JPH03195819A

JPH03195819A - 給湯器の制御装置

Info

Publication number: JPH03195819A
Application number: JP33953189A
Authority: JP
Inventors: Isao Hirozawa; 広沢　績; Kenji Douya; 謙二洞谷
Original assignee: Rinnai Corp
Current assignee: Rinnai Corp
Priority date: 1989-12-26
Filing date: 1989-12-26
Publication date: 1991-08-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、給湯器の運転状態を制御するために浴室内に
設けられる風呂リモコンに、映像情報を表示するための
映像表示装置が備えられた給湯器の制御装置に関する。

［従来の技術］給湯器には、浴室やキッチンに遠隔操作装置（以下「リ
モコン」という）が備えられていて、運転の指示や出湯
温度の設定等が行われるが、最近では、浴室内でラジオ
放送やテレビ放送を楽しむために浴室のリモコンにスピ
ーカや映像表示装置が備えられ、他方キッチン等に設け
られる浴室外のリモコンには、ラジオ放送等を受信する
ためのチューナが設けられ、キッチン等でラジオ放送等
を楽しむことができるとともに、キッチン等の浴室外リ
モコンにビデオやＣＤ等の映像機器あるいは音響機器を
接続して、これらの機器から浴室内のリモコンへ送られ
る信号に基づいて、映像や音響を楽しむものがある。

［発明が解決しようとする課題］しかし、浴室外のリモコンが設けられる場所は、給湯器
からの給湯配管が設けられたキッチンや洗面所であるこ
とが多いため、浴室内のリモコンへ各種の信号を送出す
るためチューナは、アンテナ端子等が備えられていなく
て受信条件があまりよくないキッチンや洗面所のような
場所に設けられることになり、良好な受信ができにくい
という問題がある。

また、外部機器との接続端子等も浴室外のリモコンに設
けられるため、ビデオ等の機器を接続する場合には、機
器が通常設置されている居間からキッチンや洗面所へ移
動させなければならないため煩わしく、簡単に各情報を
楽しみにくいという問題がある。

本発明は、浴室リモコンに映像表示装置が備えられた給
湯器の制御装置において、各種の情報を容易に浴室内で
楽しむことができる給湯器の制御装置を提供することを
目的とする。

［課題を解決するための手段］本発明は、給湯器の運転状態を設定するために浴室に設
けられる浴室リモコンと前記浴室外に設けられる浴室外
リモコンとを備え、映像情報を表示するための映像表示
装置を前記浴室リモコンに設けるとともに、前記浴室リ
モコンへ映像情報信号を送出するための信号送出部を前
記浴室外リモコンとは別に設けたことを技術的手段とす
る。

［作用および発明の効果コ本発明では、映像表示装置を備えた浴室リモコンは浴室
に設けられ、浴室外リモコンは、例えば、キッチンや洗
面所等の給湯口の付近に設けられる。

また、映像表示装置へ情報信号を送出するための信号送
出部は、浴室外リモコンとは別に、例えば居間等の各種
の機器が設置される任意の場所に設けられる。

従って、情報信号を送出する各機器を移動させることな
く、各機器と信号送出部とを接続するだけで、簡単に浴
室内で映像情報を楽しむことができる。

［実施例］次に本発明を実施例に基づいて説明する。

第１図に示すガス給湯システム１は、給湯器２を本発明
の給湯器の制御装置としての制御装置３によって制御す
るもので、制御装置３には、浴室内に設けられる風呂リ
モコン１０と、例えば浴室外のキッチンに設けられるメ
ーンリモコン２０と、情報装置３０とを備えている。

風呂リモコン１０およびメーンリモコン２０には、制御
装置３と接続されるリモコン部１１．２１と、情報装置
３０と接続される情報再現部１２．２２とが設けられて
いる。

各リモコン部１１．２１には、給湯器２を制御するため
の運転信号や設定信号を送出するためのリモコンスイッ
チ群、給湯器２の設定温度や運転状態等を表示するため
の表示装置、リモコンスイッチ群の操作状態に応じて制
御装置３へ設定信号を送出するとともに、制御装置３か
ら制御信号に応じて表示装置を駆動制御する制御回路、
その他、ブザー等が設けられている。

一方、情報再現部１２．２２は、各リモコン部１１．２
１とは別に情報装置３０と接続され、制御装置３および
各リモコン部１１．２１とは関係なく、独立して作動す
る。

情報再現部１２．２２には、スピーカ１３．２３、マイ
クロホン１４．２４、液晶表示装Ｗ１５．２５、操作ス
イッチ群１６．２６と、これらを制御する通信制御部１
７．２７が設けられている。

また、情報装置３０には、テレビチューナ３１、ラジオ
チューナ３２、外部機器との接続を行うための接続端子
を備えた機器接続部３３と、これらを各情報再現部１２
．２２からの信号に応じて制御するための通信制御部３
４が設けられている。

各リモコン１０．２０において、各リモコン部１１．２
１と各情報再現部１２．２２は、それぞれ互いに別々の
樹脂製のケーシングに収容され、さらに一体化するため
のベースケーシングを介して浴室あるいはキッチンの壁
に固定されるものであるが、リモコン部１１と情報再現
部１２、リモコン部２１と情報再現部２２をそれぞれ同
一のケーシング内に収容してもよい。

なお各ケーシングは、浴室内の湿気がケーシング内に進
入しないようにそれぞれ気密構造を有し、特に風呂リモ
コン１０においては、厳密な気密性がある。

以上の構成により、本実施例のガス給湯システム１にお
いては、各リモコンで操作を行い、図示しない給湯栓を
開（と、それに応じて制御装置３が給湯器２の制御を行
い、バーナを点火して必要な温度で給湯が行われる。

また、各リモコン１０．２０間で通話を行う場合には、
各情報再現部１２．２２において、操作スイッチ群１６
．２６の通話用スイッチを操作すると、通信制御部１７
．２７によって互いに通話回路が形成され、キッチンと
浴室との間で、通話を行うことができる。

一方、浴室内あるいはキッチンにおいて、何等かの情報
を楽しむ場合には、給湯器２の使用状態とは関係なく、
情報再現部１２．２２で操作スイッチ群１６．２６を操
作すると、通信制御部１７．２７によって制御信号が送
出され、情報装置３０では、与えられた制御信号に応じ
て通信制御部３４が制御を行い、テレビチューナ３１、
ラジオチューナ３２あるいは機器接続部３３が選択され
て作動して、各チューナ３１．３２が選択された場合に
は、操作スイッチ群１６．２６の操作に応じて放送を受
信して、その音声信号、映像信号が情報再現部１２．２
２へ伝送し、機器接続部３３が選択された場合には、機
器接続部３３に接続されたビデオ等の外部機器５０の音
声信号、映像信号が選択されて各情報再現部１２．２２
へ伝送される。

この場合、情報装Ｗ３０はリモコン部１１．２１とは全
く別の場所に設置でき、各チューナ３１．３２は、受信
状態の良い場所に設けることができるため、良好な受信
が可能となる。

また、機器接続部３３に接続される外部機器５０からの
情報を重視する場合には、情報装置３０の設置場所をビ
デオ等の機器が設置された場所に近接して設けておくこ
とによって、各機器を移動させなくても、簡単に浴室内
で各情報を楽しむことができる。

この場合、外部機器５０の出力部に切り替え装置を設け
ておけば、機器接続部３３と外部機器５０とを常時接続
しておくことができ、さらに簡単に各情報を楽しむこと
ができる。

以上のとおり、本実施例では、給湯器２を制御する制御
装置３に接続された風呂リモコン１０とメーンリモコン
２０とは別の場所に情報装置３０が設けられ、必要な情
報に応じた適切な場所を選択して設置できるため、良好
な受信状態が得られ、あるいは機器を移動させることな
く簡単に各情報を浴室内で楽しむことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すガス給湯システムの概略
構成を示すブロック図である。図中、２・・・給湯器、３・・・制御装置（給湯器の制
御装置）、１０・・・風呂リモコン（浴室リモコン）、
１５、・・液晶表示装置（映像表示装り、２０・・・メ
ーンリモコン（浴室外リモコン）、３０・・・情報装置
（信号送出部）。

Claims

【特許請求の範囲】

１）給湯器の運転状態を設定するために浴室に設けられ
る浴室リモコンと前記浴室外に設けられる浴室外リモコ
ンとを備え、映像情報を表示するための映像表示装置を
前記浴室リモコンに設けるとともに、前記浴室リモコン
へ映像情報信号を送出するための信号送出部を前記浴室
外リモコンとは別に設けたことを特徴とする給湯器の制
御装置。