JPH03195655A - フィルム巻取装置 - Google Patents
フィルム巻取装置Info
- Publication number
- JPH03195655A JPH03195655A JP1333075A JP33307589A JPH03195655A JP H03195655 A JPH03195655 A JP H03195655A JP 1333075 A JP1333075 A JP 1333075A JP 33307589 A JP33307589 A JP 33307589A JP H03195655 A JPH03195655 A JP H03195655A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- compressed air
- gutter
- film
- slits
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 31
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 21
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 3
- 239000010408 film Substances 0.000 description 30
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H18/00—Winding webs
- B65H18/08—Web-winding mechanisms
- B65H18/26—Mechanisms for controlling contact pressure on winding-web package, e.g. for regulating the quantity of air between web layers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2406/00—Means using fluid
- B65H2406/10—Means using fluid made only for exhausting gaseous medium
- B65H2406/12—Means using fluid made only for exhausting gaseous medium producing gas blast
- B65H2406/122—Nozzles
- B65H2406/1222—Nozzles adjustable impact angle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2406/00—Means using fluid
- B65H2406/30—Suction means
- B65H2406/36—Means for producing, distributing or controlling suction
- B65H2406/364—Means for producing, distributing or controlling suction simultaneously blowing and sucking
Landscapes
- Winding Of Webs (AREA)
- Advancing Webs (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、フィルム巻取装置に関するものであり、詳し
くはフィルムに随伴する空気の巻込みを防止したフィル
ム巻取装置に関するものである。
くはフィルムに随伴する空気の巻込みを防止したフィル
ム巻取装置に関するものである。
従来、フィルム巻取装置としては第4図に示すものが知
られている。
られている。
第4図は、従来のフィルム巻取装置の概要を示す説明図
であり、図中(1)はタッチロール、(2)は製品巻取
ロール、(15)、 (15’ )はガイドロール、(
16)はフィルムである。
であり、図中(1)はタッチロール、(2)は製品巻取
ロール、(15)、 (15’ )はガイドロール、(
16)はフィルムである。
複数のがイドロール(15)、 (15’ )に沿って
走行させられたフィルム(I6)は、最後に、タッチロ
ール(1)を経て巻取ロール(2)に巻取られる。
走行させられたフィルム(I6)は、最後に、タッチロ
ール(1)を経て巻取ロール(2)に巻取られる。
シワ等がない良好な製品を得るために、種々の方法が知
られており、一般には、タッチロール(1)の押圧を変
゛えたり、フィルム(16)の張力を変えたりして巻取
っている。
られており、一般には、タッチロール(1)の押圧を変
゛えたり、フィルム(16)の張力を変えたりして巻取
っている。
しかしながら、従来のフィルム巻取装置ではタッチロー
ル(1)と製品巻取ロール(2)の接合部において、フ
ィルム走行に伴なう随伴空気もフィルムと同時に巻取っ
てしまうため、巻取られるフィルム間に空気層が介在す
る。一般に、該空気層は、フィルム(16)の張力及び
タッチロール(1)の押圧により、周辺外気よりも高い
圧力を有している。その結果、時間が経過するにつれ、
前述の巻込まれた空気が内外の圧力差により抜けてフィ
ルムのシワやズレが発生し、良好な製品を得ることがで
きないという問題がある。
ル(1)と製品巻取ロール(2)の接合部において、フ
ィルム走行に伴なう随伴空気もフィルムと同時に巻取っ
てしまうため、巻取られるフィルム間に空気層が介在す
る。一般に、該空気層は、フィルム(16)の張力及び
タッチロール(1)の押圧により、周辺外気よりも高い
圧力を有している。その結果、時間が経過するにつれ、
前述の巻込まれた空気が内外の圧力差により抜けてフィ
ルムのシワやズレが発生し、良好な製品を得ることがで
きないという問題がある。
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、タッチ
ロール(1)と製品巻取ロール(2)からなるフィルム
巻取機構において、前記各ロールの長手方向に沿って樋
状体(3)を配置し、該樋状体は移動機構(10)を有
し、また、その内部には、その端部がそれぞれタッチロ
ール(1)及び製品巻取ロール(2)の近傍に位置する
内壁材(6)、(6’)を設け、これら各内壁材とタッ
チロール(1)及び製品巻取ロール(2)とにより、樋
状体(3)の長手方向に沿ってその開口部が各ロールに
それぞれ対向するスリット部(4a)。
ロール(1)と製品巻取ロール(2)からなるフィルム
巻取機構において、前記各ロールの長手方向に沿って樋
状体(3)を配置し、該樋状体は移動機構(10)を有
し、また、その内部には、その端部がそれぞれタッチロ
ール(1)及び製品巻取ロール(2)の近傍に位置する
内壁材(6)、(6’)を設け、これら各内壁材とタッ
チロール(1)及び製品巻取ロール(2)とにより、樋
状体(3)の長手方向に沿ってその開口部が各ロールに
それぞれ対向するスリット部(4a)。
(4a’)を形成すると共にこれら各スリット部に導通
する内部空間部(5)、(5’ )を形成し、更に、樋
状体(3)には、内壁材(6)、(6’ )で形成され
た中央通路(7′)を通して前記スリット部(4a)、
(4a’ )に導通する圧縮空気導入口(7)と前記
内部空間部(5)、(5′)に導通ずる空気導出口(8
)、(8’)を設け、そして、中央通路(7′)の上部
には、前記スリット部(4a)、 (4a’ )を通過
する圧縮空気の流れにより、タッチロール(1)と製品
巻取ロール(2)との接合部近傍の空間部(9)を負圧
にする圧縮空気遮蔽板(l l)を上記の接合部に沿っ
て配置したことを特徴とするフィルム巻取装置を提供す
るものである。
する内部空間部(5)、(5’ )を形成し、更に、樋
状体(3)には、内壁材(6)、(6’ )で形成され
た中央通路(7′)を通して前記スリット部(4a)、
(4a’ )に導通する圧縮空気導入口(7)と前記
内部空間部(5)、(5′)に導通ずる空気導出口(8
)、(8’)を設け、そして、中央通路(7′)の上部
には、前記スリット部(4a)、 (4a’ )を通過
する圧縮空気の流れにより、タッチロール(1)と製品
巻取ロール(2)との接合部近傍の空間部(9)を負圧
にする圧縮空気遮蔽板(l l)を上記の接合部に沿っ
て配置したことを特徴とするフィルム巻取装置を提供す
るものである。
スリット部を通過する圧縮空気の流れは、フィルムに随
伴する空気を除去すると共に、タッチロールと製品巻取
ロールの接合部近傍の空間部を負圧にする。
伴する空気を除去すると共に、タッチロールと製品巻取
ロールの接合部近傍の空間部を負圧にする。
以下、本発明の実施例を添付図面に従って説明する。第
1図から第3図は、本発明のフィルム巻取装置の一例を
示し、第1図は全体説明図、第2図は、スリット部の詳
細説明図、第3図は、第2図のA−A線の断面から視た
説明図である。
1図から第3図は、本発明のフィルム巻取装置の一例を
示し、第1図は全体説明図、第2図は、スリット部の詳
細説明図、第3図は、第2図のA−A線の断面から視た
説明図である。
タッチロール(1)は、製品巻取ロール(2)に対接配
置されてフィルム巻取機構を構成している。走行フィル
ム(16)は、タッチロール(1)を経て製品巻取ロー
ル(2)に巻き取られる。
置されてフィルム巻取機構を構成している。走行フィル
ム(16)は、タッチロール(1)を経て製品巻取ロー
ル(2)に巻き取られる。
樋状体(3)は、タッチロール(1)及び製品巻取ロー
ル(2)の長手方向に沿って配置されている。
ル(2)の長手方向に沿って配置されている。
樋状体(3)の内部には、内壁材(6)、(6’ )が
樋状体(3)の長手方向に亘って設けられている。
樋状体(3)の長手方向に亘って設けられている。
内壁材(6)、(6’ )は、いずれも、その端部がタ
ッチロール(1)及び製品巻取ロール(2)の近傍に位
置し、これにより、樋状体(3)の長手方向に沿って、
それぞれ、タッチロール(1)及び製品巻取ロール(2
)と共に、その開口部が各ロールに対向するスリット部
(4a)、 (4a’ )を形成している。また、同時
に、これらの内壁材(6)、(6’ )は、各スリット
部(4a)及び(4a’)とそれぞれ導通ずる内部空間
(5)及び(5′)を形成している。
ッチロール(1)及び製品巻取ロール(2)の近傍に位
置し、これにより、樋状体(3)の長手方向に沿って、
それぞれ、タッチロール(1)及び製品巻取ロール(2
)と共に、その開口部が各ロールに対向するスリット部
(4a)、 (4a’ )を形成している。また、同時
に、これらの内壁材(6)、(6’ )は、各スリット
部(4a)及び(4a’)とそれぞれ導通ずる内部空間
(5)及び(5′)を形成している。
実施例においては、内壁材(6)、(6’ )は、いず
れも、その先端部がそれぞれタッチロール(1)及び製
品巻取ロール(2)の近傍で外側に湾曲しているが、こ
のような形状の内壁材においては、各ロールに最も近接
する部分が前記端部に相当し、該端部によって各ロール
と共に前記スリット部が形成される。
れも、その先端部がそれぞれタッチロール(1)及び製
品巻取ロール(2)の近傍で外側に湾曲しているが、こ
のような形状の内壁材においては、各ロールに最も近接
する部分が前記端部に相当し、該端部によって各ロール
と共に前記スリット部が形成される。
樋状体(3)には、更に、前記内壁材(6)。
(6′)で形成された中央通路(7′)を通して前記ス
リット部(4a)、 (4a’ )に導通する圧縮空気
導入口(7)と、前記空間部(5)、(5’ )にそれ
ぞれ導通ずる空気導出口(8)、(8’ )が設けられ
ている。
リット部(4a)、 (4a’ )に導通する圧縮空気
導入口(7)と、前記空間部(5)、(5’ )にそれ
ぞれ導通ずる空気導出口(8)、(8’ )が設けられ
ている。
圧縮空気遮蔽板(11)は、前記中央通路(7′)の上
部において、タッチロール(1)と製品巻取ロール(2
)の接合部に沿ってこれらに対向配置されており、これ
により、圧縮空気導入口(7)から導入された圧縮空気
は、前記接合部に及ばず、スリット部(4a)、 (4
a’ )の方に流入されると共に、タッチロール(1)
と製品巻取ロール(2)との接合部近傍の空間(9)は
、圧縮空気の流れによって負圧とされる。
部において、タッチロール(1)と製品巻取ロール(2
)の接合部に沿ってこれらに対向配置されており、これ
により、圧縮空気導入口(7)から導入された圧縮空気
は、前記接合部に及ばず、スリット部(4a)、 (4
a’ )の方に流入されると共に、タッチロール(1)
と製品巻取ロール(2)との接合部近傍の空間(9)は
、圧縮空気の流れによって負圧とされる。
上記圧縮空気遮蔽板(11)は、実施例においては、そ
の両端部を各内壁材(6)、(6’)の湾曲部に近接す
るように配置している。これにより、前記各湾曲部とタ
ッチロール(1)及び製品巻取ロール(2)とで形成さ
れるスリット部(4a)。
の両端部を各内壁材(6)、(6’)の湾曲部に近接す
るように配置している。これにより、前記各湾曲部とタ
ッチロール(1)及び製品巻取ロール(2)とで形成さ
れるスリット部(4a)。
(4a’)の他に、更に、別異のスリット部(4b)、
(4b’ )が形成されることになり好ましい結果が得
られる。
(4b’ )が形成されることになり好ましい結果が得
られる。
なお、上記圧縮空気遮蔽板(11)は、適宜の手段によ
り、内壁材(6)、(6’ )のそれぞれの湾曲部によ
って固定支持されている。
り、内壁材(6)、(6’ )のそれぞれの湾曲部によ
って固定支持されている。
樋状体(3)は、更にまた、移動機構(10)を有して
おり、これにより、タッチロール(1)及び製品巻取ロ
ール(2)と共に形成される前記スリット部(4a)、
(4a’ )の微小間隙を調整できる。
おり、これにより、タッチロール(1)及び製品巻取ロ
ール(2)と共に形成される前記スリット部(4a)、
(4a’ )の微小間隙を調整できる。
樋状体(3)は、好ましい態様として、他の移動機構(
12)を有するケーシング(13)内に配置されている
。これにより、製品巻取ロール(2)と共に形成される
スリット部(4a’)の微小間隙の調整が一層容易とな
り、かつ、製品巻取ロール(2)の直径が経時変化に伴
って太き(なるのに追従して、内壁材(6′)のスムー
ズな移動が可能となる。このような他の移動機構(12
)の動作は自動的に行うことができる。
12)を有するケーシング(13)内に配置されている
。これにより、製品巻取ロール(2)と共に形成される
スリット部(4a’)の微小間隙の調整が一層容易とな
り、かつ、製品巻取ロール(2)の直径が経時変化に伴
って太き(なるのに追従して、内壁材(6′)のスムー
ズな移動が可能となる。このような他の移動機構(12
)の動作は自動的に行うことができる。
勿論、樋状体は、ケーシング(13)内に配置せずに、
そのまま使用することもでき、この場合は、移動機構(
10)により、内壁材(6′)のみが製品巻取ロール(
2)から離れるように、樋状体(3)を移動させればよ
い。
そのまま使用することもでき、この場合は、移動機構(
10)により、内壁材(6′)のみが製品巻取ロール(
2)から離れるように、樋状体(3)を移動させればよ
い。
循環送付機(14)は、前記圧縮空気導入口(7)に圧
縮空気を導入し、空気導出口(8)。
縮空気を導入し、空気導出口(8)。
(8′)より導出される空気を吸引し、再び、圧縮空気
として、圧縮空気導入口(7)に導入する。
として、圧縮空気導入口(7)に導入する。
また、ダンパー(15)、 (16)は、圧縮空気の循
環量を調整するものであり、これにより、空間部(9)
の負圧が調整される。
環量を調整するものであり、これにより、空間部(9)
の負圧が調整される。
本発明のフィルム巻取装置は、以上のように構成され作
用するものであるから、フィルムに随伴する空気は、ス
リット部から噴出する圧縮空気により除去され、かつ、
タッチロール(1)と製品巻取ロール(2)との接合部
近傍の空間部(9)は、エゼクタ−吸引効果により負圧
となる。
用するものであるから、フィルムに随伴する空気は、ス
リット部から噴出する圧縮空気により除去され、かつ、
タッチロール(1)と製品巻取ロール(2)との接合部
近傍の空間部(9)は、エゼクタ−吸引効果により負圧
となる。
なお、上記実施例では、樋状体(3)は、タッチロール
(1)及び製品巻取ロール(2)の下部に設けたが、上
部に設けてよいことは勿論である。
(1)及び製品巻取ロール(2)の下部に設けたが、上
部に設けてよいことは勿論である。
また、上記実施例では、内壁材としてその先端部が湾曲
したものを採用し、圧縮空気遮蔽板として特殊な形状の
ものを使用したが、これらに限定されるものではなく、
内壁材は、その端部とタッチロール及び製品巻取ロール
とによってそれぞれスリット部を形成し得るものであれ
ば、また、圧縮空気遮蔽板は、上記スリット部を流れる
圧縮空気により、タッチロールと製品巻取ロールとの接
合部近傍の空間部を負圧にし得る形状、あるいはそのよ
うに配置されたものであれば、如何なる形状のものであ
ってもよい。
したものを採用し、圧縮空気遮蔽板として特殊な形状の
ものを使用したが、これらに限定されるものではなく、
内壁材は、その端部とタッチロール及び製品巻取ロール
とによってそれぞれスリット部を形成し得るものであれ
ば、また、圧縮空気遮蔽板は、上記スリット部を流れる
圧縮空気により、タッチロールと製品巻取ロールとの接
合部近傍の空間部を負圧にし得る形状、あるいはそのよ
うに配置されたものであれば、如何なる形状のものであ
ってもよい。
次に、本発明のフィルム巻取装置の運転方法について説
明する。
明する。
先ず、フィルムを製品巻取ロール(2)・に巻付けて固
定し、内壁材(6)の端部がタッチ口−ル(1)との開
にスリット部(4a)を介して対向するまで樋状体(3
)を移動させる。その後、内壁材(6′)の端部が製品
巻取ロール(2)との間にスリット部(4a’)を介し
て対向するまでケーシング(13)を移動させる。スリ
ット部(4a)、 (4a’ )が形成されたことを
確認後、循環送風機(14)を運転する。スリット部(
4a)、 (4a’ )から空気が噴出しかつ、タッ
チロール(1)と製品巻取ロール(2)との接合部近傍
の空間部(9)の圧力が負圧になったことを確認後、製
品巻取ロール(2)を運転し製品を巻取る。
定し、内壁材(6)の端部がタッチ口−ル(1)との開
にスリット部(4a)を介して対向するまで樋状体(3
)を移動させる。その後、内壁材(6′)の端部が製品
巻取ロール(2)との間にスリット部(4a’)を介し
て対向するまでケーシング(13)を移動させる。スリ
ット部(4a)、 (4a’ )が形成されたことを
確認後、循環送風機(14)を運転する。スリット部(
4a)、 (4a’ )から空気が噴出しかつ、タッ
チロール(1)と製品巻取ロール(2)との接合部近傍
の空間部(9)の圧力が負圧になったことを確認後、製
品巻取ロール(2)を運転し製品を巻取る。
以上説明した本発明のフィルム巻取装置によれば、フィ
ルムに随伴する空気の巻込みを防止し、シワ、ズレ等の
欠陥のない良好な製品を得ることができ、更に、スリッ
ト部より噴出する空気がフィルム進行とは逆方向なので
フィルムに随伴するゴミ等の除去が可能である。特に、
薄いフィルム(例えば20μm以下)を高速(例えば2
00m/分以上)で巻取る際には極めて良好な製品を得
ることができ、その効果は顕著である。
ルムに随伴する空気の巻込みを防止し、シワ、ズレ等の
欠陥のない良好な製品を得ることができ、更に、スリッ
ト部より噴出する空気がフィルム進行とは逆方向なので
フィルムに随伴するゴミ等の除去が可能である。特に、
薄いフィルム(例えば20μm以下)を高速(例えば2
00m/分以上)で巻取る際には極めて良好な製品を得
ることができ、その効果は顕著である。
なお、スリット部から噴出する空気の風速は10m/s
以上でその効果が顕著である。
以上でその効果が顕著である。
第1図から第3図は本発明のフィルム巻取装置の一実施
例を示し、第1図は全体説明図、第2図はスリット部の
詳細説明図、第3図は第2図のA−A線の断面から視た
説明図である。 第4図は、従来のフィルム巻取装置の概要を示す説明図
である。 図中、(1)はタッチロール、(2)は製品巻取ロール
、(3)は樋状体、(4a)、 (4a’)はスリッ
ト部、(6)、(6’)は内壁材、(11)は圧縮空気
遮蔽板、(14)は循環送付機である。
例を示し、第1図は全体説明図、第2図はスリット部の
詳細説明図、第3図は第2図のA−A線の断面から視た
説明図である。 第4図は、従来のフィルム巻取装置の概要を示す説明図
である。 図中、(1)はタッチロール、(2)は製品巻取ロール
、(3)は樋状体、(4a)、 (4a’)はスリッ
ト部、(6)、(6’)は内壁材、(11)は圧縮空気
遮蔽板、(14)は循環送付機である。
Claims (1)
- (1)タッチロール(1)と製品巻取ロール(2)から
なるフィルム巻取機構において、前記各ロールの長手方
向に沿って樋状体(3)を配置し、該樋状体は移動機構
(10)を有し、また、その内部には、その端部がそれ
ぞれタッチロール(1)及び製品巻取ロール(2)の近
傍に位置する内壁材(6),(6′)を設け、これら各
内壁材とタッチロール(1)及び製品巻取ロール(2)
とにより、樋状体(3)の長手方向に沿ってその開口部
が各ロールにそれぞれ対向するスリット部(4a),(
4a′)を形成すると共にこれら各スリット部に導通す
る内部空間部(5),(5′)を形成し、更に、樋状体
(3)には、内壁材(6),(6′)で形成された中央
通路(7′)を通して前記スリット部(4a),(4a
′)に導通する圧縮空気導入口(7)と前記内部空間部
(5),(5′)に導通する空気導出口(8),(8′
)を設け、そして、中央通路(7′)の上部には、前記
スリット部(4a),(4a′)を通過する圧縮空気の
流れにより、タッチロール(1)と製品巻取ロール(2
)との接合部近傍の空間部(9)を負圧にする圧縮空気
遮蔽板(11)を上記の接合部に沿って配置したことを
特徴とするフィルム巻取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1333075A JPH03195655A (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | フィルム巻取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1333075A JPH03195655A (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | フィルム巻取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03195655A true JPH03195655A (ja) | 1991-08-27 |
Family
ID=18261986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1333075A Pending JPH03195655A (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | フィルム巻取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03195655A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5700630A (en) * | 1995-03-03 | 1997-12-23 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Silver halide photographic material and method for processing the same |
JP2016519030A (ja) * | 2013-03-27 | 2016-06-30 | バルメット、アクチボラグValmet Aktiebolag | 製紙機械のドライエンドで紙ウェブを巻き取る巻き取り器および方法 |
EP3092191A4 (en) * | 2014-01-09 | 2017-10-04 | Valmet Aktiebolag | A reel-up for receiving and winding into a roll a paper web that arrives from a drying cylinder in a paper making machine and a paper making machine using a reel-up |
-
1989
- 1989-12-22 JP JP1333075A patent/JPH03195655A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5700630A (en) * | 1995-03-03 | 1997-12-23 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Silver halide photographic material and method for processing the same |
JP2016519030A (ja) * | 2013-03-27 | 2016-06-30 | バルメット、アクチボラグValmet Aktiebolag | 製紙機械のドライエンドで紙ウェブを巻き取る巻き取り器および方法 |
US9969586B2 (en) | 2013-03-27 | 2018-05-15 | Valmet Aktiebolag | Reel-up and a method of reeling a paper web in the dry end of a paper machine |
JP2018140877A (ja) * | 2013-03-27 | 2018-09-13 | バルメット、アクチボラグValmet Aktiebolag | 製紙機械のドライエンドで紙ウェブを巻き取る巻き取り器および方法 |
EP3092191A4 (en) * | 2014-01-09 | 2017-10-04 | Valmet Aktiebolag | A reel-up for receiving and winding into a roll a paper web that arrives from a drying cylinder in a paper making machine and a paper making machine using a reel-up |
US9828201B2 (en) | 2014-01-09 | 2017-11-28 | Valmet Aktiebolag | Reel-up for receiving and winding into a roll a paper web that arrives from a drying cylinder in a paper making machine and a paper making machine using a reel-up |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS63275764A (ja) | 合成無端フィラメントから紡糸フリースを製造する紡糸フリース装置の動作方法 | |
EP0426607B1 (en) | A transfer apparatus | |
ITMI971117A1 (it) | Impianto per la produzione continua di un nastro di velo filato | |
US4333201A (en) | Device for preventing the discharge of dust and fiber particles from the work zones of a textile machine | |
EP0232689A2 (en) | Paper tail nip threader | |
JP2764681B2 (ja) | 繊維ウエブ製造装置 | |
JPH04352819A (ja) | 化学繊維、木綿、スフなどから繊維フリースを形成する装置 | |
JPH03195655A (ja) | フィルム巻取装置 | |
GB1509506A (en) | Apparatus for and method of directing the tail of a web between first and second mechanical means | |
US5893505A (en) | Guide for a material web | |
JPH0834552A (ja) | 材料ウェブを案内する方法および装置 | |
JP2646402B2 (ja) | ウェブの尾部を移送する移送装置 | |
JPH10501311A (ja) | エアレイ織物ウェブ形成機のための改良加速装置 | |
JPH0770832A (ja) | 不織布の製造装置 | |
JPH02221421A (ja) | カード揚りスライバを除塵する方法と装置 | |
KR100362780B1 (ko) | 부직 섬유 웹 제조용 연신장치 | |
JPS59116429A (ja) | 繊維フロツクの処理方法及び装置 | |
FI73270C (fi) | Foerfarande och anordning foer reglering av ytmassafoerdelningen av en pappersbana. | |
CA2381684C (en) | Apparatus for making web comprising continuous fibers | |
JP3568172B2 (ja) | 穿孔装置 | |
JPS63123774A (ja) | スライバ収容装置を有するカ−ドの防塵装置 | |
JP2000072334A (ja) | 糸端の口出し装置 | |
JP2002263595A (ja) | 巻取ロールの塵芥除去装置 | |
CN219786991U (zh) | 一种具有除尘结构的面料裁切设备 | |
FI92685C (fi) | Menetelmä ja laite mineraalikuitumaton primäärirainan muodostamiseksi |