JPH03197732A - 半地下型で屋根昇降式の多目的ドーム構造物 - Google Patents

半地下型で屋根昇降式の多目的ドーム構造物

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JPH03197732A
JPH03197732A JP33475289A JP33475289A JPH03197732A JP H03197732 A JPH03197732 A JP H03197732A JP 33475289 A JP33475289 A JP 33475289A JP 33475289 A JP33475289 A JP 33475289A JP H03197732 A JPH03197732 A JP H03197732A
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floor slab
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Hiroyuki Kuroiwa
博之 黒岩
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、野球、サッカー、ラグビー等のスポーツ競
技用、あるいは各種の大規模な集会、展示会その他のイ
ベント用等に多目的に使用される多目的ドーム構造物に
係り、さらにいえば、特に周辺環境と適切に対応する半
地下型の構造で建設され、しかも屋根兼可動床版が時に
は屋根として、またある時は可動部アリーナとして使用
可能に昇降される構成の多目的ドーム構造物に間する。
従来の技術 従来、スポーツ競技用又は集会、展示会その他のイベン
ト用等に使用されるドーム構造物は、例えば東京ドーム
に代表されるようなものが既に種々公知に属する。
本発明が解決しようとする課題 従来一般のドーム構造物は、東京ドームで周知であると
おり、通常の建物と同様地上に高く建設され、その屋根
あるいは床は一定レベル位置に固定され、内部の空間構
成も固定されている。従フて、例えば公園緑地のように
地上部の周辺環境との適切な対応が要求される場所には
、とうてい建設できない。つまり、既知のドーム構造物
は、地上空間の利用を前提として地上に高く建設されて
おり、地下空間の高度な有効利用を図る構成にはなって
いないので、前記の問題が起きるのである。
また、従来のドーム構造物は、その大張間、大空間を活
用する意味で種々な目的に使用されているが、そうした
利用はあくまでも固定された空間構成を前提とした色々
な使用法であり、又は使用法が精−杯工夫されているに
過ぎない。使用目的に応じて空間構成を変化させて多目
的、多段階に立体的な使用を可能ならしめるものではな
いから、この点に未だ解決するべき課題が残されている
と言わねばならない。
従って、この発明の目的は、特に地下空間の高度な有効
利用が可能で、地上部の周辺環境との適切な対応、又は
環境の保全が図れるほか、場合によっては地上空間の有
効利用を図ることも可能で、屋根の高さ、又は床の高さ
、ひいては室内空間の立体的構成を使用目的に応じて高
さ方向に調整可能に構成した、半地下型で屋根昇降式の
多目的ドーム構造物を提供することにある。
課題を解決するための手段 上記従来技術の課題を解決するための手段として、この
発明に係る半地下型で屋根昇降式の多目的ドームは、図
面に実施例を示したとおり、外周部幅体構造1の大部分
を地表面G、Lより以下に構築し、この外周部幅体構造
1の内周部に観客席2 az  2 b+  2 cを
設け、前記外周部躯体構造1に囲まれた中の下底部を固
定の最下部アリーナ3として構成した。そして、前記外
周部躯体構造1の観客席2 a+  2 b*  2 
cの内側に垂直方向にはまり込む大きさ、形状の屋根兼
可動床版4を複数本の昇降式支柱5の上部に支持せしめ
、前記昇降式支柱5の昇降駆動装置16を設置したこと
を待機とする。
本発明に係る半地下型で屋根昇降式の多目的ドーム構造
物はまた、屋根兼可動床版4の上面は、天然芝を植栽す
るなどして可動部アリーナ7に形成したこと、 そして、観客席2aと2Cは、屋根兼可動床版4が外周
部躯体構造l内の所定位置まて(第5図参照〉下降せら
れた使用状態において、その屋根兼可動床版4の上方部
分と下方部分それぞれに分かれて使用可能な高さ位置に
設けたこと、もそれぞれ特徴とする。
作   用 外周部編体構造1の大部分は地表面G、Lより以下に構
築されているので、その頂部に屋根兼可動床版4を屋根
として位置せしめた場合(第2図)でも、地表面G、L
より上方に突出する高さは比較的小さく、濁辺環墳の保
全あるいは周辺環境との適切な対応が図れる。
最下部アリーナ3はそのままスポーツ競技用、又は展示
、集会その他のイベント用に使用できる。
この場合、全ての観客席2a、2b、2cが同一の使用
目的に利用される。
天然芝を植栽するなどして可動部アリーナ7に形成され
た屋根兼可動床版4の上面は、同屋根兼勤床版4を外周
部躯体構造1の頂部に屋根として位置せしめているとき
く第2図)は、例えば公園緑地においても、周囲の地面
よりは少し高い台地程度のグランドを形成する。よって
通常の公園緑地内の地面と同様に、散歩とか各種の娯楽
用芝グランド、又はアトリウム、人工地盤として利用す
ることが出来る。
昇降駆動装置6により昇降式支柱5を昇降させると、屋
根兼可動床版4は上下に昇降操作される。
屋根兼可動床版4が外周部躯体構造1の中の所定位置に
まで下降させたときく第5図)は、最下部アリーナ3と
、屋根兼可動床版4の上面の可動部アリーナ7の双方を
同時に上下2面に分かれて立体的に各々異なった使用目
的に利用可能である。
従って、上下に分かれた観客席2cと2aもそれぞれ最
下部アリーナ3用の客席、及び可動部アノーナ7用の客
席としてそれぞれ利用できる。このとき可動部アリーナ
7の上においては、大気に完全に開放された屋根無しの
地上空間を有効利用できるので、ある程度高さを必要と
する野球、ラグビーとかサッカーの如きスポーツの開催
にも適する。最下部アリーナ3は天井の高さに限りがあ
るので、集会、展示会、音楽会などのイベント開催に適
する。
また、第3図と第4図のように屋根兼可動床版4を地上
所定の高さまで上昇させて、順接兼可動床IJi4を高
架の屋根としてf1ノ用すると、最下fillアリーナ
3から屋根4までの高さ空間の全部を有効利用すること
ができるので、特′に野球の如く非常に高い空間を必要
とし、しかも天候に左右されない屋根が必要とされる場
合のイベント開催に適する。この場合も、全部の観客席
2a、  2b、  2cを同一の使用目的に利用でき
る。
実  施  例 次に、図示した本発明の詳細な説明する。
鉄筋コンクリート造などとして平面形状をおよそ円形状
に構築された外周部躯体構造lは、その大部分が地表面
G、Lより以下に、例えば地下的32mに達する深さの
半地下構造物として構築されている。地上には後述する
屋根兼可動床版4の座り具合と雨仕舞なとを考慮して、
外周部躯体構造lの上部が地上約10m位の高さ突き出
る構成とされている(第2図)。この地上の高さは、屋
根のせいの高さでもある。前記の地上突出部分は地表面
G、Lから中央にむかって高くなる傾斜面に形成され、
同傾斜面に植栽】Oを施すなとして周辺環境との自然な
調和が図られている(第2図)。従って、第1図の公園
緑地の環境下では、階段状のアプローチ12を通って地
上突出部分の屋根上面に至る構成で実施することができ
る。
外周部躯体構造1は、内径が170m位の大きさに構築
され、その内周部に低層、中層、高層のレベルに分かれ
てたくさんの観客席2a、2b。
2cが設けられている。前記外周部躯体構造lに囲まれ
た中の地盤を掘削して地下約32m位の深さに形成され
た下底部は、人工芝を敷くなどして固定の最下部アリー
ナ3として構成されている。
屋根兼可動床版4は、前記外周部躯体構造1の観客rP
E2a、2b、2cの内側に垂直方向にはまり込む大き
さ、形状とし、この屋根兼可動床版4は周囲を第1図又
は第4図のように4本(但し、本数はこの限りでない。
)の昇降式支柱5の上部に支持せしめられている。この
屋根兼可動床版4は、人工地盤としての強度、剛性をも
つように、例えば平版状立体トラスとして軽量に構成さ
れている。そして、この屋根兼可動床版4の上面は、天
然芝を植栽するなどして可動部アリーナ7に形成されて
いる。
前記昇降式支柱5には、地下部分に昇降駆動装置6が付
設されている。昇降駆動装置6は、油圧ジヤツキ等を動
力源として構成されており、昇降式支柱5を介して屋根
兼可動床版4を平常時は外周部躯体構造1の頂部に屋根
として位置せしめ固定する(第2図)。このとき順接上
面の可動部アリーナ7は、云わば公園緑地と一連の少し
高い台地状の芝グランド(人工地盤)として散歩とか各
種の娯楽用スペースとして利用できる。そして、ドーム
内の最下部アリーナ3は、低、中、面金“Cの客席2a
、2b、2cから見下ろせる場所どなり、云わば天井の
高い大空間の催し場となるので、この空間構成に適応す
るスポーツ又はイベントその他の各種の用途に利用する
ことが出来る。
また、必要があるどきは屋根兼可動床版4を第3図のよ
うに地上約33m位の高さまで上昇さて固定すると、天
井の高さがおよそ60m位の大張間、大空間となり、最
下部アリーナ3をプロ野球の開催も十分可能な屋根付野
球場に空間構成を立体的に変化させることができる。
あるいは前記昇降駆動装置6は、屋根兼可動床版4を外
周部躯体構造1の中に第5図のように地下約9m位の深
さ位置まで下降させその位置を固定することができる。
かくすると、最下部アリーナ3は、天井の高さがおよそ
20m位の大張間、大空間となるので、集会や展示会、
音楽会などに広く使用することができる。そして、この
催し物は低層の観客席2cを利用して見物できる。また
、屋根兼可動床版4の上の可動部アリーナ7は、云わば
大気に開放されたすり鉢場の芝グランドとして、室外ス
ポーツのラグビー サッカー 野球なとの開催に好適に
使用できる。かくして上下2段の面に分かれて併用する
ことができる。可動部アリーナ7上の催し物は上層部の
観客席2aを利用して見物できる。
本発明が奏する効果 以上に実施例と併せて詳述したとおりてあって、この発
明に係る半地下型で屋根昇降式の多目的ドーム構造物は
、地下空間の有効利用が図れる半地下型の構成で、地表
面G、Lの上には基本的にあまり高く突き出ない構成で
あり、しかも屋根兼可動床版4の上の可動部アリーナ7
は、一般の地表面G、Lよりも少し小高い台地程度のグ
ランド(人工地盤)として、例えば周辺の公園緑地なと
の一部としてそのまま利用できるので、周辺環境との適
切な対応、周辺環境の保全に寄与する。
また、屋根昇降式でドーム内の空間構成を高さ方向に立
体的に大きく変化させられるので、最下部アリーナ3を
単独で、又は最下部アリーナ3と可動部アリーナ7の両
方を上下2面で併用して多目的利用を図れる。
しかも地下空間のみならず、必要に応じて地上空間の有
効利用も図れるので、催し物の種類、内容に応じた使い
分け、多目的利用ができる便利さがあり、よってすこぶ
る経済的でもある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る多目的ドーム構造物を俯諏した斜
視図、第2図は同ドーム構造物の通常の使用状態の断面
図、第3図は屋根兼可動床版を地上に高く上昇させた使
用状態の断面図、第4図は同前の屋根兼可動床版と昇降
式支柱の関係を示した断面図、第5図は屋根兼可動床版
を外周部躯体構造の中へ下降させた使用状態の断面図で
ある。 l・・・外周部躯体構造 2at  2b、2cm・・観客席 3・・・最下部アリーナ 5・・・昇降式支柱 7・・・可動部アリーナ G、L・・・地表面 4・・・屋根兼可動床版 6・・・昇降駆動装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【1】外周部躯体構造の大部分が地表面より以下に構築
    されており、この外周部躯体構造の内周部に観客席が設
    けられ、前記外周部躯体構造に囲まれた中の下底部が固
    定の最下部アリーナとして構成されており、前記外周部
    躯体構造の観客席の内側に垂直方向にはまり込む大きさ
    、形状の屋根兼可動床版が複数本の昇降式支柱の上部に
    支持されており、前記昇降式支柱の昇降駆動装置が設置
    されていることを特徴とする、半地下型で屋根昇降式の
    多目的ドーム構造物。 【2】屋根兼可動床版の上面は、天然芝を植栽するなど
    して可動部アリーナに形成されていることを特徴とする
    、特許請求の範囲第1項に記載した半地下型で屋根昇降
    式の多目的ドーム構造物。 【3】観客席は、屋根兼可動床版が外周部躯体構造内の
    所定位置まで下降せられた使用状態において、その屋根
    兼可動床版の上方部分と下方部分とに分かれて使用可能
    な高さ位置に設けられていることを特徴とする、特許請
    求の範囲第1項又は第2項に記載した半地下型で屋根昇
    降式の多目的ドーム構造物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018204214A (ja) * 2017-05-31 2018-12-27 鹿島建設株式会社 建物

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05503330A (ja) * 1989-05-31 1993-06-03 キャンベル,デヴィッド エム 多目的スタジアム

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