JPH03193500A - Ｘｙプロッタ用筆記芯自動供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はｘｙプロッタ用筆記芯自動供給装置に関する。

〔従来の技術〕

芯貯蔵容器内に複数の筆記芯を収納し、該芯貯蔵容器の
下方に配置したシャッター機構を開閉して、該シャッタ
ー機構の下方に配置した筆記具の芯挿入孔に芯貯蔵容器
内の芯を一本づつ落下させるようにした自動給芯装置が
特開平１−１０１１９６号公報に開示されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のように、芯貯蔵容器内に複数の筆記芯を収納した
場合、シャッター機構が開いたとき、芯貯蔵容器内の筆
記芯が２重落下する恐れがあり、また、芯貯蔵容器の底
部の落下穴から落下しようとする筆記芯に対して他の筆
記芯が圧接し、この、他の芯の圧力によって、芯が円滑
に落下しないという欠陥が存した。

本発明は上記欠陥を除去することを目的とするものであ
る。

〔問題点を解決する手段〕

上記目的を達成するため、本発明は、機体側に、芯挿入
孔に消耗性筆記芯を内置するようにした筆記具を着脱自
在に保持するためのペン保持手段を複数備えたペンスト
ッカーを設け、該ペンストッカーの所望のペン保持手段
と、作画面に対して相対的に所望の方向に移動可能な画
線ヘッドのペン保持手段との間で相互に筆記具の交換を
行うことができるようにしたＸＹプロッタにおいて、前
記ペンストッカに、該ペンストッカーのペン保持手段の
上方に位置させて支持台２４を配設し、該支持台２４上
に、１本の芯を縦方向にスライド自在に嵌挿配置するた
めの芯収納孔４８を複数設けたドラムカートリッジ４４
を回転自在に支承し、前記支持台２４に前記芯収納孔４
８の配列円線の直下に位置して芯落下用の穴３０を設け
、前記支持台２４の芯落下用の穴３０の下方に、該穴３
０の下方を開閉するためのシャッター機構を設け、前記
ドラムカートリッジ４４を回転駆動装置５２に脱着自在
に係合したものである。

〔作用〕

ドラムカートリッジ４４を所定量回転させて、その芯収
納孔４８の下端開口部を支持台２４の８落下穴３０に一
致させると、ドラムカートリッジ４４の芯収納孔４８内
の１本の芯が支持台２４の芯落下六３０からシャッター
機構の開閉部に自重落下する。該状態において、シャッ
ター機構の開閉部を開くと、１本の芯が落下し、シャッ
ター機構の下方に配置した筆記具の芯挿入孔内に自重に
より挿入される。

〔実施例〕

以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例を参照して
詳細に説明する。

第１図において、２はＸＹプロッタの機体であり、これ
に用紙載置台４が固設されている。前記用紙載置台４の
両側には、レール案内機構が設けられ、これらに移動レ
ール６の両端が移動自在に支持されている。前記載置台
４には、その作画有効範囲外で且つ後述するペンストッ
カー２０のペン保持手段２１のひとつの直下に位置して
、残芯排出口８が形成されている。前記移動レール６に
は、これに沿って移動自在に画線ヘッド１０が取り付け
られている。前記ヘッド１０に内蔵された、ムービング
コイルから成る昇降駆動装置（図示省略）の昇降出力体
には、前記ヘッド１０のケーシングに設けた昇降ガイド
に昇降自在に支持されたペン保持手段１４がアームを介
して連結している。

前記移動レール６は１機体２に内蔵された。コントロー
ラによって制御されるＸモータ（図示省略）の駆動によ
り、載置台４上をＸ方向に平行移動するように構成され
、前記画線ヘッド１０は、機体に内蔵されたコントロー
ラによって制御されるＹモータ（図示省略）の駆動によ
り、移動レール６に沿って移動するように構成されてい
る。コントローラによって前記移動レール６をＸ方向に
移動制御し、前記画線ヘッド１０を移動レール６に沿っ
てＹ方向に移動制御する一方、前記画線ヘッド１０内の
昇降駆動装置をコントローラによって駆動して、ペン保
持手段１４を載置台４の上面に対して昇降制御し、ペン
保持手段１４のペン保持アームが保持する筆記具１８の
先端を載置台４上の用紙に対して圧接及び上昇させて、
該用紙に所定の作図を行なうことができる。前記機体２
には複数のペン保持手段２１を備えたペンストッカー２
０が配設されている。前記ペンストッカー２０の複数の
ペン保持手段２１と前記画線ヘッド１０のペン保持手段
１４との間で相互に筆記具１８の交換を行なうことがで
きるように構成されている。

筆記具交換は、前記画線ヘッド１０をペンストッカー２
０側の所望のペン保持手段２１に近接させ、その後、離
反方向に画線ヘッド１０を移動させることによって、ペ
ンストッカー２０とヘッド１０間で筆記具の交換を行な
う、前記筆記具１８は、消耗筆記芯を受は入れる芯挿入
孔２２を有し、該孔２２の上端は筆記具１８の上端面の
中央に開口している。尚、前記筆記具１８の内部構造は
、特開昭６１−１３２３９４号公報に詳細に開示されて
いる。前記ストッカー２０には、前記ペン保持手段２１
群のうちのひとつに対向してケーシングが固設されてい
る。２４は円盤状のカートリッジ支持台であり、これの
底面の中央部に穿設された嵌合凹部が前記ケーシング２
３の支持面に突設されたピン２６に脱着自在に嵌合して
いる。前記支持台２４の側部に穿設されたねじ穴に、前
記ケーシング２３の穴に回転自在に嵌挿されたねじ２８
が螺合し、該ねじ２８によって、前記支持台２４は、前
記ケーシング２３の支持面上の定位置に脱着可能に固定
されてる。前記支持台２４は、前記ペン保持手段２１の
上方に配置され、該支持台２４には、前記ペン保持手段
２１が保持する筆記具１８の中心軸線の延長線上に位置
して、厚み方向に芯落下用の穴３ｏが透設されている。

前記穴３０の周囲に位置して、前記支持台２４の底部に
は、第５図に示すように、切欠部３２が形成され、該切
欠部３２の両側面には、前記穴３０の中心軸線の延長線
をはさんで、投光体３２と受光体３４とから成る応待機
中検出用の光学的センサ３２，３４が配設されている。

前記支持台２４の底面には、ロータリー式のシャッター
カム３６が回転自在に軸支され、該カム３６上下面の、
その回転中心を中心とする円線上に開口して、等間隔に
芯落下用の穴３８が複数個、厚み方向に透設されている
。

前記カム３２の下面には、前記穴３８ごとに、該下面に
対して垂直にピン４ｏが突設されている。

前記穴３８の配列円線の直上に前記支持台２４の穴３０
が位置している。前記支持台２４の上面には、その中心
に位置して、カートリッジ用支持軸４２が突設されてい
る。４４は、前記支持台２４と略同径のドラムカートリ
ッジであり、その底部に、その中心に位置して取り付は
穴４６が穿設され、該穴４６は、前記支持軸４２に回転
自在に嵌合している。前記ドラムカートリッジ４４の、
その回転中心軸線から離れた位置には、軸方向に複数の
芯収納孔４８が透設され、これらの芯収納孔４８は、前
記ドラムカートリッジ４４上下面のその中心を中心とす
る同一半径円線上に開口し、該円線上に前記支持台２４
の芯落下用穴３０が位置している。前記ドラムカートリ
ッジ４４の中間部の局面にはギア５０が固設されている
。５２は。

前記ケーシング２３に固定された、エンコーダ５４付き
の割り出し用ステッピングモータから成る、回転駆動装
置であり、該装置５２の出力軸に固定されたギア５６の
一部は、前記ケーシング２３に形成された窓５９から外
部に若干露出し、該ギア５６の一部露出部分に前記ドラ
ムカートリッジ４４のギア５０が脱着自在に噛み合って
いる。５８はドラムカートリッジ４４のキャップである
・６０は、前記ストッカー２０に固設された、公知の芯
押し装置を内蔵するケースであり、該ケース６０に、コ
ントローラによって制御される減速機付きモータ６２（
第３図参照）が固設されている。

６４は筒状の昇降案内カムであり、これの天壁の中央部
は、前記モータ６２の出力軸６６に固定されている。６
８は板状の回動アームであり、これの一端に形成された
穴が前記出力軸６にスライド自在に嵌挿されている。該
アーム６８は、前記カム６４の周壁に形成されたアーム
規制溝７０に位置し、且つ、出力軸６６に圧縮嵌挿配置
されたコイルスプリング７２の弾発力により、前記カム
６４の天壁の下面に圧接している。第６図に示すように
、前記カム６４の天壁の下面と同じ高さレベルの溝７０
の壁面の一端と、該溝７０の壁面の他端との間の、周壁
６４ａの下面には、溝７０の水平面よりも若干下方向に
突出する面を始端Ｓとして除々に下方向の突出量が増大
し、終端ｅにおいて下方向の突出量が最大となる昇降制
御カム面７４が形成されている。前記アーム６８の回動
軌跡には、前記シャッターカム３２の１つのピン４゜が
位置するように設定されている。前記アーム６８には、
該アーム６８がシャッターカム３２の一つのピン４０と
係合したとき、シャッターカム３２の、該−つの係合す
るピン４０に対応する芯落下用の穴３８の下方を開放す
るための、凹入部７６が形成されてる。ドラムカートリ
ッジ４４の各芯収納孔４８には、１本ずつ、筆記芯７８
が昇降自在に配置され、各筆記芯７８の下端は自重によ
り支持台２４の上面に当接している。

次に本実施例の作用について説明する。

筆記芯自動供給動作を第７図に示すラベル１からスター
トさせると、コントローラは、判断ブロック２で、自動
給芯装置の下方のペン保持手段２１が筆記具１８を保持
しているか否か、ペン有無検出センサ（図示省略）によ
って判断し、否定を判断すると、ブロック８で筆記具自
動交換動作により、あるいは、オペレータが手操作でペ
ン保持手段２１に、空の筆記具１８を保持させる。判断
ブロック２で肯定を判断すると、コントローラは、応待
機中検出センサ３２，３４がオンか否か判断する。第２
図に示すように、支持台２４の穴３゜に筆記芯７８が落
下し、該芯７８の下端がシャッターカム３２の上面に係
止されているときは、センサ３２，３４はオンとなって
いる０判断ブロック３で固定の判断が行なわれるときは
、穴３０に一致しているドラムカートリッジ４４の芯収
納孔４８内に筆記芯７８がない場合であるから、コント
ローラは、ブロック９で、モータ５２を駆動し、ドラム
カートリッジ４４を１割出分回転させて。

空の芯収納孔４８の次の芯収納孔４８を支持台２４の穴
３０に一致させる。

判断ブロック３で肯定を判断すると、コントローラはモ
ータ６２を駆動して、アーム６８を回動する。該アーム
６８は、その先端側面６８ａがシャッターカム３２の一
番外側のピン４０に当接し、これを押動する。アーム６
８によってシャッターカム３２が回転し、アーム６８と
係合するピン４０に対応する芯落下用の穴３８が、支持
台２４の穴３０に一致し、該穴３０内の筆記芯７８は、
シャッターカム３２の穴３８及びアーム６８の凹入部７
６を通って下方に落下し、筆記具１８の芯挿入孔２２に
挿入される６更にアーム６８は、若干回動して、その凹
部７６に隣接する押し下げ面６８ｂが筆記具１８の直上
に位置すると、ケース６０に固設されたストッパー８２
（第６図参照）に係止される。この状態において、シャ
ッターカム３２の芯落下用の穴３８は、支持台２４の芯
落下用の穴３０に対して不一致となり、第７図のブロッ
ク４におけるシャッターカム３２の１割り出し分の回転
動作が完了する。

次に、コントローラは１判断ブロック５でセンサ３２．
３４がＯＦＦか否か判断し、否定を判断すると、ブロッ
ク１０で操作パネルの表示部において、エラーを表示す
るとともに、給芯動作を停止する（ブロック１１）。判
断ブロック５で肯定を判断すると、ブロック６で芯押し
動作に移行する。

この芯押し動作を以下に説明する。

アーム６８がストッパー７８に係止された状態において
、更に、モータ６２の出力軸６６が第６図中、矢方向に
回動すると、アーム６８は、カム６４のアーム規制溝７
０から外れアーム６８は、カム６４の昇降制御カム面７
４の案内によって垂直方向に下降し、アーム６８は、そ
の押し下げ面６８ａで、筆記具１８に挿入されている筆
記芯を更に奥方向に押し込み、筆記具１８内の残芯を新
しい芯で筆記具１８から押し出し、残芯排出口８に落下
させ、新しい芯を、筆記具１８内の芯チヤツク機構に係
合させる。芯押し動作が完了すると。

モータ６２の出力軸６６を逆回転させて、アーム６８を
原位置に復帰させ、給芯動作を完了する（ブロック７）
。

上記の説明から明らかなように、シャッターカム３２１
回動アーム６８及びモータは支持台２４の穴３０の下方
を開閉するためのシャッター機構を構成している。尚、
このシャッター機構は当業者であれば１種々の構成が考
えられ、本発明において、上記シャッター機構は、特に
図示する構成に限定されるものではない。

〔効果〕

本発明は上述の如く、芯が１本づつ保持されたドラムカ
ートリッジを用いているため、芯が２重落下する可能性
がなく、そのため、芯落下時に落下しようとする芯に他
の芯の圧力が加わらず、スムーズ且つ確実に効率良く筆
記具に芯を供給することができる。また、ドラムカート
リッジを交換することで簡単に芯の補給を行なうことが
できる等の効果が存する。

【図面の簡単な説明】

第１図は外観図、第２図は断面図、第３図は外観図、第
４図は分解斜視図、第５図は外観図、第６図は外観図、
第７図はフローチャートである。 ２・・・機体、４・・・載置台、６・・・移動レール、
８・・・残芯排出口、１０・・・画線ヘッド、１２・・
・昇降駆動装置、１４・・・ペン保持手段、１６・・・
アーム、１８・・・筆記具、２ｏ・・・ペンストッカ、
２２・・・芯挿入孔、２４・・・支持台、２６・・・ピ
ン、２８・・・ねじ、３０・・・穴、３２．３４・・・
応待機中検出センサ、３６・・・シャッターカム、３８
・・・穴、４０・・・ピン、４２・・・支持軸、４４・
・・ドラムカートリッジ、４６・・・取付穴、４８・・
・芯収納孔、５０・・・ギア、５２・・・回転駆動装置
、５４・・・エンコーダ、５６・・・ギア、５８・・・
キャップ、６０・・・ケース、６２・・・モータ、６４
・・・カム、６６・・・出力軸、６８・・・回動アーム
、７０・・・規制溝、７２・・・コイルスプリング、７
４・・・カム面、７６・・・凹入部、８２・・・ストッ
パー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）機体側に、芯挿入孔に消耗性筆記芯を内置するよ
   うにした筆記具を着脱自在に保持するためのペン保持手
   段を複数備えたペンストッカーを設け、該ペンストッカ
   ーの所望のペン保持手段と、作画面に対して相対的に所
   望の方向に移動可能な画線ヘッドのペン保持手段との間
   で相互に筆記具の交換を行うことができるようにしたＸ
   Ｙプロッタにおいて、前記ペンストッカに、該ペンスト
   ッカーのペン保持手段の上方に位置させて支持台２４を
   配設し、該支持台２４上に、１本の芯を縦方向にスライ
   ド自在に嵌挿配置するための芯収納孔４８を複数設けた
   ドラムカートリッジ４４を回転自在に支承し、前記支持
   台２４に前記芯収納孔４８の配列円線の直下に位置して
   芯落下用の穴３０を設け、前記支持台２４の芯落下用の
   穴３０の下方に、該穴３０の下方を開閉するためのシャ
   ッター機構を設け、前記ドラムカートリッジ４４を回転
   駆動装置５２に脱着自在に係合したことを特徴とするＸ
   Ｙプロッタ用筆記芯自動供給装置。