JPH03191191A - 熱接着可能な障子紙 - Google Patents

熱接着可能な障子紙

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JPH03191191A
JPH03191191A JP32729989A JP32729989A JPH03191191A JP H03191191 A JPH03191191 A JP H03191191A JP 32729989 A JP32729989 A JP 32729989A JP 32729989 A JP32729989 A JP 32729989A JP H03191191 A JPH03191191 A JP H03191191A
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JP
Japan
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shoji
adhesive layer
shoji paper
paper body
heat
Prior art date
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JP32729989A
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JPH0541760B2 (ja
Inventor
Teruo Hirata
平田 輝夫
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WADA KAGAKU KOGYO KK
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WADA KAGAKU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用性!Ff) 本発明は熱接着可能な障子紙に関する。
〔従来の技術〕
1[〕来、障子紙は糊を使って木製の桟に貼り付けられ
ている。これに対して、障子紙の貼り付けを省力化する
ために、家庭用のアイロンを用いて木製の桟に熱接着て
きる障子紙が開発されている。
従来、このような熱接着可能な障子紙としては、障子紙
本体の片面に厚さ15〜201のポリエチレン樹脂を押
■しラミネート法により積層し、更にその上にワックス
などを成分とするホットメルト剤を塗布したものが知ら
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来の熱接着可能な障子紙は、障子紙本体にポ
リエチレン樹脂及びホットメルト剤を2回にわたって積
層しているので、積層物が厚くなり、障子紙の風合いが
失われがちである。
また、従来品は、経口的に障子紙が黄変したり、木製の
桟から自然剥離することがあった。
更に、従来品では熱接着された障子紙を木製の桟から剥
離する際、ホットメルト剤の一部が木製の桟に残って付
若することがあった。
本発明はこのような従来の問題点を解決するためになさ
れたものであり、風合いを損なわず、かつ容品に木製の
桟に熱接着することができ、しかも付着物を残さずに容
易に桟から剥離することができる熱接着可能な障子紙を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段と作用〕
本発明の熱接着可能な障子紙は、障子紙本体の片面に、
エチレン90〜70重量%と酢酸ビニル、アクリル酸、
アクリル酸エステル、メタクリル酸、メタクリル酸エス
テルのうち少なくとも1種10〜30重量%との共重合
体からなり、厚さ7〜30趨の接着層を積層したことを
特徴とするものである。
本発明において、障子紙本体は、紙からなるものでも、
不織布からなるものでもよい。
本発明において、接着層を構成する共重合体の組成を、
エチレン90〜70重量96に対して、酢酸ビニル、ア
クリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸、メタク
リル酸エステルのうち少なくとも1種10〜30重量%
としたのは、以下のような理由による。すなわち、エチ
レン以外の成分が10重量%未満であると接着時に11
0℃以上の温度で接着する必要があり、家庭用のアイロ
ンで貼り付けることが困難となる。一方、エチレン以外
の成分が30重量%を超えると、桟への接着時に接着層
が熱劣化するおそれがある。
本発明において、接着層の厚さを7〜30.cosとし
たのは、以下のような理由による。すなわち、接着層の
厚さが7趨未満であると桟への接着が不安定となり、3
0.を超えると障子紙の風合いが損なわれる。接着層の
厚さは10〜201であることが好ましい。
障子紙本体の片面に接着層を積層するには、押出ラミネ
ート法が使用される。この際、予め接着層の障子紙への
接着面に、コロナ放電を施すか又はオゾンを吹き付ける
ことにより、酸化処理しておくことが望ましい。また、
積層後には接着層の桟への接着面に、前記と同様にコロ
ナ放電を施すか又はオゾンを吹き付けることにより、酸
化処理しておく。コロナ放電は、真空管方式、サイリス
タ方式などの公知のコロナ放電処理装置を用い、処理量
5W・分/ m 2以上、好ましくは10〜100W・
分/ m 2てなされる。オゾンの吹き付けは、ノズル
又はスリット状の吹出口からオゾンを1g/ m 3以
上、好ましくは3 g / m ’以上の割合で含む空
気などのガスを、吹付けio、03Ω/分/ cm以上
、好ましくは0.11/分/cffI以上で吹付けるこ
とによってなされる。そして、積層は熱圧着により行う
。熱圧着条件は、温度200〜250℃、線圧10〜3
0kg / crn 、速度120〜l G Elm 
/分である。
本発明の障子紙は、風合いがよく、かつ家庭用のアイロ
ンを用いて容品に木製の桟に熱接着することができる。
また、本発明の障子紙は、接着時と同様に加熱すること
により、付着物を残さずに容Uに桟から剥離することが
できる。
従来は、前記のような組成及びIvさの樹脂フィルムを
障子紙本体に押出ラミネートすることは一般的に不可能
であった。これに対して、本発明では樹脂フィルムを酸
化処理することにより接着面の接着性を改善しているの
で、前記のような組成及び厚さの樹脂フィルムを障子紙
本体に押出ラミネートすることができ、前述した効果を
得ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の詳細な説明する。
第1表の実施例1〜6に示すように、接着層として酢酸
ビニルの含有量、及び厚さが異なるエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体フィルムを用意した。
第1図に示すように、接着層2をそのまま又はオゾンに
より酸化処理(障子紙本体側)した後、これを押出ラミ
ネート法により障子紙本体1に積層し、更に接着層20
表面(桟側)片面を30W・分/ m 2の条件でコロ
ナ放電して酸化処理(酸化処理面3)し、熱接着可能な
障子紙を製造した。第1表に接着層と障子紙本体との接
着強度を示す。
なお、第1表には示していないが、フィルムの厚さが3
0−を超える場合には、障子紙本体が本来有している風
合いが損なわれた。
次に、第2図に示すように、得られた熱接着可能な障子
紙の酸化処理面3側を、家庭用のアイロンを用い、接着
温度100℃で桟として用いられる木4に熱接着した。
第1表に障子紙と木との接着強度を示す。
なお、第1表の比較例(従来品)は、障子紙本体にポリ
エチレン樹脂及びホットメルト剤を積層した熱接着可能
な障子紙である。
第1表から明らかなように、本発明に係る実施例1〜6
の障子紙に関しては、障子紙本体と接着層との接着強度
及び障子紙と木との接廿強度が充分である。また、これ
らの障子紙は風合いも良好であった。更に、これら障子
紙は、接着時と同様に加熱することにより、付着物を残
さずに容易に木から剥離することができた。
これに対して、比較例(従来品)の障子紙は、木との接
着強度は充分であるが、風合いが悪く、木から剥離する
ときに付着物が残留した。
なお、前記実施例では、接着層としてエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体を用いたが、これに限らず、エチレンとア
クリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸又はメタ
クリル酸エステルとの共重合体を用いても前記と同様な
効果を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明の熱接着可能な障子紙は、風
合いがよく、かつ家庭用アイロンを用いて容易に木製の
桟に熱接着することができ、付着物を残さずに容易に桟
から剥離することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る熱接着可能な障子紙の断面図、第
2図は本発明に係る熱接着可能な障子紙を木製の桟に接
着した状態を示す断面図である。 1・・・障子紙本体、2・・・接着層、3・・・酸化処
理面、4・・・桟。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 障子紙本体の片面に、エチレン90〜70重量%と酢酸
    ビニル、アクリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル
    酸、メタクリル酸エステルのうち少なくとも1種10〜
    30重量%との共重合体からなり、厚さ7〜30μmの
    接着層を積層したことを特徴とする熱接着可能な障子紙
JP32729989A 1989-12-19 1989-12-19 熱接着可能な障子紙 Granted JPH03191191A (ja)

Priority Applications (1)

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JP32729989A JPH03191191A (ja) 1989-12-19 1989-12-19 熱接着可能な障子紙

Applications Claiming Priority (1)

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JP32729989A JPH03191191A (ja) 1989-12-19 1989-12-19 熱接着可能な障子紙

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Publication Number Publication Date
JPH03191191A true JPH03191191A (ja) 1991-08-21
JPH0541760B2 JPH0541760B2 (ja) 1993-06-24

Family

ID=18197580

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JP32729989A Granted JPH03191191A (ja) 1989-12-19 1989-12-19 熱接着可能な障子紙

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3033790U (ja) * 1996-05-31 1997-02-07 泰朗 中村 熱接着貼合貼り紙

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6350320U (ja) * 1986-09-21 1988-04-05

Patent Citations (1)

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JPS6350320U (ja) * 1986-09-21 1988-04-05

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JP3033790U (ja) * 1996-05-31 1997-02-07 泰朗 中村 熱接着貼合貼り紙

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JPH0541760B2 (ja) 1993-06-24

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