JPH03198431A - 誤り訂正符号同期確立方法および装置 - Google Patents
誤り訂正符号同期確立方法および装置Info
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- JPH03198431A JPH03198431A JP1336365A JP33636589A JPH03198431A JP H03198431 A JPH03198431 A JP H03198431A JP 1336365 A JP1336365 A JP 1336365A JP 33636589 A JP33636589 A JP 33636589A JP H03198431 A JPH03198431 A JP H03198431A
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- 238000012937 correction Methods 0.000 title claims abstract description 89
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 28
- 239000000872 buffer Substances 0.000 claims abstract description 19
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 8
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 16
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- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
- Error Detection And Correction (AREA)
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は誤り訂正符号同期確立方法および装置に関す
る。
る。
従来技術
一般に誤り訂正符号を用いて通信を行なう場合、誤り訂
正を行なう基本単位(ブロック)に対する同期用の信号
が必要であった。従来の誤り訂正符号同期方式では、ブ
ロック同期用の信号を用いてブロック同期を確立し、同
期が確立したブロックに対して誤り訂正を行なっていた
。
正を行なう基本単位(ブロック)に対する同期用の信号
が必要であった。従来の誤り訂正符号同期方式では、ブ
ロック同期用の信号を用いてブロック同期を確立し、同
期が確立したブロックに対して誤り訂正を行なっていた
。
発明が解決しようとする課題
しかしながらブロック同期を確立してから誤り訂正を行
なうという原理上、ブロック同期用の信号を誤り訂正符
号で構成することはできず、もしこのブロック同期信号
の受信に失敗すると誤り訂正そのものが行えなくなると
いう欠点があった。
なうという原理上、ブロック同期用の信号を誤り訂正符
号で構成することはできず、もしこのブロック同期信号
の受信に失敗すると誤り訂正そのものが行えなくなると
いう欠点があった。
この発明は、従来誤り訂正符号を用いた通信において必
要不可欠であったブロック同期用の信号を不要にし、誤
り訂正なしでは同期すら取ることができなかったような
劣悪な伝送路においても誤り訂正符号を用いた通信を可
能とすることにある。
要不可欠であったブロック同期用の信号を不要にし、誤
り訂正なしでは同期すら取ることができなかったような
劣悪な伝送路においても誤り訂正符号を用いた通信を可
能とすることにある。
課題を解決するための手段
第1の発明による誤り訂正符号同期確立方法は、ビット
同期(送信された信号の検出)が確立したのち受信デー
タを取込み、上記受信データから誤り訂正を行なう基本
単位である1ブロック分のデータを取出して誤り訂正処
理と特定位置に挿入された特定文字を検出する処理を行
ない、上記受信データから取出すべき1ブロック分のデ
ータを1ビットずつシフトしながら取出した1ブロック
分のデータについて誤り訂正が成功し、かつ上記特定位
置の特定文字を検出するまで上記誤り訂正処理と特定文
字検出処理を繰返すことを特徴とする。
同期(送信された信号の検出)が確立したのち受信デー
タを取込み、上記受信データから誤り訂正を行なう基本
単位である1ブロック分のデータを取出して誤り訂正処
理と特定位置に挿入された特定文字を検出する処理を行
ない、上記受信データから取出すべき1ブロック分のデ
ータを1ビットずつシフトしながら取出した1ブロック
分のデータについて誤り訂正が成功し、かつ上記特定位
置の特定文字を検出するまで上記誤り訂正処理と特定文
字検出処理を繰返すことを特徴とする。
第2の発明による誤り訂正符号同期確立方法は、ビット
同期が確立したのち受信データを取込み、受信データを
その最初から所定ビットずつ順次取出してビット同期用
データ以外のデータが含まれているかどうかを検査し、
ビット同期用データ以外のデータが含まれていることを
検出したときに、誤り訂正の能力に応じた所与のビット
数分遡って上記受信データから1ブロック分のデータを
取出して誤り訂正処理と特定位置に挿入された特定文字
を検出する処理を行ない、上記受信データから取出すべ
き1ブロック分のデータを1ビットずつシフトしながら
取出した1ブロック分のデータについて誤り訂正に成功
し、かつ上記特定位置の特定文字を検出するまで上記誤
り訂正処理と特定文字検出処理を繰返すことを特徴とす
る。
同期が確立したのち受信データを取込み、受信データを
その最初から所定ビットずつ順次取出してビット同期用
データ以外のデータが含まれているかどうかを検査し、
ビット同期用データ以外のデータが含まれていることを
検出したときに、誤り訂正の能力に応じた所与のビット
数分遡って上記受信データから1ブロック分のデータを
取出して誤り訂正処理と特定位置に挿入された特定文字
を検出する処理を行ない、上記受信データから取出すべ
き1ブロック分のデータを1ビットずつシフトしながら
取出した1ブロック分のデータについて誤り訂正に成功
し、かつ上記特定位置の特定文字を検出するまで上記誤
り訂正処理と特定文字検出処理を繰返すことを特徴とす
る。
第3の発明による誤り訂正符号同期確立装置は、ビット
同期が確立された受信データを取込む受信バッファ手段
、上記受信バッファ手段から復調のために取出すべきブ
ロックの位置を指示するブロック・ポインタ手段、上記
ブロック・ポインタ手段によって指示された位置の1ブ
ロック分のデータを取出すデータ・コントロール手段、
上記データ・コントロール手段によって取出された1ブ
ロック・データについて誤り訂正を行なう復調手段、お
よび上記復調手段から得られる誤り訂正の可否について
の情報および誤り訂正後の1ブロック・データの特定位
置に特定文字が含まれているかどうかを判定し、誤り訂
正に失敗するかまたは特定文字が含まれていない場合に
上記ブロック・ポインタ手段の指示位置を1ビット進め
、誤り訂正に成功しかつ特定文字が含まれていたときに
ブロック同期確立判定信号を出力する同期判定手段を備
えていることを特徴とする。
同期が確立された受信データを取込む受信バッファ手段
、上記受信バッファ手段から復調のために取出すべきブ
ロックの位置を指示するブロック・ポインタ手段、上記
ブロック・ポインタ手段によって指示された位置の1ブ
ロック分のデータを取出すデータ・コントロール手段、
上記データ・コントロール手段によって取出された1ブ
ロック・データについて誤り訂正を行なう復調手段、お
よび上記復調手段から得られる誤り訂正の可否について
の情報および誤り訂正後の1ブロック・データの特定位
置に特定文字が含まれているかどうかを判定し、誤り訂
正に失敗するかまたは特定文字が含まれていない場合に
上記ブロック・ポインタ手段の指示位置を1ビット進め
、誤り訂正に成功しかつ特定文字が含まれていたときに
ブロック同期確立判定信号を出力する同期判定手段を備
えていることを特徴とする。
作 用
第1の発明では、送信側で、連続して送信するデータ(
パケット)の第1ブロックのある特定の位置に特定の文
字を挿入しておき、誤り訂正符号化を行なう。受信側で
はビット同期が確立したのち、受信データの任意の位置
から復号を始め、誤り訂正が成功しかつ特定の位置に特
定の文字を検出するまで受信データのシフトと復号を繰
返す。
パケット)の第1ブロックのある特定の位置に特定の文
字を挿入しておき、誤り訂正符号化を行なう。受信側で
はビット同期が確立したのち、受信データの任意の位置
から復号を始め、誤り訂正が成功しかつ特定の位置に特
定の文字を検出するまで受信データのシフトと復号を繰
返す。
最終的に誤り訂正が成功しかつ特定位置の特定文字を検
出した時点でブロック同期が確立したものと判断し、そ
れ以降のブロックに対する復号を行なうことによりブロ
ック同期信号を必要とせずにブロック同期を確立するこ
とができる。
出した時点でブロック同期が確立したものと判断し、そ
れ以降のブロックに対する復号を行なうことによりブロ
ック同期信号を必要とせずにブロック同期を確立するこ
とができる。
第2の発明では、第1の発明における受信側での誤り訂
正動作および特定文字の検出の際に。
正動作および特定文字の検出の際に。
ビット同期が確立した後、受信データを受信バッファに
取込み、同期データ以外の文字が発見されるまで受信バ
ッファ中のビット同期データを読み飛ばしていき、ビッ
ト同期信号以外の文字を検出したときに、その位置から
システムで採用している誤り訂正方式の誤り訂正能力に
よって決まるビット数分時間的に遡った受信データから
復号を始め、誤り訂正に成功しかつ特定の位置に特定の
文字を検出するまで受信データのシフト、復号を繰返す
。最終的に誤り訂正に成功しかつ特定位置の特定文字を
検出した時点でブロック同期が確立したものと判断しそ
れ以降のブロックに対する復号を行なうことによりブロ
ック同期にかかる時間を短縮している。
取込み、同期データ以外の文字が発見されるまで受信バ
ッファ中のビット同期データを読み飛ばしていき、ビッ
ト同期信号以外の文字を検出したときに、その位置から
システムで採用している誤り訂正方式の誤り訂正能力に
よって決まるビット数分時間的に遡った受信データから
復号を始め、誤り訂正に成功しかつ特定の位置に特定の
文字を検出するまで受信データのシフト、復号を繰返す
。最終的に誤り訂正に成功しかつ特定位置の特定文字を
検出した時点でブロック同期が確立したものと判断しそ
れ以降のブロックに対する復号を行なうことによりブロ
ック同期にかかる時間を短縮している。
第3の発明は第1および第2の発明による方法を実現す
る装置を提供している。第3の発明によると、ブロック
・ポインタ手段を受信バッファ手段の先頭にセットし、
受信バッファ手段へビット同期が確立した後の受信デー
タを取込み、データ・コントロール手段によりブロック
・ポインタ手段の指している位置から1ブロック分の受
信データを受信バッファ手段から復調手段へ転送し、復
調手段によりこれを復調し、同期判定手段によって誤り
訂正が失敗したか、または特定位置に特定文字が検出さ
れなければブロック・ポインタ手段を1ビット進め、誤
り訂正に成功し、かつ復調後のブロックの特定位置に特
定文字が検出されるまで同様な手順を繰返す。
る装置を提供している。第3の発明によると、ブロック
・ポインタ手段を受信バッファ手段の先頭にセットし、
受信バッファ手段へビット同期が確立した後の受信デー
タを取込み、データ・コントロール手段によりブロック
・ポインタ手段の指している位置から1ブロック分の受
信データを受信バッファ手段から復調手段へ転送し、復
調手段によりこれを復調し、同期判定手段によって誤り
訂正が失敗したか、または特定位置に特定文字が検出さ
れなければブロック・ポインタ手段を1ビット進め、誤
り訂正に成功し、かつ復調後のブロックの特定位置に特
定文字が検出されるまで同様な手順を繰返す。
実施例
第1図は、受信側でデータを受信してから(ビット同期
が確立してから)ブロック同期を確立するまでのこの発
明による誤り訂正符号同期確立方法の実施例を示してい
る。第2図はこの発明による同期確立方法で用いられる
誤り訂正パケット・データのフォーマットを示している
。このパケット・データはPブロックからなり、先頭位
置にビット同期信号が含まれている。この実施例では特
定文字は第1ブロックの先頭部分(特定位置)に挿入さ
れているものとする。
が確立してから)ブロック同期を確立するまでのこの発
明による誤り訂正符号同期確立方法の実施例を示してい
る。第2図はこの発明による同期確立方法で用いられる
誤り訂正パケット・データのフォーマットを示している
。このパケット・データはPブロックからなり、先頭位
置にビット同期信号が含まれている。この実施例では特
定文字は第1ブロックの先頭部分(特定位置)に挿入さ
れているものとする。
第1図を参照して、受信側ではビット同期が確立した時
点から(ステップ21)、1ブロック分のデータを受信
するまで(ステップ23)受信バッファに受信データを
取込む(ステップ22.24)。
点から(ステップ21)、1ブロック分のデータを受信
するまで(ステップ23)受信バッファに受信データを
取込む(ステップ22.24)。
そして1ブロック分のデータを受信すると(ステップ2
3でYES)誤り訂正復調を試みる(ステップ25)。
3でYES)誤り訂正復調を試みる(ステップ25)。
誤り訂正に失敗するか(ステップ2BでNO)。
または誤り訂正に成功しても(ステップ26でYES)
特定位置の特定文字を検出できなければ(ステップ27
でNo) 、誤り訂正を試みた1ブロック・データのう
ち時間的に最も古い1ビットを捨て、新たな受信データ
があれば(ステップ24でYES)受信バッファにその
受信データ(1ビット)を追加してビット・シフトした
新たな1ブロックの受信データを得、再び誤り訂正を試
みる(ステップ22、23.25.29)。たとえば、
第2図において検査対象ブロック(第1回)についてス
テップ26゜27の処理を行ない、いずれかのステップ
でNOと判断されれば1次に1ビット・シフトした検査
対象ブロック(第2回)について同じような処理を行な
う。受信データを1ビットずつずらしながら誤り訂正の
処理(ステップ26)および特定位置に特定文字を検出
する処理(ステップ27)を繰返し。
特定位置の特定文字を検出できなければ(ステップ27
でNo) 、誤り訂正を試みた1ブロック・データのう
ち時間的に最も古い1ビットを捨て、新たな受信データ
があれば(ステップ24でYES)受信バッファにその
受信データ(1ビット)を追加してビット・シフトした
新たな1ブロックの受信データを得、再び誤り訂正を試
みる(ステップ22、23.25.29)。たとえば、
第2図において検査対象ブロック(第1回)についてス
テップ26゜27の処理を行ない、いずれかのステップ
でNOと判断されれば1次に1ビット・シフトした検査
対象ブロック(第2回)について同じような処理を行な
う。受信データを1ビットずつずらしながら誤り訂正の
処理(ステップ26)および特定位置に特定文字を検出
する処理(ステップ27)を繰返し。
第1回目の検査対象ブロックについて誤り訂正を試みた
結果、誤り訂正に成功しくステップ26でYES)、か
つ特定位置に特定文字を検出できたときに(ステップ2
7でYES)ブロック同期が確立したとみなす(ステッ
プ28)。ブロック同期が確立しないまま新たな受信デ
ータがない場合には(ステップ24でNO)ブロック同
期に失敗したことになる(ステップ30)。
結果、誤り訂正に成功しくステップ26でYES)、か
つ特定位置に特定文字を検出できたときに(ステップ2
7でYES)ブロック同期が確立したとみなす(ステッ
プ28)。ブロック同期が確立しないまま新たな受信デ
ータがない場合には(ステップ24でNO)ブロック同
期に失敗したことになる(ステップ30)。
第3図は上記の誤り訂正符号同期確立処理を実行する受
信部の誤り訂正符号同期確立回路のブロック図である。
信部の誤り訂正符号同期確立回路のブロック図である。
この誤り訂正符号同期確立回路は、ビット同期を確立し
た後の受信データをバッファリングする受信バッファI
O9現在誤り訂正を行なうブロックの位置を示すブロッ
ク・ポインタ11、受信バッファ10の中のブロック・
ポインタ11が示す位置から1ブロック分の受信データ
を取出し、復調部13へ転送するデータ・コントロール
部12、誤り訂正を行い、受信データを復調する復調部
13.および復調されたデータと誤り訂正の結果とによ
りブロック同期が確立したかどうかを判定するブロック
同期判定部14から構成され、最終的に復調された受信
データは復調部13から得られる。
た後の受信データをバッファリングする受信バッファI
O9現在誤り訂正を行なうブロックの位置を示すブロッ
ク・ポインタ11、受信バッファ10の中のブロック・
ポインタ11が示す位置から1ブロック分の受信データ
を取出し、復調部13へ転送するデータ・コントロール
部12、誤り訂正を行い、受信データを復調する復調部
13.および復調されたデータと誤り訂正の結果とによ
りブロック同期が確立したかどうかを判定するブロック
同期判定部14から構成され、最終的に復調された受信
データは復調部13から得られる。
まず、受信側でビット同期が確立した後、受信されたデ
ータを受信バッファ10にバッファリングしていく。始
めはブロック・ポインタ11を受信バッファIOの先頭
にセットしておく。受信バッファ10に1ブロック分以
上のデータがバッファリングされた時点でこのデータを
データ・コントロール部12により復調部13に転送し
、誤り訂正を行なう。誤り訂正が失敗するか、または特
定文字があるべき特定位置に特定文字を検出できない場
合、すなわち同期・判定部14によりブロック同期が確
立していないと判断された場合には、ブロック・ポイン
タ11を1ビット分進め、再び同様な手順で誤り訂正を
行なう。最終的に誤り訂正が成功し、かつ特定文字があ
るべき特定位置に特定文字を検出できたとき、すなわち
同期判定部14によりブロック同期が確立したと判断さ
れたときに初めて、復調部13から復調データが出力さ
れる。以上の処理を第1ブロックについてのみ行い、第
2ブロック以降の復調には第1ブロックの復調時に得ら
れたブロック同期位置から復調しようとするブロックが
受信バッファ10のどの位置に存在しているか計算して
、その部分の受信データを復調部13に送ることにより
復調を行なう。
ータを受信バッファ10にバッファリングしていく。始
めはブロック・ポインタ11を受信バッファIOの先頭
にセットしておく。受信バッファ10に1ブロック分以
上のデータがバッファリングされた時点でこのデータを
データ・コントロール部12により復調部13に転送し
、誤り訂正を行なう。誤り訂正が失敗するか、または特
定文字があるべき特定位置に特定文字を検出できない場
合、すなわち同期・判定部14によりブロック同期が確
立していないと判断された場合には、ブロック・ポイン
タ11を1ビット分進め、再び同様な手順で誤り訂正を
行なう。最終的に誤り訂正が成功し、かつ特定文字があ
るべき特定位置に特定文字を検出できたとき、すなわち
同期判定部14によりブロック同期が確立したと判断さ
れたときに初めて、復調部13から復調データが出力さ
れる。以上の処理を第1ブロックについてのみ行い、第
2ブロック以降の復調には第1ブロックの復調時に得ら
れたブロック同期位置から復調しようとするブロックが
受信バッファ10のどの位置に存在しているか計算して
、その部分の受信データを復調部13に送ることにより
復調を行なう。
第4図は上記の誤り訂正符号同期確立方法の改良された
処理手順を示すものである。この方法によるとブロック
同期確立の時間を短縮することができる。
処理手順を示すものである。この方法によるとブロック
同期確立の時間を短縮することができる。
ビット同期確立後のデータを1バイトずつ取込み、その
1バイト分にビット同期信号のみが含まれているか、そ
れ以外の文字が含まれているかを順次チエツクしていく
。たとえばにバイト目の1バイト・データ中の一部に同
期確立のための特定文字の一部が含まれていると判定す
ると、その1バイト・データから適当なjバイト遡った
位置から1ブロック分の受信データを取出し、この1ブ
ロック・データを用いて第1図ステップ25〜27の処
理を行なう。これ以降は、1ビットずつずらしながら検
査対象ブロック・データを順次取出して同様に第1図ス
テップ25〜27の処理を行なう。これにより、上述の
iよりも少ないm回の処理で同期確立と判定できる。
1バイト分にビット同期信号のみが含まれているか、そ
れ以外の文字が含まれているかを順次チエツクしていく
。たとえばにバイト目の1バイト・データ中の一部に同
期確立のための特定文字の一部が含まれていると判定す
ると、その1バイト・データから適当なjバイト遡った
位置から1ブロック分の受信データを取出し、この1ブ
ロック・データを用いて第1図ステップ25〜27の処
理を行なう。これ以降は、1ビットずつずらしながら検
査対象ブロック・データを順次取出して同様に第1図ス
テップ25〜27の処理を行なう。これにより、上述の
iよりも少ないm回の処理で同期確立と判定できる。
送信側でパケットの頭に付加するビット同期用の信号を
OOHやPFHの連続のようにビットずれを起こしても
同じデータになる文字で構成することにより、ビット同
期が確立してから1バイトづつ取込み、ビット同期用の
信号以外の文字があるかどうかを検出し、はじめてこれ
が検出された時点からjバイト(採用している誤り訂正
方式の訂正能力によって決まるバイト数)遡った位置に
ブロック・ポインタをセットして第1図のステップ25
〜27で示した手順を繰返すことにより、無駄な誤り訂
正を行なうことによる時間的な損失を軽減できる。
OOHやPFHの連続のようにビットずれを起こしても
同じデータになる文字で構成することにより、ビット同
期が確立してから1バイトづつ取込み、ビット同期用の
信号以外の文字があるかどうかを検出し、はじめてこれ
が検出された時点からjバイト(採用している誤り訂正
方式の訂正能力によって決まるバイト数)遡った位置に
ブロック・ポインタをセットして第1図のステップ25
〜27で示した手順を繰返すことにより、無駄な誤り訂
正を行なうことによる時間的な損失を軽減できる。
ブロック同期信号を持たないシステムでブロック同期を
確立するために、特定位置の特定文字を挿入する技術的
意義について第5図を参照して説明する。
確立するために、特定位置の特定文字を挿入する技術的
意義について第5図を参照して説明する。
誤り訂正符号として巡回符号を採用したと仮定する。巡
回符号の性質として任意の符号語の巡回パターンもまた
符号語となる。送信側で作成した送信パケットが第5図
に示すようなデータ列になっているとする。誤り訂正の
成功、不成功のみに頼ってブロック同期をとろうとする
と正しいブロックAを発見する前にそのビット・シフト
・パターンとたまたま一致していたブロックBで誤りな
しで復調できてしまう。そこで、送信側で前もってブロ
ック同期を確立するために第1ブロックの特定位置に特
定文字(たとえば、第1ブロックの先頭に010000
00という特定文字)を入れておき、誤り訂正が成功し
、かつこの特定位置の特定文字を検出することができた
場合にのみブロック同期が確立したとみなすことにより
、上述のように誤ってブロック同期をとってしまうこと
を防止できる。
回符号の性質として任意の符号語の巡回パターンもまた
符号語となる。送信側で作成した送信パケットが第5図
に示すようなデータ列になっているとする。誤り訂正の
成功、不成功のみに頼ってブロック同期をとろうとする
と正しいブロックAを発見する前にそのビット・シフト
・パターンとたまたま一致していたブロックBで誤りな
しで復調できてしまう。そこで、送信側で前もってブロ
ック同期を確立するために第1ブロックの特定位置に特
定文字(たとえば、第1ブロックの先頭に010000
00という特定文字)を入れておき、誤り訂正が成功し
、かつこの特定位置の特定文字を検出することができた
場合にのみブロック同期が確立したとみなすことにより
、上述のように誤ってブロック同期をとってしまうこと
を防止できる。
発明の効果
以上のように第1.第2および第3の発明によれば、連
続して受信される誤り訂正パケットの第1ブロックの特
定の位置に存在する特定の文字を検出することにより、
従来の誤り訂正符号を用いた通信において必要不可欠で
あったブロック同期用の信号が不要になる。また誤り訂
正なしでは同期すら取ることができなかったような劣悪
な伝送路においても誤り訂正符号を用いた通信が可能と
なる。とくに第2の発明によると同期データを所定ビッ
トずつ読み飛ばしているので、迅速な同期確立が可能と
なる。
続して受信される誤り訂正パケットの第1ブロックの特
定の位置に存在する特定の文字を検出することにより、
従来の誤り訂正符号を用いた通信において必要不可欠で
あったブロック同期用の信号が不要になる。また誤り訂
正なしでは同期すら取ることができなかったような劣悪
な伝送路においても誤り訂正符号を用いた通信が可能と
なる。とくに第2の発明によると同期データを所定ビッ
トずつ読み飛ばしているので、迅速な同期確立が可能と
なる。
第1図は第1の発明による実施例を示すフロー・チャー
ト、第2図は受信データ・フォーマットと同期確立処理
の様子を示すものである。 第3図は第3の発明による実施例を示すブロック図であ
る。 第4図は第2の発明による同期確立処理の様子を示すも
のである。 第5図は特定文字を挿入する意義を説明するためのもの
である。 10・・・受信バッファ。 11・・・ブロック・ポインタ。 12・・・データ・コントロール部。 13・・・復調部。 14・・・同期判定部。 以 上 第 1 図
ト、第2図は受信データ・フォーマットと同期確立処理
の様子を示すものである。 第3図は第3の発明による実施例を示すブロック図であ
る。 第4図は第2の発明による同期確立処理の様子を示すも
のである。 第5図は特定文字を挿入する意義を説明するためのもの
である。 10・・・受信バッファ。 11・・・ブロック・ポインタ。 12・・・データ・コントロール部。 13・・・復調部。 14・・・同期判定部。 以 上 第 1 図
Claims (1)
- (1)ビット同期が確立したのち受信データを取込み、 上記受信データから誤り訂正を行なう基本単位である1
ブロック分のデータを取出して誤り訂正処理と特定位置
に挿入された特定文字を検出する処理を行ない、 上記受信データから取出すべき1ブロック分のデータを
1ビットずつシフトしながら取出した1ブロック分のデ
ータについて誤り訂正が成功し、かつ上記特定位置の特
定文字を検出するまで上記誤り訂正処理と特定文字検出
処理を繰返す、誤り訂正符号同期確立方法。(2)ビッ
ト同期が確立したのち受信データを取込み、 受信データをその最初から所定ビットずつ順次取出して
ビット同期用データ以外のデータが含まれているかどう
かを検査し、 ビット同期用データ以外のデータが含まれていることを
検出したときに、誤り訂正の能力に応じた所与のビット
数分遡って上記受信データから1ブロック分のデータを
取出して誤り訂正処理と特定位置に挿入された特定文字
を検出する処理を行ない、 上記受信データから取出すべき1ブロック分のデータを
1ビットずつシフトしながら取出した1ブロック分のデ
ータについて誤り訂正が成功し、かつ上記特定位置の特
定文字を検出するまで上記誤り訂正処理と特定文字検出
処理を繰返す、誤り訂正符号同期確立方法。(3)ビッ
ト同期が確立された受信データを取込む受信バッファ手
段、 上記受信バッファ手段から復調のために取出すべきブロ
ックの位置を指示するブロック・ポインタ手段、 上記ブロック・ポインタ手段によって指示された位置の
1ブロック分のデータを取出すデータ・コントロール手
段、 上記データ・コントロール手段によって取出された1ブ
ロック・データについて誤り訂正を行なう復調手段、お
よび 上記復調手段から得られる誤り訂正の可否についての情
報および誤り訂正後の1ブロック・データの特定位置に
特定文字が含まれているかどうかを判定し、誤り訂正に
失敗するかまたは特定文字が含まれていない場合に上記
ブロック・ポインタ手段の指示位置を1ビット進め、誤
り訂正に成功しかつ特定文字が含まれていたときにブロ
ック同期確立判定信号を出力する同期判定手段、 を備えた誤り訂正符号同期確立装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1336365A JPH03198431A (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 誤り訂正符号同期確立方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1336365A JPH03198431A (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 誤り訂正符号同期確立方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03198431A true JPH03198431A (ja) | 1991-08-29 |
Family
ID=18298384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1336365A Pending JPH03198431A (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 誤り訂正符号同期確立方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03198431A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011188062A (ja) * | 2010-03-05 | 2011-09-22 | Hitachi Ltd | 送信装置、受信装置、および伝送システム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63296531A (ja) * | 1987-05-28 | 1988-12-02 | Nec Corp | ディジタル通信装置 |
JPS6410749A (en) * | 1987-07-02 | 1989-01-13 | Nec Corp | Digital communication equipment |
JPH01135239A (ja) * | 1987-11-20 | 1989-05-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 同期信号検出装置 |
-
1989
- 1989-12-27 JP JP1336365A patent/JPH03198431A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63296531A (ja) * | 1987-05-28 | 1988-12-02 | Nec Corp | ディジタル通信装置 |
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JPH01135239A (ja) * | 1987-11-20 | 1989-05-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 同期信号検出装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011188062A (ja) * | 2010-03-05 | 2011-09-22 | Hitachi Ltd | 送信装置、受信装置、および伝送システム |
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