JPH03193529A - 業務用車両のプロペラシャフト用軸受装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、最も前の駆動後車軸の前方であるが推進軸の
前端の後方に取り付けられた少なくとも１つの後車軸を
駆動するための推進軸用の軸受装置に関するもので、前
記軸受装置は、車輛の構成部材に取り付けられまた少な
くとも１つの推進軸を支持する軸受装置より成り、前記
推進軸は、軸受装置に相互に接続されている２つの部分
より成っている。

〔従来の技術〕

数個の後車軸を有する商用車２例えばボギー車（大型低
床トラック）の場合、駆動が後方に配置された後車軸に
より行われることが時には望ましく、この場合前方に配
置された車軸は遊転車軸を構成している。この−例がセ
ミトレーラの牽引車に見られる。この種の牽引車におい
ては、セミトレーラが接続される回転台より後方への突
出しは、可能な限り小さいことが望まれる。同時に、最
良の牽引を得るために、駆動軸上に回転台を取り付ける
か、または出来るだけこの車軸に近づけて取り付ること
が望まれる。

〔発明が解決しようとする課題〕

スプリングの大きい動きが最近の商用車にしばしば採用
されており、これは、エアクツション・スプリングを装
備した車輛に特に採することが出来る。駆動後車軸の前
方に１つ以上の遊転軸を装備したこの種の車輛が分割さ
れない推進軸を有する場合、推進軸と遊転軸との間の衝
突により発生した問題が、極端に大きいスプリングの動
きのときに発生するが、本来、これらの問題は解決され
なければならない、しかし、所望の大きさのスプリング
の動きを利用することは、これまで不可能であった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、上記の欠点を解消し、非常に大きいス
プリングの動きを遊転軸と駆動軸とに利用することを可
能にする軸受装置を提供することである。

（課題を解決するための手段） 本発明の目的は、本発明にもとづいて前述の方式の軸受
装置により達成される。本軸受装置の特徴は、本装置が
遊転軸または複数の遊転軸の１つに取り付けられ、分離
した推進軸の中間部分が軸受収納体内に支持され、その
両端に軸受装置の前後に配置された推進軸の２つの部分
と接続するための接続器を備えていることである６本軸
受装置により、遊転車軸は推進軸に妨げられることもな
く、非常に大きく動くことが出来る。

〔実施例） 本発明は、付属図面を引用してさらに詳細に説明される
であろう。付属図面は、本発明を代表する実施例を示す
。

第１図は、商用車１例えばローリ−（Ｌｏｒｒｙ）また
はトラックのフレーム１の後部を示す。フレームｌは、
後方に配置された後車軸２と前方に配置された遊転車軸
３とを装着したボギー車上の多数のエアクツション・ス
プリングにより支持されている。駆動後車軸２は車輪５
を支持し、遊転車軸３は車輪６を支持している。

駆動後車軸２のスプリングの動きは、下部の応動支柱７
と上部の応動支柱８によって屈導される。支柱の配置は
、車軸２の装着部９へ接続された各Ｖ字の固定点と、フ
レーム１の装着部ｌＯへ接続されたＶ字の脚とによりＶ
字形状をなしている。

駆動後車軸２は、推進軸の前方部分１１と後方部分１２
より成る推進軸により駆動される。

推進軸の前方部１１の前端は、車輛の動力部つまりエン
ジンに接続した動力伝達装置へ接続し、推進転の後方部
１２の後端は、駆動後車軸２内の最終駆動歯車へ接続し
ている。

第２図に拡大して示された発明の軸受装置は、推進軸の
前方部１１と後方部１２との間に取り付けられている。

軸受装置には、遊転車軸３に取り付けられた架橋部材が
ある。遊転車軸３は非駆動車軸でないので、少なくとも
中心の領域において真直な棒の形状をなしており、その
上に、架橋部材１３が、図の実施例では、図示されてい
ないねじによって車軸３に固定された下方に伸長した装
着部１４により取り付けられている。架橋部材の中心部
は、遊転車軸３の上方に突出している。７字形の応動支
柱１６の固定点を保持する装着部１５は、架橋部材の頭
部に形成されており、その脚はフレーム１の取付部１０
に保持されている。

推進軸の中間部１８の軸受（図示せず）を収容する軸受
収納体１７は、装着部１５の下で、架橋部材１３の中心
部に取り付けられている。

この中間部の各端部には、推進軸の前方部１１と後方部
とにそれぞれ接続するための接続器１９がある。接続器
１９は、推進軸の前方部１１と後方部１２の補助部分と
連動するために、自在継手を構成する形状をなしている
。

従って、推進軸の前方部１１と後方部１２は、遊転車軸
３がスプリング運動を行うとぎ、装置が角運動を行うこ
とが出来るように、推進軸の中間部１８に軸回転可能に
接続している。

第３図は、本発明の軸受装置の若干変形した実施例を示
す、第１図と第２図に示された装置とそのまま一致する
部分は、同じ参照番号によって識別される。第３の実施
例は、第１図と第２図に示された実施例とは、軸受収納
体１７が外部の軸受保持器２０を備えており、推進軸の
中間部１８の軸受が保持器内に配置されている点で主と
して異なる。ほかの点では、第３図に示された軸受装置
は、第１図と第２図に関して前述した軸受装置と同じ構
造を基本的に形成している。

本発明の軸受装置により、ボギー車の遊転車＠３が、推
進軸と接触するような危険もなく、非常に大きなスプリ
ング運動を行うことが出来ることは、前述の説明から明
らかであろう。言うまでもなく、推進軸の前方部１１と
後方部１２は、遊転車軸３がスプリング運動を行う時に
発生する長さの変化に対応する手段を具備していなけれ
ばならない。しかし、かような手段は、この技術分野の
専門家には周知のことであり、従ってここで説明する必
要はない。

本発明が、前述の代表実施例に制約されず、また変更と
変形は、次の請求の範囲を逸脱することなく行うことが
出来ることは、理解されるであろう。例えば、ある場合
には、２つの遊転車軸を駆動後車軸の前方に取り付ける
ことが望ましいことがある。例えば、これには、車軸負
荷とホイールベースに関する車輛法規及びこれに類した
法規に適合し、これらの法規の枠内で負荷支持力を最大
にすることが必要とされる。

このような場合、軸受装置は遊転車軸に取り付けられる
。関連の使用範囲における優勢な条件により、との遊転
車軸が軸受装置を支持すべぎかが決まる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例による軸受装置を装着し、
ボギー車と連結した商用車の後部の斜視図である。 第２図は、第１図の軸受装置の拡大斜視図である。 第３図は、本発明のもう一つの実施例による軸受装置を
装着したボギー車の側面図である。 １・・・フレーム　　　　２・・・後車軸３・・・遊転
車軸　　　　５，６・・・車軸７．８・・・支柱　　　
　　９．１０・・・装着部１１・・・前方部分　　　　
１２・・・後方部分１３・・・架橋部材　　　　１４．
１５・・・装着部１６・・・支柱　　　　　　１７・・
・軸受収納体８・・・中間部 他３名

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　軸受収納体（１７）が遊転車軸（３）または複数の
   遊転車軸の１つに取り付けられ、推進軸の分離した中間
   部（１８）が軸受収納体内に支持され、前記中間部の各
   端部が前記推進軸の２つの部分（１１、１２）へ接続す
   るための接続器（１９）を備えていることを特徴とする
   、少なくとも１つの遊転車軸が最も前の駆動後車軸の前
   方であるが前記推進軸（１１、１２）の前端より後方に
   取り付けられ、軸受装置が車輛の構成部材（３）に取り
   付けられまた推進軸用の少なくとも１つの軸受を支持す
   る軸受収納体（１７）より成つている商用車用の少なく
   とも１つの後車軸を駆動するための推進軸用軸受装置。 ２　軸受収納体（１７）が、遊転車軸（３）に接続しま
   た前記車軸（３）の大部分にわたって車輛の横方向に伸
   長している架橋構成部材（１３）内に配置されているこ
   とを特徴とする請求項１に記載の装置。 ３　前記架橋構成部材（１３）が、遊転車軸（３）の運
   動を誘導する働きを行う応動支柱（３）の取付け用の少
   なくとも１つの装着部を備えていることを特徴とする請
   求項２に記載の装置。 ４　接続器（１９）がそれぞれ、軸受装置の前方と後方
   にそれぞれ配置された推進軸部上の補助部と接続した場
   合、自由継手を構成する部分より成っていることを特徴
   とする請求項１から３のいずれの項にも記載の装置。