JPH03198464A - データ受信電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデータ受信電話装置に関し、特にファクシミリ
機能を内蔵しビデオ出力を実現する多機能なデータ受信
電話装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、かかるデータ受信電話装置は電話回線に接続した
電話装置にモデム装置を接続し、復調したデータをプロ
ッタ装置により用紙にプリント出力する構成のものが用
いられている。

第５図は従来の一例を示すデータ受信電話装置のブロッ
ク図である。

第５図に示すように、従来のかかる多機能データ受信電
話装置ｌは、交換機から電話回線２を介して転送される
圧縮された音声化信号をＮＣＵ３を介して受信すると、
制御部６で元のデータに伸張し、プロッタ２５によりＡ
４サイズ等の用紙にプリント出力している。

すなわち、交換機からＮＣＵ３に対し着信信号が送られ
ると、ＮＣＵ３は着信応答としてのベル検知信号１６を
制御部６に送信する。これにより、制御部６は置／ＦＡ
Ｘ切替信号１５を送出して電話機４をファクシミリ側に
切り替える。しかる後、ＮＣＵ３を経由してモデム５に
送られた圧縮された音声信号Ｒｘは、モデム制御信号１
７に基づき、圧縮されたままのデジタル信号に変換され
圧縮画信号１８として制御部６へ転送される。

制御部６では、このデジタル信号を伸張及び復合化し、
クロック信号にしたがってサーマルヘッドを有するプロ
ッタ２５へＡ４サイズ等の画信号として転送する。

一方、端末側よりＦＡＸを送信号する場合は、スキャナ
２６からクロック信号にしたがって制御部６に転送し、
置／ＦＡＸの切替えを行った後、モデム５より圧縮した
音声信号Ｔｘに変換して電話回線２へ送信する。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のデータ受信電話装置は、電話回線を通じ
て転送されるファクシミリ・データを受信あるいは送信
し、プロッタを内蔵するファクシミリ機を併設している
。従って、室内に大型の４し ファクシミリ機設置用スペースを必要とする、ファクシ
ミリの出力がプリンタ用紙出力のみであるため、用紙経
費やファイリングの手間等が必要になるという欠点があ
る。

本発明の目的は、かかる実装スペースの省スペース化を
・向上させるとともに、経費効率化を実現できるデータ
受信電話装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のデータ受信電話装置は、画情報を電話回線を通
じて送受信する機能を有するデータ受信電話装置におい
て、前記電話回線を介して圧縮音声信号を送受信する網
制御部と、受信した圧縮音声信号を圧縮デジタル信号に
変換し制御信号にしたがって出力するモデムと、垂直同
期及び水平同期信号を発生させる同期信号発生部と、前
記同期信号を受けて前記モデムから受信した圧縮デジタ
ル信号を伸張させる制御部と、前記制御部からの前記デ
ジタル信号を受信し且つ前記制御部からの切り替え信号
で制御されるセレクタ手段と、前記切り替え信号に同期
して前記セレクタから前記デジタル信号を受信し前記同
期信号によって出力を制御されるメモリと、前記メモリ
からのデジタル信号を前記切り替え信号に同期して受信
するとともに前記デジタル信号の画素数を水平方向解像
度及び走査線数に平均化して変換されたビデオ信号を前
記制御部から送られる各同期信号に合成させて出力する
ビデオ信号合成部とを有して構成される。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の第一の実施例を示すデータ受信電話装
置のブロック図である。

第１図に示すように、本実施例のデータ受信電話装置１
は電話回線２を介して交換機とＮＣＵ（網制御部）３と
でファクシミリ送信要求及び承諾を行ない、制御部６に
より従来例と同様に電話機４側からファクシミリ側（機
能）に切り替えられる。電話回線２上を転送された音声
信号（画信号）はＮＣＵ３を介してＲｘ信号でモデム５
へ転送される。このモデム５は受信した音声信号ＲＸを
圧縮されたデジタル信号、すなわち圧縮画信号１８に変
換し、制御部６へ転送する。次に、制御部６では、圧縮
されていた部分を伸張し、元のファクシミリ画信号１９
に変換して第一のセレクタ８へ転送する。このセレクタ
８は、制御部６からのセレクタ切替信号２１により、同
期信号２０に同期している第一のメモリ９あるいは第二
のメモリ１０へ一画面（例えば、Ａ４用紙１枚分のデー
タ）毎に切り替えて転送する。

例えば、第一のメモリ９及び第二のメモリ１０には、４
ｂｉｔ／順の画素数でＡ４サイズ（２１０×２８０−）
１枚当り９５７．６　Ｋｂｉｔの画情報が、圧縮画信号
転送速度、例えば９６０ＫＨｚでアドレス００．から記
録される。一部分の画信号が第一のメモリ９に記録され
ると、制御部６からのセレクター切替信号２工によって
次のページの画信号を第二のメモリ１０へ記録開始する
。すでに、記録された第一のメモリ９のデータは、第二
のメモリ１０に書き込みが行なわれている間に前述した
セレクター切替信号２１に同期して第二のセレクター１
１を介して変換部１２へ００Ｈ番地のデータから順次ｌ
ライン当’７１５．７５ＫＨｚのタイミングで読み出さ
れる。尚、１５．７５ＫＨｚは水平同期周波数であり、
サンプル＝　　ｆＣＬＫ　　に１５．７５ＫＨｚ よって決まるサンプル数は水平方向の解像度を示してい
る。例えば、変換部１２でのサンプル数を８４０とした
場合、サンプリング周波数は約１３．２ＭＨｚが算出さ
れ、このタイミングで、前述した様に００番地から水平
方向Ｉライフ分のデータに相当する画情報が読み出され
、ビデオ信号合成部１３へ転送される。すなわち、変換
部１２では、１フイールド（６０Ｈｚ）内のライン数２
６２．５本に対応する様に縦方向に１１４０ある画信号
を２６２．５本にデータを間引きながらデータ読み出し
を行ない、１フイ一ルド分のデータを６０Ｈｚでビデオ
信号合成部１３に転送する。この様に、水平・垂直同期
信号と合成させるために任意に分割・平均化されたファ
クシミリ画信号は、ビデオ信号合成部１３にて制御部６
からの同期信号２０に同期して転送され、０１のデータ
はビデオ信号の白、黒レベルに変換し、００番地データ
の前には垂直同期信号を６０　Ｈｚ毎に、また横方向８
４０ビツトのデータの前に１５．７５ＫＨｚの水平同期
信号を合成させる。

以上の操作により、水平及び垂直同期信号と合成された
画信号はＶＴＲ／ＴＶ１４にビデオ出力される。

第２図は第１図における画情報の平均化を説明するため
のメモリおよび信号波形図である。

第２図に示すように、Ａ４サイズ・データを記憶するメ
モリ９のデータは平均化して２６２．５個の信号に変換
される。このＡ４サイズ・データの前後に垂直同期信号
あるいは水平同期信号が重畳される。

尚、第１図において少なくても２つあるメモリ９および
１０は、一つが転送データ一部分を記録用として用い、
もう一つは他が記録している間荷の一部分のデータを画
面に出力あるいは媒体（ＶＴＲテープ等）に記録し、次
の一部分のデータが更に入力されると、メモリ９，１０
は切り替る機構であり、特にＴＶ画面に表示する場合は
画像の途切れる事がない様な手段を内蔵している。

第３図は本発明の第二の実施例を示すデータ受信電話装
置のブロック図である。

第３図に示すように、本実施例はマルチ・スクリーン表
示にする場合の例であり、前述した第一の実施例と同様
に、電話回線２およびＮＣＴＪ　３を介して転送された
音声化されているファクシミリ情報Ｒｘはモデム５でデ
ジタル化され、モデム制御信号１７に基づき圧縮した画
信号１８を制御部６に送出する。この制御部６では、圧
縮画信号１８を元のファクシミリ・データである画信号
１９に伸張して演算部２４に転送する。また、演算部２
４は制御部６からのコントロール信号２３により制御さ
れ、転送される画信号１９を任意に間引き、同期信号２
０に同期させて画面作成用メモリ９に転送する。このメ
モリ９には、画面表示用、例えば４分割（４枚分を一画
面で表示）マルチ・スクリーン表示の場合に、演算部２
４からの画信号を間引いて平均化する。また、二枚目以
降のデータもリアルタイムでメモリ９に転送する。未転
送の部分は空白となり、常にメモリ９のデータがビデオ
信号合成部１３で水平及び垂直同期信号と合成され、Ｖ
ＴＲ１４へ出力される。

第４図は第３図における画情報の平均化を説明するため
のファクシミリデータとメモリとの圧縮説明図である。

第４図に示すように、ファクシミリ−枚目のデータは適
当にデータが間引かれ且つ同期をとってメモリ９の一枚
目に格納される。すなわち、ファクシミリ−枚目データ
が圧縮されてメモリ９に記憶される。

上述した第二の実施例によれば、画面作成用の一つのメ
モリ９と、第一の実施例同様に、任意に画情報を水平お
よび垂直方向に平均化する手段、すなわち間引く手段を
有する演算部２４をデータ受信電話装置１に内蔵するこ
とにより、マルチ・スクリーンでしかもリアルタイムに
ファクシミリ情報が確認出来るという長所がある。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明のデータ受信電話装置は、
ファクシミリ画信号を内蔵するメモリとその画信号をビ
デオ信号に変換する手段とを内蔵することにより、ファ
クシミリのデータをＶＴＲ等に記憶させＴＶ画面で任意
に確認することが出来る上、ペーパーレスが可能となる
。その結果、ファクシミリ・データは容易に保管可能と
なり、経費削減にもつながる他、記録手段がＶＴＲテー
プ等であるため、スピーデイであり、プリンタ用の大規
模な装置も不要になる。

以上の利点を考え合わせると、ペーパーレスおよびプリ
ンタ装置を不要にすることにより、オフィスその他の効
率を向上させることができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第一の実施例を示すデータ受信電話装
置のブロック図、第２図は第１図における画情報の平均
化を説明するためのメモリおよび信号波形図、第３図は
本発明の第二の実施例を示すデータ受信電話装置のブロ
ック図、第４図は第３図における画情報の平均化を説明
するためのファクシミリデータとメモリとの圧縮説明図
、第５図は従来の一例を示すデータ受信電話装置のブロ
ック図である。 １・・・・・・データ受信電話装置、２・・・・・・電
話回線、３・・・・・・ＮＣＵ　（網制御部）、４・・
・・・・電話機、訃・・・・・モデム、６・・・・・・
制御部、７・・・・・・同期信号発生部、８．１１・・
・・・・セレクター　９，１０・・・・・・メモリ、１
２・・・・・・変換部、１３・・・・・・ビデオ信号合
成部、１４・・・・・・ＶＴＲ，１５・・・・・・置／
ＦＡＸ切替信号、１６・・・・・・ベル検知信号、１７
・・・・・・モデム制御信号、１８・・・・・・圧縮画
信号、１９・・・・・・画信号、２０・・・・・・同期
信号、２１・・・・・・ＳＷ切換信号、２４・・・・・
・演算部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 画情報を電話回線を通じて送受信する機能を有するデー
   タ受信電話装置において、前記電話回線を介して圧縮音
   声信号を送受信する網制御部と、受信した圧縮音声信号
   を圧縮デジタル信号に変換し制御信号にしたがって出力
   するモデムと、垂直同期及び水平同期信号を発生させる
   同期信号発生部と、前記同期信号を受けて前記モデムか
   ら受信した圧縮デジタル信号を伸張させる制御部と、前
   記制御部からの前記デジタル信号を受信し且つ前記制御
   部からの切り替え信号で制御されるセレクタ手段と、前
   記切り替え信号に同期して前記セレクタから前記デジタ
   ル信号を受信し前記同期信号によって出力を制御される
   メモリと、前記メモリからのデジタル信号を前記切り替
   え信号に同期して受信するとともに前記デジタル信号の
   画素数を水平方向解像度及び走査線数に平均化して変換
   されたビデオ信号を前記制御部から送られる各同期信号
   に合成させて出力するビデオ信号合成部とを有すること
   を特徴とするデータ受信電話装置。