JPH03195378A - 振動波モータ - Google Patents

振動波モータ

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Publication number
JPH03195378A
JPH03195378A JP1331744A JP33174489A JPH03195378A JP H03195378 A JPH03195378 A JP H03195378A JP 1331744 A JP1331744 A JP 1331744A JP 33174489 A JP33174489 A JP 33174489A JP H03195378 A JPH03195378 A JP H03195378A
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JP
Japan
Prior art keywords
moving body
movable body
wave motor
inclination
vibration wave
Prior art date
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Pending
Application number
JP1331744A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Nakanishi
徹 中西
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP1331744A priority Critical patent/JPH03195378A/ja
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は進行性振動波により移動体を摩擦駆動させる振
動波モータに関するものである。
し従来の技術] 圧電体の屈曲振動を利用した振動波モータの構造に関す
る提案は特開昭li1ー203872号等で提案されて
いる。
前記提案は移動体が可撓性を有する材料もしくは構造と
することで、振動体と移動体との均一な接触状態が得ら
れ、接触部におけるエネルギ損失を軽減しモータ効率の
向上を図ってし1る。
第5図により従来例を説明する。
ハウジング等の固定体20にフェルト等の振動絶縁材2
1を介してリング状の振動体8が支持されており、この
振動体8は金属リングからなる弾性体8aと、その裏面
側に固着された進行波を励起するための圧電体9とによ
り構成されている。7は支持体2に摺動体6を支持した
移動体て、摺動体6力露単性体1の上面に接触している
。1は移動体2の回転の中心において移動体2に固定さ
れた回転軸で、軸受12に軸支されている。そして、弾
性体8aの一端面に固着された圧電体9に高周波電圧を
印加すると、振動体8は屈曲振動を起し、摺動体6に伝
える。
移動体7を構成する摺動体6及び支持体2は可撓性を有
しているのて、摺動体の変形エネルギが減少した状態で
移動体7を駆動し、回転軸1が回転する。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、上記従来例では、振動体と移動体との良
好な接触状態を保つための手段として、移動体の可撓性
に依存しているため次のような欠点があった。
1)基本的に部材の可撓性、ずなわち材料の弾性変形を
生じるため、エネルギ損失を生しることは否めない。
2)移動体が自身の可撓性により回転に同期した変形を
繰り返すことになり、強制振動を発生しつる。
3)可撓性により移動体は、振動体と良好な接触状態を
得る方向にたわむがその弾性変形による反力が回転軸や
振動体に作用し、軸振れを生じることと、更に面圧の不
均一を完全になくすことは困難である。
4)回転軸1と移動体7の振動体接触面との直角度が出
ておらず且つ回転軸と振動体の移動体接触面との直角度
か出ていない場合種々の問題を生じる。第6図にその例
を断面図により説明する。第6図(a)のように移動体
7が回転軸に対して0の角度て取(−1けられている場
合、同図(a)では移動体が右上がりになフていて、移
動体7が180°回転したとすると、同図(b)に示す
ように、移動体7は回転軸1に対して、左上がりになる
。この移動体7と回転軸1が第6図(C)(d)のよう
に、振動体8の駆動面に対して回転軸1が直角より傾い
て装着されると、同図(a) と(C)、同図(b)と
(d)がそれぞれ対応するわけであるが、同図(c)(
d)から明らかなように、回転位相によって、接触状態
が変化する。アキシャル(axial)方向に加わる反
力は、明らかに(c)図に示す場合の方が大きく、回転
に伴い面圧が変化し、更にはアキシャル方向の振動を発
生しつる。
また(c)図では左側の面圧が高くなり、移動体7の可
撓性により見かけ上、振動体8の弾性体8aの平面にな
らったとしても、面圧は均一になりえない。尚第6図は
わかりやすくするために傾きを誇張して書いてあり、同
図(C) 、 (d)では移動体7と振動体8は分離さ
れているが、実際には接触している。
本発明の目的は、移動体の回転中において振動体と移動
体の良好な接触状態を得ることができ、モータ効率の向
上が図れる振動波モータを提供することにある。
[課題を解決するための手段及び作用]本発明は、移動
体の回転軸線に対して、移動体の振動体との接触面の傾
きを調整する機構を設りることにより、前記接触面の傾
きを前記回転軸線に対して直角に調整することができ、
移動体の回転中において、均一で良好な接触状態を得、
回転中の振動の低減、安定な回転、軸振れ精度の向上を
図り、移動体の可撓性によらずども良好な接触を得るこ
とができるため移動体のたわみ変形によるエネルギ損失
をなくしモータの効率を向上できる。
[実 施 例] 第1図は本発明による振動波モータの一実施例を示す断
面図である。
1は回転軸、10はハウジングで、このハウジング10
に固定された軸受12に回転軸1の一端部が軸方向にお
ける自由度を有して回転自在に取り付けられている。8
はリング状の弾性体8aの裏面に圧電素子9を固着した
振動体で、弾性体8aと一体に同心的に形成された内環
部8bがねじりによりハウジング10に固着されること
によって、弾性体8aの振動に影響を与えることなく振
動体8をハウジング10に固定している。7は進行波の
形成される振動体8との摩擦接触によって、回転軸1を
中心として回転する移動体て、回転軸1に固定されるロ
ータ2と、ロータ2の外周段部2aに弾性リング5を介
して配置される摺動リング6とにより構成され、通常、
弾性リング5はゴムてあり摩擦係数か大きいので抑圧に
よる摩擦力により回転方向にはずぺりを生じない。軸方
向に対しては6動可能であるが軸回りには回転不能なよ
うに摺動リング6はロータ2に取り(t +−1られて
おり、摺動リング6は一端面が弾性体8aに接触してい
る。
また、ロータ2には、周方向に沿って同心円−にに少な
くとも3ケ所以上に、軸方向に貫通する調整ねじ穴3が
設けられ、調整ねし4がこれらの調整ねじ穴3に夫々設
りられている。これら調整ねし4は弾性リング5のばか
穴5aを貫通して摺動リング6の他端面にそのねじ端が
当接している。
一方、回転軸1の軸受貫通端部には、周溝1aが形成さ
れ、この周溝1aに装着されたCリング14も軸受12
との間に皿ばね13を弾装することにより、軸受12に
予圧を与えてロータ2のラジアル方向及び軸方向のカタ
をなくし、ロータ2、弾性リング5を介して摺動リング
6を弾性体8aに圧接させ1いる。
上記構成において、前記ロータ2に装着された少なくと
も3ケ所以上の調整ねじ4を適宜に調整することにより
、移動体7の回転軸線に対して、摺動リング6の接触面
の傾きを直角に調整することがてきる。ぞの調整方法の
一例を第2図により説明する。第1図と同じ構成の振動
波モータの圧電素子に電圧を印加し、振動波モータを駆
動する。弾性体8dの土面8cに例えば電気マイクロメ
ータのプローブAを当て、移動体7の回転中における電
気マイクロメータのメータの指示値を直読する。−数的
な振動波モータにおいて、その駆動周波数は30kHz
〜40kliz程度あり、電気マイクロメータのメータ
針は追従することができないので振動体の屈曲振動は検
出されず、移動体の回転軸線に対する摺動リングの当接
面6aの傾きによりて生じる面圧むらによる振動体の傾
きを主とし2て検出する。従って、振動波モータを回転
させながら、電気マイクロメータの指針の揺れか最小に
なるように調整ねしを調整する。
上記のように、移動体の面の傾きを移動体の回転軸線に
対して直角に調整することにより、(1)従来例のよう
に移動体の可撓性にたよらずとも均一な接触状態が確保
でき、弾性変形によるエネルキ損失をなくすことができ
る。
(2)回転中に回転位相に同期して第6図のように接触
状態か変化することがり♂くなり、回転にともなう面圧
変化を最小限にし、アキシャル方向の振動を防止するこ
とかできる。
(3)更に弾性変形による強制振動をなくすことができ
る。
電磁モータの駆動原理は、電機子とマグネットとの間に
生じる電磁力を回転力に変換しており、電磁力と移動体
との応答は一般に一次遅れどなる。従って、固定子や移
動体の機械的寸法誤差に起因する回転力むらや、電機イ
の通電波形の切換えによる回転リップルは ローパスフ
ィルターを通過したかのようし一高域周波数になるほど
減衰されるが、振動波モータにおいては、その駆動原理
が、直接接触による摩擦駆動により駆動力を取り出して
いるので、摩擦接触部の機械的精度の影響を直接ダ、り
ることになる。
このような振動波モータで(J、摩擦駆動部の精度を向
」ニして、回転精度の低下、振動の発生や、接触部の片
べりを最小限に−お、′、さなければItらない、 第3図は、切削または研削により、移動体の回転軸に対
して、移動体の摺動面の傾きを取り除各前記と同様な効
果を得る)、法を示す。
まず、摩擦リング6か回転軸1に固着された状態の組品
な両センタ15に装着し、駆動ベルト16により回転さ
せ摺動面6−aを切削工具17により切削する。このよ
うにすれば回転軸の軸線に対して、摺動面6−aの傾き
を除去することができ、従って上記した調整ねしにより
摺動面の傾きを除去した場合と同様の効果を得ることが
できる。
第4図は他の実施例を示す。
第1図に示す実施例では、ロータ2を貫通する調整ねじ
4により摩擦リング6を直接押して軸方向位置の調整を
行っているが、本実施例では、ロータ2の周縁部を調整
ねじ4により軸方向に変形させ、間接的に摩擦リング6
の位置調整を行うようにしている。
すなわち、ロータ2の周部に周溝2bを形成し、該周溝
2aの上部に調整ねじ4の螺合するねし穴3′を設け、
調整ねじ4の先端が周溝28の円座面を押すことにより
、ロータ2の下部を変形させ、以って摩擦リング6の位
置調整を行うようにしている。
また第1図、第3図及び第4図の実施例では、移動体の
中心に、出力軸である回転軸を有する構造となっている
が出力を直接移動体から取り出すような回転軸のない中
空タイプであってもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、振動体と接触す
る移動体の摺動面を移動体の回転軸線に対して、直角に
調整できるので、移動体の回転中において、振動体と移
動体の良好な接触状態を得ることができ、移動体のたわ
み変形によるエネルギ損失をなくしモータの効率を向上
できる。また加圧手段を移動体と別に設けることにより
移動体のたわみ変形を除去することかでき、たわみ変形
に起因する振動、軸振れをなくすことができる。
また、移動体の摺動面を移動体の回転軸線を基準に切削
または研削加工し、回転軸線に対して、摺動面の傾きを
除去することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明による振動波モータの一実施例を示す断
面図、第2図は、第1図に示す実施1 例の調整方法を説明する図、第3図は移動体の切削また
は加工方法を示す図、第4図は他の実施例を示す図、第
5図は従来の振動波モータを示す断面図、第6図(a)
 、 (b) 、 (c) 、 (d)は従来の振動波
モータにおける不具合を説明する図である。 1・・・回転軸 3・・・ねじ穴 5・・・弾性リング 7・・・移動体 8a・・・弾性体 lO・・・ハウジング 12・・・軸受 14・・・Cリング 2・・・ロータ 4・・・調整ねじ 6・・・摺動リング 8・・・振動体 9・・・圧電素子 11・・・ねじ 13・・・皿ばね  2 他4名 ト ■ m−”−m−) (C) (d)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 円周方向に沿って、進行性振動波の形成される振動
    体に、加圧手段を介して移動体を圧接し、該振動体に形
    成される進行波による摩擦駆動にて該移動体を回転させ
    る振動波モータにおいて、該移動体には、該振動体と接
    触する接触面を該移動体の回転軸線と直交する平面と一
    致するように調整する調整手段を有することを特徴とす
    る振動波モータ。 2 前記加圧手段は、前記移動体と別に設けたことを特
    徴とする請求項1に記載の振動波モータ。 3 前記移動体の前記振動体との接触面は、該移動体の
    回転軸線と直交する平面の切削加工面または研削加工面
    としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の振動波
    モータ。
JP1331744A 1989-12-21 1989-12-21 振動波モータ Pending JPH03195378A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1331744A JPH03195378A (ja) 1989-12-21 1989-12-21 振動波モータ

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JP1331744A JPH03195378A (ja) 1989-12-21 1989-12-21 振動波モータ

Publications (1)

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JPH03195378A true JPH03195378A (ja) 1991-08-26

Family

ID=18247129

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1331744A Pending JPH03195378A (ja) 1989-12-21 1989-12-21 振動波モータ

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JP (1) JPH03195378A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006238677A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Konica Minolta Opto Inc 駆動装置

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