JPH0384549A - 多色画像形成方法 - Google Patents

多色画像形成方法

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JPH0384549A
JPH0384549A JP22271189A JP22271189A JPH0384549A JP H0384549 A JPH0384549 A JP H0384549A JP 22271189 A JP22271189 A JP 22271189A JP 22271189 A JP22271189 A JP 22271189A JP H0384549 A JPH0384549 A JP H0384549A
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vinyl
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acid
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JP22271189A
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Nobumasa Sasa
信正 左々
Kunio Shimizu
邦夫 清水
Manabu Watabe
学 渡部
Toshiyoshi Urano
年由 浦野
Tetsuya Masuda
哲也 増田
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Mitsubishi Kasei Corp
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Konica Minolta Inc
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多色画像形成方法に関し、特に、支持体上に
多色画像を形成し、該多色画像を転写用紙に転写して転
写多色画像を得る多色画像形成方法に関するものである
〔従来の技術〕
多色画像形成方法は、例えば多色刷り印刷や、あるいは
多色刷り印刷における本印刷の前に用いられるカラープ
ルーフと称されるカラーシート(校正刷り用のシート)
の画像形成に用いられる。
例えばこのカラープルーフに用いられる多色画像形成方
法においては、印刷物の色再現性に近い画像、つまり印
刷物に近似した色画像の校正刷りが得られることが望ま
れる。
しかし従来のこの種のものは、色再現性が必ずしも充分
に満足すべき程度にまで至っていないのが現状である。
従来技術として、下記(a)〜(d) (a)着色感光性インキを塗設 (b)該着色感光性インキの溶媒を除去(c)画像様露
光 (d)露光部または非露光部を除去 の操作を繰り返すことにより、専用合成紙上に多色画像
を形成する方法が知られている。(商品名:FINAL
 PROOF 、レトラセットジャパン■製)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが上記従来技術は、専用合成紙を用いることが必
要であり、実際の印刷用紙は使用できない。かつこの従
来技術で作成した多色画像は、レリーフ状で凹凸がある
。従って、仕上がり品質が実際の印刷物と異なる。よっ
て、カラープルーフとして用いる場合、出来るだけ実際
の印刷物に近い仕上がりを得たいという基本的な要請を
満たすことができない。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決して、転写用紙
として任意の用紙を用いることができ、例えば印刷用紙
を使うことを可能とし、かつ、カラープルーフとして用
いるときも、実際の印刷物の仕上がり品質と近似した仕
上がり画像を得ることができる多色画像形戒法を提供せ
んとするものである。
〔問題点を解決するための手段] 上記目的は、離型処理支持体上に、下記(a)〜(d)
の操作を少なくとも2回繰り返すことによって多色画像
を形成し、その後該多色画像を加熱・加圧して転写用紙
に転写して転写多色画像を得ることを特徴とする多色画
像形成方法によって、達成される。
(a)着色感光性インキを塗設 (b)該着色感光性インキの溶媒を除去(c)画像様露
光 (d)露光部または非露光部を除去 本発明によれば、離型処理支持体上に多色画像を形成し
、更に、これを加熱・加圧して転写用紙に転写するので
、転写用紙として、例えば実際の印刷用紙を使用できる
。よって転写用紙として多くの種類の用紙を用いること
ができ、カラープルーフとして適用する場合には、仕上
がり品質を実際の印刷物に近似することができる。また
、離型処理支持体上では凹凸状になっている多色画像も
、力■熱・加圧により転写用紙(印刷用紙)上で平滑化
され、よって凹凸のない転写画像が得られる。
このため、印刷物の仕上がり品質に近似した画像を得る
ことができる。
本発明において、加熱・加圧とは、加熱状態で加圧する
場合と、加熱操作と加圧操作とを順次別工程で行う場合
との双方を含むものである。
以下、本発明について詳述する。
本発明の多色画像形成方法は、離型処理支持体上に多色
画像を形成して、この多色画像を印刷用紙等の転写用紙
に転写するものである。
ここで、離型処理支持体とは、画像転写後の支持体の剥
離を容易にするために、即ち支持体と形成された画像と
の間の離型性を高めるために、支持体表面に離型処理を
施すか、支持体表面上に離型層を設けて構成された支持
体を言う。
かかる離型処理支持体は、支持体表面に適当な撥油性物
質による離型処理を施すか、あるいは支持体上に離型層
を設けることによって、構成できる。
用いる支持体の材質は任意であるが、透明支持体が好ま
しく用いられる。透明支持体としては、ポリエステルフ
ィルム、特に二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィ
ルムが、水、熱に対する寸法安定性の点で好ましい。そ
のほかアセテートフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、
ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリ
エチレンフィルム等が使用し得る。
支持体上に上記離型処理を施すための撥油性物質として
は、例えばシリコーン樹脂、フッ素樹脂、フッ素系界面
活性剤、ポリオレフィン、ポリアミド等を用いることが
でき、また離型層としては、例えばアルコール可溶性ボ
リア旦ド、アルコール可溶性ナイロン、スチレンと無水
マレイン酸との共重合体の部分エステル化樹脂とメトキ
シメチル化ナイロンとのブレンド物、ポリ酢酸ビニル、
ポリアクリレート、ポリメチルメタクリレートとアクリ
レートとの共重合体、ポリ塩化ビニル、塩化ビニルと酢
酸ビニルとの共重合体、ポリビニルブチラード、セルロ
ースアセテートフタレート、メチルセルロース、エチル
セルロース、二酢酸セルロース、三酢酸セルロース、ポ
リビニルアルコール、ブチルセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロース、シアノ
エチルセルロース、セルロースアセテート、セルロース
トリアセテート、セルロースアセテートブヂレ−ト、ヒ
ドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、ヒドロ
キシプロピルメチルセルロースへキサヒドロフタレート
、もしくはこれらの混合物等が使用し得る。
離型層の厚さは好ましくは0.01μm〜10μmの範
囲であり、特に好ましくは0.1μm〜5μmの範囲で
ある。
離型性を高めるため、特に好ましい態様として、支持体
の厚さより薄いポリプロピレン層またはポリエチレン層
を設ける例が挙げられる。
支持体上にポリプロピレン層、またはポリエチレン層を
設ける方法としては、 (1)ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、エポキシ樹脂
、ポリウレタン系樹脂、天然ゴム、合成ゴムなどを有機
溶剤に溶解した溶液を接着剤として用い、支持体上にこ
れら接着剤を塗布し、熱風または加熱によって乾燥した
後、ポリプロピレンフィルム、またはポリエチレンフィ
ルムを重ね合わせ、加熱下に圧着してラミネートする、
いわゆる乾式ラミネート法; (2)エチレンと酢酸ビニルの共重合物、エチレンとア
クリル酸エステルの共重合物、ポリアミド樹脂、石油樹
脂、ロジン類、ワックス類またはこれらの混合物を接着
剤とし、これら接着剤をそのまま加熱して溶融状態に保
ちながら、支持体上にドクターブレード法、ロールコー
ト法、グラビヤ法、リバースロール法等で塗布した後、
ただちに、ポリプロピレンフィルム、またはポリエチレ
ンフィルムを貼り合わせて、必要に応じて高温加熱して
から冷却することによりうξネートする、いわゆるホッ
トメルトラミネート法; (3)ポリプロピレン、またはポリエチレンをt容融状
態に保ち、押出し機によりフィルム状に押出し、これが
溶融状態にあるうちに、支持体を圧着してう電ネートす
る、いわゆる押出ラミネート法;(4)溶融押出し法で
支持体となるフィルムを成形する際、複数基の押出し機
を用い、溶融状態のポリプロピレン、またはポリエチレ
ンとともに、−回の成形により、支持体フィルム上にポ
リプロピレン層、またはポリエチレン層を形成する、い
わゆる共押出し法等 を挙げることができる。
本発明において、着色感光性インキとは、画像形成用に
着色されており、かつ、感光性を有するものであって、
このようなものであれば任意に用いられる。例えば、い
わゆるホトポリマーと称されるものを感光性物質として
用い、これと着色剤及び適宜の溶媒とにより着色感光性
インキを形成することができる。
ここでホトポリマーとは、光照射によって重合、架橋、
二量体化、破橋、分解、転位などの変化を起こし、それ
に基づいて溶剤に対する溶解性が増減するとか、または
親水性、疎水性が変化するとか、さらには軟化点の変化
を生じるとかの性質を持った感光性材料であり、従来例
えば、製版用感光剤、ホトレジスト、感光性樹脂などと
も呼ばれて使用されているものを含む。
ホトポリマーにはネガ型(例えば光照射により溶解性が
減少するもの)とポジ型(例えば溶解性が増加するもの
)とがあり、その例として下記のものが知られている。
くネガ型ホトポリマーの例〉 l)クエン酸第二鉄アンモニウム、酒石酸第二鉄アンモ
ニウム、シュウ酸第二鉄アンモニウム、シュウ酸第二鉄
ナトリウムの如き、光照射によって第−族イオンを与え
る感光性第二鉄塩と、ゼラチン、変性ゼラチン、ポリビ
ニルアルコール部分けん化ポリ酢酸ビニル、ポリアクリ
ル及びその共重合体、ポリアクリルアミドとその同族体
の如き親木性ポリマーと からなる組成物。
2)ゼラチン、フィッシュグルー、アラビヤゴム、ポリ
ビニルアルコール、ポリアクリルアミド、カルボキシメ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビ
ニルメチルエーテルと無水マレイン酸との共重合体など
の親木性ポリマーと、ベンジジン、ジアニシジンなどの
ジアミノ化合物のテトラゾニウム塩、またp−ジアゾジ
フェニルアミンとバラホルムデヒドを縮合、したジアゾ
樹脂と からなる組成物。
3)p−ジアゾジフェニルア案ンの如きジアゾ化合物と
、 バラホルムアルデヒドと を結合したジアゾ樹脂。
4)4,4°−ジアジドスチルベン−2,2゜ジスルホ
ン酸ナトリウム、4−アジドベンザルアセト−2−スル
ホン酸ナトリウムの如きアジド化合物と、 ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリドン、ゼラチン
、変性ゼラチン、カゼイン、アクリロニトリルグラフト
化ポリビニルアルコール、N−アルコキシメチル化ナイ
ロンなどのポリマーとからなる組成物。
5)4.4’−ジアジドベンザルアセトン、4゜4″ 
−ジアジドベンザル、メチルチクロヘキサノンなどのア
ジド化合物と、 環化ゴム合成ゴムなどのポリマーと からなる組成物。
6)ポリビニルアルコールの桂皮酸エステル、またはフ
リルアクリル酸エステルと 5−ニトロアセナフテン、1.2−ベンザンスラキノン
などの増感剤と からなる組成物。
7〉感光基を有するビニルモノマー例えば桂皮酸p−ビ
ニルフェニルエステルの重合体、または他のモノマーと
の共重合体と、 5−ニトロアセナフテンの如き増感剤とからなる組成物
8)アクリルアミド、メチレンビスアクリルアミド、ア
クリル酸、アクリル酸エステル、トリエチレングリコー
ルジアクリレート、ポリエチレングリコールジメタアク
リレート、トリメチロールプロパントリメタアクリレー
ト、ペンタエリスリトールテトラメタアクリレートの如
きビニルモノマーと、 セルロース誘導体、またはポリビニルアルコール誘導体
と、 光重合開始剤と からなる組成物。
9)メチレンビスアクリルアミド、N、N” −へキサ
メチレンビスメタアクリルアミドの如きアクリルアミド
類と、 アルコール溶性ナイロン及び 光重合開始剤と からなる組成物。
10)アクリルアミド、アクリル酸、N、N’  −メ
チレンアクリルアミドの如きエチレン系不飽和化合物と
、 クエン酸第二鉄アンモニウム、酒石酸第二鉄アンモニウ
ム、シュウ酸第二鉄アンモニウム、シュウ酸第二鉄ナト
リウムの如き感光性第二鉄塩とゼラチン、変性ゼラチン
、ポリビニルアルコール、部分けん化ポリ酢酸ビニル、
ポリアクリル酸及びその共重合体、ポリメタアクリル酸
及びその共重合体、ポリアクリルアミドとその同族体の
如き親木性ポリマーと から成る組成物。
11)アクリルアミド、アクリル酸の如きエチレン系不
飽和単量体と、チオニン、リボフラビン、メチレンブル
ーの如き光還元性色素と、 アスコルビン酸、トリエタノールアミン、チオ尿素、エ
チレンジアミン−四節酸ナトリウムなどの還元剤と、 ゼラチン、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド
などの親水性ポリマーと、 必要に応じてアクリル酸カルシウム、アクリル酸バリウ
ム、N、N″ −メチレンビスアクリルアミドなどの架
橋剤と からなる組成物。
これらのうち、5〉〜9)に示した例は、光による軟化
点の変化を利用する場合にも特に有利に用い得る。
くポジ型ホトポリマーの例〉 1)O−ナフトキノンジアジド−スルホン酸エステルも
しくはスルホン酸アミドなどのキノンジアジド化合物。
またはこれらのキノンジアジド化合物とノボラック−フ
ェノール樹脂の如きアルカリ可溶性樹脂との混合物。
2)へテロポリ酸またはイソポリ酸の多核陰イオンと ジアゾニウム塩と の反応生成物。(特公昭39−7663号公報所!!り
3)ビス−(3−アルデヒド−4−二トロフェニル)−
フタレート、3−アルデヒド−4−二トロフェニルカー
ボネートの如き0−ニトロベンツアルデヒド基を有する
化合物。
4〉エチレンジオキシ−5,5゛ −レゾルシノール。
以上の諸ホトポリマーは光によって溶解性が変化するタ
イプであるが、光によって親水性または疎水性の変化す
るホトポリマーの例としては次のものを挙げることがで
きる。
1)ジアゾ樹脂と黄血塩の反応物。
2)高分子量ポリエチレンオキサイドとフェノール樹脂
との会合体に、ジアゾ化合物、アジド化合物、四臭化炭
素、酸化鉄などを触媒として加えた組成物。
ここに述べたところを含めて、ホトポリマーに関しては
、さらにJ、 Kosar著rt、tght Sens
itiveSystew」(Wiley & 5ons
+ New York、 1965)及び色材協会誌第
44巻(1971)第116〜137真の記載に従うこ
とができる。
本発明において、特に好ましく用いることができる着色
感光性インキは、下記(1)〜(■)の4種類の感光性
組成物の少なくともいずれかを含有するものである。
(り0−キノンジアジド化合物及び下記一般式で示され
るカルボン酸ビニルエステル重合単位を分子構造中に有
する高分子化合物(A)を含有する感光性組成物。
RCOOCR= Cl z 但し、Rは炭素数1〜17のアルキル基を表す。
(1)ジアゾ化合物及び/またはアジド化合物、及び上
記高分子化合物(A)を含有する感光性組成物。
(III)ビニル化合物及び/またはビニリデン化合物
、及び光重合開始剤、及び上記高分子化合物(A)を含
有する感光性m酸物。
(IV)光酸発生剤、酸により分解し得る結合を少なく
とも1個有する化合物、及び上記高分子化合物(A)を
含有する感光性組成物。
これら感光性m放物(1)〜(IV)について説(感光
性組成物(I)〉 この感光性組成物(’I)が含有する0−キノンジアジ
ド化合物としては、感光剤として機能し得るものであれ
ば、任意のものを使用できるが、具体的には例えば、1
,2−ベンゾキノンジアジド−4−スルホニルクロライ
ド、1.2−ナフトキノンジアジド−4−スルホニルク
ロライド、112−ナフトキノンジアジド−5−スルホ
ニルクロライド、または1,2−ナフトキノンジアジド
−6−スルホニルクロライドと、水酸基及び/またはア
ミノ基含有化合物を縮合させた化合物が好適に用いられ
る。
この場合の水酸基含有化合物としては、例えばトリヒド
ロキシベンゾフェノン、ジヒドロキシアントラキノン、
ビスフェノールA1フエノールノボラツク樹脂、レゾル
シンベンズアルデヒド縮合樹脂、ピロガロールアセトン
縮合樹脂等がある。
また、アミノ基含有化合物としては、例えばアニリン、
p−アミノジフェニルアもン、p−アもノベンゾフェノ
ン、4.4′−ジアミノジフェニルア逅ン、4.4“−
シアミノベンゾフェノン等がある。
ここに記したことを含めて、キノンジアジド化合物に関
しては、更にJ、コザー(J、Kosar)著「ライト
・センシチブ・システムJ (Light 5ensi
ti−νe System) にューヨーク市、ジョン
ワイリーアンドサンズ社、1965年発行)、及び米松
、乾共著“感光性高分子” (講談社、1977年発行
)に記載のものに従うことができる。
また、この感光性組成物(r)は、下記一般式で示され
るカルボン酸ビニルエステル重合単位を分子構造中に有
する高分子化合物(A)を含有する。
RCOOCII = CHz 但し、Rは炭素数1〜17のアルキル基を表す。
上記のような構造の高分子化合物であれば、任意に用い
ることができるが、上記一般弐で示される重合単位を構
成するためのカルボン酸ビニルエステルモノマーとして
は、下記例示のものが好ましい。名称と化学式とを併記
して示す。
■酢酸ビニル ■プロピオン酸ビニル ■酪酸ビニル ■ピバリン酸ビニル ■カプロン酸ビニル ■カプリル酸ビニル ■カプリン酸ビニル ■ラウリン酸ビニル ■ミリスチン酸ビニル [相]バルミチン酸ビニル ■ステアリン酸ビニル ■バーサチック酸ビニル CH3 R’   CC00Ctl=C1h 2 (R1,RZはアルキル基で、その炭素数の和は7であ
る。−即ちR’+R””C7HI6の形になる)カルボ
ン酸ビニルエステル単量体としては、カルボン酸の主鎖
を構成する炭素数が1〜4のものが更に好ましい。特に
、酢酸ビニルが好ましい。
Cl5COOCHにCHI C113CH,C00CH=C1h CFrs(CHz)zcOOcH=cL(CHz) z
ccOOcH= (ji 2CH:+(CHz)ncO
OcH=cHzCHs(CHz)6cOOcH=cT。
CHz(CTo)scOOcfl=cHzCH3(Cl
lz) +。C00CH= CIl ZGHz(CHz
)+□C00CH=CH2CH3((41z) 14C
OOCH−CHtCTo(CHz)+aCOOCH=C
Hzなお上記Rには置換基を有するアルキル基も含み、
即ち置換カルボン酸のビニルエステルも重合単位に包含
される。
高分子化合物(A)は、カルボン酸ビニルエステルの1
種を重合させたポリマーでもよく、カルボン酸ビニルエ
ステルの2種以上を共重合させたポリマーでもよく、ま
たカルボン酸ビニルエステルとこれと共重合し得る他の
単量体との任意の成分比でのコポリマーであってもよい
上記一般式で示される重合単位と組み合わせて用いるこ
とができる単量体単位としては、例えばエチレン、プロ
ピレン、イソブチレン、ブタジェン、イソプレン等のエ
チレン系不飽和オレフィン類、 例えばスチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチ
レン、p−クロロスチレン等のスチレン類、 例えばアクリル酸、メタクリル酸等のアクリル酸類、 例えばイタコン酸、マレイン酸、無水マレイン酸等の不
飽和脂肪族ジカルボン酸類、 例えばマレイン酸ジエチル、マレイン酸ジブチル、マレ
イン酸ジー2−エチルヘキシル、フマル酸ジブチル、フ
マル酸ジー2−エチルヘキシル等の不飽和ジカルボン酸
のジエステル類、例えばアクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル
、アクリル酸ドデシル、アクリル酸2−クロロエチル、
アクリル酸フェニル、α−クロロアクリル酸メチル、メ
タクリル酸メチル、メタクリル酸エチル等のα−メチレ
ン脂肪族モノカルボン酸エステル類、 例えばアクリロニトリル、メタアクリロニトリル等のニ
トリル類、 例えばアクリルアもド等のアミド類、 例えばアクリルアニリド、p−クロロアクリルアニリド
、m−ニトロアクリルアニリド、m−メトキシアクリル
アニリド等のアニリド類、例エバメチルビニルエーテル
、エチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、
β−クロロエチルビニルエーテル等のビニルエーテル類
、塩化ビニル、ビニリデンクロライド、ビニリデンシア
ナイド、 例えば1−メチル−1−メトキシエチレン、1゜1−ジ
メトキシエチレン、1.2−ジメトキシエチレン、1.
1−ジメトキシカルボニルエチレン、1−メチル−1−
二トロエチレン等のエチレン誘導体類、 例えばN−ビニルピロール、N−ビニルカルバゾール、
N−ビニルインドール、N−ビニルピロールン、N−ビ
ニルピロリドン等のN−ビニル化合物、等のビニル系単
量体 がある。これらのビニル系単量体は不飽和二重結合が開
裂した構造で高分子化合物(A)中に存在する。
高分子化合物(A)として特に好ましいのは、酢酸ビニ
ル重合単位を分子構造中に有するものである。その中で
も、酢酸ビニル重合単位を40〜95wt%有するもの
、数平均分子量(MN)が、1 、000〜100,0
00のもの、重量平均分子量(MW)がs、ooo〜s
oo、oooのものが好ましい。
更に好ましくは、酢酸ビニル重合単位(特にこれが40
〜95−1%のもの)及び酢酸ビニルより長鎖のカルボ
ン酸ビニルエステル重合単位を有する高分子化合物がよ
く、特に数平均分子it (MN)が2.000〜60
.000、重量平均分子量(MW)が10,000〜1
50.000のものが好ましい。
この場合、酢酸ビニルと共重合して酢酸ビニル重合単位
を有する高分子化合物を構成するモノマーとしては、共
重合体を形成し得るものであれば任意であり、例えば上
記例示の単量体の中から任意に選ぶことができる。
以下に、本発明の実施に際して高分子化合物(A)とし
て用いることができる共重合体を、そのモノマー成分を
示すことにより列記する。但し当然のことであるが、以
下の例示に限られるものではない。
■酢酸ビニルーエチレン ■酢酸ビニルースチレン ■酢酸ビニルークロトン酸 ■酢酸ビニルーマレイン酸 ■酢酸ビニルー2−エチルへキシルアクリレート ■酢酸ビニルージー2−エチルへキシルマレエート ■酢酸ビニルーメチルビニルエーテル ■酢酸ビニル−塩化ビニル ■酢酸ビニルーN−ビニルピロリドン [相]酢酸ビニループロピオン酸ビニル■酢酸ビニル−
ピバリン酸ビニル ■酢酸ビニルーバーサチック酸ビニル ■酢酸ビニル−ラウリン酸ビニル [相]酢酸ビニルーステアリン酸ヒニル■酢酸ビニル−
バーサチック酸ビニル−エチレン ■酢酸ビニルーバーサチック酸ビニル−2−エチルヘキ
シルアクリレート ■酢酸ビニルーバーサチック酸ビニル−ラウリン酸ビニ
ル ■酢酸ビニルーバーサチック酸ビニル−クロトン酸 ■プロピオン酸ビニルーバーサチック酸ビニル[相]プ
ロピオン酸ビニルーバーサチック酸ビニル−クロトン酸 0ピバリン酸−ステアリン酸ビニル−マレイン酸 〈感光性組成物(■)〉 感光性組成物(n)は、ジアゾ化合物及び/またはアジ
ド化合物、及び高分子化合物(A)を含有する。ここで
ジアゾ化合物とは、分子中にジアゾ基を少なくとも1個
有する化合物を称し、鎖式ジアゾ化合物、芳香族ジアゾ
化合物を含むが、後記するジアゾ樹脂であることが好ま
しい。また、アジド化合物とは、分子中にN、基を少な
くとも1個有する化合物を称する。
感光性組成物(II)には、ジアゾ化合物が1種または
2種以上含有されるものでもよく、ジアゾ化合物とアジ
ド化合物とが各1種以上任意に組み合わせて含有されて
いるのでもよい。
感光性組成物(It)中のジアゾ化合物及び/またはア
ジド化合物の含有量は、感光性組成物の固形成分中、0
.5〜30重量%であることが好ましく、5〜20重量
%であることがより好ましい。
含有されるジアゾ化合物、アジド化合物としては、感光
剤として機能し得るものであれば、任意のものを使用で
きるが、具体的には例えば、次のものを例示することが
できる。
使用することができるジアゾ化合物には、芳香族ジアゾ
ニウム塩と例えば活性カルボニル含有化合物、殊にホル
ムアルデヒドとの縮合物で代表されるジアゾ樹脂が含ま
れる。そのなかで有機溶媒可溶性のジアゾ樹脂が好まし
い。
ジアゾ樹脂としては、例えばp−ジアゾフェニルアミン
とホルムアルデヒドまたはアセトアルデヒドの縮合物と
、ヘキサフルオロ燐酸塩、テトラフルオロホウ酸塩、過
塩素酸塩、過沃素酸塩との有機溶媒可溶の反応生成物で
あるジアゾ樹脂無機塩、また米国特許第3.300,3
09号明細書に記載されているような、前記縮合物とス
ルホン酸類例えばパラトルエンスルホン酸またはその塩
、ホスフィン酸類例えばベンゼンホスフィン酸塩または
その塩、ヒドロキシル基含有化合物例えば2.4−ジヒ
ドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキ
シ−ベンゾフェノン−5−スルホン酸またはその塩等の
反応生成物である有機溶媒可溶性ジアゾ樹脂有機酸塩等
を挙げることができる。
また、 用いることができるアジド化合物としては、 下記化合物を具体的に挙げることができる。
2゜ 6−ジクロロ−4−二トローアシトベンゼン3゜ 3″ 一ジメ トキシ4゜ 4゛ −ジアジドフェニ 4″ 一メ トキシー4−アジドジフェニルアミン 4゜ 4“ 一ジアジドジフェニルアミン 4゜ 4゛ 一ジアジドジフェニルメタン 4゜ 4゛ 一ジアジドベンゾフェノン 4゜ 4′ −ジアジドジフェニルメタン 4゜ 4゛ 一ジアジドスチルベン 4゜ 4゜ −ジアジドカルコン 2゜ 6−ジー (4゜ −アジドベンザル) ジクロロ ヘキサン 2゜ 6−ジー(4” 一アジドベンザル) −4−メ チルシクロヘキサノン Hs 4” 一ニトロフェニルアゾベンゼンー4− アジド 1−アジドピレン 3゜ 3゛ 一ジメチルー4゜ 4゛ 一ジアジドジフ ェニル 4゜ 4゛ −ジアジドフェニルアゾナフタレン また、 感光性組成物(If) は、 高分子化合物 (A) を含有するが、 これは感光性組成物(1) く感光性組成物(■)〉 感光性組成物(III)は、ビニル化合物及び/または
ビニリデン化合物、及び光重合開始剤、及び高分子化合
物(A)を含有する。
ビニル化合物(及び/またはビニリデン化合物)と、高
分子化合物(A)との含有比率は、ビニル化合物(及び
/またはビニリデン化合物)/高分子化合物(A)の重
量比が、0,1〜2.0の範囲であることが好ましい、
また、光重合開始剤の含有量は、光重合化合物とビニル
化合物(及び/またはビニリデン化合物)との総和中の
0.01〜20.0wt%であることが好ましい。
感光性組成物(III)において、ビニル化合物または
ビニリデン化合物としては、各種のものを任意に用いる
ことができる。
使用できる適当なビニルまたはビニリデン化合物として
は、例えばポリオールの不飽和エステル、特にアクリル
酸またはメタクリル酸のエステル例えばエチレングリコ
ールジアクリレート、グリセリントリアクリレート、ポ
リアクリレート、エチレングリコールジメタクリレート
、1.3−プロパンジオールジメタクリレート、ポリエ
チレングリコールジメタクリレート、1.2.4−ブタ
ントリオ−ルートリメタクリレート、トリメチロールエ
タントリアクリレート、ペンタエリスリトールジー、ト
リー、及びテトラメククリレート、ペンタエリスリトー
ルジー、トリー、及び−テトラアクリレート、ジペンタ
エリスリト・−ルーポリアクリレート、1.3−プロパ
ンジオールージアクリレー)、1.5−ペンタンジオ−
ルージメタクリレート、200〜400の分子を有する
ポリエチレングリコールのビス−アクリレート及びビス
−メタクリレート及び類似の化合物;不飽和アミド、特
にそのアルキレン鎖が炭素原子によ′って開かれていて
もよいα、ω−シア逅ンを有するアクリル酸及びメタク
リル酸の不飽和アミド及びエチレンビス−メタクリルア
ミドを挙げることができる。但しこれらに限定されるも
のではない。
また、用いることができる光重合開始剤としては、可視
部における吸収の少ないものがより好ましく、例えば次
の化合物が挙げられる。但しこれらに限定されるもので
はない。即ち、ベンゾフェノン、ξヒラーケトン(Mi
chler’s  ketone 。
化学名はr4,4’  −ビス−(ジメチルアミノ)ベ
ンゾフェノンJ)、4.4’  −ビス(ジエチルアミ
ノ)ベンゾフェノン、4−メトキシ−4° −ジメチル
アミノベンゾフェノン、2−エチルアントラキノン、フ
エナントラキノン、及びその他の芳香族ケトンのような
芳香族ケトン類、 ベンゾイン、 ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル
及ヒペンゾインフェニルエーテルのようなベンゾインエ
ーテル類、 メチルベンゾイン、エチルベンゾイン及びその他のベン
ゾイン類、 ナラヒニ2− (o −’)ロロフェニル)−4,5ジ
フヱニルイ貴ダゾ一ル二重体、2− (o−クロロフェ
ニル)−4,5−(m−メトキシフェニル)イミダゾー
ルニ重体、2−(0−フルオロフェニル)−4,5−ジ
フェニルイミダゾール二重体、2−〈0−メトキシフェ
ニル)−4,5−ジフェニルイミダゾール二重体、2−
(p−メトキシフェニル)−4,5−ジフェニルイミダ
ゾール二重体、2,4−ジ(p−メトキシフェニル)−
5−フェニルイミダゾールニ重体、2− (2,4−ジ
メトキシフヱニル)−4,5−ジフェニルイミダゾール
二重体、2−(p−メチルメルカプトフェニル)−4,
,5−ジフェニルイミダゾールニffi体、及び米国特
許第3,479,185号、英国特許第1,047,5
69号及び米国特許第3.784.557号の各明細書
に記載の同様の二重体のような2,4.5−)リアクリ
ールイミダゾールニ重体を挙げることができる。
感光性組成物(III)が含有する高分子化合物(A)
は、感光性組成物(1)において説明したものと同様の
ものを用いることができる。
以下余白 く感光性組成物(■)〉 感光性組成物(IV)は、光酸発生剤、酸により分解し
得る結合を少なくとも1個有する化合物(以下適宜「酸
分解化合物」と略称することもある)、及び高分子化合
物(A)を含有する。
感光性組成物(IV)中の光酸発生剤の含有量は、感光
性&ll或物の全固形分中0.1〜10重量%であるこ
とが好ましく、0.2〜5重量%であることがより好ま
しい。また酸分解化合物の含有量は、同じく5〜70重
量%であることが好ましく、10〜50重景%であるこ
とがより好ましい。また高分子化合物は、同じ<30〜
95重量%であることが好ましく、50〜90重量%で
あることがより好ましい。
ここで、光酸発生剤とは、活性光線の照射により酸を発
生し得る化合物を意味する。このような光酸発生剤とし
ては、多くの公知化合物及び混合物、例えばジアゾニウ
ム塩、ホスホニウム塩、スルホニウム塩、及びヨードニ
ウムのBP、−1Ph−SbFl+−,5iF1−5C
204−などの塩、有機ハロゲン化合物、オルトキノン
ジアジドスルホニルクロリド等を用いることができ、ま
た、有機金属/有機ハロゲン化合物も活性光線の照射の
際に酸を形成または分離する活性光線感受性成分として
使用することができる。
原理的には遊離基形成性感光開始剤として知られるすべ
ての有機ハロゲン化合物を、ハロゲン水素酸を形成し得
る光酸発生剤として使用することができる。そのような
化合物の例は米国特許3,515.552号、同3,5
36,489号、同3,779.778号及び西ドイツ
国特許公開公報第2,243.621号に記載されてい
る。
また、例えば西ドイツ国特許公開公報第2,610゜8
42号、特開昭54−74728号、同55−7774
2号、同57−16323号、同60−3626号公報
に記載の、光分解により酸を発生させる化合物も使用す
ることができる。
また、さらに特開昭50−36209号公報に記載され
ているO−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸ハロ
ゲニドも使用することができる。
この感光性組成物(IV)は、上記光酸発生剤とともに
、酸分解化合物を含有する。かかる光酸発生剤による作
用によって発生した酸を受けて、酸により分解し得る結
合を有する化合物(酸分解化合物)としては、例えば、
、 C−0−C;結合や’;5i−0−C天 結合を有する化合物あるいは る化合物などを挙げることができる。
、−c−o−C,:結合を有する具体的化合物には、例
えばアセタールまたはケタール基を有する化合物、特開
昭51−120714号公報に記載のオルトカルボン酸
エステル基及び/またはカルボン酸アミドアセタノール
基を有する化合物、特開昭53−133429号公報に
記載の主鎖にアセタールまたはケタール基を有するポリ
マー、特開昭55−12995号公報に記載のエノール
エーテル基を含有する化合物、特開昭55−12623
6号公報に記載のN−アシルイミノ炭酸塩基を有する化
合物、あるいは特開昭56−17345号公報に記載の
主鎖にオルトカルボン酸エステル基を有するポリマーな
どを挙げることができる。
また”E S i −0−C、E結合を有する具体的化
合物には、例えば特開昭60−37549号、同60−
52845号あるいは同60−121446号公報に記
載の化合物などを挙げることができる。
またエステル基を有する具体的化合物には、例えば特開
昭60−3625号あるいは同60−10247号公報
に記載の化合物などを挙げることができる。
これらの酸により分解し得る結合を有する化合物の中で
は、”B3 S iOCζ結合を有する化合物が好まし
い。中でも、特開昭60〜121446号公報に記載の
”B51−QCζ結合を少なくとも1個有し、なおかつ
親水性基を少なくとも1個有する化合物が、特に好まし
い。
これらの酸により分解し得る化合物は、1種類のみを単
独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい
また、酸分解化合物として、次の一般式〔X〕で示され
るオルト炭酸エステル基を少なくとも一つ含有する化合
物を好適に用いることができる。
一般式(X) このようなオルト炭酸エステル基を少なくとも1つ含有
する化合物(以下、オルト炭酸エステル化合物という。
)としては、例えば、少なくとも1つのフェノール性O
H基及び/または少なくとも1つのアルコール性OH基
を有する化合物(以下、OH基含有化合物という)の少
なくとも1つとテトラアルコキシメタンを1段階あるい
は2段階以上のエステル交換反応させることにより合威
し得る化合物を挙げることができる。
このエステル交換反応については、例えば、5vens
k Keta、 Tidskr、 65+ lo(19
53)等に記載されている方法と同様あるいは類似の方
法が用いることができる。
前記OH基含有化合物としては、例えば、■価のアルコ
ール、2価のアルコール、3価のアルコール、4価以上
のアルコール、1価のフェノール系化合物、2価のフェ
ノール系化合物、3価のフェノール系化合物、4価以上
のフェノール系化合物、あるいはフェノール性OH基及
びアルコール性OH基を同時に有する化合物などを挙げ
ることができる。
前記の1価のアルコールとしては、例えば、n−プロピ
ルアルコール、n−ブチルアルコール、n−ペンチルア
ルコール、n−ヘキシルアルコール、n−へブチルアル
コール、n−オクチルアルコール、n−デシルアルコー
ル、n〜ドデシルア71/D−)L/、n−テトラデシ
ルアルコール、n−ヘキサデシルアルコール、n−オク
タデシルアルコール、イソプロピルアルコール、イソブ
チルアルコール、5ec−ブチルアルコール、ter 
t−ブチルアルコール、イソペンチルアルコール、活性
アミルアルコール、tart−ペンチルアルコール、シ
クロペンタノール、シクロヘキサノール、アリルアルコ
ール、クロチルアルコール、メチルビニルカルビノール
、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレング
リコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコール七
ツメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエ
ーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、
トリエチレングリコールモノエチルエーテルなどの脂肪
族アルコールやベンジルアルコール、α−フェニルエチ
ルアルコール、β−フェニルエチルアルコール、ジフェ
ニルカルビノール、トリフェニルカルビノール、シンナ
ミルアルコールなどの芳香族アルコールなどを挙げるこ
とができる。
2価のアルコールとしては、例えば、特開昭53−13
3429号公報に記載のペンタン−1,5−ジオール、
n−ヘキサン−1,6−ジオール、2−エチル−ヘキサ
ン−1,6−ジオール、2.3−ジメチル−ヘキサン−
1,6−ジオール、ヘプタン−1゜7−ジオール、シク
ロヘキサン−1,4−ジオール、ノナン−1,7−ジオ
ール、ノナン−1,9−ジオール、3,6−ジメチル−
ノナンー1.9−ジオール、デカン−1,10−ジオー
ル、ドデカン−1,12−ジオール、1.4−ビス−(
ヒドロキシメチル)−シクロヘキサン、2−エチル−1
,4−ビス−(ヒドロキシメチル)−シクロヘキサン、
2メチル−シクロヘキサン−1,4−ジェタノール、2
−メチル−シクロへキサン−1,4−ジブロバノール、
チオ−ジプロピレングリコール、3−メチル−ペンクン
−1,5−ジオール、ジブチレンーグリコール、オキシ
ピバリン酸−ネオペンチルグリコールエステル、4.8
−ビス)−ヒドロキシメチル)−トリシクロデカン、n
−ブテン−(2)−1,4−ジオール、n−ブドー2−
イン−1,4−ジオール、n−へキス−3−イン−2,
5−ジオール、1.4−ビス−(2−ヒドロキシエトキ
シ)−ブチン−(2)、p−キシリレングリコール、2
.5−ジメチル−へキス−3−イン−2,5ジオール、
ビス−(2−ヒドロキシエチル)−スルファイド、2,
2,4.4−テトラメチルシクロブタン−1,3−ジオ
ール、ジー、トリー、テトラ−、ペンタ−及ヒヘキサエ
チレングリコール、ジー及びトリプロピレングリコール
及び平均分子量が200.300.400及び600の
ポリ千チレングリコールなどの脂肪族アルコールやP−
キシリレングリコール、2−メチル−2−フェニル−1
,3−プロパンジオールなどの芳香族アルコールなどを
挙げることができる。
3価のアルコールとしては、例えば、特開昭56173
45号公報記載のグリセロール、ブタン−1゜2.4−
)ジオール、2−ヒドロキシメチル−ブタン−1,4−
ジオール、ペンクン−1,2,5−トリオール、2−ヒ
ドロキシメチル−ペンタン1.5−ジオール、ヘキサン
−1,2,5−トリオール、2−ヒドロキシメチル−ヘ
キサン−1゜6−ジオール、ヘキサン−1,2,6−ト
リオール、4−エチル−ヘキサン−1,4,5−トリオ
ール、ヘプタン−1,4,5−トリオール、1−(1,
2−ジヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシメチル−ベ
ンゼン、2,4.6−)ジエチル−5−プロピル−へブ
タン−1,3,7−トリオール、■(2,3−ジヒドロ
キシ−プロポキシ)−4−ヒドロキシメチル−ベンゼン
、1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−4−ヒドロ
キシメチル−ベンゼン、オフチー3−ニンー1.フ、8
−トリオール、オクタン−1,2,8−トリオール、オ
クタン−1,3,8−)ジオール、ノナン−1,4,5
−トリオール、3−(1−ヒドロキシ−1−メチル−エ
チル)−5−オキサ−オクタン−2,8−ジオール、2
,6.8−)ダメチル−3−ヒドロキシメチル−ノナン
−6,7−ジオール、2−ヒドロキシメチル−3−オキ
サ−へブタン−1,7−ジオール及びヘキサデカン−1
,2,16−トリオールなどの脂肪族あるいは芳香族ア
ルコールなどを挙げることができる。
4価以上のアルコールとしては、例えば、ペンタエリス
リトール、トレイトール、ベンチトール、ソルビトール
、ポリビニルアルコールなどの脂肪族アルコールを挙げ
ることができる。また芳香族アルコールでも良い。
1価のフェノール系化合物としては、例えばフェノール
、0−クリゾール、m−クレゾール、p−クリゾール、
3.5−キシレノール、カルバクロール、チモール、α
−ナフトール、β−ナフトールなどが挙げられる。
2価のフェノール系化合物には、カテコール、レゾルシ
ン、ヒドロキノン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)ブタン、ビス(p−ヒドロキシフェニル)メタン
、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロピン、
2,3−ジヒドロキシナフタレン、1.6−ジヒドロキ
シナフタレン、2,6−ジヒドロキシナフタレンなどを
挙げることができる。
3価のフェノール系化合物としては、ピロガロール、フ
ロログルシンなどを挙げることができる。
4価以上のフェノール系化合物としては、1゜4.9.
10−テトラヒドロキシアントラセンなどを挙げること
ができる。
フェノール性OH及びアルコール性OHを同時に有する
化合物としては2−(ビス(4−ヒドロキシフェニル)
メチル)ベンジルアルコールなトラ挙ケることができる
前記のテトラアルコキシメタンとしては、例えば、テト
ラメトキシメタンあるいはテトラエトキシメタンなどが
一般的である。
テトラエトキシメタンは例えばオーガニック・シンセシ
ス・コレクト、ポルニームIV (OrganicSy
nthenes Co11. Vol、 IV) 45
7(1963)に記載の方法により、クロロピクリンと
ナトリウムエトキシドにより台底することができる。他
のテトラアルコキシメタンも同様の方法により合成する
ことができる。またジャーナル・オブ・オーガニック・
ケミストリー(J、 Org、Ches、 、 ) 3
6.1176 (1971)に記載の方法と同様の方法
、あるいはジャーナル・オブ・オーガニック・ケミスト
リー(J、Org、Chem、、)37.4198(1
972)に記載の方法と同様の方法によっても、合成す
ることができる。
上記のオルト炭酸エステル化合物は例えば、前記テトラ
アルコキシメタンと前記OH基含有化合物を溶媒を用い
ないで60〜170″Cの温度、好ましくは80〜15
0″Cの温度で反応させて得ることができる。遊離した
低級アルコールは場合により留去する。この時酸性触媒
、例えばp−)ルエンスルホン酸あるいは硫酸などの存
在下に反応させることが好ましい。また場合により減圧
下で反応させても良い。また前記反応条件下で不活性な
溶媒、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、ジオキサ
ン、塩素化炭化水素等を反応溶媒として用いることもで
きる。遊離した低級アルコールは場合により、溶媒の一
部と共に留去する。
前記テトラアルコキシメタンと前記OH基含有化合物の
反応における量比は、テトラアルコキシメタン1モルに
対してOH基が合計で4モルになるようにするのが一般
的であるが、場合によっては、これとは異なる量比でも
良い。
また2種のOH基含有化合物を用いる場合はテトラアル
コキシメタン及び2種のOH基含有化合物の合計3つを
同時に反応させても良いし、場合によっては、まずテト
ラアルコキシメタン及び一方のOH基含有化合物を反応
させて、その後、生成物ともう一方のOH基含有化合物
を反応させてもよい。
3#1以上のOH基含有化合物を用いる場合も同様に反
応を行わせることができる。
またケミカル・ベリヒテ(Chem、Ber、)544
(1961)に記載の方法と同様の方法あるいは類似の
方法で合成することもできる0例えば、該文献の方法に
より得られた、 クロロメタンと前記のOH基含有化合物を反応させる方
法などが挙げられる。
前記方法により得られる生成物はオルト炭酸エステル化
合物であり、この−例として下記オルト炭酸エステル基
ユニットの1つを含む化合物、2つ以上含む化合物ある
いはそれらの混合物を挙げることができる。
0 上記のRr % R2% R3、及びR4はそれぞれア
ルキル基、アリール基、アラルキル基、またはアルケニ
ル基などを表す。これらのアルキル基、アリール基、ア
ラルキル基、アルケニル基の置換基を有するものを含む
。また、R8−R4のうち、少なくとも2つが相互に結
合し環を形成していてもよい。
また、結合手の部分は置換または未置換のアルキレン基
、アリーレン基、アラルキレン基、アルケニル基などを
介して、更に上記の同じあるいは他のオルト炭酸エステ
ル基ユニットをもつものと結合していてもよい。
また、前記の少なくとも1つのオルト炭酸エステル基ユ
ニットを有する化合物は、その分子中にオルト炭酸エス
テル基ユニットを1〜50の領域で有するものが適当で
ある。
以下に、少なくとも1つのオルト炭酸エステル基を有す
る化合物の具体例を示す。
例示化合物 Nα1  (cHtO) 4Cと)IQ(CH,C1,
OhHとの反応生成物 (C1130)4CとHO(CH2CH2O″)−zl
lとの反応生成物 (CHto)ncとHOCH□C11(OH)C3H6
Cl120Hとの反応生成物 (Cm)1,0) 4Cと110(−CIl□CH20
hHとの反応生成物 (CflaO)acと(IfOC)Izン、Cとの反応
生成物Nα4 Nα3 No、2 Nα5 Nα6 (C2H5O)4CとHOCH2CH(Of()CIl
(OH)CH□0+1との反応生成物 CH との反応生成物 Nα8 (ClhO)4Cと −(CH CHzf との反応生成物 Nα9 (n  CJJCHzC)IzOhC IO(CHzC)IzOhH との反応生成物 Nα13 (CH30) 4Cと I(O(C1hCH2Ohll
 とtlo (CHzCHzOhHとの反応生成物Nα
14 (n−CJ*0)JC と HOイ(:H2CHzOhl( HOCHzCH(OH) CffH&CH20Hとの反
応生成物Nα15 (CH30) 4Cと 1(0(CHzCH20hll (HOCIh)Cとの反応生成物 B 17 (CH,0) 、Cと HOCHzCHzOH。
H(l(C1hCHzOhH との反応生成物 との反応生成物 l04CHzCHtOhH との反応生成物 HO(C1hCHzOhH との反応生成物 Nα21 (CLO)aCと !(0(CI ICHzQhit との反応生成物 感光性組成物(IV)が含有する高分子化合物(A)と
しては、感光性組成物(1)において述べたものと同様
のものを用いることができる。
本発明において、着色感光性インキは、上記のようなホ
トポリマーや感光性組成物を適宜の溶媒に溶かし、また
着色剤を含有させて2、構成できる。
溶媒としては、感光性組成物等を溶解、ないし分散させ
ることができるものは、すべて使用可能である。例えば
メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、メチルセロソル
ブアセテート、アセトン、メチルエチルケトン、メタノ
ール、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、
アルコール類、水またはこれらの混合物等、その他の溶
媒を用いることができる。
着色感光性インキには、適宜の着色剤を含有させて、着
色する。着色剤としては、任意の染料、顔料を添加して
、用いることができる。特に、色校正に使用する場合、
そこに要求される常電、即ち、イエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラックと一致した色調の顔料、染料が必要とな
るが、その他金属粉、白色顔料、螢光顔料なども使われ
る。本発明をカラープルーフに適用する場合、下記のよ
うな、この技術分野で公知の多くの顔料及び染料を使用
することができる。
(C,Iはカラーインデックスを意味する)。
ビクトリアピュアブルー(C,I 42595 ”)オ
ーラミン(C,I 41000 ) カチロンブリリアントフラビン (C,I  ベーシック13) ローダミン6GCP (C,I 45160 )ローダ
ミンB (C,+ 45170 )サフラニンOK2O
: 100  (C,I 50240 )エリオグラウ
シンX (C,I 42080 )ファーストプラック
HB (C,I 26150 ”)Nα1201リオノ
ールイエロ−(C,+ 21090 )リオノールイエ
ローG RO(C,I 21090 )シムラーファー
ストイエロー8CF (C,I 21105 ”) ベンジジンイエロー4T−5640 (C,I 21095 ) シムラーファースレッド4015 (C,I 12355 ) リオノールレッド7 B12O3(C,115830)
ファーストゲンブルーTGR−L (C,I 74160 ) リオノールブルーSM (C,I 26150 ”)三
菱カーボンブラックMA−100 三菱カーボンブラック#30. #40. #50本発
明において着色感光性インキにおける着色剤/結合剤の
比率は、適宜に定めることができる。
例えば、染料の場合、好ましくはその含有量は重量で5
%〜75%、顔料の場合、好ましくはその含有量は重量
で5%〜90%が適当である。
また、着色感光性インキを離型支持体に塗布する膜厚は
、目標とする光学濃度、着色剤の種類(染料、顔料、カ
ーボンブラック)およびその含有率により適宜窓めるこ
とができるが、許容範囲内であれば、塗布層の膜厚はで
きるだけ薄い方が解像力は高くなり、画像品質は良好で
ある。従って、該膜厚は、好ましくは0.1g/ボ〜5
 g/rdの範囲で使用されるのが通常である。
本発明の実施に際して、着色感光性インキ中には、必要
に応してさらに可塑性、塗布性向上剤等を添加すること
もできる。
可塑剤としては各種低分子化合物類、例えばフタル酸エ
ステル類、トリフェニルホスフェート類、マレイン酸エ
ステル類、塗布性向上剤としては界面活性剤、例えばフ
ッ素系界面活性剤、エチルセルロースポリアルキレンエ
ーテル等に代表されるノニオン活性剤等を挙げることが
できる。
本発明の多色画像形成方法においては、(a)離型処理
支持体上に着色感光性インキを塗設し、(b)その後該
インキの溶媒を除去する。
塗布、及び溶媒の除去は、適宜の方法により行うことが
できる。例えば、ワイヤーバーやホエラーを用いて塗布
を行うことができ、また、乾燥により溶媒の除去を行う
ことができる。
次いで(C)画像様露光を行うが、これは着色感光性イ
ンキの種類に応じ、適宜任意の光源を用いた露光手段を
用いることができる。
次いで、(d)露光部または非露光部を現像液にて溶出
する。
上記(a)〜(d)の操作を、少なくとも2回、くり返
す。上記(d)の工程で用いる現像液としては、被処理
材料を現像する現像作用を有するものであれば、任意に
使用することができる。好ましくは、アルカリ剤とアニ
オン界面活性剤を含む現像液を用いるのがよい。
使用できるアルカリ剤としては、 (1)ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、第二または
第三リン酸ナトリウムまたはアンモニウム塩、メタケイ
酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、アンモニア等の無機ア
ルカリ剤、(2)モノ、ジ、またはトリエチルアミン、
モノ、ジ、またはトリエチルアミン、モノまたはジイソ
プロピルアミン、n−ブチルアミン、モノ、ジ、または
トリエタノールアミン、モノ、ジ、またはトリイソプロ
パノ−ルア旦ン、エチレンイミン、エチレンジイミン等
の有機アミン化合物等が挙げられる。
また、使用できるアニオン界面活性剤としては、(1)
高級アルコール硫酸エステル類(例えば、ラウリルアル
コールサルフェートのナトリウム塩、オクチルアルコー
ルサルフェートのアンモニウム塩、ラウリルアルコール
サルフェートのアンモニウム塩、第二ナトリウムアルキ
ルサルフェート等)、 (2)脂肪族アルコールリン酸エステル塩類(例えば、
セチルアルコールリン酸エステルのナトリウム塩等) (3)アルキルアリールスルホン酸塩類(例えば、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩、イソプロピルナ
フタレンスルホン酸ナトリウム塩。
ジナフタレンスルホン酸ナトリウム塩、メタニトロベン
ゼンスルホン酸ナトリウム塩等)(4)アルキルアミド
スルホン酸塩類 (C+JzsCON   CHzCHtSO3Na等)
口 H3 (5)二塩基脂肪族エステルのスルホン酸塩類(例えば
ナトリウムスルホコハク酸ジオクチルエステル、ナトリ
ウムスルホコハク酸ジヘキシルエステル等) (6)アルキルナフタレンスルホン酸塩のホルムアルデ
ヒド縮合物(例えばジブチルナフタレンスルホン酸ナト
リウムのホルムアルデヒド縮合物等) が挙げられる。
アルカリ剤とアニオン界面活性剤とは、任意に組み合わ
せて用いることができる。
加熱・加圧の条件は、70°C〜100°Cでの加熱下
で、2Kg/cd〜10kg/cdの加圧を行うことが
好ましい。
かかる加熱・加圧、及びその他画像形成用の操作を行う
装置は、特にその構成に限定はなく、例えば通常の印刷
機械を用いることができる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例、及び比較例について述べる。
なお当然のことではあるが、本発明は以下述べる実施例
にのみ限定されるものではなく、種々の態様をとること
ができるものである。
実施例1 厚さ50μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上
に厚さ25μmのポリプロピレンフィルムを乾式ラミネ
ート法によりラミネートして離型処理した支持体のポリ
プロピレン表面上に、下記ブラック色感光性インキを、
ワイヤーバーを用い、乾燥膜厚が1μmになるように塗
布した。その後、乾燥し、感光性インキの溶媒を除去し
た。
酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル (80720重量部)共重合体 MN=22.000 MW=60.000 貞しヨ駐 ブラック:カーボンブラック MA−100(三菱化成製)   0.99g次に、上
記感光性インキの塗布により得られた着色感光層面に、
ブラック色に対応した色分解網ポジフィルムを重ね合わ
せ、4KWメタルハライドランプで50CIl+の距離
から20秒間画像露光を行い、下記現像液に30秒間浸
漬することにより現像を行い、支持体上にブラック色の
画像を形成した。
く現像液〉 NazCOz                15g
界面活性剤 (花王アトラス社製ペレックスNBL)  50g蒸留
水               1000 g引きつ
づき、シアン色の感光性インキを支持体上に塗設し、乾
燥して溶媒を除去し、上記と同様に画像様露光して、現
像し、支持体上にシアン色の画像を形成した。つづいて
、マゼンタ色感光性インキを塗布し、同様にしてマゼン
タ色の画像を形成し、引きつづいてイエロー色感光性イ
ンキを塗布し、同様にしてイエロー色の画像を形成した
このようにして、支持体上に、4色から戒る着色画像を
得た。
上記シアン、マゼンタ、イエローの各着色感光性インキ
は、前記ブラック色感光性インキにおいて、カーボンブ
ラックに代えて顔料として下記のものを各々用いて調製
したものである。
シアン ニジアニンブルー4920 (大日精化製)       0..55gマゼンタ:
セイカファースト カー藁ン1483 (大日精化製)       0.68gイエロー:セ
イ力ファースト イエローH−7055 (大目積比製)       0.68 g次に、該4
色から成る着色画像面と印刷用のアート紙とを密着し、
80°Cに加熱された1対の二・ノブロール間を5 k
g / ciの加圧条件下にて5Qcm/分の速度で通
過させた後、支持体の剥離を行った。
剥離は容易に行われ、アート紙上に画像部のみが転写さ
れた。得られたカラープルーフィング画像の仕上りは、
実際の印刷物にきわめて近似したものであった。
実施例2 厚さ50μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上
に厚さ25μmのポリプロピレンフィルムを乾式ラミネ
ート法によりラミネートした支持体のポリプロピレン表
面上に、下記組成のブラック色感光性インキを、実施例
1と同様にして、ワイヤーバーを用い、乾燥膜厚が1μ
mになるように塗布した後、乾燥し、溶媒を除去し、ブ
ラック色の着色画像形成材料を作成した。
酢酸ビニル−バーサチック酸ヒニル (80: 20重量部)共重合体 MN=22,000 MW=60,000 邸二:阻 フ゛ラックニカーボンフ゛ラック MA−100(三菱化成製)   0.99g次いで実
施例1と同様に露光現像して、ブラック色画像を得、引
きつづき、下記顔料を用いた着色感光インキにより、シ
アン色、マゼンタ色、イエロー色の画像を得た。
シアン ニジアニンブルー4920 (大日精化製)   0.55g マゼンタニセイ力ファースト カー烏ン1483 (大日精化製)   0.68g イエロー:セイ力ファースト イエローH−7055 (大日精化製)   0.68g 次いで実施例1と同様にして印刷用のアート紙に転写を
行ったところ、印刷物に近似した着色画像が得られた。
実施例3 厚さ50tImのポリエチレンテレフタレートフィルム
上に厚さ25μmのポリプロピレンフィルムを乾式う旦
ネート法によりラミネートした支持体のポリプロピレン
表面上に、下記組成のブラック色感光性インキを、実施
例1と同様にして、ワイヤーバーを用い、乾燥膜厚が1
μmになるように塗布した後、乾燥し、ブラック色の着
色画像形成材料を作成した。
酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル (80: 20重量部)共重合体 MN= 3.500 M W = 12.000 韮−葺 ブラック:カーボンブラック MA−100(三菱化成製)   0.99g次いで実
施例1と同様に露光現像して、ブラック色画像を得、引
きつづき、下記顔料を用いた着色感光インキにより、シ
アン色、マゼンタ色、イエロー色の画像を得た。
シアン ニジアニンブルー4920 (大日精化製)   0.55g マゼンタ:セイカファースト カーミン1483 (大日精化製)   0.68g イエロー:セイカファースト イエローH−7055 (大日精化製)   0.68g 次いで実施例1と同様にして印刷用のアート紙に転写を
行ったところ、印刷物に近似した着色画像が得られた。
実施例4 厚さ50μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上
に厚さ25μmのポリプロピレンフィルムを乾式うξネ
ート法によりラミネートした支持体のポリプロピレン表
面上に、下記組成のブランク色感光性インキを、実施例
1と同様にして、ワイヤーバーを用い、乾燥膜厚が1μ
mになるように塗布した後、乾燥し、ブラック色の着色
画像形成材料を作成した。
パ ン  −   マ  −4 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル (8G + 20重量部)共重合体 M S −22−、000 MW−60,000 1L二駐 ブラック:カーボンブラック MA−100(三菱化成製)   0.99g次いで実
施例1と同様に露光現像して、ブラック色画像を得、引
きつづき、下記顔料を用いた着色感光インキにより、シ
アン色、マゼンタ色、イエロー色の画像を得た。
シアン ニジアニンブルー4920 (大日精化製)   0.55g マゼンタ:セイ力ファースト カーξン1483 (大日精化製)   0.68g イエロー:セイカファースト イエローH−7055 (大日精化製)   0.68g 次いで実施例1と同様にして印刷用のアート紙に転写を
行ったところ、印刷物に近似した着色画像が得られた。
比較例 実施例2の感光性インキを用い、白色合成紙(日清紡績
型、ビーチコー)WEK−110)上に、カラープルー
フィング画像を得た。
実際の印刷用紙を使用してないうえ、仕上がり画像に凹
凸があり、印刷物とは質感も異なり、仕上がり品質が異
なっていた。
〔発明の効果〕

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、離型処理支持体上に、下記(a)〜(d)の操作を
    少なくとも2回繰り返すことによって多色画像を形成し
    、その後該多色画像を加熱・加圧して転写用紙に転写し
    て転写多色画像を得ることを特徴とする多色画像形成方
    法。 (a)着色感光性インキを塗設 (b)該着色感光性インキの溶媒を除去 (c)画像様露光 (d)露光部または非露光部を除去
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