JPH0319671Y2 - - Google Patents

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JPH0319671Y2
JPH0319671Y2 JP11669186U JP11669186U JPH0319671Y2 JP H0319671 Y2 JPH0319671 Y2 JP H0319671Y2 JP 11669186 U JP11669186 U JP 11669186U JP 11669186 U JP11669186 U JP 11669186U JP H0319671 Y2 JPH0319671 Y2 JP H0319671Y2
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JP
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spring
male joint
valve
diameter chamber
joint
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JP11669186U
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  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本案は冷却器の冷却系統内の冷媒が不足或は欠
除した時に簡単に且つ漏洩することなしに冷却系
統内に冷媒を充填し得るようにしたチヤージ用カ
ツプリングに関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種カツプリングには第3図に示すよ
うなものがあつた。即ち、このカツプリングにお
いては雌継手1に筒状部2と押しピン3が設けら
れて居り、この雌継手内に雄継手4を挿入し、ボ
ール5と雄継手の段部6との係合により雄継手4
を雌継手1に対して接続し乍ら、雄継手の一端周
縁部を前記筒状部に当接すると共に押しピン3を
雄継手の中心部に設けられたバルブコア7の頭部
7aに係合せしめ、このバルブコアをばね8の弾
力に抗して図において下方に押圧し、バルブコア
7の下端に設けられた虫弁9をバルブコアを包囲
する保護筒10の下端の弁座11より離間し、雌
継手に接続された冷媒タンク(図示しない)から
矢印のように冷媒を冷却系統12内に供給するよ
うになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
然し乍ら、このようなカツプリングにあつては
筒状部2、押しピン3が雌継手1内に固定されて
いる為、設計のばらつきにより若し雄継手4が短
かいと、折角雄継手4を雌継手1に接続しても雄
継手4の一端周縁部と筒状部2との間に間隙が生
じ、この為供給された冷媒はこの間隙より雌継手
1と雄継手4との間を通過して冷却系統外へ漏洩
する。
更に、バルブコア7が短かい場合は、前述のよ
うに両継手を接続してもバルブコア7の頭部は押
しピン3の下端に届かず、矢張り両者間に間隙が
生ずる。換言すればバルブコア7は押しピン3に
より押圧されないから虫弁9は弁座11に着座し
たままであり冷媒は冷却系統12内に供給されな
い。
〔問題点を解決するための手段〕
本案は以上の問題点を解決する為に考案された
もので、一端に虫弁を有し、他端に頭部を有する
バルブコア、このバルブコアを包囲すると共に前
記虫弁に常時ばね圧で接触する弁座を有する保護
筒を内蔵し、周囲に段部を有し両端が開放した筒
状の雄継手と、この雄継手が収容される大径の
室、この大径の室と連通する小径の室を有すると
共に両端が開放された筒状の雌継手と、小径の室
内に設けられ、パツキングを介して前記雄継手の
一端周縁部に対向する筒状部と、この筒状部を雄
継手側に偏位する第1のばねと、前記筒状部内を
摺動し、前記第1のばねのばね圧より弱いばね圧
を有する第2のばねにより前記雄継手の頭部側に
偏位し、且つ前記大径の室に連通する小孔を有す
る有底筒状の押しピンと、前記雌継手の周縁に複
数個設けられ、雄継手の大径の室えの収容時に前
記段部に係合するボールと、雌継手に対し摺動自
在で前記ボールを支持する筒状のカバとよりな
り、両継手の接続時に雄継手が筒状部に第1のば
ね圧に抗して当接し、バルブコアの頭部が押しピ
ンに第2のばねのばね圧に抗して当接し、前記虫
弁を弁座から離間するようにしたものである。
〔作用〕
このような手段を有するカツプリングにあつて
は、雄継手を雌継手内の大径の室内に収容して接
続すると、たとえ雄継手又はバルブコアが短かく
ても、筒状部は第1のばねのばね圧により、又押
しピンは第2のばねのばね圧により夫々雌継手の
大径の室側に偏位しているから、筒状部はパツキ
ングを介して雄継手の一端周縁部に確実に当接
し、又押しピンもバルブコアの頭部を確実に押圧
して虫弁を弁座から離間し、冷媒は継手から漏洩
する事なく冷却系統内に供給され得る。然も、第
1のばねのばね圧を第2のばねのばね圧より強く
してあるから、両継手を離脱する時は先づ押しピ
ンがバルブコアの頭部から離間して虫弁を弁座に
着座せしめた後、筒状部が雄継手の一端周縁部か
ら離間するから、この時も冷媒は継手外え漏洩す
る事はない。
〔実施例〕
以下図面に示す一実施例について本案を説明す
る。第1図Aは雌継手側を示し、Bは雄継手側を
示す。21は筒状の雌継手で大径の室22とこれ
と連通する小径の室23とを有する。然して小径
の室23は通路24を介して図示しないが冷媒タ
ンクと接続されている。
小径の室23内には筒状部25が摺動し得るよ
うに設けられ第1のばね26により常時図におい
て筒状部25を下方に偏位させている。筒状部2
5の下端周縁にはパツキング27を固着してあ
る。28はOリングを示す。筒状部25の内周に
は有底筒状の押しピン29が摺動自在に設けられ
ている。雌継手21の小径の室23内には略U字
形のばね押え30が挿入され、このばね押えの底
面31と前記押しピン29と鍔部32との間に第
2のばね33を介挿してある。
然して第1のばね26のばね圧を第2のばね3
3のばね圧より強くしてある。押しピン29の図
において上方には脚部34が設けられ、押しピン
29はこの脚部34を介して前記ばね押えに対し
て摺動すると共に鍔部32を介して前記筒状部2
5内を摺動するものである。又第1のばね26は
ばね押え30のフランジ35と前記筒状部25の
端面との間に設けられている。
前記押しピン29の下端には複数個の小孔3
6,37が穿設されている。然して押しピン29
も第2のばね33のばね圧により図において下方
に偏位している。
雌継手21の周壁の下方近くに複数の孔38,
39が設けられこれらの孔内には夫々ボール4
0,41が挿入されている。42は雌継手21の
外周を上下方向に摺動自在に設けられたボール押
え用の筒状のカバで常時ばね43で図において下
方に偏位し、各ボールが各孔より外方へ飛び出す
のを阻止している。
44は同じく筒状の雄継手で、その外周に前記
ボール40,41と対応する段部45を設けてい
る。
前記雄継手の内部には保護筒46が螺合その他
適宜手段で固定されている。この保護筒46と雄
継手44との間にはパツキング47が設けられて
いる。又保護筒46の下端には弁座48を有す
る。保護筒46の内部には一端に頭部49aを有
するバルブコア49が挿入されその下端に弁座4
8に対向する虫弁50を設けている。然してバル
ブコア49はバルブコアの中間に設けられた小突
起51と保護筒46の下方内壁間に介挿されたば
ね52により常時図において上方に偏位し、この
偏位により虫弁50を弁座に着座せしめている。
53は冷却系統の配管の一部を示す。
以上のような構成の雌継手の雄継手とを接続す
るには、先づカバ42をばね43の弾力に抗して
図において上昇させ、ボール40,41を自由に
した後雌継手21を雄継手44側に押圧する。そ
して雄継手の段部45が各ボール40,41に対
応した状態で前記カバ42を旧位置に復帰させ
る。かくすることにより各ボール40,41は段
部45に係合し、雄継手44はその位置に保持さ
れ接続が保持される。
この状態においては雄継手44の一端周縁部は
筒状部25のパツキング27と当接すると共に第
1のばね26の弾力に抗して筒状部25を押し上
げ、筒状部25と雄継手44とのシールがなされ
る。
更にバルブコア49の頭部49aは押しピン2
9の下端と当接すると共に、この押しピン29を
第2のばね33の弾力に抗して押し上げ、且つバ
ルブコア49をばね52の弾力に抗して押し下げ
虫弁50を弁座48から離間せしめる。
このようにして冷媒は図示しないタンクから通
路24、押しピンの各小孔36,37より保護筒
46内を通過し、この時開いている虫弁を経て冷
却系統内に供給される。(第2図参照) 次に両継手の接続を解放するにはカバ42を前
記のように雌継手21に沿つて上昇させボール4
0,41を自由にした後雌継手21を雄継手44
より離脱させれば良い。この時第1のばね26の
弾力は第2のばね33の弾力より大きいから、先
づバルブコア49の頭部49aが押しピン29の
下端より離間し、ばね52の弾力により虫弁50
が弁座48に着座し次で雄継手44の一端周縁部
が筒状部25から離間するので、この間にタンク
側のバルブを閉止することにより無駄な冷媒の漏
洩は皆無となる。
〔考案の効果〕
以上のように本案による時は筒状部25、押し
ピン29はいづれもばね圧により雌継手の大径の
室側に突出した状態にあるから、たとえ雄継手或
はバルブコアが多少短かくても筒状部は雄継手の
一端周縁部に又押しピンはバルブコアの頭部に夫
夫十分に接触し得るから、従来のように冷媒が漏
洩することもなく又虫弁が開放されないで冷媒が
供給されないような事もない。
又第1のばねのばね圧を第2のばねのばね圧よ
り大きくしたから、両継手の離脱時には先づ虫弁
が閉止し、次で筒状部が雄継手の一端周縁部から
離間するようになつているので無駄な冷媒の漏洩
もなくなるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図のAは本案の一実施例による雌継手の概
略の縦断面図、第1図のBは雄継手の概略の縦断
面図、第2図は両継手を接続した状態の同様断面
図で、第3図は従来のこの種カツプリングの接続
状態を示す同様断面図である。 21……雌継手、、22……大径の室、23…
…小径の室、25……筒状部、26……第1のば
ね、27……パツキング、29……押しピン、3
3……第2のばね、36,37……小孔、40,
41……ボール、42……カバ、44……雄継
手、45……段部、46……保護筒、48……弁
座、49……バルブコア、49a……頭部、50
……虫弁、52……ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端に虫弁を有し、他端に頭部を有するバルブ
    コア、このバルブコアを包囲すると共に前記虫弁
    に常時ばね圧で接触する弁座を有する保護筒を内
    蔵し周囲に段部を有し、両端が開放した筒状の雄
    継手と、この雄継手が収容される大径の室、この
    大径の室と連通する小径の室を有すると共に両端
    が開放された筒状の雌継手と、この小径の室内に
    設けられ、パツキングを介して前記雄継手の一端
    周縁部に対向する筒状部と、この筒状部を雄継手
    側に偏位する第1のばねと、前記筒状部内を摺動
    し、前記第1のばねのばね圧より弱いばね圧を有
    する第2のばねにより前記雄継手の頭部側に偏位
    し、且つ前記大径の室に連通する小孔を有する有
    底筒状の押しピンと、前記雌継手の周縁に複数個
    設けられ、雄継手の大径の室えの収容時に前記段
    部に係合するボールと、雌継手に対し、摺動自在
    で前記ボールを支持する筒状のカバとよりなり、
    両継手の接続時に雄継手が筒状部に第1のばねの
    ばね圧に抗して当接し、バルブコアの頭部が押し
    ピンに第2のばねのばね圧に抗して当接し、前記
    虫弁を弁座から離間するようにしたチヤージ用カ
    ツプリング。
JP11669186U 1986-07-31 1986-07-31 Expired JPH0319671Y2 (ja)

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