JPH03194747A - 磁界変調光磁気記録用磁気ヘッド - Google Patents
磁界変調光磁気記録用磁気ヘッドInfo
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- JPH03194747A JPH03194747A JP33451589A JP33451589A JPH03194747A JP H03194747 A JPH03194747 A JP H03194747A JP 33451589 A JP33451589 A JP 33451589A JP 33451589 A JP33451589 A JP 33451589A JP H03194747 A JPH03194747 A JP H03194747A
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Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、光磁気記録媒体に対して変調磁界を印加する
ための磁界変調光磁気記録用磁気ヘッドに関し、特に高
周波領域における電力損失による磁性材料の温度上昇を
スライダからの放熱により抑制し、特性劣下を防止して
高い信顛性を維持するものである。
ための磁界変調光磁気記録用磁気ヘッドに関し、特に高
周波領域における電力損失による磁性材料の温度上昇を
スライダからの放熱により抑制し、特性劣下を防止して
高い信顛性を維持するものである。
「従来の技術」
光磁気記録再生において、実時間での重ね書きを可能と
するものの一つとして磁界変調方式がある。
するものの一つとして磁界変調方式がある。
ここで、磁界変調方式による情報信号の記録・再生につ
いて、第４図を参照しながら説明する。
いて、第４図を参照しながら説明する。
レンズ１０１を介してレーザービーム１０２で光磁気記
録媒体１０３を加熱するためのレーザー装置１０４と、
入力信号に応じて変調する磁界を発生させる磁界発生装
置１０５とによって記録・再生が行われる。すなわち、
上記レーザー装置１０４により光磁気記録媒体１０３の
記録すべき部分が加熱され、この加熱された部分に磁界
発生装置１０５によって所定の方向の磁界を印加するこ
とで、その方向に上記加熱部分が磁化され、この磁化に
より記録・消去が行われる。
録媒体１０３を加熱するためのレーザー装置１０４と、
入力信号に応じて変調する磁界を発生させる磁界発生装
置１０５とによって記録・再生が行われる。すなわち、
上記レーザー装置１０４により光磁気記録媒体１０３の
記録すべき部分が加熱され、この加熱された部分に磁界
発生装置１０５によって所定の方向の磁界を印加するこ
とで、その方向に上記加熱部分が磁化され、この磁化に
より記録・消去が行われる。
「発明が解決しようとする課題」
ところで、上記磁界発生装置１０５は、所定の方向に磁
界を発生させる機能が必要とされ、このような磁界発生
装置１０５の例としては、主磁極力側ｎ−Ｚｎなどのフ
ェライト材の軟磁性材料により構成される装置と、主磁
極が永久磁石などの硬磁性材料により構成される装置が
ある。
界を発生させる機能が必要とされ、このような磁界発生
装置１０５の例としては、主磁極力側ｎ−Ｚｎなどのフ
ェライト材の軟磁性材料により構成される装置と、主磁
極が永久磁石などの硬磁性材料により構成される装置が
ある。
主磁極が軟磁性材料により構成される装置では、前記軟
磁性材料をチタン酸カルシウムなどのハウジングに固着
して主磁極に巻回されてなる巻線によって励磁を行う必
要があり、このため、磁界を発生させるときは連続的な
通電が必要となり、このような通電によっては、その消
費電力が増大することになる。また、主磁極が軟磁性材
料により構成される装置では、励磁を行う場合に供給す
る電流が必要であり、この電流は巻線抵抗損失を伴い、
この損失は軟磁性材料の発熱を引き起こし、磁性材料特
有の飽和磁束密度を劣下させることになり、長時間使用
した場合の信頼性の点で問題となる。
磁性材料をチタン酸カルシウムなどのハウジングに固着
して主磁極に巻回されてなる巻線によって励磁を行う必
要があり、このため、磁界を発生させるときは連続的な
通電が必要となり、このような通電によっては、その消
費電力が増大することになる。また、主磁極が軟磁性材
料により構成される装置では、励磁を行う場合に供給す
る電流が必要であり、この電流は巻線抵抗損失を伴い、
この損失は軟磁性材料の発熱を引き起こし、磁性材料特
有の飽和磁束密度を劣下させることになり、長時間使用
した場合の信頼性の点で問題となる。
「課題を解決するための手段」
本発明は、上記の事情に鑑み、高温になって飽和磁束密
度の劣下をさけ長時間使用した場合でも信頼性を維持さ
せるため、光磁気記録媒体に対向し記録もしくは消去用
の磁界を発生させる磁気コアと、光磁気記録媒体に対向
する対向平面の一部に磁気コア取付用溝を刻設し、コア
取付用溝にギヤ、プが光磁気記録媒体と対向するように
して磁界コアを固着し、コア取付用溝と交差するように
設けたコイル巻線用溝を刻設したハウジングに、コイル
巻線用溝を通し磁気コアにコイルを巻着した磁界変調光
磁気記録用磁気ヘッドにおいて、前記ハウジング材質が
高熱伝導率を有した非磁性材料からなる磁界変調光磁気
記録用磁気ヘッドである。
度の劣下をさけ長時間使用した場合でも信頼性を維持さ
せるため、光磁気記録媒体に対向し記録もしくは消去用
の磁界を発生させる磁気コアと、光磁気記録媒体に対向
する対向平面の一部に磁気コア取付用溝を刻設し、コア
取付用溝にギヤ、プが光磁気記録媒体と対向するように
して磁界コアを固着し、コア取付用溝と交差するように
設けたコイル巻線用溝を刻設したハウジングに、コイル
巻線用溝を通し磁気コアにコイルを巻着した磁界変調光
磁気記録用磁気ヘッドにおいて、前記ハウジング材質が
高熱伝導率を有した非磁性材料からなる磁界変調光磁気
記録用磁気ヘッドである。
「作 用」
磁界変調光磁気記録用磁気ヘッドのハウジングを高熱伝
導率を有した非磁性材料で製作するので、長時間使用し
ても飽和磁束密度が極端に低下することもなく、長時間
使用の場合でも信頼性が維持できる。
導率を有した非磁性材料で製作するので、長時間使用し
ても飽和磁束密度が極端に低下することもなく、長時間
使用の場合でも信頼性が維持できる。
「実施例」
第１図は本発明の磁界変調光磁気記録用磁気ヘッドの一
実施例を示す斜視図である。図中、１は磁気ヘッド、２
はハウジング、３は磁気コアを示す。
実施例を示す斜視図である。図中、１は磁気ヘッド、２
はハウジング、３は磁気コアを示す。
ハウジング２はアルミニウムまたは銅などの金属からな
り、光磁気記録媒体と平行に対向する対向平面４に、直
交するようにコア取付用溝５を刻設し、コア取付用溝５
にギャップ６が光磁気記録媒体と対向するようにして磁
気コア３をガラスまたは樹脂にて固定する。前記コア取
付用溝５と直交あるいは斜交するようにしてコイル巻線
用溝７を刻設する。このコイル巻線用溝７によりコイル
が巻線される。また、ハウジング２の対向平面４の前方
を傾斜面８に形成する。対向平面４と反対側の面９に支
持金具（図示せず）が樹脂などにより接着する。
り、光磁気記録媒体と平行に対向する対向平面４に、直
交するようにコア取付用溝５を刻設し、コア取付用溝５
にギャップ６が光磁気記録媒体と対向するようにして磁
気コア３をガラスまたは樹脂にて固定する。前記コア取
付用溝５と直交あるいは斜交するようにしてコイル巻線
用溝７を刻設する。このコイル巻線用溝７によりコイル
が巻線される。また、ハウジング２の対向平面４の前方
を傾斜面８に形成する。対向平面４と反対側の面９に支
持金具（図示せず）が樹脂などにより接着する。
磁界変調光磁気記録用磁気ヘッドの主磁極は従来からフ
ェライト材などの軟磁性材料により構成されており、軟
磁性材料における飽和磁束密度は、チタン酸カルシウム
のハウジングの場合、第２図実線に示すように温度上昇
に伴い劣下する。これに対し、ハウジング２にアルミニ
ウムまたは銅など高熱伝導率材料（Ａｌ：２４０Ｗ ・
ｍ−’ ・Ｋ−’、 Ｃｕ：４２０Ｗ ・−１・Ｋ−１
）を使用すると、温度が上昇しても従来のハウジングに
チタン酸カルシウムを使用した場合と比較して飽和磁束
密度が極端に減少しないので、長時間使用した場合でも
信頼性が低下しない。
ェライト材などの軟磁性材料により構成されており、軟
磁性材料における飽和磁束密度は、チタン酸カルシウム
のハウジングの場合、第２図実線に示すように温度上昇
に伴い劣下する。これに対し、ハウジング２にアルミニ
ウムまたは銅など高熱伝導率材料（Ａｌ：２４０Ｗ ・
ｍ−’ ・Ｋ−’、 Ｃｕ：４２０Ｗ ・−１・Ｋ−１
）を使用すると、温度が上昇しても従来のハウジングに
チタン酸カルシウムを使用した場合と比較して飽和磁束
密度が極端に減少しないので、長時間使用した場合でも
信頼性が低下しない。
−船釣にヘッドの消費電力に対する温度上昇はその単位
表面積当りの放熱量を一定とすると、以下の関係式で与
えられることが知られている。
表面積当りの放熱量を一定とすると、以下の関係式で与
えられることが知られている。
Ｔｏｃ Ｐ ｔ ／ Ｌｘ （Ｌ ＝ Ｓ／ １
）Ｔ ： 温度上昇（’Ｃ） Ｐｔ： 消費電力（Ｗ） Ｌ ： ヘッド規格寸法 Ｓ ： コア平均磁路断面積 ｌ ： コア平均磁路長 また、消費電力、周波数、ヘッド規格寸法と損失の模式
的に表した第３図からもわかるように磁極寸法が大きく
、１〜数１０ＭＨｚで励磁する磁界変調光磁気記録用磁
気ヘッドでは電力損失による発熱は電磁変換特性上、無
視できない制約条件となっている。
）Ｔ ： 温度上昇（’Ｃ） Ｐｔ： 消費電力（Ｗ） Ｌ ： ヘッド規格寸法 Ｓ ： コア平均磁路断面積 ｌ ： コア平均磁路長 また、消費電力、周波数、ヘッド規格寸法と損失の模式
的に表した第３図からもわかるように磁極寸法が大きく
、１〜数１０ＭＨｚで励磁する磁界変調光磁気記録用磁
気ヘッドでは電力損失による発熱は電磁変換特性上、無
視できない制約条件となっている。
「発明の効果」
本発明は、上述のように、磁気コアを装着するハウジン
グに非磁性かつ高熱伝導率材料を適用することにより、
ヘッドからの発熱を放熱現象により外部へ拡散させ温度
上昇による特性劣下を第２図に破線で示すように抑制す
ることができ、磁界変調光磁気記録装置において、長時
間使用した場合でも高信軌性の維持が可能となった。
グに非磁性かつ高熱伝導率材料を適用することにより、
ヘッドからの発熱を放熱現象により外部へ拡散させ温度
上昇による特性劣下を第２図に破線で示すように抑制す
ることができ、磁界変調光磁気記録装置において、長時
間使用した場合でも高信軌性の維持が可能となった。
第１図は本発明の磁界変調光磁気記録用磁気ヘッドの実
施例を示す斜視図、第２図は軟磁性材料の飽和磁束密度
の温度依存特性の図表で、実線は従来のチタン酸カルシ
ウム製のハウジングを用いた磁気ヘッドで、破線は本発
明のアルミニウムおよび銅ハウジングを用いた磁気ヘッ
ドを示し、第３図は消費電力、周波数、ヘッド規格寸法
と損失の関係を模式的に表した図表で、第４図は磁界変
調方式の原理を説明するための説明図である。 ３・・・磁気コア ５・・・磁気コア取付用溝 ６・・・ギャップ ２・・・ハウジング ７・・・コイル巻線用溝
施例を示す斜視図、第２図は軟磁性材料の飽和磁束密度
の温度依存特性の図表で、実線は従来のチタン酸カルシ
ウム製のハウジングを用いた磁気ヘッドで、破線は本発
明のアルミニウムおよび銅ハウジングを用いた磁気ヘッ
ドを示し、第３図は消費電力、周波数、ヘッド規格寸法
と損失の関係を模式的に表した図表で、第４図は磁界変
調方式の原理を説明するための説明図である。 ３・・・磁気コア ５・・・磁気コア取付用溝 ６・・・ギャップ ２・・・ハウジング ７・・・コイル巻線用溝
Claims (1)
- （１）光磁気記録媒体に対向し記録もしくは消去用の磁
界を発生させる磁気コアを、光磁気記録媒体に対向する
対向平面の一部に磁気コア取付用溝を刻設したハウジン
グに、固着した磁界変調光磁気記録用磁気ヘッドにおい
て、前記ハウジング材質が高熱伝導率を有した非磁性材
料からなる磁界変調光磁気記録用磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33451589A JPH03194747A (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 磁界変調光磁気記録用磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33451589A JPH03194747A (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 磁界変調光磁気記録用磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03194747A true JPH03194747A (ja) | 1991-08-26 |
Family
ID=18278269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33451589A Pending JPH03194747A (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 磁界変調光磁気記録用磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03194747A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10709866B2 (en) | 2014-05-13 | 2020-07-14 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Usability features for respiratory humidification system |
| US10828482B2 (en) | 2013-12-20 | 2020-11-10 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Humidification system connections |
| US10974015B2 (en) | 2012-03-15 | 2021-04-13 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Respiratory gas humidification system |
| US11129956B2 (en) | 2012-04-27 | 2021-09-28 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Usability features for respiratory humidification system |
| US11173272B2 (en) | 2014-05-02 | 2021-11-16 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Gas humidification arrangement |
| US11278689B2 (en) | 2014-11-17 | 2022-03-22 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Humidification of respiratory gases |
| US11324911B2 (en) | 2014-06-03 | 2022-05-10 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Flow mixers for respiratory therapy systems |
| US11351332B2 (en) | 2016-12-07 | 2022-06-07 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Sensing arrangements for medical devices |
| US11511069B2 (en) | 2013-09-13 | 2022-11-29 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Humidification system |
| US11559653B2 (en) | 2014-02-07 | 2023-01-24 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Respiratory humidification system |
| US11801360B2 (en) | 2013-09-13 | 2023-10-31 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Connections for humidification system |
-
1989
- 1989-12-22 JP JP33451589A patent/JPH03194747A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10974015B2 (en) | 2012-03-15 | 2021-04-13 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Respiratory gas humidification system |
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| US11878093B2 (en) | 2012-04-27 | 2024-01-23 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Usability features for respiratory humidification system |
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| US10828482B2 (en) | 2013-12-20 | 2020-11-10 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Humidification system connections |
| US11826538B2 (en) | 2013-12-20 | 2023-11-28 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Humidification system connections |
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| US11173272B2 (en) | 2014-05-02 | 2021-11-16 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Gas humidification arrangement |
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| US11324911B2 (en) | 2014-06-03 | 2022-05-10 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Flow mixers for respiratory therapy systems |
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| US11351332B2 (en) | 2016-12-07 | 2022-06-07 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Sensing arrangements for medical devices |
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