JPH03190551A - 電磁回転機 - Google Patents

電磁回転機

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Publication number
JPH03190551A
JPH03190551A JP32601489A JP32601489A JPH03190551A JP H03190551 A JPH03190551 A JP H03190551A JP 32601489 A JP32601489 A JP 32601489A JP 32601489 A JP32601489 A JP 32601489A JP H03190551 A JPH03190551 A JP H03190551A
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JP
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magnetic
armature
rotor
magnet rotor
armature coil
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JP32601489A
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Inventor
Itsuki Ban
伴 五紀
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Secoh Giken Co Ltd
Original Assignee
Secoh Giken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 回転速度に比例し、しかも電圧リプルとノイズの無い発
電機(タコジェネレータ)若しくは出力トルクリプルの
ない直流電動機として利用されるものである。
〔従来の技術〕
本発明の装置に類似した構成の技術は数多(提案されて
いるが、理論的に錯誤があるものが多(、実用化された
例はない。例えば、特開昭33−g’?9//号に記載
された技術がある。
〔本発明が解決しようとしている課題〕第1の課題 複数相の発電機は、その直流出力にリプル電圧を含んで
いるので回転数に比例した直流出力な得ることかできな
く、リプル電圧をコンデンサで平滑化すると時間お(れ
が発生して、回転速度の変化に正確に追随した電圧が得
られなく、タコジェネレータとして使用する場合の欠点
となる問題点がある。
第2の課題 複数相の直流電動機、特にブラシレス直流電動機の場合
には相数が少ないので、トルクリプルと電磁ノイズと機
械振動を発生する問題点がある。
第3の課題 ブラシレスの発電機、直流電動機の場合には、整流装置
が半導体回路となり、高価となり、相切換時の電磁ノイ
ズが発生する問題点がある。又機械振動を発生する欠点
がある。
第qの課題 直流電動機の場合に、ブラシレスの電動機としたときK
、相数は1〜3相となるので、相切換のときの電機子コ
イルの磁気エネルギの消滅と蓄積に時間を要する◇ 従りて高速度とすると5反トルクの発生が増大し、回転
速度の上昇に限界があり、又効率を劣化せしめる問題点
がある。高速度(毎分10万回転以上)とすると鉄損が
増大し、発熱量が増大し、効率も劣化する問題点がある
第3の課題 電機子コイルの磁気エネルギの消滅と蓄積による鉄損が
あり、効率が劣化する問題点がある。
高速度となると前述したように大きい問題点となるO 〔課題を解決する為の手段〕 第1の手段 両側の回転面がそれぞれN、S極に一様に磁化されると
ともに、回転軸が軸受により支持された円板状のマグネ
ット回転子と、左右の側板が平板状で、これ等がそれぞ
破弓グネット回転子のN。
S磁極に所定距離の空隙を介して対向し、外周部が閉じ
られた磁路を構成する磁性体により作られた外筺と、マ
グネット回転子の磁極に対向する側板の円周面にそって
設けられた複数個の空孔と、板状の磁心に捲着された複
数個の電機子コイルと、該磁心の両端を前記した空孔の
円周方向の端面に固定して磁路を閉じるとともに、電機
子コイルの1辺のコイル部分をマグネット回転子の磁極
面に所定の空隙を介して対向し、回転方向と直交するよ
うに、更に又電機子コイルの外側部に空孔を残存して配
設する手段と、側板の内側面において。
前記した電機子コイルの1辺のコイル部分を囲んで磁路
が閉じられるように1両側の磁路開放端となる部分が側
板に接続され、磁路開放端となる部分の中間部の外側の
平坦部が僅かな空隙を介してマグネット回転子の磁極に
対向するコ型の磁心と、マグネット回転子のN極の磁束
が、コ型の磁心と左右の側板を通ってマグネット回転子
のS磁極で閉じる第1の磁路ならびに電機子コイルの通
電による磁束が、前記した板状の磁心とコ型の磁心を通
って閉じる第一の磁路が磁気的忙飽和しない為の充分な
大きさの断面積で構成される手段と、マグネット回転子
が駆動源により回転されたときK、複数個の電機子コイ
ルに誘起される回転子の回転速度に比例する誘導電圧が
厳葺=工得られる各電機子コイルの直列接続体の導出端
子若しくは各電機子コイルに所定の値の通電を行なって
、マグネット回転子に1方向の出力トルクを発生せしめ
る直流電源のいづれかとにより構成されたものである。
第一の手段 両側の回転面がそれぞれN、S極に一様に磁化された円
環状のマグネット回転子と、磁性体で作られたカップ状
の底面中央部に端部が固定された回転軸を備えた回転子
と、磁性体で作られたカップ状の底面中央部に軸受が設
けられた固定電機子と、該固定電機子の開口部と回転子
の開口部が対向し、前者の外側円筒部と後者の外側円筒
部の対向面が僅かな空隙を介して対向するように、又回
転子の底面に1つの磁極回転面が固着されたマグネット
回転子の他の1つの磁極回転面が、固定電機子の底面と
所定の距離の空隙を介して対向して、マグネット回転子
のN、S磁極の磁路な閉じるように、前記した回転軸を
軸受により支持する手段と、マグネット回転子の磁極に
対向する固定電機子の円周面にそって設けられた複数個
の空孔と、板状の磁心に捲着された複数個の電機子コイ
ルと、該磁心の両端を前記した空孔の円周方向の端面に
固定して磁路な閉じるとともに、電機子コイルの7辺の
コイル部分をマグネット回転子の磁極面に所定の空隙を
介して対向し5回転方向と直交するように、更に又電機
子コイルの外側部に空孔を残存して配設する手段と、固
定電機子の内側面において、前記した電機子コイルの1
辺のコイル部分を囲んで磁路が閉じられるように、両側
の磁路開放端となる部分が固定電機子に接続され、磁路
開放端となる部分の中間部の外側の平坦部が僅かな空隙
を介してマグネット回転子の磁極に対向するコ型の磁心
と、マグネット回転子のN極の磁束が、コ型の磁心と固
定電機子と回転子の外側円筒部の対向面と回転子を通り
℃マグネット回転子の8磁極で閉じる第1の磁路ならび
に電機子コイルの通電による磁束が、前記した板状の磁
心とコ型の磁心を通つて閉じる第一の磁路が磁気的に飽
和しない為の充分な大きさの断面積で構成される手段と
、回転子が駆動源により回転されたときに、複数個の電
機子コイルに誘起される回転子の回転速度に比例する誘
導電圧が施奔基(得られる各電機子コイルの直列接続体
の導出端子若しくは各電機子コイルに所定の値の通電を
行なって、回転子に/方向の出力トルクを発生せしめる
直流電源とにより構成されたものである。
〔作用〕
前述した問題点となる第1〜第5の課題は、周知の/相
、2相、3相の電動機の共通の欠点である。これは相の
概念がある為の問題とも考えられる0 J、、2./、0の概念から推定されることは、相の概
念より脱出してO相即ち無相の電動機とすることにより
、上述した問題点が除去されるものである。
本発明装置は、無相の電動機を構成して、第1〜第5の
課題を解決したものである。
次にその作用を説明する。
電機子コイルには常に/方向の通電が設定値で行なわれ
ているので、相切換が無(、電機子コイルの磁気エネル
ギの大きい出入がない。
従って、発電機として使用した場合に、回転速度圧正確
に比例した応答性の良い電圧出力が得られる作用がある
ので第1の課題が解決される〇電動機として使用した場
合には、同じ理由により、トルクリプルがな(、電気的
若しくは機械的振動が除去されるので第一の課題が解決
される。
相切換をする整流装置が不要なので、その為のホール素
子を含む半導体制御回路が不要となり、直流電源より電
機子コイルに通電するのみでマグネット回転子の駆動力
を得る電動機を得ることができる。
上述した事情は発電機の場合も同様である。
従って第3の課題が解決される。
電機子コイルに蓄積された磁気エネルギの増減がないの
で、/般の電動機の場合のように通電を断りたときの磁
気エネルギの放出による反トルクの発生がない。
従って、高速度(毎分/θ万回転以上)の電動機を得る
ことができるので、第ダの課題が解決される作用がある
電機子コイルに磁心があるが、これを通る磁束量に変動
がないので、鉄損がな(、効率の良好な電動機を得るこ
とができる。
従って、第5の課題を解決する作用がある。
〔実施例〕
第1図以降の実施例について本発明装置の詳細を説明す
る。図面の同一記号のものは同一部材を示しているので
、それ等の重複した説明は省略する。
第1図(a)は、本発明装置のマグネット回転子qと電
機子コイル&aの説明図である。これ等の部材は第一図
において同一記号で示されているものである。マグネッ
ト回転子ダは円環状で、中央空孔には、プラスチック材
が充填され、その中央部に回転軸l(第2図示)が固定
されている。
マグネット回転子ダの上面は、−様KN極に磁化され、
下面は同じ(S極に磁化されている。
点線で示す記号!faは電機子コイルで、方形に捲回さ
れている。矢印7a、りす、7cは、磁力線を示してい
る。
第1図(b)は電機子コイルja、磁力線7a、7b、
りCを拡大して示したものである。
電機子コイルjaは、図示のように、下側と上側の部分
が、マグネット回転子ダの径方向即ち回転方向に対して
直交することとなり、両側部は磁極面に垂直となりてい
る。
マグネット回転子ケか矢印A方向に回転したときに、電
機子コイル!aに誘起される誘起電圧の方向は、矢印ざ
a、tb、Ic、!1dの方向となる。矢印ざaの方向
の電圧に対し、他の辺に発生する誘導電圧はすべて反対
方向である。
下側のコイル部分を貫挿する磁束量と他の部分のコイル
を貫挿する磁束量は等しいので、電機子コイルの誘起電
圧は消滅する。
電機子コイル&aに矢印ffaと反対方向に通電した場
合に、マグネット回転子ダを矢印A方向にできるもので
ある。
第1図(c)において、電機子コイル&aを第1図価)
の矢印Q方向よりみた図が電機子コイルjaとなってい
る。
電機子コイルjaは記号Sで示す磁性体に捲着されてい
る。打点部は空孔である。
磁性体Sの下方の突出部には、マグネット回転子ダのN
極面が僅かな空隙を介して対向している。
電機子コイル5aK通電したときの磁束は、矢印2Jr
s、23bに示す方向となるが、矢印naの磁束は磁路
が閉じられているので著しく太き(、点線矢印23bの
磁束は著しく小さくなる。
マグネット回転子qのN極の磁路は、矢印211a。
211bとなり、磁性体Sを通って8極で閉じられてい
る。
矢印23hと矢印211aの磁束は、磁性体Sの下部に
おいて右側で加算されて増大し、左側では減算されて減
少する。
従りて、マグネット回転子ダは矢印り方向の駆動トルク
を発生する。このときに、矢印JJt)の磁束は矢印2
11h、24’bの磁束と加、減算されて反トルクを発
生するが、矢印23bの磁束が著しく小さいので無視で
きる程度のものとなり問題はない。
本発明装置は、第1図(c)の手段により、目的を達成
したものである。
次にその詳細を説明する。
第2図において、軟鋼板をプレス加工して作られたカッ
プ状の外筺Jaの底面中央部に嵌着された円筒部には、
軸受(摺動型)、71)が設けられる。
軟鋼板をプレス加工して作られた上側の外筺コの外周部
は、図示のように外筺コa&C嵌着されている0外筺コ
の中央部に嵌着された円筒部には軸受3aが設けられ、
軸受3ts、3bには、回転軸lが回動自在に支持され
る。
回転軸lには、円板状のマグネット回転子ダの中央部が
固定される。マグネット回転子qの上面はS極に、下面
はN極に一様に磁化されている。
マグネット回転子ダの中央の斜線部はスペーサで、マグ
ネット回転子ダの上部の回転面(S極)と外筺コの内側
との空隙長及び下部の回転面(N極)と外筺2aの内側
との空隙長を所定値に保持する為のものである。記号9
aの内側部はプラスチックで充填されている。
記号りは、回転軸lに矢印Cで示す連結部材により連結
された負荷である。この場合は直流電動機として作動す
る場合である。
又発電機(タコジェネレータ)として作動する場合には
、記号7は回転速度に比例する電気信号を得る目的の駆
動源となるものである。
矢印B方向よりみた固定電機子となる外筺2a。
電機子コイルja、&b、・・・(点線で示す)が第3
図(a)に示される。
第3図(a)において、電機子コイル5aのある部分の
点線ざaより下方の打点部は空孔である。他の電機子コ
イルSb、!;a、!;dのある部分にも同形の空孔が
設けられている。
この空孔が、第3図(1))に記号Q!r a 、 Q
3 b 、・・・とじて示されている〇 電機子コイル&a、jb、・・・は、互に?θ度度量間
て磁路となる電機子2已に固定されているO軟鋼板磁心
/2ts、/コb、/Jc、/コdに捲回された電機子
コイルの固定手段はすべて同じなので、電機子コイルj
aを例として次に説明する。
点線!c、llbは、マグネット回転子ダの内側と外側
を示している。第3図(1+)は、第3図(a)の電機
子コイル!a、jb、・・・と軟鋼板磁心/2a、/J
b、・・・を除去した図面で、空孔#a 、 #b 、
・・・は方形となり、打点部/(7a 、 10b 、
・・・は突出した段部で、電機子磁心となる外筺コaの
表面より低(なっている。
第を図(a)を矢印F方向より見た図が第9図(b)で
あるO第9図(a) 、 (t))において、軟鋼板磁
心/2aに電機子コイル!raが捲着固定されている。
記号/3c、/3dは電機子コイル&aの両端子である
O 第を図(c)は、第9図(a)を矢印G方向よりみた図
である。第9図(a)(b)(c)につき更に詳細を説
明するO磁心/2aの両側は第9図(a)の点線//b
、//cの部分で直線状の段部となりている・記号//
aの部分は、記号//1)の部分より外側に突出してい
る。
直線状の段部//cの部分も同じ構成となっている。
段部//b、//Qを利用して、又電機子磁心2aの空
孔おaの突出段部/θa、10bを利用して上方より圧
入固定する。
本実施例では、段部//b 、//c 、10a、10
bを利用して、磁心/Jaを固定したが他の周知の手段
でもよい。
他の電機子コイル&b、jc、54も同じ手段により、
磁心/2b、/2a 、/Jdを介して電機子磁心コa
の空孔ab 、xc 、、uaに固定される。
磁心/2aの下側(内側部)には、コ型の磁心12の磁
路開放端が密着固定されている。密着固定手段は周知の
いかなる手段でもよいが、磁路が完全に空隙なしに閉じ
られる必要がある。
電機子コイルjaに通電したときの磁束の方向は、矢印
23a、2Jbで示されている。又マグネット回転子ダ
のN極の磁束は、矢印2’la、21bで示されている
コ型の磁心/2の中間部の外側面は平坦となり、れ、電
機子コイル3aを磁心/コaに捲着した後に、コ型の磁
心12の磁路開放端を密着固定する。
矢印ua 、23b、211a、コ411)で示す磁束
は、第1図(C)で説明した同一記号の磁束と全く同じ
作用を行ない、マグネット回転子ダを矢印り方向に駆動
するトルクが得られる効果が得られる。
電機子磁心となる外筺コ、コa、磁心/Ja、/2b、
・・・は、他の周知の手段例えば珪素鋼の粉末を焼結成
型して作ることもできる。
磁心/2 a + /21) *・・・を捲着した電機
子コイルとともに電機子磁心λaの外側部に嵌着する。
次にカッタ作業により、第3図(a)の直線ffb、f
fc部を外側より切除して、空隙部9a、Wb、・・・
を作成スル。従って、第弘図(e)に拡大して示されて
いるようK、マグネット回転子ダのN極の磁束は、磁心
/2aを通り、矢印J、にで示すように、外筺2aを通
って、反対側のS極で閉じられる。
又外筺Jaに直接に入る磁束は、矢印M、Rで示すよう
に通って反対側のS極で閉じられる。
磁心/Jaを通り、矢印りで示す方向の磁束は、電機子
コイル5aの上面と側部の1辺を通るので反トルクを発
生するが、本発明装置では、この磁束は除去され、反ト
ルクの発生が抑止される◇その理由を次に説明する。
第1の理由は、空隙部9aの存在で、磁気抵抗が著しく
太き(なっている。
第2の理由は、磁心/2a、外筺、2aの矢印J。
K、M、Rの磁路の断面積を太き(して、磁気飽和のな
いように構成したことである。
第3の理由は、電機子コイル5aによる磁束は矢印23
aと2.30となるが、矢印3aの磁束の磁路は磁性体
により閉じられているので、磁束量は著しく大きくなり
、矢印23F)の磁束量は著しく小さ(なり、反トルク
の発生が抑止されることである◎他の電機子コイルにつ
いても上述した事情は全(同様である。
上述した反トルクの発生を防止する為には、矢印23a
の磁束の通る磁路及び矢印241a、241)で示す磁
束の磁路の断面積を充分大きくして磁気飽和を防止する
必要がある。
以上述べた理由により、反対方向のトルク若しくは反対
方向の誘起電圧は発生しないので、マグネット回転子q
を駆動源7により回転すると、その回転速度に比例する
信号電圧が得られる発電機となり、又電機子コイルに通
電すると、マグネット回転子lはl方向のトルクを発生
して直流電動機となる。
電機子コイルja、&b、・・・を第S図に示すように
直列に接続すると、端子/j a + /j bよりマ
グネット回転子ダの回転速度に比例する電圧が得られて
、タコジェネレータとして有効な手段となる。
又端子/3a、/、?bに直流電圧を印加すると、マグ
ネット回転子グは印加電圧に対応した駆動トルクで回転
する直流電動機となる。
電動機の場合には、電機子コイルは直列接続でな(、並
列接続を付加することがよい。
又コイル巻線の径を大きくして銅損を減少することがよ
い。タコジェネレータの場合には、細線を巻いて、ター
ン数を多くすることがよい。
本実施例では、電機子コイルは片側ダ個となっているが
、目的に応じて電機子コイルの数を増減することができ
る。
第2図の矢印6a、Abで示す位置に空孔(空孔xh、
zsb、・・・K対応するもの)を設け、これに電機子
コイル9個を第9図(a)に示す手段と同じ手段により
設けると、発電電圧若しくは出力トルクを倍加すること
ができる。
次に第7図(d)に示す実施例につき説明する。
第9図(d)において、第9図(C)の12tsは左右
に少し延長されて長くなりている。
電機子磁心となる外筺、2aの内側に磁心/2ts、の
両端が密着固定されている。
コ型の磁心12の磁路開放端は、前実施例と同じく磁心
/Jaに密着固定され、中間部はマグネット回転子qの
N極面は僅かな空隙を介して対向している0コ型の磁心
/、2の磁路開放端を、磁心/、2aのも 両側の空孔に圧入固定する手段を採用するこiできる0
磁束Jja、コ3b、コtIa、24’bは、前実施例
と全(同様な作用を行なうので、マグネット回転子ダは
、矢印り方向の正トルクのみ罠より駆動され本発明の目
的が達成されるものである。発電機として使用した場合
の作用効果も同様である0次に第7図(f)の実施例に
ついて説明する。
第7図(f)は、電機子コイルjaとsbの部分のみの
展開図で、他の部分も同じ構成となりているO磁心/、
2a 、 /Jb 、・・・を電機子磁心となる外筺2
aに段部//c 、 //b 、 //cl 、 //
eにより固定する手段は、第7図(a)の場合と全く同
様であるが、コ型の磁心12の部分が異なり、この部分
が記号コロの磁性体で示されている。
第7図(f)において、磁性体26は円環状で、電機子
コイルの下側が収納される凹部が設けられているO 磁心/Ja、/コb、・・・を外筺λaに装着した後に
、磁性体=6を外筺2aに接合部J4aにおいて、周知
の手段により密着固定して、磁路を閉じる。磁性と同様
な作用を行なうので、マグネット回転子ダを矢印り方向
に駆動する電動機となる。
発電機として利用できることも前実施例と同様である。
本発明装置を発電機若しくは電動機として構成した場合
の特徴を次に説明する。
電機子コイルには、常に/方向にl定の電流が流れてい
るので、蓄積されている磁気エネルギの変化がない。
従りて、電動機の場合にはトルクリプルのない出力トル
クが得られ、発電機の場合には、電圧リプルな含まない
回動速度に比例する電圧出力が得られる特徴がある。又
速度変動のある場合には、応答性の早い電圧出力が得ら
れる特徴があるので、タコジェネレータとして有効な技
術を供与できる。
ゾラシレスの構成となり、電機子コイルの通電制御の為
の電子回路が不要となるので小型廉価で耐熱性のある発
電機若しくは電動機が得られる。
」 又/、 j /ルトの印加電圧で、即ち低電圧駆動の電
動機が得られる。
電機子コイルの通電の切換の為の整流装置が不要となる
特徴がある。
電機子コイルの磁気エネルギの蓄積と放出がないので、
高速度でも反トルクの発生がな(、効率の良好な高速電
動機が得られる。又鉄損がないので効率が良好となる。
電機子電流が変化な(、又その方向も変らないので、電
磁的なノイズと機械振動の発生が除去される特徴がある
電動機の場合に、複数個ある電機子コイルの1個を発電
コイルとして使用し、他をトルク発生のコイルとするこ
とにより、発電コイルの出力により電機子コイルの通電
制御を行なうことができるので、定速制御を行なうこと
ができる。発電コイルの出力は時変おくれがないので、
正確で応答性の良好な定速制御となる特徴がある・ 第3図(a)の点線Sθで示した位置に、小型の電機子
コイルを他の電機子コイルと同じ手段により設け、電機
子コイルSeを発電コイルとして、回転速度に比例した
電気信号を得ることができる。
他の電機子コイル9個を駆動トルク発生のコイルとして
使用し、電機子コイル5eの出力信号により定速制御を
行なうことができる。
上述した手段によると、出力トルクを減少しないで定速
制御を行なうことのできる効果がある。
本発明装置を変形して電動機若しくは発電機として構成
したものが第6図に断面図として示されている。
第6図において、軟鋼板をプレス加工して作られたカッ
プ状の回転子/ffaの底面には、マグネット回転子/
9のS極面が貼着されている。マグネット回転子/qは
円環状で、7つの回転面がS極に、他の回転面がN極に
一様に磁化されている。
回転子/&aの底面中央部には、回転軸lが固定される
。軟鋼板をプレス加工して作られたカップ状の基板とな
る電機子/gbの底面の中央部には、金属スリーブ22
が嵌着され、その内部にボール軸受J/a、2/bが固
定され、回転軸/はI−ル軸受、2/ a 、 J/ 
bにより回動自在に支持される。
電機子/ffりには、点線ja、&b、・・・で示すよ
うに電機子コイルが装着されている。電機子コイルは9
個で、第3図(a)(b)及び第9図(a)(b) −
(f)について前述した手段と同様な手段により電機子
1gbに装着されているので、説明は省略する。
基板/ff1)は固定電機子となるものである。
電機子1gbの底面とマグネット回転子19ON極回転
面とは所定の空隙長となり、各電機子コイルは、第を図
(al+1))・・・、(f)についぞ説明した手段に
より、電機子/gbの円周部にそって装着されている。
電機子1gbと回転子/gaの外周円筒面は、僅かな空
隙を介して対向し、それぞれの開口部も対向している。
マグネット回転子/qのN極の磁束は、電機子コイルの
部分、電機子/jlb、電機子/gbと回転子/gaの
外周円筒部の空隙、回転子/ざaを通ってS極において
閉じられる。
各電機子コイルに設定された方向の通電を行なうことに
より、マグネット回転子19に1方向の駆動トルクを発
生して直流電動機として回転する。
電動機としての作用効果は、第2図の実施例と全(同様
である。マグネット回転子/qは電機子/ざbにより、
下方の磁気吸引力を受けるので小型の電動機として利用
することが好ましい。
回転軸lを駆動源により駆動すると、電機子コイルja
、jb、・・・には起電力が発生するので。
これ等を加算して、端子より導出すると、導出電圧は駆
動源の回転速度に比例するので、タコジェネレータとし
て利用できる。この場合の作用効果は、第2図の実施例
と全(同様である。
第6図において、矢印P方向よりみた図面は、第3図(
atと同じものとなる。反対側の電機子コイルAa、 
6b、・・・の装着部はな(、その代りに磁路を閉じる
為の回転子/gaとその外側の円筒部/g−lと、これ
に空隙を介して対向している電機子/gbの外側の円筒
部/g−2が設けられている0記号9a、9cで示す空
孔(打点部)は、第3図(a)の同一記号の空孔と同じ
もので、その作用効果も同じである。
セ斂末; 第9図(e)に戻り、更に説明を付加する。
第9図(e)において、電機子コイル3aに通電すると
、その磁束は、3つの磁路に分れて通ることになる。
第1の磁路は、第9図(、i)のコ型の磁心/2を通る
矢印Naの磁束の磁路、第2の磁路は、第9図(e)の
矢印Nで示されるもので、磁心/2hを通り、外筺−a
を通り、反対側の外筺コで閉じられる磁路、第3の磁路
は、矢印Sで示すもので、磁心タコa。
/L2b 、 /2c 、 /26と外筺2aを通って
1周する磁路である。
コ型の磁心/2を通る第1の磁路の磁束は前述したよう
に出力トルク発生に有効な磁束となるが、第2、第3の
磁路な通る磁束は出力トルクに無関係な無効な磁束とな
っている0 第1の磁路の磁気抵抗は最も小さ(、第2.第3の磁路
の磁気抵抗は順次に太き(なりている。
他の電機子コイルについても事情は全く同じである。従
って、電機子コイルの所要電力の月位は無効な電力とな
る〇 か−る問題点を改良する為には次の手段がよい。
即ち外筺コと、2aの磁気抵抗を太き(する為に軟鋼粉
末を混入したプラスチック成型体により、外筺コaと2
を構成する。
軟鋼粉末の混入量を調整することにより、外筺コと2a
の導磁率を、コ型の磁心/2のそれより小さ(できるの
で、出力トルクに寄与する磁束を太き(できる作用効果
がある。
このときに、第9図(e)の矢印にの磁束量は減少して
、出力トルクを減少するので、外筺コとJaの導磁率を
余り小さくすることはできない。
発電機として使用した場合にも上述した事情は同様であ
る。
〔効果〕
第1の効果 電動機の場合には、トルクリプルのない平坦な出力トル
クが得られる。発電機の場合には、応答性の早い回転速
度に比例す委電圧出力が得られる。
第2の効果 整流装置が不安となり、ゾ2シレスとなり、又電機子電
流制御の為の通電制御回路が除去される。
従って、廉価となる。
第3の効果 反トルクの発生がないので、高速度電動機を得ることが
できる。
第9の効果 鉄損がなく、反トルクの発生もないので効率の良好な電
動機若しくは発電機を得ることができる。
第Sの効果 電機子コイルの通電量は変化な(、又通電方向も変らな
いので、電磁ノイズと機械振動が著しく小さくなる。
第6の効果 第9図(0)(4)(e)について説明した理由により
、出力トルク若しくは発電出力を増大せしめることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置のマグネット回転子によるトルク
発生と発電電圧発生の原理の説明図、第2図は、本発明
装置の構成の説明図、第3図は、第2図の装置を矢印B
方向よりみた平面図、第1図は、電機子コイルの構成の
詳細な説明図、第S図は、電機子コイルの電気回路図、
第6図は、本発明装置の他の実施例の構成の説明図をそ
れぞれ示す。 l・・・回転軸、 コr J a r 1g b・・・
外筺及び電機子、 /ざa ”’回転子、 Ja、、?
b、、2/a、2/b・・・軸受、 ! 、 /q・・
・マグネット回転子、 !ra。 tb、・・・        ・電機子コイル、  7
・・・駆鋤源若しくは負荷、 g a + t b *
・・・通電方向、7eb、7b、=・磁力線の方向、 
 qa、9b。 −−−2!; a 、 B b 、 ・”空孔、 /2
a、/2b、−磁心、/、? a r /、? b B
+端子、 、t 、 21.・・・磁性体、 23&。 !、7b 、 211a、 2ダ’b −・・磁束の方
向、 Aa、6b−電機子コイルの位置を示す矢印、 
10a、 10b 。 ・・・突出段部、 //c 、 //b、 //d 、
 //e”・段部の境界線、 //a・・・突出部、 
/2・・・コ型の磁心、第 l 図(4) 第 1回(O $ l tも3rc) yc 第3 8 (≦2) 粛 図(e) 第4 図(f) 第 第 回

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)両側の回転面がそれぞれN、S極に一様に磁化さ
    れるとともに、回転軸が軸受により支持された円板状の
    マグネット回転子と、左右の側板が平板状で、これ等が
    それぞれマグネット回転子のN、S磁極に所定距離の空
    隙を介して対向し、外周部が閉じられた磁路を構成する
    磁性体により作られた外筺と、マグネット回転子の磁極
    に対向する側板の円周面にそって設けられた複数個の空
    孔と、板状の磁心に捲着された複数個の電機子コイルと
    、該磁心の両端を前記した空孔の円周方向の端面に固定
    して磁路を閉じるとともに、電機子コイルの1辺のコイ
    ル部分をマグネット回転子の磁極面に所定の空隙を介し
    て対向し、回転方向と直交するように、更に又電機子コ
    イルの外側部に空孔を残存して配設する手段と、側板の
    内側面において、前記した電機子コイルの1辺のコイル
    部分を囲んで磁路が閉じられるように、両側の磁路開放
    端となる部分が側板に接続され、磁路開放端となる部分
    の中間部の外側の平坦部が僅かな空隙を介してマグネッ
    ト回転子の磁極に対向するコ型の磁心と、マグネット回
    転子のN極の磁束が、コ型の磁心と左右の側板を通って
    マグネット回転子のS磁極で閉じる第1の磁路ならびに
    電機子コイルの通電による磁束が、前記した板状の磁心
    とコ型の磁心を通って閉じる第2の磁路が磁気的に飽和
    しない為の充分な大きさの断面積で構成される手段と、
    マグネット回転子が駆動源により回転されたときに、複
    数個の電機子コイルに誘起される回転子の回転速度に比
    例する誘導電圧が得られる各電機子コイルの直列接続体 の導出端子若しくは各電機子コイルに所定の値の通電を
    行なって、マグネット回転子に1方向の出力トルクを発
    生せしめる直流電源のいづれかとにより構成されたこと
    を特徴とする電磁回転機。
  2. (2)両側の回転面がそれぞれN、S極に一様に磁化さ
    れた円環状のマグネット回転子と、磁性体で作られたカ
    ップ状の底面中央部に端部が固定された回転軸を備えた
    回転子と、磁性体で作られたカップ状の底面中央部に軸
    受が設けられた固定電機子と、該固定電機子の開口部と
    回転子の開口部が対向し、前者の外側円筒部と後者の外
    側円筒部の対向面が僅かな空隙を介して対向するように
    、又回転子の底面に1つの磁極回転面が固着されたマグ
    ネット回転子の他の1つの磁極回転面が、固定電機子の
    底面と所定の距離の空隙を介して対向して、マグネット
    回転子のN、S磁極の磁路を閉じるように、前記した回
    転軸を軸受により支持する手段と、マグネット回転子の
    磁極に対向する固定電機子の円周面にそって設けられた
    複数個の空孔と、板状の磁心に捲着された複数個の電機
    子コイルと、該磁心の両端を前記した空孔の円周方向の
    端面に固定して磁路を閉じるとともに、電機子コイルの
    1辺のコイル部分をマグネット回転子の磁極面に所定の
    空隙を介して対向し、回転方向と直交するように、更に
    又電機子コイルの外側部に空孔を残存して配設する手段
    と、固定電機子の内側面において、前記した電機子コイ
    ルの1辺のコイル部分を囲んで磁路が閉じられるように
    、両側の磁路開放端となる部分が固定電機子に接続され
    、磁路開放端となる部分の中間部の外側の平坦部が僅か
    な空隙を介してマグネット回転子の磁極に対向するコ型
    の磁心と、マグネット回転子のN極の磁束が、コ型の磁
    心と固定電機子と回転子の外側円筒部の対向面と回転子
    を通ってマグネット回転子のS磁極で閉じる第1の磁路
    ならびに電機子コイルの通電による磁束が、前記した板
    状の磁心とコ型の磁心を通って閉じる第2の磁路が磁気
    的に飽和しない為の充分な大きさの断面積で構成される
    手段と、回転子が駆動源により回転されたときに、複数
    個の電機子コイルに誘起される回転子の回転速度に比例
    する誘導電圧が得られる各電機子コイ ルの直列接続体の導出端子若しくは各電機子コイルに所
    定の値の通電を行なって、回転子に1方向の出力トルク
    を発生せしめる直流電源とにより構成されたことを特徴
    とする電磁回転機。
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