JPH03192082A - エレベーター用制御盤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、エレベータ−用制御盤、特に配線用ケーブ
ルや制御ケーブル等の電線が接続されるエレベータ−用
制御盤に関するものである。

［従来の技術］ 第２図は例えば特開昭６１−１７３６１９号公報に示さ
れたものと同様の従来のエレベータ−用制御盤を示す斜
視図である。

図において、符号（１）は−側面が開口している箱状の
ケースであり、このケース（１）の底板（１ａ）には、
電線引込孔（１ｂ）が形成されている。（２）はケース
（１）の開口部を覆うカバー、（３）はケース（１）及
びカバー（２）からなる筐体である。

（４）は筐体（３）内に設けられ制御機器（図示せず）
を有する電気部品としての印刷配線板、（５）は筐体（
３）内に設けられた電気部品としての接続板である。

（６）及び（７）はそれぞれ先端部が電線引込孔（１ｂ
）から筐体（３）内に引き込まれた電線としての配線用
ケーブル及び制御ケーブルであり、配線用ケプル（６）
は印刷配線板（４）に、また、制御ケーブル（７）は接
続板（４）に、それぞれ礪線接続具（８）を介して接続
されている。また、各ケーブル（６）。

（７）は、それぞれ多数の芯線（９）を束ねてなってい
る。

このような従来のエレベータ−用制御盤においては、昇
降路、乗り場、かご及び機械室機器などからそれぞれ出
ている配線用ケーブル（６）、制御ゲプル（７）及び動
力用大物電線（図示せず）などが、配線用ダクト（図示
せず）を経由して電線引込孔（１ｂ）から筐体（１）内
に引き込まれ、印刷配線板（５）や接続板（６）などの
電気部品に接続されている。

［発明が解決しようとする課題］ 上記のように構成された従来のエレベータ−用制御盤に
おいては、実際には配線用ケーブル（６）や制御ケーブ
ル（））の他にも何本かのケーブル（図示せず）を接続
する必要があり、また殆どのケーブルは芯線（９）の本
数が多く、屈曲させにくくなっているため、これら総て
のケーブルを電線引込孔（１ｂ）から筐体（３）内に引
き込んで接続作業を行うにはかなりの手間がかかり、ケ
ーブルの接続作業の作業性が低下してしまうという問題
点があった。また、上記の接続作業性の低下を少しでも
抑制するため、電線引込孔（１ｂ）の上方にケーブル引
込作業の為の作業空間を設ける必要があるので、筐体（
３）内の部品実装密度が低下するとともに筐体（３）が
大形化してしまうという問題点があつた。

この発明は、上記のような問題点を解決することを課題
としてなされたものであり、電線接続作業の作業性を向
上させることができ、また部品実装密度を高め、筐体を
小型化することができるエレベータ−用制御盤を得るこ
とを目的とする。

［課題の解決するための手段］ この発明に係るエレベータ−用制御盤は、ケースの底板
とカバーとの間にスペースを設けたものである。

［作　用］ この発明においては、底板とカバーとの間のスペースか
ら筐体内に電線を引き込み、この電線を電気部品に接続
する。

［実施例コ 以下、この発明をその一実施例を示す図に基づいて説明
する。

第１図はこの発明の一実施例によるエレベータ−用制御
盤を示す斜視図であり、第２図と同−又は相等部分には
同一符号を付し、その説明を省略する。

図において、符号（１１）はケース、（１２）はカバ（
１３）はケース（１１）及びカバー（１２）からなる筐
体であり、この筐体（１３）は、印刷配線板（４）、接
続板（５）及びその他のエレベータ−制御用の電気部品
を収容している。また、ケース（１１）の底板（ｌｌａ
）には、カバー（１２）に対向する側の端部をその全幅
に渡って直角に折り曲げてなる折曲部（ｌｌｂ＞が形成
されている。（１４）は、折曲部（ｌｌｂ）とカバ（１
２）との間のスペースであり、このスペース（１４）か
ら配線用ケーブル（６〉、制御ケーブル（７）及びその
他の電線が筐体（１３）内に引き込まれている。

上記のようなエレベータ−用制御盤においては、各ケー
ブル（６）　、　（７）の接続作業を行う場合、カバー
　（１２）を取り外しておけば、各ケーブル（６）、（
７）の先端部をそのまま接続箇所に持って行くことがで
き、従来のように孔を通すような手間はかからず、作業
性が向上する。また、底板（ｌｌａ）上に電線引込作業
用の空間を設ける必要もなく、各ケブル（６）、（７）
等を捌くための必要最小限の空間を＝４− 筐体（１３）内に確保するだけでよいので、部品実装密
度が高くなるとともに、筐体（１３）を小形化すること
ができる。

また、上記実施例では底板（ｌｌａ）に折曲部（ｌｌｂ
）を形成したので、この折曲部（ｆｌｂ）に取付具を介
して各ケーブル（６）、（７）等を固定することができ
るとともに、各ケーブル（６）、（７）等の被覆損傷を
防止できる。

なお、上記実施例では底板（ｌｌａ）の全幅に沿ってス
ペース（１４）を設けたが、一部に設けても良い。

また、スペース（１４）の形状は特に限定されない。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明のエレベータ用制御盤は
、ケースの底板とカバーとの間に、電気部品に接続され
る電線を筐体内に引き込むためのスペースを設けたので
、電線を筐体内に容易に引き込むことができ、これによ
り電線接続作業の作業性を向上させることができ、また
筐体内に電線引込作業のための空間を設ける必要がなく
なるので、部品実装密度を高めることができるとともに
、筐体を小形化することができるなどの効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す斜視図、第２図は従
来装置の斜視図である。 図において、（４）は印刷配線板（電気部品）、（５）
は接続板（電気部品）　、（６）は配線用ケーブル（電
線）　、（７）は制御ケーブル（電線’）　、（１１）
はケース、（ｌｌ＆）は底板、（１２）はカバー、（１
３）は筐体、（１４）はスペースである。 なお、各図中、同一符号は同−又は相等部分を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ケース及びカバーからなる筐体内に、エレベーター制御
   用の電気部品を収容しているエレベーター用制御盤にお
   いて、 前記筐体は、前記ケースの底板と前記カバーとの間に、
   前記電気部品に接続される電線を前記筐体内に引き込む
   ためのスペースを有していることを特徴とするエレベー
   ター用制御盤。