JP2699754B2 - フレーム同期式データ転送システム - Google Patents

フレーム同期式データ転送システム

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JP2699754B2
JP2699754B2 JP4042141A JP4214192A JP2699754B2 JP 2699754 B2 JP2699754 B2 JP 2699754B2 JP 4042141 A JP4042141 A JP 4042141A JP 4214192 A JP4214192 A JP 4214192A JP 2699754 B2 JP2699754 B2 JP 2699754B2
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長次 小神
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  • Detection And Correction Of Errors (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフレーム同期装置に係
り、とくに調歩同期式シリアルデータ転送におけるフレ
ーム同期装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、連続した複数ワードを1情報単
位(フレーム)とするシリアルデータ転送方式では、送
信された情報を正しく受信し復元するには受信側でフレ
ームの先頭を見つける必要がある。フレームの先頭を見
つける方式をフレーム同期方式と呼ぶ。
【0003】従来例を図4ないし図6に示す。従来はフ
レーム同期のために特別のフレームワード40を決めて
図4に示されるように情報ワード30の先頭にそれを付
加し、これを1フレームとして図6に示されるように送
信先と接続されている伝送路に出力していた。フレーム
ワード40としては図5のフレームワードに示されるよ
うに「11111111」がよく用いられている。
【0004】ここで、情報ワード30がフレームワード
40と一致することを防ぐために、図5の情報ワードに
示されるように情報ワードにおける1ワード中の1ビッ
トを情報内容に関係なく常に固定している。この従来例
では、フレームワード40が「11111111」であ
るため図5の情報ワードに示されるように8ビット目を
0に固定している。
【0005】受信側では、フレームワード40すなわち
「11111111」を見つけることにより、フレーム
同期を実現していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、情報ワードにおける1ワード中の1ビ
ットを使用禁止にしているために、伝送効率が低下する
という不都合があった。
【0007】また、コンピュータ等で常用されている8
ビットを1ワードとする調歩同期方式では情報ワードが
7ビットに限定されるために、通常のコンピュータとの
整合性が悪くなるという問題点があった。
【0008】さらに、転送相手を指定することができな
いために、複数の送信相手がある場合には図6に示され
るように転送相手の数だけ転送用の線路を必要とし、シ
ステムの構築や拡大を容易に行うことができないという
問題点があった。
【0009】
【発明の目的】本発明の目的は、かかる従来例の有する
不都合を改善し、とくに調歩同期方式シリアル転送のフ
レーム同期方式において、伝送効率に優れ、システムの
構築や拡大を容易に行うことができるフレーム同期式デ
ータ転送方式を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、Nビットの情報ワードを複数含むフレ
ームを単位として同期を取りながらデータ転送を行うフ
レーム同期式データ転送システムにおいて、情報ワード
の先頭に転送相手の個別番号を示すIDワードを付加す
るとともにこのIDワードから最後の情報ワードまでを
ワード単位で2進加算しその加算結果の下位Nビットを
チェックサムワードとして最終情報ワードの後に付加し
て1フレームとする送信フレーム作成手段を備える。ま
た、最初の受信ワードからワード単位で順次2進加算し
ていき加算した時点の加算結果の下位Nビットの値と次
に受信されたワードの比較結果が一致していれば次にく
る受信ワードがフレームの先頭であると判断し,比較結
果が一致していなければフレーム同期がずれていると判
断するとともに次に想定される受信フレームの第1ワー
ドを1ワード前あるいは後ろにずらして再びワードを2
進加算しその結果の下位Nビットを次の受信ワードと比
較し一致するまでこれを繰り返す受信フレーム同期手段
を備える、という構成を採っている。
【0011】
【作用】送信フレーム作成手段では情報ワードの先頭に
転送相手の個別番号を示すIDワードを付加し、さらに
そのIDワードから最後情報ワードまでを順次ワード単
位で2進加算し、例えばその加算結果の下位8ビットを
チェックサムワードとして最終情報ワードの後に付加し
1フレームの送信データを作成する。そしてこの1フレ
ームの送信データは先頭のIDワードからチェックサム
ワードまで1ワード毎に順次シリアルポートから伝送路
上に送信される。
【0012】受信フレーム同期手段では最初に受信した
ワードから順次ワード単位で2進加算していき、加算し
た時点の加算結果の下位8ビットの値と次に受信された
ワードを比較し、その比較結果が一致していれば次の受
信ワードがフレームの先頭であると判断するが、その比
較結果が一致していなければ、フレーム同期がはずれて
いると判断し、次に想定される受信フレームの第1ワー
ドを1ワード前あるいは後ろにずらして、再び受信ワー
ドを順次2進加算し、その結果の下位8ビットを続く受
信ワードと比較し、一致するまでこれを繰り返す。フレ
ーム同期が確立すると、先頭ワードをチェックし、自分
宛のデータであると判断するとこの受信フレームを取り
込むが、自分宛のデータでないと判断するとこの受信フ
レームを廃棄する。
【0013】
【発明の実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし
図3に基づいて説明する。
【0014】情報ワード30の先頭に転送相手の個別番
号を示すIDワード10を付加するとともにこのIDワ
ード10から最後の情報ワードまでをワード単位で2進
加算しその加算結果の下位8ビットをチェックサムワー
ド20として最終情報ワードの後に付加して1フレーム
とする送信フレーム作成手段と、最初の受信ワードから
ワード単位で順次2進加算していき加算した時点の加算
結果の下位8ビットの値と次に受信されたワードの比較
結果が一致していれば次にくる受信ワードがフレームの
先頭であると判断し,比較結果が一致していなければフ
レーム同期がずれていると判断するとともに次に想定さ
れる受信フレームの第1ワードを1ワード前あるいは後
ろにずらして再びワードを2進加算しその結果の下位8
ビットを次の受信ワードと比較し一致するまでこれを繰
り返す受信フレーム同期手段とから構成される。
【0015】次に本実施例の動作について説明する。た
だし、ここでは情報ワード30はm個のワードから構成
されているとする。また、図3に示されるように装置A
と装置B(1)と装置B(2)と・・・・装置B(n)
が1本の伝送路で接続されており、ここでは一例として
装置Aから装置B(2)にデータを送信する場合につい
て説明する。
【0016】装置Aでは、送信フレーム作成手段にて図
1に示されるようにm個のワードから構成される情報ワ
ード30の先頭に転送相手すなわち装置B(2)の個別
番号を示すIDワード10を付加し、さらにIDワード
10から最後の情報ワードである第mワードまでを順次
ワード単位で2進加算し、その加算結果の下位8ビット
をチェックサムワード20として最終情報ワードすなわ
ち第mワードの後に付加し、このm+2個のワードを1
フレームとする。
【0017】また、ここでは図2に示されるように1ワ
ードは8ビットで構成されており、これに1ビットのス
タートビットが先頭に付加され、さらに1ビットのスト
ップビットが最後に付加されている。ただし、ストップ
ビットは1ビットに限定されるものではなく1.5ビッ
トや2ビットを付加してもよい。
【0018】装置Aでは、送信フレーム作成手段にて1
フレームの送信データが作成されると、先頭のIDワー
ド10から1ワード毎にシリアルポートから図2に示さ
れるように伝送路上に送信される。
【0019】装置B(1)から装置B(n)では、伝送
路を介して信号を受信すると、受信フレーム同期手段に
て最初に受信したワードから順次ワード単位で2進加算
していき、m+1個の受信ワードを加算した時点の加算
結果の下位8ビットの値と次に受信されたワードの2進
符号値を比較し、その比較結果が一致していれば次の受
信ワードが次の受信フレームの先頭であると判断する。
もし、加算した時点の加算結果の下位8ビットの値と次
に受信されたワードの2進符号値を比較し、その比較結
果が一致していなければ、フレーム同期がずれていると
判断し、次に想定される受信フレームの第1ワードを1
ワード前あるいは後ろにずらして、再びm+1個の受信
ワードを順次2進加算し、その結果の下位8ビットをm
+1ワード目に続く受信ワードの2進符号値と比較し、
一致するまでこれを繰り返す。
【0020】フレーム同期が確立した後は、先頭ワード
をチェックし、装置B(2)では自分宛のデータである
と判断しこのフレームを取り込むが、装置B(1)と装
置B(3)と・・・・装置B(n)では、自分宛のデー
タでないと判断しこのフレームを廃棄する。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、情報ワードに使用禁止ビットを設
ける必要がなくしかも転送相手を指定することができ、
これがため、伝送効率に優れ、しかも1本の伝送路で複
数の相手との通信ができるためシステムの構築や拡大を
容易に行うことが可能となるという従来にない優れたフ
レーム同期式データ転送方式を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すフレーム構成図であ
る。
【図2】図1中の1ワードの例を示す説明図である。
【図3】本発明における装置構成の一例を示す説明図で
ある。
【図4】 従来例を示すフレーム構成図である。
【図5】 従来例を示すフレーム構成図である。
【図6】従来例における装置構成を説明するための説明
図である。
【符号の説明】
10:IDワード 20:チェックサムワード 30:情報ワード

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Nビットの情報ワードを複数含むフレー
    ムを単位として同期を取りながらデータ転送を行うフレ
    ーム同期式データ転送システムにおいて、 前記情報ワードの先頭に転送相手の個別番号を示すID
    ワードを付加するとともにこのIDワードから最後の情
    報ワードまでをワード単位で2進加算しその加算結果の
    下位Nビットをチェックサムワードとして最終情報ワー
    ドの後に付加して1フレームとする送信フレーム作成手
    段と、 最初の受信ワードからワード単位で順次2進加算してい
    き加算した時点の加算結果の下位Nビットの値と次に受
    信されたワードの比較結果が一致していれば次にくる受
    信ワードがフレームの先頭であると判断し,比較結果が
    一致していなければフレーム同期がずれていると判断す
    るとともに次に想定される受信フレームの第1ワードを
    1ワード前あるいは後ろにずらして再びワードを2進加
    算しその結果の下位Nビットを次の受信ワードと比較し
    一致するまでこれを繰り返す受信フレーム同期手段と、 を備えたことを特徴とするフレーム同期式データ転送シ
    ステム。
JP4042141A 1992-01-31 1992-01-31 フレーム同期式データ転送システム Expired - Lifetime JP2699754B2 (ja)

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JPH05219043A JPH05219043A (ja) 1993-08-27
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JPH05219043A (ja) 1993-08-27

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Effective date: 19970826