JPH03198045A - 着色画像形成材料用現像液 - Google Patents

着色画像形成材料用現像液

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JPH03198045A
JPH03198045A JP33949489A JP33949489A JPH03198045A JP H03198045 A JPH03198045 A JP H03198045A JP 33949489 A JP33949489 A JP 33949489A JP 33949489 A JP33949489 A JP 33949489A JP H03198045 A JPH03198045 A JP H03198045A
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compound
vinyl
image
compounds
acid
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JP33949489A
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English (en)
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Nobumasa Sasa
信正 左々
Kunio Shimizu
邦夫 清水
Manabu Watabe
学 渡部
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は着色画像形成材料用現像液に関し、特に、離型
処理透明支持体上に少なくとも感光性組成物及び着色剤
を含有する着色感光層を有する着色画像形成材料の現像
に用いる現像液に関するものである。
〔従来の技術〕
着色画像形成材料用の現像液は、多量の被処理材料を現
像処理しても安定であり、よって長期間安定な処理が可
能であることが望まれる0着色画像形成材料は、例えば
、カラー印刷時の校正用カラープルーフとして用いられ
ることがあるが、このような場合現像液が安定で、長期
間良好な着色画像を安定して与えることが切望される。
しかし従来の技術にあっては、これは必ずしも満足され
るものではなく、多量の着色画像形成材料を処理すると
現像液中に沈澱を生じたりして、安定な処理を行えない
ことがあった。
また、このような現像液は、画像形成材料の非画像部を
溶出して所望の画像を得るものであるから、非画像部の
溶出性に優れることが基本的に要請される。更にそれば
かりでなく、地汚れが出ないことが要請される。地汚れ
が出ると、適正な色素面像を再現できないからである。
この問題は特に前記したカラープルーフの現像の場合に
重要ということができる。
しかし上記の要請をすべて満たした着色画像形成材料用
現像液を得ることは、なかなか困難なのが実情である。
例えば特開昭59−97140号公報には、水性アルカ
リ現像液に界面活性剤、有機溶剤を添加することがぬれ
性や現像時間短縮に有効である旨の記載があり、また、
特表昭56−501217号公報には、水性アルカリ現
像液に界面活性剤を入れた技術が開示されているが、い
ずれも上述した問題点が解決できる旨の記述はなく、こ
れら従来技術を用いた場合も、多量の着色画像形成材料
を処理すると、現像液中に沈澱を生じ、これが着色画像
形成材料に付着し、汚れを生じたり、また現像機のフィ
ルタの目づまりを生じたりして、長期間の安定処理がで
きないと考えられるものである。
〔発明の目的〕
本発明は上記問題点を解決して、多量の着色画像形成材
料を処理しても沈澱を生じず、長期間安定な処理が可能
であって、かつ非画像部の溶出性に優れ、地汚れも出な
い、有利な着色画像形成材料用現像液を提供せんとする
ものである。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕上記本発明の
目的は、離型処理透明支持体上に、少なくとも感光性組
成物及び着色剤を含有する着色感光層を有する着色画像
形成材料の現像に用いる現像液であって、 (a)水に対する溶解度が20重量%以下の有機溶剤 (b)塩基性化合物 (c)界面活性剤 及び (d)水 を含むことを特徴とする着色画像形成材料用現像液によ
って、達成される。
この構成により上記従来技術の問題点が解決されたので
あり、その作用は必ずしも明らかではないが、上記(a
)〜(d)の含有物が全体とじて本発明の作用をもたら
し、問題点を解決する現像液となっているものと考えら
れる0本発明者らにとっても、本発明の作用効果は必ず
しも予想されたことではなく、種々の検討の結果で本発
明に至ったものである。
以下本発明について詳述する。
本発明の現像液は、前記(a)〜(d)を含有すること
が必須であるが、まずその内の、(a)水に対する溶解
度が20重量%以下の有機溶剤について説明する。ここ
でいう溶解度は常温(20℃)におけるものである。
本発明に好ましく用いることができる上記有機溶剤とし
ては、ジイソブチルケトン、アセトフェノン、イソホロ
ン、コハク酸ジエチル、安息香酸メチル、シュウ酸ジエ
チル、フタル酸ジメチル、酢酸イソブチル、安息香酸ベ
ンジル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エ
チレングリコールジブチルエーテル、エチレングリコー
ルベンジルエーテル、ジエチレングリコールジ−n−ブ
チルエーテル、エチレングリコールジアセテート、プロ
ピレングリコールモノブチルエーテル、n−アミルアル
コール、ベンジルアルコール等を挙げることができる。
しかしこれらに限定されるものではない。
これらの中では特に、コハク酸ジエチル、フタル酸ジメ
チル、安息香酸ベンジル、エチレングリコールモノフェ
ニルエーテル、ジエチレングリコールジ−n−ブチルエ
ーテル、エチレングリコールジアセテート、プロピレン
グリコールモノブチルエーテル、ベンジルアルコールが
有効である。
これらの有機溶剤の現像液中における含有量は、1〜3
0重量%が好ましく、より好ましくは2〜20重量%が
よい。
次に、本発明の現像液に含有される(b)塩基性化合物
について説明する。
本発明において塩基性化合物とは、通常の化学分野で用
いられる用語の意味での塩基性を呈する化合物(以下単
に「塩基」とも称する)である。
これは無機または有機のいずれの塩基でもよい。
有機塩基を用いる場合、アンモニア、ヒドラジン、ヒド
ロキシアミン、または炭素数1〜30の有機塩基が好ま
しい。これらの具体例としては例えば、アンモニア(ア
ンモニウムハイドロキサイド)、メチルアミン、エチル
アミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、トリメチル
アミン、トリエチルアミン、プロピルアミン、ブチルア
ミン、アミルアミン、ジプロピルアミン、ジブチルアミ
ン、シアミルアミン、トリプロピルアミン、トリブチル
アミン、メチルジエチルアミン、エチレンジアミン、ト
リメチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ポリエ
チレンイミン、ベンジルアミン、N。
N−ジメチルベンジルアミン、N、N−ジエチルベンジ
ルアミン、N、N−ジプロピルベンジルアミン、0−ま
たはm−またはp−メトキシまたはメチルベンジルアミ
ン、N、N−ジ(メトキシベンジル)アミン、β〜フェ
ニルエチルアミン、ε。
δ−フェニルアミルアミン、γ−フェニルプロピルアミ
ン、シクロヘキシルアミン、アニリン、モノメチルアニ
リン、ジメチルアニリン、トルイジン、ベンジジン、α
−またはβ−ナフチルアミン、0−またはm−またはp
−フェニレンジアミン、ピロリジン、ピペリジン、ピペ
ラジン、モルホリン、ウロトロピン、ジアザビシクロウ
ンデカン、ビロール、ピリジン、キノリン、ヒドラジン
、フェニルヒドラジン、N、N’ −ジフェニルヒドラ
ジン、ヒドロキシルアミン、セミカルバジド、水酸化テ
トラアルキルアンモニウム、アミノ安息香酸、ホルムア
ミド、アセタミド、N、N−ジメチルホルムアミド、N
、N−ジメチルアセタミド、アセトアニリド、モノエタ
ノールアミン、ジェタノールアミン、トリエタノールア
ミン、2−(2−アミノエチル)エタノール、2−アミ
ノ−2メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ
−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2ヒドロキ
シメチル−1,3−プロパンジオールなどのアミン化合
物(1級、2級、3級アミン、モノアミン、ジアミン、
トリアミン、テトラアミンからポリアミンまで、脂肪族
鎖式アミン、脂肪族環式アミン、芳香族アミン、ヘテロ
環式アミン)、また酸アミドなどのアミン誘導体あるい
はカルボン酸とアミンの塩(例えばオクタン酸などとモ
ノエタノールアミン、ジェタノールアミンなどとの塩)
などを挙げることができる。
また、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラート、
ナトリウムプロピラード、カリウムメチラート、カリウ
ムエチラート、カリウムプロピラード、リチウムメチラ
ート、リチウムエチラートなどのアルカリ金属アルコラ
ード、ナトリウム、カリウム、リチウムのアミド、エチ
ルアミド、ジプロピルアミドなどのアルカリ置換アミド
などを用いることもできる。
無機塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
、水酸化リチウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウム
、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸アンモニウム、
炭酸リチウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウム、炭酸水
素ナトリウム、炭酸水素カリウム、リン酸ナトリウム、
第三リン酸ナトリウム、第ニリン酸ナトリウム、リン酸
カリウム、第三リン酸カリウム、第ニリン酸カリウム、
リン酸アンモニウム、第三リン酸アンモニウム、第ニリ
ン酸アンモニウム、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム
、ケイ酸アンモニウム、ナトリウムメタシリケートなど
のアルカリ金属、アルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩
、重炭酸塩、リン酸塩、ケイ酸塩、メタケイ酸塩などを
挙げることができる。
これら塩基性化合物の現像液中における含有量は、その
化合物の塩基度や、溶解性の度合いなどにより一概には
言えないが、使用液のpHが好ましくは8.5〜11.
5、より好ましくはpH10〜13.5となるように選
ぶのがよい。
次に本発明の現像液に含有される(c)界面活性剤につ
いて説明する。用いられる界面活性剤として、は、アニ
オン型、非イオン型、カチオン型、両性型のいずれも使
用できるが、特にアニオン型界面活性剤および非イオン
型界面活性剤を有利に使用できる。
用いることができるアニオン型界面活性剤としては、脂
肪酸塩類、アビエチン酸塩類、ヒドロキシアルカンスル
ホン酸塩類、アルカンスルホン酸塩類、ジアルキルスル
ホこはく酸塩類、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩類
、分岐鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩類、アルキルナ
フタレンスルホン1塩1アルキルジフエニルエーテルス
ルホン酸塩類、アルキルフェノキシポリオキシエチレン
プロピルスルホン酸塩類、ポリオキシエチレンアルキル
スルホフェニルエーテル塩類、N−メチル−N−オレイ
ルタウリンナトリウム類、N−アルキルスルホこはく酸
モノアミドニナトリウム塩類、石油スルホン酸塩類、硫
酸化ひまし油、硫酸化牛脚油、脂肪酸アルキルエステル
の硫酸エステル塩類、アルキル硫酸エステル塩類、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩類、脂
肪族モノグリセリド硫酸エステル塩類、ポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテル硫酸エステル塩8、ポリ
オキシエチレンスチリルフェニルエーテル硫酸エステル
塩類、アルキル燐酸エステル塩類、ポリオキシエチレン
アルキルエーテル燐酸エステル塩類、ポリオキシエチレ
ンアルキルフェニルエーテル燐酸エステル塩類、スチレ
ン−無水マレイン酸共重合物の部分けん化物類、オレフ
ィン−無水マレイン酸共重合物の部分けん化物類、ナフ
タレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物頻等を挙げること
ができる。
これらの中でもアルキルナフタレンスルホン酸塩類、ア
ルキルジフェニルエーテルスルホン酸塩類、直鎖アルキ
ルベンゼンスルホン酸塩類、及びポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル硫酸エステル塩類を特に好まし
く用いることができる。
また非イオン型界面活性剤としては、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリスチリルフ
ェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリオキシプロ
ビレンアルキルエーテル類、グリセリン脂肪酸部分エス
テル類、ソルビタン脂肪酸部分エステル類、ペンタエリ
スリトール脂肪酸部分エステル類、プロピレングリコー
ルモノ脂肪酸エステル類、しょ糖脂肪酸部分エステル類
、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸部分エステル類
、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸部分エステル
類、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル類、ポリグ
リセリン脂肪酸部分エステル類、ポリオキシエチレン化
ひまし油類、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸部分
エステル類、脂肪酸ジェタノールアミド類、N、N−ビ
ス−2−ヒドロキシアルキルアミン類、ポリオキシエチ
レンアルキルアミン類、トリエタノールアミン脂肪酸エ
ステル類、トリアルキルアミンオキシド類などを使用す
ることができる。その中でもポリオキシエチレンアルキ
ルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンーポリオキ
シプロピレンプロックポリマー類等を好ましく用いるこ
とができる。
カチオン界面活性剤としては、アルキルアミン塩類、第
四級アンモニウム塩類、ポリオキシエチレンアルキルア
ミン塩類ポリエチレンポリアミン誘導体等を用いること
ができる。
本発明の現像液中の界面活性剤の含有量は、好ましくは
0.01〜30重量%、より好ましくは0.1〜20重
量%がよい。
次に、本発明の現像液に用いる(d)水とじては、通常
のこの種の現像液調製用の水でよく、純水を用いるので
もよいが、通常の水道水を用いるので差支えない。
次に、本発明の着色画像形成材料用現像液は、離型処理
透明支持体上に、少なくとも感光性組成物及び着色側を
含有する着色感光層を有する着色画像形成材料の現像に
用いる現像液であるが、以下このような被処理着色画像
形成材料について詳本発明の着色画像形成材料用現像液
は、離型処理支持体上に着色画像を形成するためのもの
である。
ここで、離型処理支持体とは、形成された画像を支持体
から被転写材料に転写する場合に転写後の支持体の剥離
を容易にするために、即ち支持体と形成された画像との
間の離型性を高めるために、支持体表面に離型処理を施
すか、支持体表面上に離型層を設けて構成された支持体
をいう。
かかる離型処理支持体は、支持体表面に適当な撥油性物
質による離型処理を施すか、あるいは支持体上に離型層
を設けることによって、構成できる。
用いる支持体の材質は任意であるが、透明支持体が好ま
しく用いられる。透明支持体としては、ポリエステルフ
ィルム、特に二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィ
ルムが、水、熱に対する寸法安定性の点で好ましい。そ
のほかアセテートフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、
ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリ
エチレンフィルム等が使用し得る。
支持体上に上記離型処理を施すための撥油性物質として
は、例えばシリコーン樹脂、フッ素樹脂、フッ素系界面
活性剤、ポリオレフィン、ポリアミド等を用いることが
でき、また離型層としては、例エバアルコール可溶性ポ
リアミド、アルコール可溶性ナイロン、スチレンと無水
マレイン酸との共重合体の部分エステル化樹脂とメトキ
シメチル化ナイロンとのブレンド物、ポリ酢酸ビニル、
ポリアクリレート、ポリメチルメタクリレートとアクリ
レートとの共重合体、ポリ塩化ビニル、塩化ビニルと酢
酸ビニルとの共重合体、ポリビニルブチラード、セルロ
ースアセテートフタレート、メチルセルロース、エチル
セルロース、二酢酸セルロース、三酢酸セルロース、ポ
リビニルアルコール、ブチルセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロース、シアノ
エチルセルロース、セルロースアセテート、セルロース
トリアセテート、セルロースアセテートブチレート、ヒ
ドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、ヒドロ
キシプロピルメチルセルロースへキサヒドロフタレート
、もしくはこれらの混合物等が使用し得る。
離型層の厚さは好ましくは0.01μm〜10μmの範
囲であり、特に好ましくは0.1μm〜5μmの範囲で
ある。
離型性を高めるため、特に好ましい態様として、支持体
の厚さより薄いポリプロピレン層またはポリエチレン層
を設ける例が挙げられる。
支持体上にポリプロピレン層、またはポリエチレン層を
設ける方法としては、 (1)ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、エポキシ樹脂
、ポリウレタン系樹脂、天然ゴム、合成ゴムなどを有機
溶剤に溶解した溶液を接着剤として用い、支持体上にこ
れら接着剤を塗布し、熱風または加熱によって乾燥した
後、ポリプロピレンフィルム、またはポリエチレンフィ
ルムを重ね合わせ、加熱下に圧着してラミネートする、
いわゆる乾式ラミネート法; (2)エチレンと酢酸ビニルの共重合物、エチレンとア
クリル酸エステルの共重合物、ポリアミド樹脂、石油樹
脂、ロジン類、ワックス類またはこれらの混合物を接着
剤とし、これら接着剤をそのまま加熱して溶融状態に保
ちながら、支持体上にドクターブレード法、ロールコー
ト法、グラビヤ法、リバースロール法等で塗布した後、
ただちに、ポリプロピレンフィルム、またはポリエチレ
ンフィルムを貼り合わせて、必要に応じて高温加熱して
から冷却することによりラミネートする、いわゆるホッ
トメルトラミネート法; (3)ポリプロピレン、またはポリエチレンを溶融状態
に保ち、押出し機によりフィルム状に押出し、これが溶
融状態にあるうちに、支持体を圧着してラミネートする
、いわゆる押出ラミネート法;(4)溶融押出し法で支
持体となるフィルムを成形する際、複数基の押出し機を
用い、溶融状態のポリプロピレン、またはポリエチレン
とともに、−回の成形により、支持体フィルム上にポリ
プロピレン層、またはポリエチレン層を形成する、いわ
ゆる共押出し法等 を挙げることができる。
本発明において、着色感光層とは、画像形成用に着色さ
れており、かつ、感光性を有するものであって、このよ
うなものであれば任意に用いられる。例えば、いわゆる
ホトポリマーと称されるものを感光性物質として用い、
これと着色剤及び適宜の溶媒とにより着色感光層を構成
することができる。
ここでホトポリマーとは、光照射によって重合、架橋、
二量体化、破橋、分解、転位などの変化を起こし、それ
に基づいて溶剤に対する溶解性が増減するとか、または
親水性、疎水性が変化するとか、さらには軟化点の変化
を生じるとかの性質を持った感光性材料であり、従来例
えば、製版用感光剤、ホトレジスト、感光性樹脂などと
も呼ばれて使用されているものを含む。
ホトポリマーにはネガ型(例えば光照射により溶解性が
減少するもの)とポジ型(例えば光照射により溶解性が
増加するもの)とがあり、その例として下記のものが知
られている。
〈ネガ型ホトポリマーの例〉 1)クエン酸第二鉄アンモニウム、酒石酸第二鉄アンモ
ニウム、シュウ酸第二鉄アンモニウム、シュウ酸第二鉄
ナトリウムの如き、光照射によって第−族イオンを与え
る感光性第二鉄塩と、ゼラチン、変性ゼラチン、ポリビ
ニルアルコール部分けん化ポリ酢酸ビニル、ポリアクリ
ル及びその共重合体、ポリアクリルアミドとその同族体
の如き親水性ポリマーと からなる組成物。
2)ゼラチン、フィッシュグルー、アラビヤゴム、ポリ
ビニルアルコール、ポリアクリルアミド、カルボキシメ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビ
ニルメチルエーテルと無水マレイン酸との共重合体など
の親水性ポリマーと、ベンジジン、ジアニシジンなどの
ジアミノ化合物のテトラゾニウム塩、またP−ジアゾジ
フェニルアミンとバラホルムデヒドを縮合したジアゾ樹
脂と からなる組成物。
3)p−ジアゾジフェニルアミンの如きジアゾ化合物と
、 パラホルムアルデヒドと を結合したジアゾ樹脂。
4)4.4°−ジアジドスチルベン−2,2゜ジスルホ
ン酸ナトリウム、4−アジドベンザルアセト−2−・ス
ルホン酸ナトリウムの如きアジド化合物と、 ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリドン、ゼラチン
、変性ゼラチン、カゼイン、アクリロニトリルグラフト
化ポリビニルアルコール、N−アルコキシメチル化ナイ
ロンなどのポリマーとからなる組成物。
5)4,4°−ジアジドベンザルアセトン、4゜4”−
ジアジドベンザル、メチルチクロヘキサノンなどのアジ
ド化合物と、 環化ゴム合成ゴムなどのポリマーと からなる組成物。
6)ポリビニルアルコールの桂皮酸エステル、またはフ
リルアクリル酸エステルと 5−ニトロアセナフテン、1.2−ベンザンスラキノン
などの増感剤と からなる組成物。
7)感光基を有するビニルモノマー例えば桂皮酸p−ビ
ニルフェニルエステルの重合体、または他のモノマーと
の共重合体と、 5−ニトロアセナフテンの如き増感剤とからなる組成物
8)アクリルアミド、メチレンビスアクリルアミド、ア
クリル酸、アクリル酸エステル、トリエチレングリコー
ルジアクリレート、ポリエチレングリコールジメタアク
リレート、トリメチロールプロパントリメタアクリレー
ト、ペンタエリスリトールテトラメタアクリレートの如
きビニルモノマーと、 セルロース誘導体、またはポリビニルアルコール誘導体
と、 光重合開始剤と からなる組成物。
9)メチレンビスアクリルアミド、N、N’ −ヘキサ
メチレンビスメタアクリルアミドの如きアクリルアミド
類と、 アルコール溶性ナイロン及び 光重合開始剤と からなる組成物。
】0)アクリルアミド、アクリル酸、N、N“−メチレ
ンアクリルアミドの如きエチレン系不飽和化合物と、 クエン酸第二鉄アンモニウム、酒石酸第二鉄アンモニウ
ム、シュウ酸第二鉄アンモニウム、シュウ酸第二銖ナト
リウムの如き感光性第二鉄塩とゼラチン、変性ゼラチン
、ポリビニルアルコール、部分けん化ポリ酢酸ビニル、
ポリアクリル酸及びその共重合体、ポリメタアクリル酸
及びその共重合体、ポリアクリルアミドとその同族体の
如き親水性ポリマーと から成る組成物。
11)アクリルアミド、アクリル酸の如きエチレン系不
飽和単量体と、チオニン、リボフラビン、メチレンブル
ーの如き光還元性色素と、 アスコルビン酸、トリエタノールアミン、チオ尿素、エ
チレンジアミン−四酢酸ナトリウムなどの還元剤と、 ゼラチン、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド
などの親水性ポリマーと、 必要に応じてアクリル酸カルシウム、アクリル酸バリウ
ム、N、N’ −メチレンビスアクリルアミドなどの架
橋剤と からなる組成物。
これらのうち、5)〜9)に示した例は、光による軟化
点の変化を利用する場合にも特に有利に用い得る。
〈ポジ型ホトポリマーの例〉 1)o−ナフトキノンジアジド−スルホン酸エステルも
しくはスルホン酸アミドなどのキノンジアジド化合物。
またはこれらのキノンジアジド化合物とノボラック−フ
ェノール樹脂の如きアルカリ可溶性樹脂との混合物。
2)へテロポリ酸またはイソポリ酸の多核陰イオンと ジアゾニウム塩と の反応生成物。(特公昭39−7663号公報所載)3
)ビス−(3−アルデヒド−4−ニトロフェニル)−フ
タレート、3−アルデヒド−4−ニトロフェニルカーボ
ネートの如き0−ニトロベンツアルデヒド基を有する化
合物。
4)エチレンジオキシ−5,5°−レゾルシノール。
以上の諸ホトポリマーは光によって溶解性が変化するタ
イプであるが、光によって親水性または疎水性の変化す
るホトポリマーの例としては次のものを挙げることがで
きる。
1)ジアゾ樹脂と黄血塩の反応物。
2)高分子量ポリエチレンオキサイドとフェノール樹脂
との会合体に、ジアゾ化合物、アジド化合物、四臭化炭
素、酸化鉄などを触媒として加えた組成物。
ここに述べたところを含めて、ホトポリマーに関しては
、さらにJ、Kosar著rLight Sensit
iveSystemJ(Wiley & 5ons+ 
New York+ 1965)及び色材協会誌第44
巻(1971)第116〜137頁の記載に従うことが
できる。
本発明において、特に好ましい着色感光層は、下記(1
)〜(IV)の4種類の感光性組成物の少なくともいず
れかを含有するものである。
(I)o−キノンジアジド化合物及び下記一般式で示さ
れるカルボン酸ビニルエステル重合単位を分子構造中に
有する高分子化合物(A)を含有する感光性組成物。
RCOOCII = C8z 但し、eは炭素数1〜17のアルキル基を表す。
(II)ジアゾ化合物及び/またはアジド化合物、及び
上記高分子化合物(A)を含有する感光性組成物。
(I[[)ビニル化合物及び/またはビニリデン化合物
、及び光重合開始剤、及び上記高分子化合物(A)を含
有する感光性組成物。
(IV)光酸発住剤、酸により分解し得る結合を少なく
とも1個有する化合物、及び上記高分子化合物(A)を
含有する感光性組成物。
これら感光性組成物(1)〜(IV)について説く感光
性組成物(I)) この感光性組成物(1)が含有するO−キノンジアジド
化合物としては、感光剤として機能し得るものであれば
、任意のものを使用できるが、具体的には例えば、1.
2−ベンゾキノンジアジド−4−スルホニルクロライド
、1.2−ナフトキノンジアジド−4−スルホニルクロ
ライド、1゜2−ナフトキノンジアジド−5−スルホニ
ルクロライド、または1.2−ナフトキノンジアジド6
−スルホニルクロライドと、水酸基及び/またはアミノ
基含有化合物を縮合させた化合物が好適に用いられる。
この場合の水酸基含有化合物としては、例えばトリヒド
ロキシベンゾフェノン、ジヒドロキシアントラキノン、
ビスフェノールA1フエノールノボラツク樹脂、レゾル
シンベンズアルデヒド縮合樹脂、ピロガロールアセトン
縮合樹脂等がある。
また、アミノ基含有化合物としては、例えばアニリン、
p−アミノジフェニルアミン、p−アミノベンゾフェノ
ン、4,4”−ジアミノジフェニルアミン、4.4°−
ジアミノベンゾフェノン等がある。
ここに記したことを含めて、キノンジアジド化合物に関
しては、更にJ、コザー(J、Kosar)著「ライト
・センシチプ・システムJ (Light 5ensi
tive 5ystea+) にューヨーク市、ジョン
ワイリーアンドサンズ社、1965年発行)、及び米松
、乾共著“°感光性高分子”(講談社、1977年発行
)に記載のものに従うことができる。
また、この感光性組成物(I)は、下記一般式で示され
るカルボン酸ビニルエステル重合単位を分子構造中に有
する高分子化合物(A)を含有する。
RCOOCI(= CB ! 但し、pは炭素数1〜17のアルキル基を表す。
上記のような構造の高分子化合物であれば、任意に用い
ることができるが、上記一般式で示される重合単位を構
成するためのカルボン酸ビニルエステルモノマーとして
は、下記例示のものが好ましい0名称と化学式とを併記
して示す。
■酢酸ビニル ■プロピオン酸ビニル ■酪酸ビニル ■ピバリン酸ビニル ■カプロン酸ビニル ■カプリル酸ビニル ■カプリン酸ビニル ■ラウリン酸ビニル ■ミリスチン酸ビニル [相]バルミチン酸ビニル ■ステアリン酸ビニル @バーサチック酸ビニル CH3 R’   CC00CII=CL 2 (R1,rttはアルキル基で、その炭素数の和は7で
ある。即ちR’+R1=CJ+iの形になる)カルボン
酸ビニルエステル単量体としては、カルボン酸の主鎖を
構成する炭素数が1〜4のものが更に好ましい。特に、
酢酸ビニルが好ましい。
CH3CO0CH=CHz cHscHscOOcH雪CH。
CI+(cHz)zcOOcH=cHz(cHs)ic
cOOcH=cIb CH3(cTo)scOOcH=cHzCHs(c)I
t)bcOOcH=cHzC8s (cHz) 5cO
OcH= C1l zCH3(cHz)+。C00CI
I = CB ICHz(cHz) +zCOOCH=
C1hCL(cL)+4COOCH=CHt CH3(cHり16COOCIl=CH!なお上記Rに
は置換基を有するアルキル基も含み、即ち置換カルボン
酸のビニルエステルも重合単位に包含される。
高分子化合物(A)は、カルボン酸ビニルエステルの1
種を重合させたポリマーでもよく、カルボン酸ビニルエ
ステルの2種以上を共重合させたポリマーでもよく、ま
たカルボン酸ビニルエステルとこれと共重合し得る他の
単量体との任意の成分比でのコポリマーであってもよい
上記一般式で示される重合単位と組み合わせて用いるこ
とができる単量体単位としては、例えばエチレン、プロ
ピレン、イソブチレン、ブタジェン、イソプレン等のエ
チレン系不飽和オレフィン類、 例えばスチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチ
レン、P−クロロスチレン等のスチレン類、 例えばアクリル酸、メタクリル酸等のアクリル酸類、 例えばイタコン酸、マレイン酸、無水マレイン酸等の不
飽和脂肪族ジカルボン酸類、 例えばマレイン酸ジエチル、マレイン酸ジブチル、マレ
イン酸ジー2−エチルヘキシル、フマル酸ジブチル、フ
マル酸ジー2−エチルヘキシル等の不飽和ジカルボン酸
のジエステル類、例えばアクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル
、アクリル酸ドデシル、アクリル酸2−クロロエチル、
アクリル酸フェニル、α−クロロアクリル酸メチル、メ
タクリル酸メチル、メタクリル酸エチル等のα−メチレ
ン脂肪族モノカルボン酸エステル類、 例えばアクリロニトリル、メタアクリロニトリル等のニ
トリル類、 例えばアクリルアミド等のアミド類、 例えばアクリルアニリド、p−クロロアクリルアニリド
、m−ニトロアクリルアニリド、m−メトキシアクリル
アニリド等のアニリド類、例えばメチルビニルエーテル
、エチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、
β−クロロエチルビニルエーテル等のビニルエーテル類
、塩化ビニル、ビニリデンクロライド、ビニリデンシア
ナイド、 例えばl−メチル−1−メトキシエチレン、1゜1−ジ
メトキシエチレン、1.2−ジメトキシエチレン、1,
1−ジメトキシカルボニルエチレン、1−メチル−1−
二トロエチレン等のエチレン誘導体類、 例えばN−ビニルピロール、N−ビニルカルバゾール、
N−ビニルインドール、N−ビニルピロールン、N−ビ
ニルピロリドン等のN−ビニル化合物、等のビニル系単
量体 がある。これらのビニル系単量体は不飽和二重結合が開
裂した構造で高分子化合物(A)中に存在する。
高分子化合物(A)として特に好ましいのは、酢酸ビニ
ル重合単位を分子構造中に有するものである。その中で
も、酢酸ビニル重合単位を40〜95−t%有するもの
、数平均分子量(MN)が、1 、000〜100.0
00のもの、重量平均分子量(MW)がs、ooo〜5
00.000のものが好ましい。
更に好ましくは、酢酸ビニル重合単位(特にこれが40
〜95−t%のもの)及び酢酸ビニルより長鎖のカルボ
ン酸ビニルエステル重合単位を有する高分子化合物がよ
く、特に数平均分子量(MN)が2.000〜60,0
00、重量平均分子量(MW)が10,000〜150
,000のものが好ましい。
この場合、酢酸ビニルと共重合して酢酸ビニル重合単位
を有する高分子化合物を構成するモノマーとしては、共
重合体を形成し得るものであれば任意であり、例えば上
記例示の単量体の中から任意に選ぶことができる。
以下に、本発明の実施に際して高分子化合物(A)とし
て用いることができる共重合体を、そのモノマー成分を
示すことにより列記する。但し当然のことであるが、以
下の例示に限られるものではない。
■酢酸ビニルーエチレン ■酢酸ビニルースチレン ■酢酸ビニル−クロトン酸 ■酢酸ビニルーマレイン酸 ■酢酸ビニルー2−エチルへキシルアクリレート ■酢酸ビニルージー2−エチルへキシルマレエート ■酢酸ビニルーメチルビニルエーテル ■酢酸ビニル−塩化ビニル ■酢酸ビニルーN−ビニルピロリドン [相]酢酸ビニループロピオン酸ビニル■酢酸ビニル−
ピバリン酸ビニル @酢酸ビニルーバーサチック酸ビニル ■酢酸ビニル−ラウリン酸ビニル [相]酢酸ヒニルーステアリン酸ビニル■酢酸ビニル−
バーサチック酸ビニルーエヂレン [相]酢酸ビニルーバーサチック酸ビニル−2−エチル
へキシルアクリレート ■酢酸ビニルーバーサチック酸ビニル−ラウリン酸ビニ
ル ■酢酸ビニルーバーサチック酸ビニル−クロトン酸 [相]プロピオン酸ビニルーバーサチック酸ビニル[相
]プロピオン酸ビニルーバーサチック酸ビニル−クロト
ン酸 0ピバリン酸−ステアリン酸ビニル−マレイン酸 〈感光性組成物(■)) 感光性組成物(n)は、ジアゾ化合物及び/またはアジ
ド化合物、及び高分子化合物(A)を含有する。ここで
ジアゾ化合物とは、分子中にジアゾ基を少なくとも1個
有する化合物を称し、鎖式ジアゾ化合物、芳香族ジアゾ
化合物を含むが、後記するジアゾ樹脂であることが好ま
しい。また、アジド化合物とは、分子中にN、基を少な
くとも1個有する化合物を称する。
感光性組成物(If)には、ジアゾ化合物が1種または
2種以上含有されるものでもよく、ジアゾ化合物とアジ
ド化合物とが各1種以上任意に組み合わせて含有されて
いるのでもよい。
感光性組成物(n)中のジアゾ化合物及び/またはアジ
ド化合物の含有量は、感光性組成物の固形成分中、0.
5〜30重量%であることが好ましく、5〜20重量%
であることがより好ましい。
含有されるジアゾ化合物、アジド化合物としては、感光
剤として機能し得るものであれば、任意のものを使用で
きるが、具体的には例えば、次のものを例示することが
できる。
使用することができるジアゾ化合物には、芳香族ジアゾ
ニウム塩と例えば活性カルボニル含有化合物、殊にホル
ムアルデヒドとの縮合物で代表されるジアゾ樹脂が含ま
れる。そのなかで有機溶媒可溶性のジアゾ樹脂が好まし
い。
ジアゾ樹脂としては、例えばp−ジアゾフェニルアミン
とホルムアルデヒドまたはアセトアルデヒドの縮合物と
、ヘキサフルオロ燐酸塩、テトラフルオロホウ酸塩、過
塩素酸塩、過沃素酸塩上の有機溶媒可溶の反応生成物で
あるジアゾ樹脂無機塩、また米国特許箱3.300.3
09号明細書に記載されているような、前記縮合物とス
ルホン酸類例えばパラトルエンスルホン酸またはその塩
、ホスフィン酸類例えばベンゼンホスフィン酸塩または
その塩、ヒドロキシル基含有化合物例えば2,4−ジヒ
ドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ4−メトキシ
−ベンゾフェノン−5−スルホン酸またはその塩等の反
応生成物である有機溶媒可溶性ジアゾ樹脂有機酸塩等を
挙げることができる。
また、 用いることができるアジド化合物として4゜ 4′ 一ジアジドジフェニルメタン は、 下記化合物を具体的に挙げることができる。
2゜ ジ ジクロロ トロ−アジドベンゼン 4。
4” ジアジドベンゾフェノン 4。
4゛ 一ジアジドジフェニルメタン 3。
ジメ トキシ4。
4。
一ジアジドフェニ 4。
4゛ ジアジドスチルベン 4゛ メ トキシ−4 アジドジフェニルアミン 4。
4“ ジアジドカルコン 4。
4′ ジアジドジフェニルアミン 2。
ジ (4” 一アジドベンザル) ジクロロ 3。
3゛ 一ジメチルー4。
4゛ 一ジアジドジフ ヘキサン エニル 2。
ジ (4′ 一アジドベンザル) 4 メ 4。
4。
一ジアジドフェニルアゾナフタレン チルシクロヘキサノン CH。
4。
一二トロフェニルアゾベンゼンー4− アジド また、 感光性組成物(n) は、 高分子化合物 (A) を含有するが、 これは感光性組成物(I) l−アジドピレン く感光性組成物(■)〉 感光性組成物(III)は、ビニル化合物及び/または
ビニリデン化合物、及び光重合開始剤、及び高分子化合
物(A)を含有する。
ビニル化合物(及び/またはビニリデン化合物)と、高
分子化合物(A)との含有比率は、ビニル化合物(及び
/またはビニリデン化合物)/高分子化合物(A)の重
量比が、0.1〜2.0の範囲であることが好ましい。
また、光重合開始剤の含有量は、光重合化合物とビニル
化合物(及び/またはビニリデン化合物)との総和中の
0.01〜20.0wt%であることが好ましい。
感光性組成物(II[)において、ビニル化合物または
ビニリデン化合物としては、各種のものを任意に用いる
ことができる。
使用できる適当なビニルまたはビニリデン化合物として
は、例えばポリオールの不飽和エステル、特にアクリル
酸またはメタクリル酸のエステル例えばエチレングリコ
ールジアクリレート、グリセリントリアクリレート、ポ
リアクリレート、エチレングリコールジメタクリレート
、1.3−プロパンジオールジメタクリレート、ポリエ
チレングリコールジメタクリレート、1.2.4−ブタ
ントリオ−ルートリメタクリレート、トリメチロールエ
タントリアクリレート、ペンタエリスリトールジー、ト
リー、及びテトラメタクリレート、ペンタエリスリトー
ルジー、トリー、及び−テトラアクリレート、ジペンタ
エリスリトール−ポリアクリレート、1.3−プロパン
ジオール−ジアクリレート、1.5−ペンタンジオ−ル
ージメタクリレート、200〜400の分子を有するポ
リエチレングリコールのビス−アクリレート及びビス−
メタクリレート及び類似の化合物;不飽和アミド、特に
そのアルキレン鎖が炭素原子によって開かれていてもよ
いα、ω−ジアミンを有するアクリル酸及びメタクリル
酸の不飽和アミド及びエチレンビス−メタクリルアミド
を挙げることができる。但しこれらに限定されるもので
はない。
また、用いることができる光重合開始剤としては、可視
部における吸収の少ないものがより好ましく、例えば次
の化合物が挙げられる。但しこれらに限定されるもので
はない。即ち、ベンゾフェノン、ミヒラーケトン(Mi
chler″s  ketone %化学名は「4,4
”−ビス−(ジメチルアミノ)ベンゾフェノンJ)、4
.4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、4−
メトキシ−4′−ジメチルアミノベンゾフェノン、2−
エチルアントラキノン、フエナントラキノン、及びその
他の芳香族ケトンのような芳香族ケトン類、 ベンゾイン、 ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル
及ヒペンゾインフェニルエーテルのようなベンゾインエ
ーテル類、 メチルベンゾイン、エチルベンゾイン及びその他のベン
ゾイン類、 ならびに2−(o−クロロフェニル)−4,5−ジフェ
ニルイミダゾール二重体、2−(o−クロロフェニル)
 −4,5−(m−メトキシフェニル)イミダゾールニ
重体、2−(o−フルオロフェニル)−4,5−ジフェ
ニルイミダゾール二重体、2−(O−メトキシフェニル
)−4,5−ジフェニルイミダゾール二重体、2−(p
−メトキシフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾー
ル二重体、2,4−ジ(P−メトキシフェニル)−5−
フェニルイミダゾールニ重体、2−(2,4−ジメトキ
シフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾール二重体
、2−(p−メチルメルカプトフェニル)−4,5−ジ
フェニルイミダゾール二重体、及び米国特許第3.47
9.185号、英国特許第1.047.569号及び米
国特許第3.784.557号の各明細書に記載の同様
の二重体のような2,4.5−トリアクリールイミダゾ
ールニ重体を挙げることができる。
感光性組成物(1)が含有する高分子化合物(A)は、
感光性組成物(1)において説明したく感光性組成物(
■)〉 感光性組成物(TV)は、光酸発生剤、酸により分解し
得る結合を少なくとも1個有する化合物(以下適宜「酸
分解化合物」と略称することもある)、及び高分子化合
物(A)を含有する。
感光性組成物(IV)中の光酸発生剤の含有量は、感光
性組成物の全固形分中0.1〜lO重量%であることが
好ましく、0.2〜5重量%であることがより好ましい
。また酸分解化合物の含有量は、同じく5〜70重量%
であることが好ましく、10〜50重景%であることが
より好ましい。また高分子化合物は、同じり30〜95
重量%であることが好ましく、50〜90重量%である
ことがより好ましい。
ここで、光酸発生剤とは、活性光線の照射により酸を発
生し得る化合物を意味する。このような光酸発生剤とし
ては、多くの公知化合物及び混合物、例えばジアゾニウ
ム塩、ホスホニウム塩、スルホニウム塩、及びヨードニ
ウムのBP、−1PF。
5bF11− 、SiF6”−1C204−などの塩、
有機ハロゲン化合物、オルトキノンジアジドスルホニル
クロリド等を用いることができ、また、有機金属/有機
ハロゲン化合物も活性光線の照射の際に酸を形成または
分離する活性光線感受性成分として使用することができ
る。
原理的には遊離基形成性感光開始剤として知られるすべ
ての有機ハロゲン化合物を、ハロゲン水素酸を形成し得
る光酸発生剤として使用することができる。そのような
化合物の例は米国特許3,515.552号、同3,5
36.489号、同3,779.778号及び西ドイツ
国特許公開公報第2.243,621号に記載されてい
る。
また、例えば西ドイツ国特許公開公報第2.610゜8
42号、特開昭54−74728号、同55−7774
2号、同57−16323号、同60−3626号公報
に記載の、光分解により酸を発生させる化合物も使用す
ることができる。
また、さらに時開TsB50−36209号公報に記載
されている0−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸
ハロゲニドも使用することができる。
この感光性組成物(IV)は、上記光酸発生剤とともに
、酸分解化合物を含有する。かかる光酸発生剤による作
用によって発生した酸を受けて、酸により分解し得る結
合を有する化合物(酸分解化合物)としては、例えば;
 C−O−Cζ結合や;5i−0−C’E  結合を有
する化合物あるいはる化合物などを挙げることができる
;C−0−Cζ結合を有する具体的化合物には、例えば
アセタールまたはケタール基を有する化合物、特開昭5
1−120714号公報に記載のオルトカルボン酸エス
テル基及び/またはカルボン酸アミドアセタノール基を
有する化合物、特開昭53−133429号公報に記載
の主鎖にアセタールまたはケタール基を有するポリマー
、特開昭55−12995号公報に記載のエノールエー
テル基を含有する化合物・、特開昭55−126236
号公報に記載のN−アシルイミノ炭酸塩基を有する化合
物、あるいは特開昭56−17345号公報に記載の主
鎖にオルトカルボン酸エステル基を有するポリマーなど
を挙げることができる。
また”E= S i −0−Cζ結合を有する具体的化
合物には、例えば特開昭60−37549号、同60−
52845号あるいは同60−121446号公報に記
載の化合物などを挙げることができる。
またエステル基を有する具体的化合物には、例えば特開
昭60−3625号あるいは同60−10247号公報
に記載の化合物などを挙げることができる。
これらの酸により分解し得る結合を有する化合物の中で
は、EE S i −0−Cζ結合を有する化合物が好
ましい、中でも、特開昭60−121446号公報に記
載の”3Si−QCζ結合を少なくとも1個有し、なお
かつ親水性基を少な(とも1個有する化合物が、特に好
ましい。
これらの酸により分解し得る化合物は、1種類のみを単
独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい
また、酸分解化合物として、次の一般式(X)で示され
るオルト炭酸エステル基を少なくとも−つ含有する化合
物を好適に用いることができる。
一般式(X) このようなオルト炭酸エステル基を少なくとも1つ含有
する化合物(以下、オルト炭酸エステル化合物という。
)としては、例えば、少なくとも1つのフェノール性O
H基及び/または少なくとも1つのアルコール性OH基
を有する化合物(以下、011基含有化合物という)の
少なくとも1つとテトラアルコキシメタンを1段階ある
いは2段階以上のエステル交換反応させることにより合
成し得る化合物を挙げることができる。
このエステル交換反応については、例えば、5vens
k Ken+、 Tidskr、 65.10(195
3)等に記載されている方法と同様あるいは類似の方法
が用いることができる。
前記OH基含有化合物としては、例えば、1価のアルコ
ール、2価のアルコール、3価のアルコール、4価以上
のアルコール、1価のフェノール系化合物、2価のフェ
ノール系化合物、3価のフェノール系化合物、4価以上
のフェノール系化合物、あるいはフェノール性OH基及
びアルコール性OH基を同時に有する化合物などを挙げ
ることができる。
前記の1価のアルコールとしては、例えば、n−プロピ
ルアルコール、n−ブチルアルコール、n−ペンチルア
ルコール、n−ヘキシルアルコール、n−ヘプチルアル
コール、n−オクチルアルコール、n−デシルアルコー
ル、n−ドデシルアルコール、n−テトラデシルアルコ
ール、n−ヘキサデシルアルコール、n−オクタデシル
アルコール、イソプロピルアルコール、イソブチルアル
コール、5ee−ブチルアルコール、ter t−ブチ
ルアルコール、イソペンチルアルコール、活性アミルア
ルコール、tert−ペンチルアルコール、シクロペン
タノール、シクロヘキサノール、アリルアルコール、ク
ロチルアルコール、メチルビニルカルビノール、エチレ
ングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコール
モノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチル
エーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、
トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチ
レングリコールモノエチルエーテルなどの脂肪族アルコ
ールやベンジルアルコール、α−フェニルエチルアルコ
ール、β−フェニルエチルアルコール、ジフェニルカル
ビノール、トリフェニルカルビノール、シンナミルアル
コールなどの芳香族アルコールなどを挙げることができ
る。
2価のアルコールとしては、例えば、特開昭53−13
3429号公報に記載のペンタン−1,5−ジオール、
n−ヘキサン−1,6−ジオール、2−エチル−ヘキサ
ン−1,6−ジオール、2.3−ジメチル−ヘキサン−
1,6−ジオール、ヘプタン−1゜7−ジオール、シク
ロヘキサン−1,4−ジオール、ノナン−1,7−ジオ
ール、ノナン−1,9−ジオール、3,6−ジメチル−
ノナンー1.9−ジオール、デカン−1,10−ジオー
ル、ドデカン−1,12−ジオール、1.4−ビス−(
ヒドロキシメチル)−シクロヘキサン、2−エチル−1
,4−ビス−(ヒドロキシメチル)−シクロヘキサン、
2−メチル−シクロヘキサン−1,4−ジェタノール、
2−メチル−シクロヘキサン−1,4−ジブロバノール
、チオ−ジプロピレングリコール、3−メチル−ペンタ
ン−1,5−ジオール、ジブチレンーグリコール、オキ
シピバリン酸−ネオペンチルグリコールエステル、4.
8−ビス−(ヒドロキシメチル)−トリシクロデカン、
n−ブテン−(2)−1,4−ジオール、n−ブドー2
−イン−1,4−ジオール、n−へキス−3−イン−2
,5−ジオール、1.4−ビス−(2−ヒドロキシエト
キシ)−フチジー(2)、p−キシリレングリコール、
2.5−ジメチル−へキス−3−イン−2,5−ジオー
ル、ビス−(2−ヒドロキシエチル)−スルファイド、
2.2.4.4−テトラメチルシクロブタン−1,3−
ジオール、ジー、トリ、−、テトラ−、ペンタ−及ヒヘ
キサエチレングリコール、ジー及びトリプロピレングリ
コール及び平均分子量が200.300.400及び6
00のポリエチレングリコールなどの脂肪族アルコール
やp−キシリレングリコール、2−メチル−2−フェニ
ル−1,3−プロパンジオールなどの芳香族アルコール
などを挙げることができる。
3価のアルコールとしては、例えば、特開昭56−17
345号公報記載のグリセロール、ブタン−1゜2.4
−トリオール、2−ヒドロキシメチル−ブタン−1,4
−ジオール、ペンタン−1,2,5−トリオール、2−
ヒドロキシメチル−ペンクン1.5−ジオール、ヘキサ
ン−1,2,5−トリオール、2−ヒドロキシメチル−
ヘキサン−1゜6−ジオール、ヘキサン−1,2,6−
トリオール、4−エチル−ヘキサン−1,4,5−)ジ
オール、ヘプタン−1,4,5−)ジオール、1(1,
2−ジヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシメチル−ベ
ンゼン、2,4.6−)リエチルー5−プロピル−へブ
タン−1,3,7−トリオール、1−(2,3−ジヒド
ロキシ−プロポキシ)−4−ヒドロキシメチル−ベンゼ
ン、1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−4−ヒド
ロキシメチル−ベンゼン、オフチー3−ニンー1.フ、
8−トリオール、オクタン−1,2,8−)ジオール、
オクタン−1,3,8−)ジオール、ノナン−1,4,
5−トリオール、3−(1−ヒドロキシ−1−メチル−
エチル)−5−オキサ−オクタン−2,8−ジオール、
2,6.8−トリメチル−3−ヒドロキシメチル−ノナ
ン−6,7−ジオール、2−ヒドロキシメチル−3−オ
キサ−へブタン−1,7−ジオール及びヘキサデカン−
1,2,16−)ジオールなどの脂肪族あるいは芳香族
アルコールなどを挙げることができる。
4価以上のアルコールとしては、例えば、ペンタエリス
リトール、トレイトール、ペンチトール、ソルビトール
、ポリビニルアルコールなどの脂肪族アルコールを挙げ
ることができる。また芳香族アルコールでも良い。
1価のフェノール系化合物としては、例えばフェノール
、0−クリゾール、m−クレゾール、pクリゾール、3
.5−キシレノール、カルバクロール、チモール、α−
ナフトール、β−ナフトールなどが挙げられる。
2価のフェノール系化合物には、カテコール、レゾルシ
ン、ヒドロキノン、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)ブタン、ビス(p−ヒドロキシフェニル)メタン
、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロピン、
2.3−ジヒドロキシナフタレン、1.6−ジヒドロキ
シナフタレン、2.6−ジヒドロキシナフタレンなどを
挙げることができる。
3価のフェノール系化合物としては、ピロガロール、フ
ロログルシンなどを挙げることができる。
4価以上のフェノール系化合物としては、1゜4.9.
10−テトラヒドロキシアントラセンなどを挙げること
ができる。
フェノール性0■及びアルコール性OHを同時に有する
化合物としては2−(ビス(4−ヒドロキシフェニル)
メチル)ベンジルアルコールなどヲ挙ケることができる
前記のテトラアルコキシメタンとしては、例えば、テト
ラメトキシメタンあるいはテトラエトキシメタンなどが
一般的である。
テトラエトキシメタンは例えばオーガニック・シンセシ
ス・コレクト、ポルニームIV (OrganicSy
nthenes Co1t、 Vol、 ■) 457
(1963)に記載の方法により、クロロピクリンとナ
トリウムエトキシドにより合成することができる。他の
テトラアルコキシメタンも同様の方法により合成するこ
とができる。またジャーナル・オブ・オーガニック・ケ
ミストリー(J、Org、Chem、、)36.117
6(1971)に記載の方法と同様の方法、あるいはジ
ャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(J、O
rg、Chem、 + )37.4198(1972)
に記載の方法と同様の方法によっても、合成することが
できる。
上記のオルト炭酸エステル化合物は例えば、前記テトラ
アルコキシメタンと前記OH基含有化合物を溶媒を用い
ないで60〜170°Cの温度、好ましくは80〜15
0℃の温度で反応させて得ることができる。遊離した低
級アルコールは場合により留去する。この時酸性触媒、
例えばp−4ルエンスルホン酸あるいは硫酸などの存在
下に反応させることが好ましい。また場合により減圧下
で反応させても良い。また前記反応条件下で不活性な溶
媒、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、ジオキサン
、塩素化炭化水素等を反応溶媒として用いることもでき
る。遊離した低級アルコールは場合により、溶媒の一部
と共に留去する。
前記テトラアルコキシメタンと前記OH基含有化合物の
反応における量比は、テトラアルコキシメタン1モルに
対して0■基が合計で4モルになるようにするのが一般
的であるが、場合によっては、これとは異なる量比でも
良い。
また2種のOH基含有化合物を用いる場合はテトラアル
コキシメタン及び2種のOH基含有化合物の合計3つを
同時に反応させても良いし、場合によっては、まずテト
ラアルコキシメタン及び一方の0■基含有化合物を反応
させて、その後、生成物ともう一方の0■基含有化合物
を反応させてもよい。
3種以上のOH基含有化合物を用いる場合も同様に反応
を行わせることができる。
またケミカル・ベリヒテ(chem、Ber、)544
(1961)に記載の方法と同様の方法あるいは類似の
方法で合成することもできる。例えば、該文献の方法に
より得られた。
クロロメタンと前記のOH基含有化合物を反応させる方
法などが挙げられる。
前記方法により得られる生成物はオルト炭酸エステル化
合物であり、この−例として下記オルト炭酸エステル基
ユニットの1つを含む化合物、2つ以上含む化合物ある
いはそれらの混合物を挙げ上記のR1s、 Rt 、R
1s及びにR2はそれぞれアルキル基、アリール基、ア
ラルキル基、またはアルケニル基などを表す、これらの
アルキル基、アリール基、アラルキル基、アルケニル基
の置換基を有するものを含む、また、Rl−Raのうち
、少なくとも2つが相互に結合し環を形成していてもよ
い。
また、結合手の部分は置換または未置換のアルキレン基
、アリーレン基、アラルキレン基、アルケニル基などを
介して、更に上記の同じあるいは他のオルト炭酸エステ
ル基ユニットをもつものと結合していてもよい。
また、前記の少なくとも1つのオルト炭酸エステル基ユ
ニットを有する化合物は、その分子中にオルト炭酸エス
テル基ユニットを1〜50の領域で有するものが適当で
ある。
以下に、少なくとも1つのオルト炭酸エステル基を有す
る化合物の具体例を示す。
例示化合物 Nα1  (cHsO) acと80(cHtCHzO
hHとの反応生成物 N(12(c1hO) aCとHO(cHiCHtOh
Hとの反応生成物 (cH30)4CとHOCIl、CI(OH)CjH,
CII!ORとの反応生成物 (c!H,O) 4Cと)10(cHtCHtOhHと
の反応生成物 (cH30) aCと(HOCHz) aCとの反応生
成物Nα3 Nα4 阻5 Nα6 (cJsO) aCとHOCHzCH(OH) CH(
OR) CHzOHとの反応生成物 υi との反応生成物 l0C)1ICO(OH)C3)14CH,OHとの反
応生成物Nα15 (cHsO) 4Cと 804CHt(l(zohH(
HOCHz)Cとの反応生成物 OH 17 (cHsO) aCと HOCH,CHtOH。
との反応生成物 HO(cHtCHtOhH との反応生成物 tio(cHtCHtOhH との反応生成物 119 (n  CaHg0CI(2CH10hCHO(cIh
CHtOhH との反応生成物 1113 (cH3O) 4Cと 10 (cHtcHzohHと
HO(cHzCHgOhHとの反応生成物漱14 (n−C41fl*0) pc HO(cHzCHzOhH 1(0(cHtCHtOhH との反応生成物 磁21 (cHsO)acと HO(cHgCHzOhH との反応生成物 感光性組成物(IV)が含有する高分子化合物(A)と
しては、感光性組成物(1)において本発明において、
着色感光層は、上記のようなホトポリマーや感光性組成
物を適宜の溶媒に溶かし、また着色剤を含有させて、構
成できる。
溶媒としては、感光性組成物等を溶解、ないし分散させ
ることができるものは、すべて使用可能である。例えば
メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、メチルセロソル
ブアセテート、アセトン、メチルエチルケトン、メタノ
ール、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、
アルコール類、水またはこれらの混合物等、その他の溶
媒を用いることができる。
着色感光層には、適宜の着色剤を含有させて、着色する
。着色剤としては、任意の染料、顔料を添加して、用い
ることができる。特に、色校正に使用する場合、そこに
要求される常色、即ち、イエロー、マゼンタ、シアン、
ブラックと一致した色調の顔料、染料が必要となるが、
その他金属粉、白色顔料、螢光顔料なども使われる。本
発明をカラープルーフに適用する場合、下記のような、
この技術分野で公知の多くの顔料及び染料を使用するこ
とができる。
(c,Iはカラーインデックスを意味する)。
ビクトリアピュアブルー(c,I 42595 )オー
ラミン(c,I 41000 ) カチロンブリリアントフラビン (c,I  ベーシック13) ローダミン6 GCP (c,I 45160 ’)ロ
ーダミンB (c,145170) サフラニンOK2O: 100  (c,I 5024
0 )エリオクラウシンx(c0■42080)ファー
ストブラックHB (c,I 26150 )Nα12
01リオノールイエロ−(c,l 21090 )リオ
ノールイエローGRO(c,I 21090 )シムラ
ーファーストイエロー80F (c,I 21105 ) ベンジジンイエロー4T−564D (c,I 21095 ) シムラーファースレッド4015 (c,I 12355 ) リオノールレッド7 B12O3(c,115830)
ファーストゲンプルーTGR−L (c,174160”) リオノールプルーSM (c,I 26150 )三菱
カーボンブラックM A−100 三菱カーボンブラツク#30. #40. #50上記
顔料としてはそのうちアニオンまたはカチオン顔料が好
ましく、例えばスルホン酸、カルボン酸、アミン等の不
活性の塩を有する顔料を使用するのが好ましい。かかる
顔料は、水溶性染料の可溶性基を不活性の塩にすること
によって得られたものでもよいし、またレシチン、ナフ
テン酸金属塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ジアル
キルナフタレンスルホン酸塩、モノまたはジアルキルナ
フタレンスルホン酸塩、モノまたはジアルキルスルホコ
ハク酸塩、ジアルキルフォスフェート塩、ロジン酸塩、
または有機アミン等の処理剤で処理した加工アニオンま
たはカチオン顔料であってもよい。
本発明の方法に用いる画像形成材料の着色感光層は、着
色剤と感光性組成物と結合剤(高分子化合物)とよりな
る1層に構成してもよいし、あるいは着色剤と結合剤よ
りなる着色層と、感光性組成物よりなる感光層との2層
に分割することもできる。2層にする場合は、どちらの
層が支持体側に配置されていてもかまわない。
本発明において着色感光層における着色剤/結合剤の比
率は、適宜に定めることができる。例えば、染料の場合
、好ましくはその含有量は重量で5%〜75%、顔料の
場合、好ましくはその含有量は重量で5%〜90%が適
当である。
また、着色感光層を離型支持体に塗布する膜厚は、目標
とする光学濃度、着色剤の種類(染料、顔料、カーボン
ブランク)及びその含有率により適宜定めることができ
るが、許容範囲内であれば、塗布層の膜厚はできるだけ
薄い方が解像力は高くなり、画像品質は良好である。従
って、該膜厚は、好ましくはo、tg/rrf〜5g/
r+fの範囲で使用されるのが通常である。
本発明の実施に際して、着色感光層中には、必要に応じ
てさらに可塑性、塗布性向上剤等を添加することもでき
る。
可塑剤としては各種低分子化合物類、例えばフタル酸エ
ステル類、トリフェニルホスフェート類、マレイン酸エ
ステル類、塗布性向上剤としては界面活性剤、例えばフ
ッ素系界面活性剤、エチルセルロースポリアルキレンエ
ーテル等に代表されるノニオン活性剤等を挙げることが
できる。
本発明の現像液により得られた画像を、例えば多色転写
画像形成方法として具体化する場合、その基本的な方法
は、次の(1)、(II)の方法に大別できる。
(1)支持体上に第1色用の着色画像形成層を有する第
1着色画像形成材料を、被転写材料に重ねて、少なくと
も着色画像形成層を被転写材料に転写し、支持体を剥離
する。次に、第1色に対応した第1色フィルム原稿を通
して画像露光を行い、その後現像処理し、被転写材料に
第1色の着色画像を形成する。
次に、第1色とは色調の異なる第2色の着色画像形成層
を有する第2着色画像形成材料の少なくとも着色画像形
成層を、前記被転写材料上の第1色着色画像層上に転写
し、第2色に対応した第2色フィルム原稿の位置合わせ
画像(一般にトンボ画像と称されるものが使用される)
を、第1色トンボ画像と見当合わせを行った後、この第
2色フィルム原稿を通して画像露光を行い、続いて現像
処理を行い、被転写材料上に2色の整合した画像を得る
。以下同様に第3色及び第4色も同様な処理を行い、多
色画像を得る。
なお、この方法は、特公昭47−27441号、特表昭
56−501217公報などによって知られている。
(II)第1色着色画像形成材料に第1色着色画像を形
成し、少な(ともその着色画像を被転写材料に転写し支
持体を剥離する。また、第2色着色画像形成材料に第2
色着色画像を形成した後、これに伴って形成された第2
色トンボ画像を、被転写材料上の第1色トンボ画像と見
当合わせを行いながら、第1色着色画像上に第2着色画
像を転写し、その支持体を剥離して、2色の整合した画
像を得る。以下同様に、第3色及び第4色の着色画像も
被転写材料上に転写し、多色画像を得る。また、場合に
より、この多色画像を他の被転写材料上に間接転写し、
多色画像を得るこ、ともある。
なお、この覆の方法は、特開昭47−41830号、同
59−97140号、同60−28649号及び米国特
許第〔実施例〕 以下本発明の実施例、及び比較例について述べる。
なお当然のことではあるが、本発明は以下述べる実施例
にのみ限定されるものではなく、種々の態様をとること
ができるものである。
実施例1 厚さ50μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上
に厚さ25μmのポリプロピレンフィルムを乾式ラミネ
ート法によりラミネートした支持体のポリプロピレン表
面上に、下記組成の着色感光性組成物分散液をワイヤー
バーを用い、乾燥膜厚が1μmになるように塗布した後
、乾燥し、4色の着色画像形成材料を作成した。
酢酸ヒニルーラウリン酸ビニル (80720重量部)共重合体 M N =20.000 MW=55.000 1Lヨ牲 ブラック:カーボンブラック MA−100(三菱化成製)   0.99gシアン 
ニジアニンブルー4920 (大日精化製)       0.55gマゼンタ:セ
イ力ファースト カーミン1483 (大日精化製)       0.68 gイエロー:
セイカファースト イエローH−7055 (大日精化製)       0.68g以上により得
られた4色の着色画像形成材料のポリエチレンテレフタ
レートフィルム面に各色の色分解網ポジフィルムを重ね
合わせ、4kWメタルハライドランプで50C1lの距
離から20秒間画像露光を行い、下記現像液にを用いて
、次のように自動現像機により現像処理を行い、4色の
着色画像を形成した。
〈現像液〉 即ち、自動現像機の現像処理部に現像液を201仕込み
、現像液温を30°Cに調整した。
自動現像機の搬送スピードを現像時間が30秒間になる
ように設定した。また現像処理の工程として水洗を行う
ため、水洗槽には水を1011入れた。
画像露光した前記の着色画像形成材料を上記自動現像機
に通して、950閣×650閣サイズのものを20枚/
日の割合で処理しつづけた。このとき、処理中に自動現
像機のスプレーノズルが詰まったり、現像液中に沈澱が
発生することが何日目に生じるかを調べた。
またこのようにして現像処理、水洗処理された着色画像
形成材料を紙に転写し、非画像部の汚れを反射濃度計に
て測定した。
上記の結果を後掲の表−1に示す。なお、非画線部の汚
れ(地汚れ)は、シアン色の着色画像形成材料の転写画
像について測定した。
なお、本実施例において、上記のようにして得られたブ
ラック色画像の画像面とアート紙とを密着し、加熱され
た1対のニップロール間を5kg/dの加圧条件下にて
50cm/分の速度で通過させた後、支持体の剥離を行
ったところ、剥離は容易に行われ、アート紙上にブラッ
ク色画像部のみが転写された。
引き続きシアン、マゼンタ、イエローの順に着色画像の
転写を行い、これによりアート紙上に4色から成るカラ
ープルーフィング画像を得た。その結果本例では、画像
部のみが転写され、仕上りが実際の印刷物にきわめて近
僚したものであった。
実施例2 下記組成の離型層溶液を厚さ75μmの二軸延伸ポリエ
チレンテレフタレートフィルム上にワイヤーバーを用い
、乾燥膜厚0.5μmになるように塗布、乾燥した。
(メチルエチルケトン         50d次に下
記組成の着色感光層分散液を熱融着層上に、ワイヤーバ
ーを用い、乾燥膜厚が1μmになるように塗布、乾燥し
た。
次に下記組成の熱融着層溶液を乾燥膜厚7μmになるよ
うに離型層上に塗布、乾燥した。
酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル (80:20重量部)共重合体 M N =22,000 MW=60000 以上により得られた着色画像形成材料のポリエチレンテ
レフタレートフィルム面に色分解編ポジフィルムを重ね
合わせ、4に−のメタルハライドランプで50cmの距
離から20秒間画像露光を行い、下記現像液を用いて実
施例1と同様の方法で現像を行い、同様の評価を行った
〈現像液〉 なお、得られた着色画像の画像面と上質紙とを重ね合わ
せ、加熱された1対のニップロール間を5 kg/ct
iの加圧条件下にて50CI/分の速度で通過させるこ
とにより、上質紙上に着色画像の転写を行い、着色画像
形成材料の支持体を剥離したところ、着色画像、熱融着
層、及び離型層が、上質紙上に転写された。
本例について、実施例1と同じデータを、表−1に示す
実施例3 下記組成の離型層溶液を厚さ75μmのポリエチレンテ
レフタレートフィルム上に乾燥膜厚が0.5μmになる
ように塗布し、離型性表面に有する支持体を作成した。
(離型層溶液) トレジンF−30 (アルコール可溶性ナイロン、東し製)10gメタノー
ル              90g次に下記組成の
4色の着色感光性組成物分散液を調製し、乾燥膜厚が1
μmになるように離型層上に塗布し、4色の画像形成材
料を作成した。
バイン゛−ポrマー 酢酸ビニル−バーサチック酸ヒニル ラウリン酸ビニル−クロトン酸 (55: 20 : 2075重量部)共重合体MN 
=32,000 MW=72,000 皿−粁 ブラック:カーボンブラック MA−100(三菱化成製)0.99gシアン ニジア
ニンブルー4920 (大日精化製)       0.55gマゼンタ:セ
イカファースト カーミン1483 (大日精化製)       0.68gイエロー:セ
イ力ファースト イエローH−7055 (大日精化製)       0.68g得られた4色
の着色画像形成材料の着色感光層面に各色の色分解網ポ
ジフィルムを重ね合わせ、4kWメタルハライドランプ
で50(1の距離から60秒間画像露光を行い、下記現
像液を用いて、実施例1と同様の方法で現像を行い、評
価を行った。
く現像液〉 次に、別のポリエチレンテレフタレートフィルム上に下
記組成の画像受容層溶液を乾燥膜厚20μmになるよう
に塗布、乾燥し、画像受容シートを作成した。
(画像受容層溶液) 塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体 (組成比75 : 25、日信化学社製MPR−T−5
)         18gペンタエリスリトールテト
ラアクリ レート                  I1gミ
ヒラーズケトン           0.1gベンゾ
フェノン            0.64gパラメト
キシフェノール       0.018 gメチルエ
チルケトン          44g先に得たイエロ
ー色画像を画像受容シートの画像受容層面に密着し、加
熱されている一対のニップロール間を5 kg / c
lilの加圧条件下にて50C10/分の速度で通過さ
せることにより、イエロー色画像を画像受容層上に転写
し、色画像側のポリエチレンテレフタレートフィルムを
剥離した。
引き続き、マゼンタ、シアン、ブラックの順に着色画像
の転写を行い、画像受容シートの画像面側をアート紙に
密着させ、上記同条件下にて一対のニップロール間を通
過させた後、画像受容シートのポリエチレンテレフタレ
ートフィルム面に4に−のメタルハライドランプで5Q
cn+の距離から30秒間全面露光を与え、その後、画
像受容シートのポリエチレンテレフタレートフィルムを
剥離した。
アート紙上に多色カラープルーフィング画像が形成され
た。
上記各実施例と同様のデータについて、表−1に示す。
実施例4 厚さ50μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上
に厚さ25μmのポリプロピレンフィルムを乾式ラミネ
ート法によりラミネートした支持体のポリプロピレン表
面上に、下記組成の着色感光層分散液を、ワイヤーバー
を用い、乾燥膜厚が1μmになるように塗布、乾燥した
(着色感光層分散液組成) 2.3.4−トリヒドロキシベンゾ フェノン−ナフトキノン−1,2 ジアジドスルホン酸エステル    0.616 g下
記バインダーポリマー      4.384 g下記
顔料             下記の量エチルセロソ
ルブ         39.6 gフッ素系界面活性
剤 (3M社製FC−430)      0.25 gバ
 ン゛−ボ奮マー 酢酸ビニル−ステアリン酸ヒニ)Lt (70730重量部)共重合体 MN=51,000 MW=95.000 舊L」斗 ブラック:カーボンブラック MA−100(三菱化成製)0.99gシアン ニジア
ニンブルー4920 (大日精化製)       0.55 gマゼンタ:
セイカファースト カーミン1483 (大日精化製)       0.68 gイエロー:
セイ力ファースト イエローH−7055 (大日精化製)       0.68 g次に下記組
成の接着層塗布液を、着色感光層上にワイヤーバーを用
い、乾燥膜厚5μmになるように塗布、乾燥し、4色の
着色画像形成材料を作成した。
(接着層塗布液組成) 脂環族飽和炭化水素樹脂アルコン P−90(加用化学製、軟化点90°C)   12g
脂環族飽和炭化水素樹脂アルコン P−100(加用化学製、軟化点100’C)  3g
スチレン−ブタジェンブロック 共重合体タフプレンA(旭化成工業製)   5gトル
エン              100d上記により
作成された各色の着色画像形成材料のうち、シアンと一
致した色調の顔料を用いた着色画像形成材料の接着層面
と、耐水性の白色合成紙(日清紡績製ピーチコートWE
K−110)とを密着し、加熱された一対のニップロー
ル間を5kg / ciの加圧条件下で50CI/分の
速度にて通過させ、シアンの着色画像形成材料を接着層
を介して白色合成紙上に接着した。
次に、白色合成紙上に接着されたシアンと一致した色調
の顔料を用いた着色画像形成材料の支持体表面に、シア
ンに対応する色分解網ポジフィルムを重ね合わせ、真空
密着法により密着した後、4に一メタルハライドランプ
で50cmの距離から20秒間画像露光を行い、引き続
き、画像露光後のシアンの着色画像形成材料から支持体
を剥離した後、下記現像液を用いて実施例1と同様に現
像を行い、白色合成紙上にシアン色の着色画像を形成し
た。
また実施例1と同様な評価を行った。
〈現像液〉 較の現像液を用いた。その他は実施例1と全く同様にし
て実施し、評価した。
〈現像液〉 引き続き、シアン色の着色画像の形成された白色合成紙
上に、マゼンタと一致した色調の顔料を用いた着色画像
形成材料を接着層を介して接着させた後、上記同様操作
を施すことによりマゼンタ色の着色画像を形成し、更に
イエロー、ブラックについても同様の操作をくり返し、
白色合成紙上に4色から成るカラープルーフィング画像
を形成した。
上記各実施例と同様のデータについて、表−1に示す。
比較例1 実施例1において、現像液として下記組成の比比較例2 実施例2において、現像液として下記組成の比較の現像
液を用いた。その他は実施例2と全く同様にして実施し
、評価した。
〈現像液〉 比較例3 実施例2において、現像液として下記組成の比較の現像
液を用いた。その他は実施例1と全く同様にして実施し
、評価した。
〈現像液〉 上記した実施例1〜4.比較例1〜3の各評価データを
、表−1にまとめて示す。
表−1から理解されるように、本発明の実施例1〜4に
ついてはいずれも、ノズルのつまりゃ沈澱の発生は7日
目でも見られないのに対し、比較例では3日目か、ある
いは7日目には発生している。また、非画線部の汚れも
、実施例1〜4では検知できない程度であるのに対し、
比較例1〜3ではかなりの汚れが発生することがわかる
〔発明の効果ゴ 上述の如く本発明の着色画像形成材料用現像液は、多量
の着色画像形成材料を処理しても沈澱を生じにくく、長
期間安定な処理が可能であって、かつ非画像部の溶出性
に優れ、地汚れも出ないという効果を有する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、離型処理透明支持体上に、少なくとも感光性組成物
    及び着色剤を含有する着色感光層を有する着色画像形成
    材料の現像に用いる現像液であって、 (a)水に対する溶解度が20重量%以下の有機溶剤 (b)塩基性化合物 (c)界面活性剤 及び (d)水 を含むことを特徴とする着色画像形成材料用現像液。
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