要とするものであれ
ば、現像、転写等の方式はいかなるものであってもよい
。記録材料としては、例えば画像形成用溶媒の存在下で
現像、転写を行う感光材料及び受像材料がある。
熱現像感光材料、圧力転写型熱現像感光材料等が挙げら
れる。上記熱現像感光材料については、米国特許第4,
463,079号、同第4゜474.867号、同第4
,478,927号、同第4,507,380号、同第
4,500,626号、同第4,483,914号、特
開昭58149046号、同58−1/19047号、
同59−152440号、同59 154445号、同
59−165054号、同59〜180548号、同5
1−168439号、同59−174832号、同59
−174833号、同59−174834号、同59−
174835号、同61232.151号、同62−6
5038号、同62253159号、同64−1354
6号、欧州特許公開210,660A2号、同220.
746 A、 2号等に開示されている。
ハロゲン化銀、バインダー、色素供与性化合物、還元剤
(色素供与性物質が還元剤を兼ねる場合もある)を有す
るものであり、更に必要に応じて有機銀塩その他の添加
剤を含有させることができる。
のでも、ポジの画像を与えるものでもよい。ポジの画像
を与える方式にはハロゲン化銀乳剤として直接ポジ乳剤
(造核剤を用いる方式、光かぶらせ方式の2種がある)
を用いる方式、ポジ状に拡散性の色素像を放出する色素
供与性化合物を用いる方式のいずれもが採用できる。
の画像形成用溶媒により色素固定層に転写する方法、高
沸点有機溶剤により色素固定層に転写する方法、親水性
熱溶剤により色素固定層に転写する方法、拡散性の色素
の熱拡散性又は昇華性を利用して色素受容性のポリマー
を有する色素固定層に転写する方式が提案されており、
そのどれであってもよい。
この水は、いわゆる純水に限らず、広く慣習的に使われ
る意味での水を含む。また、純水とメタノール、DMF
、アセトン、ジイソブチルケトンなどの低沸点溶媒との
混合溶媒でもよい。
親水性熱溶剤等を含有させた溶液でもよい。
説明する。
略構成図である。
置されており、感光材料16がロール状に巻回されて収
納されている。感光材料16は、支持体上に感光性ハロ
ゲン化銀、バインダー、色素供与性物質、還元剤を有す
るものである。
繰り出された感光材料16を切断するカッタ18が配置
されており、感材マガジン14から引き出された感光材
料16を所定長さに切断するようになっている。
になっている。
、複数の固定ミラー26、主露光光jQ24とともに移
動する第1の移動ミラー27A、前記第1の移動ミラー
27Aとは相対位置が可変な第2の移動ミラー27B及
びレンズユニット28が配置されており、更にこれらの
部品の上刃の機台12の上部には原稿載置板30が設け
られている。主露光光源24、第1の移動ミラー27Δ
、第2の移動ミラー27Bは載置板30に沿って移動可
能となっており、主露光光源24から発光された光は直
接原稿32へ照射されるようになっている。
び反転部72が配置されている。
いる。このフラッパ74は、二股に分岐された感光材料
16の搬送経路のうちいずれか一方の搬送経路に入り込
んで感光材料16の搬送経路を変更する役目を有してい
る。なお、感材マガジン14から引き出された直後の感
光材料16は、第1図上側の搬送経路へと案内される。
再度露光部20へ搬送されるようになっている。これに
より、感光材料の感光面が第1図上側へ向くことになる
。
と第1の移動ミラー27Aを移動させながら第2の移動
ミラー27Bを、所定の速度で追従移動し発光された光
を原稿32に沿って照射し、その反射像光をレンズユニ
ット28を用いて露光部20に位置する感光材料16へ
走査露光するようになっている。なお、第2の移動ミラ
ー27Bの追従速度により、感光材料16への記録倍率
を変更することができる。本装置の場合、等倍は第2の
移動ミラー27Bが主露光光源24の速度の1/2であ
る。
搬送され、水塗布部36によって画像形成溶媒としての
水が塗布されるようになっている。
、感光材料16に塗布された余分な水を除去するように
なっている。
されている。熱現像転写部38は加熱ドラム40と無端
圧接ベルト42とによって構成されている。
れている。また加熱ドラム40内にはハロゲンランプ4
4が配置されており、これによって外周面は約90°C
に加熱されている。
、ケブラーあるいはノーメックス:いずれもデュポン社
の登録商標)等の耐熱性の材料にカーボンを含有したシ
リコンゴムを被覆した構成となっており、導電性を有し
ている。
配置されており、受−像材料48がロール状に巻回され
て収納されている。受像材料48の画像形成面には媒染
剤を有する色素固定材料が塗布されている。
ており、受材マガジン46から引き出された受像材料4
8を所定長さに切断するようになっている。切断された
受像材料48は熱現像転写部38へ搬送されるようにな
っている。
ム40の近傍には、貼り合わせローラ52が配置されて
いる。貼り合わせローラ52は搬送された感光材料16
と受像材料4日とを重ね合わ廿て加熱ドラム40の外周
へ押圧し、重ね合わせた状態のままで加熱ドラム40と
無端圧接ベルト42七の間で案内されており、加熱トラ
ム40のほぼ2/3周にわたって挟持搬送されて熱現像
されるようになっている。これにより、感光材料16は
、可動性の色素を放出し、同時にこの色素が受像材料4
8の色素固定層に転写され画像が得られるようになって
いる。
40下部には、剥離爪56が配置されている。また、剥
離爪56と無端圧接ベルト42との間には剥離ローラ5
8が配置されている。
た状態となっており、感光材料16が搬送されると感光
材料16の先端部に係合し感光材IJ 16を受像材料
48から分離して加熱ドラム40の外周から剥がし、更
に剥離ローラ58は、加熱ドラム40へ感光材l16を
押圧するとともに剥離爪56によって剥離状態となった
感光材料16を巻き掛けて下方へ屈曲案内するようにな
っている。分離された感光材料16は、加熱ドラム40
の下方に設けられた廃棄感光材料収容箱60へ送り出さ
れるようになっている。
離ローラ62及び剥離爪64が配置されており、感光材
料16と分離し加熱ドラムとともに移動する受像材料4
8を加熱ドラム40の外周から剥がすようになっている
。加熱ドラム40の外周から剥離された受像材料48は
、トレイ66上に集積されるようになっている。
に示すように、上刃80と下刃84とによって構成され
た押し切りタイプのカッタであり、例えば上刃80が下
方に移動することによってその剪断力により感光材料1
6又は受像材料48を切断することができる。上刃80
はその一つの刃裏面81が感光材料16又は受像材料4
8に形成された画像形成層90に対して略直角になって
おり、他方の刃表面82が鉛直線Cに対して60゜以下
の小さい入射角度α(傾斜角度)に構成されている。な
お、この場合における入射角度αは刃先83の角度と一
致している。
て刃面を見せるように対向する刃表面82は、切断時に
おいて画像形成層90を加圧する加圧面として作用する
ものの、前述の入射角度αが小さく構成されていること
により、切断時に刃表面82により画像形成層90に加
わる鉛直方向の分力(切断変形に大きく加担する圧力)
が小さくなり、かつ水平方向の分力が大きくなる。この
結果、カンタ18,50の切断の際の移動圧力(剪断力
)が小さくても良く切れるだけでなく、刃表面82が画
像形成層90を押圧する領域(切断時に圧接する部分の
面積)を小さくでき、該押圧によって変形する量を少な
くすることができる。
の切断面48cが感光材料16の内側に位置して、該切
断面48 c、のより有効画像の境界線が形成される場
合や、その逆に第4図に示すように感光材料16の切断
面16cが受像材料48の内側に位置して有効画像の境
界線が形成される時でも、切断面16c、48cの部分
において感光材料16と受像材料48との重ね合わせ時
の整合性の不都合も発生せず、白ぬけ欠陥のない良好な
画像を得ることができる。また、切断面16c、48c
が重なり合う場合でも白ぬけ欠陥のない良好な画像を得
ることができる。特に、比較的に弾性変形の小さい紙等
の支持体上に画像形成層を形成した記録材料の場合に顕
著な効果を奏することができる。
刃裏面81が被切断材料に対して垂直に移動(鉛直線C
に沿った移動)する構成としたが、本発明はこれに限ら
れるものではなく、カッタ18(50)が鉛直線Cに対
して傾斜移動して切断する構成でも勿論よいが、この場
合には入射角αは実際の刃先角度とは一致しない。また
、本発明は前記実施態様のように単に上下動する押し切
りタイプのカッタに限るものではなく、例えばロータリ
ーカッタのようなタイプのものにも適用可能である。
図)を用いて、感光材料と受像材料との14(ね合わせ
形態が第3図及び第4図に示すような場合について、入
射角度αを変えて画像形成を行った。その結果を第1表
に示す。
と自ぬ(jが無く良好な画像形成ができた。
る刃面の入射角度が60°以下の小さい傾斜をもって切
断するようにしたので、切断時に刃面により例えば画像
形成層を押して変形させる鉛直方向の力が小さくなり、
前記刃面が切断時に画像形成層に加圧する領域も小さく
できるとともに、極めて小さい変形が切断縁に生じるだ
けなので、該変形による重ね合わせの不都合も発生せず
、白ぬけ欠陥のない良好な画像を得ることができる。
大側面図、 第5図は本発明による記録材料切断状態図、第6図は従
来の記録材料切断状態図である。 図中符号 1〇−画像形成装置 12−機台 14・−感材マガジン 16・ 16c −感光材料の切断端 18.50 −カッタ 46−受材マガジン 48 48c 受像材料の切断端 8〇−上刃 8I 82 刃表面 83 84−下刃 90 92−支持体 感光材料 受像材料 刃裏面 刃先 画像形成層 第 5 図 手続補正書 平成2年5月9日 l。 2゜ 3゜
Claims (2)
- (1)第1の記録材料と第2の記録材料の少なくとも一
方を切断し、両記録材料を重ね合わせて一方の記録材料
に画像を形成する画像形成方法において、切断される前
記記録材料の少なくとも画像の有効画面の縁部を形成す
る被切断部分を、切断時の刃面の入射角度を60゜以下
にした切断刃にて切断した後に、前記両記録材料を重ね
合わせるようにすることを特徴とする画像形成方法 - (2)第1の記録材料と第2の記録材料の少なくとも一
方を切断し、両記録材料を重ね合わせて一方の記録材料
に画像を形成する画像形成装置において、切断刃は被切
断記録材料に対して略鉛直方向に動作し、かつ被切断記
録材料の少なくとも画像形成層に対面する刃面の入射角
度が60゜以下の傾斜に構成されたことを特徴とする画
像形成装置
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP1338776A JP2729524B2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 画像形成方法および装置 |
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---|---|
JPH03200147A true JPH03200147A (ja) | 1991-09-02 |
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Family Applications (1)
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Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63260788A (ja) * | 1987-04-15 | 1988-10-27 | 富士写真フイルム株式会社 | 画像記録装置 |
-
1989
- 1989-12-28 JP JP1338776A patent/JP2729524B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS63260788A (ja) * | 1987-04-15 | 1988-10-27 | 富士写真フイルム株式会社 | 画像記録装置 |
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