JPH03198985A - 電子ビーム溶接装置 - Google Patents

電子ビーム溶接装置

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JPH03198985A
JPH03198985A JP33630989A JP33630989A JPH03198985A JP H03198985 A JPH03198985 A JP H03198985A JP 33630989 A JP33630989 A JP 33630989A JP 33630989 A JP33630989 A JP 33630989A JP H03198985 A JPH03198985 A JP H03198985A
Authority
JP
Japan
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electron beam
ray
image
image intensifier
kossel
Prior art date
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Pending
Application number
JP33630989A
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English (en)
Inventor
Masao Iguchi
征夫 井口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、電子ビーム溶接装置に関する。
〈従来の技術およびその課題〉 最近の自動車産業やエレクトロニクス技術の急速な進展
にともなって、金属の局所微小領域の溶接に最適な電子
ビーム溶接が使用され、と(にその中でも細い電子ビー
ムを得ることのできる高電圧電子ビーム溶接が試行され
るようになってきている。
従来から、このような電子ビーム溶接の際に、しばしば
起こる溶接部のマイクロクラックが品質上の問題点とな
り、この状況を的61に見出す方法の開発が切望されて
きたが、現在にいたるまで適当な手段が見当たらないの
が実情である。特に、この溶接部におけてその深さ方向
にわたっての情報を得ることが不可欠である。
一方、本出願人は、微小領域の結晶方位あるいは歪量を
測定する手法として、lO〜50kV程度の走査電子W
4m鏡像(以下、SEM像という)を利用したコツセル
線解析手法を従来のマイクロラウエやエッチピット法に
代わって利用し始めた。
この手法は、本出願人がさきに特公昭63−’ 153
3号公報および実公昭57−47791号公報において
開示したように、走査型電子顕微鏡とコツセルカメラと
を組み合わせ、結晶解析すべき微小領域に走査電子WA
微鏡の直径数ミクロンまで絞りこんだ電子線を照射して
、微小領域中の原子が励起されて発生したコツセル線の
像をコツセルカメラによって撮影するようにしたもので
ある。
しかしながら、上記の手法はX線フィルムを用いている
都合上、装置へのフィルムのセツティング、フィルムの
現像、定着、フィルムの解析などに時間と労力がかかり
、広範囲の集合組織に関する情報を得るのは大変困難で
あった。
このような欠点を解決する手段として、本出願人はさら
に特開昭56−26248号公報においてX線イメージ
インテンシファイヤを用いたX線コツセル回折像観察装
置を提案した。この装置は、従来のX線フィルムに代ね
、てXwAイメージインテンシフ1イヤの出力をデジタ
ルデータに変換してブラウン管上に表示させることがで
きる。
しかしながら、このようにして得られるコツセル回折像
もそのままでは実験データとして使用することができず
、コツセル回折像解析にあたり誤差を最小限に抑えるた
めにも、また省力化のためにも、解析の自動化が不可欠
のものであった。
ところで、1960年代の初頭からコンピュータによる
画像解析法が発達し、X線ラウェ法や電子線回折法によ
る回折スポットの距離の自動測定などが行われてきてい
るが、本出願人はX線イメージインテンシファイヤに画
像解析装置を接続することによりコツセル線像の方位、
歪量解析の自動化が可能であると考え、多数のデータを
高精度にしかも短時間に処理できるものとして、特開昭
60−166847号公報において上記した欠点を解消
し、自動的にコツセル線像の方位、歪量を解析すること
によって、多数のデータを高精度、短時間に処理でき誤
差も少ないX線コツセル回折像解析装置を提案した。
このX線コツセル回折像解析装置の内容は、X線イメー
ジインテンシファイヤと、その出力を記憶する画像メモ
リに記憶したデータを読み出して信号処理を行う信号処
理装置とよりなり、x1sイメージインテンシファイヤ
にX線コツセル回折線を投射して得たデータを信号処理
することによって、コツセル回折線をデジタル画像とし
て観察可能なX線コツセル回折像解析装置において、コ
ツセル回折線上における画面上の原点からの最短距離部
を求めるために必要な処理を行う画像処理装置と、最短
距離部におけるコツセル回折線の線幅および曲率を求め
る画像解析装置と、求めたコツセル回折線の線幅および
曲率から歪量および結晶方位を求める換算装置と、求め
た歪量および結晶方位を表示する表示装置とを具えるよ
うにしたものである。
さらに、本出願人は特開昭62−119445号、同6
2−265685号および同62−265687号公報
において、コツセル像を使用して個々の結晶粒の粒界表
示および結晶方位のステレオ三角形を用いてのカラー表
示および歪量の定量的な表示法を開示した。
二のように、本出願人は、これらのコツセル装置やコツ
セル像の解析1表示法に至るまでの一連の開発技術を開
示してきたが、しかしながら、これらの中での最大の問
題点は、本来連続発散X線は30kV程度の加速電圧で
は弱すぎるため、これをコツセル像として検出するには
X線イメージインテンシファイヤの精度を高めねばなら
ないという点である。
本発明は、上記のような課題を解決すべくしてなされた
ものであって、微小領域の結晶方位および歪量を測定す
るコツセル回折像観察装置を備えた電子ビーム溶接装置
を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、100kV以上の高い加速電圧を使用する電
子銃から出射した電子ビームを収束レンズと対物レンズ
を介して被溶接試料上の微小領域に焦点を結んで溶接す
る電子ビーム溶接装置に、前記電子ビームで励起されて
前記微小領域から放出するコツセル線を検出するX線イ
メージインテンシファイヤと、このX線イメージインテ
ンシファイヤに入射するX線強度を一定に調整するフィ
ルタ装置と、該X線イメージ・インテンシファイヤの出
力を記憶せしめるイメージメモリと、゛該イメージメモ
リに記憶させたデータを読み出して信号処理を行う信号
処理装置とからなるX線コツセル回折像観察装置を備え
たことを特徴とする電子ビーム溶接装置である。
〈作 川〉 本発明者は、X線イメージインテンシファイヤの精度を
高めてコツセル像の検出を確実に検出するべ(鋭意検討
した結果、100kV以上の高電圧を使用した電子ビー
ムによってX線の強度を高めることができ、それにより
電子ビーム溶接を行った局所位置の結晶方位および歪量
をそのまま直接測定することが可能であることを見出し
、本発明を完成させるに至ったものである。
ずなわら、本発明によれば、100kV以上の高電圧を
使用することにより通常の場合に比較して大量に発生す
るX線強度を、フィルタ装置を用いて一定に調整するよ
うにしたので、加速電圧が強化されることによって、溶
接部の深さ方向にわたって一様に安定したコツセル像を
撮影することが可能である。
〈実施例〉 以下に、第1図を用いて本発明の実施例について詳しく
説明する。
図において、lは、100kV以上の高い加速電圧を使
用する電子銃であり、この電子銃lから出射した電子ビ
ームEBは、収束レンズ2.対物レンズ3を介して被溶
接試料4上の微小領域に焦点Sを結び溶接が施される。
このとき、焦点Sの微小領域からは電子ビームEBで励
起されてコツセル線(反射特性発散X線)が放出される
5は、コツセル線を検出するX線イメージインテンシフ
ァイヤであり、その受光面に高感度センサ6が設けられ
ている。
7は、フィルタ装置であり、第2図に示すように、膜厚
の異なる複数の円形のフィルタニレメン)7a、7b、
7c・・・7nを格納した円板からなり、高感度センサ
6に入射するX線強度を一定にする機能を有する。すな
わち、X線強度感知装置8によって被溶接試料4から放
出されるX線強度を感知して、その情報をフィルタ装置
f7に伝達することにより、フィルタ装置7を図示しな
い駆動装置を介して回転させて、高感度センサ6に入射
するX線強度が一定になるような膜厚のフィルタエレメ
ントが選定される。
9は、X線イメージインテンシファイヤ5から出力され
るアナログ信号をデジタル信号に変換処理する信号処理
装置である。すなわち、X線イメージインテンシファイ
ヤ5からの出力であるアナログ信号は、−旦増幅された
後、信号処理装置9に設けられたパルス発生回路10と
積算回路11からなるA/D変換器12によって、制御
装置f13の制御のちとにデジタル信号に変換され、イ
メージメモ1月4に記憶される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 100kV以上の高い加速電圧を使用する電子銃から出
    射した電子ビームを収束レンズと対物レンズを介して被
    溶接試料上の微小領域に焦点を結んで溶接する電子ビー
    ム溶接装置に、前記電子ビームで励起されて前記微小領
    域から放出するコッセル線を検出するX線イメージイン
    テンシファイヤと、このX線イメージインテンシファイ
    ヤに入射するX線強度を一定に調整するフィルタ装置と
    、該X線イメージインテンシファイヤの出力を記憶せし
    めるイメージメモリと、該イメージメモリに記憶させた
    データを読み出して信号処理を行う信号処理装置とから
    なるX線コッセル回折像観察装置を備えたことを特徴と
    する電子ビーム溶接装置。
JP33630989A 1989-12-27 1989-12-27 電子ビーム溶接装置 Pending JPH03198985A (ja)

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ID=18297782

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JP (1) JPH03198985A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2547367C2 (ru) * 2013-07-18 2015-04-10 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Сибирский государственный аэрокосмический университет имени академика М.Ф. Решетнева" (СибГАУ) Устройство для электронно-лучевой сварки

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2547367C2 (ru) * 2013-07-18 2015-04-10 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Сибирский государственный аэрокосмический университет имени академика М.Ф. Решетнева" (СибГАУ) Устройство для электронно-лучевой сварки

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