JP2646402B2 - ウェブの尾部を移送する移送装置 - Google Patents

ウェブの尾部を移送する移送装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は特許請求の範囲1の前文に記載のように、ウ
ェブの尾部をプレスロールからドライヤ部分のドライヤ
まで移送する移送装置に関する。また、本発明は特許請
求の範囲9の前文に記載のように、ウェブの尾部をプレ
スロールからドライヤ部分のドライヤまで導くための方
法に関する。
(従来の技術、発明が解決しようとする課題) 紙ウェブの製造時、ストックがヘッドボックスから1
つの形成ワイヤ上へ、又は一対の共働する形成ワイヤ上
へ放出され、そこでストックから脱水が行われ、紙ウェ
ブが形成される。
形成されたウェブはピックアップロールによって形成
部分から除去され、ウェブからより多くの水を除去する
ため1個以上のプレスニップを通って案内される。
典型的なプレス部分においては、プレスされたウェブ
は幅が約9m(30フィート)で、毎秒26.6m(60マイル/
時)で移動するシートとして最後のプレスニップから現
れる。
前述のプレスされたウェブは、それからドライヤ部分
を通って送られ、そこでプレスされたウェブからさらに
脱水が行われなければならない。典型的には、プレスさ
れたウェブをドライヤ部分へ紙通しするために、約15.2
4cm(6インチ)幅の狭い尾部がプレスされたウェブか
ら切断され、ウェブの幅全体がプレスロールから引き剥
がされて破断紙ピットへ導かれる。狭い尾部はそれか
ら、空気棒によりガイドロールをまわり、ドライヤフエ
ルトとドライヤ部分のベビードライヤドラムとの間に形
成された収斂ニップへ導かれる。その結果、紙通しされ
る尾部のたるみをなくすためにプレス部分よりわずかに
高速で走行する尾部を有効に操作し、それをドライヤ部
分の収斂ニップへ導くためには、オペレータに著しい技
量が要求される。
ウェブの尾部の紙通しが完了すると、尾部はウェブの
幅全体に広がるので、プレスされたウェブの全幅がドラ
イヤ部分へ紙通しされ、そこを通って送られる。
本出願の特許請求の範囲1の前文に記載したような移
送装置はヨーロッパ特許ED−A−0254666に示されてい
る。
この種の装置は、リードインロールとドライヤの間に
配設された一対の間隔を保たれたブローボックスと、こ
のブローボックスの間のスペースに配設された中間支持
ロールとを有している。この中間支持ロールはリードイ
ンロールとドライヤの間の中間にフエルトを支持してお
り、それによってフエルトがブローボックスに接触する
のを防ぐようにフエルトが偏位する量を減らす。
前記中間支持ロールは真空ロールである。リードイン
ロールとドライヤの間のスパンは比較的大きいので、中
間支持ロールはフエルトとドライヤの間に形成されてい
る導入(in−going)ニップから離れすぎていて中間支
持ロールによって発生される真空は導入ニップにおける
空気圧を減少させるよう下流のブローボックスに対し助
けとなることができない。また、EP−A−0254666号に
は本出願の特許請求の範囲9の前文に記載したような移
送方法が開示されている。この公知の方法では、フエル
トを先ず第1のブローボックスを通過させて導き、次い
で中間支持ロール、そしてドライヤに巻きつく前、最後
に第2のブローボックスを通過させる。
この第2のブローボックスは、フエルトと第2のブロ
ーボックスの間に部分真空が発生されてその部分真空に
よってフエルトを通して導入ニップから空気を吸引する
よう、フエルトに対し方向づけられている。フエルトの
上方の部分真空はウェブの尾部をフエルトに密接させ続
けるのには不十分なことが多いので、フエルトに密接す
るようウェブの尾部を上方に吹きつける空気流を発生さ
せるエアジェットの助けが必要である。
また、尾部をフエルトに極く接近させて引きつけるた
めに、ウェブの尾部とは反対のフエルト側にやはりブロ
ーボックス又は真空ボックスを有する移送装置が提案さ
れた。そのような配置にすると、尾部がフエルトから離
脱する問題は解決するが、フエルトの反対側に必要な真
空が作用する時、フエルトはブローボックス又は真空ボ
ックスと摩擦接触するように引きつけられるので、フエ
ルトが摩耗し、ドライヤフエルトが早期に破損するとい
う点で不利であった。
前述の真空移送ボックスは、米国特許第3,526,574号
に示されている。ブローボックス型装置は米国特許第4,
551,203号に示されている。
思いがけずも、尾部が離脱する現実問題がドライヤフ
エルトとベビードライヤとの間に形成される導入ニッ
プ、即ち収斂ニップの所に正の空気圧が発生することに
あることが判明した。さらに、そのような過圧が存在し
ない時には、ウェブの尾部をドライヤフエルトと密着す
るように引きつける必要がなく、ウェブの比較的湿った
尾部がリードインロールとドライヤ部分との間でドライ
ヤフエルトに容易に付着することも判った。しかしなが
ら、紙通し操作の間、ウェブの尾部が従来装置の収斂ニ
ップに接近する時、収斂ニップの所の空気圧が上昇する
と、収斂ニップから尾部の先行辺縁を吹き離す傾向があ
る。さらに、ウェブの尾部とフエルトとの間にエアポケ
ットが生じ、そのようなエアポケットは尾部の先行辺縁
から移動し、リードインロールへ向って逆行し、これに
よって、ウェブの尾部がフエルトから離脱することにな
る。
本発明は、正の空気圧の収斂ニップの近くではあるが
そのニップとは反対のフエルト側に比較的高い真空をか
け、収斂ニップからの空気をドライヤフエルトを通して
引きこみ、それによって、ウェブの尾部の先行辺縁がド
ライヤフエルトとベビードライヤとの間に容易に紙通し
されるように前述の移送装置と移送方法を改善すること
を課題としている。
(課題を解決するための手段と作用) 移送装置に関しては、前述の目的は、本出願の特許請
求の範囲1の特徴部分に記載した構成によって達成され
る。
本発明によれば、回転吸引ロールが正の空気圧の導入
ニップからフエルトを通しての気流を発生させる。この
ように配置すると、ウェブの尾部がプレスロールからド
ライヤへ向って移送される時、流入ニップの近くで正の
空気圧がフエルトとドライヤとの間への尾部の紙通しを
妨げる傾向が防止される。
導入ニップに正圧が生じるのを防止するようにドライ
ヤから2.54〜5.08cm(1〜2インチ)の距離をおいて吸
引ロールを配置するのが好ましい。
移送方法に関しては、前記した目的は本出願の特許請
求の範囲7の特徴部分に記載した方法によって達成され
る。その吸引ロールは、導入ニップの近くで同ニップと
は反対のフエルト側に位置する扇形の吸引ゾーンを形成
する回転可能な穴あきシェルと中心軸とを有する吸引ロ
ールを有している。
ウェブがドライヤを包囲する場合、紙片が穴あきシェ
ルとドライヤとの間のスペースを通過するように、間隔
を保持しながら、導入ニップからフエルトを通して空気
を引きこむためフエルトが吸引ロールから離れる地点か
ら2.54〜5.08cm(1〜2インチ)の範囲の距離だけ、扇
形ゾーンがドライヤの方へ伸びるようにフエルトが穴あ
きシェルのまわりを包囲するようにするのが好ましい。
その扇形ゾーンは、フエルトが穴あきシェルに収斂す
る地点から2.54〜5.08cm(1〜2インチ)の距離だけド
ライヤから離れて伸びている。
収斂ニップ内の正の空気圧を引抜くため、扇形吸引ゾ
ーン内に少くとも0.99KPa(4インチ水柱)の真空を与
える。
本発明による移送装置は、フエルトと吸引ロールとの
間のもうひとつの導入ニップの近くの正の空気圧の発生
を防止し、同導入ニップから吸引ロールへ向うフエルト
を通る気流を増大させるために、リードインロールと吸
引ロールとの間に伸びているデフレクターシールドを有
している。
(実施例) 以下添付図面に基づいて本発明の2つの実施例につき
具体的に説明する。
各図面において同等の符号は同等の部分を示してい
る。図1において、装置10Cは、ウェブWCの尾部TCをプ
レスロール12Cからドライヤ部16Cのドライヤ14Cへ向っ
て導くためプレスロール12Cの近くで同プレスロールか
らから間隔をおいて位置するリードインロール22Cを有
する。
ドライヤフエルト20Cは、ウェブWCの尾部TCがリード
インロール22Cからドライヤ14Cまでフエルト20Cによっ
て支持されるようにリードインロール22Cをまわり同リ
ードインロール22Cからドライヤ14Cまで走行する。フエ
ルト20Cとドライヤ14Cは、それらの間に正の空気圧の導
入(in−going)ニップNCを形成する。
全体を符号30で示す回転吸引ロールフエルト20Cに隣
接してフエルト20Cの導入ニップNCとは反対側に配置さ
れ、装置10Cの使用時、吸引ロール30は矢印32で示すよ
うに、正の空気圧の導入ニップNCからフエルト20Cを通
して気流を発生させるので、ウエブWCの尾部TCがプレス
ロール12Cからドライヤ14Cへ向って移送されるとき、導
入ニップNCの近くでフエルト20Cとドライヤ14Cとの間へ
の尾部TCの紙通しを正の空気圧が妨げることが防止され
る。
第1図に示すように、ドライヤフエルト20CはウェブW
Cの尾部TCとリードインロール22Cとの間に配置される。
吸引ロール30はドライヤ14Cから10.16cm(4インチ)
未満だけ離れたところに配置されて、第1図に示すよう
に、本発明の好ましい実施例において、吸引ロール30は
ドライヤ14Cから2.54〜5.08cm(1〜2インチ)の範囲
内の距離をおいて配置される。
第2図は全体を符号30で示す吸引ロールの拡大図であ
って、その吸引ロール30は回転穴あきシェル34を含むも
のとして示される。シェル34内には固定中空軸36が配置
され、同軸36は部分真空源38に接続される。軸36は扇形
吸引ゾーン40を有し、この吸引ゾーン40は、気流32が正
の空気圧の導入ニップNCからフエルト20Cを通って吸引
ゾーン40内へ流れるように、導入ニップNCの近くでフエ
ルト20Cの導入ニップNCの反対側に配置される。
第2図は穴あきシェル34のまわりに巻かれた状態のフ
エルト20Cを示し、扇形ゾーン40は、フエルト20Cが吸引
ロール30から離れる地点44から2.54〜5.08cm(1〜2イ
ンチ)の距離42だけドライヤ14Cへ向って伸びている。
このような配置にすると、ウェブWCが破断してドライヤ
14Cのまわりに巻かれても紙片の通路が形成されるよう
に穴あきシェル34とドライヤ14Cとの間に矢印46で示す
スペースを保持しながら、空気32を導入ニップNCからフ
エルト20Cを通して吸引することができる。
第2図に示すように、扇形ゾーン40は、フエルト20C
が穴あきシェル34と収斂する地点50から2.54〜5.08cm
(1〜2インチ)の範囲内の距離だけ矢印48で示すよう
に、ドライヤ14Cから離れて伸びている。
扇形吸引ゾーン40は少くとも0.99KPa(4インチの水
柱)の部分真空を保持する。
第3図は本発明のもうひとつの実施例の側面図であ
り、全体を符号10Dで示す移送装置を示す。この装置10D
はリードインロール22Dと吸引ロール30Dとの間を伸長す
るデフレクターシールド52を有する。フエルト20Dは、
ウェブWDの尾部TDとシールド52との間に配置される。シ
ールド52は矢印54で示すように、リードインロール22D
から吸引ロール30Dへ向う方向へフエルト20Dから拡開す
る。シールド52のそのような拡開により、気流が発生
し、この気流は、ウェブWDの尾部TDをフエルト20Dに押
しつけるために導入ニップNDから吸引ロール30Dへ流れ
る気流32Dを増強する。そこで発生した気流は、また、
フエルト20Dと吸引ロール30Dとの間に形成されたもう一
つの導入ニップ56の正の空気圧の発生を防止する。
移送装置の運転時においては、第1図及び第2図に示
すように、尾部TCはドライヤフエルト20Cによりその下
に支持される。フエルト20Cとドライヤ14Cとの間のポン
プ作用により導入ニップNC内に発生した正の空気圧は、
導入ニップNCからフエルト20Cを通して吸引ロール30へ
向って気流32を引込む吸引ロール30により低下する。
吸引ロール30の穴あきシェル34は、第2図に示すよう
に、フエルト20Cと共働するので、ドライヤ14Cから或る
距離46をおいた所に吸引ロール30が配置される。距離46
は比較的小さいので、ゾーン40内の吸引力が導入ニップ
NC内の空気圧を有効に低下させる。しかし、紙通しされ
たウェブWCが破断し、ドライヤ14Cのまわりに巻付けら
れる場合には、距離46があるために、ウェブWCの層が数
層の巻付きが可能となり、ドライヤ14Cの回転を止め
て、ドライヤ14Cと吸引ロール30に対する損傷を防ぐこ
とができる。
第3図で示す実施例では、シールド52とドライヤフエ
ルト20Dとの間に部分真空が生じるようにシールド52は
ドライヤフエルト20Dから拡開する。そのような部分真
空は、正の圧力ニップNDからの気流32Dを増強させ、ま
た尾部TDをドライヤフエルト20Dと一致させて押圧する
ように作用する。これに加えて、シールド52は吸引ロー
ル30Dとドライヤフエルト20Dとの間に形成されたもうひ
とつのニップ56に正の空気圧が生じるのを防ぐ。さもな
いと、そのような正の空気圧は尾部TDをフエルト20Dか
ら離反させてしまう。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明は特許請求の範囲の請求
項各項に記載された構成を具備することによって、フエ
ルトとドライヤによって形成される正の空気圧の導入ニ
ップからフエルトを通る気流を発生させ、正の空気圧が
ウェブの尾部の紙通しを妨げる傾向を防止することがで
きる。
従って、本発明はウェブの尾部がドライヤ部分へ紙通
しするのを容易にし、ドライヤフエルトの摩擦による摩
耗を防止する。
【図面の簡単な説明】
第1図はウェブの尾部をプレスロールからドライヤ部分
のドライヤまで移送する本発明の一実施例に従った移送
装置の側面図であり、第2図は第1図に示す回転自在の
吸引ロールとドライヤとの拡大側面図であり、第3図は
転向シールドを含む本発明のもうひとつの実施例であ
る。 10C,10D……移送装置 12C……プレスロール 14……ベビードライヤ 14C……ドライヤ 16C……ドライヤ部分 18……ガイドロール 20C,20D……ドライヤフエルト 22C,22D……リードインロール 30……吸引ロール 34……穴あきシェル 36……固定中空軸 38……部分真空源 40……扇形ゾーン 52……デフレクターシールド 56……導入ニップ WC,WD……ウェブ TC,TD……ウェブの先端

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウエブ(WC;WD)の尾部(TC;TD)をプレス
    ロール(12C)からドライヤ(14C)へ向って導くための
    プレスロール(12C)の近くに配置され同プレスロール
    (12C)から間隔をおいて位置するリードインロール(2
    2C;22D); 及びウエブ(WC;WD)の尾部(TC;TD)が前記リードイン
    ロール(22C;22D)からドライヤ(14C)までドライヤフ
    エルト(20C;20D)によって支持されるように前記リー
    ドインロール(22C;22D)のまわりをまわって前記リー
    ドインロール(22C;22D)から走行するドライヤフエル
    ト(20C;20D)を備え、前記フエルト(20C;20D)とドラ
    イヤ(14C)はそれらの間に正の空気圧の導入ニップ(N
    C;ND)を形成し、また、前記ウエブ(WC;WD)の尾部(T
    C;TD)は前記フエルト(20C;20D)と前記ドライヤ(14
    C)の間に位置されており;また更に、前記フエルト(2
    0C;20D)と前記ドライヤ(14C)の間で前記導入ニップ
    (NC;ND)に関し前記フエルト(20C;20D)の反対側に配
    設された回転吸引ロール(30;30D)を備えた; ウエブ(WC;WD)の尾部(TC;TD)をプレスロール(12
    C)からドライヤ部分(16C)のドライヤ(14C)へ移送
    する移送装置(10C;10D)において; 前記回転吸引ロール(30;30D)は前記導入ニップ(NC;N
    D)の近くに配置されていて、前記移送装置(10C;10D)
    の使用時、同回転吸引ロール(30;30D)は前記フエルト
    (20C;20D)を通して前記正の空気圧の導入ニップ(NC;
    ND)から気流(32;32D)を生じさせるので、ウエブ(W
    C;WD)の尾部(TC;TD)がプレスロール(12C)からドラ
    イヤ(14C)へ向って移送される時、前記導入ニップ(N
    C;ND)の近くで、前記正の空気圧が前記フエルト(20C;
    20D)とドライヤ(14C)との間への前記尾部(TC;TD)
    の紙通しを妨げる傾向を防止するように構成されてお
    り; 前記吸引ロール(30C;30D)はさらに; 回転穴あきシェル(34)と前記シェル(34)内に配置さ
    れ、部分真空源(38)に接続された固定中空中心軸(3
    6)とを有し; 前記中心軸(36)は、前記気流(32;32D)が前記正の空
    気圧の導入ニップから前記フエルト(20C;20D)を通っ
    て扇形吸引ゾーン(40)へ流れるように、前記導入ニッ
    プ(NC;ND)の近くにあって前記フエルトの前記導入ニ
    ップ(NC;ND)とは反対側に配置された扇形吸引ゾーン
    (40)を形成し; 前記扇形ゾーン(40)は、前記フエルト(20C;20D)が
    前記穴あきシェル(34)に対して収斂する地点(50)か
    ら2.54〜5.08cm(1〜2インチ)の範囲内の距離だけド
    ライヤ(14C)から離れて伸長している; ことを特徴とするウエブ(WC;WD)の尾部(TC;TD)をプ
    レスロール(12C)からドライヤ部分(16C)のドライヤ
    (14C)へ移送することを特徴とする移送装置(10C;10
    D)。
  2. 【請求項2】前記吸引ロール(30,30D)がドライヤ(14
    C)から10.16cm(4インチ)未満の距離をおいて配置さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の移送装置
    (10C;10D)。
  3. 【請求項3】前記吸引ロール(30,30D)がドライヤ(14
    C)から2.54〜5.08cm(1〜2インチ)の範囲内の距離
    をおいて配置されていることを特徴とする請求項2に記
    載の移送装置(10C;10D)。
  4. 【請求項4】紙ウエブ(WC;WD)がドライヤ(14C)を巻
    いた時にウエブ片が通過する通路を形成するように前記
    穴あきシェル(34)とドライヤ(14C)との間にスペー
    ス(46)を保持すると共に、前記導入ニップ(NC;ND)
    から前記フエルト(20C;20D)を通して空気(32;32D)
    を吸引するため、前記フエルト(20C;20D)が前記吸引
    ロール(30;30D)から離れる地点(44)から2.54〜5.08
    cm(1〜2インチ)の範囲の内の距離(42)だけ前記扇
    形ゾーン(40)がドライヤ(14C)へ向って伸びるよう
    に前記フエルト(20C;20D)が前記穴あきシェル(34)
    のまわりに巻かれることを特徴とする請求項1〜3のい
    づれか1つに記載の移送装置(10C;10D)。
  5. 【請求項5】前記扇形吸引ゾーン(40)は少くとも0.99
    KPa(4インチ 水柱)の部分真空を保持することを特
    徴とする請求項1〜4のいづれか1つに記載の移送装置
    (10C;10D)。
  6. 【請求項6】前記リードインロール(22D)と前記吸引
    ロール(30D)との間を伸長するデフレクターシールド
    (52)を更に有し、前記フエルト(20D)はウエブ(W
    D)の尾部(TD)と前記シールド(52)との間に配置さ
    れ、前記シールド(52)は、前記リードインロール(22
    D)から前記吸引ロール(30D)へ向う方向(54)におい
    て前記フエルト(20D)から拡開してウエブ(WD)の尾
    部(TD)を前記フエルト(20D)と極く接近するように
    押圧する前記空気流(32D)を増強すると共に前記フエ
    ルト(20D)と前記吸引ロール(30D)との間に形成され
    るもう一つの導入ニップ(56)に正の空気圧の発生を防
    ぐことを特徴とする請求項1〜5のいづれか1つに記載
    の移送装置(10D)。
  7. 【請求項7】リードインロール(22C;22D)をまわり同
    リードインロール(20C;20D)からドライヤ部分(16C)
    のドライヤ(14C)まで伸長するフエルト(20C;20D)に
    よって、同フエルト(20C;20D)と前記ドライヤ(14C)
    の間に位置しているウエブ(WC;WD)の尾部(TC;TD)が
    支持されるようにウエブ(WC;WD)の尾部(TC;TD)をプ
    レスロール(12C)からリードインロール(22C;22D)を
    まわって導き; 正の圧力の導入ニップ(NC;ND)からフエルト(20C;20
    D)を通して空気流(32;32D)が流れるようにするため
    フエルト(20C;20D)とドライヤ(14C)との間に形成さ
    れた前記導入ニップ(NC;ND)から空気を引き込む工程
    をもつ、プレスロール(12C)からドライヤ部分(16C)
    のドライヤ(14C)までウエブ(WC;WD)の尾部(TC;T
    D)を移送する方法において; 前記導入ニップ(NC;ND)の近くで同導入ニップ(NC;N
    D)に関してフエルト(20C;20D)の反対側に配設された
    吸引ロール(30;30D)のまわりに前記フエルト(20C;20
    D)と前記ウエブ(WC;WD)の尾部(TC;TD)を案内し; 前記フエルト(20C;20D)を通して前記導入ニップ(NC;
    ND)から前記吸引ロール(30;30D)に向けて流れる前記
    空気流(32;32D)を生じさせるように前記吸引ロール
    (30;30D)に部分真空を与え前記導入ニップ(NC;ND)
    の近くで正の空気圧が前記フエルト(20C;20D)と前記
    ドライヤ(14C)の間への前記尾部(TC;TD)の紙通しを
    妨げる傾向を防止するようにし;かつ、 前記フエルト(20C;20D)と前記吸引ロール(30;30D)
    の間に形成される導入ニップ(56)から前記吸引ロール
    へ空気を吸引するようにした; 工程で成ることを特徴とするプレスロール(12C)から
    ドライヤ部分(16C)のドライヤ(14C)までウエブ(W
    C;WD)の尾部(TC;TD)を移送する方法。
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