JPH03195441A - 釣竿の製造法 - Google Patents

釣竿の製造法

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JPH03195441A
JPH03195441A JP28724290A JP28724290A JPH03195441A JP H03195441 A JPH03195441 A JP H03195441A JP 28724290 A JP28724290 A JP 28724290A JP 28724290 A JP28724290 A JP 28724290A JP H03195441 A JPH03195441 A JP H03195441A
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Japan
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prepreg
reel
rod
male screw
fishing rod
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JP28724290A
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Masaru Akiba
勝 秋葉
Masaki Ota
太田 征記
Masahiro Fukuda
正博 福田
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Daiwa Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は竿管に直接リール取付脚を装着できる釣竿の製
造法に関するものである。
【従来の技術】
釣竿にリールを装着する手段としては、筒状のリールシ
ートを釣竿に嵌着固定し、該リールシートに設けた固定
フードと移動フード間にリール取付脚を装着しているの
が現状であるが、リール装着部を握持した釣人の手はリ
ールシートを掴むことになり直接竿管に触れないので魚
信(魚のあたり)を敏感に感知できないと共に握持し辛
く、また長期使用している間にリールシートが釣竿から
剥離する等の欠陥がある。 このため釣竿自体の表面に直接リールを装着するように
したものが特開昭51−3989号公報で知られている
が、釣竿の強度、魚信の感知、操作性等に対する配慮は
全くなされていない。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらリール取付部分は魚釣り操作中量も負荷が
作用するので、これに耐えるようにリール取付部分の竿
管の肉厚を厚くしてその強度な強化しなければならず、
その結果釣竿重量が増加し、魚信の感知性は低下し、ま
た釣竿操作もし辛くなる問題点が生ずる。 本発明はこれらの実情に鑑み、強度の低下を防止すると
共に重量の軽量化を図った釣竿を能率良く簡易に製造す
る方法を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、補強繊維に熱硬化
性合成樹脂を含浸した竿管構成用プリプレグを芯金に被
着し、そのリール取付脚装着部分と雄螺子形成部分の外
周面に亘り前記プリプレグと同質材料の肉盛りプリプレ
グを重合被着した後、該肉盛りプリプレグを竿管構成用
プリプレグと共にテープ又は熱収縮性チューブで緊縛し
て熱硬化処理し、次いで前記肉盛りプリプレグの一端部
分だけを略竿管構成用プリプレグ面に達するまで雄螺子
状に研削した後、肉盛りプリプレグの他端部に固定フー
ドを固定し、更に前記雄螺子状部に移動フードを有する
緊締環を螺合するものである。 本発明方法によって製造された釣竿は、魚釣り操作中に
最も負荷の作用する竿管のリール取付脚装着部と移動フ
ード緊締用の雄螺子とが同質材料で大径肉厚に一体に連
続形成されると共に前記雄螺子部の谷部の外径は竿管の
外径より同等以上に形成されるので、釣竿の強度低下を
防止しながら釣竿重量の軽量化を図り、釣竿操作性を向
上することができる。
【実施例】
本発明の釣竿の製造法を説明すると、ガラス繊維、炭素
繊維、アーマイド繊維等の補強繊維にエポキシ樹脂、ポ
リエステル樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性合成樹脂
を含浸せしめた竿管構成用プリプレグ1のシート又は編
組筒を芯金2に捲着又は被着した後、そのリール取付部
分である基端部に、竿管構成用プリプレグ1と同質材料
からなる肉盛りプリプレグ3を捲着又は被着して重合し
、次いでこの両者の表面をテープ4又は熱収縮性チュー
ブで緊縛して常法の如く熱硬化処理する。 次に前記テープ4又は熱収縮性チューブを剥離除去した
後、芯金2を回転しながら肉盛りプリプレグ3の後半部
分を歯切り砥石、フライスカッター等の研削具5で略竿
管構成用プリプレグ1面に達成するまで研削して雄螺子
6を形成し、更に芯金2を引抜いた後肉盛りプリプレグ
3の前端に環状の固定フード7を接着等の適宜手段で固
着し、また前記雄螺子6には移動フード8を回動自在に
係合した緊締環9を螺合してリール載置部10と雄螺子
部6とを一体に肉厚に形成した釣竿11を製造するもの
である。 前記肉盛り用プリプレグ3は竿管構成用プリプレグ1と
必ずしも同一材である必要はなく、異種補強繊維、異種
熱硬化性合成樹脂を使用する同質の材料でも差し支えな
い。 発明の効果 本発明方法によって製造された釣竿は最も負荷の作用す
るリール取付部分であるリール取付脚装着部及び緊締環
の螺合する雄螺子部分だけを補強し釣竿重量の軽量化を
図ることができると共に握持した手の掌は常に竿管に接
触して魚信を直接かつ敏感に感知でき、魚釣り操作を軽
快かつ容易に行うことができる。 また本発明方法は芯金に被着せる竿管構成用プリプレグ
のリール取付脚装着部分と雄螺子形成部分に同質材料か
らなる肉盛りプリプレグを重合被着してこれらの外周部
をテープ又は熱収縮性チューブで緊縛して熱硬化処理し
、次いで前記肉盛りプリプレグの一端部分だけを略竿管
構成用プリプレグに達するまで研削して竿管に大径肉厚
のリール取付脚載置部と雄螺子を形成するので、リール
取付部分の竿管の強度を低下させないでリール取付脚を
直接竿管面に装着できる釣竿を簡易かつ効率良く形成で
き、軽量かつ操作性の良い雄螺子を有する釣竿を能率良
く容易に製造できる。 また本発明方法による雄螺子の形成は芯金に挿着したま
まで芯金を回転しながら肉盛リブリブレグを研削するこ
とができるので、研削作業も円滑かつ簡易にでき、更に
肉盛りプリプレグの重合被着位置は任意に選択できるこ
とにより雄螺子は釣竿の任意位置において容易に形成す
ることができる等の優れた特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明方法の製造工程を示す説明図
、第5図は本発明方法によって製造された釣竿の縦断正
面図、第6図は第5図A−A線断面図、第7図は本発明
方法による雄螺子形成部の縦断正面図である。 1・・・竿管構成用プリプレグ、2・・・芯金、3・・
・肉盛りプリプレグ、4・・・テープ、5・・・研削具
、6・・・雄螺子、7・・・固定フード、8・・・移動
フード、9・・・緊締環、10・・・リール載置部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、補強繊維に熱硬化性合成樹脂を含浸した竿管構成用
    プリプレグを芯金に被着し、そのリール取付脚装着部分
    と雄螺子形成部分の外周面に亘り前記プリプレグと同質
    材料の肉盛りプリプレグを重合被着した後、該肉盛りプ
    リプレグを竿管構成用プリプレグと共にテープ又は熱収
    縮性チューブで緊縛して熱硬化処理し、次いで前記肉盛
    りプリプレグの一端部分だけを略竿管構成用プリプレグ
    面に達するまで雄螺子状に研削した後、肉盛りプリプレ
    グの他端部に固定フードを固定し、更に前記雄螺子状部
    に移動フードを有する緊締環を螺合することを特徴とす
    る釣竿の製造法。
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