JPH09305509A - データ転送装置およびデータ転送方法 - Google Patents
データ転送装置およびデータ転送方法Info
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- JPH09305509A JPH09305509A JP8121286A JP12128696A JPH09305509A JP H09305509 A JPH09305509 A JP H09305509A JP 8121286 A JP8121286 A JP 8121286A JP 12128696 A JP12128696 A JP 12128696A JP H09305509 A JPH09305509 A JP H09305509A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 データ処理端末等に使用されるHDLC処理
機能に於いて、フレーム化されたデータをHDLC処理
する際にある程度の時間、データ入力中断が発生しても
エラーにならないデータ転送装置およびデータ転送方法
を提供することを目的とする。 【解決手段】 データ転送装置11を、第1スタッフィ
ングフォーマット変換部12、データ蓄積部13、デー
タ検索部14、データサイズ演算部15、データ転送部
16、第2スタッフィングフォーマット変換部17、H
DLCフォーマット変換部18で構成することにより、
フラグシーケンスの途中でデータ切れが発生しない手段
が得られる。
機能に於いて、フレーム化されたデータをHDLC処理
する際にある程度の時間、データ入力中断が発生しても
エラーにならないデータ転送装置およびデータ転送方法
を提供することを目的とする。 【解決手段】 データ転送装置11を、第1スタッフィ
ングフォーマット変換部12、データ蓄積部13、デー
タ検索部14、データサイズ演算部15、データ転送部
16、第2スタッフィングフォーマット変換部17、H
DLCフォーマット変換部18で構成することにより、
フラグシーケンスの途中でデータ切れが発生しない手段
が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、HDLCフォーマ
ット変換手段を用いてデータ転送を行うデータ転送装置
およびデータ転送方法に関するものである。
ット変換手段を用いてデータ転送を行うデータ転送装置
およびデータ転送方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、HDLCフォーマット変換手段へ
入力されるHDLCフレーム化データは、フラグシーケ
ンス以外で途切れることのない連続したビットスタッフ
ィングデータであり、フラグシーケンスの途中でデータ
が途切れることが発生するとフレームエラーと判断され
ていた。
入力されるHDLCフレーム化データは、フラグシーケ
ンス以外で途切れることのない連続したビットスタッフ
ィングデータであり、フラグシーケンスの途中でデータ
が途切れることが発生するとフレームエラーと判断され
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種データ転送装置
に於いては、HDLCフォーマット変換手段へ入力する
データがフラグシーケンス以外で一時的に途切れても、
問題なくHDLCフレーム解除(フラグシーケンス削
除、0ビット削除)処理が行えることが要求される。
に於いては、HDLCフォーマット変換手段へ入力する
データがフラグシーケンス以外で一時的に途切れても、
問題なくHDLCフレーム解除(フラグシーケンス削
除、0ビット削除)処理が行えることが要求される。
【0004】そこで本発明は、データ処理端末等に使用
されるHDLC処理機能に於いて、フレーム化されたデ
ータをHDLC処理する際にある程度の時間、データ入
力中断が発生してもエラーにならないデータ転送装置お
よびデータ転送方法を提供することを目的とする。
されるHDLC処理機能に於いて、フレーム化されたデ
ータをHDLC処理する際にある程度の時間、データ入
力中断が発生してもエラーにならないデータ転送装置お
よびデータ転送方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ビッ
ト単位データとしてのビットスタッフィングデータであ
るHDLCフレーム化データをバイト単位データとして
のバイトスタッフィングデータへ変換する第1スタッフ
ィングフォーマット変換部と、変換後のデータを一時格
納するデータ蓄積部と、データ蓄積部のデータ列の中か
らフラグシーケンスパターンを含むバイト列を検索する
データ検索部と、検索した2つのアドレスからフラグシ
ーケンスを含むデータ列のサイズを算出するデータサイ
ズ演算部と、転送開始アドレスと転送サイズから再度ビ
ットスタッフィングデータへ変換する第2スタッフィン
グフォーマット変換部へ転送するデータ転送部と、再度
ビットスタッフィング化されたデータを非フレーム化デ
ータへ変換するHDLCフォーマット変換部を具備し
た。
ト単位データとしてのビットスタッフィングデータであ
るHDLCフレーム化データをバイト単位データとして
のバイトスタッフィングデータへ変換する第1スタッフ
ィングフォーマット変換部と、変換後のデータを一時格
納するデータ蓄積部と、データ蓄積部のデータ列の中か
らフラグシーケンスパターンを含むバイト列を検索する
データ検索部と、検索した2つのアドレスからフラグシ
ーケンスを含むデータ列のサイズを算出するデータサイ
ズ演算部と、転送開始アドレスと転送サイズから再度ビ
ットスタッフィングデータへ変換する第2スタッフィン
グフォーマット変換部へ転送するデータ転送部と、再度
ビットスタッフィング化されたデータを非フレーム化デ
ータへ変換するHDLCフォーマット変換部を具備し
た。
【0006】請求項2の発明は、前記データ転送部をD
MAコントローラによるDMA転送部とした。
MAコントローラによるDMA転送部とした。
【0007】請求項3の発明は、ビット単位データとし
てのビットスタッフィングデータであるHDLCフレー
ム化データをバイト単位データとしてのバイトスタッフ
ィングデータへ変換し、その変換されたデータを一時格
納し、格納しているデータ列からフラグシーケンスを含
むバイト列を検索し、2つの検索したバイト列のアドレ
スとその間のデータサイズを算出し、1つ目のアドレス
から2つ目までのデータサイズ分だけバイトスタッフィ
ングからビットスタッフィング変換してHDLCフォー
マット変換部へ転送し非フレーム化データを得るように
した。
てのビットスタッフィングデータであるHDLCフレー
ム化データをバイト単位データとしてのバイトスタッフ
ィングデータへ変換し、その変換されたデータを一時格
納し、格納しているデータ列からフラグシーケンスを含
むバイト列を検索し、2つの検索したバイト列のアドレ
スとその間のデータサイズを算出し、1つ目のアドレス
から2つ目までのデータサイズ分だけバイトスタッフィ
ングからビットスタッフィング変換してHDLCフォー
マット変換部へ転送し非フレーム化データを得るように
した。
【0008】請求項4の発明は、前記HDLCフォーマ
ット変換部が双方向対応HDLCフォーマット変換部で
あって、逆方向のデータ処理を同時に行うようにした。
ット変換部が双方向対応HDLCフォーマット変換部で
あって、逆方向のデータ処理を同時に行うようにした。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1の発明によれば、完全な
ビット同期でないHDLCフレーム化されているビット
スタッフィングデータから非フレーム化データを生成出
来る。
ビット同期でないHDLCフレーム化されているビット
スタッフィングデータから非フレーム化データを生成出
来る。
【0010】請求項2の発明によれば、データ転送部の
データ転送をより高速に動作させることが出来る。
データ転送をより高速に動作させることが出来る。
【0011】請求項3の発明によれば、完全なビット同
期でないHDLCフレーム化されているビットスタッフ
ィングデータから非フレーム化データを生成出来る。
期でないHDLCフレーム化されているビットスタッフ
ィングデータから非フレーム化データを生成出来る。
【0012】請求項4の発明によれば、データ転送部の
データ転送をより高速で行うことができる。
データ転送をより高速で行うことができる。
【0013】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1による
データ転送装置のブロック図である。このデータ転送装
置11は、入力されるビットスタッフィングデータ(ビ
ット単位データ)であるHDLCフレーム化データをバ
イトスタッフィングデータ(バイト単位データ)へ変換
する第1スタッフィングフォーマット変換部12と、変
換後のデータを一時格納するデータ蓄積部13と、デー
タ蓄積部13のデータ列の中からフラグシーケンスパタ
ーンを含むバイト列を検索するデータ検索部14と、検
索した2つのアドレスからフラグシーケンスを含むデー
タ列のサイズを算出するデータサイズ演算部15と転送
開始アドレスと転送サイズから第2スタッフィングフォ
ーマット変換部17へデータ転送するデータ転送部16
と、従来と同様のHDLCフォーマット変換部18で構
成される。
を参照して説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1による
データ転送装置のブロック図である。このデータ転送装
置11は、入力されるビットスタッフィングデータ(ビ
ット単位データ)であるHDLCフレーム化データをバ
イトスタッフィングデータ(バイト単位データ)へ変換
する第1スタッフィングフォーマット変換部12と、変
換後のデータを一時格納するデータ蓄積部13と、デー
タ蓄積部13のデータ列の中からフラグシーケンスパタ
ーンを含むバイト列を検索するデータ検索部14と、検
索した2つのアドレスからフラグシーケンスを含むデー
タ列のサイズを算出するデータサイズ演算部15と転送
開始アドレスと転送サイズから第2スタッフィングフォ
ーマット変換部17へデータ転送するデータ転送部16
と、従来と同様のHDLCフォーマット変換部18で構
成される。
【0014】次に実際の動作について説明する。まず、
ユーザはデータ転送装置11に対し、その前段の処理ブ
ロックから出力されたHDLCフレーム化データを入力
する。この時、入力するHDLCフレーム化データはビ
ットスタッフィングデータであり、その中に含まれるフ
ラグシーケンスパターン(ビット列、0111111
0)は、ビット同期であるために8ビットの区切り毎に
存在するとは限らず、当然そのフラグシーケンスパター
ンで入力データが区切られているとも限らない。そこで
データ転送装置11に入力されたHDLCフレーム化デ
ータを第1スタッフィングフォーマット変換部12に於
いてバイトスタッフィングデータすなわち8ビットで1
単位とするデータフォーマットに変換する。
ユーザはデータ転送装置11に対し、その前段の処理ブ
ロックから出力されたHDLCフレーム化データを入力
する。この時、入力するHDLCフレーム化データはビ
ットスタッフィングデータであり、その中に含まれるフ
ラグシーケンスパターン(ビット列、0111111
0)は、ビット同期であるために8ビットの区切り毎に
存在するとは限らず、当然そのフラグシーケンスパター
ンで入力データが区切られているとも限らない。そこで
データ転送装置11に入力されたHDLCフレーム化デ
ータを第1スタッフィングフォーマット変換部12に於
いてバイトスタッフィングデータすなわち8ビットで1
単位とするデータフォーマットに変換する。
【0015】次に複数のバイトに分断されている可能性
があるフラグシーケンスパターンを検索するために、一
時バッファとするデータ蓄積部13にバイト単位でデー
タを蓄積していく。蓄積されたデータは、データ検索部
14に於いて、バイト単位でフラグシーケンスパターン
と1ビットずつずらすことを繰り返しながら比較を行
う。この結果、フラグシーケンスパターンを含んだバイ
トのアドレスが判明するので、このアドレスが2回検出
された時点で2つのアドレスの差分からフラグシーケン
スで挟まれたバイト数をデータサイズ演算部15にて算
出する。そして、データ転送部16では、1つ目のアド
レスからデータサイズ演算部15にて算出したバイト数
分だけデータ蓄積部13から第2スタッフィングフォー
マット変換部17に対しデータ転送を繰り返す。
があるフラグシーケンスパターンを検索するために、一
時バッファとするデータ蓄積部13にバイト単位でデー
タを蓄積していく。蓄積されたデータは、データ検索部
14に於いて、バイト単位でフラグシーケンスパターン
と1ビットずつずらすことを繰り返しながら比較を行
う。この結果、フラグシーケンスパターンを含んだバイ
トのアドレスが判明するので、このアドレスが2回検出
された時点で2つのアドレスの差分からフラグシーケン
スで挟まれたバイト数をデータサイズ演算部15にて算
出する。そして、データ転送部16では、1つ目のアド
レスからデータサイズ演算部15にて算出したバイト数
分だけデータ蓄積部13から第2スタッフィングフォー
マット変換部17に対しデータ転送を繰り返す。
【0016】第2スタッフィングフォーマット変換部1
7にて再びビットスタッフィング化されたデータは、H
DLCフォーマット変換部18にて公知のHDLC非フ
レーム化処理すなわちフラグシーケンス削除および0削
除(5個1が続いた後に1個0がありまた1個以上1が
あるパターンのときに1で挟まれた0をはずす)処理を
行う。以上の各処理部での処理によってデータ転送装置
11からは生データ(非フレーム化データ)を抽出する
ことが出来る。
7にて再びビットスタッフィング化されたデータは、H
DLCフォーマット変換部18にて公知のHDLC非フ
レーム化処理すなわちフラグシーケンス削除および0削
除(5個1が続いた後に1個0がありまた1個以上1が
あるパターンのときに1で挟まれた0をはずす)処理を
行う。以上の各処理部での処理によってデータ転送装置
11からは生データ(非フレーム化データ)を抽出する
ことが出来る。
【0017】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2によるデータ転送装置のブロック図である。この
データ転送装置21は、入力されるビットスタッフィン
グデータ(ビット単位データ)であるHDLCフレーム
化データをバイトスタッフィングデータ(バイト単位デ
ータ)へ変換する第1スタッフィングフォーマット変換
部12と、変換後のデータを一時格納するデータ蓄積部
13と、データ蓄積部13のデータ列の中からフラグシ
ーケンスパターンを含むバイト列を検索するデータ検索
部14と検索した2つのアドレスからフラグシーケンス
を含むデータ列のサイズを算出するデータサイズ演算部
15と、転送開始アドレスと転送サイズから第2スタッ
フィングフォーマット変換部17へデータ転送するDM
A転送部26と、HDLCフォーマット変換部18で構
成される。
形態2によるデータ転送装置のブロック図である。この
データ転送装置21は、入力されるビットスタッフィン
グデータ(ビット単位データ)であるHDLCフレーム
化データをバイトスタッフィングデータ(バイト単位デ
ータ)へ変換する第1スタッフィングフォーマット変換
部12と、変換後のデータを一時格納するデータ蓄積部
13と、データ蓄積部13のデータ列の中からフラグシ
ーケンスパターンを含むバイト列を検索するデータ検索
部14と検索した2つのアドレスからフラグシーケンス
を含むデータ列のサイズを算出するデータサイズ演算部
15と、転送開始アドレスと転送サイズから第2スタッ
フィングフォーマット変換部17へデータ転送するDM
A転送部26と、HDLCフォーマット変換部18で構
成される。
【0018】次に実際の動作について説明する。まず、
ユーザはデータ転送装置21に対し、その前段の処理ブ
ロックから出力されたHDLCフレーム化データを入力
する。この時、入力するHDLCフレーム化データはビ
ットスタッフィングデータであり、その中に含まれるフ
ラグシーケンスパターン(ビット列、0111111
0)は、ビット同期であるために8ビットの区切り毎に
存在するとは限らず、当然そのフラグシーケンスパター
ンで入力データが区切られているとも限らない。
ユーザはデータ転送装置21に対し、その前段の処理ブ
ロックから出力されたHDLCフレーム化データを入力
する。この時、入力するHDLCフレーム化データはビ
ットスタッフィングデータであり、その中に含まれるフ
ラグシーケンスパターン(ビット列、0111111
0)は、ビット同期であるために8ビットの区切り毎に
存在するとは限らず、当然そのフラグシーケンスパター
ンで入力データが区切られているとも限らない。
【0019】そこでデータ転送装置21に入力されたH
DLCフレーム化データを第1スタッフィングフォーマ
ット変換部12に於いてバイトスタッフィングデータす
なわち8ビットで1単位とするデータフォーマットに変
換する。次に複数のバイトに分断されている可能性があ
るフラグシーケンスパターンを検索するために、一時バ
ッファとするデータ蓄積部13にバイト単位でデータを
蓄積していく。蓄積されたデータは、データ検索部14
に於いて、バイト単位でフラグシーケンスパターンと1
ビットずつずらすことを繰り返しながら比較を行う。こ
の結果、フラグシーケンスパターンを含んだバイトのア
ドレスが判明するので、このアドレスが2回検出された
時点で2つのアドレスの差分からフラグシーケンスで挟
まれたバイト数をデータサイズ演算部15にて算出す
る。そして、公知のDMAコントローラで実現するDM
A転送部26では、1つ目のアドレスからデータサイズ
演算部15にて算出したバイト数分だけデータ蓄積部1
3から第2スタッフィングフォーマット変換部17に対
しデータ転送を繰り返す。
DLCフレーム化データを第1スタッフィングフォーマ
ット変換部12に於いてバイトスタッフィングデータす
なわち8ビットで1単位とするデータフォーマットに変
換する。次に複数のバイトに分断されている可能性があ
るフラグシーケンスパターンを検索するために、一時バ
ッファとするデータ蓄積部13にバイト単位でデータを
蓄積していく。蓄積されたデータは、データ検索部14
に於いて、バイト単位でフラグシーケンスパターンと1
ビットずつずらすことを繰り返しながら比較を行う。こ
の結果、フラグシーケンスパターンを含んだバイトのア
ドレスが判明するので、このアドレスが2回検出された
時点で2つのアドレスの差分からフラグシーケンスで挟
まれたバイト数をデータサイズ演算部15にて算出す
る。そして、公知のDMAコントローラで実現するDM
A転送部26では、1つ目のアドレスからデータサイズ
演算部15にて算出したバイト数分だけデータ蓄積部1
3から第2スタッフィングフォーマット変換部17に対
しデータ転送を繰り返す。
【0020】第2スタッフィングフォーマット変換部1
7にて再びビットスタッフィング化されたデータは、H
DLCフォーマット変換部18にて公知のHDLC非フ
レーム化処理すなわちフラグシーケンス削除および0削
除(5個1が続いた後に1個0がありまた1個以上1が
あるパターンのときに1で挟まれた0をはずす)処理を
行う。以上の各処理部での処理によってデータ転送装置
11からは生データ(非フレーム化データ)を抽出する
ことが出来る。
7にて再びビットスタッフィング化されたデータは、H
DLCフォーマット変換部18にて公知のHDLC非フ
レーム化処理すなわちフラグシーケンス削除および0削
除(5個1が続いた後に1個0がありまた1個以上1が
あるパターンのときに1で挟まれた0をはずす)処理を
行う。以上の各処理部での処理によってデータ転送装置
11からは生データ(非フレーム化データ)を抽出する
ことが出来る。
【0021】(実施の形態3)図3は、本発明の実施の
形態3によるデータ転送装置のブロック図である。この
データ転送装置31は、入力されるビットスタッフィン
グデータ(ビット単位データ)であるHDLCフレーム
化データをバイトスタッフィングデータ(バイト単位デ
ータ)へ変換する機能とバイトスタッフィングデータを
ビット同期のビットスタッフィングデータへ変換する機
能を合わせ持つ第1スタッフィングフォーマット変換部
12と、変換後のデータおよび逆方向のデータを一時格
納するデータ蓄積部13と、データ蓄積部13のデータ
列の中からフラグシーケンスパターンを含むバイト列を
検索するデータ検索部14と、検索した2つのアドレス
からフラグシーケンスを含むデータ列のサイズを算出す
るデータサイズ演算部15と、転送開始アドレスと転送
サイズに基づいてデータ蓄積部13から第2スタッフィ
ングフォーマット変換部17へデータを転送するDMA
転送部26と、第2スタッフィングフォーマット変換部
17で再びビットスタッフィング化されたデータを非フ
レーム化データへ変換させる機能と非フレーム化データ
をフレーム化データする双方向対応HDLCフォーマッ
ト変換部38で構成される。
形態3によるデータ転送装置のブロック図である。この
データ転送装置31は、入力されるビットスタッフィン
グデータ(ビット単位データ)であるHDLCフレーム
化データをバイトスタッフィングデータ(バイト単位デ
ータ)へ変換する機能とバイトスタッフィングデータを
ビット同期のビットスタッフィングデータへ変換する機
能を合わせ持つ第1スタッフィングフォーマット変換部
12と、変換後のデータおよび逆方向のデータを一時格
納するデータ蓄積部13と、データ蓄積部13のデータ
列の中からフラグシーケンスパターンを含むバイト列を
検索するデータ検索部14と、検索した2つのアドレス
からフラグシーケンスを含むデータ列のサイズを算出す
るデータサイズ演算部15と、転送開始アドレスと転送
サイズに基づいてデータ蓄積部13から第2スタッフィ
ングフォーマット変換部17へデータを転送するDMA
転送部26と、第2スタッフィングフォーマット変換部
17で再びビットスタッフィング化されたデータを非フ
レーム化データへ変換させる機能と非フレーム化データ
をフレーム化データする双方向対応HDLCフォーマッ
ト変換部38で構成される。
【0022】次に実際の動作について説明する。まず、
ユーザはデータ転送装置31に対し、その前段の処理ブ
ロックから出力されたHDLCフレーム化データを入力
する。この時、入力するHDLCフレーム化データはビ
ットスタッフィングデータであり、その中に含まれるフ
ラグシーケンスパターン(ビット列、0111111
0)は、ビット同期であるために8ビットの区切り毎に
存在するとは限らず、当然そのフラグシーケンスパター
ンで入力データが区切られているとも限らない。そこで
データ転送装置31に入力されたHDLCフレーム化デ
ータを第1スタッフィングフォーマット変換部12に於
いてバイトスタッフィングデータすなわち8ビットで1
単位とするデータフォーマットに変換する。
ユーザはデータ転送装置31に対し、その前段の処理ブ
ロックから出力されたHDLCフレーム化データを入力
する。この時、入力するHDLCフレーム化データはビ
ットスタッフィングデータであり、その中に含まれるフ
ラグシーケンスパターン(ビット列、0111111
0)は、ビット同期であるために8ビットの区切り毎に
存在するとは限らず、当然そのフラグシーケンスパター
ンで入力データが区切られているとも限らない。そこで
データ転送装置31に入力されたHDLCフレーム化デ
ータを第1スタッフィングフォーマット変換部12に於
いてバイトスタッフィングデータすなわち8ビットで1
単位とするデータフォーマットに変換する。
【0023】次に複数のバイトに分断されている可能性
があるフラグシーケンスパターンを検索するために一時
バッファとするデータ蓄積部13にバイト単位でデータ
を蓄積していく。蓄積されたデータは、データ検索部1
4に於いて、バイト単位でフラグシーケンスパターンと
1ビットずつずらすことを繰り返しながら比較を行う。
この結果、フラグシーケンスパターンを含んだバイトの
アドレスが判明するので、このアドレスが2回検出され
た時点で2つのアドレスの差分からフラグシーケンスで
挟まれたバイト数をデータサイズ演算部15にて算出す
る。そして、公知のDMAコントローラで実現するDM
A転送部16では、1つ目のアドレスすなわち転送開始
アドレスからデータサイズ演算部15にて算出したバイ
ト数すなわち転送バイト数分だけ双方向対応HDLCフ
ォーマット変換部38に対しデータ転送を繰り返す。
があるフラグシーケンスパターンを検索するために一時
バッファとするデータ蓄積部13にバイト単位でデータ
を蓄積していく。蓄積されたデータは、データ検索部1
4に於いて、バイト単位でフラグシーケンスパターンと
1ビットずつずらすことを繰り返しながら比較を行う。
この結果、フラグシーケンスパターンを含んだバイトの
アドレスが判明するので、このアドレスが2回検出され
た時点で2つのアドレスの差分からフラグシーケンスで
挟まれたバイト数をデータサイズ演算部15にて算出す
る。そして、公知のDMAコントローラで実現するDM
A転送部16では、1つ目のアドレスすなわち転送開始
アドレスからデータサイズ演算部15にて算出したバイ
ト数すなわち転送バイト数分だけ双方向対応HDLCフ
ォーマット変換部38に対しデータ転送を繰り返す。
【0024】双方向対応HDLCフォーマット変換部3
8では、公知のHDLC非フレーム化処理すなわちフラ
グシーケンス削除および0削除(5個1は続いた後に1
個0がありまた1個以上1があるパターンのときに1で
挟まれた0をはずす)処理を行う。以上の各処理部での
処理によってデータ転送装置31からは生データ(非フ
レーム化データ)を抽出することが出来る。
8では、公知のHDLC非フレーム化処理すなわちフラ
グシーケンス削除および0削除(5個1は続いた後に1
個0がありまた1個以上1があるパターンのときに1で
挟まれた0をはずす)処理を行う。以上の各処理部での
処理によってデータ転送装置31からは生データ(非フ
レーム化データ)を抽出することが出来る。
【0025】次に逆方向について説明する。フレーム化
されていない生データを前述の出力とは逆方向に入力す
ると、まず双方向対応HDLCフォーマット変換部38
に於いて、公知のHDLCフレーム化処理である0挿入
(6個以上1が連続して存在した場合、5個目の1の後
に0を挿入する)およびフラグシーケンス挿入処理を行
う。上記で記述した双方向の処理をタイムスライス化し
て実行することで、全二重の転送を行うことが出来る。
されていない生データを前述の出力とは逆方向に入力す
ると、まず双方向対応HDLCフォーマット変換部38
に於いて、公知のHDLCフレーム化処理である0挿入
(6個以上1が連続して存在した場合、5個目の1の後
に0を挿入する)およびフラグシーケンス挿入処理を行
う。上記で記述した双方向の処理をタイムスライス化し
て実行することで、全二重の転送を行うことが出来る。
【0026】図4は、本発明の実施の形態1、2、3に
よるデータ転送装置のデータ検索部およびデータサイズ
演算部の処理フロー図であって、実施の形態1、2、3
に於いて共通であるデータ検索部14とデータサイズ演
算部15の処理フロー例を示している。図4では、前段
のデータ蓄積部13ではある決まったサイズ毎に蓄積処
理を行い、データ検索部14ではデータ蓄積部13から
蓄積開始位置と蓄積最終位置を得ることが出来るとす
る。また、データ検索部14は最後に蓄積されたデータ
から順にフラグシーケンスパターンを検索することとす
る。
よるデータ転送装置のデータ検索部およびデータサイズ
演算部の処理フロー図であって、実施の形態1、2、3
に於いて共通であるデータ検索部14とデータサイズ演
算部15の処理フロー例を示している。図4では、前段
のデータ蓄積部13ではある決まったサイズ毎に蓄積処
理を行い、データ検索部14ではデータ蓄積部13から
蓄積開始位置と蓄積最終位置を得ることが出来るとす
る。また、データ検索部14は最後に蓄積されたデータ
から順にフラグシーケンスパターンを検索することとす
る。
【0027】ところで、実施の形態1、2、3では最小
処理単位をバイト単位としたが、ワード単位(16ビッ
ト)、ロング単位(32ビット)等のその他の単位で処
理しても処理速度の向上を除き、基本的に同様な作用が
得られる。
処理単位をバイト単位としたが、ワード単位(16ビッ
ト)、ロング単位(32ビット)等のその他の単位で処
理しても処理速度の向上を除き、基本的に同様な作用が
得られる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、HDLC
フレーム/非フレーム変換を行いたい場合に、従来のH
DLCコントローラではフレーム化データが途切れると
エラー処理になっていたものが、データ蓄積部のバッフ
ァリング効果によりある程度の時間データが途切れても
エラーにはならないとう有利な効果が得られる。
フレーム/非フレーム変換を行いたい場合に、従来のH
DLCコントローラではフレーム化データが途切れると
エラー処理になっていたものが、データ蓄積部のバッフ
ァリング効果によりある程度の時間データが途切れても
エラーにはならないとう有利な効果が得られる。
【図1】本発明の実施の形態1によるデータ転送装置の
ブロック図
ブロック図
【図2】本発明の実施の形態2によるデータ転送装置の
ブロック図
ブロック図
【図3】本発明の実施の形態3によるデータ転送装置の
ブロック図
ブロック図
【図4】本発明の実施の形態1、2、3によるデータ転
送装置のデータ検索部およびデータサイズ演算部の処理
フロー図
送装置のデータ検索部およびデータサイズ演算部の処理
フロー図
11 データ転送装置 12 第1スタッフィングフォーマット変換部 13 データ蓄積部 14 データ検索部 15 データサイズ演算部 16 データ転送部 17 第2スタッフィングフォーマット変換部 18 HDLCフォーマット変換部 21 データ転送装置 26 DMA転送部 31 データ転送装置 38 双方向対応HDLCフォーマット変換部
Claims (4)
- 【請求項1】ビット単位データとしてのビットスタッフ
ィングデータであるHDLCフレーム化データをバイト
単位データとしてのバイトスタッフィングデータへ変換
する第1スタッフィングフォーマット変換部と、変換後
のデータを一時格納するデータ蓄積部と、データ蓄積部
のデータ列の中からフラグシーケンスパターンを含むバ
イト列を検索するデータ検索部と、検索した2つのアド
レスからフラグシーケンスを含むデータ列のサイズを算
出するデータサイズ演算部と、転送開始アドレスと転送
サイズから再度ビットスタッフィングデータへ変換する
第2スタッフィングフォーマット変換部へ転送するデー
タ転送部と、再度ビットスタッフィング化されたデータ
を非フレーム化データへ変換するHDLCフォーマット
変換部を具備することを特徴とするデータ転送装置。 - 【請求項2】前記データ転送部をDMAコントローラに
よるDMA転送部としたことを特徴とする請求項1記載
のデータ転送装置。 - 【請求項3】ビット単位データとしてのビットスタッフ
ィングデータであるHDLCフレーム化データをバイト
単位データとしてのバイトスタッフィングデータへ変換
し、その変換されたデータを一時格納し、格納している
データ列からフラグシーケンスを含むバイト列を検索
し、2つの検索したバイト列のアドレスとその間のデー
タサイズを算出し、1つ目のアドレスから2つ目までの
データサイズ分だけバイトスタッフィングからビットス
タッフィング変換してHDLCフォーマット変換部へ転
送し非フレーム化データを得ることを特徴とするデータ
転送方法。 - 【請求項4】前記HDLCフォーマット変換部が双方向
対応HDLCフォーマット変換部であって、逆方向のデ
ータ処理を同時に行うことを特徴とする請求項3記載の
データ転送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8121286A JPH09305509A (ja) | 1996-05-16 | 1996-05-16 | データ転送装置およびデータ転送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8121286A JPH09305509A (ja) | 1996-05-16 | 1996-05-16 | データ転送装置およびデータ転送方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09305509A true JPH09305509A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14807506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8121286A Pending JPH09305509A (ja) | 1996-05-16 | 1996-05-16 | データ転送装置およびデータ転送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09305509A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6674770B1 (en) | 1998-07-08 | 2004-01-06 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson | Bit stuffing for synchronous HDLC |
JP2011234284A (ja) * | 2010-04-30 | 2011-11-17 | Fujitsu Ltd | 伝送装置および伝送方法 |
-
1996
- 1996-05-16 JP JP8121286A patent/JPH09305509A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6674770B1 (en) | 1998-07-08 | 2004-01-06 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson | Bit stuffing for synchronous HDLC |
JP2011234284A (ja) * | 2010-04-30 | 2011-11-17 | Fujitsu Ltd | 伝送装置および伝送方法 |
US8488630B2 (en) | 2010-04-30 | 2013-07-16 | Fujitsu Limited | Transmission device and transmitting method |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040824 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041221 |