JPH031928A - 換気扇用化粧枠の成形型 - Google Patents

換気扇用化粧枠の成形型

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JPH031928A
JPH031928A JP13690189A JP13690189A JPH031928A JP H031928 A JPH031928 A JP H031928A JP 13690189 A JP13690189 A JP 13690189A JP 13690189 A JP13690189 A JP 13690189A JP H031928 A JPH031928 A JP H031928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
sheet material
bell mouth
decorative frame
oil reservoir
Prior art date
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Pending
Application number
JP13690189A
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English (en)
Inventor
Eiji Suzumura
鈴村 英二
Kiyomi Niwa
清美 丹羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH031928A publication Critical patent/JPH031928A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はベルマウスの内周面の下部位に凹状の油溜め部
を有した化粧枠をシート材により成形する換気扇用化粧
枠の成形型に関する。
(従来の技術) 例えば台所用として使用される換気扇にあっては、ファ
ン装置を設けた本体枠の前面部に、ファンを囲繞するベ
ルマウスを有した化粧枠を取付けている。そして、最近
この化粧枠をプラスチックシート材により成形すること
が考えられており、このとき同時にベルマウスの内周面
の下部位に凹状の油溜め部を成形して、ベルマウスに付
着した油分をこの油溜め部に溜めるようにすることが考
えられている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、シート材により化粧枠を成形する場合、その
成形型は一般には、真空引き型と加圧型とから構成され
る。そして、まずシート材を真空引きにより真空引き型
に密着させ、次いで加圧型によりシート材を真空引き型
との間で加圧して成形し、その後に加圧型を型抜きし、
しかる後に化粧枠として成形されたシート材を真空引き
型から取出すというものである。
ところが、ベルマウスの内周面に凹状の油溜め部を成形
すると、この油溜め部がいイ〕ゆるアンダーカットとな
って加圧型を型抜きすることができなくなってしまう。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、ベルマウスの内周面に凹状の油溜め部を成形するよ
うにしても、この油溜め部がアンダーカットとなること
なく、良好に型抜きすることができる換気扇用化粧枠の
成形型を提供するにある。
[発明の構成] (3題を解決するための手段) 本発明の換気扇用化粧枠の成形型は、ファン装置を設け
た本体枠の前面部に取付けられ、ファン装置のファンを
囲繞するベルマウスをHすると共にこのベルマウスの内
周面の下部位に凹状のib溜め部を有した化粧枠をシー
ト材により成形するものであって、化粧枠として成形す
るためのシート材を空気圧により密着させる第1の型を
設け、シート材を第1の型との間で加圧する第2の型を
設け、そしてベルマウスを成形する部分の中心軸線を型
抜き方向に対し傾斜させて、前記油溜め部の底部を成形
する部分が型抜き方向と平行な而となるように若、シ<
はやや反型抜き方向側を向くように設定したことを特徴
とするものである。
(作用) 油溜め部の底部を成形する部分が型抜き方向と平行な面
となるように若しくほやや反型抜き方向側を向くように
設定されているので、油溜め部がアンダーカットとなる
ことはない。
(実施例) て説明する。
まず台所用の換気扇の全体構成は第3図に示す通りで、
本体枠1の内部には、ファン装置2のモータ3が取付枠
4を介して固定され、このモータ3の回転軸3aにファ
ン5が取着されている。また、本体枠1の後面部には複
数枚のシャッタ6が開閉可能に枢着され、これらシャッ
タ6は連結杆7により連結されている。そして、この連
結杆7はモータ3を通断電するスイッチ8の操作杆9に
連結されていて、スイッチ8をオンさせるべく引き紐9
を引き操作すると、これに連動してシャッタ6が開放動
作するようになっている。一方、本体枠1の前面部には
発泡プラスチックシート材製の化粧枠10が着脱可能に
取付けられている。この化粧枠10の取付は構造は、化
粧枠10の上部に形成された係合孔10aを本体枠1の
上部に突設された突起部1aに挿入係合させると共に、
化粧枠10の下部に通した止め具11を本体枠1の下部
に取着するというものである。そして、この化粧枠10
には、第2図にも示すように、ファン5を囲繞するベル
マウス12が一体に形成され、このベルマウス12の内
周面の下部位には、該ベルマウス12の内周面に付若し
て流れ降りてくる油分を溜めておくための凹状の油溜め
部13が形成されている。この油溜め部13の底面部1
3 aはベルマウス12の中心軸線りに対してθ度だけ
傾いて後側に向かって下降傾斜する傾斜面状をなしてい
る。尚、ベルマウス12は後方に向かって次第に径小と
なるように湾曲しているが、中心線りに対する交差角の
最も小なる後端部の接線gと中心線りとの交差角βは前
記θと同じ若しくはこれよりも大きくなるように設定さ
れている。また、化粧枠10の外側面部10bも後側に
向かって次第に拡開するように傾斜しているが、その傾
斜角γは前記θと同じ若しくはこれよりも大きくなるよ
うに設定されている。
さて、上記の化粧枠10は第1図に示す成形型により成
形される。この成形型は、化粧t’J’ 10として成
形するための発泡プラスチックシート材14を真空引き
して密着させる第1の型としてのJ1空引き型15と、
シート材を真空引き型15との間で加圧する第2の型と
しての加圧型16とから構成されている。真空引き型1
5は化粧枠10の内面側(ベルマウス12にとっては外
周面)を成形し、加圧型16は化粧枠10の外面側(ベ
ルマウス12にとっては内周面)を成形する。そして、
真空引き型15において、ベルマウス〕2の14面を成
形する穴部15aの開口上端部分には、油溜め部13を
成形するための凹部17が形成されている。また、加圧
型16において、ベルマウス12の内周面を成形する突
出部16aの根元側には、油溜め部13を成形するため
の凸部18が突設されている。そして、真空引き型15
は、下面に凹部17側から反凹部17側に向かって次第
に厚くなる断面楔形の介装板19があてがわれていて、
この介装板1つ介して成形装置のベース(図示せず)に
取付けられている。また、加圧型16は、上面に凸部1
8側から反凸部18側に向かって次第に薄くなる断面楔
形の介装板20があてがわれていて、この介装板20介
して成形装置の可動板(図示せず)に取付けられている
。これら両分装板19及び20の板厚変化を表す楔角δ
は前記θと同一に設定されている。かかる両分装置9及
び20の存在により、ベルマウスを成形する部分、すな
わち穴部15a及び突出部16aの中心線L4が矢印へ
で示す加圧型16の型抜き方向に対して0度だけ傾斜し
た状態となる。この結果、油溜め部13の底部13aを
成形する部分である凹部17の底面17a及び凸部18
の突出面18aが型抜き方向と平行な面となるように設
定される。
次に上記のように構成された成形型を用いて化粧枠10
を成形する手順を説明する。まず、発泡ポリスチレンな
どのシート材14を加熱軟化させた状態で真空引き型1
5上に載置し、そしてこのシート材14を真空引きして
真空型15に密着させる。この後、加圧型16を下降さ
せて真空引き型15に突合わせ、以てシート材14を真
空引き型15と加圧型16との間で加圧する。尚、この
加圧状態の下でシート材14は二次発泡し、やがて硬化
する。シート材14が硬化したところで、加圧型16を
上昇させて型抜きするものである。
この場合、油溜め部13の底部13aの内面側を成形す
る凸部18の突出面18aは加圧型16の型抜き方向で
ある矢印入方向と平行な面となっているため、油溜め部
13がアンダーカットとなることがなく、従って成形さ
れたシート材14を傷付けることなく加圧型15を円滑
に型抜きすることができるしのである。この後、シート
材14を真空引き型15から取出し、そして不要部分を
切除することによって化粧枠10として形成される。
尚、上記実施例では、加圧型16を上方に移動させるこ
とにより静止している真空引き型15に対して加圧型1
6が型抜きされるのであるが、真空引き型15は加圧型
16に対して相対的に下方に移動されて型抜きされるこ
ととなる。そこで、第4図に示すように、介装板19及
び20の楔角δをθよりも大きくし、これにて油溜め部
13の底部13aを成形する部分である加圧型16の凸
部18の突出面18aがやや反型抜き方向側、すなわち
やや反矢印A方向側を向くように設定し、真空引き型1
5の凹部17の底面17aも相対的な型抜き方向(反矢
印A方向)とは反対方向の矢印A方向側に向くように設
定しても良い。
また、介装板19及び20を用いて真空引き型15及び
加圧型16を傾けたが、真空引き型15及び加圧型16
に介装板19及び20に相当する部分を一体に形成する
ようにしても良い。更には、加圧型16を成形装置のベ
ースに固定し、真空弓き型15を可動板に取付けるよう
にしても良い。
その他、本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限定さ
れるものではなく、真空引き型を圧縮空気によりシート
材を密告させる構成の型に疫えても良い等、要旨を逸脱
しない範囲で種々変更して実施することができる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように本発明の換気扇用化粧枠
の成形型によれば、化粧枠のベルマウスに凹状の油溜め
部を成形する場合、その油溜め部の底部を成形する部分
が型抜き方向と平行な面となるように若しくは型抜き方
向側を向くように設定されているので、単純な二分割形
の型であっても、油溜め部がアンダーカットとなること
なく円滑に型抜きすることができるという優れた効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は成形型の縦断側面図、第2図は化粧枠単体の斜
視図、第3図は換気扇の縦断側面図であり、第4図は本
発明の他の実施例を示す第1図相当図である。 図中、1は本体枠、2はファン装置、5はファン、10
は化粧枠、12はベルマウス、13は曲溜め部、14は
シート材、15は真空引き型(第1の型)、16は加圧
型(第2の型)、17及び18は油溜め部を形成する凹
部及び凸部である。 出願人  株式会社  東  芝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ファン装置を設けた本体枠の前面部に取付けられ、
    前記ファン装置のファンを囲繞するベルマウスを有する
    と共にこのベルマウスの内周面の下部位に凹状の油溜め
    部を有した化粧枠をシート材により成形するものであっ
    て、前記化粧枠として成形するためのシート材を空気圧
    により密着させる第1の型と、前記シート材を前記第1
    の型との間で加圧する第2の型とからなり、前記ベルマ
    ウスを成形する部分の中心軸線を型抜き方向に対し傾斜
    させて、前記油溜め部の底部を成形する部分が型抜き方
    向と平行な面となるように若しくはやや反型抜き方向側
    を向くように設定したことを特徴とする換気扇用化粧枠
    の成形型。
JP13690189A 1989-05-30 1989-05-30 換気扇用化粧枠の成形型 Pending JPH031928A (ja)

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