JPH03190581A - 誘導電動機の制御方法 - Google Patents
誘導電動機の制御方法Info
- Publication number
- JPH03190581A JPH03190581A JP1327092A JP32709289A JPH03190581A JP H03190581 A JPH03190581 A JP H03190581A JP 1327092 A JP1327092 A JP 1327092A JP 32709289 A JP32709289 A JP 32709289A JP H03190581 A JPH03190581 A JP H03190581A
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- induction motor
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- secondary flux
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- 230000006698 induction Effects 0.000 title claims abstract description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 9
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims abstract description 25
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 abstract description 16
- 238000001816 cooling Methods 0.000 abstract description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 5
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Motor And Converter Starters (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、インバータを介して駆動される誘導電動機の
制御方法に関する。
制御方法に関する。
第2図はかかる制御装置の従来例を示すブロック図であ
る。
る。
同図において、変換装置lは電流制御回路11とインバ
ータの如き電力変換回路12を含む装置であり、誘導電
動機の各相の電流指令値ir〜i、′を与えて指令値ど
おりの電流を誘導電動機(単にモータともいう)2へ供
給するものである。
ータの如き電力変換回路12を含む装置であり、誘導電
動機の各相の電流指令値ir〜i、′を与えて指令値ど
おりの電流を誘導電動機(単にモータともいう)2へ供
給するものである。
座標変換器4は二次磁束座標系の諸量(it+i14”
)を固定子座標系の諸1 (tm l lb +
tc”)に変換するもので、二次磁束の推定位置を92
とすると次の(1)式に従い変換を行なう。
)を固定子座標系の諸1 (tm l lb +
tc”)に変換するもので、二次磁束の推定位置を92
とすると次の(1)式に従い変換を行なう。
・・・・・・(1)
ベクトル制御部はトルク指令値τ0と二次磁束指令値φ
2′を与えると、次の(2) 、 (3)式により一次
電流の二次磁束と平行な成分の電流指令値1.4と垂直
な成分の電流指令値i、′を演算する。
2′を与えると、次の(2) 、 (3)式により一次
電流の二次磁束と平行な成分の電流指令値1.4と垂直
な成分の電流指令値i、′を演算する。
i 、4” = −X φ? ・・・・
・・(2)(M;相互インダクタンス) iげ=τ1/φ? ・・・・・・(3
)演算回路5は(2)式を演算し、割算器6は(3)式
を演算する。また、演算回路7は次の(4)式によりす
べり周波数ω別を演算する。
・・(2)(M;相互インダクタンス) iげ=τ1/φ? ・・・・・・(3
)演算回路5は(2)式を演算し、割算器6は(3)式
を演算する。また、演算回路7は次の(4)式によりす
べり周波数ω別を演算する。
(R2;モータ2次抵抗)
そして、演算で求めたすべり周波数ωSQと、例えばパ
ルスエンコーダ3を用いて検出した電動機2の回転速度
ω2とを加算した値を積分器8によって積分し、二次磁
束の位置rtを推定する。なお、このような手法はベク
トル制御方式として良く知られているので、詳細は省略
する。
ルスエンコーダ3を用いて検出した電動機2の回転速度
ω2とを加算した値を積分器8によって積分し、二次磁
束の位置rtを推定する。なお、このような手法はベク
トル制御方式として良く知られているので、詳細は省略
する。
ところで、電動機では二次磁束゛φ2と、これに並行な
電流成分iHとの関係は一次遅れとなる。
電流成分iHとの関係は一次遅れとなる。
また、電動機発生トルクτは、
τ=φ2×iT ・・・・・・(
5)の如き関係にあるため、発生トルクも磁束が変化す
ると一次遅れとなり、指令通りのトルクを発生すること
ができない。特に、誘導電動機の運転開始時等では磁束
がない状態からのスタートとなるため、上記理由により
指令通りのトルクを発生できないことになる。
5)の如き関係にあるため、発生トルクも磁束が変化す
ると一次遅れとなり、指令通りのトルクを発生すること
ができない。特に、誘導電動機の運転開始時等では磁束
がない状態からのスタートとなるため、上記理由により
指令通りのトルクを発生できないことになる。
そこで、従来は以下のような予備励磁という機能を付加
して対処している。すなわち、運転開始時には第2図に
おいて磁束指令値φtのみを与え、トルク指令τ9は零
ホールドしておき、磁束指令値φ2”通りにモータ2次
位束が確立するまでこの状態を継続し、その後トルク指
令の零ホールドを解除し、通常運転に移行するものであ
る。
して対処している。すなわち、運転開始時には第2図に
おいて磁束指令値φtのみを与え、トルク指令τ9は零
ホールドしておき、磁束指令値φ2”通りにモータ2次
位束が確立するまでこの状態を継続し、その後トルク指
令の零ホールドを解除し、通常運転に移行するものであ
る。
なお、トルク指令値τ0の零ホールドはスイッチ9を切
り換えることにより行なう。
り換えることにより行なう。
上述の予備励磁を行う場合、モータは停止状態でτ9は
零ホールド状態、すなわち第2図において、ω2;ω5
Q=Oである。よって、積分器4の出力ψ2は任意の値
で固定となる。
零ホールド状態、すなわち第2図において、ω2;ω5
Q=Oである。よって、積分器4の出力ψ2は任意の値
で固定となる。
第3図にτ2を零ホールドし、φ?のみを与えた場合の
’11’2と各相電流との関係を示す。なお、この関係
は先の(1)式より求められる。ここで、例えばψ2=
0にて予備励磁を行った場合は、U相電流i、を1単位
量(pu)とすると、■相。
’11’2と各相電流との関係を示す。なお、この関係
は先の(1)式より求められる。ここで、例えばψ2=
0にて予備励磁を行った場合は、U相電流i、を1単位
量(pu)とすると、■相。
W相電流は−0,5(pu)の直流電流を流し続けるこ
とになる。
とになる。
一方、電力変換回路12は半導体素子、たとえばパワー
トランジスタにより電圧をオン、オフさせ所望の電流を
流すのであるが、上記(pz=0の場合の半導体の状態
は第4図の如くなる。すなわち、半導体素子TIはON
したままで1.(pu)の電流が流れ続け、素子T5.
T6もONしたままで0.5(pu)の電流が流れ続け
る。なお、その他の素子T2.T3.T4はOFFのま
まとなる。
トランジスタにより電圧をオン、オフさせ所望の電流を
流すのであるが、上記(pz=0の場合の半導体の状態
は第4図の如くなる。すなわち、半導体素子TIはON
したままで1.(pu)の電流が流れ続け、素子T5.
T6もONしたままで0.5(pu)の電流が流れ続け
る。なお、その他の素子T2.T3.T4はOFFのま
まとなる。
一般に、半導体素子は電流による発熱を有効に放熱でき
ないこと、当該半導体素子のジャンフシボン温度が所定
値以上になった場合は破損してしまうことなどの理由か
ら熱伝導の良好な材料を使用し、放熱面積が大きくなる
冷却フィンにこの半導体素子を設置して、発生熱をこの
冷却フィンに移すようにしている。また、半導体素子の
発熱量はON、OFFをくり返す周波数が小さいほど大
きく、上記予備励磁機能の様に直流電流を流そうとし、
素子を常に通電状態にした場合には最大となる。さらに
、その時の通電電流も第3図に示す様にr2の値によっ
て異なってくるため、全ての半導体素子について1 (
pu)の電流が流れ続けると仮定して、設計を行うこと
が必要になる。
ないこと、当該半導体素子のジャンフシボン温度が所定
値以上になった場合は破損してしまうことなどの理由か
ら熱伝導の良好な材料を使用し、放熱面積が大きくなる
冷却フィンにこの半導体素子を設置して、発生熱をこの
冷却フィンに移すようにしている。また、半導体素子の
発熱量はON、OFFをくり返す周波数が小さいほど大
きく、上記予備励磁機能の様に直流電流を流そうとし、
素子を常に通電状態にした場合には最大となる。さらに
、その時の通電電流も第3図に示す様にr2の値によっ
て異なってくるため、全ての半導体素子について1 (
pu)の電流が流れ続けると仮定して、設計を行うこと
が必要になる。
このように、半導体素子の発熱量が大きなものとなる口
止から、その放熱のために用いる冷却フィンが大きくな
ったり、あるいは1ランク上の半導体素子を用いなけれ
ばならない、など種々の問題が発生する。
止から、その放熱のために用いる冷却フィンが大きくな
ったり、あるいは1ランク上の半導体素子を用いなけれ
ばならない、など種々の問題が発生する。
したがって、本発明の目的は容量の大きな冷却フィンや
半導体素子を用いなくても済むようにすることにある。
半導体素子を用いなくても済むようにすることにある。
[課題を解決するための手段]
誘導電動機の一次電流を二次磁束に平行な成分と垂直な
成分とに分解し、各成分をそれぞれ指令値どおりとなる
ように制御して誘導電動機のトルク制御を行なうに当た
り、その運転開始時にはトルク指令値を零ホールドし、
二次磁束位置を所定位置に固定しておく。
成分とに分解し、各成分をそれぞれ指令値どおりとなる
ように制御して誘導電動機のトルク制御を行なうに当た
り、その運転開始時にはトルク指令値を零ホールドし、
二次磁束位置を所定位置に固定しておく。
(作用〕
運転開始時に二次磁束の位置を予め定めた所定位置に固
定しておくことにより、使用すべき冷却フィンや半導体
素子を選べるようにし、コストダウンを図る。
定しておくことにより、使用すべき冷却フィンや半導体
素子を選べるようにし、コストダウンを図る。
第1図は本発明の詳細な説明するためのブロック図であ
る。
る。
これは同図からも明らかなように、第2図に示すものに
対し積分器8の初期値を所定の値とするための設定回路
1oを付加した点が特徴である。
対し積分器8の初期値を所定の値とするための設定回路
1oを付加した点が特徴である。
すなわち、この設定回路10により、予備励磁を行う時
の92の値を常に所定の値に固定するものである。なお
、このとき、ωSQやω2の値は無視され、設定回路1
0がらの設定値のみで92が決められるようになってい
る。また、この設定値の選び方としては例えば、次の2
通りの方法が考えられる。
の92の値を常に所定の値に固定するものである。なお
、このとき、ωSQやω2の値は無視され、設定回路1
0がらの設定値のみで92が決められるようになってい
る。また、この設定値の選び方としては例えば、次の2
通りの方法が考えられる。
(1)3相電流がもっとも小さな値となる様にr2を選
ぶ方法、すなわち9つを30’ 90”150’、2
10’、270″ 330”のいづれかとなるように選
ぶ方法。
ぶ方法、すなわち9つを30’ 90”150’、2
10’、270″ 330”のいづれかとなるように選
ぶ方法。
(2)成る1相が常に大きくなる様にtP2を選ぶ方法
、すなわち、r!をO’、180° (U相がピーク)
か、120”、300’ (v相がピーク)か、また
は60° 240° (W相がピーク)のいづれかとな
るように選ぶ方法。
、すなわち、r!をO’、180° (U相がピーク)
か、120”、300’ (v相がピーク)か、また
は60° 240° (W相がピーク)のいづれかとな
るように選ぶ方法。
こうすれば、(1)の方法では成る相の電流値は0(p
u)で他の2つの相は約0.866(pu)となり、従
来よりも冷却フィンを小さくすることができる。また、
(2)の方法では1つの相の冷却能力のみを従来と同じ
く強化するが、他の2つについては従来の半分の電流値
となり、冷却フィンを小さくすることができる。
u)で他の2つの相は約0.866(pu)となり、従
来よりも冷却フィンを小さくすることができる。また、
(2)の方法では1つの相の冷却能力のみを従来と同じ
く強化するが、他の2つについては従来の半分の電流値
となり、冷却フィンを小さくすることができる。
従来は運転開始時における二次磁束の位置が一義的に決
まらないため、全半導体素子に最大の電流が流れるもの
と仮定して半導体素子や冷却フィンを選定しなければな
らず、このためコストアップとなる問題が生じていたが
、本発明によれば二次磁束の位置が固定されるため、そ
れに合わせて半導体子や冷却フィンを選ぶことができ、
コストダウンを図ることが可能となる。
まらないため、全半導体素子に最大の電流が流れるもの
と仮定して半導体素子や冷却フィンを選定しなければな
らず、このためコストアップとなる問題が生じていたが
、本発明によれば二次磁束の位置が固定されるため、そ
れに合わせて半導体子や冷却フィンを選ぶことができ、
コストダウンを図ることが可能となる。
第1図は本発明の詳細な説明するためのブロック図、第
2図は誘導電動機制御装置の従来例を示すブロック図、
第3図は二次磁束位置と各相電流との関係を説明するた
めの説明図、第4図は二次磁束位置が零のとき電力変換
回路の主回路を流れる各相電流の関係を示す回路図であ
る。 符号説明 ■・・・変換装置、2・・・誘導電動機(モータ)、3
・・・パルスエンコーダ、4・・・座tM変PAHH3
5、7・・・演算回路、6・・・割算器、8・・・積分
器、9・・・スイッチ、10・・・設定回路、11・・
・電流制御回路、12・・・電力変換回路、T1〜T6
・・・半導体素子。
2図は誘導電動機制御装置の従来例を示すブロック図、
第3図は二次磁束位置と各相電流との関係を説明するた
めの説明図、第4図は二次磁束位置が零のとき電力変換
回路の主回路を流れる各相電流の関係を示す回路図であ
る。 符号説明 ■・・・変換装置、2・・・誘導電動機(モータ)、3
・・・パルスエンコーダ、4・・・座tM変PAHH3
5、7・・・演算回路、6・・・割算器、8・・・積分
器、9・・・スイッチ、10・・・設定回路、11・・
・電流制御回路、12・・・電力変換回路、T1〜T6
・・・半導体素子。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)誘導電動機の一次電流を二次磁束に平行な成分と垂
直な成分とに分解し、各成分をそれぞれ指令値どおりと
なるように制御して誘導電動機のトルク制御を行なうに
当たり、 その運転開始時にはトルク指令値を零ホールドし、二次
磁束位置を所定位置に固定しておくことを特徴とする誘
導電動機の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1327092A JPH03190581A (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | 誘導電動機の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1327092A JPH03190581A (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | 誘導電動機の制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03190581A true JPH03190581A (ja) | 1991-08-20 |
Family
ID=18195204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1327092A Pending JPH03190581A (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | 誘導電動機の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03190581A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01110081A (ja) * | 1987-10-22 | 1989-04-26 | Kawasaki Steel Corp | 誘導電動機のベクトル制御駆動装置における起動方法 |
-
1989
- 1989-12-19 JP JP1327092A patent/JPH03190581A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01110081A (ja) * | 1987-10-22 | 1989-04-26 | Kawasaki Steel Corp | 誘導電動機のベクトル制御駆動装置における起動方法 |
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