JPH0319960B2 - - Google Patents
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- JPH0319960B2 JPH0319960B2 JP57190111A JP19011182A JPH0319960B2 JP H0319960 B2 JPH0319960 B2 JP H0319960B2 JP 57190111 A JP57190111 A JP 57190111A JP 19011182 A JP19011182 A JP 19011182A JP H0319960 B2 JPH0319960 B2 JP H0319960B2
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は原子炉の出力分布を監視する原子炉の
出力系モニタ装置の改良に関する。
出力系モニタ装置の改良に関する。
沸騰水形原子炉の炉心は第1図に示すような外
観を有し、その炉心1の内部には第2図に示すよ
うに炉の核反応の制御を行う制御棒2が引抜き可
能な状態で挿入されている。そして、4個の制御
棒2ごとにその囲りに4つのストリング3…が配
置され、更にそれぞれのストリング3…には中性
子束レベルを検出するために4個の検出器4…が
所定の間隔を有して装着されている。
観を有し、その炉心1の内部には第2図に示すよ
うに炉の核反応の制御を行う制御棒2が引抜き可
能な状態で挿入されている。そして、4個の制御
棒2ごとにその囲りに4つのストリング3…が配
置され、更にそれぞれのストリング3…には中性
子束レベルを検出するために4個の検出器4…が
所定の間隔を有して装着されている。
従来、これらの検出器4…の出力は第3図のよ
うな出力系モニタ装置によつて信号処理を行つて
いる。この装置は、複数系統に分離された独立ユ
ニツト構成の平均出力モニタユニツト5を備え、
ここで通常100個以上の検出器4…の出力を局部
出力モニタ6(以下、LPRMと指称する)で測
定した後、同ユニツト5内の平均出力モニタ7
(以下、APRMと指称する)とユニツト5外部の
制御棒引抜阻止モニタ8(以下、RBMと指称す
る)とにそれぞれ供給している。APRM7は、
LPRM6を平均的に選定して系統分離仕様を満
足するように複数系統に分け、炉心内の平均出力
を監視するものである。RBM8は、選択された
制御棒周辺の4つのストリング3…の測定系の平
均値を監視し、運転員が原子炉手動制御系9によ
つて制御棒引抜操作を行つたとき、監視によつて
得た測定系の平均値と制御棒引抜阻止レベルとを
比較し測定系の平均値が高いときに制御棒引抜阻
止信号を出力する。また平均出力モニタユニツト
5の外部にはプロセス計算機10が備えられてい
る。このプロセス計算機10は、通常時は
LPRM6の出力を受けて原子炉の炉心性能を計
算し、校正時には炉内中性子束の平均値に中性子
束分布の係数を乗じて実際の中性子束に対するピ
ーキング係数を求めこれをAPRM7に与えてい
る。11はコネクタである。
うな出力系モニタ装置によつて信号処理を行つて
いる。この装置は、複数系統に分離された独立ユ
ニツト構成の平均出力モニタユニツト5を備え、
ここで通常100個以上の検出器4…の出力を局部
出力モニタ6(以下、LPRMと指称する)で測
定した後、同ユニツト5内の平均出力モニタ7
(以下、APRMと指称する)とユニツト5外部の
制御棒引抜阻止モニタ8(以下、RBMと指称す
る)とにそれぞれ供給している。APRM7は、
LPRM6を平均的に選定して系統分離仕様を満
足するように複数系統に分け、炉心内の平均出力
を監視するものである。RBM8は、選択された
制御棒周辺の4つのストリング3…の測定系の平
均値を監視し、運転員が原子炉手動制御系9によ
つて制御棒引抜操作を行つたとき、監視によつて
得た測定系の平均値と制御棒引抜阻止レベルとを
比較し測定系の平均値が高いときに制御棒引抜阻
止信号を出力する。また平均出力モニタユニツト
5の外部にはプロセス計算機10が備えられてい
る。このプロセス計算機10は、通常時は
LPRM6の出力を受けて原子炉の炉心性能を計
算し、校正時には炉内中性子束の平均値に中性子
束分布の係数を乗じて実際の中性子束に対するピ
ーキング係数を求めこれをAPRM7に与えてい
る。11はコネクタである。
ところで、以上のような装置にあつては次のよ
うな欠点がある。その1つは、スクラム機能をも
つ平均出力モニタユニツト5…は高い信頼性の要
求される安全系に属し、このために系統別分離を
行つているが、この分離構成が複雑であり、
RBM5では系統分離が完全には達成することが
できなかつた。また、他の1つは、出力系モニタ
装置のすべての機能がハードワイヤで接続されて
いるため、配線数が多く、保守点検に多大の労力
を費やしている。さらに、装置の機能をハードロ
ジツクで構成しているので、内部構成が複雑であ
り、PBM8に一本の制御棒引抜監視機能しか持
たせることができず、複数個の制御棒2の同時引
抜を監視することはできなかつた。
うな欠点がある。その1つは、スクラム機能をも
つ平均出力モニタユニツト5…は高い信頼性の要
求される安全系に属し、このために系統別分離を
行つているが、この分離構成が複雑であり、
RBM5では系統分離が完全には達成することが
できなかつた。また、他の1つは、出力系モニタ
装置のすべての機能がハードワイヤで接続されて
いるため、配線数が多く、保守点検に多大の労力
を費やしている。さらに、装置の機能をハードロ
ジツクで構成しているので、内部構成が複雑であ
り、PBM8に一本の制御棒引抜監視機能しか持
たせることができず、複数個の制御棒2の同時引
抜を監視することはできなかつた。
本発明は上記実情にかんがみてなされたもの
で、系統別分離及び配線を簡略化し、かつ保守点
検が容易であつて信頼性が高く、複数個の制御棒
の同時引抜きも監視できる原子炉の出力系モニタ
装置を提供することにある。
で、系統別分離及び配線を簡略化し、かつ保守点
検が容易であつて信頼性が高く、複数個の制御棒
の同時引抜きも監視できる原子炉の出力系モニタ
装置を提供することにある。
本発明は、原子炉炉心内に配置された各検出器
の出力を系統分離の要求される系統ごとに別けて
各平均出力モニタユニツトで受け、これら平均出
力モニタユニツトにより局部出力を算出してその
出力データをマルチプレクサにより選択してメモ
リに各系統別に並べて記憶し、このメモリの各出
力データをCPUにより読み出して平均出力を算
出し、かつ原子炉手動制御系からデータ伝送ライ
ンを伝送してきた信号を受けたときにメモリの出
力データを選択し平均化して制御棒引抜阻止レベ
ルと比較し、かつ平均出力モニタユニツトの各モ
ニタ出力をそれぞれ光アイソレータにより光信号
に変換してデータ伝送ラインを多重伝送させて原
子炉炉心性能等を算出するプロセス計算機に送
る。
の出力を系統分離の要求される系統ごとに別けて
各平均出力モニタユニツトで受け、これら平均出
力モニタユニツトにより局部出力を算出してその
出力データをマルチプレクサにより選択してメモ
リに各系統別に並べて記憶し、このメモリの各出
力データをCPUにより読み出して平均出力を算
出し、かつ原子炉手動制御系からデータ伝送ライ
ンを伝送してきた信号を受けたときにメモリの出
力データを選択し平均化して制御棒引抜阻止レベ
ルと比較し、かつ平均出力モニタユニツトの各モ
ニタ出力をそれぞれ光アイソレータにより光信号
に変換してデータ伝送ラインを多重伝送させて原
子炉炉心性能等を算出するプロセス計算機に送
る。
以下、本発明の一実施例について第4図および
第5図を参照して説明する。なお第4図は装置の
全体構成を示し、第5図は第4図のデイジタル演
算装置の一具体例を示す図である。これらの図に
おいて21…はストリングに所定の間隔を有して
配置された検出器であつて、これらの検出器21
…によつて検出された中性子レベル信号は系統分
離仕様を満足するように複数系統に分離された平
均出力モニタユニツト22…の対応するLPRM
23…にそれぞれ供給されている。このLPRM
23…は各検出器21…の出力から局部出力を測
定するものである。そして、これらのLPRM2
3…の出力はデイジタル演算装置24に送られ
る。このデイジタル演算装置24は、第5図に示
すようにLPRM23…の出力を選択するマルチ
プレクサ241と、A−D変換回路242と、マ
ルチプレクサ241から出力されたLPRMデー
タを第6図のようにして記憶するメモリ243
と、このメモリ243内のデータを読出して第7
図のようなフローに従つて炉心内の平均出力およ
び制御棒引抜を監視する制御棒引抜阻止モニタ出
力を得るCPU244と、入出力部245と、デ
ータ伝送部246とで構成されている。そして、
各デイジタル演算装置24…の出力は平均出力モ
ニタユニツト22ごとに設けられた光アイソレー
タ25を介して光信号としてデータ伝送ライン2
6に送られる。このデータ伝送ライン26にはそ
れぞれ光アイソレータ27および28を介して原
子炉手動制御系29およびプロセス計算機30が
接続されている。この原子炉手動制御系29は、
原子炉を手動制御する信号を入力する部分であつ
て、その1つとして例えば制御棒を引抜くための
操作信号が挙げられる。また、プロセス計算機3
0は、原子炉炉心性能を計算するものであつて、
通常時の出力計算の他に、校正時にはピーキング
係数をデイジタル演算装置24に与えている。
第5図を参照して説明する。なお第4図は装置の
全体構成を示し、第5図は第4図のデイジタル演
算装置の一具体例を示す図である。これらの図に
おいて21…はストリングに所定の間隔を有して
配置された検出器であつて、これらの検出器21
…によつて検出された中性子レベル信号は系統分
離仕様を満足するように複数系統に分離された平
均出力モニタユニツト22…の対応するLPRM
23…にそれぞれ供給されている。このLPRM
23…は各検出器21…の出力から局部出力を測
定するものである。そして、これらのLPRM2
3…の出力はデイジタル演算装置24に送られ
る。このデイジタル演算装置24は、第5図に示
すようにLPRM23…の出力を選択するマルチ
プレクサ241と、A−D変換回路242と、マ
ルチプレクサ241から出力されたLPRMデー
タを第6図のようにして記憶するメモリ243
と、このメモリ243内のデータを読出して第7
図のようなフローに従つて炉心内の平均出力およ
び制御棒引抜を監視する制御棒引抜阻止モニタ出
力を得るCPU244と、入出力部245と、デ
ータ伝送部246とで構成されている。そして、
各デイジタル演算装置24…の出力は平均出力モ
ニタユニツト22ごとに設けられた光アイソレー
タ25を介して光信号としてデータ伝送ライン2
6に送られる。このデータ伝送ライン26にはそ
れぞれ光アイソレータ27および28を介して原
子炉手動制御系29およびプロセス計算機30が
接続されている。この原子炉手動制御系29は、
原子炉を手動制御する信号を入力する部分であつ
て、その1つとして例えば制御棒を引抜くための
操作信号が挙げられる。また、プロセス計算機3
0は、原子炉炉心性能を計算するものであつて、
通常時の出力計算の他に、校正時にはピーキング
係数をデイジタル演算装置24に与えている。
次に、以上のように構成された装置の作用を説
明する。炉心内のストリングに配置されている各
検出器21…の出力はそれぞれ対応するLPRM
23…で測定増幅された後、デイジタル演算装置
24に供給される。この演算装置24は、
LPRM23…からの信号をマルチプレクサ24
1で順次選択し、A−D変換回路242でデイジ
タル化する。そして、各デイジタル演算装置24
…のCPU244は自己の系統のLPRM23…の
出力を第6図に示すLPRMデータD1,D2…
としてメモリ243に記憶する。つまりデータD
1は第1の系統、データD2は第2の系統に属す
るメモリ243に格納する。その後、CPU24
4は、第7図に示すようにメモリ243に指令を
与えて自己の系統のLPRMデータを読出して平
均化し、これにプロセス計算機30から光アイソ
レータ28、データ伝送ライン26、光アイソレ
ータ25を経てデータ伝送部246で受信される
ピーキング係数(原子炉熱出力補正データ)を乗
算し、この乗算値が各系統のデイジタル演算装置
24…から原子炉平均出力データAPRM1,
APRM2…(第6図参照)から出力される。こ
れらの一連の動作は第7図イに示している。
明する。炉心内のストリングに配置されている各
検出器21…の出力はそれぞれ対応するLPRM
23…で測定増幅された後、デイジタル演算装置
24に供給される。この演算装置24は、
LPRM23…からの信号をマルチプレクサ24
1で順次選択し、A−D変換回路242でデイジ
タル化する。そして、各デイジタル演算装置24
…のCPU244は自己の系統のLPRM23…の
出力を第6図に示すLPRMデータD1,D2…
としてメモリ243に記憶する。つまりデータD
1は第1の系統、データD2は第2の系統に属す
るメモリ243に格納する。その後、CPU24
4は、第7図に示すようにメモリ243に指令を
与えて自己の系統のLPRMデータを読出して平
均化し、これにプロセス計算機30から光アイソ
レータ28、データ伝送ライン26、光アイソレ
ータ25を経てデータ伝送部246で受信される
ピーキング係数(原子炉熱出力補正データ)を乗
算し、この乗算値が各系統のデイジタル演算装置
24…から原子炉平均出力データAPRM1,
APRM2…(第6図参照)から出力される。こ
れらの一連の動作は第7図イに示している。
次に、運転員が原子炉手動制御系29により制
御棒の引抜き操作を行なうと、CPU244は選
択制御棒のNOを読込んで第6図に示すように自
己の系統及び他の系統のLPRMデータD1,D
2…から適切な1つ又は2つのLPRM出力デー
タを選択し、その選択データを平均化する。そし
て、この平均値と制御棒引抜阻止レベルとを比較
し、平均値が高いとき制御棒引抜阻止信号RBM
をデータ伝送部246より光アイソレータ25を
経てデータ伝送ライン26に送出される。この一
連の動作は第7図ロに示している。
御棒の引抜き操作を行なうと、CPU244は選
択制御棒のNOを読込んで第6図に示すように自
己の系統及び他の系統のLPRMデータD1,D
2…から適切な1つ又は2つのLPRM出力デー
タを選択し、その選択データを平均化する。そし
て、この平均値と制御棒引抜阻止レベルとを比較
し、平均値が高いとき制御棒引抜阻止信号RBM
をデータ伝送部246より光アイソレータ25を
経てデータ伝送ライン26に送出される。この一
連の動作は第7図ロに示している。
複数個の制御棒の同時引抜き時には、デイジタ
ル演算装置24は複数個の制御棒を監視し、その
各々について制御棒引抜阻止レベルと比較し、1
つの制御棒でもその平均出値が制御棒引抜阻止レ
ベルよりも高いと、制御棒引抜阻止信号RBMを
出力する。
ル演算装置24は複数個の制御棒を監視し、その
各々について制御棒引抜阻止レベルと比較し、1
つの制御棒でもその平均出値が制御棒引抜阻止レ
ベルよりも高いと、制御棒引抜阻止信号RBMを
出力する。
なお、本発明は上記実施例に限定されるもので
はない。デイジタル演算装置24…相互間のデー
タ伝送は光アイソレータを用いて光通信として述
べたが、例えばトランス等を用いて電気的に絶縁
すれば電気信号で伝送してもよい。また、上記実
施例では、1台のCPU244で第7図イの
APRM演算と第7図ロのRBM演算とを行なうよ
うにしたが、例えばCPUをマルチにしてAPRM
とRBNの演算機能を分離してもよい。また、1
系統ごとの平均出力モニタユニツト22内部に
APRMとRBMの演算機能を設けたが、RBM演
算をユニツト22の外部で行ない、このRBM演
算データをAPRM演算データとともに光アイソ
レータ25を通してデータ伝送する方式でもよ
い。また、デイジタル演算装置24相互間で
APRMデータの送受信を行ない、相互比較によ
りシステムが健全かをチエツクするようにするこ
ともできる。その他、本発明はその要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形して実施できる。
はない。デイジタル演算装置24…相互間のデー
タ伝送は光アイソレータを用いて光通信として述
べたが、例えばトランス等を用いて電気的に絶縁
すれば電気信号で伝送してもよい。また、上記実
施例では、1台のCPU244で第7図イの
APRM演算と第7図ロのRBM演算とを行なうよ
うにしたが、例えばCPUをマルチにしてAPRM
とRBNの演算機能を分離してもよい。また、1
系統ごとの平均出力モニタユニツト22内部に
APRMとRBMの演算機能を設けたが、RBM演
算をユニツト22の外部で行ない、このRBM演
算データをAPRM演算データとともに光アイソ
レータ25を通してデータ伝送する方式でもよ
い。また、デイジタル演算装置24相互間で
APRMデータの送受信を行ない、相互比較によ
りシステムが健全かをチエツクするようにするこ
ともできる。その他、本発明はその要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形して実施できる。
本発明は以上のように構成したので、次のよう
な効果を有する。
な効果を有する。
(1) 従来の場合には冗長系を組んでいたために系
統別の分離が複雑であり、更に100個以上の検
出器の出力をそれぞれAPRMおよびRBMに供
給していたために配線が複雑であつたが、系統
別の平均出力モニタユニツト内にデイジタル演
算装置を内蔵してAPRM出力およびRBM出力
をデイジタル的に処理し、その処理データを光
アイソレータを通してデータ伝送するようにし
たので、系統別の分離および配線の簡略化が図
れ、しかも保守点検が容易になつた。
統別の分離が複雑であり、更に100個以上の検
出器の出力をそれぞれAPRMおよびRBMに供
給していたために配線が複雑であつたが、系統
別の平均出力モニタユニツト内にデイジタル演
算装置を内蔵してAPRM出力およびRBM出力
をデイジタル的に処理し、その処理データを光
アイソレータを通してデータ伝送するようにし
たので、系統別の分離および配線の簡略化が図
れ、しかも保守点検が容易になつた。
(2) また、従来装置は1個の制御棒引抜監視しか
できなかつたが、本発明装置はデイジタル演算
装置を用いてCPUにてデイジタル処理をする
ことにより、複数の制御棒の同時引抜きをも監
視できる。
できなかつたが、本発明装置はデイジタル演算
装置を用いてCPUにてデイジタル処理をする
ことにより、複数の制御棒の同時引抜きをも監
視できる。
(3) 従来装置におけるRBMは系統分離を完全に
達成することは困難であつたが、本発明装置は
完全に系統分離を達成できる。また、従来は
RBMに関してチヤンネル構成であるが、本発
明装置はAPRMの安全系に属するスクラム監
視信号と同じ冗長系で構成できるのでシステム
の信頼性を高めることができる。
達成することは困難であつたが、本発明装置は
完全に系統分離を達成できる。また、従来は
RBMに関してチヤンネル構成であるが、本発
明装置はAPRMの安全系に属するスクラム監
視信号と同じ冗長系で構成できるのでシステム
の信頼性を高めることができる。
第1図ないし第3図は従来装置を説明する図で
あつて、第1図は炉心の一部切欠き外観図、第2
図は炉心内部の拡大図、第3図は従来装置の全体
構成図、第4図ないし第7図は本発明に係る原子
炉の出力系モニタ装置の一実施例を説明する図で
あつて、第4図は装置の全体構成図、第5図は第
4図のデイジタル演算装置の内部構成図、第6図
はメモリに記憶するときの測定データの状態図、
第7図は動作を説明するフローチヤートである。 21…検出器、22…平均出力モニタユニツ
ト、23…局部出力モニタ、24…デイジタル演
算装置、25,27,28…光アイソレータ、2
6…データ伝送ライン、29…原子炉手動制御
系、30…プロセス計算機。
あつて、第1図は炉心の一部切欠き外観図、第2
図は炉心内部の拡大図、第3図は従来装置の全体
構成図、第4図ないし第7図は本発明に係る原子
炉の出力系モニタ装置の一実施例を説明する図で
あつて、第4図は装置の全体構成図、第5図は第
4図のデイジタル演算装置の内部構成図、第6図
はメモリに記憶するときの測定データの状態図、
第7図は動作を説明するフローチヤートである。 21…検出器、22…平均出力モニタユニツ
ト、23…局部出力モニタ、24…デイジタル演
算装置、25,27,28…光アイソレータ、2
6…データ伝送ライン、29…原子炉手動制御
系、30…プロセス計算機。
Claims (1)
- 1 原子炉炉心内に配置されてそれぞれ中性子束
レベルを検出する複数の検出器と、系統分離の要
求される系統ごとに別けられた前記各検出器の出
力を受けてそれぞれこれら検出器の出力から前記
炉心内の局部出力を測定するとともに平均出力を
測定し、かつ制御棒引抜きの際に平均出力を監視
して前記平均出力が高いときに制御棒引抜阻止信
号を送出する複数の平均出力モニタユニツトと、
これら平均出力モニタユニツトの各モニタ出力を
それぞれ光信号に変換する複数の光アイソレータ
と、これら光アイソレータからの光信号を多重伝
送するための閉ループに形成されたデータ伝送ラ
インと、このデータ伝送ラインを通して前記各平
均出力モニタユニツトとデータ伝送を行つて原子
炉炉心性能等を算出するプロセス計算機と、前記
データ伝送ラインに接続され前記原子炉を手動制
御する信号を前記データ伝送ラインに入力する原
子炉手動制御系とを具備し、前記各平均出力モニ
タユニツトは前記各検出器の出力を受けて前記局
部出力を測定する複数の局部出力モニタと、これ
ら局部出力モニタの出力データを選択するマルチ
プレクサと、このマルチプレクサにより選択され
た出力データを前記各系統別に並べて記憶するメ
モリと、このメモリに記憶された各出力データを
読み出して前記各系統別に平均するとともに前記
プロセス計算機から補正係数を受けて平均出力を
算出し、かつ前記原子炉手動制御系から信号を受
けたときに前記メモリの出力データを選択して平
均化して制御棒引抜阻止レベルと比較するCPU
と、このCPUの演算処理結果を前記光アイソレ
ータに送るデータ伝送部とから構成されることを
特徴とする原子炉の出力系モニタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57190111A JPS5979897A (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | 原子炉の出力系モニタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57190111A JPS5979897A (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | 原子炉の出力系モニタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5979897A JPS5979897A (ja) | 1984-05-09 |
JPH0319960B2 true JPH0319960B2 (ja) | 1991-03-18 |
Family
ID=16252556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57190111A Granted JPS5979897A (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | 原子炉の出力系モニタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPS5979897A (ja) |
Families Citing this family (4)
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JPH068899B2 (ja) * | 1985-04-19 | 1994-02-02 | 株式会社日立製作所 | 中性子束測定装置 |
JPH0810261B2 (ja) * | 1988-03-11 | 1996-01-31 | 株式会社東芝 | 制御棒引抜き監視装置 |
JP2848660B2 (ja) * | 1990-02-23 | 1999-01-20 | 株式会社東芝 | ディジタル式原子炉核計装系の出力領域モニタ |
JP5502509B2 (ja) * | 2010-01-28 | 2014-05-28 | 株式会社東芝 | 炉心熱的制限値監視装置、炉心監視システムおよび炉心熱的制限値監視方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55106397A (en) * | 1979-02-09 | 1980-08-15 | Tokyo Shibaura Electric Co | Neutron measuring device |
JPS5735794A (en) * | 1980-08-14 | 1982-02-26 | Tokyo Shibaura Electric Co | Instrumentation control system of atomic power plant |
-
1982
- 1982-10-29 JP JP57190111A patent/JPS5979897A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55106397A (en) * | 1979-02-09 | 1980-08-15 | Tokyo Shibaura Electric Co | Neutron measuring device |
JPS5735794A (en) * | 1980-08-14 | 1982-02-26 | Tokyo Shibaura Electric Co | Instrumentation control system of atomic power plant |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS5979897A (ja) | 1984-05-09 |
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