JPH03198807A - 爪研削機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野〕 この出願の発明は、爪を所望の長さに研削する為の爪研
削機に関するものである。

〔従来技術〕

爪切りとしては、上下の切歯で爪を挟圧切断するものが
一般的であるが、最近、回転する砥石により爪を研削処
理するものが市販されている。

このものは、モータの出力軸に円板状の砥石を取付け、
この砥石の上面の一部をケースに設けた開口部から露出
させたものであり、使用する場合には、モータを回転状
態にし、砥石における開口部からの露出部分に爪を押当
てる。すると、爪は回転する砥石面によって削りとられ
ることとなり、押当てる強さや時間の長さにより所望に
爪の研削処理ができることとなる。

ところが、上記従来のものでは、使い勝手が悪いという
問題がある。

即ち、以下の■〜■に示す問題がある。

■、全体形状を小型化するとモータのトルクが小さくな
る為、爪を砥石に強く押当てた場合にはその負荷により
砥石の回転が停止し、円滑に爪が削れな（なる。

■、砥石は同じ大きさの粒子を表面に固着したものであ
るから、前記粒子が大きい場合には、爪は粗削りしかで
きず、又、粒子が小さい場合には、爪は綺麗に削れるも
のの、これに要する研削処理時間が非常に長くなる。

■、砥石の回転面に押し当てて爪を研削するものである
から、強く押し当てすぎると、深爪となる危険性がある
。

〔発明が解決しようとする課題〕 そこで、この出願の発明では、使い勝手のよい爪研削機
を提供することを課題とする。

〔課題を解決する為の手段〕

そこで、この出願の請求項１記載の発明では、爪研削機
に関して、表面を研削部（１０）とした回転体（１）を
、減速機（３）を介してモータ（２）により回転駆動さ
せている。

又、この出願の請求項２記載の発明では、モータ（２）
によって回転駆動される回転体（１）を設けると共に、
この回転体（１）の表面に少なくとも二種類の粗さの研
削目を有する研削部（１０）を形成している。

更に、この出願の請求項３記載の発明では、モータ（２
）によって回転駆動される回転体（１）をケーシング（
４）内に収容させると共に前記回転体（１）の表面に研
削部（１０）を形成し、ケーシング（４）における前記
研削部（１０）との対向壁部分に爪挿入窓（４０−）を
形成すると共にこの爪挿入窓（４）の巾を、爪の厚みよ
りも少し大きく設定している。

［作用］ この出願の発明は、次の作用を有する。

（請求項１記載の発明の作用） このものでは、回転体（１）は減速機（３）を介してモ
ータ（２）により回転駆動されることから、回転体（１
）自体の回転トルクは従来のものと比較して大きいもの
となり、爪を強く研削部（１０）に押しつけたとしても
、回転体（１）の回転が停止するようなことがなくなる
。

（請求項２記載の発明の作用） このものでは、回転体（１）の研削部（１ｏ）は、少な
くとも二種類の粗さの研削目から構成されているから、
モータ（２）により前記回転体（１）を回転状態にする
と、爪をすくなくとも二種類の粗さの研削目により研削
できることとなる。

（請求項３記載の発明の作用） このものでは、爪挿入窓（４０）は、ケーシング（４）
における回転体（１）の研削部（１０）との対向壁部分
に形成され、その巾は、爪の厚みよりも少し大きく設定
しであるから、前記爪挿入窓（４０）に爪を押し込むと
、爪は上記研削部（１０）により削られることとなるが
、爪が一定の長さになると、指の先端部分がケーシング
（４）に当接することとなり、爪はそれ以上剤れないも
のとなる。

〔実施例〕

以下、この出願の発明の構成を実施例として示した図面
に従って説明する。

この実施例の爪研削機は、第１図に示すよう）こ、研削
部（１０）を有する回転体（１）をケーノング（４）の
先端部内に収容させたものであり、前記ケーシング（４
）には、更に、電源となる二つの乾電池（Ｄ）、モータ
（２）、減速機（３）が収容される構成としである。

上記回転体（１）は、同図に示すように、厚肉の円板状
のもので、その周面部分には、金属面に目立てして構成
した粗削用の研削部（１０ａ）を、端面部分には、セラ
ミック粒子を固めて構成した仕上前用の研削部（１０ｂ
）を、それぞれ形成しである。そして、上記した研削部
（１０ａ）と対向するケーシング（４）の構成壁部に、
爪の厚みよりも少し巾の大きい爪挿入窓（４０）を形成
し、又、砥石部（１０ｂ）と対向するケーシング（４）
の構成壁部に、Ｄ字状の開口（４１）を形成している。

又、この回転体（１）は、これに具備させた軸（ｊｌ）
を介して、支持枠（２１）に回転自在に軸支してあり、
前記軸（１１）には大径歯車（３０）が配設しである。

モータ（２）は直流用のもので、同図に示すように、ケ
ーシング（４）内に取り付けた支持枠（２１）により固
定されており、モータ（２）の出力軸（２０）には上記
した大径歯車（３０）と歯合する小径歯車（３１）が配
設しである。即ち、このものでは、」二記した大型山車
（３ｏ）と小型歯車（３１）の組合せにより減速機（３
）を構成しているのである。

そして、この実施例のものでは、ケーシング（４）の外
周壁にスライド式のスイッチ（６）を配設し、このスイ
ッチ（６）の切換えにより、乾電池（Ｄ）とモータ（２
）とが電気的に接続・非接続状態となるようにしである
。即ち、前記スイッチの切換えにより、研削部（１０）
を有した回転体（１）が、回転・停止するようにしであ
る。

尚、この実施例の爪研削機では、回転体（１）における
、周面部分を粗削用の研削部（１０ａ）とし、端面部分
を仕上前用の研削部（１０ｂ）としたが、これに限定さ
れることなく、周面部分を仕上前用の研削部（ｆｏｂ）
　とし、端面部分を粗削用の研削部（１０ａ）としても
よく、更に、前記周面部分及び端面部分を粗さの相違す
る研削目の研削部（１０ａ）で構成してもよいし、又、
粗さの相違する研削目の研削部（１０ｂ）で構成するよ
うにしてもよい。

そして、この実施例の爪研削機では、二つの乾電池（Ｄ
）を直列にしてケーシング（４）内に収容する構成とし
たが、第２図に示すように並列に収容する構成としても
よく、他方、電源の種類としては、乾電池に限らず家庭
用の交流電源を使用する構成としてもよい。

更に、上記実施例の研削部（１０ａ）の研削目を、順目
と逆目とから構成し、回転体（１）をモータ（２）によ
り正逆転させる構成としてもよい。この場合、家庭用の
交流電源をそのまま使用することは不可能となるが、前
記交流電源を用いる充電式のものとすればよく、爪挿入
窓（４０）から挿入された爪は、左右どちらの方向から
でも研削できることとなる。

〔発明の効果］ この出願の発明は、上述の如くの構成を有するものであ
るから、次の効果を有する。

（請求項１記載の発明の効果） 研削部（１０）に爪を強く押しつけたとしても、回転体
（１）の回転が停止するようなことがなくなるから、爪
を押しつける強さをあまり気にする必要がなくなり、使
い勝手は良いものとなる。

（請求項２記載の発明の効果） モータ（２）により前記回転体（１）を回転状態にする
と、爪をすくなくとも二種類の粗さの研削目により削る
ことができるものとなるから、粗い研削目により粗削り
をした後、細い目の研削目により仕上削りをすると、爪
は短時間で綺麗に研削処理できることとなり、使い勝手
は良いものとなる。

（請求項３記載の発明の効果） 爪の長さが一定より短くなると、指の先端部分がケーシ
ング（４）に当接することとなり、爪はそれ以上側れな
いものとなるから、爪を強く押しつけたとしても、深爪
したりするようなことはなくなり、使い勝手は良いもの
となる。

【図面の簡単な説明】

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、表面を研削部（１０）とした回転体（１）を、減速
   機（３）を介してモータ（２）により回転駆動させたこ
   とを特徴とする爪研削機。 ２、モータ（２）によって回転駆動される回転体（１）
   を設けると共に、この回転体（１）の表面に少なくとも
   二種類の粗さの研削目を有する研削部（１０）を形成し
   たことを特徴とする爪研削機。 ３、モータ（２）によって回転駆動される回転体（１）
   をケーシング（４）内に収容させると共に前記回転体（
   １）の表面に研削部（１０）を形成し、ケーシング（４
   ）における前記研削部（１０）との対向壁部分に爪挿入
   窓（４０）を形成すると共にこの爪挿入窓（４）の巾を
   、爪の厚みよりも少し大きく設定したことを特徴とする
   爪研削機。 ４、回転体（１）の形状を圧肉円板とし、回転体（１）
   の側面と周面との研削目の粗さを相違させたことを特徴
   とする請求項２記載の爪研削機。 ５、研削目を、順目と逆目とから構成すると共に、回転
   体（１）を正逆回転できるようにしたことを特徴とする
   請求項２記載の爪研削機。